javaee/web開発統合環境 rational application developer...
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IBM Software Group
© 2010 IBM Corporation
JavaEE/Web開発統合環境Rational Application Developer V8.0
2010年9月14日日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウエア事業 ラショナル事業部
IBM Software Group | Rational software
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アジェンダ
Rational Application Developer (RAD)概要
RAD V8のポイント
2つのエディション
V8の新機能
トピック
JavaEE6対応
Web2.0開発強化
– Dojoに関する機能強化
– Ajaxテストサーバー
コードカバレッジ分析
クラウド関連
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Rational Application Developer(RAD)概要
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IBM Rational のポートフォリオ
エンタープライズ・アーキテクチャー
開発ドメイン
セキュリティーと
コンプライアンス
分析と設計/開発
構成管理変更管理
品質管理
リリースの管理
要求定義要求管理
プロダクト/プロジェクト・ポートフォリオマネジメント
計測とレポーティング
プロダクションオペレーション
ビジネス・ドメイン
Rational Insight
Rational RhapsodyRational Software Architect
Rational Application DeveloperRational Developer for System iRational Developer for System z
Rational Focal Point
Rational DOORSRational Requirements
Composer Rational RequisitePro
Rational Build Forge
Rational System ArchitectRational Asset Analyzer
IT 組込みソフトウェア
Rational Quality ManagerRational Performance
TesterRational Functional Tester
Rational Test RealTimeRational PurifyPlus
Rational Software Analyzer
メインフレーム
Rational Team Concert
Collaborative Application Lifecycle Management (CALM)
ベストプラクティス
コンサルティングサービス、デリバリーサービス、研修
Rational AppScanRational Policy Tester
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WebSphere Application Server (WAS) 上のアプリケーション開発を強力にサポート
3世代のローカルテスト環境が同梱
WAS上のアプリケーションの開発、実行、デバッグ、単体テスト、ランタイムプロファイル
Java, Java EE(EJB 3.xなど)の作成支援
WASローカルテスト環境でクイックなテスト
ビジュアルなWeb開発
開発生産性
品質
使いやすさ
Java EE 開発を可視化
実行前にコード 品質をチェック
WebSphere Application Server の機能をフルに引き出す統合開発環境
FixPackを本番WAS環境と同様に適用可能
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開発から実行までの流れ
Rational Application Developer
稼動確認(URL実行)
作成 アセンブリ デプロイ
コンポーネント・プロバイダーが
J2EEモジュールを作成
デプロイヤーがJ2EE
アプリケーションをデプロイ
アプリケーション・アセンブラーが
J2EEモジュールを組み合わせて
J2EEアプリケーションを構成 J2EEアプリケーション
WebSphere Application Server
ディスクリプター
JARファイル
EARファイル
EJBモジュール
ディプロイメント・
JARファイル
EJB
EJB
Webモジュール
ディプロイメント・
WARファイルJSP
Servlet
HTML
APPClient
J2EEモジュール
ディスクリプター(DD)
アプリケーションクライアント・モジュール
ディプロイメント・
・開発
・実行
・デバッグ
・単体テスト
・プロファイル
・システム管理
・プロセス起動・停止
・ログ管理
・パフォーマンス監視
.etc
ディスクリプター(DD)
ディスクリプター(DD)
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HTML, リッチなJSFコンポーネント(TagLibs)をビジュアルに表示
Web画面の開発 (JSF)
パレットからUIコンポーネントをドラッグ&ドロップで配置可能
このページで使える処理(メソッド)や変数が表示
動的Webページのイベント・ドリブンでのプログラミングが可能
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リッチなUIコンポーネント (JSF)
「入力」「フォーム」の属性例・IMEコントロール(ON, OFF)・5文字入力で次のフィールドへ移動・Enter キーでの次へ移動・ファンクションキーの割り当て例)F12でヘルプの表示
・カレンダーでの入力・3桁カンマ区切り表示・入力マスク例) ____/__/__ など
「入力」「フォーム」の属性例・IMEコントロール(ON, OFF)・5文字入力で次のフィールドへ移動・Enter キーでの次へ移動・ファンクションキーの割り当て例)F12でヘルプの表示
・カレンダーでの入力・3桁カンマ区切り表示・入力マスク例) ____/__/__ など
カスタムコンポーネントの追加も可能
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UI部品とページ・データのバインド (JSF)
「デザイン」ビューで「ログオフ」ボタンに「ページ・データ」に表示されている処理をドラッグ&ドロップで結びつける
「パレット」ビューでUI部品を参照し、ページにドラッグ&ドロップで貼り付け
「プロパティー」ビューで設定情報の確認・編集が可能
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データベース・アクセス
様々なDBに接続可能
DBの種類を問わず、同一の方法でDB操作が可能
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WASテストサーバー(同梱)での実行
Webブラウザーの切り替え
コンソールによるログの確認
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データベースの可視化既存DBの構造の可視化、JPAエンティティーの自動生成に
ER図として可視化
テーブル内のデータデータベース内の探索
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RAD V8のポイント
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エディションが2つに分かれました!
① Rational Application Developer
for WebSphere Software
② Rational Application Developer Standard Edition
for WebSphere Software
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RAD SE、RAD WS、RAD ADの比較
RAD for WebSphere Software 8.0
• Java静的コード解析
• UML可視化機能
• ランタイムプロファイル:行コード・カバレッジ機能
• RTCと連携したコラボレーション・デバッグ
• JCA : CICS / IMS / SAP アダプター (開発用)
• Eclipse 3.4ベース
• WAS 7に同梱。WASライセンスの一部として提供
• Java EE 5 アプリケーションの開発、パッケージング
• WAS 7へのアプリケーション配置、リモートデバッグ
RAD Assembly and Deploy (RAD AD) 7.5
RAD Standard Edition 8.0
•Java EE 6 開発
•Web開発(HTML, JSP):ビジュアルに部品をパレットからドラッグ&ドロップ、デザインビューで確認
•Struts, JSF開発機能
•Web 2.0:Javascript, Dojo開発
•Webサービス開発 (JAX-WS)
•WAS テスト・サーバー同梱: V6.1, V7, V8 Beta
•WAS Feature Pack 開発
•WebSphere Portal 開発機能
•IBM Cloud環境 との連携機能
RAD Assembly and Deploy 7.5
•Java EE 5 開発
•WAS V7へのアプリケーション配置
•WAS デバッグ機能
•WAS管理スクリプト:Jythonの開発
•Webサービス開発(JAX-RPC)
• Eclipse 3.6 ベース
• Java EE 6 開発(Java EE 5の開発も可能)
• WASテスト環境付属 (V6.1, V7, V8 Beta)
•WAS V6 が必要であれば RAD WS 7.5 を使用
• WASマイグレーションにも有効
• ページデザイナーによるWeb 開発
• WAS Feature Pack 開発
• Webサービス開発(JAX-WS)
RAD Standard Edition (RAD SE) 8.0
• 品質向上機能(静的Javaコード解析、動的分析、UMLコード可視化)
• RTCと連携したコラボレーション・デバッグ
• WASとCICS/IMS連携、SAP連携
RAD for WebSphere Software (RAD WS) 8.0
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V8の新機能
新の標準仕様への対応
Java EE 6 (EJB 3.1, JPA 2.0, JSF 2.0, Servlet 3.0 など) Webサービス標準 JAX-RS1.1 JAX-WS2.2
新のWAS Feature Pack (FP) への対応
WAS FP for JPA 2.0, WAS FP for OSGi など
Web 2.0 開発の強化
ページデザイナーによるDojo開発 IE, FireFox プレビュー機能 など
Ajax テストサーバー FireBug連携
動的解析(プロファイル分析)の強化
行レベル・コードカバレッジ
クラウド(Rational SDS) へのアクセス Rational Team Concert との連携
※SDS = Software Delivery Services
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Java EE 6 サポート
JavaEE 6はJavaプラットフォームエンタープライズエディションの仕様の 新版です。
RAD 8はJava EE6のプロジェクトのサポートを含んでいます。
EAR プロジェクト 6.0
EJB プロジェクト 3.1
動的Webプロジェクト 3.0
アプリケーションクライアントプロジェクト 6.0
JCA プロジェクト 1.6
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EJB 3.1 プロジェクト (シングルトンセッションビーン)
シングルトンセッションビーン
アプリケーション中のEJB間で共有された状態に対する簡単なアクセスを提供します。
コンテナは、シングルトンセッションビーンの単一の共有されたインスタンスを保証します。
配備記述子
アノテーション
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EJB 3.1 プロジェクト (EJBタイマーと非同期セッションビーン)
EJBプロジェクトに対する配備記述子
EJBタイマーと非同期セッションビーン呼び出しなどのEJB3.1の新しい機能をサポートします。
これらの機能は、アノテーションを使用することによっても設定可能です。
アノテーションビュー
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動的Webプロジェクト 3.0 (アノテーション)
アノテートされたサーブレット、フィルタ、リスナー
フィルタウィザード、リスナーウィザードが新しくなりました
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生成コードの例サーブレット、フィルタ、リスナーに対するアノテーション
サーブレット
フィルタ
リスナー
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動的Webプロジェクト 3.0 (Webフラグメント)
Webフラグメント
目的はWebコンポーネントのモジュール化です。
Webフラグメントは、配備情報と関連クラスを、jarライブラリとしてインクリメンタルに拡張する方法です。
WebフラグメントjarをWEB-INF/libフォルダに配置することで、そのWebアプリケーションはフラグメントの全てのサーブレット、フィルタ等を利用できるようになります。
Webフラグメント毎に配備記述子(web-fragment.xml)を記述します。そのためのGUIのエディタも用意されています。
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Dojo
Dojoを使った開発を行うには、プロジェクト設定ウィザードでDojo Toolkitを選択します。
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リモートDojoへのアクセス
リモートにあるDojoにアクセスする設定が可能です。
Dojoのホストが公開コンテンツ配布ネットワークにある場合
Dojoがネットワーク上にデプロイされている場合
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豊富なDojoウィジェット
Dojo IBM ウィジェット、Dojo データウィジェット、Dojo フォームウィジェット
Dojoアプリケーションウィジェット、Dojoレイアウトウィジェット、Dojoxウィジェット
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ページデザイナーによるDojoの開発
Dojoのウィジェットがデザインの画面に表示されるようになりました。(以前のバージョンではDojoのマークで表示されていました)
プレビュー機能もIEとFirefoxの両方で確認できるように強化されました。
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Dojoウィジェットの作成もできます
DojoクラスとDojoウィジェットウィザード
ウィジェット/タイプがdojoルートフォルダに設定されているとき、dojo.require()により、ウィジェットが読み込まれます。
ウィジェットがdojoのルートフォルダの外にある場合にはdojo.registerModulePath()の実行によりそれらのウィジェット/タイプを登録されます。
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Dojo(コンテンツアシスト)ユーザーが生成したウィジェットに対してもコンテンツアシストされます
HTMLファイル
JavaScriptエディタ
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Ajax Test Server (ATS)
WEB2.0開発に 適な軽量のサーバー (jettyベース)
出荷時設定ではサーバービューに表示されないので、右に示すようにサーバー定義する必要があります。
ATSはリモートのサービスを使用したテストを実施するためのAjaxプロキシアプリケーションを含んでいます。
プロキシを設定するためにはサーバービューにあるATSプロパティを編集します。
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ATSプロパティの設定 (プロキシ)
Webページ
ATS
Ajaxの非同期リクエスト
Webページを出力したサーバーAとは別のサーバーBに対してプロキシ経由でアクセス
サーバーA サーバーB
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コードカバレッジ分析
プロジェクト毎にコードカバレッジ分析を設定できます。
結果はクラス単位、メソッド単位の百分率で表示されます。
2種類の形式でレポート出力できます。(ワークベンチ、HTML)
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コード・カバレッジ・レポートの出力(ワークベンチ)
パッケージ、クラス、メソッド単位のカバレッジをグラフ表示します。
ソースコード上には、行レベルで実行した部分は緑のバー、実行していない部分は赤いバーが表示されます。
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コード・カバレッジ・レポートの出力(HTML)
パッケージ単位のカバレッジの表示
クラス単位のカバレッジの表示
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コード・カバレッジ(Rational Team Concertとの連携)
RADで実装したソースコードをRational Team Concertの構成管理の対象とすることができます。
Rational Team Concertでソースコードをビルドする際、コード・カバレッジの統計情報を生成することができます。
カバレッジに関する情報が表示されます
Rational Team Concertによるビルド結果の詳細画面
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クラウド上で稼動しているWASテストサーバーのサポート
WAS
Web UI
RAD
Browser
デスクトップ上のRAD/RSA
クラウド上にWASをプロビジョニングして使用します
IBM Rational SDS Cloud
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新規サーバーにクラウド上のWASを選択
新規サーバーウィザード拡張機能でクラウド環境にあるサーバーを指定できるようになります。
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まとめ
標準仕様のサポートJavaEE6仕様をサポートするツール (EJB 3.1, JPA 2.0, JSF 2.0, Servlet 3.0)など
WAS Feature Packの継続サポート; JPA 2.0ツール、OSGi(Aries)ツール
開発者の生産性の向上JavaEE6をサポートする成果物の生成、妥当性検証
Web2.0開発機能の強化
アプリーケーションの品質の向上行レベルコードカバレッジ機能
クラウドのサポートRADを使ってIBMのパブリッククラウドの中のテストサーバー環境にアクセスする
他のIBM製品との統合の活用WebSphere Application Server テスト環境
Rational Team Concert連携
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参考資料
Rationalトップページ
http://www.ibm.com/software/jp/rational/
IBM Rational Application Developer for WebSphere Software V8.0
http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/products/design/rad/
ここからはじめるIBM Rational Application Developer for WebSphere Software V7.5
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/rational.nsf/doc/00260D08
Rationalテスト・ソリューション
http://www.ibm.com/software/jp/rational/testsol/
Rational 研修
http://www-6.ibm.com/jp/lsj/service/it/rational.shtml