(7)アプリケーションスペシャリスト · -最新技術動向...
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ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-1
スキル領域とスキル熟達度
(7)アプリケーションスペシャリスト
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-2
スキル領域
職種:アプリケーションスペシャリスト
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-3
アプリケーションスペシャリストのスキル領域 専門分野 スキル項目
職種共通スキル項目
全専門分野
業務システム
専門分野固有スキル項目
業務パッケージ
●業務分析業務要件分析、技術要件分析、インダストリ知識、システム化戦略策定、プラットフォーム要件定義、システム価値の検証、情報化と経営、 汎用業務内容、汎用業務最新動向等
●テクノロジ システムプラットフォーム技術、最新技術動向、最新業務パッケージ動向、コンピュータ科学基礎、コンピュータシステム、システムの開発環境 ネットワーク技術の理解と活用、データベース技術、データベース設計、トランザクション処理とデータベースの同期点の関係、インターネット技術等 ●デザイン 要件定義、インダストリパッケージ開発環境設計、開発環境設計、データベース、ミドルウェア、分散コンピューティング設計、インダストリパッケージ設計 モデリング技法の理解と活用等 ●ソフトウェアエンジニアリング 設計手法、開発手法、開発支援ツールの活用、プログラミング技術、プログラミング言語、テスト技法、再利用手法、セキュリティとプライバシ、セキュリティシステムの実装、検査、外部設計 、内部設計、オブジェクト指向開発、プログラム設計、検証技法の活用、標準化、システム監査、技術検証手法等
●コンサルティング技法の活用 コンサルティング技法の選択と活用、分析ツールとモデルの理解と活用 ●知的資産管理(Knowledge Management)活用 知的資産の管理と活用 ●プロジェクトマネジメント プロジェクト統合マネジメント、プロジェクト・スコープ・マネジメント、プロジェクト・タイム・マネジメント、プロジェクト・コスト・マネジメント、プロジェクト品質マネジメント、プロジェクト人的資源マネジメント、プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント、プロジェクト・リスク・マネジメント、プロジェクト調達マネジメント
●リーダーシップ リーダーシップ
●コミュニケーション 2Wayコミュニケーション、情報伝達、情報の整理・分析・検索
●ネゴシエーション ネゴシ シ ン
●汎用業務システム構築(人事・会計・総務等)業務環境、汎用業務内容、汎用業務最新動向、汎用業務アプリケーション設計等 ●インダストリ固有業務システム構築 インダストリアプリケーション設計、業務パッケージ内容 等
●業務パッケージを活用した業務システム構築業務パッケージ最新動向、業務パッケージ設計、業務パッケージ稼働環境選定、業務パッケージ導入、業務パッケージパフォーマンスチューニング、業務パッケージ固有開発手法、業務パッケージ固有開発支援ツール、業務パッケージプログラミング 等
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-4
スキル熟達度・知識項目
職種:アプリケーションスペシャリスト
専門分野:業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-5
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●業務分析
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにおいて、開発
チーム責任者として、業界や技術動向の先見的見地に基づき複雑高度な業務要
件、技術要件分析を行うことができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにおい
て、開発チーム責任者として、業務要件、技術要件分析を行うことができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、業務要件、技術要件分析を行うことができる。
-業務要件分析 -技術要件分析 -インダストリ知識 -システム化戦略策定 -プラットフォーム要件定義 -システム価値の検証 -情報化と経営 -汎用業務内容 -汎用業務最新動向
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、担当する領域にお
ける業務要件、技術要件分析を行うことができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-6
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●テクノロジ
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにおいて、開発
チーム責任者として、複雑性の高い技術的問題解決を実践し全開発局面をリード
することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにおい
て、開発チーム責任者として、複雑性の高い技術的問題解決を実践し全開発局面
を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、複雑性の高い技術的問題解決を実践するとともに全開発局面を遂
行することができる。
-システムプラットフォーム技術 -最新技術動向 -最新業務パッケージ動向 -コンピュータ科学基礎 -コンピュータシステム -システムの開発環境 -ネットワーク技術の理解と活用 -データベース技術 -データベース設計 -トランザクション処理とデータベースの同期点の関係 -インターネット技術 -プログラミング言語、マークアップランゲージ -ミドルウェア技術 -リレーショナルデータベース管理システムの基本機能 -最新IT市場動向 -システム管理技術 -プラットフォーム技術 -製品知識(プラットフォーム) -システム管理手法 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の選定 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の導入 -データベース開発における重要技術
-データベースの周辺技術 -データベース関連技術動向 -ネットワークシステムの技術動向 -ネットワーク製品知識
-ネットワーク標準 -ネットワークシステムの実装技術 -サーバ配置手法 -アプリケーション実行方式 -サーバ技術 -負荷分散と可用性 -分散コンピューティング開発環境 -ユーザインタフェース技術 -アプリケーションセキュリティ -セキュリティ技術の理解と活用 -セキュリティ技術動向 -セキュリティシステムの実装、検査 -データモデリング -データベース運用設計 -コンピュータシステムアーキテクチャ及び基盤技術の理解と活用
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、担当する領域にお
ける技術的問題解決を実践して、業務システムの設計、開発、導入作業を実施す
ることができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-7
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●デザイン
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、テクニカルチームをリードして、複雑高度な開発環境要件、デー
タベース要件を満たすアプリケーションデザインを実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、テクニカルチームにテクニカルガイダンスを実施し、複
雑高度な開発環境要件、データベース要件を満たすアプリケーションデザインを
実施することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、開発環境要件、データベース要件を満たすアプリケーションデザイ
ンを実施することができる。
-要件定義 -インダストリパッケージ開発環境設計 -開発環境設計 -データベース、ミドルウェア、分散コンピューティング設計 -インダストリパッケージ設計 -モデリング技法の理解と活用
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、担当する領域にお
けるアプリケーションデザインを実践することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-8
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ソフトウェアエンジニアリング
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、最適開発手法、開発支援ツール、テスト技法等のソフトウェアエ
ンジニアリング技術に関してテクニカルチームをリードし、システム開発を遂行す
ることができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、最適開発手法、開発支援ツール、テスト技法等のソフト
ウェアエンジニアリング技術に関してテクニカルチームにテクニカルガイダンスを
実施し、システム開発を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、最適開発手法、開発支援ツール、テスト技法等のソフトウェアエンジ
ニアリング技術に関して経験の浅いメンバに対してアドバイスを与え、システム開
発を遂行することができる。
-設計手法
-開発手法
-開発支援ツールの活用
-プログラミング技術
-プログラミング言語
-テスト技法
-再利用手法
-セキュリティとプライバシ
-セキュリティシステムの実装、検査
-外部設計
-内部設計
-オブジェクト指向開発
-プログラム設計
-検証技法の活用
-標準化
-システム監査
-技術検証手法
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、担当する領域にお
いて、ソフトウェアエンジニアリング技術を活用したシステム開発を実践すること
ができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-9
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●コンサルティング技法の活用
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、最適なコンサルティング技法を選択適用し、プロセスの定義と実
践、成果物の定義と作成を行い、プロジェクトを成功裡に実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、最適なコンサルティング技法を選択適用し、プロセスの
定義と実践、成果物の定義と作成を行い、プロジェクトを成功裡に実施することが
できる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、コンサルティング技法を適用し、プロジェクトを実施することができ
る。
-コンサルティング技法の選択と活用 -分析ツールとモデルの理解と活用
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、コンサルティング技
法を適用し、プロジェクトを実施することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-10
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●知的資産管理(Knowledge Management)活用
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、プロジェクトの準備、開始から完了、及び完了後の全工程におい
て、知的資産のデータベース化、活用、維持、管理を適切に行い、プロジェクトを
効率的、高品質に実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、プロジェクトの準備、開始から完了、及び完了後の全工
程において、知的資産のデータベース化、活用、維持、管理を適切に行い、プロジ
ェクトを効率的、高品質に実施することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、知的資産のデータベース化、活用、維持、管理を行い、プロジェクト
を効率的、高品質に実施することができる。
-知的資産の管理と活用
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、知的資産のデータ
ベース化、活用、維持、管理を行い、プロジェクトを効率的、高品質に実施すること
ができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-11
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●プロジェクトマネジメント
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにおいて、開発
チーム責任者として、プロジェクトマネジメント職種と協業し、プロジェクト計画策定
と実施、変更管理等のプロジェクトマネジメントを遂行するこができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにおい
て、開発チーム責任者として、プロジェクトマネジメント職種と協業し、プロジェクト
計画策定と実施、変更管理等のプロジェクトマネジメントを遂行するこができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、プロジェクトマネジメント職種と協業し、プロジェクト計画策定と実
施、変更管理等のプロジェクトマネジメントを遂行できる。
-プロジェクト統合マネジメント -プロジェクト・スコープ・マネジメント -プロジェクト・タイム・マネジメント -プロジェクト・コスト・マネジメント -プロジェクト品質マネジメント -プロジェクト人的資源マネジメント -プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント -プロジェクト・リスク・マネジメント -プロジェクト調達マネジメント
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、担当する領域にお
けるプロジェクト計画策定と実施、変更管理等の主要なプロジェクトマネジメントの
いずれかを行うことができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-12
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●リーダーシップ
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、指揮、命令し全開発局面を遂行することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、指揮、命令し全開発局面を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、指揮、命令しプロジェクトを遂行することができる。
-リーダーシップ
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、業務パッケージ開発
プロジェクトの担当する領域に参画することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-13
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●コミュニケーション
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、ユーザの業務責任者と、業務システムに関する会話ができる。
また、テクニカルチームのメンバとの適切な 2Way コミュニケーション、情報伝達、
情報の処理を行うことができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、ユーザの業務責任者と、業務システムに関する会話が
できる。また、テクニカルチームのメンバとの適切な 2Way コミュニケーション、情
報伝達、情報の処理を行うことができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、プロジェクトプロジェクトメンバとのチームコミュニケーションを図り
プロジェクトを遂行することができる。
-2Wayコミュニケーション -情報伝達 -情報の整理・分析・検索
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、プロジェクトチーム
の状況を的確に理解し、適切なチームコミュニケーションを図ることができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-14
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ネゴシエーション
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チー
ム責任者として、ユーザの業務責任者と、ゴールを設定し、論理的根拠に基づき
技術的課題に関する合意を形成できる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のアプリケーション開発プロジェクトにて、
開発チーム責任者として、ユーザの業務責任者と、ゴールを設定し、論理的根拠
に基づき技術的課題に関する合意を形成できる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チーム
リーダとして、プロジェクトチームメンバと技術的課題に関する合意を形成できる。
-ネゴシエーション
レベル3
アプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバとして、プロジェクトチーム
の状況を的確に理解し、ネゴシエーションを通じて、プロジェクトで必要な情報や
データを獲得することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-15
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【専門分野固有スキル項目】
●汎用業務システム構築(人事・会計・総務等)
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の汎用業務開発プロジェクトにて、開発チーム責任
者として、システム化計画立案から導入、移行に至る全開発局面を成功裡に遂行
することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の汎用業務開発プロジェクトにて、開発チ
ーム責任者として、システム化計画立案から導入、移行に至る全開発局面を、成
功裡に遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の汎用業務開発プロジェクトにて、開発チームリーダと
して、プロジェクトを遂行することができる。
-業務環境 -汎用業務内容 -汎用業務最新動向 -汎用業務アプリケーション設計
レベル3
汎用業務開発プロジェクトにて、開発チームメンバとして担当領域の実施責任を持
ち、設計、開発、導入の一連の作業を実施することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-16
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【専門分野固有スキル項目】
●インダストリ固有業務システム構築
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上のインダストリ業務システム開発プロジェクトにて、開
発チーム責任者として、インダストリの将来動向を示唆するとともに、システム化
計画立案から導入、移行に至る全開発局面を成功裡に遂行することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満のインダストリ業務システム開発プロジェ
クトにて、開発チーム責任者として、システム化計画立案から導入、移行に至る全
開発局面を成功裡に遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上のインダストリ業務システム開発プロジェクトにて、開
発チームリーダとして、特定インダストリに関する専門的知識を活用し、担当する
成果物の品質、価値を高めるとともに、プロジェクトを遂行することができる。
-インダストリアプリケーション設計
-業務パッケージ内容
レベル3
インダストリ業務システム開発プロジェクトにて、開発チームメンバとして担当領域
の実施責任を持ち、特定インダストリに関する専門的知識を活用し、設計、開発、
導入の一連の作業を実施することができる。
専門分野: 業務システム
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-17
スキル熟達度・知識項目
職種:アプリケーションスペシャリスト
専門分野:業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-18
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●業務分析
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、業界や技術動向の先見的見地に
基づき、複雑高度な業務要件、技術要件分析を行うことができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、業務要件、技術要件分
析を行うことができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、業務要件、技術要件分析を行うこと
ができる。
-業務要件分析
-技術要件分析
-インダストリ知識
-システム化戦略策定
-プラットフォーム要件定義
-システム価値の検証
-情報化と経営
-汎用業務内容
-汎用業務最新動向
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、担当する領域における業務要件、技術要件分析を行うことができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-19
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●テクノロジ
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、複雑性の高い技術的問題解決を実
践し、全開発局面をリードすることができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、複雑性の高い技術的問
題解決を実践し、全開発局面を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、複雑性の高い技術的問題解決を実
践するとともに、全開発局面を遂行することができる。
-システムプラットフォーム技術 -最新技術動向 -最新業務パッケージ動向 -コンピュータ科学基礎 -コンピュータシステム -システムの開発環境 -ネットワーク技術の理解と活用 -データベース技術 -データベース設計 -トランザクション処理とデータベースの同期点の関係 -インターネット技術 -プログラミング言語、マークアップランゲージ -ミドルウェア技術 -リレーショナルデータベース管理システムの基本機能 -最新IT市場動向 -システム管理技術 -プラットフォーム技術 -製品知識(プラットフォーム) -システム管理手法 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の選定 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の導入 -データベース開発における重要技術
-データベースの周辺技術 -データベース関連技術動向 -ネットワークシステムの技術動向 -ネットワーク製品知識 -ネットワーク標準 -ネットワークシステムの実装技術 -サーバ配置手法 -アプリケーション実行方式 -サーバ技術 -負荷分散と可用性 -分散コンピューティング開発環境 -ユーザインタフェース技術 -アプリケーションセキュリティ -セキュリティ技術の理解と活用 -セキュリティ技術動向 -セキュリティシステムの実装、検査 -データモデリング
-データベース運用設計 -コンピュータシステムアーキテクチャ及び基盤技術の理解と活用
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、担当する領域における技術的問題解決を実践して、業務システムの設計、
開発、導入作業を実施することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-20
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●デザイン
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、テクニカルチームをリードして、複
雑高度な開発環境要件、データベース要件を満たすアプリケーションデザインを
実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、テクニカルチームにテク
ニカルガイダンスを実施し、複雑高度な開発環境要件、データベース要件を満た
すアプリケーションデザインを実施することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、開発環境要件、データベース要件
を満たすアプリケーションデザインを実施することができる。
-要件定義
-インダストリパッケージ開発環境設
計
-開発環境設計
-データベース、ミドルウェア、分散
コンピューティング設計
-インダストリパッケージ設計
-モデリング技法の理解と活用
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、担当する領域におけるアプリケーションデザインを実践することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-21
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ソフトウェアエンジニアリング
【知識項目】 レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、最適開発手法、開発支援ツール、
テスト技法等のソフトウェアエンジニアリング技術に関してテクニカルチームをリ
ードし、開発を遂行することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、最適開発手法、開発支
援ツール、テスト技法等のソフトウェアエンジニアリング技術に関してテクニカル
チームにテクニカルガイダンスを実施し、開発を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、最適開発手法、開発支援ツール、
テスト技法等のソフトウェアエンジニアリング技術に関して経験の浅いメンバに対
してアドバイスを与え、開発を遂行することができる。
-設計手法
-開発手法
-開発支援ツールの活用
-プログラミング技術
-プログラミング言語
-テスト技法
-再利用手法
-セキュリティとプライバシ
-セキュリティシステムの実装、検査
-外部設計
-内部設計
-オブジェクト指向開発
-プログラム設計
-検証技法の活用
-標準化
-システム監査
-技術検証手法
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、担当する領域において、業務パッケージを活用する適用業務開発に関す
るソフトウェアエンジニアリング技術を活用した開発を実践することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-22
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●コンサルティング技法の活用
【知識項目】 レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、最適なコンサルティング技法を選
択適用し、プロセスの定義と実践、成果物の定義と作成を行い、プロジェクトを成
功裡に実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、最適なコンサルティング
技法を選択適用し、プロセスの定義と実践、成果物の定義と作成を行い、プロジェ
クトを成功裡に実施することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、コンサルティング技法を適用し、プ
ロジェクトを実施することができる。
-コンサルティング技法の選択と活用 -分析ツールとモデルの理解と活用
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、コンサルティング技法を適用し、プロジェクトを実施することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-23
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●知的資産管理(Knowledge Management)活用
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、プロジェクトの準備、開始から完
了、及び完了後の全工程において、知的資産のデータベース化、活用、維持、管
理を適切に行い、プロジェクトを効率的、高品質に実施することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、プロジェクトの準備、開
始から完了、及び完了後の全工程において、知的資産のデータベース化、活用、
維持、管理を適切に行い、プロジェクトを効率的、高品質に実施することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、知的資産のデータベース化、活用、
維持、管理を行い、プロジェクトを効率的、高品質に実施することができる。
-知的資産の管理と活用
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、知的資産のデータベース化、活用、維持、管理を行い、プロジェクトを効率
的、高品質に実施することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-24
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●プロジェクトマネジメント
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、プロジェクトマネジメント職種と協
業し、プロジェクト計画策定と実施、変更管理等の主要なプロジェクトマネジメント
を遂行するこができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、プロジェクトマネジメント
職種と協業し、プロジェクト計画策定と実施、変更管理等の主要なプロジェクトマネ
ジメントを遂行するこができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、プロジェクトマネジメント職種と協業
し、プロジェクト計画策定と実施、変更管理等の主要なプロジェクトマネジメントを
遂行するこができる。
-プロジェクト統合マネジメント -プロジェクト・スコープ・マネジメント -プロジェクト・タイム・マネジメント -プロジェクト・コスト・マネジメント -プロジェクト品質マネジメント -プロジェクト人的資源マネジメント -プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント -プロジェクト・リスク・マネジメント -プロジェクト調達マネジメント
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、担当する領域における業務パッケージを活用する適用業務部分の開発に
関するプロジェクト計画策定と実施、変更管理等の主要なプロジェクトマネジメント
のいずれかを行うことができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-25
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●リーダーシップ
【知識項目】
レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、指揮、命令し全開発局面を遂行す
ることができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、指揮、命令し全開発局面
を遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、指揮、命令しプロジェクトを遂行す
ることができる。
-リーダーシップ
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、業務パッケージ開発プロジェクトの担当する領域に参画することができ
る。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-26
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●コミュニケーション
【知識項目】 レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、ユーザの責任者と業務システムに
関する会話ができる。また、テクニカルチームのメンバとの適切な 2Way コミュニ
ケーション、情報伝達、情報の処理を行うことができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、ユーザの責任者と業務
システムに関する会話ができる。又、テクニカルチームのメンバとの適切な 2Way
コミュニケーション、情報伝達、情報の処理を行うことができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、プロジェクトメンバとのチームコミュ
ニケーションを図りプロジェクトを遂行することができる。
-2Wayコミュニケーション -情報伝達 -情報の整理・分析・検索
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、プロジェクトチームの状況を的確に理解し、適切なチームコミュニケーショ
ンを図ることができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-27
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ネゴシエーション
【知識項目】 レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、ユーザの業務責任者と、ゴールを
設定し、論理的根拠に基づき技術的課題に関する合意を形成できる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、ユーザの業務責任者
と、ゴールを設定し、論理的根拠に基づき技術的課題に関する合意を形成でき
る。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、プロジェクトチームメンバと技術的
課題に関する合意を形成できる。
-ネゴシエーション
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトの開発チームメンバ
として、プロジェクトチームの状況を的確に理解し、ネゴシエーションを通じて、プ
ロジェクトで必要な情報やデータを獲得することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-28
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【専門分野固有スキル項目】
●業務パッケージを活用した業務システム構築
【知識項目】 レベル7
レベル6
ピーク時の要員数50人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、業務パッケージ将来動向を示唆す
るともに、システム化計画立案から導入、移行に至る全開発局面について、業務
パッケージ固有技術を活用し成功裡に遂行することができる。
レベル5
ピーク時の要員数10人以上50人未満の業務パッケージを活用するアプリケーシ
ョン開発プロジェクトにおいて、開発チーム責任者として、システム化計画立案か
ら導入、移行に至る全開発局面について、業務パッケージ固有技術を活用して成
功裡に遂行することができる。
レベル4
ピーク時の要員数3人以上の業務パッケージを活用するアプリケーション開発プ
ロジェクトにおいて、開発チームリーダとして、業務パッケージ固有技術を活用し、
担当する成果物の品質、価値を高めるとともに、プロジェクトを遂行することがで
きる。
-業務パッケージ最新動向 -業務パッケージ設計 -業務パッケージ稼働環境選定 -業務パッケージ導入 -業務パッケージパフォーマンスチューニング -業務パッケージ固有開発手法 -業務パッケージ固有開発支援ツール -業務パッケージプログラミング
レベル3
業務パッケージを活用するアプリケーション開発プロジェクトにて、開発チームメ
ンバとして担当領域の実施責任を持ち、業務パッケージ固有技術を活用し、設計、
開発、導入の一連の作業を実施することができる。
専門分野: 業務パッケージ
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-29
スキル熟達度・知識項目
職種:アプリケーションスペシャリスト
専門分野:レベル1、2共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-30
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●業務分析
【知識項目】
レベル2
開発チームメンバとして、上位者の作成した業務要件分析及び情報システム利用
提案に関する資料を理解することができる。
レベル1
開発チームメンバとして、業務要件分析の一部の担当領域について、上位者の作
成した資料を理解することができる。
-業務要件分析 -技術要件分析 -インダストリ知識
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-31
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●テクノロジ
【知識項目】 レベル2
同一職種の上位者の指導の下で、開発チームメンバとして、担当する領域におけ
る最新技術動向及び適用技術の選定理由を説明することができ、既知の技術、知
識を利用し、技術的問題解決を実践することができる。
レベル1
同一職種の上位者の指導の下で、開発チームメンバとして、担当する領域におけ
る最新技術動向及び適用技術の選定理由を説明することができ、技術的問題発
生状況を把握することができる。
-システムプラットフォーム技術 -最新技術動向 -最新業務パッケージ動向 -コンピュータ科学基礎 -コンピュータシステム -システムの開発環境 -ネットワーク技術の理解と活用 -データベース技術 -データベース設計 -トランザクション処理とデータベースの同期点の関係 -インターネット技術 -プログラミング言語、マークアップランゲージ -ミドルウェア技術 -リレーショナルデータベース管理システムの基本機能 -最新IT市場動向 -システム管理技術 -プラットフォーム技術 -製品知識(プラットフォーム) -システム管理手法 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の選定 -データベースマネジメントシステム(DBMS)の導入 -データベース開発における重要技術 -データベースの周辺技術
-データベース関連技術動向 -ネットワークシステムの技術動向 -ネットワーク製品知識 -ネットワーク標準 -ネットワークシステムの実装技術 -サーバ配置手法 -アプリケーション実行方式 -サーバ技術 -負荷分散と可用性 -分散コンピューティング開発環境 -ユーザインタフェース技術 -アプリケーションセキュリティ -セキュリティ技術の理解と活用 -セキュリティ技術動向 -セキュリティシステムの実装、検査 -データモデリング -データベース運用設計 -コンピュータシステムアーキテクチャ及び基盤技術の理解と活用
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-32
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●デザイン
【知識項目】
レベル2
開発チームメンバとして、上位者の作成したアプリケーション基盤デザイン及びデ
ータモデリング、プロセスモデリングに関する資料を理解することができる。
レベル1
開発チームメンバとして、アプリケーション基盤デザイン及びデータモデリング、
プロセスモデリングの一部の担当領域について、上位者の作成した資料を理解す
ることができる。
-要件定義 -インダストリパッケージ開発環境設計 -開発環境設計 -データベース、ミドルウェア、分散コンピューティング設計 -インダストリパッケージ設計 -モデリング技法の理解と活用
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-33
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ソフトウェアエンジニアリング
【知識項目】
レベル2
同一職種の上位者の指導の下で、開発チームメンバとして、既知の開発手法を利
用し、担当する領域におけるシステム開発の一連の作業を実践することができ
る。
レベル1
同一職種の上位者の指導の下で、開発チームメンバとして、既知の開発手法を利
用し、担当する領域におけるシステム開発のいずれか一部の作業を実践すること
ができる。
-設計手法
-開発手法
-開発支援ツールの活用
-プログラミング技術
-プログラミング言語
-テスト技法
-再利用手法
-セキュリティとプライバシ
-セキュリティシステムの実装、検査
-外部設計
-内部設計
-オブジェクト指向開発
-プログラム設計
-検証技法の活用
-標準化
-システム監査
-技術検証手法
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-34
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●プロジェクトマネジメント
【知識項目】
レベル2
同一職種の上位者の作成したプロジェクト計画に従って、開発チームメンバとし
て、既知の技術、知識を利用し、担当する領域におけるシステムの設計、構築、導
入の一連の作業を実施することができる。
レベル1
同一職種の上位者の作成したプロジェクト計画に従って、開発チームメンバとし
て、既知の技術、知識を利用し、担当する領域におけるシステムの構築、導入の
いずれかの局面の作業を実施することができる。
-プロジェクト統合マネジメント
-プロジェクト・スコープ・マネジメン
ト
-プロジェクト・タイム・マネジメント
-プロジェクト・コスト・マネジメント
-プロジェクト品質マネジメント
-プロジェクト人的資源マネジメント
-プロジェクト・コミュニケーション・マ
ネジメント
-プロジェクト・リスク・マネジメント -プロジェクト調達マネジメント
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-35
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●リーダーシップ
【知識項目】
レベル2
開発チームメンバとして、プロジェクトに参画する上で必要となる、チームワーク、
責任性、実行力などの基本的資質を発揮することができる。
レベル1
開発チームメンバとして、プロジェクトに参画する上で必要となる、チームワーク、
責任性、実行力などの基本的資質を理解し、プロジェクトに参画することができ
る。
-リーダーシップ
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-36
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●コミュニケーション
【知識項目】
レベル2
開発チームメンバとして、チームメンバとアプリケーション開発における技術的な
情報を交換する上で必要となる、基本的な2Wayコミュニケーション、情報伝達、情
報処理を行うことができる。
レベル1
開発チームメンバとして、チームメンバとアプリケーション開発における技術的な
情報を交換する上で必要となる、基本的な2Wayコミュニケーション、情報伝達、情
報処理を理解し、プロジェクトに参画することができる。
-2Wayコミュニケーション -情報伝達 -情報の整理・分析・検索
専門分野: 共通
ITスキル標準V2_0401
スキル領域とスキル熟達度 ©2006 経済産業省,独立行政法人 情報処理推進機構 APS-37
アプリケーションスペシャリストのスキル熟達度・知識項目
スキル項目と知識項目 スキル熟達度
【職種共通スキル項目】
●ネゴシエーション
【知識項目】
レベル2
開発チームメンバとして、アプリケーション開発における技術的課題解決に取り組
む上で必要となる、信頼関係の確立、目標の設定、論理的思考などの基本的資質
を発揮することができる。
レベル1
開発チームメンバとして、アプリケーション開発における技術的課題解決に取り組
む上で必要となる、信頼関係の確立、目標の設定、論理的思考などの基本的資質
を理解し、プロジェクトに参画することができる。
-ネゴシエーション
専門分野: 共通