ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 august 2018 福祉わかやま...

特 集 2 3 今月の表紙 ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて) (5頁に関連記事) ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて) (5頁に関連記事) 8 vol.373号 2018 社会福祉法人 和歌山県社会福祉協議会 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築 ・地域福祉活動紹介 公益社団法人 紀の国被害者支援センター ・赤い羽根共同募金 ・情報案内コーナー だんの らしの あわせを支える人たち 6 7 8 ・2018夏のボランティア体験月間のご案内 ・職場体験事業のご案内 ・「平成30年7月豪雨」被災地支援 ー和歌山県社協の取組ー 4 5

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Page 1: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

発 行 社会福祉法人 和歌山県社会福祉協議会 〒640-8545 和歌山市手平2丁目1-2 TEL:073-435-5222 FAX:073-435-5226[URL] http://www.wakayamakenshakyo.or.jp/ [e-mail] [email protected]

「日頃接している人との違いを理解が出来てい

る大切な力なのですよ。」と説明しましたが、

「どうせ泣くから」と親御さんの気持ちが遠の

いてしまったことがありました。

 その時は、自分の力不足と落ち込みました。

家庭支援専門相談員としての思い

 どういった形が、子どもにとって一番幸せで

あるか、子どもの最善の利益を考えます。

 家庭環境が整っていないケースでは施設変

更という場合もあります。決して、家庭に帰る

ことがすべてではないと考えています。

 その子が大人になったときに、「離れていた

けど、お父さんお母さんは、僕、私のことを思っ

ていてくれてい

たのだな。自分

は、存在してよ

かったな。」と思

ってもらえるよ

うに、ここでの

生活や親御さん

との記録を残し、

話してあげられ

るようにしてい

ます。

家庭支援専門相談員とはどんな仕事ですか?

 家庭支援相談員は乳児院や児童養護施設等

に配置が義務づけられており、入所児童の早期

家庭復帰、里親委託等を目的として相談支援

を行います。保護者との信頼関係を築き、保護

者が子どもとの面会時に、子どもの状況や気

持ちを代弁するなど、家族関係の再構築をサ

ポートしています。

連携先は?

 県児童相談所、各市町村の担当課などです。

私たちは、面会時の保護者の様子、子どもの様

子、お互いの関係の成長具合を客観的に見守り、

児童相談所に報告します。児童相談所の担当

者も来所され、その家庭の今後のことについて

一緒に考えます。

 最終的に、親元に子どもを戻すか否かを決

定するのは児童相談所です。

苦労していることは?

 保護者との信頼関係を築いていくことに心

を配っています。

 以前、面会時に子どもが泣き続けたことが

あり、離れて暮らしている自分たちのせいだと、

負い目を感じて、親御さんも傷つき落ち込んで

しまわれることがありました。

 でもそれは子どもの成長の過程のひとつで

 県内の福祉現場で働く人たちに、

その仕事の魅力を聞きました。

 今回は、社会福祉法人 和歌山

つくし会 和歌山乳児院で働く

山本惠理子さんです。

山本 惠理子さん(やまもと えりこ)経験年数資 格勤務先

住 所

:3年(家庭支援専門相談員として):保育士、幼稚園教諭: 社会福祉法人和歌山つくし会 和歌山乳児院:岩出市中迫667-1

和歌山乳児院 中庭

やまもと え り こ

特 集2 3

この冊子は、再生紙を使用し

環境に優しい植物油インキで

印刷しています。

今月の表紙 ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて)(5頁に関連記事)ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて)(5頁に関連記事)

を支える人たちふ だんの く らしの し あわせ

毎月1回

10,000部発行

8vol.373号

2018

社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会

見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

・地域福祉活動紹介 公益社団法人 紀の国被害者支援センター・赤い羽根共同募金・情報案内コーナー・  だんの  らしの  あわせを支える人たち

6

78 ふ く し

・2018夏のボランティア体験月間のご案内・職場体験事業のご案内・「平成30年7月豪雨」被災地支援 ー和歌山県社協の取組ー

4

5

ボランティア活動保険日本国内でのボランティア活動中のケガや賠償責任を補償!!

全国200万人加入!!

保険金額 年間保険料(1名あたり)

平成30年度

保険金をお支払いする主な例

● このご案内は概要を説明したものです。お申込み、詳しい内容のお問い合わせは、あなたの地域の社会福祉協議会へ●

社会福祉法人 全国社会福祉協議会団体契約者 株式会社 福祉保険サービス取扱代理店

ボランティア行事用保険 送 迎 サ ー ビ ス 補 償 福祉サービス総合補償

Page 2: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

AUGUST 2018 福祉わかやま 2AUGUST 2018 福祉わかやま3

見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

和歌山市紀の川市

紀美野町

日高川町

印南町

白浜町

すさみ町

串本町

太地町古座川町

那智勝浦町

新宮市

北山村

みなべ町

上富田町

九度山町

高野町

有田市

田辺市

海南市

由良町

日高町

美浜町 御坊市

岩出市

橋本市か

つらぎ町

湯浅町広川町

有田川町

 近年、少子高齢化、単身世帯やひとり

親世帯の増加などの社会構造の変化、経

済情勢の変化等様々な要因により、既存

の福祉制度やサービスでは十分な対応

ができない様々な福祉課題・生活課題が

顕在化しています。

 これらの課題に対して、本会では、「誰

もが支え、支えられ安心して生活できる

仕組みづくり」をテーマとする第5次和

歌山県社会福祉協議会活動計画(平成

29〜33年度)に基づき、、4つの重点目標

(社会的孤立の防止、地域福祉権利擁護

体制の構築、災害時の福祉救援、福祉サ

ービスの質の向上)のもと、各事業の連

携で、その目標達成に取り組んでいます。

  高齢者や知的障がい、精神障がい等

のある人の中には、認知症や障がい等の

ため判断能力が不十分で日常生活が不

便な人もいます。そこで、判断能力が不

十分な人たちの権利を守るため、福祉

サービス利用援助事業(※

)による支援

や、本人に代わって財産管理や施設入

所等の契約を行う成年後見制度の活用

が必要です。

 また、問題が大きくなってからの支援

だけでなく、日常生活が困難になること

を防ぐ取組、日常生活に支援を必要とす

る人の早期発見、地域で見守り支える仕

組みづくり等が必要です。

本会では、「問題発生前からの見守り・

予防」「福祉サービス利用援助事業」「社

協による法人後見」が市町村社協におい

て一体的に取り組まれるよう推進してい

ます(図1のとおり)。

 今回は、市町村社協が実施する「問題

発生前からの見守り・予防」に係る取組

を紹介します。

 市町村社協では、見守り・予防に係る

様々な取組が実施されています。

 本会では、市町村社協が実施する「地

域における見守り支援活動や公益的な

活動」に対し、モデル事業として支援し

ています(図2のとおり)。

みんなでつくる見守り活動

市町村社協の具体的な取組

問題発生前からの

見守り・予防を進める

 今回は、社協が行っている取組の一部を

紹介しました。

 「見守り」活動は、その担い手や見守ら

れる方の状況によっていろいろなカタチ

があります。

 あいさつ・声かけ、さりげない「見守り」

から始まり、いきいきサロンなどの居場

所づくり、定期的な訪問活動、ゴミだしや

買い物のお手伝いなどのちょっとした生

活支援など、さまざまな「見守り」活動が

あることで、一人ひとりに合わせた「見守

り」を行うことができます。

 さらに、それぞれの「見守り」活動が連

携(ネットワーク化)することで、誰もが

住み慣れた地域で安心して暮らすことに

つながります。

 社協は、見守り活動を進めることによ

り、誰もが安心して暮らせる支えあいの

地域づくりを目指しています。

いいお天気ですねー。あいさつ・声かけ

さりげない見守り1

2

3

◆「あれ、おかしいな」のサイン、 出ていませんか?

気づく

 お住まいの地域の社会福祉協議会に相談してください。 倒れているなど、人命にかかわる緊急事態には、速やかに救急車を呼びましょう。

 例えば右のチェックリストにあるようなサインがみられる場合は、本人に何か異変が起きているかもしれません。

つなぐ

気づきのサイン チェックリスト

こんにちは。

あれ?またけがしてるわ。

郵便受けに新聞が

たまってるなー。

!

□ 最近、姿を見かけない。□ 新聞や郵便物がたまっている。□ 数日間、洗濯物が干したまま。□ 数日間、夜になっても電気がつかない。□ サロン活動へ来なくなった。□ 普段見かけない業者らしい人物が出入りしている。

□ 会話の様子がいつもと違う。□ 異常なほど怒鳴り声や泣き声が聞こえてくる。

□ けが、あざが見られる。□ 異臭がする。

こんにちは。

社会福祉協議会

すすめよう 見守り、はじめよう できることから「見守り」は、深刻な事態を未然に防ぐことにつながります。 

みんなでつくる、

このリーフレットは、一部に「赤い羽根共同募金」の配分金を受けて作成しています。

見守りの

すすめ最近、あいさつしてますか?昔ならどこでも見られたこのようなご近所さんとの会話や光景、最近、減ってませんか?��って

�たで�い��おお�に�で

はーい

気��けて���ー

支えあいのカタチ

県社会福祉協議会

地域福祉権利擁護センター

TEL:

073-435-5248

お問合せ先

九度山町社協が行う

見守り支援活動

(モデル事業から)

 従来から実施している毎月の食

事サービスの活動に加え、モデル

地区を選定し、集会所等で「ふれ

あい交流会」を実施しました。地

域住民同士で昼食を共に食べ、軽

い体操、ゲームを行うことにより、

交流を深める機会を作りました。

 また、地区長さんには案内の配

布や出欠の取りまとめ、参加への

声かけを行ってもらうことで、地

域住民が主体となり交流会の開

催を企画することが出来ました。

参加者同士でも連絡をとり合う

等、本モデル事業が話題の一つと

なり、自然な見守り合いにつなが

りました。

ふれあい交流会の様子

図2平成29年度に実施された市町村社協の取組の一部

本会が平成29年度に実施した関連のモデル事業

図1社会福祉協議会が目指す地域福祉権利擁護体制のあり方

【美浜町社協】日常のちょっとした生活支援のサポーターを養成する講座の実施

【すさみ町社協】高齢化と過疎化が進んだ地域での住民主体の見守り活動の推進

【太地町社協】一般住民とネットワーク事業参画団体を対象に地域の担い手を養成

【有田川町社協】訪問活動や関係機関とのネットワーク構築による見守り支援活動の推進

【九度山町社協】サロン活動から住民主体の見守り活動を推進

地域における見守り支援活動を進めるモデル事業

地域住民を主体とした見守り活動の促進を目的とした事業

※事業の対象期間は平成29年度のみ

地域における公益的な活動モデル事業

市町村社協の今日的な生活課題への対応と地域における公益的な取組の推進を目的とした事業

福祉サービス利用援助事業

 判断能力が不十分な高齢者、知的障がい者や精

神障がい者等に対して福祉サービスの利用援

助や日常的な金銭管理を行い、安心した地域生

活を送れるよう支援する事業

◆日々のあいさつや声かけで気になる人の様子をうかがう◆気になる人をさりげなく見守る

こんなことも

見守りのきっかけに…

◆異変を感じたときは…

気になるなー。よし、

社会福祉協議会に相談してみるか。

ポイント! 最近、妻が亡くなって1人暮らしとなった高齢の男性。最近あまり見かけないけど、炊事や買い物など、できているかな?

市町村社協が進める住民主体の見守り活動を進めるツールの一つとして、市町村社協職員の検討会に基づくリーフレットを作成しました。リーフレットは本会ホームページからダウンロードできます。

Page 3: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

AUGUST 2018 福祉わかやま 2AUGUST 2018 福祉わかやま3

見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

和歌山市紀の川市

紀美野町

日高川町

印南町

白浜町

すさみ町

串本町

太地町古座川町

那智勝浦町

新宮市

北山村

みなべ町

上富田町

九度山町

高野町

有田市

田辺市

海南市

由良町

日高町

美浜町 御坊市

岩出市

橋本市か

つらぎ町

湯浅町広川町

有田川町

 近年、少子高齢化、単身世帯やひとり

親世帯の増加などの社会構造の変化、経

済情勢の変化等様々な要因により、既存

の福祉制度やサービスでは十分な対応

ができない様々な福祉課題・生活課題が

顕在化しています。

 これらの課題に対して、本会では、「誰

もが支え、支えられ安心して生活できる

仕組みづくり」をテーマとする第5次和

歌山県社会福祉協議会活動計画(平成

29〜33年度)に基づき、、4つの重点目標

(社会的孤立の防止、地域福祉権利擁護

体制の構築、災害時の福祉救援、福祉サ

ービスの質の向上)のもと、各事業の連

携で、その目標達成に取り組んでいます。

  高齢者や知的障がい、精神障がい等

のある人の中には、認知症や障がい等の

ため判断能力が不十分で日常生活が不

便な人もいます。そこで、判断能力が不

十分な人たちの権利を守るため、福祉

サービス利用援助事業(※

)による支援

や、本人に代わって財産管理や施設入

所等の契約を行う成年後見制度の活用

が必要です。

 また、問題が大きくなってからの支援

だけでなく、日常生活が困難になること

を防ぐ取組、日常生活に支援を必要とす

る人の早期発見、地域で見守り支える仕

組みづくり等が必要です。

本会では、「問題発生前からの見守り・

予防」「福祉サービス利用援助事業」「社

協による法人後見」が市町村社協におい

て一体的に取り組まれるよう推進してい

ます(図1のとおり)。

 今回は、市町村社協が実施する「問題

発生前からの見守り・予防」に係る取組

を紹介します。

 市町村社協では、見守り・予防に係る

様々な取組が実施されています。

 本会では、市町村社協が実施する「地

域における見守り支援活動や公益的な

活動」に対し、モデル事業として支援し

ています(図2のとおり)。

みんなでつくる見守り活動

市町村社協の具体的な取組

問題発生前からの

見守り・予防を進める

 今回は、社協が行っている取組の一部を

紹介しました。

 「見守り」活動は、その担い手や見守ら

れる方の状況によっていろいろなカタチ

があります。

 あいさつ・声かけ、さりげない「見守り」

から始まり、いきいきサロンなどの居場

所づくり、定期的な訪問活動、ゴミだしや

買い物のお手伝いなどのちょっとした生

活支援など、さまざまな「見守り」活動が

あることで、一人ひとりに合わせた「見守

り」を行うことができます。

 さらに、それぞれの「見守り」活動が連

携(ネットワーク化)することで、誰もが

住み慣れた地域で安心して暮らすことに

つながります。

 社協は、見守り活動を進めることによ

り、誰もが安心して暮らせる支えあいの

地域づくりを目指しています。

いいお天気ですねー。あいさつ・声かけ

さりげない見守り1

2

3

◆「あれ、おかしいな」のサイン、 出ていませんか?

気づく

 お住まいの地域の社会福祉協議会に相談してください。 倒れているなど、人命にかかわる緊急事態には、速やかに救急車を呼びましょう。

 例えば右のチェックリストにあるようなサインがみられる場合は、本人に何か異変が起きているかもしれません。

つなぐ

気づきのサイン チェックリスト

こんにちは。

あれ?またけがしてるわ。

郵便受けに新聞が

たまってるなー。

!

□ 最近、姿を見かけない。□ 新聞や郵便物がたまっている。□ 数日間、洗濯物が干したまま。□ 数日間、夜になっても電気がつかない。□ サロン活動へ来なくなった。□ 普段見かけない業者らしい人物が出入りしている。

□ 会話の様子がいつもと違う。□ 異常なほど怒鳴り声や泣き声が聞こえてくる。

□ けが、あざが見られる。□ 異臭がする。

こんにちは。

社会福祉協議会

すすめよう 見守り、はじめよう できることから「見守り」は、深刻な事態を未然に防ぐことにつながります。 

みんなでつくる、

このリーフレットは、一部に「赤い羽根共同募金」の配分金を受けて作成しています。

見守りの

すすめ最近、あいさつしてますか?昔ならどこでも見られたこのようなご近所さんとの会話や光景、最近、減ってませんか?��って

�たで�い��おお�に�で

はーい

気��けて���ー

支えあいのカタチ

県社会福祉協議会

地域福祉権利擁護センター

TEL:

073-435-5248

お問合せ先

九度山町社協が行う

見守り支援活動

(モデル事業から)

 従来から実施している毎月の食

事サービスの活動に加え、モデル

地区を選定し、集会所等で「ふれ

あい交流会」を実施しました。地

域住民同士で昼食を共に食べ、軽

い体操、ゲームを行うことにより、

交流を深める機会を作りました。

 また、地区長さんには案内の配

布や出欠の取りまとめ、参加への

声かけを行ってもらうことで、地

域住民が主体となり交流会の開

催を企画することが出来ました。

参加者同士でも連絡をとり合う

等、本モデル事業が話題の一つと

なり、自然な見守り合いにつなが

りました。

ふれあい交流会の様子

図2平成29年度に実施された市町村社協の取組の一部

本会が平成29年度に実施した関連のモデル事業

図1社会福祉協議会が目指す地域福祉権利擁護体制のあり方

【美浜町社協】日常のちょっとした生活支援のサポーターを養成する講座の実施

【すさみ町社協】高齢化と過疎化が進んだ地域での住民主体の見守り活動の推進

【太地町社協】一般住民とネットワーク事業参画団体を対象に地域の担い手を養成

【有田川町社協】訪問活動や関係機関とのネットワーク構築による見守り支援活動の推進

【九度山町社協】サロン活動から住民主体の見守り活動を推進

地域における見守り支援活動を進めるモデル事業

地域住民を主体とした見守り活動の促進を目的とした事業

※事業の対象期間は平成29年度のみ

地域における公益的な活動モデル事業

市町村社協の今日的な生活課題への対応と地域における公益的な取組の推進を目的とした事業

福祉サービス利用援助事業

 判断能力が不十分な高齢者、知的障がい者や精

神障がい者等に対して福祉サービスの利用援

助や日常的な金銭管理を行い、安心した地域生

活を送れるよう支援する事業

◆日々のあいさつや声かけで気になる人の様子をうかがう◆気になる人をさりげなく見守る

こんなことも

見守りのきっかけに…

◆異変を感じたときは…

気になるなー。よし、

社会福祉協議会に相談してみるか。

ポイント! 最近、妻が亡くなって1人暮らしとなった高齢の男性。最近あまり見かけないけど、炊事や買い物など、できているかな?

市町村社協が進める住民主体の見守り活動を進めるツールの一つとして、市町村社協職員の検討会に基づくリーフレットを作成しました。リーフレットは本会ホームページからダウンロードできます。

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県社協“発”~県社会福祉協議会から事業の案内や報告等を発信 します!~

県社会福祉協議会・県ボランティアセンター

TEL:

073-435-5220

ホームページ:http://w

ww.wakayam

akenshakyo.or.jp/

お問合せ先

お問合せ先

県福祉人材センター「ハートワーク」

TEL:073-435-5211

福祉の仕事チャレンジ(職場体験事業)

〜あなたも職場体験してみませんか?

 福祉の仕事に関心のある

方、再就職をお考えの方、他

分野からの転職をお考えの

方等、福祉の職場を「体験」

してみませんか。体験を通じ

て、職場の雰囲気や利用者

の様子、職員の業務内容な

どを理解し、就職へとつなげ

てください。

 高齢者福祉、障がい者福祉、児童福祉など

の分野で体験ができます。また、介護職だけ

でなく、看護師や保育士の方も体験できま

す。詳しくは、窓口で配布しているパンフレッ

トをご確認ください。

職場体験の「体験先」も随時募集しています!

受入れ可能な施設、事業所の方もご連絡ください。

【職場体験の流れ】

①体験先を選ぶ

②申込み

③体験日の決定

④「職場体験」へ

⑤報告

受付期間

平成30年4月2日

平成31年3月15日

体験期間

平成30年4月16日

平成31年3月28日

*体験日数:

1日〜10日

 (複数の事業所で体験可能)

*申

み:

体験希望日の2週間前まで

AUGUST 2018 福祉わかやま 4AUGUST 2018 福祉わかやま5

〜2018夏のボランティア体験月間のご案内〜

夏のボランティア体験月間

 県内各地の社会福祉協議会、福祉施設、NPO・ボランティア

団体などの協力により、ボランティア活動をより気軽に、より身

近に体験できるプログラムが用意されます。ぜひこの機会に、あなたもボランティア

活動に参加してみませんか。詳しくは、県社会福祉協議会ホームページを見ていただ

くか、お近くの市町村社会福祉協議会にお問合せください。

●体験プログラムの企画をお考えの施設・グループのみなさまへ

 社会福祉協議会では、様々な体験プログラムを

募集しています。

 お近くの社会福祉協議会、又は県社会福祉協議

会まで、ご相談ください。

 なお、ボランティア活動を企画する際には、企

画書(w

ord

・ホームページよりダウンロードして

ください)をご提出ください。

●体験プログラムへの参加方法

 参加希望者が直接、施設や団体に申し込んでく

ださい。

●現在ホームページに掲載中の体験プログラム

(一部)

 子どもたちの保育、介助、夏祭り、音楽療法、

傾聴、レクリエーションのお手伝い、環境美化活

動、点字、朗読、こども食堂、体操など。

 ※

プログラムにより、参加者を限定(中学生のみ等)してい

るものもありますので、ご注意ください。

7月1日⬇8月31日

 平成30年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔

やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し

上げます。

 この災害にかかる被災地支援に、和歌山県社協は取り組んでいま

す(7月20日現在)。

❶ボランティアバスの運行

 県(県民生活課)との共催により、実施しました。第1回(7月13

日)は広島県福山市にて、被災財やごみの撤去・運搬、土砂かきをお手

伝いしました。

 第2回(7月24日)、第3回(7月31日)は岡山県倉敷市です。7月

19日にボランティア募集を開始し、午後3時25分には募集定員に達

しました。

❷資機材の貸出し

 要請を受け、広島県内の2か所(くれ災害ボランティアセンター、江

田島市社会福祉協議会)へ、県内各地のストックヤードに保管してい

るスコップやじょれん等の資機材を貸出しました。

❸災害ボランティアセンター運営支援、社会福祉協議会職員の派遣

 近畿ブロック府県・指定都市社会福祉協議会災害時の相互支援に

関する協定(今回の幹事:兵庫

県社協)に基づき、和歌山県内の

社協職員は、岡山県倉敷市内の

災害ボランティアセンター運営支

援を担うことになりました。7月

20日から、1クールにつき4泊5

日、各2名の社協職員を派遣し

ます(当面、6クールまで予定)。

「平成30年7月豪雨」被災地支援

 

和歌山県社協の取組―

Vバス曜 日月 日 概 要資機材 職員派遣

 ボランティアバスの運行について、県(県民生活課)と協議。7月 9日

 ボランティアバスの運行先(広島県福山市)決定。10日

 ボランティア活動資機材貸出について照会あり、広島県社協へ保有リスト提供。

 ボランティアバス参加者募集開始。11日

 午後11時30分、ボランティアバス出発。12日

 資機材貸出要請リストを受け付けた。

 ボランティアバス一行、広島県福山市にて活動、その深夜に和歌山市へ無事帰着。

13日 朝から、貸出資機材を搬送用トラックに積み込み、出発(午後4時)。

 広島県内2か所へ資機材到着(午前11時)。14日

 近畿ブロック会議の調整を経、和歌山県内社協職員は、岡山県倉敷市に入ることを決定(当面6クール)。17日

 和歌山県内3会場で、ブロック別市町村社協会議を開催し、職員派遣を決定。18日

 午前9時、第2回・第3回ボランティアバス受付開始。午後3時25分受付終了。19日

 午前6時30分、職員派遣第1クール(和歌山県社協1名、和歌山市社協1名)、岡山県倉敷市へ出発。20日

平成30年7月豪雨による被災者を支援するため、和歌山県では義援金を募集しています。お問い合わせ先は、和歌山県(福祉保健総務課):073-441-2472くわしくは、県庁ホームページになります。https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040100/d00155629.html

和歌山県からのお知らせ

義援金の募  集

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県社協“発”~県社会福祉協議会から事業の案内や報告等を発信 します!~

県社会福祉協議会・県ボランティアセンター

TEL:

073-435-5220

ホームページ:http://w

ww.wakayam

akenshakyo.or.jp/

お問合せ先

お問合せ先

県福祉人材センター「ハートワーク」

TEL:

073-435-5211

福祉の仕事チャレンジ(職場体験事業)

〜あなたも職場体験してみませんか?

 福祉の仕事に関心のある

方、再就職をお考えの方、他

分野からの転職をお考えの

方等、福祉の職場を「体験」

してみませんか。体験を通じ

て、職場の雰囲気や利用者

の様子、職員の業務内容な

どを理解し、就職へとつなげ

てください。

 高齢者福祉、障がい者福祉、児童福祉など

の分野で体験ができます。また、介護職だけ

でなく、看護師や保育士の方も体験できま

す。詳しくは、窓口で配布しているパンフレッ

トをご確認ください。

職場体験の「体験先」も随時募集しています!

受入れ可能な施設、事業所の方もご連絡ください。

【職場体験の流れ】

①体験先を選ぶ

②申込み

③体験日の決定

④「職場体験」へ

⑤報告

受付期間

平成30年4月2日

平成31年3月15日

体験期間

平成30年4月16日

平成31年3月28日

*体験日数:

1日〜10日

 (複数の事業所で体験可能)

*申

み:

体験希望日の2週間前まで

AUGUST 2018 福祉わかやま 4AUGUST 2018 福祉わかやま5

〜2018夏のボランティア体験月間のご案内〜

夏のボランティア体験月間

 県内各地の社会福祉協議会、福祉施設、NPO・ボランティア

団体などの協力により、ボランティア活動をより気軽に、より身

近に体験できるプログラムが用意されます。ぜひこの機会に、あなたもボランティア

活動に参加してみませんか。詳しくは、県社会福祉協議会ホームページを見ていただ

くか、お近くの市町村社会福祉協議会にお問合せください。

●体験プログラムの企画をお考えの施設・グループのみなさまへ

 社会福祉協議会では、様々な体験プログラムを

募集しています。

 お近くの社会福祉協議会、又は県社会福祉協議

会まで、ご相談ください。

 なお、ボランティア活動を企画する際には、企

画書(w

ord

・ホームページよりダウンロードして

ください)をご提出ください。

●体験プログラムへの参加方法

 参加希望者が直接、施設や団体に申し込んでく

ださい。

●現在ホームページに掲載中の体験プログラム

(一部)

 子どもたちの保育、介助、夏祭り、音楽療法、

傾聴、レクリエーションのお手伝い、環境美化活

動、点字、朗読、こども食堂、体操など。

 ※

プログラムにより、参加者を限定(中学生のみ等)してい

るものもありますので、ご注意ください。

7月1日⬇8月31日

 平成30年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔

やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し

上げます。

 この災害にかかる被災地支援に、和歌山県社協は取り組んでいま

す(7月20日現在)。

❶ボランティアバスの運行

 県(県民生活課)との共催により、実施しました。第1回(7月13

日)は広島県福山市にて、被災財やごみの撤去・運搬、土砂かきをお手

伝いしました。

 第2回(7月24日)、第3回(7月31日)は岡山県倉敷市です。7月

19日にボランティア募集を開始し、午後3時25分には募集定員に達

しました。

❷資機材の貸出し

 要請を受け、広島県内の2か所(くれ災害ボランティアセンター、江

田島市社会福祉協議会)へ、県内各地のストックヤードに保管してい

るスコップやじょれん等の資機材を貸出しました。

❸災害ボランティアセンター運営支援、社会福祉協議会職員の派遣

 近畿ブロック府県・指定都市社会福祉協議会災害時の相互支援に

関する協定(今回の幹事:兵庫

県社協)に基づき、和歌山県内の

社協職員は、岡山県倉敷市内の

災害ボランティアセンター運営支

援を担うことになりました。7月

20日から、1クールにつき4泊5

日、各2名の社協職員を派遣し

ます(当面、6クールまで予定)。

「平成30年7月豪雨」被災地支援

 

和歌山県社協の取組―

Vバス曜 日月 日 概 要資機材 職員派遣

 ボランティアバスの運行について、県(県民生活課)と協議。7月 9日

 ボランティアバスの運行先(広島県福山市)決定。10日

 ボランティア活動資機材貸出について照会あり、広島県社協へ保有リスト提供。

 ボランティアバス参加者募集開始。11日

 午後11時30分、ボランティアバス出発。12日

 資機材貸出要請リストを受け付けた。

 ボランティアバス一行、広島県福山市にて活動、その深夜に和歌山市へ無事帰着。

13日 朝から、貸出資機材を搬送用トラックに積み込み、出発(午後4時)。

 広島県内2か所へ資機材到着(午前11時)。14日

 近畿ブロック会議の調整を経、和歌山県内社協職員は、岡山県倉敷市に入ることを決定(当面6クール)。17日

 和歌山県内3会場で、ブロック別市町村社協会議を開催し、職員派遣を決定。18日

 午前9時、第2回・第3回ボランティアバス受付開始。午後3時25分受付終了。19日

 午前6時30分、職員派遣第1クール(和歌山県社協1名、和歌山市社協1名)、岡山県倉敷市へ出発。20日

平成30年7月豪雨による被災者を支援するため、和歌山県では義援金を募集しています。お問い合わせ先は、和歌山県(福祉保健総務課):073-441-2472くわしくは、県庁ホームページになります。https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040100/d00155629.html

和歌山県からのお知らせ

義援金の募  集

Page 6: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

AUGUST 2018 福祉わかやま 6AUGUST 2018 福祉わかやま7

シンボルマーク

 赤い羽根共同募金では地域の皆様からいただい

た募金で、誰もが安心して暮らせるまちづくり支

援を実施しています。今回は、助成団体である「公

益社団法人 紀の国被害者支援センター」(以下、

センター)の、事務局長の浅利武氏、犯罪被害相談

員の楠淳子氏に話をお伺いしました。

 和歌山県では昨年、犯罪や交通事故等が

8500件あまり起きており、県民の約100人に

1人が何らかの形で犯罪や事故等の被害に遭って

います。当センターでは、犯罪や事故等の被害に遭

われた方やそのご家族又はご遺族の方々に寄り添

い、ニーズに応じた支援活動を行っています。

「犯罪被害者支援」について

 日本における被害者支援の歴史は浅く、犯罪等の

被害に遭われた方やそのご家族又はご遺族の方々

は長い間、適切な支援を受けることなく、社会の中

で孤立してきました。平成3年、日本の犯罪被害者

支援の取り組みが大きく前進することとなり、和歌

山県でも平成9年、当センターが県内で初めての民

間被害者支援団体として和歌山市に設立され、当セ

ンターを含む全国8センターで「全国被害者支援ネ

ットワーク」を組織しました。今では48都道府県全

てに被害者支援センターが設置され、それぞれの都

道府県内での事案はもとより広域事案に対しても、

連携・協働を図りながら、支援活動を行っています。

 また、平成23年には和歌山県公安委員会から「犯

罪被害者等早期援助団体」に指定され、犯罪等の被

害に遭われた方々が支援を必要とする場合は、警察

から当センターに被害に遭われた方々の氏名や連絡

先・被害の概要等の連絡をいただき、必要な支援を

行うことができるようになり、被害直後から警察を

はじめ県内の各支援機関と連携した総合的な被害

者支援に取り組んでいます。

和歌山市を拠点に県内全域で活動中

 活動内容としては、大きく分けて①支援、②研修、

③広報の3つの事業があります。①では電話や面接

での相談、警察署や裁判所・病院等への付添支援等

を行います。②では、相談員の養成を目的とした研

介護未経験者向け研修会・ふくしの仕事就職相談会 介護の仕事が未経験の方を対象とした研修会を開催

し、介護職への就労につなげます! 働く意欲のある人が介護の「いろは」を学び、そして、研修会の最終日には、安心して仕事を始められるよう、就職相談会を実施します。 就職相談会のみの参加も可能(申込不要)です。

 県福祉サービス運営適正化委員会では、福祉サービスの利用者等からの苦情に対して適切な対応を図ることができるよう福祉サービス事業所等に対し出前講座を開催しています。是非ご活用ください。

地域福祉活動紹介シリーズ [vol.136]

~赤い羽根共同募金ってどんなことに使われているの~ 「キャッチフレーズ “あなたのそばに わたしたちがいます”  ~公益社団法人 紀の国被害者支援センター~」

ひとづくり まちづくり ゆめづくり

 福祉分野への就職を希望される方々を対象に、社会福祉施設等との面談、相談会を開催します。(保育ルームあり)

第1回福祉・介護・保育のしごとフェア

平成30年度 福祉人材キャリア形成支援研修

福祉サービスの苦情解決にかかる出前講座

申込受付中

県社会福祉協議会 福祉人材センター 「ハートワーク」TEL:073-435-5210

お問合せ先

紀南福祉人材バンクTEL:0739-26-4918

お問合せ先

※研修の受講には、受講料がかかります。定員50名(先着)になり次第締め切ります。

※詳細は本会ホームページをご覧いただくか、直接お問合せください。

修を企画・実施します。③では、「犯罪被害に遭われた

方々の状況を正しく知っていただく・犯罪被害者支

援の必要性を一人でも多くの方に理解してもらう」

ために、依頼に応じて民生委員等に対する出前講座

や講演会の実施、一般向けにコンサートの開催や広報

紙を発行しています。地域で支える被害者支援を目

標に共同募金会と連携した募金活動等も行います。

 平日10時〜17時・土13時〜16時の間で電話相談を

受け付け、県全域を対象とし活動しています。事務局

員8名と少数ですが、多くのボランティアに支えら

れながら支援を続けています。

犯罪被害者支援を通じて

 支援者として感じることは、犯罪被害は一生終わ

ることがないということ。裁判が終わっても時間が

どれだけ過ぎようと、環境が変わろうと、心の傷は

一生残ります。被害に遭われた方々は生涯被害を背

負って生きていかれます。時には心の痛みを受け止

め、時には心の傷を抱えながらも自立しようとする

被害に遭われた方々に寄り添いながら支援を続け

ています。

 犯罪等の被害は、特別なことではありません。また

私たち支援者も特別な存在ではありません。センタ

ーで活動する

相談員として

はもちろんの

こと、「犯罪被

害者等基本法」

第6条(国民の

責務)をかみし

め、社会の一員

として支援の

輪を広めたい

と思います。

公益社団法人 紀の国被害者支援センター

〒640-

8249 和歌山市雑賀屋町1番地

TEL:

073丨427丨2100﹇事務局﹈

 相談電話:

073丨427丨1000

 

 0570丨783丨554(ナビダイヤル)

お問合せ先

リスクマネジメント研修日 時会 場受講申込期限

/9月6日(木) 10:30~16:30/和歌山ビッグ愛/8月23日(木)(必着)

感染症予防対策研修日 時会 場受講申込期限

/10月24日(水) 10:30~16:30/和歌山ビッグ愛/10月10日(水)(必着)

キャリアパス・中堅職員研修日 時

会 場受講申込期限

/10月30日(火) 9:30~17:50 10月31日(水) 9:30~16:40/和歌山ビッグ愛/9月10日(月)(必着)

会場/日程ガーデンホテルハナヨ(田辺市)8月12日(日)13:00~15:30

 赤い羽根共同募金運動期間の、1月から3月

の募金活動期間内に、本会の認定を受けた団体

「赤い羽根共同募金パートナー認定団体」が抱

える緊急を要する課題や、新たな課題解決のた

めの活動に必要となる資金について、団体自ら

が赤い羽根共同募金として寄付を募り、課題解

決に取り組む助成テーマを

明確にした募金活動です。

 赤い羽根共同募金とパー

トナー認定団体が協働して、

地域課題の解決を図り、和

歌山の町をもっともっと良

くします。

 平成30年度も、9月3日

〜9月27日まで、赤い羽根

共同募金パートナー認定団

体の申請を受付けます。

「赤い羽根共同募金テーマ型募金」

とは、どのような募金でしょうか。

〒640-8319

和歌山市手平2丁目1-2

県民交流プラザ和歌山ビッグ愛7階

TEL:

073-435-5231

FAX:

073-435-5232

社会福祉法人

和歌山県共同募金会

http://www.akaihane-wakayama.or.jp/H P[email protected]メール

受講対象者定 員受 講 料

/◎和歌山県内で就労を希望する方/20名程度(先着順)/無 料

時   間

費   用内   容

/原則平日9:00~17:00 60分程度(内容により要相談) ※時間外・休日についてはご相談に応じます。

/無料です(会場費等はご負担願います。)/以下の内容からお選びいただけます。 ①苦情解決体制の整備とその活用 ②苦情対応に関する事例の検討など ③苦情解決のしくみと心がまえ ④苦情解決体制と第三者委員の活用

受講料無料

会場/県立情報交流センターBigU 情報実習室   ※最終日の就職相談会は別会場(ガーデン

ホテルハナヨ)になります。日程/8月10日(金)~8月12日(日)

田 辺会 場

会場/和歌山市民会館1階 市民ホール日程/8月22日(水)~8月24日(金)

和歌山会 場

会場/財部会館1階会議室日程/9月3日(月)~9月5日(水)

御 坊会 場

和歌山県介護普及センター〒646-0012 田辺市神島台6番1号 TEL:0739-22-6589 FAX:0739-22-6569

申し込み先・お問合せ先

県福祉サービス運営適正化委員会TEL:073-435-5215

お問合せ先

わかやま元気シニア生きがいバンク

●バンク登録…県内にお住まいの概ね60歳以上の方●活動依頼…県内に活動拠点を置く企業や団体など

社会参加活動に意欲のある高齢者の方々に登録いただき、生きがいを持ちながら活躍できる場につなぎます。

http://www.wakayamakenshakyo.or.jp/TEL:073-435-5214FAX:073-435-5221

県社会福祉協議会わかやま元気シニア生きがいバンク

登録方法や活用の

お申込み・お問合せは

~豊富な知識・経験や資格・技能を  地域で活かして、社会参加しませんか~

あさりたけし

くすじゅんこ

平成29年度テーマ型募金助成先団体

ささえあいの心和歌山をつなぐ赤い羽根

お問合せ先

 希望日の1か月前までに申込書にてFAXまたはメールでお申込みください。 申込書等詳しくはホームページをご覧ください。

Page 7: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

AUGUST 2018 福祉わかやま 6AUGUST 2018 福祉わかやま7

シンボルマーク

 赤い羽根共同募金では地域の皆様からいただい

た募金で、誰もが安心して暮らせるまちづくり支

援を実施しています。今回は、助成団体である「公

益社団法人 紀の国被害者支援センター」(以下、

センター)の、事務局長の浅利武氏、犯罪被害相談

員の楠淳子氏に話をお伺いしました。

 和歌山県では昨年、犯罪や交通事故等が

8500件あまり起きており、県民の約100人に

1人が何らかの形で犯罪や事故等の被害に遭って

います。当センターでは、犯罪や事故等の被害に遭

われた方やそのご家族又はご遺族の方々に寄り添

い、ニーズに応じた支援活動を行っています。

「犯罪被害者支援」について

 日本における被害者支援の歴史は浅く、犯罪等の

被害に遭われた方やそのご家族又はご遺族の方々

は長い間、適切な支援を受けることなく、社会の中

で孤立してきました。平成3年、日本の犯罪被害者

支援の取り組みが大きく前進することとなり、和歌

山県でも平成9年、当センターが県内で初めての民

間被害者支援団体として和歌山市に設立され、当セ

ンターを含む全国8センターで「全国被害者支援ネ

ットワーク」を組織しました。今では48都道府県全

てに被害者支援センターが設置され、それぞれの都

道府県内での事案はもとより広域事案に対しても、

連携・協働を図りながら、支援活動を行っています。

 また、平成23年には和歌山県公安委員会から「犯

罪被害者等早期援助団体」に指定され、犯罪等の被

害に遭われた方々が支援を必要とする場合は、警察

から当センターに被害に遭われた方々の氏名や連絡

先・被害の概要等の連絡をいただき、必要な支援を

行うことができるようになり、被害直後から警察を

はじめ県内の各支援機関と連携した総合的な被害

者支援に取り組んでいます。

和歌山市を拠点に県内全域で活動中

 活動内容としては、大きく分けて①支援、②研修、

③広報の3つの事業があります。①では電話や面接

での相談、警察署や裁判所・病院等への付添支援等

を行います。②では、相談員の養成を目的とした研

介護未経験者向け研修会・ふくしの仕事就職相談会 介護の仕事が未経験の方を対象とした研修会を開催

し、介護職への就労につなげます! 働く意欲のある人が介護の「いろは」を学び、そして、研修会の最終日には、安心して仕事を始められるよう、就職相談会を実施します。 就職相談会のみの参加も可能(申込不要)です。

 県福祉サービス運営適正化委員会では、福祉サービスの利用者等からの苦情に対して適切な対応を図ることができるよう福祉サービス事業所等に対し出前講座を開催しています。是非ご活用ください。

地域福祉活動紹介シリーズ [vol.136]

~赤い羽根共同募金ってどんなことに使われているの~ 「キャッチフレーズ “あなたのそばに わたしたちがいます”  ~公益社団法人 紀の国被害者支援センター~」

ひとづくり まちづくり ゆめづくり

 福祉分野への就職を希望される方々を対象に、社会福祉施設等との面談、相談会を開催します。(保育ルームあり)

第1回福祉・介護・保育のしごとフェア

平成30年度 福祉人材キャリア形成支援研修

福祉サービスの苦情解決にかかる出前講座

申込受付中

県社会福祉協議会 福祉人材センター 「ハートワーク」TEL:073-435-5210

お問合せ先

紀南福祉人材バンクTEL:0739-26-4918

お問合せ先

※研修の受講には、受講料がかかります。定員50名(先着)になり次第締め切ります。

※詳細は本会ホームページをご覧いただくか、直接お問合せください。

修を企画・実施します。③では、「犯罪被害に遭われた

方々の状況を正しく知っていただく・犯罪被害者支

援の必要性を一人でも多くの方に理解してもらう」

ために、依頼に応じて民生委員等に対する出前講座

や講演会の実施、一般向けにコンサートの開催や広報

紙を発行しています。地域で支える被害者支援を目

標に共同募金会と連携した募金活動等も行います。

 平日10時〜17時・土13時〜16時の間で電話相談を

受け付け、県全域を対象とし活動しています。事務局

員8名と少数ですが、多くのボランティアに支えら

れながら支援を続けています。

犯罪被害者支援を通じて

 支援者として感じることは、犯罪被害は一生終わ

ることがないということ。裁判が終わっても時間が

どれだけ過ぎようと、環境が変わろうと、心の傷は

一生残ります。被害に遭われた方々は生涯被害を背

負って生きていかれます。時には心の痛みを受け止

め、時には心の傷を抱えながらも自立しようとする

被害に遭われた方々に寄り添いながら支援を続け

ています。

 犯罪等の被害は、特別なことではありません。また

私たち支援者も特別な存在ではありません。センタ

ーで活動する

相談員として

はもちろんの

こと、「犯罪被

害者等基本法」

第6条(国民の

責務)をかみし

め、社会の一員

として支援の

輪を広めたい

と思います。

公益社団法人

紀の国被害者支援センター

〒640-

8249

和歌山市雑賀屋町1番地

TEL:

073丨427丨2100﹇事務局﹈

 相談電話:

073丨427丨1000

 

 0570丨783丨554(ナビダイヤル)

お問合せ先

リスクマネジメント研修日 時会 場受講申込期限

/9月6日(木) 10:30~16:30/和歌山ビッグ愛/8月23日(木)(必着)

感染症予防対策研修日 時会 場受講申込期限

/10月24日(水) 10:30~16:30/和歌山ビッグ愛/10月10日(水)(必着)

キャリアパス・中堅職員研修日 時

会 場受講申込期限

/10月30日(火) 9:30~17:50 10月31日(水) 9:30~16:40/和歌山ビッグ愛/9月10日(月)(必着)

会場/日程ガーデンホテルハナヨ(田辺市)8月12日(日)13:00~15:30

 赤い羽根共同募金運動期間の、1月から3月

の募金活動期間内に、本会の認定を受けた団体

「赤い羽根共同募金パートナー認定団体」が抱

える緊急を要する課題や、新たな課題解決のた

めの活動に必要となる資金について、団体自ら

が赤い羽根共同募金として寄付を募り、課題解

決に取り組む助成テーマを

明確にした募金活動です。

 赤い羽根共同募金とパー

トナー認定団体が協働して、

地域課題の解決を図り、和

歌山の町をもっともっと良

くします。

 平成30年度も、9月3日

〜9月27日まで、赤い羽根

共同募金パートナー認定団

体の申請を受付けます。

「赤い羽根共同募金テーマ型募金」

とは、どのような募金でしょうか。

〒640-8319

和歌山市手平2丁目1-2

県民交流プラザ和歌山ビッグ愛7階

TEL:

073-435-5231

FAX:

073-435-5232

社会福祉法人

和歌山県共同募金会

http://www.akaihane-wakayama.or.jp/H P[email protected]メール

受講対象者定 員受 講 料

/◎和歌山県内で就労を希望する方/20名程度(先着順)/無 料

時   間

費   用内   容

/原則平日9:00~17:00 60分程度(内容により要相談) ※時間外・休日についてはご相談に応じます。

/無料です(会場費等はご負担願います。)/以下の内容からお選びいただけます。 ①苦情解決体制の整備とその活用 ②苦情対応に関する事例の検討など ③苦情解決のしくみと心がまえ ④苦情解決体制と第三者委員の活用

受講料無料

会場/県立情報交流センターBigU 情報実習室   ※最終日の就職相談会は別会場(ガーデン

ホテルハナヨ)になります。日程/8月10日(金)~8月12日(日)

田 辺会 場

会場/和歌山市民会館1階 市民ホール日程/8月22日(水)~8月24日(金)

和歌山会 場

会場/財部会館1階会議室日程/9月3日(月)~9月5日(水)

御 坊会 場

和歌山県介護普及センター〒646-0012 田辺市神島台6番1号 TEL:0739-22-6589 FAX:0739-22-6569

申し込み先・お問合せ先

県福祉サービス運営適正化委員会TEL:073-435-5215

お問合せ先

わかやま元気シニア生きがいバンク

●バンク登録…県内にお住まいの概ね60歳以上の方●活動依頼…県内に活動拠点を置く企業や団体など

社会参加活動に意欲のある高齢者の方々に登録いただき、生きがいを持ちながら活躍できる場につなぎます。

http://www.wakayamakenshakyo.or.jp/TEL:073-435-5214FAX:073-435-5221

県社会福祉協議会わかやま元気シニア生きがいバンク

登録方法や活用の

お申込み・お問合せは

~豊富な知識・経験や資格・技能を  地域で活かして、社会参加しませんか~

あさりたけし

くすじゅんこ

平成29年度テーマ型募金助成先団体

ささえあいの心和歌山をつなぐ赤い羽根

お問合せ先

 希望日の1か月前までに申込書にてFAXまたはメールでお申込みください。 申込書等詳しくはホームページをご覧ください。

Page 8: ボランティア活動保険kenhp/uploadfiles/kenhp/6837/...3 AUGUST 2018 福祉わかやま AUGUST 2018 福祉わかやま 2 見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

発 行 社会福祉法人 和歌山県社会福祉協議会 〒640-8545 和歌山市手平2丁目1-2 TEL:073-435-5222 FAX:073-435-5226[URL] http://www.wakayamakenshakyo.or.jp/ [e-mail] [email protected]

「日頃接している人との違いを理解が出来てい

る大切な力なのですよ。」と説明しましたが、

「どうせ泣くから」と親御さんの気持ちが遠の

いてしまったことがありました。

 その時は、自分の力不足と落ち込みました。

家庭支援専門相談員としての思い

 どういった形が、子どもにとって一番幸せで

あるか、子どもの最善の利益を考えます。

 家庭環境が整っていないケースでは施設変

更という場合もあります。決して、家庭に帰る

ことがすべてではないと考えています。

 その子が大人になったときに、「離れていた

けど、お父さんお母さんは、僕、私のことを思っ

ていてくれてい

たのだな。自分

は、存在してよ

かったな。」と思

ってもらえるよ

うに、ここでの

生活や親御さん

との記録を残し、

話してあげられ

るようにしてい

ます。

家庭支援専門相談員とはどんな仕事ですか?

 家庭支援相談員は乳児院や児童養護施設等

に配置が義務づけられており、入所児童の早期

家庭復帰、里親委託等を目的として相談支援

を行います。保護者との信頼関係を築き、保護

者が子どもとの面会時に、子どもの状況や気

持ちを代弁するなど、家族関係の再構築をサ

ポートしています。

連携先は?

 県児童相談所、各市町村の担当課などです。

私たちは、面会時の保護者の様子、子どもの様

子、お互いの関係の成長具合を客観的に見守り、

児童相談所に報告します。児童相談所の担当

者も来所され、その家庭の今後のことについて

一緒に考えます。

 最終的に、親元に子どもを戻すか否かを決

定するのは児童相談所です。

苦労していることは?

 保護者との信頼関係を築いていくことに心

を配っています。

 以前、面会時に子どもが泣き続けたことが

あり、離れて暮らしている自分たちのせいだと、

負い目を感じて、親御さんも傷つき落ち込んで

しまわれることがありました。

 でもそれは子どもの成長の過程のひとつで

 県内の福祉現場で働く人たちに、

その仕事の魅力を聞きました。

 今回は、社会福祉法人 和歌山

つくし会 和歌山乳児院で働く

山本惠理子さんです。

山本 惠理子さん(やまもと えりこ)経験年数資 格勤務先

住 所

:3年(家庭支援専門相談員として):保育士、幼稚園教諭: 社会福祉法人和歌山つくし会 和歌山乳児院:岩出市中迫667-1

和歌山乳児院 中庭

やまもと え り こ

特 集2 3

この冊子は、再生紙を使用し

環境に優しい植物油インキで

印刷しています。

今月の表紙 ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて)(5頁に関連記事)ボランティアバス運行(広島県福山市に向けて)(5頁に関連記事)

を支える人たちふ だんの く らしの し あわせ

毎月1回

10,000部発行

8vol.373号

2018

社会福祉法人和歌山県社会福祉協議会

見守り活動を通じた地域福祉権利擁護体制の構築

・地域福祉活動紹介 公益社団法人 紀の国被害者支援センター・赤い羽根共同募金・情報案内コーナー・  だんの  らしの  あわせを支える人たち

6

78 ふ く し

・2018夏のボランティア体験月間のご案内・職場体験事業のご案内・「平成30年7月豪雨」被災地支援 ー和歌山県社協の取組ー

4

5

ボランティア活動保険日本国内でのボランティア活動中のケガや賠償責任を補償!!

全国200万人加入!!

保険金額 年間保険料(1名あたり)

平成30年度

保険金をお支払いする主な例

● このご案内は概要を説明したものです。お申込み、詳しい内容のお問い合わせは、あなたの地域の社会福祉協議会へ●

社会福祉法人 全国社会福祉協議会団体契約者 株式会社 福祉保険サービス取扱代理店

ボランティア行事用保険 送 迎 サ ー ビ ス 補 償 福祉サービス総合補償