ミュージックkitashakyo.jp/wp342/wp-content/uploads/2015/08/tikihot21.pdf48.95 mm 3 北区の...

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6月30日(火)13 時より、多目的活動室にて、点訳ボランティア北コスモス会に よる、交流会が開催されました。参加したのは、北コスモス会の点訳物の読者他視覚 に障がいをお持ちの方々、北コスモス会のみなさん、ミュージックベル演奏ボランテ ィアダイアモンドリリーのみなさんです。 第1部のミュージックベル交流会では、ダイアモンドリリーのみなさんが、童謡や、 映画『アナと雪の女王』でおなじみの let it go の演奏をされました、この日は特に ベルを触る体験や、説明を丁寧に行うなど、視覚に障がいのある方が情景をイメージ し、楽しんでいらっしゃいました。 第2部は、デザートを食べながら、和やかな 雰囲気の中での近況報告。北コスモス会さんは 点訳物に作成者の名前を掲載するなど、一方的 に点訳物を送るのではなく、お互いが“その人” を感じながら点訳し、読んでいただくことを大 切にしているとのこと。お互いが顔を合わせる このような交流会はその“つながり”を継続し ていく大切な場にもなっていると感じました。 めいほく鳩岡の家では、「なかまが主人公」という理念のもと、利用者の生活支援、話 し相手、喫茶店運営の手伝い、クッキー・プリン作り、レクリエーション活動などを行い つつ、地域の方との交流活動を大切にしています。 そうした交流活動の一環として、以前からフラダンスを披露しに来てくださっていた天 道町の同志会の方々が講師となり、めいほく鳩岡の家のみなさんに「炭坑節」と「一休さ ん」の盆踊りを教えに来てくださっています。 天道町の柴田さんは「回を重ねるごとにまとま ってきています。何よりめいほく鳩岡の家のみな さんが楽しんで参加していることがうれしいで す。私たちも元気をもらっています。」とお話し くださいました。昨年度からは、天道町の盆踊り に参加し始めた方もいるそうで、めいほく鳩岡の 家のみなさんにとって、天道町の同志会の方々は 地域のお母さんのように温かい存在となってい ます。 第 21 号 北区の あなたに 届けたい ちいきほっとニュース 第 21 号 2015 年(平成 27 年) 8 月発行 1 発行 北区社会福祉 協議会 〒462-0844 北区清水四丁目17-1 北区在宅サービスセンター内 電話:915-7435 FAX:915―2640 ちいきほっとニュースは地域のみなさんと一緒に作成することを目指しています。 障がいサービス事業所 めいほく鳩岡の家 & 天道町の同志会 盆踊りで交流しています 点訳ボラ 北コスモス会 & 視覚に障がいをお持ちの方々 ミュージックベル演奏ボラによる ミュージックベル交流・茶話会 交流 特集 ミュージック ベル♪すてき だねぇ。

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Page 1: ミュージックkitashakyo.jp/wp342/wp-content/uploads/2015/08/tikihot21.pdf48.95 mm 3 北区の 2015 年(平成27 年) 8 月発行 あなたに 届けたい ちいきほっとニュース

二十五年度

ボランティア川柳

優秀賞

出来る日に

出来る手伝い

ボランティア

(水谷

敬子さん

6月30日(火)13時より、多目的活動室にて、点訳ボランティア北コスモス会に

よる、交流会が開催されました。参加したのは、北コスモス会の点訳物の読者他視覚

に障がいをお持ちの方々、北コスモス会のみなさん、ミュージックベル演奏ボランテ

ィアダイアモンドリリーのみなさんです。

第1部のミュージックベル交流会では、ダイアモンドリリーのみなさんが、童謡や、

映画『アナと雪の女王』でおなじみの let it goの演奏をされました、この日は特に

ベルを触る体験や、説明を丁寧に行うなど、視覚に障がいのある方が情景をイメージ

し、楽しんでいらっしゃいました。

第2部は、デザートを食べながら、和やかな

雰囲気の中での近況報告。北コスモス会さんは

点訳物に作成者の名前を掲載するなど、一方的

に点訳物を送るのではなく、お互いが“その人”

を感じながら点訳し、読んでいただくことを大

切にしているとのこと。お互いが顔を合わせる

このような交流会はその“つながり”を継続し

ていく大切な場にもなっていると感じました。

めいほく鳩岡の家では、「なかまが主人公」という理念のもと、利用者の生活支援、話

し相手、喫茶店運営の手伝い、クッキー・プリン作り、レクリエーション活動などを行い

つつ、地域の方との交流活動を大切にしています。

そうした交流活動の一環として、以前からフラダンスを披露しに来てくださっていた天

道町の同志会の方々が講師となり、めいほく鳩岡の家のみなさんに「炭坑節」と「一休さ

ん」の盆踊りを教えに来てくださっています。

天道町の柴田さんは「回を重ねるごとにまとま

ってきています。何よりめいほく鳩岡の家のみな

さんが楽しんで参加していることがうれしいで

す。私たちも元気をもらっています。」とお話し

くださいました。昨年度からは、天道町の盆踊り

に参加し始めた方もいるそうで、めいほく鳩岡の

家のみなさんにとって、天道町の同志会の方々は

地域のお母さんのように温かい存在となってい

ます。

第 21号

北区の あなたに 届けたい ちいきほっとニュース 第 21号 2015 年(平成 27 年) 8 月発行 1

発行

北区社会福祉

協議会 〒462-0844

北区清水四丁目17-1

北区在宅サービスセンター内

電話:915-7435

FAX:915―2640

ちいきほっとニュースは地域のみなさんと一緒に作成することを目指しています。

障がいサービス事業所 めいほく鳩岡の家 & 天道町の同志会

盆踊りで交流しています

点訳ボラ 北コスモス会 & 視覚に障がいをお持ちの方々

ミュージックベル演奏ボラによる ミュージックベル交流・茶話会

交流

特集

ミュージック ベル♪すてきだねぇ。

Page 2: ミュージックkitashakyo.jp/wp342/wp-content/uploads/2015/08/tikihot21.pdf48.95 mm 3 北区の 2015 年(平成27 年) 8 月発行 あなたに 届けたい ちいきほっとニュース

います。まったく同じものが手に

入らなくても、あるもので修理し

たり、作ったりと、少しでもお金

がかからない方法で修理すること

を心がけています。工具について

もそれぞれ使い勝手のよいものを

手作りし、修理をしています。

◆最近のおもちゃ

最近は、木製のおもちゃは減り、

電波やIC

チップを使用した複雑

なおもちゃが増えています。持っ

てきた方でさえ使い方が分からな

い場合もあり、頭を悩ませること

も。『診察』では、なるべく詳しく

状況を聞きとりますが、治すこと

ができないものや、治すまでに4

~5日もの時間をかけることもあ

るなど、おもちゃの構造が複雑化

してきています。

です。だから、大切なおもちゃと

しばしの間お別れできるよう工夫

をしています。

修理するスタッフは『ドクタ

ー』、修理の受け付けは『診察』、

修理品の預かりは『入院』、修理品

の引き取りは『退院』とし、大事

なおもちゃが病気になってしまっ

た、だから少しの間入院して治療

をしますと説明をすることで、子

どもたちは少しの間おもちゃを手

放すことを納得し、おもちゃの『入

院』時に『おもちゃのカルテ』を

受け取り、『退院』したおもちゃと

交換します。おもちゃの半数ほど

はすぐには治らないため、お預か

りして1ヶ月後のおもちゃ病院の

日に、『退院』したおもちゃとして

返却します。

『退院』したおもちゃを手にと

ってうれしい表情をする子どもた

ちの笑顔を見る時、「ありがとう」

とはずかしそうに言ってくれる時

は、やりがいを感じるひとときで

す。

◆部品や工具の手作り

メーカーに問い合わせても手に

入らない部品はできる限り手作り

して

◆設立と活動内容

おもちゃ病院☆パンダは、7年前、

代表の山田さんの定年退職をきっか

けに、手先の器用な方、機械や電気の

お仕事をされていた方が集まって結

成しました。現在、男性4名女性1名

の5人で活動を行っています。上飯田

児童館での活動のほか依頼に応じて

活動したり、年に1回の大きなイベン

トに参加しています。活動内容は、壊

れたおもちゃを無料で修理するボラ

ンティア活動で、修理の内容は、電気

系から機械系のおもちゃの修理まで

さまざま。代金は、部品交換があった

場合のみ、実費をいただいています。

◆おもちゃを預かる工夫

壊れたおもちゃは子どもたちにと

って、手放したくない愛着のあるもの

詳細は

こちら

つなぐ・つながるでは、高齢者、障がい

者、子ども、ボランティアなど当事者同

士の「つながり」や、地域での「つながり

あい」を紹介しています。

今回取材させていただいたのは、上飯

田児童館で壊れたおもちゃの無料修理

を行うボランティア団体〈おもちゃ病院

☆パンダ〉.

です。

2 北区の あなたに 届けたい ちいきほっとニュース 第 21号 2015 年(平成 27 年) 8 月発行

◆おもちゃを大切にしてほしい

おもちゃ病院☆パンダのみなさん

より、「おもちゃが動かなくなったら

すぐに捨ててしまうのではなく、お

もちゃ病院に持ってきて。おもちゃ

をもっと大事にして下さい。」

とメッセージをいただきました。お

もちゃ病院に来る方の中には、親か

らもらったものを、子どもにも使っ

てほしいということで持ってこられ

る方もいるそうです。おもちゃ病院

を利用することは、物を大切にする

心を育むこと。是非おもちゃ病院☆

パンダを利用してください。

つなぐつながるコーナーで団体紹介をしてみたい方は、北区社会福祉協議会(915-7435)まで

おもちゃ病院☆パンダのみなさん(興味のある方は寄ってください)

なおったおもちゃで遊んでいます

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48.95 mm 3 2015 年(平成 27 年) 8 月発行

北区の あなたに 届けたい ちいきほっとニュース 第 21号

地域イベント情報大大募集! お電話(☎915-7435)お待ちしています。

北区の様々なイベント情報を掲載するコーナー

です。

掲載依頼、問合せは、下記連絡先まで

☎ 915-7435

Fax 915-2640

イベント情報 募集

楽しいイベントもりだくさん\(^o^)/

柳原通商店街振興組合

●夏まつり●

▽日時 8月 4日(火)、5日(水)

18:00~

▽内容 愛知県初、全国でも 2番目に誕生した

由緒ある柳原通商店街が、一丸となっ

て盛り上げる夏まつり。

毎年恒例のマーチングバンドや路上

ライブなどが行われます。また、南北

に延びる商店街の道路沿いには、たく

さんの屋台が繰り広げられます。どう

ぞお楽しみに!

▽問合先 ☎:090-8320-0617

担当:森

みんなで楽しもう!第7回 ●メンタルネットきた合同音楽祭●

▽日時 8月 11日(火)

12:00~15:00(受付 11:30~)

▽内容 こころの病や障がいを抱えながら、地

域で頑張って暮らしている人や支え

てくれる家族、ボランティアの方で音

楽好きの仲間が集い楽しく音楽祭を

開催。こころのこもったやさしい音色

を届けたいと思っています。

どなたでも鑑賞できます。

▽参加費 無料 ▽場所 北区役所 講堂

▽問合先 ☎:912-5580(どんぐりの家)

▽日時 8月 23日(日)

13:30~15:30(出入り自由です)

▽内容 認知症カフェとは、認知症のご本人やご家族、

地域住民、専門職等、地域の誰もが気軽に集

い、楽しく過ごして仲間作りや情報交換をす

る場です。

健康チェックや介護・認知症のよろず相談会

も行います。

▽同時開催 認知症サポーター養成講座を同時開催しま

す(13:30~)。申込みは下記連絡先まで。

▽参加費 100円(ドリンク付き)

▽場所 オーネスト名城 地域交流室

北区名城3-2-12

地下鉄名城線名城公園駅2番出口下車すぐ

▽問合先 ☎:052-915-7545 担当:北区西部いきいき支援センター(高田)

認知症カフェ

●さくらカフェ 名城 開催!●

▽開院日 毎月第2土曜日

10:00~14:30(受付 14:00まで)

▽費用 無料(部品代実費)

▽内容 壊れたおもちゃ直します。詳細は右

記『つなぐつながるコーナー』参照。

▽場所 上飯田児童館

▽受付しないもの

飾り物、置物、骨董品の類、ブリキのおも

ちゃ、精密機械、模型、ラジオ、ラジカセ、

家電、テレビゲーム、危険なおもちゃ、ビ

ニール製のおもちゃ、ピアノ、100円ショ

ップの製品など(詳しくはおもちゃ病院に

ご相談ください)

▽問合先 ☎:052-916-7030

上飯田児童館

上飯田児童館

●おもちゃ病院☆パンダ●

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7月13日(月)愛知学院大学名城公園キャンパスにて

大学生を対象としたボランティア講座が開催されました。

この講座は、愛知学院大学の学生さんむけにボランティア

を始めとした福祉について、興味関心を持っていただくこ

とを目的に開催しました。

まずは、北区社協よりボランティアの考え方、必要性に

ついてお話し、その後、実践者の声として、A

GU

ボランテ

ィアセンターに所属の谷内さん、櫻木さんより、ボランテ

ィアを始めたきっかけ、ボランティア活動で感じた達成

感、人脈の広がり、イベントなどを手掛ける過程のおもし

ろさなどについて『学生の目線』でお話しいただきました。

また、北区で長年ボランティア活動を続ける井階さんか

らは、ボランティア活動は、その活動を通して感じたこと

や気づきを深めていけば、地域をつなぎ、社会をも変え得

る、とても創造的な活動だとのお話がありました。

名古屋きた災害ボランテ

ィアネットワークによる防

災講座として、簡単にでき

る災害時の非常食をテーマ

に、「おせんべいを使ったお

吸い物」「じゃがりこサラ

ダ」の試食会、災害時持出

し品の説明などを行いまし

た。 当

日は、約30名の学生さ

んに参加いただき「ボラン

ティアのやりがいについて

勉強になった」などの声も

いただきました。

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バックナンバーはホームページで

2015 年(平成 27 年) 8 月発行

北区の あなたに 届けたい ちいきほっとニュース 第 21号

http://www.kitashakyo.jp/

ホームページから

カラーご覧いただけます

防災まめ知識 ~その 6 ゴミ袋カッパ・ポンチョの作り方~

~南海トラフ巨大地震がやってくる!? 私たちにできること その6~

急に雨が降ってきたときのための、帽子つきポンチョの作り方をご紹介します。

『防災まめ知識』は、名古屋きた災害ボランティアネットワークさんのご協力による、 防災関連のまめ知識についての連載です。 気軽に読んで、ためになって 楽しいコーナーです。

帽子のついたポンチョ式カッパの作り方(材料:45Lゴミ袋・はさみ)

① 底を上にして、一方の輪の部分を切り開く

② 縦半分にして中央に25センチ切込みを入れる

③ 5センチあけて斜線の部分を切り取る

④ 紐部分の輪を切る

5cm

5cm

25cm

ゴミ袋 底

ゴミ袋 開口部

5cm

ゴミ袋 輪

輪を切る

突然の

雨とか♪

災害時でなくても使えそうだね。

完成!

切りとり

ひもになります

頭巾になります

北区社協、愛知学院大学地域連携センター、愛知学院大学A

GU

ボランティ

アセンター、名古屋きた災害ボランティアネットワーク

ボランティア講座開催しました

雨も ばっちり