ima - magazine abril 2010
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IMA - Magazine Abril 2010 Volumen 46TRANSCRIPT
株式会社アムズデザイン 〒289-2516 千葉県旭市ロ404番1tel 0479-62-8505 fax 0479-62-7880 [email protected]
koume70との出会い koume70のどこがスゴイのか?それでは実釣を例に解説していこう。新製品koume70のテストを兼ねて沖の堤防に上がり撮影を行った。実は撮影当日に初めてkoume70を目にしたのだが、それは初めて手に取ったルアーでいきなり撮影するというムチャな釣行を意味していた。 現場でプロトタイプのkoume70を手渡された率直な感想は…?軽い▶飛ばない? フックが小さい▶バレやすい?であった。とは言え、とにかくフィールドで使ってみることにした。 開始1投目。なんと良く飛ぶ!バランスがいいので13gのウエイトでも何の問題もなくキャスティング出来た。特に細身のフォルムなので向かい風でも投げやすかった。この時点で、軽い▶飛ばない? のイメージは消えていた。そしてリトリーブ。とても小さな小刻みなバイブレーションがロッドに伝わってきた。経験上ローリングアクションであることが1投目で解ったが、かなり細かいバイブレーションだった。 その後、早速アタリが! 水深3mくらいのボトムから早巻しているとゴーンとひったくるようなアタリが出たのですかさずアワせた。シーバスのサイズは50cmくらいで、激しくエラアライをしてきたのでバレるか? と思いながらのランディング。シーバスの口の中を見ると小さいフックだがしっかりと刺さり、フックが小さい▶バレやすい? のイメージも消えていた。 通常ルアーは釣具店で見て自分のイメージで購入するの
だが、最近のルアーは日進月歩で開発されているルアーは、使ってみないと解らないと改めて痛感した瞬間だった。
実釣では? 撮影にあたり色々なリトリーブやアクションを試しつつ、シャローやストラクチャー回りなど場所を変えながらkoume70のテストを行った。シャローのオープンエリアでは広範囲にkoume70を投げボトムからの早巻、ミディアムリトリーブ、ストップ&ゴー、リフト&フォールや着水と同時に水面直下をリトリーブしたりしながらシーバスを探して行った。 結果、当日はボトムをとってからの高速早巻リトリーブでシーバスを寄せ、リフト&フォールで食わせるパターンに良く反応することが解った。ストラクチャー回りではストラクチャー直前からリフトフォールに入りストラクチャーを抜けたあたりで思うように食わせられ、カケアガリでは同じくカケアガリ手前からリフト&フォールに入りシーバスを食わせ続けることが出来た。
vol.462010.4 ¥0
カケアガリ
ストラクチャーの手前からリフト&フォール
カケアガリの手前からリフト&フォール
ストラクチャー
バイト!
バイト!
小林 厚治A N G L E R
老舗クラブ『東京シーパラダイス』の代表を務める。東京湾全域、房総半島を中心に多彩な魚種を相手に連日連夜釣行を繰り返している。ソルトばかりでなくトラウトから各種餌釣りまで幅広くこなす。最近では九州方面への遠征も多く、リバーシーバスや磯ヒラを楽しんでいる。
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K o u j i K o b a y a s h i
スロー・ファスト 両方OK! 第三世代ミノーバイブレーション誕生!!
2010年4月28日発売! 1,400円(税込 1,470円)[全長]70mm [重量]13g [タイプ]シンキング [レンジ]70~150cm[アクション]バイブレーション [フック]ST-46 #10 [誕生日]2010/4/28
#KU70-001 レッドヘッド
#KU70-007 アカキン
#KU70-025 ボラ
#KU70-002 レッドヘッドパール
#KU70-008 グリーンゴールド
#KU70-003 チャートバックパール
#KU70-009 ライムゴールド
#KU70-004 コットンキャンディー
#KU70-010 金黒 #KU70-011 ピンクイワシ
#KU70-005 クラウン #KU70-006 ゴルチャー
#KU70-012 オレンジバックメッキ
#KU70-019 ブルーシャイナー #KU70-020 シャイナー #KU70-021 イワシ #KU70-022 マコイワシ #KU70-023 銀黒 #KU70-024 セグロ
#KU70-013 消銀若アユ #KU70-014 アジ #KU70-015 ライブカタクチ #KU70-016 キビナゴメッキ #KU70-017 ブルピン #KU70-018 グリーンシャイナー
koume70の利点と特徴は koume70はフォール時にナチュラルな細かいバイブレーションをしながら沈下して行くので、シーバスは疑うこともなくリフト&フォールのフォール時にバイトしてくる。また、高速早巻リトリーブでも泳ぎのバランスが良く、崩れにくいため、潮の流れがきつい場面でも良く泳ぐルアーである。感覚で言うと、バイブレーションと言うよりもバランスのいいシンキングミノーを使う感覚で使用できます。 koume70は決して難しいルアーではなく、初心者から上級者まで幅広く使いこなせるパイロットルアーであり、簡単にシーバスをヒットへ持ち込め、ルアーのトータルバランスがとれた信頼出来るルアーです。
koume70に合ったタックル 当日の私のタックルは、koume70が13gと聞いていたので7フィート5インチの柔らかめのロッドに中型スピニングリールを使用、ラインはPE1.2号にリーダーはナイロン22ポンドを結び、スイベルでルアーを結束してテストを行いました。
koume70を使った感じだと、9フィート以上のロッドでも問題なく、ラインもPE1.5号でも飛ぶと思います。ただし、koume70は7cmと小振りなために食いが良くシーバスの口の中にスッポリ入ってしまうことがあるので、リーダーは必ず付けて欲しい。また口の中にルアーが入った場合には、優しくプライヤーでフックを外してあげたいものだ。
さてさてkoume70は! 今回初めてkoume70を使ってみたのだが、とにかく使いやすくシーバスの反応がいいルアーであった。カラーもデイゲームからナイトゲームまでカバー出来るカラーがそろっていて嬉しい。使い方は、シャローのウエーディングや河川のドリフトや堤防のリフト&フォールやボートからのストップ&ゴー、ジャーキングなどなど、場所と状況を考えて使えば、ある意味オールマイティーなルアーと言えます。今後、koumeの80や90が出たとしたら、磯のヒラスズキや青物にも面白いかも知れない。 みなさまも一刻も早くkoume70の世界を体感してみてください!楽しいですよ!