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新年、明けましておめでとうございます。

 市民の皆様におかれましては、健やかに

新たな年をお迎えのこととお慶び申し上

げます。

 東日本大震災から間もなく9年が経過

いたします。これまで、幾多の困難に立ち向

かい、復興へ歩み続けられた市民の皆様の

ご努力と、今もなおご支援をくださる方々

のお力添えに対し、心から敬意と感謝を申

し上げる次第であります。

 昨年は、震災の記憶と教訓を伝える震災

遺構・伝承館や内湾地区のまち・ひと・し

ごと交流プラザ、高度衛生管理対応型の新

魚市場など、大型施設のオープンをはじ

め、鹿折地区の土地区画整理事業が完了し

たほか、長年の悲願であった大島大橋、三陸

道の市内三区間の開通などにより、本市の

交通環境に劇的な変化がもたらされるな

ど、本市にとって歴史的な年でありました。

一方、全国的に台風第19号をはじめとする

自然災害が頻発しており、災害に強いまち

づくりの実現への思いを新たにしたところ

です。

 また、サンマなど様々な魚種が全国的に

記録的な不漁となる厳しい状況の中、23年

連続の生鮮カツオ水揚げ日本一を達成した

ほか、鹿折金山・大谷鉱山跡の「みちのくG

OLD浪漫」としての日本遺産認定は大変

嬉しいニュースでありました。

 議会においては、「市民と議員の意見交

換会」を初めて開催し、本市のまちづくりに

ついて、市民の皆様と意見を交わすことが

できたことは、まことに意義深いことと考

えております。

 令和2年度は、国が定めた復興・創生期

間の最終年度となります。復興庁の設置

期間等の延長が発表されておりますが、復

興の完遂に向けて全力を傾けるとともに、

地方創生にも引き続き取り組むことで、本

市の文化や風土に根差した豊かなまちづ

くりを成し遂げなければなりません。

 我々市議会といたしましても、刻一刻と

変化する情勢の中、市の意思決定、市政の

チェック機能を担う機関として、市議会と

しての使命を改めて重く受け止め、市民の

皆様からの声にしっかり耳を傾け、課題の

一つ一つに真摯にかつ積極的に取り組ん

でいく所存であります。

 市民の皆様におかれましては、本年も市

議会に対しまして、なお一層のご支援とご

協力を賜りますようお願い申し上げます

とともに、本年が市民の皆様にとりまして

更なる飛躍の年となりますよう心からお

祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていた

だきます。

気仙沼市議会 議長菅原 清喜

よろこ

かんすい

しん

2020

広報

2020. 1. 13

気仙沼市長菅 原 茂

 新年、明けましておめでとうございます。

 皆様には、心新たに新年をお迎えのこととお

慶び申し上げます。日頃より市政全般にご理

解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 東日本大震災からまもなく9年が経過いた

します。政府が定めた復興・創生期間の終了ま

で残り1年余りとなりましたが、国は復興庁

の10年延長など「復興の基本方針」を発表しま

した。本市は、残るハード事業の完了に渾身の

力を傾注するとともに、被災者に寄り添う姿

勢を堅持し、市民一人一人の復興への支援を継

続してまいります。

 昨年は、長年の悲願であった大島大橋が開

通し、三陸沿岸道路は市内区間がさらに延伸

しました。また、震災遺構・伝承館、新魚市場、

株式会社みらい造船・新工場の完成、鹿折地区

土地区画整理事業の竣工など、復興事業が着

実に進展しました。

 水産業は、サンマ漁が不振にあえぐ一方、生

鮮カツオの水揚げにおいて23年連続日本一を

達成しました。そのほか鹿折金山・大谷鉱山跡

の「みちのくGOLD浪漫」としての日本遺産

認定、「海洋プラスチックごみ対策アクション

宣言」など、新たな施策等の展開もありました。

 一方、台風19号では市内各所で災害が発生

するなど、地球温暖化に伴う災害対応・防災の

面での新たな課題も浮き彫りになりました。

 本年は、喫緊の課題である人口減少対策に

積極的に取り組んでまいります。「プロジェク

ト1・90」による少子化対策に加え、より果敢

な施策を展開し、移住・定住促進、関係人口の

増加に取り組みます。

 また、まちづくりの担い手育成、経営人材の

育成など、「市民が主役のまちづくり」の基礎と

なる「まち大学構想」の具現化を図り、引き続

き市の将来像「世界とつながる豊かなローカ

ル」の実現を目指してまいります。

 観光面では、インバウンドにこれまで以上

に力を注ぎます。本年7月の東京オリンピッ

クに、本市はインドネシア共和国の「復興あり

がとうホストタウン」として参画しますので、

これを機に世界中の方々にしっかりPRして

まいります。

 ハード事業では、令和2年度末までに、三陸

沿岸道路の(仮称)気仙沼湾横断橋を含む全

線が開通予定です。さらに復興祈念公園、大

島ウェルカム・ターミナル、道の駅「大谷海

岸」、そして南気仙沼地区では中央公民館、南

運動広場、復興市民広場、防災公園の整備を

進めてまいります。同地区に加え魚町・南町

地区、松崎片浜地区の土地区画整理事業、松

崎尾崎地区の防災公園、新月公民館、御伊勢

浜海水浴場なども2年度内の完成を予定し

ております。

 市役所新庁舎については、このほど、有識者

会議による「基本構想の最終案」が市に提言

されたところです。今後の主要事業として、ま

ずは基本計画策定に全力で取り組んでまい

ります。

 結びに、本年も市民の皆様がご健勝でご多

幸でありますよう心より祈念申し上げ、新年

のご挨拶とさせていただきます。

こんしん

よろこ

しゅんこう

きっきん

広報

2020. 1. 1 2

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新年、明けましておめでとうございます。

 市民の皆様におかれましては、健やかに

新たな年をお迎えのこととお慶び申し上

げます。

 東日本大震災から間もなく9年が経過

いたします。これまで、幾多の困難に立ち向

かい、復興へ歩み続けられた市民の皆様の

ご努力と、今もなおご支援をくださる方々

のお力添えに対し、心から敬意と感謝を申

し上げる次第であります。

 昨年は、震災の記憶と教訓を伝える震災

遺構・伝承館や内湾地区のまち・ひと・し

ごと交流プラザ、高度衛生管理対応型の新

魚市場など、大型施設のオープンをはじ

め、鹿折地区の土地区画整理事業が完了し

たほか、長年の悲願であった大島大橋、三陸

道の市内三区間の開通などにより、本市の

交通環境に劇的な変化がもたらされるな

ど、本市にとって歴史的な年でありました。

一方、全国的に台風第19号をはじめとする

自然災害が頻発しており、災害に強いまち

づくりの実現への思いを新たにしたところ

です。

 また、サンマなど様々な魚種が全国的に

記録的な不漁となる厳しい状況の中、23年

連続の生鮮カツオ水揚げ日本一を達成した

ほか、鹿折金山・大谷鉱山跡の「みちのくG

OLD浪漫」としての日本遺産認定は大変

嬉しいニュースでありました。

 議会においては、「市民と議員の意見交

換会」を初めて開催し、本市のまちづくりに

ついて、市民の皆様と意見を交わすことが

できたことは、まことに意義深いことと考

えております。

 令和2年度は、国が定めた復興・創生期

間の最終年度となります。復興庁の設置

期間等の延長が発表されておりますが、復

興の完遂に向けて全力を傾けるとともに、

地方創生にも引き続き取り組むことで、本

市の文化や風土に根差した豊かなまちづ

くりを成し遂げなければなりません。

 我々市議会といたしましても、刻一刻と

変化する情勢の中、市の意思決定、市政の

チェック機能を担う機関として、市議会と

しての使命を改めて重く受け止め、市民の

皆様からの声にしっかり耳を傾け、課題の

一つ一つに真摯にかつ積極的に取り組ん

でいく所存であります。

 市民の皆様におかれましては、本年も市

議会に対しまして、なお一層のご支援とご

協力を賜りますようお願い申し上げます

とともに、本年が市民の皆様にとりまして

更なる飛躍の年となりますよう心からお

祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていた

だきます。

気仙沼市議会 議長菅原 清喜

よろこ

かんすい

しん

2020

広報

2020. 1. 13