imdg - code cfr 172-101

100
(注20.6(111)5.8(155) 危-規則規定によるものであること。 環境有害性及び可燃性に注意して取扱うこと。 船積上の 注意事項 姿 (商品名) ビフェニル C 12 H 10 ; C 6 H 5 -C 6 H 5 Bibenzene; Diphenyl; Phenylbenzene ビベンゼン; ジフェニル; フェニルベンゼン Terphenyl ENVIRONMENTALLY HAZARDOUS SUBSTANCE, SOLID, N.O.S.; Diphenyl 環境有害物質(固体); ジフェニル 有機合成の中間体,電気絶縁油,熱媒体,殺菌剤 BIPHENYL H (注1)ジフェニル X類(注1C2 - - - - - 荷役許容量 B C1 A コンテナ収納検査 ベルコ-IMDG - CODE CFR 172-101 副次等級 有害性物質 9 P - Class 9 P - 9 P 9 甲板上,甲板下 On deck, Under deck On deck, Under deck 水蒸蒸留される。 分解されると刺激煙霧を生じる。 113 引火点 540 発火点 0.65.8 (2) 爆発限界 () 特記 事項 熱のナフタレ無色リー結晶 1.041 5.3 6973 255.25 比重 アルコール エーテル 芳香族炭化水素 92-52-4 3077 101

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Page 1: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)0.6(111℃)~5.8(155℃)

危-規則規定によるものであること。

環境有害性及び可燃性に注意して取扱うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ビフェニル

C12H10; C6H5-C6H5

Bibenzene; Diphenyl; Phenylbenzeneビベンゼン; ジフェニル; フェニルベンゼン

Terphenyl類 似 品

ENVIRONMENTALLY HAZARDOUS SUBSTANCE, SOLID, N.O.S. ; Diphenyl環境有害物質(固体); ジフェニル

有機合成の中間体,電気絶縁油,熱媒体,殺菌剤用 途

BIPHENYL

H

(注1)ジフェニル

消 防 法

海 防 法 X類(注1)

C2 - - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

コンテナ収納検査 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

有害性物質 9 ⅢP -

Class 9 ⅢP -

9 ⅢP9

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

水蒸気蒸留される。

熱分解されると刺激性煙霧を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 113引火点℃

540発火点℃

0.6~5.8(注2)

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

不ナフタレン臭

無色リーフ状結晶

1.041 5.3 69~73 255.25可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

芳香族炭化水素

化 学 的 分 類

92-52-4

C A S 番 号

3077

国 連 番 号

101

Page 2: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

60 100 140 180 220 260

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 255℃引火点: 113℃

ビフェニルの蒸気圧曲線

LD50 2140mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

0.2ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

微粉末は鼻の粘膜を刺激し,悪心,おう吐,呼吸困難を起こす。また,肝臓の脂肪変性,腎臓障害のおそれあり。動物実験では中枢神経麻痺(まひ)とけいれんを起こす。

皮膚からの吸収により中毒症状が現れることがある。

眼 に 入 った 場 合

発がん性

水噴霧,炭酸ガス,粉末,泡消 火 法EmS F-A, S-F

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,更衣させ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

大量の水などを与えた後,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

防塵マスク,保護衣

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 3: IMDG - CODE CFR 172-101

潮解性あり。水溶液は酸性を示す。

水で分解し,水に不溶の白色化合物となる。

危-規則規定によるものであること。

イ.甲板上積載をする場合には,アンモニウム化合物及びシアン化物から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載をする場合には,これらの物質とは同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ロ.アンモニウム化合物及びシアン化物から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)

ハ.その他酸化性物質類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

硝酸ビスマス(Ⅲ)五水和物

Bismuth ternitrate; Bismuth trinitrate硝酸蒼船; ビスマスターナイトレイト; ビスマストリナイトレイト

Bismuth subnitrate; Basic bismuth nitrate類 似 品

※NITRATES, INORGANIC, N.O.S.※無機硝酸塩類(固体)

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

他のビスマス化合物,夜光塗料の製造。アルカロイド沈殿試薬用 途

BISMUTH(Ⅲ) NITRATE PENTAHYDRATE

水,空気又は熱の作用

なし(本品は他の可燃物の燃焼を助長する。)

金 属

-

N

O

O O-

+

NO

OO

-

-

+

N

O

O O-

-

+Bi3+ H2O

5

消 防 法 第1類 硝酸塩類

海 防 法 -

C2酸化性物質類(酸) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

N3O9Bi・5H2O; BiN3O9・5H2O; Bi(NO3)3・5H2O

状 分解硝酸臭無色の結晶 2.82 30(分解)

不 不

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ありなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

酸化性物質類(酸化性物質) 5.1 Ⅱ/Ⅲ -

Class 5.1 Ⅱ/Ⅲ -

5.1 Ⅱ/Ⅲ5.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

硝酸塩

化 学 的 分 類

10035-06-0

C A S 番 号

1477※

国 連 番 号

102

Page 4: IMDG - CODE CFR 172-101

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,安静にさせ,医師の手当を受ける。

硫酸マグネシウム20gを200mlの水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。重症の場合はBALの経口投与が有効である。

石けんと水で洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

防塵マスク,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 4042mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

湿らせたpH試験紙(弱酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

気道及び粘膜を刺激する。

多量に飲み込むと,腎障害(無尿症,蛋白尿),口内炎,下痢,頭痛,関節痛を起こす。

皮膚,粘膜を刺激する。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

保護具着用の上,破損個所をシールし,掃き取る。掃き取ったものは可燃物から隔離しておくこと。

飲 み 込 んだ 場 合

消 火 法EmS F-A, S-Q

-MFAG

Page 5: IMDG - CODE CFR 172-101

水又は空気中の湿気によって分解され,強酸性の臭化水素を発生する。加熱されると爆発のおそれがある。

危-規則規定によるものであること。

イ.できる限り温度の低い場所に積載すること。(危)ロ.できる限り低温に保つこと。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他腐食性物質及び毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

三臭化ホウ素

BBr3

Boron bromide; Tribromoboraneボロンブロマイド; トリブロモボラン

Boron trifluoride; Boron trichloride類 似 品

BORON TRIBROMIDE; Tribromoborane三臭化ホウ素; トリブロモボラン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

ジボラン,触媒,超高純度ホウ素の製造用 途

BORON TRIBROMIDE

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

H

H

BrB

Br

Br

消 防 法 -

海 防 法 -

C2腐食性物質 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

状 分解刺激臭無色の発煙性

液体

2.698(0℃)

8.7 -46 90~91分解

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

なしあり(強) あり あり

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

腐食性物質 8 Ⅰ -

Class 8 Ⅰ -

8 Ⅰ8, 6.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上

On deck

On deck

危 - 規 則

ハロゲン化ホウ素

化 学 的 分 類

10294-33-4

C A S 番 号

2692国 連 番 号

103

Page 6: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)解毒剤:生理的食塩水1000ml静注。1日4リットルまで。臭素濃度が50mg/dl 以下になるまで反復。

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80 100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 91℃引火点: -

三臭化ホウ素の蒸気圧曲線

(参考)臭化水素: LC50 2858ppm/1時間(吸入ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL

1ppm

C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

湿らせたpH試験紙(酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

濃い蒸気は呼吸気道の炎症を起こす。繰り返し暴露すると,歯牙酸食症,胃腸障害,酸欠症などを起こす。

おう吐,下痢を起こし,顔面筋肉や四肢のけいれん,異常な高熱,腎臓障害による貧尿,黄疸,チアノーゼなどを起こす。

激しく刺激し,腐食する。

濃いガスは眼の炎症を起こす。眼 に 入 った 場 合

発がん性

消 火 法EmS F-A, S-B

-MFAG

吸 入 し

た 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,さらに炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)の噴霧吸入を行い,医師の手当を受ける。卒倒したときは酸素吸入を行うこと。(注)

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。(注)

石けんと水でよく洗い流し,痛みを感じるときは炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗った後,さらによく水で洗う。

直ちに流水で十分に洗った後,うすい炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は酸性ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

保護具着用の上,十分に換気し,吸着材をまいて掃き取った後,炭酸ナトリウム又は消石灰をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 7: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)塩素とホウ酸を生じる。

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.発火源となる設備及び熱源から遠ざけること。(危)ニ.輻射熱から遮断すること。(IMDG-CODE, CFR)ホ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

三塩化ホウ素

BCl3

Boron chloride; Trichloroboraneボロンクロライド; トリクロロボラン

Boron tribromide; Boron trifluride類 似 品

BORON TRICHLORIDE三塩化ホウ素

BORON TRICHLORIDE

H

H

ClB

Cl

Cl

消 防 法 第9条の3 貯蔵等の届出を要する物質(省令)

海 防 法 -

C2高圧ガス(毒) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

ホウ素の製造及び精製,有機合成の触媒,半導体製造用 途

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

分解(注)刺激臭

無色発煙性の気体又は液体

1.3728(0℃)

4.1 -107 12.5分解

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

大気中の湿気(水蒸気)と発熱反応し,有毒で腐食性の塩化水素の白煙を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

なしあり(強) あり あり

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(毒性高圧ガス) 2.3 8

Class 2.3 8

2.32.3, 8

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上

On deck

On deck

危 - 規 則

積 載 場 所

ハロゲン化ホウ素

化 学 的 分 類

10294-34-5

C A S 番 号

1741

国 連 番 号

104

Page 8: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-100 -80 -60 -40 -20 0 20

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 12.5℃引火点: -

三塩化ホウ素の蒸気圧曲線

消 火 法EmS F-C, S-U

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,さらに炭酸水素ナトリウム溶液の噴霧吸入を行い,医師の手当を受ける。

直ちに大量の水で洗い流す。痛みを感じるときは炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗った後,さらによく水で洗い,医師の手当を受ける。

直ちに流水で十分に洗った後,うすい炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は酸性ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行い,保護具着用の上,バルブを閉め,漏洩したボンベを風下に運び出す。

飲 み 込 んだ 場 合

LC50 2541ppm/1時間(吸入ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

湿らせたpH試験紙(酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

粘膜を強く刺激し,頭痛,せき,呼吸気管の炎症を起こす。繰り返し暴露すると,歯牙酸食症,胃腸障害,酸欠症などを起こす。中枢神経抑制作用があり,持続的なおう吐,下痢を生じる。

激しく刺激し,腐食する。

濃いガスは炎症を起こす。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 9: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他高圧ガス及び毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

三フッ化ホウ素

BF3

Boron fluoride; Trifluoroboraneフッ化ホウ素; ボロンフルオライド; トリフルオロボラン

Boron tribromide; Boron trichloride類 似 品

BORON TRIFLUORIDE; Boron Fluoride, Compressed三フッ化ホウ素

有機合成の触媒,ジボランの製造,中性子強度測定,ガスろう付け用 途

BORON TRIFLUORIDE

H

H

FB

F

F

消 防 法 第9条の3 貯蔵等の届け出を要する物質(省令)

海 防 法 -

C2高圧ガス(毒) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(毒性高圧ガス) 2.3 8

Class 2.3 8

2.32.3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上

On deck

On deck

危 - 規 則

加水分解して生じる毒性の強いフッ化水素に注意すること。

湿った空気中では腐食性及び毒性のあるフッ化水素を含む白煙を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

なしあり(強) あり あり

分解窒息性刺激臭

無色の気体1.57

(-100.4℃,液体)

2.4 -127 -100分解 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

ハロゲン化ホウ素

化 学 的 分 類

7637-07-2

C A S 番 号

1008

国 連 番 号

105

Page 10: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-160 -150 -140 -130 -120 -110 -100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: -100℃引火点: -

三フッ化ホウ素の蒸気圧曲線

16MFAG

消 火 法EmS F-C, S-U

LC50 1180mg/m3/4時間(吸入ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL

1ppm

C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

湿らせたpH試験紙(強酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵

などを吸入

し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

呼吸気道の粘膜を強く刺激し,呼吸困難,せき,悪寒などについで,2,3日後に吐血などを起こし,上気道潰瘍(かいよう),発熱,チアノーゼ,肺水腫が現れる。(脳充血と脳水腫,肺水腫,肝・腎臓の変質が認められる。)さらに,筋及び全身のけいれん,知覚の異常,黄疸(おうだん),血尿などが起こり死亡することがある。

激しく刺激し,皮下組織が冒され,貧血し,あおじろくなり,壊疸(えそ)を生じる。また,皮膚から吸収されたときも吸入した場合と同様の症状が現れる。

激しく刺激し,強い薬傷を生じ,数時間後に痛みを感じるという。長時間の視力低下又は失明のおそれがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発 が ん 性

吸 入 し

た 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を施す。解毒剤:10%グルコン酸カルシウム10ml静注。(症状が消えるまで反復)胃腸の刺激を緩和するため牛乳などを4時間ごとに与える。

直ちに炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い流し,酸化マグネシウム 20gをグリセリンに混ぜて塗り,医師の手当を受ける。薬傷を受けた局所は氷冷した70%エタノールで1~4時間冷やすとよい。可溶性カルシウム製剤(グルコン酸カルシウムなど)が有効である。

直ちに流水で十分に洗い,さらに硫酸マグネシウムの3.5%溶液で洗った後,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は酸性ガス用防毒マスク,ゴム上下服,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着

し た 場 合

眼 に 入 っ

た 場 合

漏 洩 し

た 場 合

通風換気を十分に行い,保護具着用の上,バルブを閉め,漏洩したボンベを風下に運び出す。

飲 み 込 ん

だ 場 合

Page 11: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

BPMC剤

C12H17O2N

2-secondary-Butylphenyl-N-methylcarbamate; (BASSA); (Fenobucarb); (Osbac)2-セカンダリーブチルフェニル-N-メチルカーバメイト

MIPC(ミプシン); MTMC(ツマサイド); MPMC(メオゾール); (デナポン)類 似 品

※CARBAMATE PESTICIDE, SOLID, TOXIC※カーバメート系殺虫殺菌剤類(固体)(毒性のもの)

農薬(殺虫剤)用 途

BPMC

O NCH3

O

H3C

H3C

H

H

H

消 防 法 -

海 防 法 -

C2 - - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

毒物類(毒物) 6.1 Ⅲ -

Class 6.1 Ⅲ -

6.1 Ⅲ6.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

強酸,強アルカリで分解される。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

状 水

芳香(ベンゼン臭)無色の結晶 1.000 7.2 32

112~113(27Pa) 可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

カーバメート系農薬

化 学 的 分 類

3766-81-2

C A S 番 号

2757※

国 連 番 号

106

Page 12: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)縮瞳にはアトロピンの静注を施す。(PAM無効)

(劇物)LD50 350mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,めまい,吐き気,おう吐,下痢,腹痛,流涎(りゅうせん),発汗が生じ,縮瞳,顔面蒼白などが起こる。重症の場合は,呼吸困難,歩行困難,言語障害,意識障害,肺水腫,けいれんを起こすことがある。

皮膚からも速やかに吸収され,吸入・飲込みと同様の症状が現れる。長時間扱っていると皮膚炎を起こすことがある。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

水,泡,粉末,炭酸ガス消 火 法EmS F-A, S-A

17MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,更衣させ,うがいをさせた後,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。(注)

石けんと大量の水で全身をよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

防塵マスク又は有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

保護具着用の上,掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 13: IMDG - CODE CFR 172-101

(注1)3.4g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.できる限り温度の低い場所に積載すること。(危)ニ.できる限り低温に保つこと。(IMDG-CODE, CFR)ホ.別表第14に定める隔離基準においては,酸化性物質として他の危険物から隔離することとし,甲板上積載をする場合には,可燃性物質,酸化性物質及び放射性物質等から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載をする場合には,これらの物質とは同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ヘ.酸化性物質として他の危険物から隔離し,可燃性物質,酸化性物質及び放射性物質から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)

ト.その他腐食性物質及び毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

臭素

Br2

ブロム; ブロミン

Fluorine; Chlorine; Iodine類 似 品

BROMINE or BROMINE SOLUTION臭素又はその溶液

BROMINE

消 防 法 第9条の3 貯蔵等の届け出を要する物質(政令)

海 防 法 -

C2腐食性物質 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

107

農薬,医薬品などの合成用 途

室温で激しく赤褐色の煙を発生する。有機物質に触れると火災を起こすことがある。アンモニアと激しく反応する。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

ハロゲン(第17族元素)

化 学 的 分 類

7726-95-6

C A S 番 号

1744

国 連 番 号

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ありあり(強) あり(強) あり(強)

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

腐食性物質 8 Ⅰ 6.1

Class 8 Ⅰ 6.1

8 Ⅰ8, 6.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上

On deck

On deck

危 - 規 則

可(注1)強い刺激臭

暗赤褐色発煙性の液体

3.1023(25/4℃)

5.6 -7.2 58.78易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

Page 14: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)臭素を取り扱うときはいつも手の届くところにアンモニアを用意しておくこと。(アンモニア蒸気は臭素蒸気を無毒化するのに極めて有効である。)

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 58.78℃引火点: -

臭素の蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末,大量の水(特記事項参照)消 火 法EmS F-A, S-B

(劇物)LD50 1700mg/kg(経口ラット),LDL0 14mg/kg(経口ヒト)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

0.1ppm

T W A

0.2ppm

STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭素検知管検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合皮膚,粘膜を激しく刺激し,潰瘍(かいよう),壊死(えし)を起こす。

眼を激しく刺激し,結膜炎を起こす。角膜潰瘍(かくまくかいよう),眼球結膜の着色を起こすことがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

吸 入 し

た 場 合

保 護 具

直ちに流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

皮膚に付着

し た 場 合

眼 に 入 っ

た 場 合

漏 洩 し

た 場 合

保護具着用の上,大量の水を散布し,できれば漏洩個所をシールし,チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)又は炭酸ナトリウムをまいて分解した後(赤褐色が消える。),大量の水で洗う。(注2)

飲 み 込 ん

だ 場 合

直ちに新鮮な空気の場所に移し,チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)溶液でうがいをさせ,濃いコーヒー,茶などを与え,医師の手当を受ける。(注2)

20gのチオ硫酸ナトリウムを約300ml水とともに飲ませ,吐いたときはさらに繰り返し飲ませ,医師の手当を受ける。

直ちにチオ硫酸ナトリウム溶液でよく洗った後,石けんと水でよく洗い流す。

自給式呼吸具又はハロゲンガス用防毒マスク(直結式不可),ゴム上下服,ゴム手袋,ゴム長靴 (注2)

-MFAG

上部気道を激しく刺激し,せき,鼻出血,めまい,頭痛,腹痛などを起こす。高濃度では,気管支炎,肺水腫,肺炎などを起こし,死亡する。(注2)

口内,食道などの粘膜を激しく腐食する。吐血し,激しく胃腸を腐食して死亡する。

Page 15: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.発火源となる設備及び熱源から遠ざけること。(危)ニ.輻射熱から遮断すること。(IMDG-CODE, CFR)ホ.甲板上積載をする場合には,可燃性物質及び放射性物質等から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載をする場合には,これらの物質とは同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ヘ.酸化性物質として他の危険物から隔離し,可燃性物質及び放射性物質から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE)

ト.可燃性物質及び放射性物質から6m以上離して積載すること。(CFR)チ.その他酸化性物質類,毒物類及び腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

三フッ化臭素

BrF3

BROMINE TRIFLUORIDE三フッ化臭素

フッ素化剤,フッ化物の溶剤用 途

BROMINE TRIFLUORIDE

H

H

BrF

F

F

消 防 法 第6類 政令で定めるもの(ハロゲン間化合物)

海 防 法 -

C2酸化性物質類(酸) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

同 義 語(商品名)

Bromine fluorideフッ化臭素

Bromine tetrafluoride; Iodine tetrafluoride; Iodine trichloride類 似 品

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

酸化性物質類(酸化性物質) 5.1 Ⅰ 6.1, 8

Class 5.1 Ⅰ 6.1, 8

5.1 Ⅰ5.1, 6.1, 8

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上

On deck

On deck

危 - 規 則

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

状 分解刺激臭

無色~淡黄緑色の液体

2.843(8.8℃,液体)

4.8 8.8 127.6分解

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

多くの有機・無機化合物と接触すると激しく反応し,火災を発生するおそれがある。空気中で発煙する。加水分解されて,酸素,フッ化水素酸,臭素酸などを生じる。

湿った空気中では腐食性かつ毒性のフッ化水素を含む白煙を発生する。

あり(強)あり(強)腐 食 性

あり(強) あり

酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

なし

金 属化

ハロゲン間化合物

化 学 的 分 類

7787-71-5

C A S 番 号

1746国 連 番 号

108

Page 16: IMDG - CODE CFR 172-101

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

湿らせたpH試験紙(強酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

呼吸気道の粘膜を刺激し,呼吸困難,せき,吐血などを起こし,2,3日後に発熱,チアノーゼ,上気道潰瘍(かいよう),肺水腫などを生じる。さらに,筋及び全身のけいれん,知覚の異常,黄疸(おうだん),血尿が起こる。

流涎(りゅうせん),おう吐,下痢,手足首のけいれん,黄疸(おうだん),乏尿,腎炎,肝炎などを起こし,呼吸麻痺(まひ)により死亡することがある。

激しく刺激し,皮下組織が冒され,貧血し,あおじろくなり壊疸(えそ)を生じる。また,皮膚から吸収されたときも吸入した場合と同様の症状が現れる。

激しく刺激し,強い薬傷を生じ,数時間後に痛みを感じるという。長時間の視力低下又は失明のおそれがある。

眼 に 入 った 場 合

発がん性

-MFAG

消 火 法EmS F-A, S-B

吸 入 した 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を施す。

直ち30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。胃の粘膜を冒されているので吐かせてはならない。

直ちに炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い流し,医師の手当を受ける。薬傷を受けた局所は氷冷した70%エタノールで1~4時間冷やすとよい。可溶性カルシウム製剤(グルコン酸カルシウムなど)の塗布が有効である。

直ちに流水で十分に洗い,さらに硫酸マグネシウム3.5%溶液で洗った後,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は酸性ガス用防毒マスク,ゴム上下服,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着

し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,石灰又はソーダ灰をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 17: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.041g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ブロモベンゼン

C6H5Br

Phenyl bromide; Monobromobenzene臭化フェニル; フェニルブロマイド; モノブロモベンゼン

Chlorobenzene; Bromotoluene類 似 品

BROMOBENZENE: Phenyl Bromideブロモベンゼン; 臭化フェニル

BROMOBENZENE

BrH

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

有機合成中間体,溶剤用 途

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

難(注)芳香無色の液体

1.4953(20/4℃)

5.4 -30.6 156.15可 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

熱分解すると有毒なガスを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 51引火点℃

565発火点℃

0.5~2.8爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 ⅢP -

Class 3 ⅢP -

3 ⅢP3

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

芳香族ハロゲン化物

化 学 的 分 類

108-86-1

C A S 番 号

2514

国 連 番 号

109

Page 18: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

0 20 40 60 80 100120140160

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 156.2℃引火点: 51℃

ブロモベンゼンの蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温,安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

拭き取った後,石けんと水でよく洗う。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

LD50 2383mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い,可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

蒸気は,鼻などの粘膜を刺激し,中枢神経の作用を抑制し,かなり強い麻酔作用がある。吸収すると,頭痛,めまい,おう吐,意識喪失,血圧低下,不整脈,四肢のけいれんが起こる。長時間暴露すると腎・肝臓に障害を与え,黄疸を生じる。激しい場合には死亡することがある。

紅斑や発疹を生じる。皮膚からも吸収される。

蒸気は粘膜を刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 19: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.1g/100g水(20℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.できる限り温度の低い場所に積載すること。(危)ニ.できる限り低温に保つこと。(IMDG-CODE, CFR)ホ.その他毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ブロモホルム

CHBr3

Methyl tribromide; Tribromomethane三臭化メタン; メチルトリブロマイド; トリブロモメタン

Chloroform; Iodoform類 似 品

BROMOFORM; Tribromomethaneブロモホルム; トリブロモメタン

BROMOFORM

CBr

BrBr

H

H

消 防 法 -

海 防 法 -

C2- - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

地質分析,重液選鉱,有機合成の中間体用 途

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

微(注)

クロロホルム臭

無色の液体又は結晶

2.9035(15/4℃)

8.8 8.05 149.6易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

市販品には分解防止のため3~4%のアルコールが加えてあることが多い(比重 2.6~2.7)。水酸化カリウムなどと爆発的に反応する。

空気や光により徐々に分解して有毒ガスを発生する。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

毒物類(毒物) 6.1 ⅢP -

Class 6.1 ⅢP -

6.1 ⅢP6.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

75-25-2

C A S 番 号

2515

国 連 番 号

110

Page 20: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

0 40 80 120 160

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 150℃引火点: -

ブロモホルムの蒸気圧曲線

消 火 法EmS F-A, S-A

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,直ちに脱衣させ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

拭き取った後,石けんと水で洗う。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

LD50 933mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

0.5ppm

T W A STEL C(上限値)

あり

経 皮 吸 収

A3

毒 性

ブロモホルム検知管検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

少量の蒸気を吸入すると粘膜を刺激し,流涙,流涎(りゅうせん)を起こし,のどに痛みを覚え,顔面が紅潮する。クロロホルム様の麻酔作用がある。大量吸入するか飲み込むと激しい肝・腎臓障害を起こし,中枢神経を抑制し死亡する。

皮膚からも吸収される。

刺激し,催涙を起こす。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 21: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.254g/100ml水(20℃)

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1-ブロモプロパン

C3H7Br; CH3CH2CH2Br

n-Propyl bromide臭化ノルマルプロピル; ノルマルプロピルブロマイド

Ethyl bromide; Propyl chloride; Butyl bromide類 似 品

BROMOPROPANES; Propyl Bromidesブロモプロパン; プロピルブロマイド

1-BROMOPROPANE

H

H

BrCH3

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

有機合成中間体用 途

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

微(注)無色の液体

1.353(20/20℃)

4.3-108.1(安定形) 70.97

易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

熱分解すると有毒な臭化水素の煙霧を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 25引火点℃

490発火点℃

4.6~7.8爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

106-94-5

C A S 番 号

2344

国 連 番 号

111

Page 22: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 70.97℃引火点: 25℃

1-ブロモプロパン(臭化ノルマルプロピル)の蒸気圧曲線

水噴霧(棒状注水は無効),泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を行う。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

LD50 3600mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭化メチル検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,おう吐などを起こす。重症の場合には,意識混濁,呼吸不規則,心臓衰弱が起こり死亡することがある。また,高濃度の蒸気には麻酔作用がある。

皮膚からも吸収される。

まぶたのふるえ,視覚異常を起こすおそれがある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 23: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.318g/100ml水(20℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-ブロモプロパン

C3H7Br; CH3CHBrCH3

Isopropyl bromide臭化イソプロピル; イソプロピルブロマイド

Ethyl bromide; Propyl chloride; Butyl bromide類 似 品

BROMOPROPANES; Propyl Bromides; Isopropyl Bromideブロモプロパン; 臭化プロピル; 臭化イソプロピル

2-BROMOPROPANE

H

H

H3C CH3

Br

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

医薬品,染料など有機合成の中間体用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

微(注)無色の液体

1.31(20/4℃)

4.3 -90.8 59.41易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

熱分解すると有毒な臭化水素の煙霧を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 1引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

75-26-3

C A S 番 号

2344

国 連 番 号

112

Page 24: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-80 -60 -40 -20 0 20 40 60

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 59.4℃引火点: 1℃

2-ブロモプロパン(臭化イソプロピル)の蒸気圧曲線

水噴霧(棒状注水は無効),泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を行う。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

LD50 4837mg/kg(腹腔マウス); LC50 31171ppm/4時間(吸入マウス)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭化メチル検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,おう吐などを起こす。重症の場合には,意識混濁,呼吸不規則,心臓衰弱などが起こり死亡することがある。また,高濃度の蒸気には麻酔作用がある。

皮膚からも吸収される。

まぶたのふるえ,視覚異常を起こすおそれがある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 25: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.032g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.作業中は常に雰囲気の酸素濃度を測定し,酸素欠乏を起こさないよう十分換気すること。

ロ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ブロモトリフルオロメタン

CBrF3; CF3Br

Trifluorobromomethane; Refrigerant gas R 13B1トリフルオロブロモメタン; 冷媒用ガス R13B1

Dibromodifluoromethane類 似 品

BROMOTRIFLUOROMETHANE; Trifluorobromomethane; REFRIGERANT GAS R 13B1ブロモトリフルオロメタン; 冷媒用ガス R13B1

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

BROMOTRIFLUOROMETHANE

水,空気又は熱の作用

なし

金 属

消 防 法 -

海 防 法 -

C2高圧ガス(非) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

冷媒,消火剤,エッチングガス,エアゾール用噴霧剤用 途

H

H

CF

FF

Br

状 難(注)なし無色の気体

1.58(20℃,液体)

5.2 -168 -57.8可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(非引火性非毒性高圧ガス) 2.2 -

Class 2.2 -

2.22.2

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

75-63-8

C A S 番 号

1009

国 連 番 号

113

Page 26: IMDG - CODE CFR 172-101

消 火 法EmS F-C, S-V

LC50 84000ppm/15分(吸入ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

1000ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

パイロチューブ検知管による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

のどに軽度の刺激を与える。

液が付着すると凍傷を起こす。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

蒸気の濃度が高く,酸素欠乏により意識を失った場合は,直ちに新鮮な空気の場所に移し,人工呼吸を行い,速やかに医師の手当を受ける。

凍傷を起こした場合は,ぬるま湯にもまずに柔らかくなるまで浸す。

直ちに洗顔し,十分に流水で洗った後,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具,保護衣,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

酸素濃度を測定し,酸素欠乏を起こさないよう換気を十分に行い,保護具着用の上,元栓を締める。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 27: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.00612g/100ml(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ノルマルブタン

C4H10; CH3CH2CH2CH3

Butyl hydrideブチルハイドライド

Propane; Pentane; Butene類 似 品

BUTANEブタン

n-BUTANE

H

H

H3CCH3

消 防 法 -

海 防 法 -

C2高圧ガス(引) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

燃料,合成ゴムの製造用 途

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(引火性高圧ガス) 2.1 -

Class 2.1 -

2.12.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不(注)微不快臭無色の気体 0.599 2.0 -138.3 -0.50

易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と激しく反応する。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -60, -72引火点℃

287, 365発火点℃

1.6~8.5爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

アルキル炭化水素

化 学 的 分 類

106-97-8

C A S 番 号

1011

国 連 番 号

114

Page 28: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-120 -100 -80 -60 -40 -20 0

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: -0.50℃引火点: -72℃

ノルマルブタンの蒸気圧曲線

水噴霧,泡,粉末消 火 法EmS F-D, S-U

LC50 658g/m3/4時間(吸入ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

800ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

ブタン検知管,低級炭化水素検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度のガスには麻酔作用がある。

液体が付着したときは凍傷にかかるおそれがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,必要であれば人工呼吸を行い,医師の手当を受ける。

凍傷の場合には,ぬるま湯に浸して柔らかくなるまで待ち,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 29: IMDG - CODE CFR 172-101

吸湿性が強い。

可燃性に注意して取扱うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1,2-ブタンジオール

C4H10O2; C4H8(OH)2; CH3CH2CH(OH)CH2(OH)

1,2-Butylene glycol; Ethylethylene glycol; 1,2-Dihydroxybutane1,2-ブチレングリコール; エチルエチレングリコール; 1,2-ジヒドロキシブタン

Ethylene glycol; Propylene glycol類 似 品

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 90引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

ポリエステル,可塑剤などの製造用 途

1,2-BUTANEDIOL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

H

H

OHH3C

OH

(注)ブチレングリコール

消 防 法 第4類 第3石油類(水溶性)

海 防 法 Z類(注)

C2港 則 法 荷役許容量 B C1A

状 易

ほとんどなし

無色甘味のある粘度の高い液体

(dl)1.0024(20/4℃)

3.1-50

(凝固点;-114)

190.5易 微

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

コンテナ収納検査 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

危 - 規 則

グリコール

化 学 的 分 類

584-03-2

C A S 番 号

国 連 番 号

115

Page 30: IMDG - CODE CFR 172-101

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせて安静を保たせる。

大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

よく水で洗う。

よく水で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 16g/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

刺激する。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合 通風換気を十分に行い,大量の水で洗い流す。

飲 み 込 んだ 場 合

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS

-MFAG

Page 31: IMDG - CODE CFR 172-101

吸湿性が強い。(相対湿度81%の下で144時間に38.5重量%の水を吸収する。)

可燃性に注意して取扱うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1,3-ブタンジオール

C4H10O2; C4H8(OH)2; CH3CH(OH)CH2CH2(OH)

1,3-Butylene glycol; Methyltrimethylene glycol; 1,3-Dihydroxybutane1,3-ブチレングリコール; メチルトリメチレングリコール; 1,3-ジヒドロキシブタン

Ethylene glycol; Propylene glycol類 似 品

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 121引火点℃

375, 395発火点℃

1.9~爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

保香剤,保湿剤,分散剤などとしての添加物。ポリエステル及び可塑剤の中間体用 途

1,3-BUTANEDIOL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

H

H

OHHO

CH3

(注)ブチレングリコール

消 防 法 第4類 第3石油類(水溶性)

海 防 法 Z類(注)

C2港 則 法 荷役許容量 B C1A

状 易

ほとんどなし

無色甘味のある粘度の高い液体

(dl)1.0053(20/4℃)

3.1 -77, <-50207.5~208 易 不

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

コンテナ収納検査 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

危 - 規 則

グリコール

化 学 的 分 類

107-88-0

C A S 番 号

国 連 番 号

116

Page 32: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

20 60 100 140 180 220

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 208℃引火点: 121℃

1,3-ブタンジオール(1,3-ブチレングリコール)の蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせて安静を保たせる。

大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

よく水で洗う。

よく水で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 18610mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

刺激する。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合 通風換気を十分に行い,大量の水で洗い流す。

飲 み 込 んだ 場 合

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS

-MFAG

Page 33: IMDG - CODE CFR 172-101

吸湿性が強い。

可燃性に注意して取扱うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1,4-ブタンジオール

C4H10O2; C4H8(OH)2; CH2(OH)CH2CH2CH2(OH)

1,4-Butylene glycol; 1,4-Dihydroxybutane; Tetramethylene glycol1,4-ブチレングリコール; 1,4-ジヒドロキシブタン; テトラメチレングリコール

Ethylene glycol; Propylene glycol類 似 品

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 121, 150引火点℃

350, 390発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

ポリエステル及び可塑剤の中間体用 途

1,4-BUTANEDIOL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

H

H

HOOH

(注)ブチレングリコール

消 防 法 第4類 第3石油類(水溶性)

海 防 法 Z類(注)

C2港 則 法 荷役許容量 B C1A

状 易

ほとんどなし

無色結晶又は無色粘度の高い液体

1.0171(20/4℃)

3.1 19.5~20.1

229.15易 不

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

コンテナ収納検査 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

危 - 規 則

グリコール

化 学 的 分 類

110-63-4

C A S 番 号

国 連 番 号

117

Page 34: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

40 80 120 160 200 240

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 229℃引火点: 121℃

1,4-ブタンジオール(1,4-ブチレングリコール)の蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせて安静を保たせる。

大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

よく水で洗う。

よく水で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 1525mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

刺激する。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合 通風換気を十分に行い,大量の水で洗い流す。

飲 み 込 んだ 場 合

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS

-MFAG

Page 35: IMDG - CODE CFR 172-101

(注3)R,S-体:35.5~36.6℃,2R,3R-体:19℃

可燃性に注意して取扱うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2,3-ブタンジオール

C4H10O2; C4H8(OH)2; CH3CH(OH)CH(OH)CH3

2,3-Butylene glycol; 2,3-Dihydroxybutane2,3-ブチレングリコール; 2,3-ジヒドロキシブタン

Ethylene glycol; Propylene glycol類 似 品

2,3-BUTANEDIOL

(注1)ブチレングリコール

消 防 法 第4類 第3石油類(水溶性)(注2)

海 防 法 Z類(注1)

(注2) 固体のもの:第9条の4 指定可燃物 可燃性固体類

C2港 則 法 荷役許容量 B C1A

殺虫剤,医薬品,ポリエステル,可塑剤などの中間体。高分子架橋剤。保湿剤用 途

H

H

HO

OH

CH3

H3C

コンテナ収納検査 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

危 - 規 則

状 易なし無色結晶又は

無色液体1.0033(20℃)

3.1(ラセミ体)7.6(注3)

182~184易 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

吸湿性が強い。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 85(o.c.)引火点℃

402発火点℃

3.1~11.4爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

グリコール

化 学 的 分 類

513-85-9

C A S 番 号

国 連 番 号

118

Page 36: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

40 80 120 160 200

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 183℃引火点: 85℃(o.c.)

2,3-ブタンジオール(2,3-ブチレングリコール)の蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS

LD50 5462mg/kg(経口マウス)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合刺激する。

刺激する。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせて安静を保たせる。

大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

よく水で洗う。

よく水で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行い,大量の水で洗い流す。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 37: IMDG - CODE CFR 172-101

(注1)20g/100ml水(15℃)

(注2)26~27℃というデータもある。

危-規則規定によるものであること。

イ.火気厳禁とし,通風換気のよい場所に積載すること。ロ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ブタンジオン

C4H6O2; CH3COCOCH3

Biacetyl; Diacetyl; 2,3-Butanedione; Diketobutane; Dimethyldicetone;Dimethylglyoxalビアセチル; ジアセチル; 2,3-ブタンジオン; ジケトブタン; ジメチルジセトン; ジメチルグリオキサール

Glyoxal類 似 品

BUTANEDIONE; Diacetyl; Dimethylglyoxalブタンジオン; ジアセチル; ジメチルグリオキサール

BUTANEDIONE

H

HO

CH3

O

H3C

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

化粧品,食品調合用香料。有機合成の中間体用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 ⅡP -

Class 3 ⅡP -

3 ⅡP3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

易(注1)腐敗バター臭

黄色~緑色の液体

0.9904(15/15℃)

3.0 -2.4 88易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 6(注2)引火点℃

365発火点℃

2.4~13爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ケトン

化 学 的 分 類

431-03-8

C A S 番 号

2346

国 連 番 号

119

Page 38: IMDG - CODE CFR 172-101

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 1580mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

可燃性ガス測定器又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

蒸気は麻酔性がある。長時間吸入すると,頭痛,失神を起こす。

皮膚を刺激する。

刺激する。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水で洗い流す。

直ちに流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 39: IMDG - CODE CFR 172-101

(注1)0.060g/100ml水(25℃)

(注2)IMDG-CODEでは12℃

危-規則規定によるものであること。

イ.甲板上積載をする場合は,食料及びにおいを吸着する物質から水平距離で6m以上離れた場所に積載すること。甲板下積載をする場合は,食料及びにおいを吸着する物質と同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ロ.甲板上積載をする場合には,酸類から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載をする場合には,酸類と同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ハ.酸類,食料品及びその他臭いを吸収する貨物から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE)

ニ.酸類及び食料品から6m以上離して積載すること。(CFR)ホ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1-ブタンチオール

C4H10S; CH3(CH2)3SH

n-Butyl mercaptan; Thiobutyl alcohol; Butyl thioalcoholノルマルブチルメルカプタン; チオブチルアルコール; ブチルチオアルコール

類 似 品

BUTYL MERCAPTANS; Butanethiols; Butyl Thioalcohols; ブチルメルカプタン; ブタンチオール; ブチルチオアルコール; ノルマルブチルメルカプタン; 1-ブタンチオール

1-BUTANETHIOL

H

HH3C SH

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

加臭剤,有機合成の中間体用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

難(注1)スカンク様不快臭

無色の液体0.83679(25/4℃)

3.1 -115.67 98.46易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

水,水蒸気,酸と反応して有害なSOxを発生する。熱分解しても有毒ガスを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性2

(注2)引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

ありあり あり あり

メルカプタン

化 学 的 分 類

109-79-5

C A S 番 号

2347

国 連 番 号

120

Page 40: IMDG - CODE CFR 172-101

(注3)メトヘモグロビン血症には1%メチレンブルー溶液20mlの静注の後1000mgのビタミンCを与えるとよい。

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80 100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 98.46℃引火点: 2℃

1-ブタンチオールの蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 1500mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

0.5ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

メルカプタン検知管又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

気道を刺激し,頭痛,めまいを起こす。高濃度の蒸気は意識喪失,メトヘモグロビン血症,チアノーゼ,四肢冷感,脈拍促進を起こし,肺水腫を生じる。しかし,通常その異常な臭気に耐え兼ねて,中毒を起こすおそれは少ない。中枢神経抑制作用あり。

悪心,おう吐に次いで意識を失い,全身けいれんを起こす。

激しい炎症を生じる。

刺激し,激しい炎症を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。(注3)

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。(注3)

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 41: IMDG - CODE CFR 172-101

(注1)0.132g/100ml水(20℃)

(注2)IMDG-CODEでは-23℃

危-規則規定によるものであること。

イ.甲板上積載をする場合は,食料及びにおいを吸着する物質から水平距離で6m以上離れた場所に積載すること。甲板下積載をする場合は,食料及びにおいを吸着する物質と同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ロ.甲板上積載をする場合には,酸類から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載をする場合には,酸類と同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ハ.酸類,食料品及びその他臭いを吸収する貨物から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE)

ニ.酸類及び食料品から6m以上離して積載すること。(CFR)ホ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-ブタンチオール

C4H10S; CH3CH2CH(SH)CH3

sec-Butyl mercaptan; sec-Butyl thioalcoholセカンダリーブチルメルカプタン; セカンダリーブチルチオアルコール

類 似 品

BUTYL MERCAPTANS; Butanethiols; Butyl Thioalcoholsブチルメルカプタン; ブタンチオール; ブチルチオアルコール

2-BUTANETHIOL

H

H

H3CCH3

SH

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

加臭剤,有機合成の中間体,殺虫剤,触媒などの中間体用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

微(注1)スカンク様不快臭

無色の液体0.8246(25/4℃)

3.1 -165 84~85易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

水,水蒸気,酸と反応して有害なSOxを発生する。熱分解しても有毒ガスを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -12(注2)引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしあり あり あり

メルカプタン

化 学 的 分 類

513-53-1

C A S 番 号

2347

国 連 番 号

121

Page 42: IMDG - CODE CFR 172-101

(注3)メトヘモグロビン血症には1%メチレンブルー溶液20mlの静注の後1000mgのビタミンCを与えるとよい。

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80 100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 85℃引火点: -12.2℃

2-ブタンチオールの蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 917mg/kg(腹腔ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

メルカプタン検知管又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

気道を刺激し,頭痛,めまいを起こす。高濃度の蒸気は意識喪失,メトヘモグロビン血症,チアノーゼ,四肢冷感,脈拍促進を起こし,肺水腫を生じる。しかし,通常その異常な臭気に耐え兼ねて,中毒を起こすおそれは少ない。中枢神経抑制作用あり。

悪心,おう吐に次いで意識を失い,全身けいれんを起こす。

激しい炎症を生じる。

刺激し,激しい炎症を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。(注3)

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。(注3)

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 43: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)6.32g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.通風換気のよい冷所に積載すること。ロ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1-ブタノール

C4H10O; C4H9OH; CH3CH2CH2CH2OH

n-Butyl alcohol; Propyl carbinol; 1-Hydroxybutaneノルマルブチルアルコール; プロピルカルビノール; 1-ヒドロキシブタン

Ethanol; Propanol; Pentanol; Hexanol類 似 品

BUTANOLS; Butyl Alcoholsブタノール; ブチルアルコール; ノルマルブタノール

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 29引火点℃

343発火点℃

1.4~11.2爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

1-BUTANOL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注1)ブチルアルコール

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Z類(注1)

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

可塑剤,合成樹脂などの製造。果実エッセンス,香料など有機合成の中間体。溶剤用 途

H

HOHH3C

状 可(注2)特異の芳香無色の液体

0.8095(20/4℃)

2.6 -89.53 117.25易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 (RQ 5000/2270) Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

アルコール

化 学 的 分 類

71-36-3

C A S 番 号

1120

国 連 番 号

122

Page 44: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 0 20 40 60 80 100 120

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 117.25℃引火点: 29℃

1-ブタノールの蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,粉末,泡消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 790mg/kg(経口ラット),LDL0 500mg/kg(経口ヒト)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

20ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

1-ブタノール検知管。臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度の蒸気はのどや呼吸器の粘膜を刺激し,麻酔性がある。軽い頭痛やめまいを起こす。

胃の灼熱感,悪心,おう吐,頭痛などを起こす。

炎症を起こす。

角膜炎を起こすおそれがある。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,2%炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

20gの活性炭と水300mlを与えた後,1%の炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)を飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 45: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)18.1g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.通風換気のよい冷所に積載すること。ロ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-ブタノール

C4H10O; C4H9OH; CH3CH2CH(OH)CH3

sec-Butyl alcohol; Butan-2-ol; 2-Hydroxybutaneセカンダリーブチルアルコール; ブタン-2-オール; 2-ヒドロキシブタン

Ethanol; Propanol; Pentanol; Hexanol類 似 品

BUTANOLS; Butyl Alcohols; Butan-2-olブタノール; セコンダリーブタノール

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 24引火点℃

406発火点℃

1.7(100℃)~9.8

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

2-BUTANOL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注1)ブチルアルコール

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Z類(注1)

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

香料,香水,染料,可塑剤,2-ブタノンなどの有機合成中間体。助溶剤用 途

H

H

H3CCH3

OH

状 易(注2)特異の芳香無色の液体

0.8029(25/4℃)

2.6 -114.7 99.5易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

アルコール

化 学 的 分 類

78-92-2

C A S 番 号

1120

国 連 番 号

123

Page 46: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 0 20 40 60 80 100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 99.5℃引火点: 24℃

2-ブタノール(セカンダリーブチルアルコール)の蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,粉末,泡消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 2193mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

100ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

2-ブタノール検知管。臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度の蒸気はのどや呼吸器の粘膜を刺激し,麻酔性がある。軽い頭痛やめまいを起こす。

胃の灼熱感,悪心,おう吐,頭痛などを起こす。

炎症を起こす。

角膜炎を起こすおそれがある。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,2%炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

20gの活性炭と水300mlを与えた後,1%の炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)を飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 47: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)35.3g/100ml水(25℃)

(注3)IMDG-CODE では-1℃

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-ブタノン

C4H8O; CH3COC2H5

Ethylmethyl ketone; Methylethyl ketone; Methyl acetone; MEKエチルメチルケトン; メチルエチルケトン; メチルアセトン

Acetone; Pentanone; Hexanone類 似 品

ETHYL METHYL KETONE; METHYL ETHYL KETONE ; 2-Butanoneエチルメチルケトン; 2-ブタノン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -9 (注3)引火点℃

404発火点℃

1.7~11.4爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

2-BUTANONE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注1)メチルエチルケトン

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 Z類(注1)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

硝酸セルロース,合成樹脂,ゴム,接着剤などの溶剤。硬化剤など有機合成中間体用 途

H

H

H3CCH3

O

状 易(注2)アセトン臭無色の液体

0.805(20/4℃)

2.5 -87.3 79.53易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

ケトン

化 学 的 分 類

78-93-3

C A S 番 号

1193

国 連 番 号

124

Page 48: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 79.53℃引火点: -9℃

2-ブタノン(メチルエチルケトン)の蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 2737mg/kg (経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

200ppm

T W A

300ppm

STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

メチルエチルケトン検知管検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

鼻,のどを刺激し,せき,頭痛,胸痛などを生じ,高濃度の蒸気は麻酔性がある。長時間暴露すると気管支炎,肺炎を起こすおそれがある。中枢神経抑制作用がある。

めまい,興奮,悪心,おう吐,記憶喪失などを生じる。

刺激し,皮膚炎を生じる。

刺激する。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水で洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 49: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)18.1g/100g水(20℃)

酸化性物質と激しく反応する。

熱分解すると有毒なガスを生じる。

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他毒物類及び引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-ブテナール

C4H6O; CH3CH=CHCHO

2-Butenaldehyde; 3-Methylacrolein; β-Methylacrolein; Crotonaldehyde;1-Formylpropene2-ブテンアルデヒド; 3-メチルアクロレイン; ベータメチルアクロレイン; クロトンアルデヒド; 1-ホルミルプロペン

Acrolein類 似 品

CROTONALDEHYDE, STABILIZED ; 3-Methylacrolein, Stabilized; 2-Butenal, Stabilizedクロトンアルデヒド(安定剤入りのもの); 2-ブテナール; 3-メチルアクロレイン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 13引火点℃

207, 232発火点℃

2.1~15.5爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

2-BUTENAL

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注)クロトンアルデヒド

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注)

C2毒物類(毒物) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

界面活性剤,殺虫剤など有機合成の中間体。加臭剤用 途

H

OC

CH3

H

なしあり なし なし

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

毒物類(毒物) 6.1 ⅠP 3

Class 6.1 ⅠP 3

6.1 (RQ 100/45.4) ⅠP6.1, 3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

状 易(注)刺激臭無色の液体

0.8477(21/4℃)

2.4 -76.6 104.0易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

不飽和アルデヒド

化 学 的 分 類

4170-30-3

C A S 番 号

1143

国 連 番 号

125

Page 50: IMDG - CODE CFR 172-101

水噴霧,炭酸ガス,粉末 (棒状注水不可)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 80mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL

0.3ppm

C(上限値)

あり

経 皮 吸 収

A3

毒 性

臭い,可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

鼻,呼吸器粘膜を刺激し,強い催涙性がある。鼻炎,咽頭炎,気管支炎,肺水腫などを生じる。高濃度の蒸気は中枢神経を冒す。

悪心,おう吐,下痢,衰弱,意識喪失などを起こす。肝臓障害を起こすおそれがある。

刺激し,薬傷,皮膚炎を生じる。

粘膜を強く刺激し,強い催涙性がある。結膜炎を起こす。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 し

た 場 合

保 護 具

直ちにアンモニアをかがせ,流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。キシロカインの点眼も有効である。

皮膚に付着

し た 場 合

眼 に 入 っ

た 場 合

漏 洩 し

た 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,催涙作用を押さえるため船倉にアンモニアの蒸気を吹き込み,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 ん

だ 場 合

新鮮な空気の場所に移し,更衣させ,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

直ちに石けんと大量の水で洗い流す。着衣は脱いですぐに洗う。

有機ガス用防毒マスク,ゴム上下服,ゴム長靴,ゴム手袋

Page 51: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.022g/100ml水(25℃)

酸化性物質と激しく反応する。

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.換気良好な冷所に積載すること。ニ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1-ブテン

C4H8; CH2=CHCH2CH3

α-Butylene; Ethylethyleneアルファブチレン; エチルエチレン (4種の異性体あり)

Propene; Pentene類 似 品

BUTYLENE; Buteneブチレン; ブテン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -80引火点℃

383.9発火点℃

1.6~10爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

1-BUTENE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

消 防 法 -

海 防 法 -

C2高圧ガス(引) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

ポリブテン,ブタジエン,C4~C5化合物,重合ガソリンなどの有機合成の中間体用 途

H

H

H2CCH3

状 難(注)特異臭無色の気体

0.6255(-6.47℃)

1.9 -185.35 -6.25可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(引火性高圧ガス) 2.1 -

Class 2.1 -

2.12.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不飽和アルキル炭化水素

化 学 的 分 類

25167-67-3

C A S 番 号

1012

国 連 番 号

126

Page 52: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-120 -100 -80 -60 -40 -20 0

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: -6.25℃引火点: -80℃

1-ブテンの蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-D, S-U

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

低級炭化水素検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度のガスには麻酔性及び窒息性がある。

液体が付着すると凍傷にかかるおそれがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,要すれば人工呼吸を施し,医師の手当を受ける。

凍傷にかかった場合は,ぬるま湯に浸し,もまないで柔らかくなるまで待つ。

自給式呼吸具

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,元栓を閉め,十分に通風換気し,ガスを排除する。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 53: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.換気良好な冷所に積載すること。ニ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

シス-2-ブテン

C4H8; CH3CH=CHCH3

β-Butylene; Dimethylethylene; "High-boiling" butene-2ベータブチレン; ジメチルエチレン; ハイボイリングブテン-2

Propene; Pentene類 似 品

BUTYLENE; Buteneブチレン; ブテン

cis-2-BUTENE

消 防 法 -

海 防 法 -

C2高圧ガス(引) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

C CCH3H3C

H H

(注)0.0659g/100ml水(25℃)

酸化性物質と激しく反応する。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -73.3引火点℃

323.9発火点℃

1.7~9.0爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

ポリブテン,C4~C5化合物,重合ガソリンなどの有機合成の中間体。架橋剤架用 途

状 難(注)特異臭無色の気体

0.627(15.5/15.5℃)

1.9 -138.91 3.72可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(引火性高圧ガス) 2.1 -

Class 2.1 -

2.12.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不飽和アルキル炭化水素

化 学 的 分 類

590-18-1

C A S 番 号

1012

国 連 番 号

127

Page 54: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-100 -80 -60 -40 -20 0 20

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 3.72℃引火点: -73.3℃

シス-2-ブテンの蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-D, S-U

LC50 425ppm(吸入マウス)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

低級炭化水素検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度のガスには麻酔性及び窒息性がある。

液体が付着すると凍傷にかかるおそれがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,要すれば人工呼吸を施し,医師の手当を受ける。

凍傷を起こしたときは,ぬるま湯に浸し,もまないで柔らかくなるまで待つ。

自給式呼吸具

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,元栓を閉め,十分に通風換気し,ガスを排除する。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 55: IMDG - CODE CFR 172-101

酸化性物質と激しく反応する。

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.換気良好な冷所に積載すること。ニ.その他高圧ガスについての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

トランス-2-ブテン

C4H8; CH3CH=CHCH3

Dimethylethylene; "Low-boiling" butene-2ジメチルエチレン; ローボイリングブテン-2

Propene; Pentene類 似 品

BUTYLENE; Buteneブチレン; ブテン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -73.3引火点℃

323.9発火点℃

1.8~9.7爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

ポリブテン,ブタジエン,C4~C5化合物,重合ガソリンなどの有機合成の中間体。架橋剤

用 途

trans-2-BUTENE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

H

C CHH3C

H CH3

消 防 法 -

海 防 法 -

C2高圧ガス(引) 1 20 100 400港 則 法 荷役許容量 B C1A

状 難特異臭無色の気体

0.618(15.5/15.5℃)

1.9 -105.55 0.88可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

要コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

高圧ガス(引火性高圧ガス) 2.1 -

Class 2.1 -

2.12.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不飽和アルキル炭化水素

化 学 的 分 類

624-64-6

C A S 番 号

1012

国 連 番 号

128

Page 56: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-100 -80 -60 -40 -20 0 20

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 0.88℃引火点: -73.3℃

トランス-2-ブテンの蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,要すれば人工呼吸を施し,医師の手当を受ける。

凍傷を起こしたときは,ぬるま湯に浸し,もまないで柔らかくなるまで待つ。

自給式呼吸具

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

低級炭化水素検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

高濃度のガスには麻酔性及び窒息性がある。

液体が付着すると凍傷にかかるおそれがある。

眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,元栓を閉め,十分に通風換気し,ガスを排除する。

飲 み 込 んだ 場 合

水噴霧,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-D, S-U

-MFAG

Page 57: IMDG - CODE CFR 172-101

易特異刺激臭無色の液体

危-規則規定によるものであること。

イ.できる限り温度の低い場所に積載すること。(危)ロ.できる限り低温に保つこと。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

シス-2-ブテン酸

C4H6O2; CH3CH=CHCOOH

cis-β-Methacrylic acid; Isocrotonic acid; (Z)-3-Methylacrylic acid; cis-Crotonicacidシスベータメタクリル酸; イソクロトン酸; (Z)-3-メチルアクリル酸; シス-クロトン酸

Acrylic acid類 似 品

CROTONIC ACID; 2-Butenoic Acid; 3-Methacrylic Acidクロトン酸; 2-ブテン酸

3.0 15 169易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

cis-2-BUTENOIC ACID

融 点 ℃

H

HOH3C O

消 防 法 -

海 防 法 -

C2- - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

メタクリル樹脂,医薬品製造の中間体用 途

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

腐食性物質 8 Ⅲ -

Class 8 Ⅲ -

8 Ⅲ8

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

極めて重合しやすい。安定剤として,ハイドロキノンメチルエーテル(MEHQ)などが数十ppm添加されている。

熱分解すると有毒なガスを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしあり(強) あり(強) あり(強)

不飽和カルボン酸

化 学 的 分 類

503-64-0

C A S 番 号

2823

国 連 番 号

129

Page 58: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

0 40 80 120 160

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 169℃引火点:

シス-2-ブテン酸(シス-クロトン酸)の蒸気圧曲線

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い,湿らせたpH試験紙(酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

強い刺激性がある。皮膚からも吸収される。せき,頭痛,おう吐,下痢,皮膚の薬傷などを生じる。

激しく刺激し,痛みと流涙,角膜損傷などを生じる。眼 に 入 った 場 合

発がん性

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-A, S-B

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,500mlの牛乳又は大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

大量の水で洗い流し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で中和した後,さらに水で洗い流す。

流水で十分に洗った後,2%炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

酸性ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,石灰又はソーダ灰をまいて中和し,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 59: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)8.6g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.できる限り温度の低い場所に積載すること。(危)ロ.できる限り低温に保つこと。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

トランス-2-ブテン酸

C4H6O2; CH3CH=CHCOOH

2-Butenoic acid; trans-β-Methacrylic acid; (α-)Crotonic acid; (E)-3-Methylacrylic acid; trans-Crotonic acid2-ブテン酸; ランスベータメタクリル酸; (アルファ)クロトン酸; (E)-3-メチルアクリル酸; トランスクロトン酸

Acrylic acid類 似 品

CROTONIC ACID; 2-Butenoic Acid; 3-Methacrylic Acidクロトン酸; 2-ブテン酸

trans-2-BUTENOIC ACIDH

H

OHH3C

O

消 防 法 -

海 防 法 -

C2- - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

メタクリル樹脂,可塑剤,医薬品,農薬などの製造の中間体用 途

状 可(注)特異刺激臭無色針状結晶

1.018(15/4℃)

3.0 71.6 189易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

不飽和カルボン酸

化 学 的 分 類

3724-65-0

C A S 番 号

2823

国 連 番 号

130

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

腐食性物質 8 Ⅲ -

Class 8 Ⅲ -

8 Ⅲ8

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

極めて重合しやすい。安定剤として,ハイドロキノンメチルエーテル(MEHQ)などが数十ppm添加されている。

熱分解すると有毒なガスを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 88(o.c.)引火点℃

396発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしあり(強) あり(強) あり(強)

Page 60: IMDG - CODE CFR 172-101

LD50 1000mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

20ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い,湿らせたpH試験紙(酸性)による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

強い刺激性がある。皮膚からも吸収される。せき,頭痛,おう吐,下痢,皮膚の薬傷などを生じる。

激しく刺激し,痛みと流涙,角膜損傷などを生じる。眼 に 入 った 場 合

発がん性

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-A, S-B

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)でうがいをさせ,500mlの牛乳又は大量の水を飲ませた後,医師の手当を受ける。

大量の水で洗い流し,炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で中和した後,さらに水で洗う。

流水で十分に洗った後,2%炭酸水素ナトリウム溶液(重曹水)で洗い,医師の手当を受ける。

酸性ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,掃き取った後,石灰又はソーダ灰をまいて中和し,大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 61: IMDG - CODE CFR 172-101

(注3)0.5g/100ml水(25℃)

(注4)IMDG-CODEでは,引火点 27℃,爆発限界 1.5~15%。

(注1)Ⅱ:A 5, B 100, C1 500, C2 2000; Ⅲ:A 10, B 250, C1 1000, C2 4000

危-規則規定によるものであること。

イ.通風換気のよい冷所に積載すること。ロ.食料品,着臭しやすい貨物と同一区画の積載を避けること。ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

酢酸ノルマルブチル

C6H12O2; CH3COOCH2CH2CH2CH3

Butyl ethanoate; Acetic acid butyl ester; Butanol acetate; Butylic ester酢酸ブタノール; ブチルエタノエート; ブチルアセテート; アセチックブチルエステル; 酢酸ブチルエステル; ブタノールアセテート; ブチリックエステル

Ethyl acetate; Propyl acetate; Amyl acetate類 似 品

BUTYL ACETATES酢酸ブチル

溶剤。抽出溶剤。果実エッセンス。香料。医薬品,合成皮革,プラスチック,写真フイルムなどの製造

用 途

n-BUTYL ACETATE

H

H

O O CH3

CH3

(注2)酢酸ブチル

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注2)

C2引火性液体類(Ⅱ/Ⅲ) (注1) (注1) (注1) (注1)港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要(Ⅱ) 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ/Ⅲ -

Class 3 Ⅱ/Ⅲ -

3 (RQ 5000/2270) Ⅱ/Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

酸化性物質と反応しやすい。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 22(注4)引火点℃

425発火点℃

1.7~7.6(注4)

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

微(注3)バナナ様芳香

無色の液体0.8826

(20/20℃)4.0 -77 126.3

易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

脂肪酸エステル

化 学 的 分 類

123-86-4

C A S 番 号

1123

国 連 番 号

131

Page 62: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 0 20 40 60 80 100120140

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 126.3℃引火点: 22℃

酢酸ノルマルブチルの蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,泡,粉末 (水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 10768mg/kg (経口ラット),TCL0 200ppm (経口ヒト)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

150ppm

T W A

200ppm

STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

酢酸ブチル検知管。臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

上気道を刺激して,せきを生じ,濃い蒸気は麻酔作用がある。意識を失い,けいれん,肺水腫,気管支炎を起こすことがある。

悪心,おう吐,腹痛を起こし意識を失うことがある。まれに腎不全を生じる。

刺激し,結膜炎を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発 が ん 性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗い流す。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護メガネ

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 63: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)0.62g/100ml水(20℃)

以下, dl体の性状を示す。

危-規則規定によるものであること。

イ.通風換気のよい冷所に積載すること。ロ.食料品,着臭しやすい貨物と同一区画の積載を避けること。ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

酢酸セカンダリーブチル

C6H12O2; CH3COOCH(CH3)CH2CH3

sec-Butyl ethanoateセカンダリーブチルエタノエート

Ethyl acetate; Propyl acetate; Amyl acetate類 似 品

BUTYL ACETATES酢酸ブチル

ニトロセルローズなどの溶剤。シンナー,ネイルエナメル,香料などの成分用 途

sec-BUTYL ACETATE

H

H

O OCH3

CH3 CH3

(注1)酢酸ブチル

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注1)

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 200 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

状 微(注2)果実様芳香無色液体

0.865(25/4℃)

4.0 -98.9 112~113易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

なしなし腐 食 性

なし なし

酸 化 性

可 燃 性 31(o.c.)引火点℃

発火点℃

1.7~9.8爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

脂肪酸エステル

化 学 的 分 類

105-46-4

C A S 番 号

1123

国 連 番 号

132

Page 64: IMDG - CODE CFR 172-101

水噴霧,炭酸ガス,泡,粉末(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

200ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

上気道を刺激して,せきを生じる。濃い蒸気は,麻酔作用があり,意識を失い,けいれん,肺水腫,気管支炎を起こすことがある。

悪心,おう吐,腹痛を起こし意識を失うことがある。まれに腎不全を生じる。

刺激し,結膜炎を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発 が ん 性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗い流す。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護メガネ

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 65: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)0.833g/100ml水(25℃)

酸化性物質と反応しやすい。

危-規則規定によるものであること。

イ.通風換気のよい冷所に積載すること。ロ.食料品,着臭しやすい貨物と同一区画の積載を避けること。ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

酢酸ターシャリーブチル

C6H12O2; CH3COOC(CH3)3

tert-Butyl ethanoateターシャリーブチルエタノエート

Ethyl acetate; Propyl acetate; Amyl acetate類 似 品

BUTYL ACETATES酢酸ブチル

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 15引火点℃

発火点℃

1.7~9.8爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

tert-BUTYL ACETATE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注1)酢酸ブチル

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注1)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

溶剤,ガソリン添加剤用 途

H

H

CH3

OOCH3

CH3

CH3

状 微(注2)果実様芳香無色の液体

0.8665(20/4℃)

4.0 97.8易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

脂肪酸エステル

化 学 的 分 類

540-88-5

C A S 番 号

1123

国 連 番 号

133

Page 66: IMDG - CODE CFR 172-101

水噴霧,炭酸ガス,泡,粉末(注水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 4100mg/kg (経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

200ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

上気道を刺激して,せきを生じる。濃い蒸気は麻酔作用がある。意識を失い,けいれん,肺水腫,気管支炎を起こすことがある。

悪心,おう吐,腹痛を起こし意識を失うことがある。まれに腎不全を起こす。

刺激し,結膜炎を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗い流す。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護メガネ

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 67: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)0.14g/100ml水(20℃)

(注3)IMDG-CODEでは,引火点は36~41℃,爆発限界は1.2~9.9%。

酸化性物質と反応しやすい。

危-規則規定によるものであること。

イ.直射日光を避け,冷暗所に積載とすること。ロ.自然通風,局所換気に注意すること。ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

アクリル酸ノルマルブチル

C7H12O2; CH2=CHCOOCH2CH2CH2CH3

Acrylic acid butyl ester; Butyl-2-propenoateアクリリックアシッドブチルエステル; 2-プロペン酸ブチル (異性体あり)

Methyl acrylate; Ethyl acrylate類 似 品

BUTYL ACRYLATES, STABILIZEDアクリル酸ブチル(安定剤入りのもの)

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 39(注3)引火点℃

292発火点℃

1.3~9.9(注3)

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

n-BUTYL ACRYLATE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

(注1)アクリル酸ブチル

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注1)

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

接着剤,塗料,アクリル樹脂などの製造。繊維,紙の加工。有機合成の中間体用 途

H

H2CO CH3

OH

状 微(注2)特異な悪臭無色の液体

0.8986(20/4℃)

4.4 -64.6 145~148可 可

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不飽和脂肪酸エステル

化 学 的 分 類

141-32-2

C A S 番 号

2348

国 連 番 号

134

Page 68: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 20 60 100 140

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 147℃引火点: 39℃

アクリル酸ノルマルブチルの蒸気圧曲線

水噴霧,炭酸ガス,粉末,泡消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 900mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

10ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

A4

毒 性

酢酸イソプロピル検知管,臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

気管の粘膜を刺激し炎症を起こす。高濃度の蒸気には麻酔性がある。慢性的な蓄積作用にも注意を要する。

肝・腎臓障害のおそれがある。

皮膚からも吸収されて毒性を現す。

粘膜を刺激し,催涙性があり,炎症を起こす。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温,安静に努め,直ちに医師の手当を受ける。

水又は牛乳300mlを飲ませ後,医師の手当を受ける。

直ちに石けんと水で十分に洗い流す。

絶対にこすらないで,流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 69: IMDG - CODE CFR 172-101

船積上の

注意事項

(注3)IMDG-CODEでは-9℃

酸化性物質と激しく反応する。

燃えると有毒なNOxを生じる。

アンモニア臭

無色の液体

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)

ハ.きる限り温度の低い場所に積載すること。ニ.その他引火性液体類及び腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

荷 姿

同 義 語(商品名)

ノルマルブチルアミン

C4H11N; CH3CH2CH2CH2NH2

1-Aminobutane1-アミノブタン

Propylamine; Amylamine類 似 品

BUTYLAMINE; 1-Aminobutaneノルマルブチルアミン; 1-アミノブタン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -12(注3)引火点℃

312発火点℃

1.7~9.8爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

0.7327(25/4℃)

2.5 -50.577.8~78.2 易 易

ゴム加硫促進剤。染料,薬品などの中間体

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

用 途

n-BUTYLAMINE

引火性液体類 3 Ⅱ 8

Class 3 Ⅱ 8

3 (RQ 1000/454) Ⅱ3, 8

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

水,空気又は熱の作用

あり

融 点 ℃

危 - 規 則

金 属

H

HH2N CH3

(注)ブチルアミン

消 防 法 第4類 第1石油類(水溶性)

海 防 法 Y類(注)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

なしあり なし なし

アルキルアミン

化 学 的 分 類

109-73-9

C A S 番 号

1125

国 連 番 号

135

Page 70: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 78℃引火点: -12℃

ノルマルブチルアミンの蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

うがいをさせ,200mlの水又は牛乳を飲ませ,さらに硫酸マグネシウム20gを水に溶かして与え,医師の手当を受ける。(胃・食道の粘膜が冒されているおそれがあるので,無理に吐かせてはならない。)

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,ホウ酸水で洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又はアンモニア用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 366mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL

5ppm

C(上限値)

あり

経 皮 吸 収

毒 性

アミン類検知管,pH試験紙(アルカリ性)又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

のどを刺激し,頭痛,のど・鼻の渇き,喘息,おう吐,食欲不振,めまい,不安,不眠が起こる。高濃度の蒸気は眼の障害や肺水腫を生じ,重症の場合には中枢神経麻痺(まひ)により死亡することがある。

食道の粘膜を刺激し,炎症を起こし,悪心,おう吐が起こり,意識を失い,全身けいれんを起こす。

激しく刺激し,水疱(すいほう)を生じる。

激しく刺激し,炎症を生じる。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 ん

だ 場 合

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-C

-MFAG

Page 71: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)11.2g/100ml水(20℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他引火性液体類及び腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

セカンダリーブチルアミン

C4H11N; CH3CH2CH(NH2)CH3

2-Aminobutane; 1-Methylpropylamine2-アミノブタン; 1-メチルプロピルアミン

Propylamine; Amylamine類 似 品

※FLAMMABLE LIQUID, CORROSIVE, N.O.S.※その他の引火性液体(腐食性のもの)

sec-BUTYLAMINE

(注1)ブチルアミン

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類(注1)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

ゴム加硫促進剤,染料,医薬品など有機合成の中間体用 途

H

H

H3CCH3

NH2

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ 8

Class 3 Ⅱ 8

3 Ⅱ3, 8

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

酸化性物質と激しく反応する。

燃えると有毒なNOxを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -9.4引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしあり なし なし

易(注2)アミン臭無色の液体

0.7246(20/4℃)

2.5 -104.5 63易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

アルキルアミン

化 学 的 分 類

13952-84-6

C A S 番 号

2924※

国 連 番 号

136

Page 72: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 63℃引火点: -9.4℃

セカンダリーブチルアミンの蒸気圧曲線

-MFAG

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-C

LD50 152mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

アミン類検知管,pH試験紙(アルカリ性)又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

のどを刺激し,頭痛,のど・鼻の渇き,喘息,おう吐,食欲不振,めまい,不安,不眠が起こる。高濃度の蒸気は眼の障害や肺水腫を生じ,重症の場合には中枢神経麻痺(まひ)により死亡することがある。

食道の粘膜を刺激し,炎症を起こし,悪心,おう吐が起こり,意識を失い,全身けいれんを起こす。

激しく刺激し,水疱(すいほう)を生じる。

激しく刺激し,炎症を生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

吸 入 し

た 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

うがいをさせ,200mlの水又は牛乳を飲ませ,さらに硫酸マグネシウム20gを水に溶かして与え,医師の手当を受ける。(胃・食道の粘膜が冒されているおそれがあるので,無理に吐かせてはならない。)

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,ホウ酸水で洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又はアンモニア用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着

し た 場 合

眼 に 入 っ

た 場 合

漏 洩 し

た 場 合火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 ん

だ 場 合

Page 73: IMDG - CODE CFR 172-101

酸化性物質と激しく反応する。

燃えると有毒なNOxを生じる。

易アミン臭無色の液体

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)

ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他引火性液体類及び腐食性物質についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ターシャリーブチルアミン

C4H11N; (CH3)3CNH2

2-Amino-2-methylpropane; Trimethyl aminomethane2-アミノ-2-メチルプロパン; トリメチルアミノメタン

Propylamine; Amylamine類 似 品

※AMINES, LIQUID, CORROSIVE, FLAMMABLE, N.O.S. orPOLYAMINES, LIQUID, CORROSIVE, FLAMMABLE, N.O.S.※アミン類又はポリアミン類(液体)(腐食性かつ引火性のもの)

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -8.9引火点℃

380発火点℃

1.7~8.9爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

0.6951(20/4℃)

2.5 -72.65 44.5易 易

ゴム加硫促進剤,染料,医薬品など有機合成の中間体

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

用 途

tert-BUTYLAMINE

水,空気又は熱の作用

あり

融 点 ℃

金 属

H

HCC

CH3C CH3

NH2

CH3

(注)ブチルアミン

消 防 法 第4類 第1石油類(水溶性)

海 防 法 Y類(注)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

なしあり なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

腐食性物質 8 Ⅱ 3

Class 8 Ⅱ 3

3 Ⅱ3, 8

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

アルキルアミン

化 学 的 分 類

75-64-9

C A S 番 号

2734※

国 連 番 号

137

Page 74: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-80 -60 -40 -20 0 20 40

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 44.5℃引火点: -8.9℃

ターシャリーブチルアミンの蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

うがいをさせ,200mlの水又は牛乳を飲ませ,さらに硫酸マグネシウム20gを水に溶かして与え,医師の手当を受ける。(胃・食道の粘膜が冒されているおそれがあるので,無理に吐かせてはならない。)

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,ホウ酸水で洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又はアンモニア用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 44mg/kg(経口ラット),TCL0 40mg/m3(吸入ヒト)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL

5ppm

C(上限値)

あり

経 皮 吸 収

毒 性

アミン類検知管,pH試験紙(アルカリ性)又は臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

のどを刺激し,頭痛,のど・鼻の渇き,喘息,おう吐,食欲不振,めまい,不安,不眠が起こる。高濃度の蒸気は眼障害や肺水腫を生じ,重症の場合には中枢神経麻痺(まひ)により死亡することがある。

食道の粘膜を刺激し,炎症を起こし,悪心,おう吐が起こり,意識を失い,全身けいれんを起こす。

激しく刺激し,水疱(すいほう)を生じる。

激しく刺激し,炎症を生じる。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,大量の水で洗う。

飲 み 込 ん

だ 場 合

水噴霧,炭酸ガス,粉末,泡消 火 法EmS F-E, S-C

-MFAG

Page 75: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.甲板上積載をする場合には,酸化性物質から水平距離で6m以上離して積載することとし,甲板下積載にあっては,酸化性物質とは同一の船倉又は区画に積載しないこと。(危)

ロ.酸化性物質から6m以上離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他毒物類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

N-ノルマルブチルアニリン

C10H15N; C6H5NH(CH2)3CH3

N-Butylaniline; N-Butylbenzenamine; 4-PhenylaminobutaneN-ブチルアニリン; N-ブチルベンゼナミン; 4-フェニルアミノブタン

N,N-Dimethylaniline; N-Ethyl-N-benzylaniline; aniline類 似 品

N-BUTYLANILINEN-ノルマルブチルアニリン

染料など有機合成の中間体用 途

N-n-BUTYLANILINE

HN CH3

消 防 法 第4類 第3石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2毒物類(毒物) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

毒物類(毒物) 6.1 Ⅱ -

Class 6.1 Ⅱ -

6.1 Ⅱ6.1

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

不不快臭

無色~淡黄色の液体

0.9288(20/20℃)

5.2 -15.1 241~244易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と激しく反応する。

熱分解されると有毒なNOxを含む煙霧を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性107.2 (o.c.)

引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

芳香族アミン誘導体

化 学 的 分 類

1126-78-9

C A S 番 号

2738

国 連 番 号

138

Page 76: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)ビタミンC1000mgの投与,1%メチレンブルー溶液の静注が有効である。

0

20

40

60

80

100

120

40 80 120 160 200 240

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 244℃引火点: 107.2℃(o.c.)

N-ノルマルブチルアニリンの蒸気圧曲線

LD50 1620mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

(参考)アニリン2ppm

T W A STEL C(上限値)

(参考)アニリンあり

経 皮 吸 収

(参考)アニリンA3

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

メトヘモグロビン血症によるチアノーゼを生じ,顔面蒼白,発汗,脈拍の増加,呼吸困難などを起こし窒息することがある。さらに頭痛,おう吐,眠気などを催し,昏睡,意識不明におちいるおそれがある。

皮膚からも吸収され,吸入と同様の症状が現れる。

刺激する。眼 に 入 った 場 合

発がん性

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-A, S-A

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

直ちに新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を施す。(注)

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。(注)

直ちに石けんと水で洗い流す。

直ちに流水で十分に洗った後,ホウ酸水で洗い,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,ゴム前掛,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 77: IMDG - CODE CFR 172-101

塩化ビニル,酢酸ビニル,ニトロセルローズなどと相溶性が高い。

危-規則規定によるものであること。

可燃性及び環境有害性に注意して取扱うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

フタル酸ブチルベンジル

1,2-Benzenedicarboxylic acid butyl phenylmethyl ester; BBP; (Santicizer 160)1,2-ベンゼンジカルボキシリックアシッドブチルフェニルメチルエステル

Dioctyl phthalate類 似 品

ENVIRONMENTALLY HAZARDOUS SUBSTANCE, LIQUID, N.O.S .; Butyl benzyl phthalate環境有害物質(液体); フタル酸ブチルベンジル

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 199引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

プラスチック用可塑剤,有機合成中間体用 途

BUTYL BENZYL PHTHALATE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

O

CH3

OO

O

消 防 法 第4類 第3石油類(非水溶性)

海 防 法 X類

C2- - - - -港 則 法 荷役許容量 B C1A

C19H20O4; C4H9COOC6H4COOCH2C6H5

状 不特有の芳香

無色の油状液体

1.117(25/4℃)

10.8 -40 370易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

有害性物質 9 ⅢP -

Class 9 ⅢP -

9 ⅢP9

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

フタル酸エステル

化 学 的 分 類

85-68-7

C A S 番 号

3082

国 連 番 号

139

Page 78: IMDG - CODE CFR 172-101

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移す。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗う。

流水で十分に洗う。

有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 2330mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

(参考)ジオクチルフタレート5mg/m3

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭いによる。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

おう吐,腹痛が起きる。

弱い刺激がある。(ネズミで炎症が認められている。)

弱い刺激がある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取り,界面活性剤をまいて水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

水噴霧,泡,粉末,炭酸ガス消 火 法EmS F-A, S-F

-MFAG

Page 79: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.0869g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

臭化ノルマルブチル

C4H9Br; CH3CH2CH2CH2Br

1-Bromobutane1-ブロモブタン; ノルマルブチルブロマイド (4種の異性体あり)

Methyl bromide; Ethyl bromide; Propyl bromide; Butyl ioddide類 似 品

1-BROMOBUTANE; n-Butyl Bromide臭化ノルマルブチル; 1-ブロモブタン

n-BUTYL BROMIDE

H

H

Br CH3

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

医薬品(家畜の駆虫剤),塩化ビニル安定剤などの製造。有機合成の中間体用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

難(注)芳香無色の液体

1.2686(25/4℃)

4.7 -112.3 101.26易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

熱分解されると有害な蒸気を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 13引火点℃

265発火点℃

2.6~6.6爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

109-65-9

C A S 番 号

1126

国 連 番 号

140

Page 80: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-40 -20 0 20 40 60 80 100120

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 101℃引火点: 13℃

臭化ノルマルブチル(1-ブロモブタン)の蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を行う。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまき大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

LD50 2761mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

(参考)臭化エチル5ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭化メチル検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,おう吐を起こす。重症の場合には,意識混濁,呼吸不規則,心臓衰弱が起こり死亡することがある。また,高濃度の蒸気には麻酔作用がある。

皮膚からも吸収される。

まぶたのふるえ,視覚異常を起こすおそれがある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

Page 81: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

イ.居住区域から離れた場所に積載すること。(危)ロ.居住区などの空気を汚染しないように隔離して積載すること。(IMDG-CODE, CFR)ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

臭化セカンダリーブチル

C4H9Br; CH3CH2CH(Br)CH3

2-Bromobutane2-ブロモブタン; セカンダリーブチルブロマイド (4種の異性体あり)

Methyl bromide; Ethyl bromide; Propyl bromide; Butyl ioddide類 似 品

2-BROMOBUTANE; secondary-Butyl Bromide臭化セコンダリーブチル; 2-ブロモブタン

有機合成試薬(アルキル化剤)。医薬品(家畜の駆虫剤)などの製造用 途

sec-BUTYL BROMIDE

H

H3CCH3

Br

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

難芳香無色の液体

(dl)1.2530(25/4℃)

4.7 -112.1 91.20易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

熱分解されると有害な蒸気を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 21.1引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

78-76-2

C A S 番 号

2339

国 連 番 号

141

Page 82: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80 100

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 91.2℃引火点: 21.1℃

臭化セカンダリーブチル(2-ブロモブタン)の蒸気圧曲線

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

(参考)臭化エチル5ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭化メチル検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,おう吐を起こす。重症の場合には,意識混濁,呼吸不規則,心臓衰弱が起こって死亡することがある。また,高濃度の蒸気には麻酔作用がある。

皮膚からも吸収される。

まぶたの震え,視覚異常を起こすおそれがある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を行う。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまき大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 83: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.06g/100ml水(25℃)

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

臭化ターシャリーブチル

C4H9Br; (CH3)3CBr

2-Methyl-2-bromopropane; Trimethylbromomethane2-メチル-2-ブロモプロパン; トリメチルブロモメタン (4種の異性体あり)

Methyl bromide; Ethyl bromide; Propyl bromide; Butyl ioddide類 似 品

BROMOMETHYLPROPANES; tertiary-Butyl Bromideブロモメチルプロパン; ターシャリーブチルブロマイド

tert-BUTYL BROMIDE

C

CH3

CH3

CH3

Br

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

有機合成試薬用 途

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

積 載 場 所

難(注)芳香無色の液体

1.2125(25/4℃)

4.7 -16.2 73.25易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と反応しやすい。

熱分解されると有害な蒸気を生じる。

なしなし腐 食 性

なし なし

酸 化 性

可 燃 性 18引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

507-19-7

C A S 番 号

2342

国 連 番 号

142

Page 84: IMDG - CODE CFR 172-101

LD50 1250mg/kg(腹腔ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

(参考) 臭化エチル5ppm

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭化メチル検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

頭痛,おう吐を起こし,重症の場合には,意識混濁,呼吸不規則,心臓衰弱などが起きて死亡することがある。また,高濃度の蒸気には麻酔作用あり。

皮膚からも吸収される。

まぶたの震え,視覚異常を起こすおそれがある。眼 に 入 った 場 合

発がん性

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努め,医師の手当を受ける。要すれば酸素吸入を行う。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,保護衣,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまき大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 85: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.11g/100ml水(25℃)

酸化性物質と激しく反応する。

熱分解するとホスゲンを生じる。

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

塩化ノルマルブチル

C4H9Cl; CH3CH2CH2CH2Cl

1-Chlorobutane1-クロロブタン; ノルマルブチルクロライド (4種の異性体あり)

Ethyl chloride; Propyl chloride; Amyl chloride; Butyl bromide類 似 品

CHLOROBUTANES; n-Butyl Chloride; Chloromethylpropanesクロロブタン; 塩化ブチル; クロロメチルプロパン; 1-クロロブタン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -12, -9.0引火点℃

460発火点℃

1.8~10.1爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

n-BUTYL CHLORIDE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

ブチル化剤。界面活性剤,塩化ビニル安定剤,駆虫剤などの製造用 途

H

H

Cl CH3

状 微(注)エーテル臭無色の液体

0.8866(20/4℃)

3.2 -123.1 78.5易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

109-69-3

C A S 番 号

1127

国 連 番 号

143

Page 86: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-50 -30 -10 10 30 50 70

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 78.5℃引火点: -9℃

塩化ノルマルブチル(1-クロロブタン)の蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 2670mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度の蒸気は麻酔作用があり,皮膚,粘膜を刺激し,頭痛,おう吐が起こる。繰り返し蒸気に暴露すると,低濃度でも肝・腎臓の障害が現れることがある。

おう吐し,胃の灼熱感,肝・腎臓の障害が現れることがある。

刺激し,痛み,発赤などが起こる。皮膚からも吸収される。

刺激し,痛み,粘膜の発赤などを起こす。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 87: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.1g/100ml水(25℃)

以下,dl-体の性状を記載する。

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2-Chlorobutane2-クロロブタン; セカンダリーブチルクロライド (4種の異性体あり)

Ethyl chloride; Propyl chloride; Amyl chloride; Butyl bromide類 似 品

CHLOROBUTANES; Butyl Chloride; Chloromethylpropanesクロロブタン; 塩化ブチル; クロロメチルプロパン; 2-クロロブタン

有機合成の中間体用 途

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

塩化セカンダリーブチル

C4H9Cl; CH3CH2CH(Cl)CH3

sec-BUTYL CHLORIDE H

H

H3CCH3

Cl

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

78-86-4(dl-体)53178-20-4

C A S 番 号

1127

国 連 番 号

144

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

状 微(注)エーテル臭無色の液体

0.8732(20/4℃)

3.2 -140 68.25易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

酸化性物質と激しく反応する。

熱分解するとホスゲンを生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -15引火点℃

発火点℃

1.8~10爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

Page 88: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-70 -50 -30 -10 10 30 50 70

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 68.25℃引火点: -15℃

塩化セカンダリーブチル(2-クロロブタン)の蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 20ml/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度の蒸気は麻酔作用があり,皮膚や粘膜を刺激し,頭痛,おう吐が起こる。繰り返し蒸気に暴露すると,低濃度でも肝・腎臓の障害が現れることがある。

おう吐し,胃の灼熱感,肝・腎臓の障害が現れることがある。

刺激し,痛み,発赤が起こる。皮膚からも吸収される。

刺激し,痛み,粘膜の発赤を起こす。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 89: IMDG - CODE CFR 172-101

(注1)0.288g/100ml水(15℃)

(注2)IMDG-CODEでは-30℃

酸化性物質と激しく反応する。

熱分解するとホスゲンを生じる。

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

塩化ターシャリーブチル

C4H9Cl; (CH3)3CCl

2-Methyl-2-chloropropane; 2-Chloro-2-methylpropane; Trimethylchloromethane2-メチル-2-クロロプロパン; 2-クロロ-2-メチルプロパン; トリメチルクロロメタン

Ethyl chloride; Propyl chloride; Amyl chloride; Butyl bromide類 似 品

CHLOROBUTANES; Butyl Chloride; Chloromethylpropanesクロロブタン; 塩化ブチル; クロロメチルプロパン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -23(注2)引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

tert-BUTYL CHLORIDE

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

有機合成の中間体用 途

H

H

Cl C CH3

CH3

CH3

状 微(注1)エーテル臭無色の液体

0.8511(20/4℃)

3.2 -27.1 50.7易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

ハロゲン化アルキル

化 学 的 分 類

507-20-0

C A S 番 号

1127

国 連 番 号

145

Page 90: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 50.7℃引火点: -23℃

塩化ターシャリーブチルの蒸気圧曲線

炭酸ガス,粉末,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

臭い又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

高濃度の蒸気は麻酔作用があり,皮膚,粘膜を刺激し,頭痛,おう吐が起こる。繰り返し蒸気に暴露すると,低濃度でも肝・腎臓の障害が現れることがある。

おう吐し,胃の灼熱感,肝・腎臓の障害が現れることがある。

刺激し,痛み,発赤が起こる。皮膚からも吸収される。

刺激し,痛み,粘膜の発赤を起こす。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

活性炭20gを水300mlとともに与えた後,30gの硫酸マグネシウムを水に溶かして飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク又は自給式呼吸具,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて大量の水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 91: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)IMDG-CODE では-15℃

危-規則規定によるものであること。

イ.酸類及びアルカリ類から水平距離で3m以上離して積載すること。(危,IMDG-CODE)ロ.アルカリ類及び腐食性物質から3m以上離して積載すること。(CFR)ハ.その他引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1,2-酸化ブチレン

C4H8O

1,2-Epoxybutane; 1,2-Butene oxide1,2-エポキシブタン; 1,2-酸化ブテン; 1,2-ブチレンオキサイド

Ethylene oxide; Propylene oxide; 2,3-Butene oxide類 似 品

1,2-BUTYLENE OXIDE, STABILIZED; 1,2-Butene Oxide, Stabilized; 1,2-Epoxybutane, Stabilized1,2-酸化ブテン(安定剤入りのもの); 1,2-酸化ブチレン; 1,2-エポキシブタン

1,2-BUTYLENE OXIDE

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

H2C CO

CH2CH3

H

(注)9.5g/100ml水(25℃)

空気にさらされると他のエーテル同様,安定剤を加えていないものは熱の作用により爆発性の過酸化物を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -17(注)引火点℃

発火点℃

1.5~18.3爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

有機合成の中間体,溶剤用 途

状 可(注)エーテル臭無色の液体

0.8312(20/20℃)

2.5 -150 63易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

環状エーテル

化 学 的 分 類

106-88-7

C A S 番 号

3022

国 連 番 号

146

Page 92: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-100 -60 -20 20 60

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 63℃引火点: -17℃

1,2-酸化ブチレンの蒸気圧曲線

粉末,炭酸ガス,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 500mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

テトラヒドロフラン検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

長時間蒸気にさらされると吐き気,めまい,のぼせ,頭痛を感じるが,それらの症状は一過性である。麻酔性がある。

肝・腎臓障害を起こすおそれがある。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努める。

20gの活性炭を水300mlとともに飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取る。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 93: IMDG - CODE CFR 172-101

(注2)IMDG-CODEでは,引火点は-18℃以下,爆発限界は1.5~12%。

空気にさらされると他のエーテル同様,安定剤を加えていないものは熱の作用により爆発性の過酸化物を生じる。

易エーテル臭無色の液体

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

1,4-酸化ブチレン

C4H8O

1,4-Epoxybutane; Tetrahydrofuran; 1,4-Butene oxide1,4-ブチレンオキサイド; 1,4-エポキシブタン; テトラヒドロフラン; 1,4-酸化ブテン;1,4-ブテンオキサイド

Ethylene oxide; Propylene oxide; 2,3-Butene oxide類 似 品

TETRAHYDROFURANテトラヒドロフラン

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性-17(注2)

引火点℃

321発火点℃

2~11.8(注2)

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

0.8892(20/4℃)

2.5 -108.5 65~66易 易

ブタンジオール,ポリエーテルなど有機合成の中間体。各種樹脂,インク,ラッカー,接着剤などの溶剤。グリニヤール反応などの反応溶媒

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

用 途

1,4-BUTYLENE OXIDE

水,空気又は熱の作用

あり

融 点 ℃

金 属

CH2CC

OCH2

H2

H2

(注1)テトラヒドロフラン

消 防 法 第4類 第1石油類(水溶性)

海 防 法 Z類(注1)

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 (RQ 1000/454) Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

環状エーテル

化 学 的 分 類

109-99-9

C A S 番 号

2056

国 連 番 号

147

Page 94: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-60 -40 -20 0 20 40 60 80

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 66℃引火点: -17℃

1,4-酸化ブチレン(テトラヒドロフラン)の蒸気圧曲線

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努める。

20gの活性炭を水300mlとともに飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

LD50 1650mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

200ppm

T W A

250ppm

STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

テトラヒドロフラン検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

長時間蒸気にさらされると吐き気,めまい,のぼせ,頭痛を感じるが,それらの症状は一過性である。麻酔性がある。

肝・腎臓障害を起こすおそれあり。

眼 に 入 った 場 合

発がん性

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取る。

飲 み 込 んだ 場 合

粉末,炭酸ガス,泡(水無効)消 火 法EmS F-E,S-D

-MFAG

Page 95: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

2,3-酸化ブチレン

C4H8O

2,3-Epoxybutane; 2,3-Dimethylethylene oxide; 2,3-Dimethyl oxirane2,3-エポキシブタン; 2,3-ジメチルエチレンオキサイド; 2,3-ブチレンオキサイド; 2,3-ジメチルオキシラン

(異性体あり)

Ethylene oxide; Propylene oxide; 1,2-Butene oxide類 似 品

※FLAMMABLE LIQUID, N.O.S.※その他の引火性液体類(他の危険性を有しないもの)

2,3-BUTYLENE OXIDE

消 防 法 第4類 第1石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅱ) 5 100 500 2000港 則 法 荷役許容量 B C1A

HHC C

OCH3H3C

(注1)trans-:0.8010(25/4℃),(注2)trans-: 53.5℃

空気にさらされると他のエーテル同様,安定剤を加えていないものは熱の作用により爆発性の過酸化物を生じる。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 -17引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

有機合成の中間体,溶剤用 途

状 分解エーテル臭無色の液体

cis-:0.8266(注1)

2.5 cis-:-84~-83

cis-:59.7(注2) 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 要 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅱ -

Class 3 Ⅱ -

3 Ⅱ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

環状エーテル

化 学 的 分 類

3266-23-7

C A S 番 号

1993※

国 連 番 号

148

Page 96: IMDG - CODE CFR 172-101

粉末,炭酸ガス,泡(水無効)消 火 法EmS F-E, S-E

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

テトラヒドロフラン検知管又は可燃性ガス測定器による。検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

長時間蒸気にさらされると吐き気,めまい,のぼせ,頭痛を感じるが,それらの症状は一過性である。麻酔性がある。

肝・腎臓障害を起こすおそれあり。

眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,保温安静に努める。

20gの活性炭を水300mlとともに飲ませ,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流す。

流水で十分に洗った後,医師の手当を受ける。

有機ガス用防毒マスク,保護衣,保護メガネ,ゴム手袋

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取る。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 97: IMDG - CODE CFR 172-101

(注)0.03g/100ml水(25℃)

爆発性の過酸化物を作りやすいので,蒸留するときは注意を要する。

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。

船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

ノルマルブチルエーテル

C8H18O; (CH3CH2CH2CH2)2O

1-Butoxybutane; Butyl ether; Di-n-butyl ether; 1,1'-Oxybis(butane)1-ブトキシブタン; ブチルエーテル; ジノルマルブチルエーテル; ノルマルジブチルエーテル; 1,1'-オキシビスブタン (異性体あり)

Ethyl ether; Propyl ether; Amyl ether類 似 品

DIBUTYL ETHERS; Butyl Ethersジブチルエーテル; ブチルエーテル; ノルマルジブチルエーテル

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性 25, 37引火点℃

175, 194発火点℃

0.9~8.5爆発限界

(%)

特 記 事 項

人 木 材

n-BUTYL ETHER

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 Y類

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

ロウ,樹脂などの抽出溶剤。有機合成用溶剤。ガソリン添加物用 途

H

H

H3C O CH3

状 難(注)

穏やかなエーテル臭

無色の液体0.76889(20/4℃)

4.5 -95.35 141.97易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

なしなし なし なし

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

エーテル

化 学 的 分 類

142-96-1

C A S 番 号

1149

国 連 番 号

149

Page 98: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 20 60 100 140

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 142℃引火点: 25℃

ノルマルブチルエーテル(ジブチルエーテル)の蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

LD50 7400mg/kg(経口ラット)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 み 込 ん

だ 場 合

皮膚に付着

し た 場 合

気道を刺激し,麻酔作用がある。せき,吐き気,めまいなどを起こす。

灼熱感,吐き気,咽頭痛などを起こす。

弱い刺激があり,皮膚の乾燥や発赤を起こす。

強く刺激し,痛みを生じる。眼 に 入 っ

た 場 合

発がん性

-MFAG

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

うがいをさせ,水200mlを飲ませて,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流し,医師の手当を受ける。

流水で十分に洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は有機ガス用防毒マスク,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

Page 99: IMDG - CODE CFR 172-101

危-規則規定によるものであること。

引火性液体類についての一般的注意事項に従うこと。船積上の

注意事項

荷 姿

同 義 語(商品名)

セカンダリーブチルエーテル

C8H18O; [CH3CH2CH(CH3)]2O

Di-sec-butyl ether; 2,2'-Oxybisbutaneジセカンダリーブチルエーテル; 2,2'-オキシビスブタン (異性体あり)

Ethyl ether; Propyl ether; Amyl ether類 似 品

DIBUTYL ETHERS; Butyl Ethersジブチルエーテル; ブチルエーテル

ロウ,樹脂などの抽出溶剤。有機合成用溶剤。ガソリン添加物用 途

sec-BUTYL ETHERHCC

H

H3CO

CH3

CH3 CH3

消 防 法 第4類 第2石油類(非水溶性)

海 防 法 -

C2引火性液体類(Ⅲ) 10 250 1000 4000港 則 法 荷役許容量 B C1A

エーテル

化 学 的 分 類

6863-58-7(±)17226-28-7

C A S 番 号

1149

国 連 番 号

150

否コンテナ収納検査 否 積 付 検 査

穏やかなエーテル臭

無色の液体0.756(21℃)

4.5 -100 121易 易

外 観 臭 比 重 蒸気比重 沸 点 ℃ 溶 解 性

水 アルコール エーテル

融 点 ℃

爆発性の過酸化物を作りやすいので,蒸留するときは注意を要する。

腐 食 性酸 化 性

可 燃 性引火点℃

発火点℃

爆発限界(%)

特 記 事 項

人 木 材

水,空気又は熱の作用

あり

金 属

なしなし なし なし

ラベルコ-ド

IMDG - CODE

CFR 172-101

副次危険性等級

引火性液体類 3 Ⅲ -

Class 3 Ⅲ -

3 Ⅲ3

法 規 分 類 ・ 等 級 等 積 載 場 所

甲板上,甲板下

On deck, Under deck

On deck, Under deck

危 - 規 則

Page 100: IMDG - CODE CFR 172-101

0

20

40

60

80

100

120

-20 0 20 40 60 80 100120140

蒸気圧

(kP

a)

温度 (℃)

沸 点: 121℃引火点:

セカンダリーブチルエーテル(ジセカンダリーブチルエーテル)の蒸気圧曲線

水噴霧,泡,炭酸ガス,粉末消 火 法EmS F-E, S-D

LC50 130g/m3/15分(吸入マウス)

作 業 環 境の

許 容 濃 度 (TLV)

T W A STEL C(上限値) 経 皮 吸 収

毒 性

検 知 法

蒸気,粉塵などを吸入し た 場 合

飲 込 んだ 場 合

皮膚に付着し た 場 合

気道を刺激し,麻酔作用がある。せき,吐き気,めまいなどを起こす。

灼熱感,吐き気,咽頭痛などを起こす。

弱い刺激があり,皮膚の乾燥や発赤を起こす。

強く刺激し,痛みを生じる。眼 に 入 った 場 合

発がん性

吸 入 した 場 合

保 護 具

新鮮な空気の場所に移し,うがいをさせ,保温安静に努め,医師の手当を受ける。

うがいをさせ,水200mlを飲ませて,医師の手当を受ける。

石けんと水でよく洗い流し,医師の手当を受ける。

流水で十分に洗い,医師の手当を受ける。

自給式呼吸具又は有機ガス用防毒マスク,保護メガネ,ゴム手袋,ゴム長靴

皮膚に付着し た 場 合

眼 に 入 った 場 合

漏 洩 した 場 合

火気厳禁とし,通風換気を十分に行い,保護具着用の上,破損個所をシールし,吸着材をまいて掃き取った後,界面活性剤をまいて水で洗う。

飲 み 込 んだ 場 合

-MFAG