inasafe/qgisを使ってみよう(foss4g 2016 nara.kansaiハンズオン資料)
TRANSCRIPT
InaSAFEとは
• Indonesia Scenario Assessment for Emergencies
• QGISに実装されてるプラグインの一つ.
• オーストラリア政府,インドネシア政府,世界銀行などによる合同開発.
•自然災害に対する影響分析が可能
自然現象(災害の素)
•地震
•津波
•崩壊
•地すべり
•火山噴火
•河川氾濫
etc…鬼怒川氾濫(国交省HPより)
http://www.ktr.mlit.go.jp/bousai/bousai00000095.html
災害について考える
もし,災害が発生したら…
避難する必要はあるの?ない
の?(evacuation)
するとしたら、何人くらい?(規模)
使える道路はどこ?
安全な避難所(shelter)は?
どこが被災する可能性が高い?(影響範囲)
開いている病院はどこ?
避難所には水や食料はどれくらい必要?
そこで,InaSAFEの出番
• InaSAFEは災害が発生する可能性が高い領域の情報を抽出できる(影響分析).
• 準備するもの:
災害(想定)データと被災対象データ
• ワークフローがしっかりしているため,操作が簡単.
一言でまとめるとめっちゃ簡単で早い!!
カップラーメンみたい
まさに,インスタント(即座)にできる
影響分析• 災害が社会へ与える影響を分析する.
インフラ,市民,作物とか…..
• 対応可能な災害
・地震
・津波
・洪水 今日はこれをやります.
・火山噴火
・地すべり(開発中)
・叢林地の火事(開発中)
↑日本ではなじみがないですが
使えるデータ・使えないデータ
洪水データの場合、以下のデータは使用可能
• 洪水データ:ラスタ ポリゴン
• 人口データ:ラスタ
• 構造物データ:ポリゴン ポイント
• 道路データ:ライン
例えば,ポイントの人口データなどは扱えない…
詳しくはこちらhttp://docs.inasafe.org/en/training/socialisation/inasafe_concepts.html
日本語の使用方法
①プラグインから「TableManager」をダウンロード②ベクタ(O)-Table
Manager を実行
③日本語のテーブルを選択
④Renameで名称を半角英数字に変更
⑤保存先を選択し,実行