itpro expo2014_atlassian

28
Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved. バグ管理・バージョン管理 その次は? ツールを導入しているだけで満足していませんか?

Upload: growth-xpartners-incorporated

Post on 28-May-2015

349 views

Category:

Business


2 download

DESCRIPTION

ITpro expo2014資料

TRANSCRIPT

Page 1: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

バグ管理・バージョン管理 その次は?

ツールを導入しているだけで満足していませんか?

Page 2: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

はじめに

• 開発支援ツールは何をいれていますか?

• バグ管理やバージョン管理をいれて満足していませんか?

• 自分の開発支援ツール利用レベルを確認して、これからのステップを考えてみませんか?

1

Page 3: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発支援ツール

2

Page 4: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発支援ツール

• 開発プロセスの様々な工程で利用するツール

• 目的: –チーム内での情報の共有

–トレーサビリティ(現状と経緯)の把握

–自動化(効率化とミス抑止)

• 対象物: –開発資産(ソースコード、設計書など)

–課題(検討事項、バグなど)

–タスク(作業など)

–構成(リリース手順、インフラなど)

3

Page 5: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発支援ツール • ドキュメント管理

– Wiki:Wiki、Confluence

• ソースコード管理 – 並行バージョン管理:CVS – 分散バージョン管理:Git、Stash

• 課題管理/バグ管理 – Redmine、Trac、JIRA

• タスク管理 – WBS:MS Project – チケット管理:Redmine、Trac、JIRA

• 構成管理 – ソフトウェア構成管理:Ant、Maven – CI(リリースプロセス管理):Jenkins、Bamboo

4

Page 6: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発支援ツール

• 開発支援ツールは開発手法に関係ない

• 基本は計画し、計測し、調整する

–ウォーターフォール型(計画重視)

» 計画:全体を計画し、効率的なリソース配置を考える

» 計測:計画とのズレを把握する

» 調整:ズレを見つけたら調整を行う

–アジャイル型(調整重視)

» 計画:精度が出るぐらい小さな計画にする

» 計測:動くソフトウェアで計測する

» 調整:定期的に関係者で計画の見直しを行う

5

Page 7: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発支援ツール

• 管理したいものは同じ

–開発資産(ソースコード、設計書など)

–課題(検討事項、バグなど)

–構成(リリース手順、インフラなど)

• 要注意はタスク

–ウォーターフォールの場合は作業の全体感が重要になるのでWBSが向く

–アジャイルの場合は作業の入替えが重要になるのでチケット/カンバンが向く

6

Page 8: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

7

Page 9: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• レベルの指標

–利用ツール:どのツールを使っているか

–トレース範囲:ツールをまたがったトレース範囲

• トレーサビリティについて

–いつ発生した課題が、いつ誰が実装されて、いつどこにリリースされたかを自動的に把握する

8

Page 10: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• レベル0

–ツールはほとんど利用していない

» EXCELはツールに入りません

–利用していてもチームでは共有できていない

» 一人が集中管理をしている状態はNG

9

開発資産

課題

タスク

構成

情報の共有 × × × ×

トレーサビリティ × × × ×

自動化 × × × ×

Page 11: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• レベル1

–ソースコード管理、バグ管理は導入され情報共有ができている

» ドキュメント管理はEXCELをバージョン管理

–タスク管理は中央集権

» タスクのステータスや時間を個別入力はできていない

–ビルドスクリプトを手動実行している

» ビルドから先のリリースは自動化されていない

–トレーサビリティが確保されていない

» いつ発生したバグが、いつ誰が実装されて、いつどこにリリースされたかが明確には分からない

10

開発資産

課題

タスク

構成

情報の共有 ○ ○ △ △

トレーサビリティ × × × ×

自動化 ○ ○ △ △

Page 12: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• レベル2

–バグやタスクとソースコードやリリースバージョンは関連づけられている

–ドキュメントも一部はWikiで管理

–CIツールが導入され、リリースは自動化されている

–開発チーム内では情報が共有化されている

» 運用チームとの情報共有が不十分

11

開発資産

課題

タスク

構成

情報の共有 ○ ○ △ ○

トレーサビリティ ○ ○ △ △

自動化 ○ ○ △ ○

Page 13: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• レベル3

–課題発生からサービス提供までがトレース、かつ、運営側にも情報が共有されている

» 開発視点:いつ発生した課題が、いつ誰によって実装されて、どのバージョンに含まれて、いつどのサーバにデプロイされたか

» 運営視点:このサーバには、どのバージョンがデプロイされ、そのバージョンでは、どの課題が、いつ誰によって実装されて、いつリリースされたかが自動的に把握する

–DevOps/OpsDevが実現されている

12

開発資産

課題

タスク

構成

情報の共有 ○ ○ ○ ○

トレーサビリティ ○ ○ ○ ○

自動化 ○ ○ ○ ○

Page 14: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• ポイントは、それぞれの範囲

–情報共有

» 個人→開発チーム→開発と運用

–トレース

» なし→課題とコード→課題とコードとバージョン→課題とコードとバージョンとデプロイ

–自動化:

» なし→スクリプト化→自動運行

13

Page 15: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• ステップ バイ ステップ

–レベル0→レベル1

» 最適はバグ管理とソースコード管理から

▸ タスク管理はWBSでOK

» バグとバージョンへの紐付け

–レベル1→レベル2

» タスクからコードやバージョンへの紐付け

» Wikiの導入(内部手順書から)

» CIツールの導入(まずはボタン1つ)

–レベル2→レベル3

» タスクからデプロイまでの一括管理

14

Page 16: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ツール利用レベル

• ステップ バイ ステップ

15

運営

運用テスト

結合テスト

企画

検討

外部設計

内部設計

実装 ユニット テスト

内部テスト

レベル1

レベル2

レベル3

Page 17: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

アトラシアン製品

16

Page 18: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

アトラシアン製品

• レベルを上げていくのは、レベルアップを想定したツール群の導入が推奨

–Redmine+Git+Jenkinsでもいいけど…

–アトラシアン製品なら、最初から統合前提

» 課題/タスク:JIRA+JIRA Agile

» ドキュメント:Confluence

» ソースコード:Stash(Git)

» CI:Bamboo

17

Page 19: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

アトラシアン製品

18

18

課題 ソースコード モジュール 実行環境

v1 済 ☑タスクA ☑タスクB

v2 未 ☑タスクC ☑タスクD □タスクE

残 □タスクF □タスクG □タスクH

v1

v2.b2

v1

v2.b1

v2.b2

☑タスクA ☑タスクB

☑タスクC ☑タスクD

☑タスクC

本番

受入

開発

検証

v2.b1

Page 20: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

課題管理からのビュー

19

課題からソースコードやリリースのトレース

Page 21: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

ソースコード管理からのビュー

20

コミットから課題のトレース

Page 22: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

CIからのビュー

21

リリースからソースコードコミットのトレース

Page 23: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

CIからのビュー

22

リリースから課題のトレース

Page 24: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

タスク管理からのビュー

23

カンバンからコードやデプロイ

Page 25: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

詳しくは

• ブース説明員へ!

24

Page 26: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発プロセス

25

Page 27: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発プロセス

• プロジェクトマネジメントの役割

–計画する

–計測する

–調整する

• 手法にかかわらず同じことをする

• 「計画と実行のズレを見つけて調整していく」

–そのために計画するし、計測する

26

Page 28: ITpro expo2014_atlassian

Copyright© Growth xPartners, Inc. All rights reserved.

開発プロセス

• 開発プロセスの基本形

27

運営

運用テスト

結合テスト

企画

検討

外部設計

内部設計

実装 ユニット テスト

内部テスト