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システム最適化事例にみる「次世代マイグレーション適用のポイント」

＜ＣＯＢＯＬコンソーシアムセミナーｉｎＸＤｅｖ＞レガシーマイグレーション

日立公共システムエンジニアリング株式会社システム再生ソリューション部長

2010年 9月 7日

藤村聡

― ホスト資産から３層Ｗｅｂシステムへー


１章当社が提供するソリューション

Contents

２章ソリューション適用事例の紹介

３章新たなソリューションの展開

― ホスト資産から３層Ｗｅｂシステムへ ―


４章まとめ


１章当社が提供するソリューション




当社が提供するソリューション１．

2002 2005 2010

1 オープン化移行支援サービス

2 言語リニューアルサービス

4 ポイントサービス

Ｃ／Ｓ系言語バージョンアップサービス3

再利用型のシステム再構築を支援する専門部隊（１５名）

マイグレーション専門部隊（国内：８９名､

海外：オフショアパートナー）

2002年10月発足当初 2010年現在

沿革１-１．

経験＆実績＆ノウハウを蓄積フェーズ・指標・方式・手順の確立

3



新言語移行方式設計

言語仕様差異調査●

移行観点設計●

ツール類整備●

特殊な言語で開発されたリソースへの対応

ソリューションの基本となるフェーズ１-２．

当社マイグレーションプロジェクトの標準プロセス

多くの実績から確立された・標準ＷＢＳ・品質指標・ワークシート類を豊富に揃えて作業の標準化

4



ソリューションの基本となるフェーズ１-２．






5

＜確立された方式と手順の適用＞

フェーズ単位でフレームワークを構成

⇒お客さま・運用支援ベンダがマイグレーションプロジェクトの進め方についてのイメージが可能

⇒単なる命令語変換ではなく、テンプレート・部品による構造化

⇒お客さまの資産に合わせた設計＆ツールを準備することで実現



ＤＢ、画面、帳票、ＪＣＬも含めてアーキテクチャの差異を吸収

システム全体のマイグレーション

ソリューションサービスメニューの拡大１-３．

原点は、ＣＯＢＯＬｔｏＣＯＢＯＬ

オープン化移行支援サービス

フレームワークを確立して対応範囲が拡大

6




原点は、

ＣＯＢＯＬｔｏＣＯＢＯＬ


移行元（Ｆｒｏｍ）言語の対応範囲拡大

言語リニューアルサービス

業務システムではＣＯＢＯＬ以外の言語も活用

●一貫した生産体制●統一した設計思想●ＣＯＢＯＬ言語へ統一各プロジェクト成功の秘訣

総合的に対応したことで対応言語の範囲が拡大

7

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原点は、


移行元（Ｆｒｏｍ）言語

の対応範囲拡大オープン・レガシー分野へも適用範囲拡大


言語リニューアルサービスC/S系言語バージョンアップ

支援サービス

[当初]Ｗｉｎｄｏｗｓ®のバージョンアップに伴う業務プログラムの変更

[現在]言語リニューアルと連携したサービス




原点は、


移行元（Ｆｒｏｍ）言語

の対応範囲拡大


言語リニューアルサービスC/S系言語バージョンアップ

支援サービス

ポイントサービス

オープン・レガシー分野

への適用分野拡大

（各サービスの技術活用）

汎用機上の移行や保守ビジネスへ活用範囲を拡大



※現行システムが日立製作所製以外のホスト機であってもご相談に応じます。


データベース･ＸＤＭ/ＳＤ､ＲＤ

･ＨｉＲＤＢ･ＡＤＭ

･Ｏｒａｃｌｅ®･ＰＤＭⅡ､ＲＤＢ１

･ＳＱＬＳｅｒｖｅｒ･ＡＤＡＢＡＳ

言語

･ＣＯＢＯＬ８５･ＣＯＢＯＬ２００２

ＯＳ

オープン系VOSシリーズ


汎用機･アセンブラ･ＮＡＴＵＲＡＬ

･ＣＯＢＯＬ２００２･ＰＬ/Ｉ

･Ｑ言語

オープン系･ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®

･ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®.ＮＥＴ･ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®.ＮＥＴ

･ＰｏｗｅｒＢｕｉｌｄｅｒ･Ｊａｖａ™

ポイントサービス個別対応サービス

●マイグレーション

分析診断サービス

･資産簡易分析

●リドキュメントサービス･設計ドキュメント生成


ポイントサービス

･帳票書式のＥＵＲ化

●データ移行支援サービス

・共通データベースI/O作成

･サンプル解析調査

・Ｓｃｒｉｐｔ共通化､部品化

・画面ＭＡＰのＪａｖａ™ +ＪＳＰ化

・データベース移行

C/S系言語バージョンアップ支援サービス

●Ａｃｃｅｓｓ®

言語バージョンアップサービス

●ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ＮＴ

● ＶｉｓｕａｌＣ++®

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ７

●ＰｏｗｅｒＢｕｉｌｄｅｒ

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ２０００Ｓｅｒｖｅｒ

●Ｅｘｃｅｌ®

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ９８

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ９５

Ｗｉｎｄｏｗｓ® ＸＰＷｉｎｄｏｗｓＶｉｓｔａ®

ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ® ２００３ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ® ２００８


（Windows®､HP-UX､AIX､Linux）

（Windows®､HP-UX､AIX､Linux）


２章ソリューション適用事例の紹介




ソリューション適用事例の紹介２．

主な適用実績例２-１．

システムの全リソースの変換実績は４８件（総計：１００Ｍｓ超）

移行後COBOL規模

移行の FROM TO事例

FROM

約１２．８MStep

AIX、Oracle®

COBOL2002

A社

約１．０MStep

VOS3、ADABASCOBOL85

約１．２MStep

AIX、Oracle®

COBOL2002

VOS3、XDM/SDCOBOL85、ＰＬ／Ⅰ

約３．５MStep

AIX、HiRDBCOBOL2002

約２．１MStep

Windows® 、SQLServer®

COBOL2002

TO

約１．１MStep

VOS3、ADM、XDM/SDCOBOL85、Ｑ

Windows® 、Oracle®

COBOL2002

約４．８MStep

VOS3、XDM/SD、 RDCOBOL85、Ｑ

Windows® 、HiRDBCOBOL2002

約６．２MStepVOS3、XDM/SD、PDMⅡ COBOL85、KCORAL

約１．２MStep

B社

C社

D社

E社

F社

G社

H社

I社

J社

移行期間

VOS3、XDM/SD、 RDCOBOL85

VOS3、 ADABASCOBOL85、NATURAL

HP-UX、 Oracle®

COBOL2002、Java™１８ヶ月

VOS3、 ADABASCOBOL85

HP-UX、 Oracle®

COBOL2002

VOS3、 PDMⅡCOBOL85

Windows® 、HiRDBCOBOL2002

１８ヶ月

１４ヶ月

１８ヶ月

１２ヶ月

１０ヶ月

VOS3、XDM/RDCOBOL85

HP-UX、 Oracle®

COBOL2002 約１．３MStep １３ヶ月

１５ヶ月

１９ヶ月

１０ヶ月

※ 部分的な移行案件を含めると全体で１３０件超



13

カット紙ページプリンタラインプリンタ

大型汎用コンピュータ（ホストコンピュータ）

端末装置

バックアップ装置

ディスク装置

ＤＢ（ADABAS）

ＯＳ

Ｄ層Ｐ層Ｆ層

NATURAL-MAP

画面定義

COBOL85バッチプログラムＳＱＬ

NATURALオンラインプログラムＤＭＬ

通信制御装置

３層Ｗｅｂシステムへのマイグレーション事例２-２．

［１］システムの概要

既存システム

新システム

部品供給プロセス改革

社会的責任としての

・規定品質向上

・財務体質の強化

・資産管理の確実化

部品供給プロセス改革

社会的責任としての

・規定品質向上

・財務体質の強化

・資産管理の確実化

TCO低減を狙ったシステム化

標準的技術採用による

・２４時間システムの実現

・柔軟な環境変化が可能なＩＴ基盤

・他システムへの高移植性

TCO低減を狙ったシステム化

標準的技術採用による

・２４時間システムの実現

・柔軟な環境変化が可能なＩＴ基盤

・他システムへの高移植性

（Ａ社ＮＡＴＵＲＡＬ，ＡＤＡＢＡＳシステムのマイグレーション）

日立標準技術＋言語リニューアル技術による３層Ｗｅｂシステム

拡張性・柔軟性を持ったシステム基盤

・一律な方式と記述

・アプリケーションの明確な構成

・保守効率の向上

日立標準技術＋言語リニューアル技術による３層Ｗｅｂシステム

拡張性・柔軟性を持ったシステム基盤

・一律な方式と記述

・アプリケーションの明確な構成

・保守効率の向上

カット紙ページプリンタラインプリンタ

端末装置ディスク装置

サーバ群

ルータ

ＬＡＮ

Ｄ層

ＯＳＰ層Ｆ層

COBOL2002

Java™・Jsp

画面定義

DBIO

COBOL2002オンラインプログラム

制御バッチ

プログラム

ＤＢ（Oracle®）

ルータ



［２］開発方針

⇒ Ｗｅｂアプリケーション開発基盤（Ｓｔｒｕｔｓの採用）

⇒・日立３層テンプレート(J) for Struts『Struts開発支援ツール（ＧＥＭ２フレームワーク）』の活用

・日立標準システム開発支援ツール『ＳＱＬ定義ツール（ＳＱＬ設計・Ｄ層生成）』の活用

⇒ ３層Ｗｅｂ化に対応する新マイグレーションの適用

① 環境変化に対する拡張性や柔軟性を持ったシステム基盤の実現

② システム開発標準化ガイドラインへの適合

③ 既存資産の有効活用によるシステム再構築の実現

⇒標準技術を活用したオープン環境の構築

⇒ガイドラインに基づく標準技術を活用したシステム開発

⇒現行機能の新システムへのマイグレーションと新機能実装



［３］マイグレーション対象規模

機能階層No.現行システム

言語本数(本) 規模(KS)

移行後システム言語本数(本) 規模(KS)

Ｐ層オンライン

画面

Ｆ層

アプリケーション

Ｄ層

－ジョブ制御

１

２

３

４

５

６

７

NATURAL-MAP

NATURAL

COBOL85

SQL(COBOL)DML(NATURAL

命令語)

JCL

581

1,051

1,433

－(COBOL､NATURALに埋め込

み)

890

－

463

1,076

－

4,989

Java™

Jsp

COBOL2002

COBOL2002

COBOL2002(制御ﾙｰﾁﾝ)

COBOL2002(DBIO)

Shell

3,762

536

1,063

1,448

5,362

7,842

907

1,227

185

1,483

1,340

2,635

5,676

4,790


※

※ JCLについてはジョブステップ数


※



移行計画フェーズ

移行設計フェーズ（Ｆ層）

移行設計フェーズ（Ｐ層）

移行設計フェーズ（Ｄ層）

テスト/本番切替

フェーズスケジュール

本番稼動（オープン化移行）

6ヵ月 12ヵ月 18ヵ月 28ヵ月

オープン化移行フェーズ（Ｆ層）

24ヵ月

導入フェーズの流れ

共通

［４］作業スケジュール

共通

バッチ

設計

設計

C～PT

C～PT

オンライン

バッチ

オンライン




［１］従来のマイグレーションは２段階のステップで最適化

新たなマイグレーション適用範囲２-３．

●ＰＶクラウド●ＰａａＳ●ＳａａＳ

●Ｗｅｂ

：

中間システム

最適化システム

既存のシステム

内部構造の整理

ビジネス環境の変化に適応できる耐性

永年培ったノウハウを継承

まずは現行業務をそのまま新アーキテクチャーへ

直接移行は開発費用やリスクが膨大となり非常に困難

従来のマイグレーション：業務機能の踏襲と新環境への対応（ホスト⇒オープン）

・・・①

最終的な最適化システムの実現は、マイグレーション後に実施・・・②

①

②

【従来のマイグレーション適用範囲】



２段階のステップ



［２］今回のマイグレーションは最適化へ一歩前進

２-３．

従来のマイグレーション：業務機能の踏襲と環境変化への対応

同時に３層Ｗｅｂ化＋内部構造の整理（ビジネス環境の変化に適応できるシステム）

・・・①

・・・・・・②

新たなマイグレーション適用範囲


●Ｗｅｂ

：



内部構造の整理


永年培ったノウハウ

まずは現行業務をそのまま新アーキテクチャーへ


②

【従来のマイグレーション適用範囲】


言語リニューアルサービス中間

システム①

【新たなマイグレーション拡張範囲】





Ｄ層

ＯＳ

Ｐ層Ｆ層

COBOL2002

Java™・Jsp

画面定義

DBIO


制御

ＯＳ

Ｄ層Ｐ層Ｆ層

NATURAL-MAP

画面定義



バッチプログラム

［３］各層の変換概要①

２-３．

レイアウト定義部

入力項目チェック処理部

オンラインプログラム

連携制御処理部分

Jsp Java™ COBOL2002


レイアウト定義部

入力項目チェック処理部

連携制御処理部分

新たなマイグレーション適用範囲



NATURALNATURAL-MAP

● 言語仕様差異調査● 移行観点設計● ツール類整備

オンライン（ＮＡＴＵＲＡＬ＋ＮＡＴＵＲＡＬ‐ＭＡＰ）

Ｐ層とＦ層を明確に分離




ＣＯＢＯＬ８５バッチプログラムＳＱＬ



DBIO制御 DBIO制御 DBIO制御 DBIO制御

［３］各層の変換概要②


Ｄ層

ＯＳ

Ｐ層Ｆ層

COBOL2002

Java™・Jsp

画面定義

DBIO


制御

ＯＳ

Ｄ層Ｐ層Ｆ層

NATURAL-MAP

画面定義





ＤＢ（ADABAS）

ＤＢ（ADABAS）



COBOL2002 COBOL2002

業務ロジックとＤＢ操作部分

Ｆ層とＤ層を明確に分離



21

ＯＳ

Ｄ層Ｐ層Ｆ層

NATURAL-MAP

画面定義



ＯＳ

Java™・Jsp

画面定義

DBIO


制御



●言語リニューアルサービス・NATURAL-MAP ⇒ Java™･Jsp・NATURAL ⇒ COBOL2002

●オープン化移行支援サービス・COBOL85 ⇒ COBOL2002・ＤＢＩＯ生成 ⇒ COBOL2002

●３層Ｗｅｂシステム化・画面機能正規化（一部機能をＦ層）・Ｆ層とＤ層を分離


［３］各層の変換概要③



ＤＢ（ADABAS）

Ｄ層Ｆ層Ｐ層

COBOL2002 COBOL2002

統一された設計思想・言語による３層Ｗｅｂ



NATURAL-MAP､NATURAL によるオンライン

Ｊｓｐ・Java™､COBOL2002 による３層Ｗｅｂオンライン

ADABAS対応 NATURAL（DML）､COBOL85（SQL）

Oracle®対応 COBOL2002・DBIOプログラム




［４］今回のマイグレーション適用概要（まとめ）






NATURAL-MAP､NATURAL によるオンライン

Ｊｓｐ・Java™､COBOL2002 による３層Ｗｅｂオンライン

ADABAS 対応 NATURAL（DML）､COBOL85（SQL）

Oracle® 対応 COBOL2002・DBIOプログラム






DBIOプログラムの生成技術の向上

NATURAL対応マイグレーション技術

の確立

その他多くの言語／DBMSへ

応用拡大

３層Ｗｅｂ化マイグレーション

新機能実現




３章新たなソリューションの展開




次世代マイグレーションが目指すもの３-１．

新たなソリューションの展開３．


●Ｗｅｂ

：



●現行業務機能を維持して新アーキテクチャーに対応することによる

運用コスト削減言語統一


従来型マイグレーションの対応範囲

中間システム


永年培ったノウハウ

●移行に伴って実施される資産棚卸しによる

本来資産の把握

●これからの事業戦略に対応する為の新機能・環境の装備

最適化システムの実現

次世代マイグレーションの対応範囲内部構造の整理

従来型マイグレーションの利点を活かし、直接移行する場合に問題となる開発費用やリスクの発生を抑止して最適化システムを実現する

［次世代マイグレーションが目指すもの］


企画フェーズの支援


・コンサルテーション

●事例を中心とした情報提供

●分析診断サービス

テストフェーズの支援

●テスト作業の自動化・省力化

●テスト作業のオフショア活用

サービスの強化

●フレームワークの改善

●対象言語の拡張

●中小型プラットホーム対応

●保守ビジネスへの展開

新技術・機能への対応

●取り込み対応可能な

新機能の拡大

EX.３層Ｗｅｂ・クラウド・ＰａａＳ他


次世代マイグレーションの取り組み３-２．



［１］企画フェーズの支援








【製造・テストフェーズ】【設計フェーズ】【企画フェーズ】


リソース移行

疎通テスト

環境構築確認テスト

・性能・障害対策

結合テスト

総合テスト

教育用テキスト作成

運用マニュアル作成

教育用テキスト作成

運用マニュアル作成

教育

教育

運用テスト

移行方式設計

基本設計

詳細設計

教育計画①（システム部門）

教育計画②（業務部門）

リハーサル①

リハーサル② 移行

データ移行設計

移行ツール作成

【マイグレーション適用時の主要な作業工程】

構想の策定

計画の策定

見積・調達

プラットフォー

ム

アプリケーショ

ン（UP資

産）

資産調査分析

予算化移行●企画フェーズの支援

要件定義

次世代マイグレーションの取り組み３-２．［１］企画フェーズの支援


【製造・テストフェーズ】

30

【企画フェーズ】

マイグレーション実作業

構想の策定計画の策定要件定義

アプリケーション（UP資産）


予算化

概算見積

マイグレーション・コンサルテーション

事例を中心とした情報提供

移行計画・資産調査・移行性分析

システム最適化構想策定

●マイグレーション・コンサルテーション


見積・調達

システム最適化（マイグレーション）に向けた検討の進め方・内容についてのコンサルテーション

［マイグレーション・コンサルテーション］

【設計フェーズ】

業務特性、システム状況、リソース状況の角度から詳細項目ごとに数値化して評価

↓最適化手法（マイグレーション・ＰＫＧ・スクラッチ）の選定




31

［事例を中心とした情報提供］

当社が過去に対応した類似事例の紹介やシステム最適化（マイグレーション）に関する各種情報の提供を通してシステムの最適化のイメージを持っていただき、構想策定に活かす







予算化

概算見積




見積・調達


事例を中心とした情報提供




［分析診断サービス＆見積］

ポイントサービス（分析診断サービス）の報告結果を基に見積を作成し、マイグレーション実施に向けた予算化を支援






予算化




見積・調達

事例を中心とした情報提供分析診断サービス


概算見積






［２］テストフェーズの支援












【シナリオ】

【テストデータ】

●テストシナリオの準備●テストデータの準備

［テスト環境］


DB

［テスト作業の自動化・省力化］画面入力操作を自動実行・画面出力結果を自動検証によるテスト作業の自動化により人的ミスと工数の大幅な削減

記録記録アプリケーション

の操作を記憶

テストケース定義書


操作内容

再生再生記憶した操作を

自動で実行検証検証

実行結果画面を

自動で検証

編集編集操作を

カスタマイズ

テスト準備

結果確認

記録記録アプリケーション

の操作を記憶



操作内容



操作内容

再生再生記憶した操作を

自動で実行検証検証

実行結果画面を

自動で検証

編集編集操作を

カスタマイズ

テスト準備

結果確認

テスト自動実行ツール

次世代マイグレーションの取り組み３-２．［２］テストフェーズの支援課題：テスト工数が膨大



【シナリオ】

【テストデータ】

●テストシナリオの準備●テストデータの準備

●テストシナリオによるテストの実施

［国内・テスト環境］［海外・テスト作業］

①セキュアな専用回線


DB

［テスト作業のオフショア活用］膨大なテスト準備作業の強力な支援体制膨大な検証結果の整理作業や不具合対策の省力化

②セキュアな専用端末

③セキュアな専用プロジェクトルーム

④マイグレーション経験豊富なオフショア要員

次世代マイグレーションの取り組み３-２．［２］テストフェーズの支援課題：準備作業も膨大



［３］サービスの強化






















Dｏ

Cｈｅｃｋ

Aｃｔｉｏｎ

Pｌａｎ

新フェーズ

構想策定

最適化検討の支援

新たなフェーズのフレームワーク確立

各フェーズのフレームワーク改善

［フレームワークの改善］

教訓（経験情報・プロセス改善提案）の反映

次世代マイグレーションの取り組み３-２．［３］サービスの強化

●フレームワークの改善（更なる生産性向上・品質向上）


新システムのアーキテクチャに対応した処理方式の設計

●分析・処理パターン分け特定記述の調査・分析 ⇒パターン選定●テンプレートの適用ＣＯＢＯＬテンプレートに処理を適用＋共通化（部品化・セクション化）●命令変換命令語のツール変換●手修正帳票や画面記述部分の一部手修正




38


言語リニューアルに共通した手順

分析・処理パターン分け

テンプレートの適用

命令語変換

手修正

各種高級言語簡易言語

ＣＯＢＯＬ２００２



［対象言語の拡張］

高級言語以外の簡易言語のCOBOL化についても対応範囲を拡張


XCOBOL・COBOL85

ASM

PL/I

［高級言語系］

Ｑ言語

NATURAL

［簡易言語系］

ｅｔｃ

変換後ＣＯＢＯＬリソース





言語リニューアルサービス変換後ＣＯＢＯＬリソースＳｃｒｉｐｔリソース



変換前Ｑ言語リソースＱ言語

②テンプレートと部品による構造化を意識した移行（保守性向上）

①オープン系プラットホームへ直接移行（テスト工数削減）

③ＣＯＢＯＬ､ＪＣＬとの連携した変換（統一した移行）

④機械変換率（96％）と高い移行品質

［ＪＣＬ埋め込み型］●基本ロジック：Script言語へ変換

⇒ＪＣＬ→Scriptに併合●Sort処理､inoutrec処理

：オープン系ユティリティ機能の活用

［プログラム型］●業務ロジック：ＣＯＢＯＬ言語へ変換●ＤＢ操作処理：ＳＱＬ化

⇒業務ロジックからの切離し●特異処理：Ｃ言語サブルーチン化ｅｘ.レングス可変のマッチング処理、ビット操作処理

～Ｑ言語への対応～


オープンシステム中小型Ｍ/Ｆ（オフコン）


XCOBOL・COBOL85

ASM

PL/I

［高級言語系］

ＮＨＥＬＰ

ＣＵＴＥ

［簡易言語系］

ＲＰＧ

大型Ｍ/Ｆ


［中小型プラットホーム対応］従来からの大型M/F系、ｵｰﾌﾟﾝｼｽﾃﾑ系に加え、最適化が遅れ気味の

中小型M/F系の対応も強化










変換前ＲＰＧリソースＲＰＧ

②テンプレートと部品による構造化を意識した移行（保守性向上）

①オープン系プラットホームへ直接移行（テスト工数削減）

③ＣＬと連携した変換（統一した移行）

④機械変換率（95％）と高い移行品質

～ＲＰＧへの対応～

【移行ポイント】○サイクル処理のテンプレート振分け処理による対応○画面サブファイルの入出力対応○業務ロジックからのＣＬ呼び出し対応○関連言語（ＥＡＳＹ）対応と各種ユティリティ





［保守ビジネスへの展開］本当に現場で必要な「見える化」設計書として活用

ＣＯＢＯＬ，Ｊａｖａを中心に仕様把握（回復）して保守効率向上

区分

項番

ドキュメント名称レベル

資産調査（活用資産の把握）

１資産管理台帳 ※１１

２ＣＡＬＬ関連マトリクス ※１１

３モジュール関連図 ※１１

４画面／プログラム関連情報２

５帳票／プログラム関連情報１

６ＤＢ／プログラム関連情報２

７コピー／ソース関連マトリクス ※１１

８ジョブ情報一覧 ※１１

９ユティリティ一覧 ※１１

10 ＪＣＬ／ロードモジュール関連情報１

11 ＪＣＬ／コマプロ関連情報１

12 ＪＣＬ／カタプロ関連情報１

13 ＪＣＬ／カタログ関連情報１

14 ＪＣＬ／帳票関連情報１

15 ＪＣＬ／ＤＢ関連情報２

16 ＤＣ機能一覧２

17 トランザクション定義情報１

区分

項番

ドキュメント名称レベル

リドキュメント（仕様把握）

18 ジョブフロー図１

19 ファイル／レコード定義書１

20 プログラム処理概要図１

21 チェック条件表２

22 編集条件表２

23 業務機能定義書（ＨＩＰＯ図）２

24 画面遷移図２

25 画面一覧表２

26 画面レイアウト定義書２

27 帳票レイアウト定義書２

28 テーブル一覧表１

29 テーブル定義書１ ※３

30システム機能・エンティティ関連図（ＣＲＵＤ図）

２

31 概念データモデル（ＥＲ図）２

32 インタフェース仕様書 ※２２

永年の改修作業の繰り返しによりドキュメントが古い状態のまま

↓●保守作業が属人的になり危険●業務プロセスの見直しに膨大な工数がかかってしまう

↓リドキュメント・サービスが活躍

３２種類のドキュメント生成が可能



［４］新技術・機能への対応
















新機能の拡大




Ｄ層Ｐ層Ｆ層

COBOL2002

Java™・JspＤＢ

画面定義

DBIO


制御バッチ

プログラム


ＯＳ

次世代マイグレーションの取り組み３-２．［４］新技術・機能への対応

ＯＳＤ層Ｐ層Ｆ層

XMAP2他

ＤＢ

画面定義

COBOL85 他バッチプログラムＳＱＬ

COBOL85 他オンラインプログラムＤＭＬ

３層Ｗｅｂ化内部構造の明確化

最適化アーキテクチャ

ＳＯＡ対応最適化基盤

クラウド対応

高い柔軟性・拡張性の確保

ビジネスプロセスの見直しが容易

［取り込み対応可能な新機能の拡大］

３層Ｗｅｂ化をベースとしたクラウド対応といった新しい技術や機能の取り込み

















新機能の拡大




システム最適化（マイグレーション）のシステムインテグレータ




４章まとめ


生誕５０周年を迎えた長い歴史を持つ高級言語

レガシー？

今も成長を続ける信頼性の高い最新の高級言語

・３層Ｗｅｂ化といった新機能も実現可能

・ＣＯＢＯＬ製品を製造するベンダーが強力にサポート

ＣＯＢＯＬとは、

まとめ４．

これからのマイグレーション４-１．

今後もＣＯＢＯＬを中心とした次世代マイグレーションを推進

【当社マイグレーション基本方針】

更なる発展を期待

ＹＥＳ


2010年 9月 7日

END

日立公共システムエンジニアリング株式会社システム再生ソリューション部長

藤村聡

ーホスト資産から３層Ｗｅｂシステムへ－



※本資料中に記載されています会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ® ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ® ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ®.NET、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ® ＶｉｓｕａｌＣ++®、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ® Ｅｘｃｅｌ®、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ® Ａｃｃｅｓｓ®、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ＮＴ、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ９５、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ９８、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ２０００Ｓｅｒｖｅｒ、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ＸＰ、ＷｉｎｄｏｗｓＶｉｓｔａ®、Ｗｉｎｄｏｗｓ® ７、ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ® ２００３、ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ® ２００８、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ®ＳＱＬＳｅｒｖｅｒ®を

※本資料中において

と表記しております。

ＶｉｓｕａｌＢａｓｉｃ、ＶＢ.NET、ＶｉｓｕａｌＣ++、Ｅｘｃｅｌ、Ａｃｃｅｓｓ、ＷｉｎｄｏｗｓＮＴ、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５、Ｗｉｎｄｏｗｓ９８、Ｗｉｎｄｏｗｓ２０００Ｓｅｒｖｅｒ、ＷｉｎｄｏｗｓＸＰ、ＷｉｎｄｏｗｓＶｉｓｔａ、Ｗｉｎｄｏｗｓ７、ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ２００３、ＷｉｎｄｏｗｓＳｅｒｖｅｒ２００８、ＳＱＬＳｅｒｖｅｒ


プレゼンター

プレゼンテーションのノート

本日は有難うございました。

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