introduction 20090507
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http://blog.canpan.info/designv/2009.5.7ver.
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林田全弘
1979年神奈川県横浜市生まれ。
職業、グラフィックデザイナー。
高校時代に読んだ本がきっかけで、「大学生活を環境問題解決に捧げよう」と決意。
高校卒業後すぐにナホトカ号重油流出事故の災害ボランティアに参加。
重油回収ボランティアを通じて、「問題解決にはプロのスキルが必要不可欠」と悟る。
日本初の環境ISOを認証取得した武蔵工業大学環境情報学部に入学。
入学した月に同大学初の環境サークルを立ち上げ、ボランティア活動に没頭。
エコ・リーグでの活動中にイベントチラシや会報誌作成などのグラフィックデザインに触れるうち、
「NPOにおけるデザイン・広報」の重要性を強く感じ、デザイン制作会社に就職。
広告制作やパッケージデザインの業務に携わり、2年間の勤務を経て、
07年より商品デザインの仕事に従事する傍ら、NPOのデザインサポート活動を開始。
これまで、NICE、LIFE、エコ・リーグ、アムネスティ、NACS環境委員会、GEICの
パンフレットデザインやロゴデザインなどを手がけている。
M y Profi le
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1.答えはNPOの内にある外から加える見せかけのデザインではなく、内から引き出すデザインを。
2.社会とNPO、その間の視点クリエイターのエゴを押し通さず、かといってNPOの一員にもならず、あくまで協力的な第三者として提案していきます。
3.クライアントではなく、パートナー仕事を発注・受注する関係ではなく、共通の目標に向かって問題解決していくパートナーとしておつきあいします。
My Philosophy
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「デザインボランティアとの仕事は、いつもトラブルばかり・・・」
「デザイナーさんに仕事をお願いしたいけど、どうすればいいのか分からない・・・」
そんなお悩みを抱えているNPOの広報担当者様へ。
あなたの団体とデザインボランティア双方が、
「また一緒にやりましょう」と笑顔で言い合える関係を築くために、
このブログでは、デザインボランティアのコーディネート術をまとめていきます。
引用・改変・配布フリー(非営利の場合に限り)のオープンソースを目指しています
デザインボランティア 検索
デザインボランティアの力を最大限ひき出すコツ
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■デザインボランティアの基礎知識 2)不満だらけのデザインワーク? 3)デザインワークで「よかったこと」 4)デザインボランティアコーディネート事例紹介 5)メリットとデメリット
■準備のコツ 1)いの一番にする、たった30分間のワーク 2)5W1Hのご説明(その1) 3)5W1Hのご説明(その2) 4)5W1Hのご説明(その3) 5)5W1Hで現状把握をするワークシート 6)現状把握ワーク:ACFの場合
■募集のコツ 1)「募集内容」をまとめる 2)各NPOの募集内容から学んでみる 3)決め手となる4つの要因 4)募集内容チェックリスト 5)探し方のコツ 6)初対面、その前に
■依頼のコツ 1)依頼のコツ、のご説明 2)団体オリエンのポイント 3)制作オリエンのポイント 4)オリエンシートをつくってみる 5)さらに上を目指す人向けの制作オリエン その1 6)さらに上を目指す人向けの制作オリエン その2 7)意欲を削ぐNGワードと、やる気を上げるコツ 8)プロの最前線から、デザインの頼み方/頼まれ方を学んでみる
■進行のコツ 1)進行のコツ、のご説明 2)ほめる勇気を持つ 3)修正の流儀 4)チームワークで臨む その1 5)チームワークで臨む その2 6)チームワークで臨む その3 7)案外知られていない御法度
■アフターフォローのコツ 1)アフターフォローのコツ、のご説明 2)アフターフォロー事例紹介 3)心の栄養という名のフィードバック 4)強烈な感動をプレゼントする 5)振り返り会のススメ(1) 6)振り返り会のススメ(2)
■まとめ資料 1)まとめ資料:デザインボランティアの基礎知識 2)まとめ資料:準備のコツ 3)まとめ資料:募集のコツ 4)まとめ資料:依頼のコツ 5)まとめ資料:進行のコツ 6)まとめ資料:アフターフォローのコツ
Contents
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今、プロのデザイナー達によるNPOを支援する動きが広がっています。
サステナ(1994年~)社会問題に関する広告や
キャンペーンをクリエイターとともに展開。
サービスグラント(2004年~)プロスキルを持つボランティアを募り、
NPOの広報支援活動に派遣。
WebSigエコ&ピース(2006年~)CSRをテーマにしたWeb制作者による集まり。
NPOのWeb制作支援や勉強会実施。
メディアデザイン@仙台(2004年~)市民の情報発信と表現活動支援を目的に
仙台のクリエイターが集まって設立。
非営利目的デザインコンペコミュ(2005年~)非営利目的のデザインリクエストに対し、
コンペ形式でデザインを提案しあうmixi内コミュニティ。
a-con(2007年~)多種多様な仕事・専門を持っている社会人と学生有志による
NPOのコミュニケーションをお手伝いするユニット。
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この状況は、NPOにとって、
どちらだと思いますか?
a)チャンス b)ピンチ
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NPOとデザイナーの協働は、制作物のクオリティ向上につながる反面、それぞれ、こんな不満を抱えています。
「もう一緒にやりたくない!」という悲劇
デザイナーとの仕事経験が少ないNPO
NPOが持つ不満
・デザイン料が不明瞭
・修正指示中に黙ってしまったり、嫌な顔をする
・デザイナーがNPOの事をあまりにも知らない
・デザイナーの特徴がよく分からない
・企画内容とデザインが明らかに違う
・文字が小さいため、伝えたいことが目立たない
・デザイン重視で文字が見づらい
などなど
デザイナーが持つ不満
・「おまかせで」という無責任な一言
・広報に対する熱意が感じられない
・ほめてくれない
・最後のやりとりが振込と領収書、は寂しい
・自分の団体を説明できない
・全て口頭で依頼
・ターゲットが不明確
などなど
回避するためには・・・
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①デザインスキルを持つ人にNPOの想いを的確に伝え、②制作作業を効率良く進行し、③効果的な広報物をつくる、といった一連の業務。
→デザインの悲劇を回避する
◎そして、「また一緒にやりましょう」と言い合える関係づくり
「デザインボランティアコーディネート」とは、
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「これまで」と「これから」について
これまでの歩み
先進事例を情報収集するため、3つのNPOにヒアリングを実施しました。(「NPOサポートセンターふらっとボランティア」ブログにてその模様を報告しております)
これからの展開
1. ブログを活用し、コンテンツ(文章・ワークシート)を公開しながら制作します。
2. 冊子形式にまとめ、上記3団体に再度ヒアリングを行い、内容のブラッシュアップを図ります。 ←イマココ
3. まずは「プロトタイプ」としてまとめ、PDF形式にしたものをweb上で公開・配布します。
4. 正式版をもとに、関連づけができる組織とタイアップし、講座を開催予定。(候補:各地の中間支援センター、助成団体など)
■ハンガー・フリー・ワールド
ボランティアの募集方法や、
制作依頼時に注意していることなど、
上手くいっている事例を伺いました。
(08年3月)
■A SEED JAPAN
デザインボランティアをコーディネートする
担当が既にいらっしゃることがわかり、
具体的な役割について話を伺いました。
(08年4月)
■アムネスティ・インターナショナル日本
必要最低限のデザインボランティアを擁し、
互いに成長し合う関係を築いている事例を
伺うことができました。
(08年5月)
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NPO広報1年生のための
デザインボランティアの力を
最大限ひき出す5つのコツ
すぐに使える!ワークシート付
・準備のコツ
まず、何を、どこまで準備するか?
・募集のコツ
潜在的ボランティアを安心させる情報とは?
・依頼のコツ
何をどう、どこまで伝えるか、気をつけたいNGワード
・制作進行のコツ
やる気を引き出すマジックワード
・アフターフォローのコツ
人材離れを回避する方法、「次も!」と言わせる最後の一手
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