interview>>>種類というか、質っていうのがあると...
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Interview>>> NTTOaTa NTT DATA i Corporation
入社から3年。
き っ と 見 え て く る 「 社 会 の 色 々 」
ア イ に 就 職 を 決 め た 理 由 か ら
現 在 の こ と ま で
ざ っ く ば ら ん に 聞 い て み ま し た 。
田中 千絵
自動車情報 分野
知 識 工 学 部 出 身
高田 真吾
ビジネス推進 分野
情 報 理 工 学 部 出 身
藤井 敦也
健康保険 分野
理 工 学 部 出 身
金田 果奈美
労働情報 分野
工 学 部 出 身
田淵 圭将
ホームランドセキュリティ 分野
理 工 学 域 出 身
I NT ER V IEWER
鈴木 雅史HRM 担当
鈴 木
改めまして、採用担当の鈴木です。こんにちは。久しぶりにお会いすることができて嬉しいです。
社会人になって3年経つと、みんなグッと成長しているよね。入社の時とはまた違ったお話ができるんじゃないかなと、すごく楽しみにしています。
就活中の皆さんに見てもらうことになるのですが、下手に飾ったりしても仕事や会社との「マッチング」をイメージしづらくなってしまうので、よりリアルなお話を伺えたらなと思ってます。
短い時間ですが、よろしくお願いします。
鈴 木
はじめから少しかたい感じになっちゃうけど、『入社に至った経緯』から伺っていきましょう。みんなは、最初からIT業界を志望していたの?
田 淵
僕の場合は、IT業界しか見ていなくて、勤務エリアも関東に絞っていました。
「国×IT」で考えていたので、関東かなと。地元は金沢なんですが、地元就職は考えてなかったです。本筋からはそれますけど、車通勤も嫌で(笑)
田 中
私は最初、文系の職種も見ていたんですけど、就活を進めてエントリーシートを出すくらいの時期には「SE職」というところまで絞ってました。一応、理系だったのもあって。
はじめからIT志望?
鈴 木
なるほど。金田さんは、IT業界に決めていたのかな?
金 田
そうですね。もともと情報通信をやっていたのもあって。私は(大学)院には行かずに、学部で卒業して就職したかったんです。
そう考えたときに、SE職は学部卒でも安定して実力をつけていけそうでした。
鈴 木
たしかに、そういう考え方もあるね。
では、次の質問だけど、就活中の『アイの志望度』って、実際はどうだったのかな。いわゆる大手の企業もたくさんある中で、どういう流れで絞り込まれて行ったのか。
志望度は変わるもの?
田中さんは、文系の職種を見ていたって言っていたけれど、どんな感じだったの?
田 中
一番はじめは、漠然と飲食系、中でも倍率が高めの大手メーカーに入りたかったです。
でも、周囲から得られる情報が限られていたのもあって、具体的なイメージや就活に落とし込む作業がとてもやり辛かったんです。
一方で、システムインテグレータは、身近にいる学科の人たちからも情報がたくさん入ってくるので、取り組みやすかった。
やっぱり、いま振り返ってみても、具体的に仕事のイメージができるかどうかって大切だなと思います。
正直、最初はアイが第一志望じゃなかったですけど、面接が進んでいく中でアイにしようと決めました。
田 淵
僕は、説明会で仕事の領域を聞いてからはアイが一番でした。
官公庁がお客様である仕事をしているだけあって、大規模システムが多いっていうのと、ここでしかできない仕事がありそうだなと感じたので。
いわゆる大手のシステムインテグレータも見ていましたけど、金融や法人分野、グローバル展開まで幅広く行っているので、多様性がある一方で、人や領域がものすごく多い。
国とITという軸をもって就活をしていた自分にとっては、やりたいことから遠ざかってしまう可能性が高そうだな、と。
ただ、この部分はそれぞれの価値観によるところが大きいので、一概には言えないですよね。個人的には、この時の判断は間違っていなかったと思います。
金 田
私は、はじめから一番でした。
仕事のレベル感によらず、リーダーシップは必要になってくるんですけど、その種類というか、質っていうのがあると思っていて。それが自分に合っているかを考えていたように思います。
うまく言えないですが、例えば親会社のようにとても大きな組織の中でのリーダーシップは、自分には向いていないと思っていて。
鈴 木
実際に働いてみて、仕事のレベル感はどうなの?思っていた通りだった?
金 田
今の感じは、合っていると思います。当然ながら、チャレンジも学びも必要だし、チームでのリーダーシップも求められますけど、ペースや成長の積み重ね方が合っていると思います。
高 田
私は、あまりエントリーした記憶が無かったんですけど(笑)
あまり就活がうまくいっていなかった時期に、大阪でやっていた説明会に足を運んでみたのはよく覚えています。その時、公共・社会基盤という話を聞いて。
偶然ではありましたけど、とても興味を持てたので、面接に行ってみようと思いました。
鈴 木
着地点はNTTデータアイだけど、志望した理由や経緯は、本当に人それぞれだね。
鈴 木
さて、続いては『入社の決め手』を聞いてみようと思います。
田 中
アイの面接は、他の会社と違って面接じゃなくて「面談」という感じ。
話をする中で、会社の良さを教えてもらったり、自分がどんな風に考えているかという話をして。どの面接も、雰囲気がすごく良かったです。
二次面接で会った女性の部長さんと、なぜか“神楽坂ランチ”の話ですごく盛り上がって(笑)
和やかな雰囲気の中で、仕事や会社とのマッチングについて確認してくれている感じでした。
共通項もありそうだよね。
最後は、もう就活やめてもいいかな?と思っていた時期に、大学の研究室でPM学会(プロジェクトマネジメント学会)に出ていた人から「学会にいるアイの女性社員は素敵な方だから、いい会社なんじゃないかな?」と背中を押されて。それで、もう一度就活を振り返って考えた結果、就活を終えました。
面接の時に出会った部長さんには、今も良くしていただいていますよ。
金 田
私は、会社側から声を掛けてもらったのがきっかけですかね。何かご縁があるかもな、と思いました。
もちろん決め手は、仕事内容や会社の立ち位置が自分の価値観とマッチしていたからですよ?
田 淵
説明会や面接でお話した方々の人柄、あとは公共系にとことん強い、という点がマッチして選びました。
たしかに面接は和やかな雰囲気で、話の最後は、大学のサークルで北信越エリアの幹事長をやっている話で終わったような気がします(笑)
鈴 木
なるほど。判断基準も色々だけど、共通する部分も見えてくる感じがするね。
鈴 木
次は、就活中の学生さんからも良く聞かれる『就活していたときと今とのギャップ』について、プラス・マイナスの両面から教えてもらおうかな。
例えば、上司や先輩との関係性はどうかな?
藤 井
良い面は、上長が部下それぞれに合わせて対応をしてくれるところです。
部下の適性に合わせた配慮があって、風通しが良く感じますね。
押さえるべきポイントを明確にしていれば、自分のやりたいようにやらせてくれますし、任せてもらえる。
ギャップの本質は
マイナス面は、いま私のいる担当には歳の近い先輩がいないので、キャリア上のロールモデルが作りにくいところです。
ただ、これを理由にして「自分のキャリアを考えません」というのは違うので、同じ職場で働いている親会社の先輩をロールモデルにしていますよ。
金 田
私個人としては、悪いところはあんまりなくて、周りに恵まれていると思っています。配属をここに決めてもらえてよかった。トレーナーも上司も良かったです。
厳しいことも言われますけど、私のことを考えてくれているのがわかるので。
高 田
私の上司は、技術力がとても高くて尊敬できるし、頭の切れる人だと思います。
SEって思っている以上に多様なスキルが求められますけど、なんでもできて純粋に「カッコいい」と思うし、そういう人と一緒に仕事ができるというのは良かったです。マネジメントのことも、色々と教えてくれますし。
ただ、上司は外出していることが多いので、良くも悪くも自分一人で考える機会が多いかな。
それでも「自分でこういうことを考えて、こうしました。」ということに対してちゃんと評価してくれるので、問題には感じませんけど。
鈴 木
業務の面ではどうですか?
田 淵
良かったところは、様々なお客様やグループ会社の人と関わり合いながら「システムをより良いものにしていこう!」みたいな動きがすごく強いことです。
あと、配属時にもらった名刺は、300枚くらいだったと思いますけど、すぐ無くなってしまいました。多くの人と関わりを持ちながら仕事を進めるのが好きなので、すごくプラスだと思います。
一方で、プログラミングをがっつりやれるのかなと期待してたんですが、今の仕事は基盤系なのでUNIXしか触っていません。ネットワーク機器とかもあまり...
研修の時にやったJAVAが結構好きだったんですけど、それができないのはちょっとな、と思うことはありました。
今は、仕事そのものが楽しいので、特にマイナスとは思っていないですけどね。
藤 井
私も「人との関わりが多いこと」がプラスです。
自分に技術が足りなくても、現場にはより高度な技術を持った専門の方々がいるので、コミュニケーションでうまくやっていける部分もあります。
もちろん、技術力はあればあるほど良いんですけどね(笑)
ただ「人とのつながり」というのは、何だかんだで仕事がうまく回る秘訣なんだと思います。
あとは、公共系の仕事ということで、はじめは「決まったやり方が多いのかな?」なんてイメージしていましたが、全くそんなことはなかったです。
金 田
私が思うプラスの側面も、藤井君と同じです。チームワークなので「コミュニケーション」が技術面のことをカバーしてくれることもあります。
マイナス面は、思ってたよりも忙しい。SEなので、忙しいのは覚悟して入ったんですけど、時期によっては結構遅くまでがんばりました(笑)
鈴 木
たしかに、部署とかプロジェクトのタイミングなんかによっても、変わってくるものだよね。
そしてギャップについては、同じ環境にいても価値観や前提知識なんかによって感じ方が変わりそうだね。
就活生でも社会人であっても、広い視点を持ちつつ「理想と現実のバランス」を考えていく必要がありそうだなと、話を聞いていて思いました。
鈴 木
今日は、就活中から入社してからのことまで、リアルな声を聴くことができて良かったです。
そして、皆さんがそれぞれの考えを持って仕事に取り組んでいることが分かって、頼もしく感じました。
ありがとうございました。
では最後に、就活中の皆さんにメッセージをお願いします!
金 田
就職活動の時ほど、様々な職種や会社に触れることのできる機会はないと思います。大変なこともあるかと思いますが、貴重なこの機会を楽しんでみてください。
「自分らしさ」を大切に行動していくと、きっと自分に合った会社に巡り合えると思います。がんばってください!
就活はマッチング
田 淵
今はまだ、入社後のことについて具体的なイメージは持てないとは思いますが、どんな担当になっても「ITの前提知識」は必要不可欠になってきます。
まずは「基本情報技術者」、すでに持っている人は「応用情報技術者」の資格取得に取り組んでみると、より入社後のギャップを小さくできると思います。ぜひチャレンジしてみてください!
入社後の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
藤 井
エントリーシートや面接の場では、どうしても自分の美談を伝えたくなるものです。
一方で企業側としては、皆さんがこれまでに成し遂げた功績の輝かしさよりも、結果に至るまでの過程でどういった考えを持って取り組んだか、という「人と成り」に注目していることが多いということを意識してみてください。
社会人になると限られた業界での繋がりが多くなりがちですので、学生時代の友人が非常に貴重な存在になってきます。
多種多様な業界で活躍している友人の話を聞くとすごく刺激になりますし、どこかにビジネスチャンスがあるかもしれません。
勉強や研究ももちろん大切ですが、学生のうちに人脈を広げておくことが今後の人生でプラスになると思います。
就職活動に取り組む中で、希望した企業の選考に落ちてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は自己否定せず、「今回は縁が無かっただけ。もっと自分に合う企業が他にある!」と開き直ってください。
自分で考えて行動を続けていれば、自分の希望や価値観と企業側のニーズが「マッチする機会」がきっとありますよ。
それがもしNTTデータアイだったら、一緒に働けることを楽しみにしています。
エ ピ ソ ー ド や 価 値 観 は さ ま ざ ま
で す が 、 今 ま さ に 就 活 を し て い
る 学 生 の 皆 さ ん に N T T デ ー タ ア
イ の 「 空 気 感 」 の よ う な も の が
少 し で も お 伝 え で き て い た ら 嬉
し い で す 。
自 分 と 仕 事 や 会 社 と の マ ッ チ ン
グ を 改 め て 考 え る こ と 、 入 社 後
の ギ ャ ッ プ を 少 し で も 減 ら す 作
業 。 こ の よ う な ア ク シ ョ ン は 、
い ま 取 り 組 む こ と の で き る 大 切
な こ と だ と 思 い ま す 。
ぜ ひ お 気 軽 に 「 公 共 I C T セ ミ ナ ー
& 座 談 会 」 に 足 を お 運 び い た だ
き 、 少 人 数 制 の 座 談 会 で 素 朴 な
疑 問 を ぶ つ け て み て 下 さ い 。
そ れ で は 、 お 会 い で き る こ と を
楽 し み に し て お り ま す 。
就 活 が ん ば っ て く だ さ い ね 。
( お わ り )