jci認証を取得 -...

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met 21 調Partial- 16 Qu- ality indicator 12 10 13 14 Not met Partial met 21 Met 25 23 20 24 退呼吸療法セミ開催 人工呼吸管理の基礎から最新知識までを 学べる「呼吸療法セミナー in 湘南2017」が7 月15日から2日間、湘南藤沢徳洲会病院(神 奈川県)で開催される。17回目の今回も東京 西徳洲会病院の渡部和巨院長が代表、米ボ イジー州立大学のロニー・アシュワース呼吸療法学科教授(米国呼吸療法 士)がメインの講師を務める(同時通訳あり)。 同セミナーは人工呼吸器の基本的な設定を習得できるカリキュラムで構 成。体験型の学習スタイルを重視しており、講義だけでなくワークショップ の充実も図っている。セミナーで学んだことを臨床場面と結び付けられるよ う、仕上げに事例を用いたシミュレーションも実施。学んだことを確認する ためのテストも行う。「最新かつ吟味された講義、ワークショップ、臨床シミ ュレーションを22年間、毎年来日され、日本人の呼吸療法認定士を誰より も深く理解しているアシュワース教授が醸し出す “珠玉の2日間” を、ぜひ体 験し日々の診療に役立てていただきたいです」(渡部院長)。 日  時: 7月15、16日午前9時開始 会  場 :湘南藤沢徳洲会病院3階講堂 アクセス:JR「辻堂」駅北口から徒歩7分 費  用:2万円(受講料、テキスト代、昼食代含む) 定員:60人 対  象:医師、3学会合同呼吸療法認定士(看護師、理学療法士、作業療法士、 臨床工学技士) 2 日間受講することで、認定更新のための点数 50 点を取得可能。米国呼吸療法学会(AARC)および 同国際部会(ICRC)発行の認定証授与 問い合わせ:(事務局)湘南鎌倉総合病院呼吸療法部 [email protected] 申し込み方法:エントリーフォーム(URL:http://www.shonankamakura.or.jp/section/section02/ entry.php)から申し込み。 珠 玉 の2日間を! 7月に湘南藤沢徳洲会病院 徳洲会病院 25 23 14 (左から)眞玉橋事務長、呉屋・事務部長、伊 波院長、大村恵美子・看護部長、髙江洲課長 病院一丸となり JCI 認証を取得 審査中の様子。審査期間は5日間 前回のセミナーの模様(右がアシュワ ース教授) 「地域医療を活性化させ たい」と山本院長 13 83 83 10 83 総合病院 命だけは平等だ 平成 29 3 20 日 月曜日│ No. 1074 月曜日 3 20 発行:一般社団法人徳洲会 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1 麹町311ビル8階 TEL:03-3262-3133 制作:一般社団法人徳洲会 編集室 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1 麹町311ビル8階 TEL:03-6272-3687 FAX:03-3263-8125  Email:news@tokushukai.jp No. 1074 20/Mar.2017 ALL LIVING BEINGS ARE CREATED EQUAL

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MIP)の認証取得も目

指す考えだ。

眞玉橋顕一事務長も「今

回無事に認証を取得する

ことができましたが、患

者安全などの取り組みに

終わりはありません。職

員への再教育を繰り返し

行っていきたい」と意欲

的だ。

なお、同院はJCI受

審を前提に新築移転計画

を立て、JCIに合わせ

た設計を随所に取り入れ

た。受審の準備期間中に

新築移転をはさんだ経験

から、高江洲課長は「将

来的にJCI認証取得を

目指す病院は新築移転を

行う場合、特に中央材料

室や内視鏡室、オペ室な

どに関しては、安全面・

感染面を考慮した造りを

設計段階から反映してい

くことが望ましいです」

と話している。

met

になった21項目につ

いて改善を図っていきま

す。沖縄県は海外からの

外国人観光客が増加して

います。そうした方たち

に安心して受診していた

だけるようJCI認証取

得を機に、ますます受け

入れ体制を強化していき

たい」とさらなる飛躍を

誓った。

今後、外国人患者受入

れ医療機関認証制度(J

動内容の一端を紹介。

カテゴリごとのミーテ

ィングは受審の1年前か

ら、それまでの月1回か

ら2回に増やし力を入れ

てきたという。認証取得

後もラウンドは継続する

方針だ。

今回、同院が審査に好

成績で合格した要因とし

て、伊波院長をはじめ同

院関係者が口をそろえて

強調しているのが、先行

してJCI認証を取得し

たグループ病院からの協

力だ。湘南鎌倉病院、南

部病院、湘南藤沢病院か

ら適切なアドバイスがあ

り、本審査直前の1カ月

前には湘南鎌倉病院の権

藤学司副院長を中心とす

るこれら3病院のチーム

による模擬審査を実施。

これがラストスパートを

後押しした。

「グループの組織力の強

さを改めて感じました」

と呉屋済仁・事務部長は

振り返る。

合格を喜ぶ暇もなく呉

屋・事務部長は「継続が

大事ですので、Partial-

同院は16年4月に新築

移転を控えていたことか

ら、本審査の受審時期を

新築移転後に設定、今年

2月の受審に至った。

移転前からQI(Qu-

ality indicator

)活動の

強化や、患者安全にかか

わる基本項目の手順作成、

実施など部分的な取り組

みを実施。一方、各部門

の業務手順書など必須文

書の整備や手順書に基づ

く業務遂行の徹底などは、

移転後の建物の構造や設

備をふまえた内容にする

必要性から、新築移転後

に急ピッチで行った。

同院JCI事務局の高

江洲基樹課長は「今は安あ

堵ど

の気持ちでいっぱいで

す」と胸をなでおろし、

「JCI基準に合わせる

ため、カルテや看護記録

の書式の見直しを行いま

した。また朝礼時に“手

洗いの5つのタイミング”

の唱和、院内をラウンド

して5S(整理、整頓、

清潔、清掃、躾)の徹底

を呼びかけました」と活

さんの安全を担保するた

めのツールと捉え、JC

I認証の取得に向け取り

組んできました。認証取

得はゴールではなくスタ

ートです。JCIは3年

ごとに更新審査がありま

すが、更新を重ねるごと

に、患者安全や品質改善

の文化が当院にしっかり

と根付き、職員にも染み

込んでいくのだと考えて

います」と話す。

同院がJCI認証取得

に向け活動を開始したの

は約4年前。12年10月に

徳洲会グループで初めて

湘南鎌倉総合病院がJC

I認証を取得し、13年2

月には報告会が開かれた。

出席していた伊波院長は、

以前からハードルが高い

第三者評価として興味を

抱いていたJCIの受審

を、本格的に考えるよう

になったという。 

その後、JCIの関連

セミナーに出席したり、

14カテゴリごとにリーダ

ーとコアメンバーを人選

し、ミーティングを開催

したりするなど受審に向

けた準備を進めた。

病院一丸となり5日間

にわたる審査を受けた結

果、「Not m

et

(不適合)」

の項目はひとつもなく、

「Partial met

(部分適合)」

が21項目にとどまり、ほ

かはすべて「M

et(適合)」

と好成績で審査に合格し

た。認証期間は2月25日

から3年間。2016年

6月にモックサーベイ(模

擬審査)を受けた。

徳洲会グループは、こ

れまでに湘南鎌倉総合病

院(神奈川県)、葉山ハ

ートセンター(同)、札

幌東徳洲会病院、南部徳

洲会病院(沖縄県)、湘

南藤沢徳洲会

病院(神奈川

県)の5病院

が認証を取得。

中部徳洲会病

院はグループ

6施設目で、

国内の医療機

関としては23

施設目だ。

伊波院長は

「当院をより

改善し、患者

中部徳洲会病院は2月

20日から24日にかけてJ

CI認証の本審査を受け

た。審査では患者さんの

入院から退院までをトレ

ース(追跡)する形で、

患者確認や診療記録の作

成、転倒転落リスクをは

じめとするさまざまなア

セスメント(評

価)などを適切

に実践している

かどうかを、各

種書類の閲覧や

職員への口頭質

問を通じ、徹底

的に確認してい

く。施設や設備

に関しても安全

や感染の観点か

ら不備がないか

審査される。

呼吸療法セミ開催

人工呼吸管理の基礎から最新知識までを学べる「呼吸療法セミナー in 湘南2017」が7月15日から2日間、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)で開催される。17回目の今回も東京西徳洲会病院の渡部和巨院長が代表、米ボ

イジー州立大学のロニー・アシュワース呼吸療法学科教授(米国呼吸療法士)がメインの講師を務める(同時通訳あり)。

同セミナーは人工呼吸器の基本的な設定を習得できるカリキュラムで構成。体験型の学習スタイルを重視しており、講義だけでなくワークショップの充実も図っている。セミナーで学んだことを臨床場面と結び付けられるよう、仕上げに事例を用いたシミュレーションも実施。学んだことを確認するためのテストも行う。「最新かつ吟味された講義、ワークショップ、臨床シミュレーションを22年間、毎年来日され、日本人の呼吸療法認定士を誰よりも深く理解しているアシュワース教授が醸し出す “珠玉の2日間”を、ぜひ体験し日々の診療に役立てていただきたいです」(渡部院長)。

日  時 : 7月15、16日午前9時開始 会  場:湘南藤沢徳洲会病院3階講堂アクセス : JR「辻堂」駅北口から徒歩7分費  用 : 2万円(受講料、テキスト代、昼食代含む) 定員:60人対  象 : 医師、3学会合同呼吸療法認定士(看護師、理学療法士、作業療法士、

臨床工学技士)※2日間受講することで、認定更新のための点数50点を取得可能。米国呼吸療法学会(AARC)および同国際部会(ICRC)発行の認定証授与

問い合わせ:(事務局)湘南鎌倉総合病院呼吸療法部[email protected] 申し込み方法:エントリーフォーム(URL:http://www.shonankamakura.or.jp/section/section02/entry.php)から申し込み。

珠玉の2日間を!7月に湘南藤沢徳洲会病院

JCI認証を取得

国際的医療

機能評価

徳洲会グループ6施設目

中 部徳洲会病院

中部徳洲会病院(沖縄県)は2月25日、国際的な医療機能評価であるJCI認証

を取得した。国内の医療機関で23施設目、徳洲会グループでは6施設目。同認証

は主に患者安全や医療の質の観点から14カテゴリ・約1140項目におよぶ審査

項目からなり、高いハードルをクリアしなければ取得できない。同院の伊波潔院

長は「認証取得はゴールではなく、スタートにすぎません。患者さんのため安全

や質の向上への取り組みを継続していきたい」とさらなる意欲を見せている。

「ゴールではなくスタート」

(左から)眞玉橋事務長、呉屋・事務部長、伊波院長、大村恵美子・看護部長、髙江洲課長

病院一丸となりJCI認証を取得

審査中の様子。審査期間は5日間

前回のセミナーの模様(右がアシュワース教授)

「地域医療を活性化させたい」と山本院長

鎌ケ谷病院は一般病床

248床、緩和ケア病床

13床だったが、これに83

床が加わる。2007年

に開院し、早い時期から

満床状態となり、5年前

に増床を申請。しかし開

院間もないこともあり、

認可されなかった。今回

の増床認可で「地域の患

者さんのニーズにもっと

応えられるようになりま

す」と山本穰司院長。

鎌ケ谷総合病院(千葉県)は、2月に県から83床の

増床が認可された。これにより6月に院内に併設し

ている「緩和ケア病棟なごみ」を増床、今秋には回

復期リハビリテーション病棟を開設する計画。今年

中に増床をすべて終える方針だ。同院は今年9月に

開院10周年という節目を迎え、より一層、地域の中

核病院としての機能を発揮していく。

83床増床が認可され

回復期リハ病棟開設

鎌 ヶ 谷総合病院

(2面に続く)

徳 洲 新 聞徳 洲 新 聞 生い の ち

命だけは平等だ❶ 平成 29 年 3月20日 月曜日 │ No.1074

月 曜 日3月20日

発行:一般社団法人徳洲会  〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1 麹町311ビル8階  TEL:03-3262-3133制作:一般社団法人徳洲会 編集室  〒102-0083 東京都千代田区麹町3-1-1 麹町311ビル8階 TEL:03-6272-3687 FAX:03-3263-8125  Email:[email protected]

No.107420/Mar.2017

ALL LIVING

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