モータドライブ応用研究会の設立 - 静岡理工科大学 · 2016-05-30 ·...

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2004. 4. No . 15 編集・発行 437 8555 静岡理工科大学総合技術研究所 静 岡 県 袋 井 市 豊 沢 2200 TEL 0538 (45) 0111 FAX 0538 (45) 0110 http://www.sist.ac.jp/ モータドライブ応用研究会の設立 平成 16 年3月 11 日(木),ホテルオークラアクトシティ浜松において,「モータドライブ応用研究会」の設 立総会を開催しました. 自動車や各種機械,家電製品等には多くのモータが使用されていますが,多くの場合,用途に近い規格品や既 製品のモータを使っているのが現状です.本学と地域企業等がネットワークを構築し,先端技術等の活用によっ て,それぞれの製品に合う新しい工業用モータとドライブ(制御)装置の研究・開発を進め,新たな需要を開拓 することを目的に本研究会を立ち上げました. 総会では,本学の塩田進学長,財団法人浜松地域テ クノポリス推進機構の小楠國浩専務理事による挨拶の 後,本学の恩田一教授が本研究会の設立趣旨について 説明を行いました.引き続き,役員の専任を行い,会 長には株式会社電興社の山内致雄代表取締役社長を, 代表幹事には恩田教授を選任しました.当日は設立趣 旨に賛同いただいた地域企業 35 社とともに,本学及 び浜松工業技術センターより 70 名を超える参加があ り,モータドライブ技術の情報収集・普及とともに具 体的なニーズや課題の把握を行い,ハード及びソフト の開発,会員企業のネットワーク化を進めることを決 定しました.その後,本研究会の諸活動にご協力いた だく社団法人電気学会の深尾正会長に「進化するモー タ 軸のないモータを作る」と題した特別講演を 行っていただきました. 平成 16 年度は講演会・講習会の開催や,共通課題 を把握するためのアンケート調査等を行います. なお,本研究会への入会等に関するご連絡は,本誌 6ページの問合せ先までご連絡下さい. INDEX モータドライブ応用研究会の設立 産学官連携フォーラムの開催結果・経済産業省担当官の来訪 研究会(次世代超大画面ディスプレイ研究会)紹介・機器センター所有機器紹介 研究テーマ紹介(電気電子情報工学科 恩田 一・服部知美) TOPICS(新生:物質生命科学科の教育と研究)・新任教員紹介 産学官の窓 (挨拶を行う塩田学長) (特別講演に聞き入る参加者) 

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    2004. 4. No.15編集・発行〒 437ー 8555

    静岡理工科大学総合技術研究所静岡県袋井市豊沢2200ー2

    TEL 0538 (45) 0111 FAX 0538 (45) 0110h t t p : / /www . s i s t . a c . j p /

    モ ー タ ド ラ イ ブ 応 用 研 究 会 の 設 立

     平成 16年3月 11日(木),ホテルオークラアクトシティ浜松において,「モータドライブ応用研究会」の設立総会を開催しました. 自動車や各種機械,家電製品等には多くのモータが使用されていますが,多くの場合,用途に近い規格品や既製品のモータを使っているのが現状です.本学と地域企業等がネットワークを構築し,先端技術等の活用によって,それぞれの製品に合う新しい工業用モータとドライブ(制御)装置の研究・開発を進め,新たな需要を開拓することを目的に本研究会を立ち上げました. 総会では,本学の塩田進学長,財団法人浜松地域テクノポリス推進機構の小楠國浩専務理事による挨拶の後,本学の恩田一教授が本研究会の設立趣旨について説明を行いました.引き続き,役員の専任を行い,会長には株式会社電興社の山内致雄代表取締役社長を,代表幹事には恩田教授を選任しました.当日は設立趣旨に賛同いただいた地域企業 35 社とともに,本学及び浜松工業技術センターより 70 名を超える参加があり,モータドライブ技術の情報収集・普及とともに具

    体的なニーズや課題の把握を行い,ハード及びソフトの開発,会員企業のネットワーク化を進めることを決定しました.その後,本研究会の諸活動にご協力いただく社団法人電気学会の深尾正会長に「進化するモータ ー軸のないモータを作るー」と題した特別講演を行っていただきました. 平成 16 年度は講演会・講習会の開催や,共通課題を把握するためのアンケート調査等を行います. なお,本研究会への入会等に関するご連絡は,本誌6ページの問合せ先までご連絡下さい.

    INDEXモータドライブ応用研究会の設立産学官連携フォーラムの開催結果・経済産業省担当官の来訪研究会(次世代超大画面ディスプレイ研究会)紹介・機器センター所有機器紹介研究テーマ紹介(電気電子情報工学科 恩田 一・服部知美)TOPICS(新生:物質生命科学科の教育と研究)・新任教員紹介産学官の窓

    (挨拶を行う塩田学長)

    (特別講演に聞き入る参加者) 

  • -2-

     平成15年12月6日(火),浜松名鉄ホテルにて「第1回産学官連携フォーラム」を開催しました.本フォーラム

    は産学官連携を進展させるため,平成5年度より10年間,本学において実施してきた「産学官交流会」の開催方法・

    内容を見直し,開催しました.

     当日,塩田進学長並びに小楠國浩財団法人浜松地域テクノポリス推進機構専務理事による開会挨拶の後,早稲田大

    学の大聖泰弘教授が「21世紀の環境・エネルギーに関わる自動車技術」をテーマに講演されました.講演では,自動

    車が招いた地球温暖化等の環境・エネルギー問題に,各メーカーが排気浄化と燃費低減の両立という難題に向け,ガ

    ソリン車とディーゼル車の改善,さらには新動力・新エネルギー車開発における新技術の解説と将来展望についてお

    話いただきました.

     講演後,本学教員6名による研究事例紹介(詳細は下表の通り)及び本学教員・浜松工業技術センターで行ってい

    る研究紹介パネル等の展示を行い,最後に懇談交流会で参加者相互の親睦を図りました.

    産学官連携フォーラムの開催結果

    主催:静岡理工科大学・財団法人浜松地域テクノ ポリス推進機構

    後援:静岡県・浜松市・浜松商工会議所・袋井市・袋井市教育委員会・袋井商工会議所・磐田商工会議所・掛川商工会議所・浜松地域新技術産業都市構想推進協議会・浜松地域産業支援ネットワーク会議・三遠南信バイタライゼーション 浜松支部・財団法人しずおか産業創造機構・がんばる起業応援ネットワーク・袋井市地域産業活性化産学官連携推進協議会

    参加:172 名

     平成 16年2月4日(水),本学における技術経営(M

    OT),インターンシップ,大学発ベンチャー及び大

    学改革(第三者評価)等に関する取組状況及び今後の

    展開等の調査・把握とともに,経済産業省の各種支援

    事業に関する説明のため,経済産業省産業技術環境局

    大学連携推進課の橋本正洋課長並びに芝田伸一課員が

    来学されました.

     当日は,塩田学長,菅沼学部長の他,各取組担当教

    員が同席し,意見交換を行いました.(左列は本学参加者,右列手前より橋本課長,芝田課員)

    会場 教員名 研究事例テーマ名A会場

    田中耕太郎 固体電解質を利用した熱電変換素子の開発久保木 功 強ひずみ加工によるスーパー・チタンの創製菅谷  諭 光ファイバを用いた直視型超大画面ディスプレイの研究

    B会場

    小川 敏夫 リラクサ単結晶における巨大圧電横振動モード荻野  徹 3次元デジタル技術研究と応用常吉 俊宏 県西部特産物のバイオテクノロジー

    経済産業省担当官の来訪

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    研 究 会 の 紹 介

    「次世代超大画面ディスプレイ研究会」代 表 菅谷 諭(静岡理工科大学・電気電子情報工学科・助教授 )

     このたび,「次世代超大画面ディスプレイ研究会」がスタートしました.研究会の目的は,対角 100 インチを超える超大画面ディスプレイに関して,研究成果の情報交換を行い,実用化を目指した産学官共同研究に発展させることです.発足の経緯は,まず超大画面ディスプレイの強い要求に対して,光ファイバを用いた直視型超大画面ディスプレイを提案し,その特許出願を行いました.そして,ディスプレイ実験系を組上げて,可能性の検証を行い,電子情報通信学会で発表しました.さらに,財団法人しずおか産業創造機構が行う,地域研究開発促進拠点支援(RSP)事業の平成 15 年度育成試験テーマに採用されました.そこで,それを元に,本研究会を発足しました.研究会では,産学官から 20名程度の参加者があり,活発な討論が行われています.今後も年に3,4回の割合で開催していく予定です.この技術は,ディスプレイ応用だけでなく,照明,広告灯や,殺菌,脱臭装置などの他分野での応用が考えられます.民生用の大量生産を主眼とする大手企業が手掛けないニッチな製品への応用展開が考えられることと,製品立ち上げが低コストで済むことから,地元の中小製造業者の方々にとって,魅力ある製品開発を進めて行けると考えておりますので,興味のある方はご気軽に参加下さい.

    参加ご希望の方は,静岡理工科大学・電気電子情報工学科・助教授・菅谷 諭までご連絡下さい.TEL:0538-45-0146(ダイヤルイン),FAX:0538-45-0110 E-Mail:[email protected]

      機器センター所有機器紹介(No.6)

     「単結晶構造解析装置(MXC-18:ブルカーAXS)」 単結晶構造解析装置は,X線を用いて試料の結晶構造を調べる装置です.前回(No .14)紹介した簡易型X線回折装置が多結晶の試料や粉末状態の単結晶試料を主に対象とするのに対して,これは単一の単結晶試料を対象とします.試料は直径0.05mm~1mmの球形にする必要があります.これは回折X線の強度が試料形状に影響されないようにするために必要です.本装置のX線源としては銅のKα線(1.54Å),モリブデンのKα線(0.71Å),コバルトのKα線(1.79Å)を試料に応じて使い分けることができます.出力は最大18KWです.測定部はX線管に対して左右2カ所にあり,常温測定,極低温測定(20K~室温)ができます.測定時間は,単位結晶を構成する原子数にもよりますが,100以下の原子からなる結晶の場合,常温測定で通常

    数日かかります.これは,光軸調整から試料の全方向の回折強度を調べるまでに必要な時間です.その後,コンピュータで専用ソフトを使い構造解析を行います.この解析過程では,どんな条件で構造解析するのか,その結果をどう解釈するのかなど,結晶学,物性などに対する深い知識が必要になります.幸い本学にはX線結晶構造解析の専門家(物質生命科学科:笠谷講師)がいますので,各種ご相談に応じることができます.

    問合せ先:機器センター担当 早川 TEL:0538-45-0175

  • -4-

    研究テーマ紹介(20)   ー電機制御システムー

    (左より恩田教授,服部助手)

     電動機(モータ)をうまく制御して如何に高精度に

    回転させるか,如何に高精度に位置決めするかに永い

    こと携わってきました.これからは高精度化よりは用

    途に応じた最適なモータ制御システムの構築を主体に

    研究して行く予定です.

     地元に多くの機械メーカがあり,モータ又は電気的

    駆動装置を使用している場合が多いと思いますが,用

    途に応じた最適な使用方法になっていない場合が多い

    と思います.出来合いの市販品を無理して適用するの

    みでなく,その用途に最適のモータ(さらに,その駆

    動システムが重要)を自社開発して,画期的な新製品

    を生み出すお手伝いをしたいと思っています.

     また,新しい方向として太陽光・風力のクリーンエ

    ネルギーを有効活用する研究にも着手しました.ここ

    遠州地区は太陽にも風にも恵まれた地域ですので,こ

    のテーマを介して化石燃料の枯渇化や地球温暖化など

    の大きな問題解決のささやかな一助になればと思って

    います.

     近年,自然環境をも考慮した電力の消費節約が要請されており,特に,空調機器などのように運転時間の長いモータの効率を上げることは非常に重要となっています.また,モータ駆動時に発生する振動は人へ不快感を与えるだけでなく,騒音の発生,制御精度の悪化,機械系の劣化の一因となるため,その低減が不可欠となっています. 低振動,低騒音,高効率と全ての条件を満たすことは極めて困難であり,ある程度のトレードオフが生じます.モータの使用用途,使用環境によってどの条件を重要視しなければならないのかが異なり,これらのバランスを考えた制御が必要となります.  市販のシステムをそのまま用いた場合,これらのバランスを最適に調整することは困難ですが,モータへの指令信号を制御することにより,それが可能となると考えられます. 市販のシステムを用いながらも,用途に応じたモータ駆動が実現できるよう,モータ駆動システムをハード・ソフト両面から研究しています.

    モータ制御とクリーンエネルギー電気電子情報工学科 教授 恩田 一

    人や環境に優しいモータ制御電気電子情報工学科 助手 服部 知美

    図1 同期電動機のブラシレス駆動

    図2 屋上設置のハイブリッド発電装置 図 3 DSPを用いたモータ駆動システム

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     近年,いわゆるバイオ分野に対する関心が著しく高まっています.「物質科学科」では発足当時からバイオ分野の教育・研究を行ってきました.その後も,社会的要請の増大に対応すべくバイオ分野の教育・研究態勢の強化を目指してきました.その間,教育・研究環境の整備を進めつつ2度のカリキュラムの改訂を行い,また,この度,発酵・微生物分野のエキスパートである惣田昱夫教授を学科に迎えることになりました.これらの進展を踏まえて,平成16年 4月から学科名を「物質科学科」から「物質生命科学科」へ変更し,教育・研究における新たな展開を図ることにしました. 「物質生命科学科」では,従来からの「環境・新素材」分野と「バイオ・環境」分野が学科の教育・研究における2大柱となります.この2分野は共に,現在はもとより将来においても科学技術を支える主要分野であり続けるでしょう.「物質生命科学科」は,その教育・研究を通して社会に貢献することを目指します. ここで,「物質生命科学科」の教員13名とその専門分野を簡単にご紹介します.古知政勝教授(高分子化学),志村史夫教授(半導体),住谷實教授(レーザー化学),出口潔教授(誘電材料),常吉俊宏教授(遺伝子工学),吉田豊教授(金属・半導体材料,核物性),惣田昱夫教授(発酵,微生物)関山秀雄助教授(量子化学),小林久理真助教授(磁性材料),桐原正之助教授(有機合成化学),笠谷祐史講師(X線結晶学,強誘電体),山崎誠志講師(界面物理化学,ゼオライト),幡野明彦助手(生体関連化学). 13名の教員で「環境・新素材」分野と「バイオ・環境」分野の全領域を網羅するのは不可能ですが,それでも,多くの主要な領域がカバーされている事をお分かりいただけると思います.このメンバーで,科学技術に果敢に挑戦する若き研究者・技術者の育成に努めていきます.また,近隣の企業や高校の皆様との連携強化を目指します.皆様のご支援を心からお願い申し上げます. 新生「物質生命科学科」にご期待ください.

    平成 16年4月1日付に着任した教員を紹介します.

    惣 そうた

    田 昱いくお

    夫 ( 物質生命科学科 教授 )E-Mail:[email protected]

    専門分野/応用微生物,環境微生物,環境工学,

    廃棄物工学

    研究テーマ/ 1.有機性廃棄物を利用した水素

    発酵と回収に関する研究,2.ダイオキシン類

    の微生物分解に関する研究,他

    見 みさき

    崎 大だいご

    悟 ( 機械工学科 助手 )E-Mail:[email protected]

    専門分野/ロボット工学,画像処理・パターン

    認識,制御工学

    研究テーマ/ 1.マイクロロボットの移動機構

    に関する研究,2.ロボット制御のための画像

    処理に関する研究,他

    手 てしま

    島 裕ゆうじ

    詞 ( 情報システム学科 助手 )E-Mail:[email protected]

    専門分野/コンピュータグラフィックス,画像

    処理,CAD

    研究テーマ/ 1.次世代CAD・CGの応用に

    関する研究,2.画像処理の基礎研究と応用に

    関する研究

    T O P I C S

    新生「物質生命科学科」の教育と研究

    物質生命科学科 学科長・教授 出口 潔

    新任教員紹介

    (高校生実験講座) (ウナギのDNA鑑定)

    (たたら製鉄) (学生実験)

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     弊社は,1946 年(昭和 21 年)に戦後の産業復興のために,戦争で焼けてしまったモ̶ターの再生を目的に創業されました.その後,動力盤,配電盤から制御盤の製作へと移り,オートメーションの世界へと進んでまいりました. 現在は,ファクトリー・オートメーション(F・A),ラボラトリー・オートメーション(L・A)を主体に事業を行っています.FA関連については,専用機・組立機等の制御盤,各種電子制御機器,マイコン応用の計測機等の設計製作,制御部品,電子・電機部品,パソコン等の販売を行っています.LAの分野では,各種の車両用試験機を国内の大手自動車メーカー,部品メーカーや外国のメーカーにも供給しております.FAの分野では,高速加工や高精度の制御の要求が多く,モーターの高速,高精度の制御が必要とされます.また,車両用試験機では,台上や機械で実車と同じ状況を再現し試験を行います.このときのエンジンに変わる動力源のモーターを高度に制御することにより実走行を再現します.自動車の高機能化,安全,環境等に対応するために試験は高度の制御を必要とされています. これらの要求を満足させるためには,高度なモータードライブ技術の習得が必要であります.今回,静岡理工科大学において「モータドライブ応用研究会」が設立されたことは,自動車を始めモーターの組み込まれた多くの商品の高機能化,モノづくりのための機械の高機能化に貢献すること大と期待をしています.こうした産学の交流が,新しい開発の形として定着していくことに,我々も大いに協力をしていかねばならないと考えているところです.

    4月 23日 ( 金 ) SIST サロン   「ナノテクノロジーを支える革新的新素材」6月 25日 ( 金 )予定 SIST サロン8月 29日 ( 日 )予定 静岡理工科大学市民体験入学9月 24日 ( 金 )予定 SIST サロン10月 30日 ( 土 ),31 日 ( 日 ) 大学祭

    なお,公開講座は 6,7,9,10 月に開催予定です.

    平成 16年度 静岡理工科大学総合技術研究所 役職者紹介

    所 長:塩田 進(学長) 副所長:恩田 一(電気電子情報工学科 教授)客員教授:奥村保明客員助教授:五谷寛之客員主幹研究員:吉田勝治

    ・総合技術研究所運営会議学内委員 塩田 進・恩田 一・菅沼義昇・佐野勝志 冠  昇・梶 眞壽・志村史夫

    問合せ先:事務局総務部総務課 TEL0538-45-0111E-mail: [email protected]

    産 学 官 の 窓

    株式会社 電興社代表取締役社長 山内致雄

    行 事 予 定( 4 ~ 10 月 )

    ( シングルブレーキダイナモメーター )新日本特機株式会社製

    平成 16年