lomography and snap competition

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14 HOW TO BE A SPECIALIST OF DOUBLE-EXPOSURE 多重露光マスターになる ! SNAP! × LOMOGRAPHIC SOCIETY INTERNATIONAL PRESENT 世界のロモグラファー 51人の多重露光ギャラリー ロモカメラやトイカメラはとっても使いやすいカメラで、感性の赴くままに撮影す るだけで、とても雰囲気のある写真を撮ることができます。でも、中には基本を知 らないと撮ることができない写真もあります。その最たるものが「多重露光」ではな いでしょうか。多重露光は、1 枚の写真に 2 回以上シャッターを切って像を重ねると いうテクニックです。フィルムを巻き上げるのを忘れて多重露光をしてしまうことは あるものの、敢えて「多重露光をしよう!」と決意しなければ、なかなか撮影する機 会はありません。そして、多重露光の基本的な仕組みを知らないと、全くイメージ通 りにならず、二度と多重露光をやろうとは思わなくなってしまう恐れがあります。 なぜ多重露光が難しいかというと、まず純粋に技術的な問題があるでしょう。黒 い部分には像が乗りやすいとか、フィルム感度と露出のバランスを少しは気にしない といけないとか。でも、これは大した問題ではありません。本当のポイントは、日 常の風景をわざと壊し、自分のイメージの中にしかない風景を創り出す作業だから、 ということでしょう。そう、この世には存在しない世界を多重露光の写真は創造して しまうのです。つまり、写真をかわいく撮ろうとか、良い笑顔の写真を撮ろうという ような発想とは根本的に違うもので、どちらかと言えば、多重露光は絵を描く作業 に近いものではないでしょうか。だからこそ、脳みそはフル回転。イマジネーション もフル回転。写真を撮るという行為が全く新しい次元へと飛躍するのです。 今回、SNAP! では多重露光の基本的な部分をお伝えしたいと思っています。それで もきっと、やり甲斐がものすごいテクニックだと伝わるはずです。ぜひ、みなさんも多 重露光で感性を爆発させてみてください。きっとビックリするくらい楽しいと思います! alarm 1. 興味のあるものならなんでも!2. LC-A。とにかく一番大好きなカメラだから。 3. 普段は最初のレイヤーは ASA200 で撮影して、2 番目のレイヤーは ASA400 を使いま す。 4. 最初のレイヤーはエジンバラ(スコットランド)で撮影して、2 番目のレイヤーはパリで撮りました。ふたつの街がひとつのフレームで重なるところが好きです。 5. 22 Newcastle, UK ロモインターナショナル WEB との連動企画です 多重露光といえばロモグラファーの定番テクニック。ならば、世界中のロモグラファーさんはどんな方法で多 重露光を楽しんでいるのでしょうか。そこで LOMOGRAPHIC SOCIETY INTERNATIONAL さんのご協力 のもと、大々的にアンケート & 作品投稿を企画しました。驚きのテクニックをとくとご覧下さい! ご協力して くださった世界各国のロモグラファーさん、どうもありがとうございます! 文字通り、世界中から作品が集ま りました! アンケートの内容 1. 多重露光で撮影するときの好きな被写体は ? 2. 多重露光をどのカメラでやる ? その理由は ? 3. 多重露光のコツ、テクニックは ? 4. 投稿してもらった多重露光写真の解説を 5. 年齢と住んでいる国 街を

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Lomography and Snap Competition

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Page 1: Lomography and Snap Competition

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HOW TO BE A SPECIALIST OF

DOUBLE-EXPOSURE多重露光マスターになる!

SNAP! × LOMOGRAPHIC SOCIETY INTERNATIONAL PRESENT世界のロモグラファー 51人の多重露光ギャラリー

 ロモカメラやトイカメラはとっても使いやすいカメラで、感性の赴くままに撮影するだけで、とても雰囲気のある写真を撮ることができます。でも、中には基本を知らないと撮ることができない写真もあります。その最たるものが「多重露光」ではないでしょうか。多重露光は、1枚の写真に 2回以上シャッターを切って像を重ねるというテクニックです。フィルムを巻き上げるのを忘れて多重露光をしてしまうことはあるものの、敢えて「多重露光をしよう!」と決意しなければ、なかなか撮影する機会はありません。そして、多重露光の基本的な仕組みを知らないと、全くイメージ通りにならず、二度と多重露光をやろうとは思わなくなってしまう恐れがあります。 なぜ多重露光が難しいかというと、まず純粋に技術的な問題があるでしょう。黒い部分には像が乗りやすいとか、フィルム感度と露出のバランスを少しは気にしない

といけないとか。でも、これは大した問題ではありません。本当のポイントは、日常の風景をわざと壊し、自分のイメージの中にしかない風景を創り出す作業だから、ということでしょう。そう、この世には存在しない世界を多重露光の写真は創造してしまうのです。つまり、写真をかわいく撮ろうとか、良い笑顔の写真を撮ろうというような発想とは根本的に違うもので、どちらかと言えば、多重露光は絵を描く作業に近いものではないでしょうか。だからこそ、脳みそはフル回転。イマジネーションもフル回転。写真を撮るという行為が全く新しい次元へと飛躍するのです。 今回、SNAP!では多重露光の基本的な部分をお伝えしたいと思っています。それでもきっと、やり甲斐がものすごいテクニックだと伝わるはずです。ぜひ、みなさんも多重露光で感性を爆発させてみてください。きっとビックリするくらい楽しいと思います!

alarm

1. 興味のあるものならなんでも!2. LC-A。とにかく一番大好きなカメラだから。3. 普段は最初のレイヤーは ASA200で撮影して、2番目のレイヤーは ASA400を使います。4. 最初のレイヤーはエジンバラ(スコットランド)で撮影して、2番目のレイヤーはパリで撮りました。ふたつの街がひとつのフレームで重なるところが好きです。5. 22歳

/ Newcastle, UK

ロモインターナショナルWEBとの連動企画です多重露光といえばロモグラファーの定番テクニック。ならば、世界中のロモグラファーさんはどんな方法で多重露光を楽しんでいるのでしょうか。そこで LOMOGRAPHIC SOCIETY INTERNATIONALさんのご協力のもと、大々的にアンケート&作品投稿を企画しました。驚きのテクニックをとくとご覧下さい!ご協力してくださった世界各国のロモグラファーさん、どうもありがとうございます!文字通り、世界中から作品が集まりました!

アンケートの内容1. 多重露光で撮影するときの好きな被写体は ?2.多重露光をどのカメラでやる ?その理由は ?3.多重露光のコツ、テクニックは ?4.投稿してもらった多重露光写真の解説を5.年齢と住んでいる国 •街を

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aldo_mariano

1. 人、広告のポスター、湖、小さな物、etc. 2. Fisheye 2、LC-A+。仕上がりにはいつも満足しているよ。Fisheye2を使うと時々サプライズがあるかな。3. 明るいものを狙うようにしている。4. 夏、旅行に行った中国と暮らしているジュネーブの街の日常を多重露光したよ。5. 28歳 / Geneva, Switzerland

7samurai

1. 自分自身、人、目に見えるものなら何でも。 2. LC-A、LC-A+、SuperSampler。3. フィルムに印を付けて、Don't think just shoot! 4. ポートレート、ミックス・ストーリー、抽象写真、実験的写真。5. 34歳 / Bangkok, Thailand

bbg_mae07

1. どんなものでも良いネタになると思います。特にガールフレンドと風景の多重露光を撮るのが好きです。2. ほとんど LC-A。素晴らしいレンズだし、光の捉え方とかフォーカス具合も最高ですね。fisheye2もポートレートを撮る時に使います。 3.フィルムに印を付けるのを忘れずに。カメラを ISO200に設定し、ISO100フィルムを使ってスナップするのみ!4. 投稿した写真は一番気に入っているダブルです。オタクっぽい女の子(私)と木の陰をダブルした写真はとてもクールじゃない?まるで悲しい世界に溺れてるみたい。5. 21歳 / Bangkok, Thailand

anarchy

1. 沢山あるけど、建築とアングル(角度)は昔から好き。 2.色々なカメラを使っている。HOLGA 135BCを買った時、最初のフィルムは全て二重か三重露光だったよ。とても簡単だった。3. レイヤー同士のコントラストをできるだけ探して、上手くミックスするんだ。スライドフィルムを使ってクロスプロセスをすると、レイヤーに 3次元な雰囲気が出てくるよ。 4. 今回の写真は HOLGA 135BCで撮影しました。使うのが簡単だし、サプライズの要素があるところが気に入ってます。5. 28歳 / Gothenburg, Sweden

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chaweemek

1. 柄 vs.物。2. HOLGA120。使うのが簡単。シャッターを二度押すだけだもんね。3.均等に光があたってるところで 2回とも撮影して。でないとディテールを上手く捉えるのが難しいから。4. 幻想的なリアリティ5. 28歳 /Marseille, France (But acually I'm from Bangkok, Thailand)

cheriesu

1. ファッション広告とカラフルなサインです。子供の遊び場も撮影するのにオススメです!2. LC-AとHOLGA120GCFNをよく使います。LC-Aではフィルムロールを使って多重露光の撮影をするのが好き。HOLGAは中判が好きで簡単だから!3.昔は、「最初に暗いものから撮影して、そして 2レイヤー目で明るい物を」とか「近い物を撮ってから遠くの物を撮る」とかを守ってた。今はカラフルな物を撮影する事に専念。サプライズを待っています!4. 他の国のロモグラファーと一緒にコラボして撮った合作です。フィルムを交換して二重にしました。病み付きになりますよ!5. 26歳 / Taipei, Taiwan

cyanwater

1. 関連があったり対比している被写体。2. Fisheye2、HOLGA120、Diana+。Fisheye2は多重露光スイッチがあるから好き。でも、LC-Aで撮影済みのフィルムをリロードするのもチャンレンジしたいです。3.僕は多重露光を計算して行うのが大好き。露出設定が変えられないカメラを使ってるなら、暗い被写体を撮ったり、光が足りないところを狙ったり、わざと露出不足にしてみて。さらに良いのはコントラストのある物を撮影すること。そうすれば 2番目のショットが暗い部分に乗って、とてもはっきりと効果がわかるよ。4. 半分はイギリスはボーンマスのロモグラファー、khon_fusedとコラボした作品です。5. 30歳 / Singapore

cuchillojamonero

1. 人間とベルリン。2. HOLGA120CFN。3.十分に酔っぱらってから!4. 最初のショットはベルリンのクラブ、2ショット目はバーカーキングで。5. 18歳 / Bilbao, Spain

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daredeye

1. 人、自然、看板。2. LC-A+、HOLGA120。ときどきかわいい SMENA 8Mも使うよ。簡単に多重露光できるしね。3.イマジネーションを働かせて出来上がりを想像する。4. カオス。5. 29歳 /Guadalajara, Mexico

deniselai

1. おもしろそうだなと感じたものは何でも。2. HOLGA120。やっぱりとても簡単に多重露光できるから。3.ある程度考えやテーマをまとめてから撮影するようにしている。あとは、考えずに、とにかく撮影しよう!4. パターンがあるショット、もしくは思いを引き起こす様なショットにしたかったです。写真から受ける私の印象とみなさんの印象は違うと思うけど、そういうところも面白いですよね!5. 19歳 / Singapore

deluca_frappuccino

1. 見えるもの、見えないもの、世の中のものすべて。2. HOLGA120N、HOLGA120PC、Zero Image 612B、Pinhole Blender 120、Fisheye2、SuperSampler、手作りのピンホールボックスカメラなどなど。その時のムードに合った写真が撮れるカメラを使うかな。3.子供のような発想をして、遊ぶことを楽しんで!4. 抽象的、超現実的、アクション、感情。5. 43歳 / Texas, USA

dirklancer

1. 看板、自然、人。2. 最初のショットは lomolita、2番目に Fisheyeを使うのが好きです。これだとほとんど計画的に撮るのが不可能ですが、偶然で撮れた写真は最高!Fisheyeは写真の四隅が現像されてないから、2つのイメージがフレームの異なったところで強調されてとても好きです。3. lomolitaで撮影して数ヶ月寝かしておきます。時々、自分の子供が知らないうちに写真を撮っていたり。それを Fisheyeにロードして、ひたすらスナップする!4. 長い間放置したフィルムが生み出す偶然が一番。5. 33歳 /Edmonton, Canada

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eugenia

1. オモチャ、花、ランドスケープと人。2. HOLGA120、split-cam。3.光をしっかりと捉えること、カメラを回転させること。4. 一番好きな多重露光の写真は、花、天国、オモチャ、ランドスケープ、色がたくさんの写真。5. 34歳 / Buenos Aires, Argentina

evev

1. 人。2. HOLGA120CFN。プラスチックレンズが大好きです。3.パーソナルな感情。4. 彼氏の写真を撮ってから、私がモデルになっています。5. 22歳 / Bangkok, Thailand

graefin

1. ネオンの光、色々な光、夜に光るもの全て。2. LUBITEL、HOLGA120、LC-A。LUBITELとHOLGA120のふたつは自分が撮りたいように撮れる。LC-Aは偶然でおもしろい多重露光写真が撮れる。3.特定のテーマを決めておくのは必要かな。例えば「木と雲」とか「光と夜」とか。あとは何かを撮って、そこに自分を写せば、自分がお化けみたいになるわね!4. カラフルで、予想がつかない、面白い、実験的、印象的など。すべてハンブルグで撮影しました。スクエアの写真は LUBITELとHOLGA120を使ってます。5. 28歳 / Hamburg, Germany

gobblin

1. 光とクリーチャー。2. いつも LC-AとHOLGAのどちらか。3.撮影する前に考えをまとめておくとき、何も考えずに多重露光をするとき、どちらもとても楽しい。クレイジーに楽しみましょう!4. 多重露光は it's my life! 5. 25歳 / Bangkok, Thailand

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iamwen

1. マネキン、色鮮やかで暗いところで光るもの、ポートレートのポスター。2. LC-A。簡単で、とても派手な色が出るから。LC-Aを使えば失敗しない!3.露出は適正にして、カラフルな被写体を選ぶこと。4. 友達とフィルムをスワップ(交換)していて、スゴクハマってる。いつも仕上がりには驚かせられるし、映画のポスターみたいなものばかり。5. 22歳 / Klang, Malaysia

jrjw

1. シルエット、異なる街、花、パターン、テクスチャー、目立つ色など。2. メインで使っているのはオリジナルの LC-A。巻き戻して再び上からシュートしてるよ。すごく満足がいく創造性のある写真になるね。3. LC-A+ではカメラを逆にし多重露光するのが好き。夜に人を撮るのも楽しいよ。まるで双子効果、みたいな感じ。シルエットや陰は特に上手く撮れる。時間が余ってる時にはうってつけのテクニックだよね。空港で 30 分フライトを待ってるとか、そういう時に撮影するといいよ。4. Taipei vs. Nagasakiとか、マンチェスターと鹿児島とか、いろんな街を重ねている。5. 28歳 / London, UK http://jrjw.com

icuresick

1. 頭や顔を写すのが好き。よく被写体にしているね。2. LC-A+。多重露光スイッチが付いていて便利だから。3.カメラを180度回転させて同じものを撮る。最初に左、次に右を撮る。4. ウェディングフォトグラファーをしているんですが、そのときに撮った写真ばかりです。5. 26歳 /Manila, Philippines

jovannana

1. お化け!2. 自分でカスタマイズした HOLGA120。3. 一度撮影し終わったフィルムの上からまた撮影する。4. 私は冒険好きなゴースト・ハンター!5. 22 歳 / Los

Angeles, USA

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knoepflmacher

1. 人、面白いテクスチャー、重なった木や花+ポートレート。2. HOLGA120はシャッターと巻き上げは連動していないから多重露光にはうってつけだよね。3.なんでも実験する!新しいことを色々試すのにいい機会だと思うね。暗いスペースを使って、さらにおもしろいイメージを重ねる。カラーのフラッシュを使う。あとはフィルムを巻き戻す時には印を始めの方につける。夜対昼のショット。前にあるものと後ろにある物を撮影する。色々と試してみようよ。4. ActionSamplerの写真は実験的に撮ったよ。最初のショットはパソコンのスクリーンセーバー。常に「進化」しているパターンがとても美しいね。それから巻き戻して、電車から街を撮影した。あとは部屋の中でロウソクとかも撮影。デジタルとアナログな生活を重ねたかったんだ。5. 18歳 /New Jersey, USA

lolium

1. いちばんは建物!M.C.Eishcer が建物を独自の視点で捉えたように、わたしも違った視点で見せられればと思ってる。2. いつも LC-A+を使ってる。わたしにとって唯一無比のカメラだから。3.左右の対象にはこだわります。マジックミラー効果のような。4. 建物の対象の写真はリオン、パリ。パリのビジネス街にある La D_fenseで撮ったんだけど、何か不思議の国みたいな印象を受けてもらえるはず。白黒のは一番好きなポートレート。違う表情から表現されるテンションが伝わってくるから好きです。5. 25

歳 / Lyon, France

maxpinckers

1. 人 vs.テキスチャー vs.ビル vs.ネオン。2. LC-A+は多重露光にパーフェクトなツール。感度ダイアルを使えば、露出アンダーで最初のフレームが撮影できるし。3.最初のショットには必ず暗い部分があるように撮影する。スプリッツァーを使ってもいいし、黒いテープをレンズに貼ってしまうもの手だね。シンプルなアスファルトや木を最初に撮影して、人やビルをその上から撮影するのもオススメ。4. 僕にとって良い多重露光写真は、構造やカラーがバランス良く組み合わさった写真。ひとつのフレームに見えるのに、どこか変わった要素が加わって理屈では説明できないところがあるような。5. 20歳 / Brussels, Belgium

lucygoosey

1. 人と動き。写真は瞬間を捉えるけれど、多重露光だと動きの一環を捉えるから、関連性があってもなくてもおもしろい写真になると思う。2. HOLGA120N。フィルムの値段はちょっと高いけれど、サプライズが多い写真になるから好き。光と遊んで、バルブシャッターで長時間露光をするのが好きね。3.あんまり失敗することを恐がらないで。きっと良い写真が撮れるから!とにかくアイデア勝負。4. 友だちのラフィとナットが歩いているところをクロスプロセスで。スケートの写真はホームタウン。スケーターのトムの一番のお気に入りの写真ね。5. 22歳 / Stoke-on-Trent, UK

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melanie_skriabine

1. 特にいちばんというものはありません、興味を持ったものは全て撮影してみるようにしてます。動物、建築、風景、街、人生、あと自分も!2. LC-Aを使うのが好き。HOLGA120もときどき使います。3.まず最初のショットを 36枚撮影して、それを巻き戻します。そして、しばらくそれをしまっておいて、別の機会に上から撮影しえています。4. 幻想的、ファンタジー、夢の要素がある仕上がりを目指してます!5. 34歳 / Toulouse, France

mblair23

1. 建物、人、花、柄、テキスチャー、空。そして、その組み合わせ。2. HOLGA135。とても簡単だし、クレイジーな多重露光の実験には安いカメラだからもってこいです。3.逆さに同じ写真を撮るのは楽しいです。まるで異次元の世界をとらえたような仕上がりになります。4. 日常でみかけるビルや橋、色を撮影しました。5. 22歳 /New York, USA

mephisto19

1. 花とストラクチャー。2. LC-A。感度設定を変えることができるのはありがたいよ。そして、何より一番好きなカメラだから。3. 違う国の人とスワッピング・フィルム(フィルム交換)をする時は、光のコンディションのことを忘れないで!4.カラフル、実験的、驚き、美しさ、怖さ、面白いさ、コラボ、繋がり。5. 27歳 / Lindhorst (near

Hannover), Germany

mguman

1. 絵/構造。2. LC-A+。3.構造のディテールを見てから上から撮影する。4. ふたつのものがひとつになるように。5. 33歳 / Thailand

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mrcamm

1. まずは空。そしてその上からは上手くマッチする物。次にチャレンジしたいのはセクシーな女の子と空。2. LC-A+。ワイドなアングルがラブリーだよね。3.明るい部分と暗い部分を上手く組み合わせること。4. ワープっぽい体験、悪夢。5. 39歳 / Sunderland, UK

neja

1. どんなものでも多重露光にしちゃうかな。犬、お花、教会、道路標識。明るい色、例えばオレンジや赤、薄い紫が好き。2. HOLGA120。多重露光が簡単に行えるから。あとHorizon Konpaktも使いやすいわね。カラースプラッシュフラッシュは2番目のレイヤーで色を加えたいときにオススメ。SuperSampler、 LC-A, Canon AE-1も使う。3.カラースプラッシュフラッシュはオススメです。フィルムを一度巻き戻してカメラ・スワップ(交換)も楽しい。とても魅力的な写真ができるわ。4. 色々な国、カルチャー、場所、顔をミックスするのが好き。世界情勢がこんなだからこそ、その美しさのギャップが魅力的なんだと思う。5. 28歳 / London, UK

ndroo

1. 散らかっていて、カラフルな被写体。このふたつが一緒になると夢のようなコンビネーションだよ!2. LC-A+。コンパクトなサイズと多重露光スイッチがあるから。3. 色が散らばっているような写真を撮ってみて!そして新しいアイデアを思いついたときはどんどん実験してみるといいよ。失敗を恐れないで、無くすものはないから。フィルム以外はね!4. 散らかっているのにシンプル、シンプルなのに複雑。5. 37歳 / Singapore

midcon

1. 家族、友人、街を歩いている人々。基本的に僕の回りの人々かな。2. Fisheye2と SNEMA35。Fisheye2は写真が個性的に見えるし、とてもクレイジーなことができる。SNEMA35は多重露光には向いているカメラだと思う。フォーカスや露出がマニュアルだから、自分が思うようにコントロールできるとこがいいね。3.ふた通りのアプローチがある。ひとつは動きのあるレイヤーを撮ること。そしてもうひとつは、カラースプラッシュフラッシュを使って、違う色のショットを入れること。4. 間違って多重露光をしちゃった彼女の写真。でもクールでしょ!5. 16歳 /Nashville, USA

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paperdoll

1. フェイバリットな被写体はないわね。例えば、人とビル、木々とスタチューとか、何でも重ねてしまうかしら。2.HOLGA120GCFN。ましかくの写真はどこかチャーミングだしカラーフラッシュも使えるから好き。3.関連性のあるもの。でも、全く関係性のないものでも意外性があっておもしろい。写真がごちゃごちゃになるから、あまりふたつのレイヤーは重ならないようにしています。4.全て異なる味があると思います。撮影場所は学校、街中、裏庭などいろいろ。大切なのはカラフルで楽しいところです。5. 24歳 / Porto, Portugal

oldskool_rider

1. 木、彫刻、空、人、ビーチ、建築、太陽、草、タイポグラフィー、サイン、電灯。2. Fisheye2、HOLGA120。今後はもっと増やしていきたいです。3.考えて撮影するのもいいけど、考えずにやるのもオススメします。あとスライドフィルムもいいです!4. 木、空、人、カラー。ちょっと抽象的になる時もある。ミニマルな写真になるよう心掛けています、昔はもう少しクレイジーな写真が多かったかな。5. 20歳 / Ipswich, UK

potiron

1. 動物。多重露光しやすいし、いつでも愛らしいから。2. HOLGA120。フィルムのコントロールが利きやすいと思うから。HOLGAって「自由」という意味なんですよ!3. 考えずに撮影すること。運に任せて。出来上がった写真は失敗というものはないです!4.動物や好きな人。3つも目がある写真が撮れたとしても、わたしは全ての写真が好きです。5. 24歳 / Barcelona, Spain

pianorama

1. 人、自然、その他、何でも。2. ほとんどは HOLGA120。おもしろいし簡単だから。シャッターを切るだけだから。LC-Aもお気に入りね。3. 撮影し終わったフィルムを巻き戻して、他のカメラに入れるのは大好き。でも、フレームがずれないようにするのは注意が必要。4. ビーチのショットは LC-Aと Fisheye2。最初にフィルムに印を付けておいて、巻き戻してから Fisheye2に入れて撮ったの。Fisheye2のサークルが写るのはかわいくて好き。5. 22歳 / Bangkok, Thailand

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slushy

1. セクシーな格好をした女性と、東京や長野の田舎などの自然のものをミックスする。そして、老人。電線。2. LC-A。コントロールがある程度は利くから。3.LC-Aで撮影をしたイメージがミックスされたフレームレスの多重露光写真は特に好き。フィルムはカットしない方がいいよ。HOLGA120の場合は、フィルムをフレームごとではなく少しずつ巻き上げてみて。同じようにフレームが重なり合った写真になるよ。でも、最初のレイヤーについてのメモは残しておく方がいい。その後、外に出て、最初のレイヤーに合いそうな風景や人を探すんだ。4. 長野と東京で、友達や知らない人を撮りました。タヌキの横で撮った老女の写真は特に好きです。5. 36歳 /Nagano, Japan

(originally from Portland, Oregon)

stinketier

1. レンズの前にあるものすべて。でも顔を撮るのが特に好きです。2. HOLGA135とDiana+。持っているものの中で、簡単に多重露光ができるのはこのふたつだから。3.特にないですが、明るいものを探します。4. オランダで撮った自分の足と、海に入っている彼女の足。5. 22歳 /Cologne, Germany

soffici

1. 木。枝が被写体から伸びているように見えるところが好きです。2. Fisheye2。多重露光スイッチで多重露光が簡単にできるから。3. 被写体をバランス良く配置して、あまり重なり合わないようにする。4. 最初のレイヤー:孤独な感じがする木。2番目のレイヤー:子供と髭が映ってる広告ポスター。2007年 11月、ロンドンの Earl's Court

Roadにて撮影。5. 29歳 /Modena, Italy

saviorjosh

1. 道路標識、ロゴ、お花、文字、ヤシの葉。2. メインで使うのは LC-Aと LC-A+。ときどき HOLGA120と SEAGULL TLR、Fisheye2、Polaroid Spectra 1200SI。3.LC-A

などの場合、感度設定はフィルムの ISOより必ず高く設定しておく。シンプルで細かいところのないものを最初のレイヤーでは撮影する。スライドフィルムを使ってクロスプロセスする。4. 偶然に撮れたもの、計算して撮ったものがあります。どちらのプロセスも好きです。5. 28歳 /Geneva, Switzerland (originally from Beijing, China)

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sugiyamasatomi

1. 人のワイドアングル vs.クロースアップ。ポートレートが好きなので、ほとんどの多重露光写真は人を撮っています。2. HOLGA120。頑張らなくても、自然に撮ることができるから。35mmホルダーを使って撮影するのが好きです。3.フィルムを半分の位置まで進めて、また撮影する。4. 色々と実験はしてますが、物語を伝えるのがとても好きです。5. 30歳 /California, USA (originally from Osaka, Japan)

superlighter

1. シンプルなイメージが好きです。2. 持ってるカメラ全てで多重露光の実験はします。特に一番好きというカメラはありません。3. 同じ被写体を様々なアングルから撮影する。4. HOLGA135BC - 夕暮れの木、Rollei Prego 90 - 真下から撮った葉っぱのない木、PoP9 + LCA - 植物プラントとミラーに反射したスライドショーなど。5. 50歳 /Osimo, Italy

tom_ashor_bhaan

1. 人、抽象的な物。2. Zenit 122K、SuperSampler、LC-A、LC-A+。比較的扱いやすいから。3. 違う種類のカメラを使うことかな。あと LC-Aでは、レンズの下半分を紙で覆って、2回目に撮影する時は上半分を覆ってみたり。クロスプロセスの方が味は出るよ。4. パッと見はとても美しく見える写真ばかりだし、抽象的な印象を受けると思う。実際はそんなに美しい場所じゃないけどね。だからクロスプロセスは好きだよ。5. 25歳 / Roznava, Slovakia

strangelilgirl

1. 自然(お花!)と物や人をミックスするのが好き。特に自然を通して人を見たり、顔を通して見える形や色。2. Fisheye2の多重露光スイッチを使う。被写体がひとつに集中せず、全体を捉えることができるレンズだと思う。そして「歪み」で写真に深みが生まれて、他のレンズにはない次元が加わる。3.いつでもシンプルに。カオスも良いけど、テーマも忘れないように。あとは色と動きを探すようにしています。4. 彼氏と花や木を重ねたりしています。自転車の写真は、花のスーツを着ているみたいでしょ?5. 21歳/Oregon, USA

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tommynorth

1. 人、絆、愛 vs.愛。2. HOLGA120。おもしろいし一番好き。3. 多重露光をするときは、最初に中心に被写体が来るように撮影して、次の撮影では隅っこに撮るようにしてます。とてもテクニカルですよね!4. 友達とサッカーをしているところ、あと川沿いで遊んでるのを撮りました。最初にサッカーの写真を撮ったんだけど、フィルムを巻かずに次の友達との写真を撮ったんだ。まさかこんな良い仕上がりになるとは思わなかったよ。僕にとっては、イギリスの人々の絆が表現できるんだ。スポーツに対する愛もね!5. 26

歳 / London, UK

vicuna

1. 特にこれが好きだという被写体はありませんが、彼女と風景を撮るのは好きです。2. 2種類のカメラを使ってます。ひとつは Horizon kompakt、ひとつは LC-A+。Horizon kompaktは簡単に撮影できるし、パノラマフォーマットは多重露光にするとおもしろい写真になると思います。「逆さ」テクニックを使って変わった多重露光パノラマ写真を撮るのも好き。LC-A+は多重露光スイッチがあってやりやすいのと、レンズの性格が多重露光をするにはピッタリだから。3. 2つの全く異なった被写体を重ねます。もしくはそれとは正反対に、同じものを逆さに撮って「鏡」効果で抽象的なムードを出す。水中で撮影して、ふたつ目のレイヤーを水中ではないところで撮影すると、かなりおもしろい写真になりますね。4. Horizonで撮影した写真は左右対称の「鏡」テクニックを使ってます。水中ショットは 2枚、風景や木、そして車と重ねました。5. 35歳 /Nice, France

tveden

1. 人 vs.エニシング。2. HOLGA120は定番。LC-Aを使うとパーフェクトな露出で撮ることができる。3. 違う色のカラーフラッシュを使う。4. 一番のお気に入りは夜にいろんな色のフラッシュを使った写真。5. 31歳 /Copenhagen, Denmark

tupiniquim

1. 白鳥、通称「Cygnus olor!」2. 普段は SMENA SYMBOLをよく使うけど、多重露光の時は HOLGA120もよく使う。3.同じ被写体であらゆるアングルから撮影する。失敗を恐れないこと!4. 同じ被写体でも異なる比率や視点を撮るのが好きです。コインの裏側には必ず面白いものが見つけられるよ。5. 21歳 / Brazil

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vstephanie

1. 美しいサンセットやビーチを1枚目で撮影し、その上から好きな被写体を撮影するの。今一番好きな被写体は自分の犬。ビーチへ散歩に連れて行ったときに撮りますね。2. Fisheye2。多重露光スイッチを使うと簡単に二重、三重、四重などの写真が撮れます。レイヤーの管理もしやすいです。よく最初に何を撮ったか忘れるんですが、それが良いサプライズになる時もあるわ。Diana F+の二重露光機能もとても好き。フレームも気にしなくていいし。3. いっぱい冒険をする!関係がない被写体が上手くマッチした時が最高。パーソナルな物語ができるの。4. 太陽、夏、ビーチで過ごした長い日。5. 21歳 / Bali, Indonesia

xbalboax

1. 特に被写体はないよ。2. ダブルを撮る時はいつも LC-Aを使っている。コンパクトだし、露出を調整できるから。多重露光が好きなフォトグラファーには夢のようなカメラだよね。多重露光と LC-Aはお互い手を取り合っているみたいに思えるよ。3.実際のフィルム感度よりも、カメラの設定感度を高くすること。例えば二重のときで ISO100のフィルムならカメラの設定は ISO200。三重で撮影するときならカメラの設定は ISO400。あと、ネオンを撮影すると仕上がりは抜群だよ。ちょっと冒険的な気分を味わいたいなら、ロモグラファーと撮影済みのフィルムを交換をするのも楽しいよ。4. ほとんどの多重露光写真は他のロモグラファーとスワップしてできた写真。だから、イメージは非現実的な感じがする。セックスしてるみたいにね!5. 27歳 /New York, USA

wherearemysunglasses

1. 人や最初のショットとは何の関係もなさそうなもの。2. Split-cam、HOLGA120、Fisheye2。サプライズが大好きだから!3.どこへ行くにもカメラを持って行って。4. ロモグラフィーへの愛を表現するのに色々とバラエティに富んだ撮影をしているよ。5. 19歳 /Connecticut, USA