情報リテラシ第二 - 東京工業大学ykuno/2q1kai.pdf ·...
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情報リテラシ第二
http://www.e.gsic.titech.ac.jp/~ykuno/index.html
* これから自分のパソコンでどうやっていくか、を考えるヒント。
テーマ1 データの処理と加工:Excelメインの実習
テーマ2 科学技術文書執筆:WordとOverleafメイン
テーマ3 プレゼンテーション:PowerPointメイン
第二 3a、4aクラスの進め方
• 3a、4aクラスの授業スライドその他教材の配布
http://www.e.gsic.titech.ac.jp/~ykuno/index.html
•OCW-iは提出物を提出するのに使用、補助教材の配布はOCW-iからは行わない。上記ページを見る。
•久野への連絡は、東工大メール kuno.y.aa (@以下のドメイン名は皆さんと同じ)で。
第一回 目次
(1) 自分のパソコンでの実習をはじめるために
--- ファイルの扱いについて復習
--- 自分のパソコンがどうなっているか調べる
(2) アプリケーションの利用
(3) Excelでグラフ資料を作成
* Excelを使わない人は、同じことをできる自分のツールを持っていれば良いのです。
自分のパソコンでの実習をはじめるために
ファイルとファイルシステムの
基礎知識
ディスク上のデータの扱い:
(1)ファイルシステム• フォルダ(unix系の用語ではディレクトリ)に複数のファイルが格
納できることを利用して、コンピュータ内のファイルは階層構造で格納されている
根元のフォルダ(ルート)
ファイル
ファイル
ファイル
ファイル
フォルダ
フォルダ
フォルダ
ファイル
フォルダ(ディレクトリ)
ディスク装置のルートフォルダには、そのディスクのすべてのファイルが格納される
ファイル
ファイルの絶対パス名
• ファイルシステム内に保存されている、あるファイルの在所を表す方
法。ファイルシステム内での場所をバックスラッシュ記号で区切り、最後はファイル拡張子を含めたファイル名。
(ファイルの)絶対パス名
ディスク名:¥フォルダ¥・・¥フォルダ¥ファイル名.拡張子
●ディスク名はc:はPCのハードディスク本体、d:やf:はメモリスティックなどの大記憶容量デバイス
●ファイル拡張子は、ワード文書「.docx」、エクセル「.xlsx」、パワーポイント「.pptx」、webページ「.html」、javaソースは「.java」、rubyソースは「.rb」、Cソースは「.c」、各種画像ファイル「.jpg」「.png」「.gif」など、ファイルの種類を表すもの
ファイルパスを書き下すときのディレクトリ区切り記号、ルートの記号について
• Windows環境では前のスライドのように、ディスクの
ルートを表す記号も、パスのディレクトリを区切る記号も、半角の円マーク ‘¥’ です。
• Mac環境、unix系のOSの環境では、ファイルシステムの
ルートを表す記号も、パスのディレクトリを区切る記号も、半角のスラッシュ '/‘です。
• この他、相対パス指定のためには、「.」「..」「~」の記号に特別な意味があります。
ファイルの相対パス名
• ファイルを使う時、使うファイルを絶対パス名(フルパス)で指定することもできるが、そうすると長くなり、不便。
• ファイルシステムの階層構造で、今いる場所(カレントディレクトリ/今いる場所のフォルダ)を導入し、その場所からの相対的な言い方で、あるファイルやフォルダの在所を表す方法(後述)
• 「.」 今いる場所(カレントディレクトリ)
• 「..」 カレントディレクトリのひとつ上のディレクトリ(場所)
• 「~」 各自のファイルシステムのルート(ホームディレクトリ)
などの記号を用いて、ルートから全部の指定を記述しないで済む指定方法
ファイル拡張子
(2) ファイルの種類とファイル拡張子
• すべてのファイルについて、ファイル名の後ろに半角ピリオド、続けてそのファイルの種類を表すファイル拡張子が付いて正式な名前である
ファイルの種類について(1) 実行可能なファイルと、実行しないファイル
実行可能なプログラムのファイル拡張子は、Windowsが.exe
、Macは.app
(2) 実行しないファイルは、テキストファイルとテキスト形式以外のファイルに大別。テキストファイルのファイル拡張子は.txt(.txt
は日本語文字コードは区別しないことに注意)。unixではテキストファイルに限り拡張子なしにする場合も多い。
(3) テキスト形式以外のファイルは、そのファイルを作ったアプリケーションの形式、(.pdfも含む)画像形式、動画形式、音声形式など。
ファイル拡張子の注意事項
ひとつファイルを作る時、自分で決めてつける名前に続き、半角ピリオドではじまるファイル拡張子を指定(自動的に付くときは確認)しなければいけません。
ファイルは、ファイル拡張子まで含めたファイル名(の絶対パス指定)で一意に決ります。ピリオドの前のファイル名が同じでも、ファイル拡張子が異なれば違うファイルです。
ファイルの中身に合ったファイル拡張子が付いていないと、そのファイルは開けなくなります。ファイル拡張子はそれを扱うアプリケーションに対応したものが付いていないといけません。手動で安易にファイル拡張子のみを変更することはありません。
重要項目
ファイルシステムを扱うツール
(3) ファイルシステムの機能を提供するツール
• OSの提供する機能のうちファイルシステムに関するものを、ユーザに向けに提供する
(1)ファイルシステムのファイルやフォルダを閲覧
(2)ファイルの属性設定(ファイル保護モードなど)
(3)ファイル操作(ファイルのコピー、移動、削除など)の機能
(4)実行可能なファイルを実行する(GUIツールではダブルクリックで)
GUI(Graphical User Interface)ツールか、CUI(Command User Interface)ツールか
• GUIツール: マウスでメニューやアイコンをグラフィカル操作Windowsファイルエクスプローラ、MacのFinder
• CUIツール: キーボードでコマンドを打ち、実行して使うWindowsコマンドプロンプト、WindowsPowerShell
Macターミナル、
Linuxシェルコマンド(Unix系のOSを使う人はコマンド使用したい人ですね?)
windowsエクスプローラ起動との設定確認
Windowsのエクスプローラスタートメニューから起動する(Windows10ではWindowsシステムツールフォルダの中)か、
以下のアイコンをダブルクリックして起動
エクスプローラを設定
エクスプローラの窓の「表示」メニュー
「表示/非表示」を切り替えるメニューの
「ファイル名拡張子」にチェックを入れて、ファイル名のファイル拡張子は常に表示させよう。
WindowsでもMacでも、「ファイルのファイル拡張子は表示させる」を設定して使って下さい(初期設定のままだと表示しないかも)。ファイル拡張子を常に確認することで、自分のパソコンに怪しいファイルが入り込んだ時に気付くことができます。
Mac Finderの起動と設定確認
Mac Finderの起動
画面下Dockに並ぶ中から、Finderアイコンをダブルクリックして起動
Finderを設定して使おう
Finderを起動後、Finderのアプリケーションメニューは、デスクトップ画面右上隅の林檎の横にある。
Finder 環境設定メニュー←「詳細」タブの
「すべてのファイル拡張子を表示」にチェックを入れる
Finder 表示メニュー←サイドバーの他にパスバーも出す、など
ファイル拡張子を常に表示することで、自分のパソコンに不審なファイルが入り込んだ時に気づくことができる。
Finderの下行に、表示中の
ファイルやフォルダの絶対パス(ファイルシステム中の位置の分かる)を表示する
Finderのサイドバーもカスタマイズして使おう
Finder 環境設定メニュー←「サイドバー」タブ「ホーム」 家の形のボタンにチェック
* ここがMac側のあなたのファイルシステムの根元
サイドバーにこのボタンを出して置けばいつでも自分のファイルシステムの根元へ移動できる
各自実習
WindowsエクスプローラやMac Finderを使って、自分
のパソコンに現在格納されているファイルやフォルダを閲覧してみよう。
例えば、パソコンのハードディスクのルートからのファイルシステムを観察するには、
Widowsでは c:¥ディスクの様子を調べましょう
Macでは、MacintoshHDの様子を調べましょう
WindowsエクスプローラでC:¥Windows¥System12
フォルダの中身を見ている様子。メモ帳のプログラム(notepad.exe)がある。
エクスプローラでは、ここに今見ているフォルダの絶対パスが表示される
Macintosh HD (MacPCのハードディスクのルート)
Finderのアプリケーションメニューで、Finderの環境設定メニューを選ぶ。
出てくる「Finder環境設定」の窓の「一般」のタブを選ぶ。
「デスクトップに表示する項目:」で「ハードディスク」にチェックを入れる
するとデスクトップ画面上に、
Macintosh HDの名前のディスクアイコン
が表示される。
アイコンをダブルクリックして開く。
Mac Finder
の絶対パス表示(1)
パスバーを表示する設定をしていれば、このに閲覧中のフォルダの絶対パスが表示される
閲覧中のフォルダ名。コマンドキーを押しながらここをクリックしてみよう。
Mac Finderの絶対パス表示(2)
閲覧中のフォルダ名userより上のフォルダ
を順にルートまで表示する。
ファイルとフォルダに対する基本操作
(4) ファイルシステムの基本操作• ファイルを新規に作る
• ファイルをコピーする、(コピー元に残さないで)移動する
• ファイル名を付け替える(実は移動の操作)
• ファイル削除
• フォルダを新規作成、コピー、移動、名前付け替え、削除
• フォルダ/ディレクトリにあるファイルやフォルダの一覧を調べる
• ファイルをフォルダ/ディレクトリにコピーや移動する
• 現在操作をしているカレントディレクトリを調べる、移動する
• 実行可能ファイルを実行する
テキストファイルとテキストエディタ
(5) テキストファイルとテキストエディタ
• 多くの種類のファイルがあるが、コンピュータにとって一番基本のファイルはテキストファイルです。
• テキストファイルは、テキストエディタで扱います。標準のテキストエディタは、Windowsではメモ帳やワードパッド、Macではテキストエディットです。
• 標準のテキストエディタは、その環境で使う事しか考えていないので、テキストファイルを一般に扱う機能が足りていません。
各自実習テキストエディタを使って(Windowsのメモ帳、Macのテ
キストエディットで良い)何か書いて、(デスクトップなど自分の分かりやすい場所に)保存しましょう。
エクスプローラ/Finderを使って、自分が保存した場所に、
自分が付けたファイル名で保存されたことを確認しましょう。ファイル拡張子も表示できているか確認しましょう。
そのファイルをコピーしたり、コピーしたものの名前を付け替えたり、フォルダを作ってフォルダの中にファイルを移動したりしましょう。
各自実習(つづき)
ファイルやフォルダの属性情報を調べてみましょう。属性情報を見たいファイルやフォルダの上で、マウスを右クリックして出てくるコンテキストメニューの「プロパティ」を選びます。
コンテキストメニューには、そのファイルやフォルダに対して今できる操作が出てきます。
自習教材の紹介ここまでの内容は、以下の自習用教材を読んで復習しておいて下さい。パソコンを使うための「基本のき」です。これから繰り返し必要になる知識です。
ファイルの扱いの基本知識(1)ファイルとフォルダ ファイルシステム、パス名について
https://titechcomp.github.io/y20-il2j/11-finder.html
さまざまなファイル ファイルの種類、ファイル拡張子
https://titechcomp.github.io/y20-il2j/12-files.html
演習室向けにMacでの説明になっていますが、自分のMacのFinderやWindowsのファイルエクスプローラを操作しながら内容を理解することを目標に読むと良いです。
CUIツールで、コマンドを使ってファイルを操作
自習用教材
ファイルの扱いの基本知識ターミナルからの操作 ファイルシステムをコマンドで操作
https://titechcomp.github.io/y20-il2j/13-files.html
演習室向けにMacのターミナルでの説明になっていますので、MacやLinuxを使っている人はそのまま試せます。Windowsを使っている人がコマンドプロンプトの窓で実行する時は、コマンド名が異なるものがいくつかあります。
今後自分のパソコンを積極的に使いこなすために必要な知識ですので、検索で見つかる次のスライドのページ等も参考にして下さい。
パソコンを使うための基礎知識• パソコンで様々な作業を行うと、たくさんの新しいファイルが出来ます。自分のパソコンのファイルシステムを使い慣れていない人(ファイルやフォルダを作って使うなどが自在にできない人)は、その知識とスキルが必要です。
https://www.pc-master.jp/words/file.html
• ファイルシステムの操作が、コマンドでできると便利です。
<Windowsコマンドプロンプト>基本的なコマンドの解説のところ
https://eng-entrance.com/cmd-usage
<Macターミナル>
https://do-zan.com/mac-terminal-command-shortcut/
パソコン操作を快適にするために
キー操作、ショートカット(windows)は良く使うものだけ覚えよう
• https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12445/windows-
keyboard-shortcuts
コピーペーストのキーボードショートカット:
Ctrl-x ^x (マウスで塗ったものなどを)切り取る切り取った内容をクリップボードに覚える
Ctrl-c ^c コピーして、クリップボードに覚えるCtrl-v ^v クリップボードの内容をペースト
右ボタンで出るコンテキストメニューを使うよりも便利なコピペ
*Macでのコピーペーストは、ctrlキーでなくコマンドキーを使う
キー操作、ショートカット(Mac)は良く使うものだけ覚えよう
• https://support.apple.com/ja-jp/HT201236
コピーペーストのキーボードショートカット:
Command-x (マウスで塗ったものなどを)切り取る切り取った内容をクリップボードに覚える
Command-c コピーして、クリップボードに覚えるCommand-v クリップボードの内容をペースト
右ボタンで出るコンテキストメニューを使うよりも便利なコピペ
*Macでのコピーペーストは、ctrlキーでなくコマンドキーを使う
(2)アプリケーションの利用
アプリケーションのさまざまな種類のファイル
の扱い
アプリケーションの利用(基本1)(1) アプリケーションを起動し、利用する
(2) 作業結果や作ったものは、ファイル名を付けてファイルに保存する(保存しないと残らない)
(3) まず必ず、そのアプリケーション固有のファイルの形式・種類で保存する。ファイル拡張子も、そのアプリケーション固有の拡張子が付く。
Word文書は.docx、Excelは.xlsx、PowerPointは.pptx、
GIMP画像ツールは.xcf、tex文書は.tex・・・
(4) アプリケーション固有の形式で保存したファイルは、後でまた、そのアプリケーションで読み込んで利用できる。
ファイルの扱い(基本2)
•アプリケーションからは、必要に応じて(アプリケーション固有の形式以外の)他の形式のファイルも作ることができる。
•どの形式のファイルが作れるかは決まっているので、ファイルを作る操作の時に確認する。
•作りたいファイルの形式やそのファイル拡張子を指定して、保存/書き出し/エクスポートの操作 をする。ファイル拡張子が違えば、同じファイル名でも別のファイルなので、アプリケーション固有形式のファイル拡張子を持つファイルとは別のファイルとして作られる。
アプリケーションファイルとテキストファイル
最も基本のファイルはテキストファイル
•コンピュータにとって最も基本のファイルは、キーボードから入力できる文字が並んだもの。文字情報以外の一切の余分な情報を含まないファイルがテキストファイル。
•各文字は、文字コードと呼ばれる数に対応させられ、その数を二進表現したものがテキストファイルの内容となる。
•日本語の文字を含むテキストファイルのためには、複数の文字コード体系がある。利用する日本語文字コードが異なると、テキストファイルの中身は全然違うもの。
•テキストファイルのファイル拡張子は .txt。どの文字コードを利用したテキストファイルかは拡張子では区別しない。
テキストファイルの扱い
•テキストファイルを扱うツールは、テキストエディタ。
•まともなテキストエディタには、テキストファイルの読み込みや書き出しの時に利用する文字コード(と改行コード)を指定できる機能がある。
→ テキストファイルの文字コードの解釈や変換には、テキストエディタを使う。
•アプリケーションやOSの違う環境でも、テキストファイルを使えば、文字情報のみについては、やり取りができる。
アプリケーションファイルとテキストファイル
•アプリケーションが扱う文字のデータ(テキスト)部分だけを、テキストファイルに書き出せるようになっている事がある。
•例えばWordは通常、文書のテキスト情報に加えて、文書中の文字以外のオブジェクトや文書のレイアウト情報などを扱うため、.docxというWord固有のファイルを作る。一方、Wordで編集中の文書をテキストファイルとして保存もでき、そうするとテキスト情報以外のWord固有の情報はすべて除いたプレーンテキストファイルが作られる。
.csvファイル(カンマ区切りファイル)•表計算ソフトはExcel以外にもいろいろある。.csvは、テキストのデータをカンマで区切って並べた形式のファイル。どの表計算ソフトでも読み込め、表計算ソフトで表示すると、中身のテキストデータは表の形で表示される。
• .csvは、プレーンテキストファイル。(表計算ソフトではなく)テキストエディタで表示すると、カンマ区切りのデータで見える。
データファイルはプレーンテキストで
•数値と文字のみのデータファイルは、プレーンテキストで作っておけば、だいたいどんなOS環境下やアプリケーションでも利用できる。
•ただし、日本語の全角文字を含むテキストファイルについては、日本語文字コード体系は複数あるので、どのコード体系によるテキストファイルかが問題になる。
画像ファイルの扱い
画像ファイルの扱い
•画像ファイルは、画像情報の表し方(データの圧縮方式も含む)によってさまざまな形式がある。どの形式の画像ファイルかはファイル拡張子を見れば分かる。
•それぞれの画像表現形式の特徴を知って使い分ける。
•用途に応じて、どの形式の画像ファイルが使えるか、決まっているのが普通。
•画像ファイルを、自分が利用したい他の形式の画像ファイルに変換する方法を知っておく。機能豊富な画像ツールを利用する方法は、そのひとつ。
画像の表し方と画像ツール
•ビットマップ画像 点の集まりとして表現
•ベクトル形式画像 図形の組み合わせとして表現
•ペイント系ツール
ビットマップ画像、イラストや写真用
•ドロー系ツール
ベクトル形式画像、作図向き
PDFファイル:文書の共有• Portable Document Format: JISやISOにも採用されている文書共有の標準規格。中身は画像。
• .docx文書だとMicrosoft Officeでないと扱えないが、PDF文書は、OSやアプリケーションに依存することなく、フリーソフトAdobe Readerにより広く閲覧される。 Adobe Readerではファイルの編集はできないので、文書は勝手に書き換えられることがない。
• PDF文書の編集にはAdobe Acrobatなどの有償ソフトが必要。PDF文書は、署名を付けることができたり(署名の確認はReaderで可能)、改ざんされれば分かるような仕掛けが利用できる。
• .pdfファイルはweb上でも公開・閲覧ができ、検索対象にもなる。
圧縮ファイルの扱い
圧縮ファイル(.zip形式)• 複数のファイルやフォルダを束ねたものを、ひとつのファイルのように扱うことができる。圧縮ファイルはアーカイブと呼ばれることもある。
圧縮ファイルを作る 圧縮する :束ねる複数のものをマウスで指定し、マウスの右ボタ
ンを押して「(項目を)圧縮(する)」を選ぶだけ。フォルダひとつだけを圧縮したらそのフォルダ名で.zipファイルができるが、アーカイブ.zipという名前でできてきたら名前は付け替えて使おう。
圧縮ファイルを使う 解凍・展開する:圧縮フォルダの上でマウスのダブルクリックをすると
同じ名前で通常のフォルダに展開される。
暗号化圧縮ファイル
• 圧縮ファイルを作る時、パスワードを指定して暗号化圧縮ファイルを作れる。暗号化圧縮ファイルを作れる圧縮ツールを使うようにしよう。
• メールに添付するファイルや、自分のパソコンに置いておくファイルを、暗号化圧縮ファイルにすると盗み見られない。