マイクロソフトライセンスガイドfor aws 20120405
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マイクロソフト製品ライセンスの種類
パッケージ製品
1ライセンスから購入可能
ライセンス購入90日以内であればソフトウェアアシュアランス(SA)を別途購入可能
OEMライセンス
サーバーにプリインストールされている
他のマシンにライセンスを移行することはできない
ライセンス購入90日以内であればソフトウェアアシュアランス(SA)を別途購入可能
ボリュームライセンス
ボリュームディスカウントが利用可能
購入と同時にソフトウェアアシュアランス(SA)購入可能
ボリュームアクティベーション 2.0
Windows Vista, Windows Server 2008から導入されたライセンス認証を行うためのテクノロジー
マルチライセンス認証キー(MAK)またはキー管理サービス(KMS)による管理
マルチライセンス認証キー(MAK)
• マイクロソフトのアクティベーションサービスを使用
キー管理サービス(KMS)
• KMSホストにより組織内のライセンスを有効化
ソフトウェアアシュアランス(SA)
ボリュームライセンスのお客様にさまざまな特典を提供するプログラム
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/software-assurance/default.aspx
年額ベースでの契約
ソフトウェアアシュアランスによる特典
電話とWebによる24×7サポート
ソフトウェアの最新バージョンへのアップグレード
専用ソフトウェア
• Windows 7 Enterprise
• Microsoft Desktop Optimization Pack
Windows VDA
ライセンスモビリティ
サーバー製品に必要なライセンス
サーバーライセンス
インスタンスごとにライセンスが必要
特定のサーバーに割り当てられる
クライアントアクセスライセンス(CAL)
デバイスまたはユーザーごとにライセンスが必要
プロセッサライセンス(PL)
プロセッサごとにライセンスが必要
CALが不要
デスクトップ仮想化製品に必要なWindowsライセンス
Windowsリモートデスクトップ
以下のすべてのライセンスが必要
• Windowsサーバーライセンス
• WindowsサーバーCAL
• リモートデスクトップCAL(RDCAL)
Virtual Desktop Infrastructure(VDI)
以下のうちいずれかのライセンスが必要
• Windows Virtual Desktop Access(VDA)
• ソリューションアシュアランス(SA)
• Windows Intune
AWSで利用可能なマイクロソフト製品ライセンス
Service Provider License Agreement(SPLA)
時間単位での課金モデル
• Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition
• SQL Server 2008 R2 Standard
ライセンスモビリティ
既存ライセンスの持ち込み
Service Providers License Agreement(SPLA)
ホスティングサービスやASPサービス、SaaSなど外部の第三者にソフトウェアやオンラインサービスを提供するサービスプロバイダー向けライセンス
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/licensing-options/spla-program.aspx
二種類のサブスクリプション(非永続的)ベースのライセンスモデルが提供される
サブスクライバーアクセスライセンス(SAL)
• ユーザーまたはデバイスごと
プロセッサライセンス(PL)
• ユーザー無制限
SPLA対象製品
サービスプロバイダー製品使用権説明書にて定義
http://download.microsoft.com/download/7/0/3/703FF38D-10AC-46A9-BF58-92473C8D936D/ServicesProviderUseRights(Worldwide)(Japanese)(April2012)CR.pdf
AWSで現在利用可能な製品(PL)
Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition
SQL Server 2008 R2 Standard
現在提供していない製品(PLまたはSAL)
Windows Remote Desktop Service
Exchange Server 2010
SharePoint Server 2010など
SPLAによるWindowsデスクトップの提供
Windows Server をデスクトップ用 OS として利用し、ターミナル サービスで仮想デスクトップ環境を提供
ライセンスプログラム:SPLA
必要となるライセンス:Windows Server SAL またはPL+Remote Desktop Service SAL
エンドユーザー所有の Windows VDA をハウジングする形で、専用ホスティング環境にて仮想デスクトップ環境を提供 * サーバーは物理的にエンドユーザー専用である必要があります。
ライセンス プログラム:ボリュームライセンス+SPLA
必要となるライセンス:Windows SA または Windows VDA (ボリュームライセンス)、Windows Server SAL またはPL (SPLA)
マイクロソフト ライセンスモビリティ
既存のマイクロソフト製品のライセンスをAWS上に持ち込み可能
Exchange Server 2010
SharePoint Server 2010
SQL Server 2008 R2 Enterpriseなど
ソフトウェアアシュアランス(SA)の特典として提供
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/software-assurance/license-mobility.aspx
1サーバーライセンスが1インスタンスに、1プロセッサライセンスが4コアまでの1インスタンスに対応
Windows OSおよびデスクトップアプリケーションは対象外
ライセンスモビリティの対象製品
マイクロソフト製品使用権説明書(RUP)に定義
RUPは四半期に一度更新されるため定期的に要確認
マイクロソフト製品使用権説明書(2012年1月版)
• http://www.microsoftvolumelicensing.com/Downloa
der.aspx?DocumentId=4858
ライセンスモビリティ対象製品
Exchange Server 2010
SharePoint Server 2010
SQL Server 2008 R2 Enterpriseなど
ライセンスモビリティの対象ではない製品
Windows OS
デスクトップアプリケーションなど
参考資料
ボリュームライセンス
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/default.aspx
マイクロソフト ソフトウェアアシュアランス
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/software-assurance/default.aspx
Microsoft Volume Licensing – デスクトップ仮想化ライセンスガイド
http://download.microsoft.com/download/F/8/1/F8199620-6205-4E27-86F5-2F24CAEFFDC0/SA_Customer_Virtual_Desktop_Brochure_JP.pdf
参考:ライセンス再割り当ての90日ルール
一度サーバーに割り当てられたライセンスは、90日間再割り当てできない
90 日間ルール:
IaaS クラウド
自社運用 サーバー ファーム (アプリケーションサーバー)
クラウドの “サーバー ファーム” 内で インスタンスを自由に移動
90 日間の 再割り当てルール