green day、3部作の第1弾となる『uno!』を9/26にリリース―― billie … · 2012. 8....

1
GREEN DAY、3部作の第1弾となる『Uno!』を9/26にリリース―― Billie、Mike、Tréのメンバー全員によるオフィシャル・インタビューを掲載!! Billie Joe Armstrong (Vo/Gt) Mike Dirnt (Ba) Tré Cool (Dr) -ニュー・アルバム『Uno!』完成おめでとうございます。このアルバムはどういう経緯 で生まれたのでしょうか? Billie Joe Armstrong(以下B):このアルバムは元々、もっとパワー・ポップ的なパンク・ ロック・レコードというか、よりヴィンテージなGREEN DAYの作品として始まったんだ。で もその後に「Fuck Time」というガレージ曲が出来て、それはFOXBORO HOTTUBSの ためのもので、FOXBORO HOTTUBSだけでやろうってことになったんだ。それがアルバ ムになるかどうかも俺たちは分かっていなかったんだ。でも明らかにこの曲はもっとガレー ジっぽかったから、“これは合わないよ”って言ってたんだ。でも“とにかく曲を書き続けよ う”って言って、それで一緒にもっともっと曲を作ったんだ。そうしたら、それぞれの曲に少し ずつ違うヴァイブがあるのに気づいて、アルバムになり始めたんだよ。多分25曲か26曲 作ったところで、ダブル・アルバムは作りたくないって思った。ダブル・アルバムの時代はもう 終わったような気がしているからね。だから何かそれ以上のことをやりたくてトリロジー(3 部作)、GREEN DAYのワン、ツー、スリーみたいなものを作ったらどうだろう?と思ったん だよ。とにかく楽しい作品にしたかったんだ。それでいろいろなアイデアを出し始めて、 『Uno!』、『Dos!』、『Tre!』っていうアイデアを思いついたんだ。『Uno!,』はパワー・ ポップ・パンクよりのアルバムで、『Dos!』はもっとガレージっぽいサウンドのアルバムで、 『Tre!』はその両方を少しずつ反映しているアルバムになっていると思う。 -今作『Uno!』はどのようなアルバムになっているのでしょうか? B:今作は俺たちが初めて、歌詞で、ある意味性的な緊張状態に踏み込んだ作品だと思う んだ。最初俺たちは、コンセプト・アルバム的なものは絶対作ろうとしてなかった。 『21st Century Breakdown』や『American Idiot』から離れる努力をしていたんだ よ。でも結局どうなったかと言うと、3枚あるお陰で、そこには俺たちが20年以上の間 に経験したちょっとしたストーリーがある作品になったんだ。ストーリーを語ってるか ら、アルバムを追って行けば何か共感できることがあると思う。いい曲は全て、いいアル バムも全て、そこに何らかのテーマがあるものだと思うよ。 Tré Cool(以下T):アルバムの感触としては、『Uno!,』はパーティーに登場した時の 感じで、パーティの始まりのようなものなんだよ。『Dos!』はパーティにちょっと長く 居過ぎて、後から後悔するようなことをやっちゃって、それを覚えてないかもしれないっ ていう。そしてパーティーし過ぎて、太陽が昇って沈むのを何度か繰り返しちゃってるみ たいな。そして『Tre!』ではそれを反省していて、まるで2日酔いみたいな感じなんだけ ど、それを追い払ってるって感じなんだよ。 B:“ちくしょう、もう2度と飲まないぜ、この2日酔いを乗り切れたら。神よ、もし俺 が……”って言っているような感じで神に祈っているんだ。 Mike Dirnt(以下M):神様とかを信じ始めるのさ。 B:うん、それはすごく長い間、俺が言及していなかったことだと思う。『Kerplunk』 とかあの当時まで遡ると思う。でも、「Fell For You」とか「Stay The Night」みたい な曲がある一方で、そのまんまセックスについての曲があるんだよ。「Fuck Time」と か、実際に起こった「Make Out Party」とかがね。でも、名前は全て伏せるようにす るよ。だから、全てがそこにあるんだ。性的な緊張の部分は、僕があまり踏み込んでこな かったことで、FOXBORO HOTTUBSでは少しやってたけど、こんなに直球のものはな かったんだよ。「Fuck Time」なんて、今世紀のバ・バ・ブーン!って感じで、とにか く下品な曲だからさ。 T:頭を使って曲を書き、心からも曲を書いたけど、今作では金玉を使って書いた曲がい くつかあると、そう言いたいね。 B:精液を使ってね。 T:うん、精液からね。 M:死ぬ前にやらなきゃならなかったんだ、間違いなく。 B:俺はずっと、曲が必要とするところでギターを弾いてきた。ギター・ソロが全然ない 曲や、メロディアスな曲でもね。今回は、俺の奇妙な旗をもっと振ってみたかったんだ よ。皆がいいと思うか悪いと思うかは別として、人生は一度きりなんだからっていうア ティテュードが多くのギター・ソロに入ってるんじゃないかな。Johnny Thundersと か、James Honeyman-Scottとか、Angus Youngに間違いなく影響されてるんだけ ど。でも、今回は本当に久しぶりに、ギター・ソロをプレイしてすごく楽しかったんだ。 楽しく聴こえると思う。やり過ぎになったり、キッズがプレイ出来ないようなものにはな らなかったから。間違いなく、YouTubeの前に座って、どうやってプレイするか学べる ギター・ソロだよ。ただギター・ソロはそんなにたくさんは入っていないけどね。俺たち はただ、その曲に合うことをやろうとしていて、同時に俺が出来ることをやっていたん だ。そして、出来ないこともやろうと試みた。だから、とにかく一か八かで、すごく速い ギターになることもあったし、メロディアスな混沌になることもあったんだよ。 M:「Nuclear Family」は、曲の頭から、皆に“これはバンドなんだ”って伝えるもの になってると思う。4人のメンバーが1列に並んで、力が漲っていて、そして個人個人が 際立っていて、それが聴こえるんだよ。バンドが部屋でただジャムっているようなサウン ドなんだ。それがすごくいい感じなんだ。悪魔も気にかけてくれそうな感じだよ。後先考 えずに作った曲だよ。 T:俺たちが最初に「Fell For You」のデモを聴いた時、あれはすごく急所を付かれたよ うな気持ちになる瞬間だったと思う。すごくポップな曲で、でも同時にすごくパワフルで 切なさもある。優れたGREEN DAYの曲の全ての要素を持っていたんだ。この曲は火に たくさんの油を注いだような感じだったと思う。簡単だったよ。 B:僕は「Rusty James」がすごく好きなんだ。お気に入りの曲の1つだよ。この曲の 歌詞の内容は、僕にとってすごく意味があるんだ。 -誰についての曲なのでしょうか? B:「Rusty James」は映画「Rumble Fish(ランブル・フィッシュ)」の主人公で、 彼は、今はもういない人だけれど、大事な約束をしてそれを破った人なんだ。僕たちは、 長年に渡って自分たちの約束を果たしてきたバンドだっていう気がしているんだよ。 この地球上にはくだらない人間が一杯いて、そいつらが俺たちが長く続かないだろうと か、こんなに長く活動していられないだろうって思ってたんだ。だからといって、苦い思 いをしているわけじゃないよ。でもこの曲は、そういうヤツらにちょっと突きつけてやろ うっていうものなんだ。でも、それほど厳しくない感じでね。 -「Kill The DJ」はインパクトのあるタイトルですね、どういった内容の歌詞、曲なの でしょうか? B:「Kill The DJ」には退廃的な雰囲気があって、暗くなってからニューヨーク市の公 園を散歩してる、クラブに忘れたサングラス、クスリで1杯のポケット、旧約聖書の『創 世記』に登場するスリルのある都市、ソドムとゴモラとか、そういう雰囲気がある曲なん だ。自伝的なんだけど、でも同時に、泥酔して、クスリでぶっとんで歩いてるみたいな感 じ。頭の中に何か声が聞こえて来て、同時に刺激過剰でもあるんだ。だから、その両方な んだよ。自分で自分をぶっ飛ばしてるのに、同時に外の力によってもぶっ飛ばされてるの を感じるっていうことについてなんだ。文化戦争とかみたいにね。 M:俺たちは炎の奥深くに潜りすぎるのさ。 B:先日、俺のおじいさんの死に際について興味深い話を聞いたんだ。おじいさんは90 歳ぐらいで、寝たきりだったのに、突然体を起こしたんだ。その後でまた横たわって、 “もういい、俺はもう逝く”って感じだったんだよ。もう痛みに耐えるのに疲れていて ね。でも彼は人生を全うしたんだ。それで、そこに寝ていて、手を組んで、上を見上げた らさ、彼の孫たちと子供たちが彼の顔を覗き込んでたんだよ。それで彼は目を見開いて、 “お前らが大勢の禽獣に見える”って言ったんだ。それってなんて言うか……だから、 「Kill The DJ」の歌詞って、死に際にある男が家族を見上げて、俺の家族は“いつ逝く んだろう”って見てるっていう……(笑)。 PUNK ROCKシーンの最高峰、GREEN DAYが09年リリースの『21st Century Breakdown』以来約3年ぶりに世に放つ待望のニュー・アルバ ムが登場。しかも、今作を皮切りに短期間で連続して3枚のアルバムがリ リースされるという3部作構成(『Uno!』、『Dos!』、『Tre!』)だという。 なおプロデュースはバンドと長年の盟友Rob Cavalloによるもの。前作 『21st~』は素晴らしい壮大なコンセプト・アルバムであったが前々作 『American Idiot』で見せた爽快なパンク・ロック・サウンドが後退した のも事実であった。今作『Uno!』はアルバム収録12曲中半数以上がアッ プ・テンポのイケイケなパンク・ロック・アルバムとなっている。小難しい ことは一切ナシ、シンプルなパンク・ロックを最高のクオリティで提示して きた、それが今作『Uno!』である。 ムラオカ GREEN DAY Uno! 2012.9.26 ON SALE!! LABEL : WARNER MUSIC JAPAN GENRE : PUNK ROCK FOR FANS OF : ALL ROCK FAN

Upload: others

Post on 27-Jan-2021

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • GREEN DAY、3部作の第1弾となる『Uno!』を9/26にリリース――Billie、Mike、Tréのメンバー全員によるオフィシャル・インタビューを掲載!!Billie Joe Armstrong (Vo/Gt) Mike Dirnt (Ba) Tré Cool (Dr)

    -ニュー・アルバム『Uno!』完成おめでとうございます。このアルバムはどういう経緯で生まれたのでしょうか?

    Billie Joe Armstrong(以下B):このアルバムは元々、もっとパワー・ポップ的なパンク・ロック・レコードというか、よりヴィンテージなGREEN DAYの作品として始まったんだ。でもその後に「Fuck Time」というガレージ曲が出来て、それはFOXBORO HOTTUBSのためのもので、FOXBORO HOTTUBSだけでやろうってことになったんだ。それがアルバムになるかどうかも俺たちは分かっていなかったんだ。でも明らかにこの曲はもっとガレージっぽかったから、“これは合わないよ”って言ってたんだ。でも“とにかく曲を書き続けよう”って言って、それで一緒にもっともっと曲を作ったんだ。そうしたら、それぞれの曲に少しずつ違うヴァイブがあるのに気づいて、アルバムになり始めたんだよ。多分25曲か26曲作ったところで、ダブル・アルバムは作りたくないって思った。ダブル・アルバムの時代はもう終わったような気がしているからね。だから何かそれ以上のことをやりたくてトリロジー(3部作)、GREEN DAYのワン、ツー、スリーみたいなものを作ったらどうだろう?と思ったんだよ。とにかく楽しい作品にしたかったんだ。それでいろいろなアイデアを出し始めて、『Uno!』、『Dos!』、『Tre!』っていうアイデアを思いついたんだ。『Uno!,』はパワー・ポップ・パンクよりのアルバムで、『Dos!』はもっとガレージっぽいサウンドのアルバムで、『Tre!』はその両方を少しずつ反映しているアルバムになっていると思う。

    -今作『Uno!』はどのようなアルバムになっているのでしょうか?

    B:今作は俺たちが初めて、歌詞で、ある意味性的な緊張状態に踏み込んだ作品だと思うんだ。最初俺たちは、コンセプト・アルバム的なものは絶対作ろうとしてなかった。『21st Century Breakdown』や『American Idiot』から離れる努力をしていたんだよ。でも結局どうなったかと言うと、3枚あるお陰で、そこには俺たちが20年以上の間に経験したちょっとしたストーリーがある作品になったんだ。ストーリーを語ってるから、アルバムを追って行けば何か共感できることがあると思う。いい曲は全て、いいアルバムも全て、そこに何らかのテーマがあるものだと思うよ。

    Tré Cool(以下T):アルバムの感触としては、『Uno!,』はパーティーに登場した時の感じで、パーティの始まりのようなものなんだよ。『Dos!』はパーティにちょっと長く居過ぎて、後から後悔するようなことをやっちゃって、それを覚えてないかもしれないっていう。そしてパーティーし過ぎて、太陽が昇って沈むのを何度か繰り返しちゃってるみたいな。そして『Tre!』ではそれを反省していて、まるで2日酔いみたいな感じなんだけど、それを追い払ってるって感じなんだよ。

    B:“ちくしょう、もう2度と飲まないぜ、この2日酔いを乗り切れたら。神よ、もし俺が……”って言っているような感じで神に祈っているんだ。

    Mike Dirnt(以下M):神様とかを信じ始めるのさ。

    B:うん、それはすごく長い間、俺が言及していなかったことだと思う。『Kerplunk』とかあの当時まで遡ると思う。でも、「Fell For You」とか「Stay The Night」みたいな曲がある一方で、そのまんまセックスについての曲があるんだよ。「Fuck Time」とか、実際に起こった「Make Out Party」とかがね。でも、名前は全て伏せるようにするよ。だから、全てがそこにあるんだ。性的な緊張の部分は、僕があまり踏み込んでこなかったことで、FOXBORO HOTTUBSでは少しやってたけど、こんなに直球のものはなかったんだよ。「Fuck Time」なんて、今世紀のバ・バ・ブーン!って感じで、とにかく下品な曲だからさ。

    T:頭を使って曲を書き、心からも曲を書いたけど、今作では金玉を使って書いた曲がいくつかあると、そう言いたいね。

    B:精液を使ってね。

    T:うん、精液からね。

    M:死ぬ前にやらなきゃならなかったんだ、間違いなく。

    B:俺はずっと、曲が必要とするところでギターを弾いてきた。ギター・ソロが全然ない曲や、メロディアスな曲でもね。今回は、俺の奇妙な旗をもっと振ってみたかったんだよ。皆がいいと思うか悪いと思うかは別として、人生は一度きりなんだからっていうアティテュードが多くのギター・ソロに入ってるんじゃないかな。Johnny Thundersとか、James Honeyman-Scottとか、Angus Youngに間違いなく影響されてるんだけど。でも、今回は本当に久しぶりに、ギター・ソロをプレイしてすごく楽しかったんだ。

    楽しく聴こえると思う。やり過ぎになったり、キッズがプレイ出来ないようなものにはならなかったから。間違いなく、YouTubeの前に座って、どうやってプレイするか学べるギター・ソロだよ。ただギター・ソロはそんなにたくさんは入っていないけどね。俺たちはただ、その曲に合うことをやろうとしていて、同時に俺が出来ることをやっていたんだ。そして、出来ないこともやろうと試みた。だから、とにかく一か八かで、すごく速いギターになることもあったし、メロディアスな混沌になることもあったんだよ。

    M:「Nuclear Family」は、曲の頭から、皆に“これはバンドなんだ”って伝えるものになってると思う。4人のメンバーが1列に並んで、力が漲っていて、そして個人個人が際立っていて、それが聴こえるんだよ。バンドが部屋でただジャムっているようなサウンドなんだ。それがすごくいい感じなんだ。悪魔も気にかけてくれそうな感じだよ。後先考えずに作った曲だよ。

    T:俺たちが最初に「Fell For You」のデモを聴いた時、あれはすごく急所を付かれたような気持ちになる瞬間だったと思う。すごくポップな曲で、でも同時にすごくパワフルで切なさもある。優れたGREEN DAYの曲の全ての要素を持っていたんだ。この曲は火にたくさんの油を注いだような感じだったと思う。簡単だったよ。

    B:僕は「Rusty James」がすごく好きなんだ。お気に入りの曲の1つだよ。この曲の歌詞の内容は、僕にとってすごく意味があるんだ。

    -誰についての曲なのでしょうか?

    B:「Rusty James」は映画「Rumble Fish(ランブル・フィッシュ)」の主人公で、彼は、今はもういない人だけれど、大事な約束をしてそれを破った人なんだ。僕たちは、長年に渡って自分たちの約束を果たしてきたバンドだっていう気がしているんだよ。この地球上にはくだらない人間が一杯いて、そいつらが俺たちが長く続かないだろうとか、こんなに長く活動していられないだろうって思ってたんだ。だからといって、苦い思いをしているわけじゃないよ。でもこの曲は、そういうヤツらにちょっと突きつけてやろうっていうものなんだ。でも、それほど厳しくない感じでね。

    -「Kill The DJ」はインパクトのあるタイトルですね、どういった内容の歌詞、曲なのでしょうか?

    B:「Kill The DJ」には退廃的な雰囲気があって、暗くなってからニューヨーク市の公園を散歩してる、クラブに忘れたサングラス、クスリで1杯のポケット、旧約聖書の『創世記』に登場するスリルのある都市、ソドムとゴモラとか、そういう雰囲気がある曲なんだ。自伝的なんだけど、でも同時に、泥酔して、クスリでぶっとんで歩いてるみたいな感じ。頭の中に何か声が聞こえて来て、同時に刺激過剰でもあるんだ。だから、その両方なんだよ。自分で自分をぶっ飛ばしてるのに、同時に外の力によってもぶっ飛ばされてるのを感じるっていうことについてなんだ。文化戦争とかみたいにね。

    M:俺たちは炎の奥深くに潜りすぎるのさ。

    B:先日、俺のおじいさんの死に際について興味深い話を聞いたんだ。おじいさんは90歳ぐらいで、寝たきりだったのに、突然体を起こしたんだ。その後でまた横たわって、“もういい、俺はもう逝く”って感じだったんだよ。もう痛みに耐えるのに疲れていてね。でも彼は人生を全うしたんだ。それで、そこに寝ていて、手を組んで、上を見上げたらさ、彼の孫たちと子供たちが彼の顔を覗き込んでたんだよ。それで彼は目を見開いて、“お前らが大勢の禽獣に見える”って言ったんだ。それってなんて言うか……だから、「Kill The DJ」の歌詞って、死に際にある男が家族を見上げて、俺の家族は“いつ逝くんだろう”って見てるっていう……(笑)。

    PUNK ROCKシーンの最高峰、GREEN DAYが09年リリースの『21st Century Breakdown』以来約3年ぶりに世に放つ待望のニュー・アルバムが登場。しかも、今作を皮切りに短期間で連続して3枚のアルバムがリリースされるという3部作構成(『Uno!』、『Dos!』、『Tre!』)だという。なおプロデュースはバンドと長年の盟友Rob Cavalloによるもの。前作『21st~』は素晴らしい壮大なコンセプト・アルバムであったが前々作『American Idiot』で見せた爽快なパンク・ロック・サウンドが後退したのも事実であった。今作『Uno!』はアルバム収録12曲中半数以上がアップ・テンポのイケイケなパンク・ロック・アルバムとなっている。小難しいことは一切ナシ、シンプルなパンク・ロックを最高のクオリティで提示してきた、それが今作『Uno!』である。 ムラオカ

    GREEN DAYUno!2012.9.26 ON SALE!!

    LABEL : WARNER MUSIC JAPANGENRE : PUNK ROCKFOR FANS OF : ALL ROCK FAN