for wingneo infinity(官公庁用フォーマット作成...
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やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
1 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
やってみよう for Wingneo INFINITY(官公庁用フォーマット作成編) Sima ファイルや地籍フォーマット 2000 を WingNeoに取り込んで、官公庁用フォーマットに変換します。
目次
作業手順は次の通りです。
各ステップの内容は、括弧内のページから始まります。
やってみよう for Wingneo INFINITY(官公庁用フォーマット作成編) .................................... 1
目次 ........................................................................................................................................................ 1 ステップ1:現場データの作成 ..................................................................................................................... 2 ステップ2:区画データの作成 ..................................................................................................................... 3
Ⅰ.Sima ファイルから読み込む場合 ............................................................................................................ 3 Ⅱ.地籍フォーマットファイルから読み込む場合 ............................................................................................. 4 Ⅲ.測量図などの紙媒体からの作成の場合 .................................................................................................. 4
ステップ3:区画データ・座標データの整合性のチェック .................................................................................10 Ⅰ.同一座標点(座標値)のチェック ............................................................................................................ 10 Ⅱ.同一座標点(点名)のチェック ................................................................................................................ 11 Ⅲ.区画構成点のチェック .......................................................................................................................... 11
ステップ4:地区情報の設定 ......................................................................................................................14 Ⅰ.世界測地系で処理する場合 ................................................................................................................. 15 Ⅱ.旧測地系を TKY2JGD にて変換して、世界測地系で処理する場合 ....................................................... 15
ステップ5:字コードの設定 ........................................................................................................................16 Ⅰ.大字のみ登録の場合 ........................................................................................................................... 17 Ⅱ.大字+丁目の登録の場合 .................................................................................................................... 17 Ⅲ.小字の登録も必要な場合 ..................................................................................................................... 18
ステップ6:地図番号の設定 ......................................................................................................................19 ステップ7:地区外データ(筆)の作成 ..........................................................................................................21
手動で筆の構成点を拾う場合..................................................................................................................... 25 ステップ8:区画構成点の再チェック............................................................................................................26 ステップ9:筆界未定地番の設定 ................................................................................................................27
筆界未定地番の設定(筆界未定構成地番より先に設定する必要があります。) ............................................. 28 筆界未定構成地番の設定(筆界未定地番が設定されていることが前提となります)....................................... 28
ステップ10:重複地番・メガネ地番の設定 ...................................................................................................29 ステップ11:筆情報の設定 ........................................................................................................................31 ステップ12:官公庁用フォーマット情報の設定 .............................................................................................33 ステップ13:筆情報-地図番号の設定 ......................................................................................................34 ステップ14:筆界点設定 ...........................................................................................................................34 ステップ15:中抜き区画線分属性設定 .......................................................................................................35 ステップ16:点属性の設定 ........................................................................................................................37 ステップ17:字界設定 ..............................................................................................................................38 ステップ18:官公庁用フォーマットの出力 ...................................................................................................41
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
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ステップ1:現場データの作成
①「現場一覧」をクリックします。
②作成するフォルダを選択します。(新たに作成する場合は、「新規フォルダ」をクリックします)
③「新規現場」をクリックします(既存の現場を編集する場合は、現場を選択します)。
④現場名称に現場名を記入します。
例:[中区錦3丁目変換作業]
⑤「OK」をクリックします。
⑥「現場情報の設定」画面が出てきます。ので「OK」をクリックします。
⑦編集する現場を選択し、画面上部の「地籍」をクリックします。
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地籍メニューが表示されます。
ステップ2:区画データの作成
Ⅰ.Sima ファイルから読み込む場合
①「外部データ」をクリックします。
②「入力:SIMA ファイル」をクリックします。
③「参照」をクリックし、SIMA ファイルを選びます。
④以下のチェックボックスにレ点を入れます。
○点 NO.を無視する
∟「空き点番」
∟同一点処理は「新規登録」
○区画 NO.を無視する
∟「空き地番」
⑤「取り込み」をクリックします。
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⑥「OK」をクリックします。
Ⅱ.地籍フォーマットファイルから読み込む場合
①「外部データ」をクリックします。
②「入力:地籍フォーマット 2000」をクリックします。
③「参照」をクリックし、地籍フォーマットファイルを選びます。
④以下のチェックボックスにレ点を入れます。
※注意!「既存データ・・・上書き」に関してはレ点は入れないでください。
⑤「読み込み」をクリックします。
Ⅲ.測量図などの紙媒体からの作成の場合 紙媒体より作成の場合は、スキャンショットを使用し、区画・座標を追加します。
①画面上部の「ツール」をクリックします。
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②「スキャンショット」をクリックします。
スキャンショット起動画面が開きます。
③「イメージデータの読み取り」にチェックをつけた後、「OK」をクリックします。
ファイルを開く画面が開きます。
④保存してある画像ファイルを選択したあと、「開く」をクリックします。
イメージデータ解像度設定画面が開きます。
⑤解像度(DPI数)と用紙サイズ(mm単位)が表示されますので、数値があっているかを確認します。
よろしければ「OK」で確定します。
※通常は変更する必要はありません。
⑥画像データが画面に表示されます。
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⑦画面下部にある新点名と新地番名を修正します。
(例)新点名:G1 新地番名:1-1
※公図を読み取っていくと数字が繰り上がります。
⑧画面左上にある「区画結線入力」 をクリックします。すると、区画・結線の登録が可能になります。
⑨画面上に十字カーソルが表示されます。
画面を拡大しながら、公図の地番の構成点を順番に拾っていきます。
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⑩最後の点をクリックした後に「閉合」ボタンをクリックすれば区画が確定します。
※もしくは最初の点をもう一度最後にクリックします。
同様の手順で全ての区画を読み取ります。
⑪画面上部にある「図面座標設定ボタン」 をクリックします。すると、「図面座標設定」画面が開きます。
⑫変換方式から、変換処理方法を選択します。
※今回は「(座標値)1点、縮尺、角度」を使用します。
⑬右部の画面から変換に使用する基準点をクリックします。点名覧にその点名が表示されます。
⑭実寸の座標値を入力します。
⑮縮尺の数値を入力します。(読み取った公図に書いてある縮尺をそのまま入力します。
⑯きちんと北を読み取りたいのであれば、[方位読み]ボタンで南→北の順番に読み取ります。
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(公図の形状だけを読み取りたい場合は必要ありません)
⑰画面上部の[変換確認]をクリックします。現在の設定が表示されます。
⑱[OK]をクリックして座標変換を終了します。
⑲画面上部の[転送]-[出力→メインシステム]をクリックします。
[出力→メインシステム]画面が開きます。
⑳座標、区画、仮線分(結線)の登録先を設定します。
※通常は画面の通りに設定すれば OKです。
・座標データ
座標の登録方法を設定します。
・区画データ
区画の登録方法を設定します。
・仮線分データ
仮線分の登録の有無を設定します。
・同一点名・区画名処理
既に同じ点名や同じ区画名のデータが登録されている場合に、どうするのかを設定します。
※既に同じデータを一度送っている場合は、それぞれ[上書きする]にしてください。同じ点名データの
二重登録を防ぐことができます。
ここでの同一点名、同一区画名とは、転送先の WingNeo現場内に既にある点名、区画名に対するも
のです。
読み取ったデータ内に同一点名、区画名があった場合はそれぞれ別々のデータとして転送されます。
21).[OK]をクリックすると登録(転送)が実行されます。
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22).転送結果が表示されますので、[OK]します。
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ステップ3:区画データ・座標データの整合性のチェック
読み込んだ区画データや座標データに問題がある場合、後に作成する官公庁用フォーマットデータが正しく出力され
ません。ここでは、読み込んだ区画データや座標データに問題が無いかチェックします。
Ⅰ.同一座標点(座標値)のチェック
①「座標管理」をクリックします。
②「座標入力・訂正」をクリックします。
③「同一点」をクリックします。
④「同一点検索」をクリックします。
⑤「X座標」「Y座標」のみチェックを入れます。
⑥「先頭から検索」をクリックします。
⑦同一座標を持つ点名が見つかった場合は、「次検索」をクリックし、最後まで検索します。
⑧赤枠内に「検索項目に該当がありません」と表示されるまで⑥~⑦を繰り返します。
⑨赤枠内に、「検索項目に該当がありません」と表示されたら、「OK」をクリックします。
※同一座標が見つかった場合
同じ座標値を持つ点名が、複数の区画で使用されている可能性があります。別々の区画で違う点を使用している
と、官公庁用フォーマット出力に問題が生じます。
この場合、複数の区画で使用している同一座標点をひとつにまとめる必要があります。
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Ⅱ.同一座標点(点名)のチェック
①「同一点」をクリックします。
②「同一点検索」をクリックします。
③「点名」のみチェックを入れます。
④「先頭から検索」をクリックします。
⑤同一点名が見つかった場合は、点名の変更をクリックし、片方の点名を変更します。「次検索」をクリックし、最後ま
で検索します。
⑥赤枠内に「検索項目に該当がありません」と表示されるまで④~⑤を繰り返します。
⑦赤枠内に、「検索項目に該当がありません」と表示されたら、「OK」をクリックします。
⑧すべてチェックが完了したら、「OK」をクリックし、座標管理を終了します。
Ⅲ.区画構成点のチェック
①「ツール」をクリックします
②「区画構成点チェック」をクリックします
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③「OK」をクリックします
※すべて正常な状態であれば、次図のように、「すべて正常に隣接しています」と表示され、区画が緑色で表
示されます。
※エラーがある場合は、以下のケースのように表示されます。
ケース1
区画の構成点が抜けている状態です。この場合は、
④「区画編集」をクリックします。
⑤「選択編集」をクリックします。
⑥対象となるところをクリックします。
⑦対象となる地番をクリックします。
自動で行いますので、どのように登録されるかを確認してから作業を行って下さい。
⑧「更新」をクリックします。
この作業を繰り返します
ケース2
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長狭物などの構成点や中抜き土地などで起きるエラーです。
この場合は自動では設定できませんので、この作業では編集はしません。
後ほど行います。
※再度区画チェックをする場合は、「コマンド」-「区画チェック」を行います。
⑨「メイン」をクリックします。
⑩「はい」をクリックし、編集した区画を反映させます。
※編集した区画が無い場合は、クリックしても影響ありません。
⑪「OK」をクリックします。
⑫画面右上「X」をクリックし、終了します。
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14 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ4:地区情報の設定
①「基本情報」をクリックします。
②「地区情報」をクリックします。
③「市区町村コード」を入力します。
例)19201
※データファイルリストをご確認下さい。
④市区町村名を入力します。
例)甲府市
⑤「登記所コード」を入力します。
例)0800
⑥「登記所名」を入力します。
例)△△法務局○○支局
⑦「測地系」を選択します。
※後述します。
⑧座標系(1~19)を入力します。
例)9 系
※任意座標の場合は、0を指定します。
⑨「地籍図の縮尺」を右クリックで選択します。
⑩精度区分を右クリックで選択します。
参考住所コードなどの番号に関しては下記の通りです。
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15 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
図郭を自動で分割設定するために、図郭番号を指定します。
任意座標系の場合は設定する必要ありません。
また、地籍フォーマット2000を読み込んで処理する場合、
図郭番号が設定されている場合があります。その場合も指定する必要はありません。
Ⅰ.世界測地系で処理する場合
⑪測地系を右クリックし、「新」を選択します。
⑫画面右側のビュアをクリックし、「図郭番号」区域を設定します。
⑬座標値が表示されたら「図郭番号」を入力します。
例)A
※複数の区域がある場合は、行を追加し、⑫⑬を繰り返します。
設定が完了したら「OK」をクリックします。
Ⅱ.旧測地系を TKY2JGDにて変換して、世界測地系で処理する場合
⑪測地系を右クリックし、「新(旧)」を選択します。
⑫画面右側のビュアをクリックし、「図郭番号」区域を設定します。
⑬座標値が表示されたら「図郭番号」を入力します。
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16 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
例)A
※複数の区域がある場合は、行を追加し、⑫⑬を繰り返します。
⑭ファイル設定をクリックし、国土地理院よりダウンロードした TKY2JGD パラメータファイルを設定します。
⑮⑬で指定した区域を反転し、「T2J座標変換」をクリックします。
設定が完了したら「OK」をクリックします。
ステップ5:字コードの設定
①「基本情報」をクリックします。
②「字コード」をクリックします。
③「新規」をクリックします。
この次の作業は次ページの(1)~(3)から選んで登録をしますが、下記の項目を参考にして頂ける様お願いしま
す。なお、共通していることは地区外コードも作成します。
ここで設定した内容(コードの桁数)によって、最終的に出力する官公庁用フォーマットの出力時の形式が変わり
ます。
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Ⅰ.大字のみ登録の場合
①「大字コード」をクリックし入力します。
例145000
注意:大字のみの場合は3桁ですが、下3桁は000として大字コードを4位~6位で入力を行う必要が
あります。
②「大字名称」をクリックし入力します。
例北新
③「OK」をクリックします。
この作業を繰り返し行います。
地区外コード作成も行います。999000
Ⅱ.大字+丁目の登録の場合
①大字+丁目を登録する場合は、まず大字名のみの「大字コード」を登録しておき、その後、「大字+丁目」を登録し
ます。
例145000
注意:大字のみの場合は3桁ですが、下3桁は000として大字コードを4位~6位で入力を行う必要性
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18 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
があります。
②「大字名称」をクリックし入力します。
例北新
③「OK」をクリックします。
④「大字コード」をクリックし入力します。
例145003
注意:6桁入力を行う必要性があります。
⑤「大字名称」をクリックし入力します。
例北新3丁目
1丁目の1の数字は必ず全角数字にて登録します。
漢数字は使用しません。
⑥「OK」をクリックします。
この作業を繰り返し行います。
地区外コード作成もします。999000
Ⅲ.小字の登録も必要な場合
小字コードの登録が必要な場合は、まず、上記①ないし②の大字を登録し、その大字に対して小字を登録します。
①「小字コード」を入力します。
注意:小字コードでは、6桁で予備コードまで登録を行います。
上位4桁が小字コードで下位2桁が予備コードになります。
例000300坂下
予備:複数ある場合は複数登録します。
※注意
小字コードは下記の参考の起番が0の場合は、入力が必要ですが、1の場合は入力は必要ありませ
ん。入力が必要がないのに登録すると、地図情報システムの仮登録に際してエラーが発生します。
また、住所に大字,小字名称に「大字」や「字」という表記されている場合に入力が必要です。
例○○町大字□□...必要
○○町□□...不要
②「OK」をクリックします。
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ステップ6:地図番号の設定
①「基本情報」をlクリックします。
②「地図番号」をクリックします。
③「筆界設定より作成」をクリックします。
④「詳細情報」をクリックし、官公庁用フォーマットに必要な情報を入力します。
⑤地図番号はスペースなどを入れると地図情報システムでの検索の際にデータそのように入れないと検索できませ
ん。
例R2●●23
●はスペース
⑥「調査年月」「測図年月」を入力します。
⑦官公庁用フォーマット用の情報を入力します。
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20 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑧「OK」をクリックします。
④~⑧を各地図番号ごとに行います。
⑨「OK」をクリックします。
⑩「基本情報」をlクリックします。
⑪「地図番号」をクリックします。
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21 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑫「図郭番号」を全て選択します。
⑬「削除」をクリックします。
⑭「OK」をクリックします
ステップ7:地区外データ(筆)の作成
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
③「全選択」をクリックします。
④「製図」をクリックします。
⑤「製図作成」をクリックします。
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22 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑥図面が表示されたら、何もせず、「ファイル」-「名前をつけて保存」をクリックします。
※図面名称等は特に指定はありません。
⑦「書込み」をクリックし、図面を保存します。
⑧画面右上「x」にてCADを終了します。
⑨「OK」をクリックし、最初の画面に戻ります。
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⑩「ツール」-「汎用CAD」をクリックします。
⑪新規作成は「Cancel」をします。
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24 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑫「ファイル」-「開く」をクリックし、先ほど保存した図面を選択します。
⑬選択して、「OK」をクリックします。
⑭「区画コマンド」-「区画作成」をクリックします。
⑮「区画作成」コマンドが表示されるので、「領域指定」、「配置区画無効」のチェックON、「確認をしない」のチェックO
状態FFのにします。
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⑯図郭線までの余白をクリックします。
区画作成の窓が表示されます。(図1)
⑰赤く表示されている点名入力をします。
同一点にならない点名を入力する必要があります。
全ての赤表示に点名を登録します。
⑱地番名を入力します。
例地区外-1
⑲「OK」をクリックします。
この作成を筆が存在する全ての地図番号にて登録します。
手動で筆の構成点を拾う場合
区画によっては、自動で範囲を指定できない場合があります。
その場合は、手動で構成点を拾う必要があります。
①前述の⑮の設定のうち、「領域指定」を「点指定」にします。
②交点を拾いやすくするため、スナップを「端点」「交点」のみにします。
※「フリー」スナップはOFFにします。
③余白部分を構成する点をひとつずつクリックします。
間違えた場合は、「Shiftキーを押しながら右クリック」します。
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④すべての外周をクリックし終わったら、右クリックで確定します。
⑤前述の区画登録画面が表示されます。
⑥同様に登録し、「OK」をクリックします。
ステップ8:区画構成点の再チェック
地区外地番を作成したことにより、地区外地番との接合部分に座標点を追加するため、再度区画構成点のチェックを
行います。
①「ツール」をクリックします。
②「区画構成点チェック」をクリックします
③「OK」をクリックします。
④「区画編集」をクリックします。
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27 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑤「選択編集」をクリックします。
⑥対象となるところをクリックします。
⑦対象となる地番をクリックします。
自動で行いますので、どのように登録されるかを確認してから作業を行って下さい。
⑧「更新」をクリックします
この作業を繰り返します。
詳細な手順は前述の区画構成点チェックを参考にしてください。
ステップ9:筆界未定地番の設定
筆界未定地番および筆界未定構成筆を設定します。
通常、筆界未定地番は、「○○+△△+□□+・・・」となりますが、入力枠に制限があるため、筆界未定構成筆を作
成することにより、官公庁用フォーマットに筆界未定地番を構成する地番名で出力できます。
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筆界未定地番の設定(筆界未定構成地番より先に設定する必要があります。)
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
③筆界未定地番を選択します。
④訂正をクリックします。
⑤筆状態を「3:筆界未定地」を選択します。
⑥「OK」をクリックします。
筆界未定構成地番の設定(筆界未定地番が設定されていることが前提となります)
①新規をクリックします。
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29 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
②筆界未定地番名を入力します。
③筆界未定構成筆のチェックを入れます。
④筆界未定地ボタンをクリックします。
⑤筆界未定地番を選択し、OKをクリックします。
⑥筆状態を「1:筆」を選択します。
⑦OKをクリックします。
そのほかの情報は、後で設定します。
ステップ10:重複地番・メガネ地番の設定
同じ字に同一の地番が存在する場合、「重複地番」や「メガネ地番」で地番名を登録する必要があります。
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
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30 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
③重複している地番を選択します。
④訂正をクリックします。
⑤地番名の後ろに
・「W1」(重複地番の場合)
・「V1」(メガネ地番の場合)
を追加します。
例:「495-1W1」
⑥OKをクリックします。
⑦同様に、もうひとつの地番を選択します。
⑧訂正をクリックします。
⑨地番名の後ろに、
・「W2」(重複地番の場合)
・「V2」(メガネ地番の場合)
を追加します。
例:「495-1W2」
⑩OKをクリックします。
※3筆以上が重複している場合は、W3(V3)、W4(V4)・・・となります
⑪筆界一覧画面で OKをクリックし、メイン画面に戻ります。
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31 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ11:筆情報の設定
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
③「全選択」をクリックします。
④一括設定の「一括選択」をクリックします。
⑤「全選択」または設定する地番(複数選択可)をクリックします。
⑥「大字」「小字」のどちらかで右クリックします。
⑦該当する大字または小字を選びます。
⑧「OK」をクリックします。
地区外コード/筆界未定地番もすべて設定します。
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32 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑨選択した地番の「精度」のところで右クリックし、精度を設定します。
⑩同様に選択した地番の「測量区分」で右クリックし、区分を設定します。
⑪同様に選択した地番の「筆状態」で右クリックし、筆状態を設定します。
※長狭物や筆界未定も設定します。
⑫同様に選択した地番の状態で「調査/測図年月」をクリックします。
⑬「調査年月」「測図年月」にレ点を入れて頂き、
それぞれ年月を入力します。
⑭「OK」をクリックします。
⑤~⑭まではすべての筆(長狭物なども含む)に設定して下さい。
※複数筆を選択して頂いた状態で行うと非常に簡単に設定できます。
※再度確認注意
地番名、特に長狭物の地番名称には入力ルールがあります
(例:水-1)。※半角文字※
「筆界入力」画面にて変更が可能です。本手引きでは、省略可能データの入力に関して記載の省略をさせていた
だいております。また、「山」や「耕」は予備コードに存在しない地域で、地番名に「山」や「耕」を付与しないで下さ
い。
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33 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ12:官公庁用フォーマット情報の設定
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
③「全選択」をクリックします。
④「官公庁属性設定」をクリックします。
⑤「全選択」または設定する地番(複数選択可)をクリックします。
⑥「地図種類」「分類」「作成年」などの様々な情報を入力します。
なお、「備付」と「作成」年月日は地図番号と同等の日付をお願いします。
⑦「OK」をクリックします。
地区外コード/筆界未定地番もすべて設定します。
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34 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ13:筆情報-地図番号の設定
①「大字」「小字」が全体になっていることを確認して下さい。
②「全選択」をクリックします。
③「地図番号」をクリックします。
④「はい」をクリックします。
⑤「OK」をクリックします。
ステップ14:筆界点設定
①「大字」「小字」が全体になっていることを確認して下さい。
②「全選択」をクリックします。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
35 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
③「点属設定」をクリックします。
④「はい」をクリックします。
⑤筆界点区分が「筆界点」となっているように確認して下さい。なっていないようであれば右クリックして筆界点に設定
して下さい。
⑥「OK」をクリックします。
⑦「周り設定」をクリックします。
⑧「右(時計周り)」をクリックします。
⑨「OK」をクリックします。
⑩画面が筆界一覧に戻りましたら「OK」をクリックします。
ステップ15:中抜き区画線分属性設定
登録されている区画のうち、上記のようなドーナッツ型の区画が存在する場合、その区画の筆線分に対して、「区切り
線」の属性を設定しなければなりません。上記区画が無い場合、設定する必要はありません。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
36 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
①「筆界設定」をクリックします。
②「筆界一覧・訂正」をクリックします。
③該当地番を選択します。
④訂正をクリックします。
⑤区切りとなるところに右クリックにて「区切線」と設定します。
右記のサンプルを参考にして下さい。
⑥「OK」をクリックします
サンプル1とサンプル2のような筆に対して繰り返し行います。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
37 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ16:点属性の設定
①「座標管理」をクリックします。
②「座標入力・訂正」をクリックします。
③図根点の設定する座標値の「属性」をクリックし、さらに右クリックします。
同じ属性図根点に関しては複数選択して頂いても問題はありません。
④「点属性選択」画面が表示されますので、種別(No80~91)を選択し「OK」をクリックします。
この③~④の作業を全ての点に設定できるまで繰り返し行います。
⑤「OK」をクリックします。
点属性を設定していない点は官公庁用フォーマットに出力されません。
出力したくない点を削除する必要はありません。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
38 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
ステップ17:字界設定
①「面積計算」をクリックします。
②「字界設定」をクリックします。
③外周の種類の上で右クリックし、「大字界線」を選択します。
④大字コード上で右クリックし、設定する「大字」を選択し、OKをクリックします。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
39 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑤「外周作成」をクリックし、(指定された大字に属するすべての筆から作成を選択)OKをクリックします。
一覧に選択された大字に属する点、右側ビューに選択された外周が緑で表示されます。
⑥実際に「大字境界」となる点に対し、字外周構成点一覧の「線分種別」を右クリックし、「大字界」を指定します。それ
以外の点は、「筆界」を指定します。
⑦複数の大字がある場合は、「新規」をクリックし、同様に③~⑥を繰り返し設定します。
⑧大字界の設定がすべて完了したら、OKをクリックします。
⑨小字界が必要な場合は、大字界同様に、「面積計算」-「字界設定」をクリックします。
やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
40 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑩外周の種類の上で右クリックし、「小字界線」をクリックします。
⑪大字コード上で右クリックし、設定する「大字」「小字」を選択し、OKをクリックします。
⑫「外周作成」をクリックすると、選択した小字に対する外周点が字外周構成点一覧に表示され、右側ビューに対象
の字外周が緑色で表示されます。
⑬実際に「小字境界」となる点に対し、字外周構成点の「線分種別」で右クリックし、「小字界」を指定します。
それ以外は、「筆界」を指定します。
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41 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑭複数の小字がある場合は、「新規」をクリックし、同様に⑨~⑬を繰り返し、設定します。
⑮設定が完了したら OKをクリックします。
ステップ18:官公庁用フォーマットの出力
①「情報化」をクリックします。
②「官公庁ツール出力」をクリックします。
③「参照」をクリックします。
④「ファイル名」をクリックします。
⑤「保存」をクリックします。
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42 やってみよう★ 官公庁用フォーマット作成編
⑥「書き込み」をクリックします。
あとは保存されたファイルをCDに書き込んで完了となります。