トルク・温度計測テレメータ...テレメトリによる回転体のトルク・温度計測...
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テレメトリによる回転体のトルク・温度計測
誘導式電源供給法により電池搭載不要
柔軟に変形可能なアンテナ機構と、広い誘導電源供給エリア
最大 2.5kHzの周波数帯域(J1Dは標準仕様 J2Dは1kHz)
最大 -40 ~125℃の動作温度範囲(オプション)
測定値を電圧(±10V)またはCAN(オプション J2Dは不可)で出力
40000gの耐g(静加速度)により高速回転体の計測に対応
ひずみゲージ使用スリップリングに替わる
トルク・温度計測テレメータ
J1型
J1D,J2D,J2DT型
J2D (デジタル変調方式 2ch トルク計測)
J2DT (デジタル変調方式 1ch トルク+1ch温度計測)
J1D (デジタル変調方式 トルク計測)
J4T (デジタル変調方式 4ch 温度計測)
J1 (アナログ変調方式 トルク・温度計測)
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■ 計測システム概要テレメータ Jシリーズは回転体の計測信号(トルク、温度)を電圧または CANで出力し、優れたテレメトリシステムをシンプルな測定器構成で実現できます。そのため、自動車やトラック、建設機械における実車トルク計測試験、また発電施設のタービンや製鉄所の圧延設備のモニタリングといった用途で効果を発揮します。
電池を使わず長時間の回転体計測を実現
■ 製品概要テレメータ J シリーズは回転体のトルクや温度を測定するためのテレメータです。独自の誘導電源供給方式により、 回転体側に電池を搭載する必要がなく、 安定した電力供給が可能です。これによりメンテナンスフリーで、 簡単に長期間の回転体の計測ができます。
主な製品セット型番 は以下の通りです
デジタル 2chトルク計測 :J2D-TE13デジタル1chトルク計測 1ch 温度計測 :J2DT-TE13デジタル1chトルク計測 :J1D-TE13デジタル 4ch 温度計測用 :J4T-TE13アナログ 1chトルク計測 :J-CPD-10アナロク1ch 温度計測 :J-CPT-10
■ 特長● スリップリングに替わるテレメトリによる回転体のトルク・温度計測● 誘導式電源供給法により電池搭載不要● 柔軟に変形可能なアンテナ機構と、広い誘導電源供給エリア● 最大2.5kHz の入力周波数帯域(J1Dは標準仕様 J2Dは 1kHz)● 最大 -40~ 125℃の動作温度範囲(オプション)● 測定値を電圧(±10V)またはCAN(オプション)で出力● 40000gの耐 g(静加速度)により高速回転体の計測に対応
システム外観
アンテナ・ロータ部外観
電圧・CAN 電圧 CAN 電圧・CAN CAN
CAN計測の可能なデータロガー
例:imc社データロガー等DATレコーダー/データロガー/FFTアナライザ
各種CANバスアナライザ/
キャリブレーションツール
各種フィールドバスへの入力
遠隔モニタ、計測診断可能なデータロガー・アナライザ
例:imc社 データロガー OROS社 FFTアナライザ
自動車、建設機械、船舶、その他輸送機器の駆動系試験に。 重工業プラント回転体設備の運転状況モニタリング、予知保全に。
高速回転体への対応
テレメータ Jシリーズ電力供給
各種回転体
フルブリッヂ(歪ゲージ)
熱電対
電圧、CAN出力
信号送信
J1Dシステムは高速回転により発生する遠心力に対し、高い耐久性を持っています。ロータの電子回路は遠心力によりかかる加速度(静的な加速度)に対し、約40,000gを耐えうる仕様です。これは、直径10cmのシャフトが26,000回転(rpm)で回転しているシャフトの表面における遠心方向の加速度に相当します。
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アプリケーション事例
■ 自動車での測定例ドライブトレーンの研究開発、試験用途● 性能試験● 負荷 /耐久試験● 寒冷地試験( -40℃~)
(測定箇所)・ ドライブシャフトトルク・ プロペラシャフトトルク・ トランスミッション入力軸トルク・ クラッチディスク温度、応力
その他:音振動計測● ねじり振動によるトルク変動の解析
ステアリング耐久ベンチ試験● ステアリングシャフトトルクのモニタリング
■ 船舶駆動系の計測● 動力軸上の応力測定(トルク、ねじり振動)● スクリュープロペラのブレードの応力、共振)
■ 建設機械のプロペラ シャフト、トランスミッショントルクの測定
● 性能試験● 負荷 /耐久試験● 寒冷地試験● 各駆動系におけるエネルギーロスの測定
ステータ
ステータリングアンテナ
センサー、ロータ、コイルアンテナを取り付けたドライブシャフト
図:自動車ドライブシャフトへの装着自由度の高いリングアンテナで、限られたスペースでも、簡単にテレメータを取り付け可能です。誘導電源供給の範囲が広いため、 ドライブシャフトのように軸ぶれする回転体でも安定した計測が可能です。
■ 重工業プラントの回転体設備の運転状況モニタリング
既存の設備・機械に特別な加工をすることなく取付け計測が可能であるため、以下の回転体の実負荷計測に適します。
● 各種タービン ● モータ・発電機 ● ギアボックス入出力軸 ● プレス機器 ● 圧延機器
テレメータの構成
アンテナ型ステータと角型ステータJ シリーズはリング型のアンテナステータを用いる構成(下図 A)と、角型のアンテナを用いる構成(下図B)の 2種類から選択できます。
● リング型アンテナのステータによる構成:リング内部に回転側コイルアンテナが位置していればシステムの動作が可能です。軸方向へのずれに対しても余裕を持つことが出来るため、取付けに精度を要求しません。リングアンテナは形に柔軟性を持たせることが可能で、自動車のドラ
イブシャフト等、狭い空間でかつ回転体が移動する場合にも適します。
● 角型アンテナのステータによる構成:ステータ内部にアンテナが内蔵されており、コイルアンテナに近付けるだけで使用できます。供給範囲はリング型アンテナ程広くありません(~約 35mm)が、回転体が固定されており周りに空間がある場合やシャフト径が大きい場合に適しています。
ひずみゲージ
ロータ
コイルアンテナ
ケーブルステータ(台座部)
ステータ(リングアンテナ部)
コントローラ
図A
コントローラ
ロータステータ
(角型アンテナ)
コイルアンテナ
図 B
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コントローラ
ひずみゲージまたは、熱電対(Kタイプ)
ステータ
ひずみゲージ
ロータ
受信アンテナ
J2D (デジタル変調方式 2chトルク計測)J2DT (デジタル変調方式 1chトルク計測 + 1ch温度計測)
■ 基本仕様
2ch デジタルテレメータ J2D 2ch デジタルテレメータ J2DT
入力タイプ ひずみゲージ(≧350Ω、フルブリッジ)x2 ひずみゲージ(≧350Ω、フルブリッジ)+ 熱電対
CH 数 2
感度 0.1mV/V ~ 500mV/V(抵抗で調整)
入力周波数帯域 1kHz /ch 1kHz
出力 電圧(±10V)x2 オプション:0- ± 5V電圧(±10V) オプション:0- ± 5V
熱電対出力:10mV/℃
出力ディレイ 480μs
動作温度(ロータ/ ステータ) -40℃ ~105℃ オプション:-40℃ ~125℃
搬送周波数 13.6MHz オプション:12.6MHz, 14.6MHz, 15.6MHz
動作電源 9 ~36VDC
消費電力 20VA
■ 基本構成
スリップリングに替わりプロペラ ドライブ ステアリングシャフト等の各種回転体のトルク・温度を測定するための 2ch テレメータです。
● 2ch で 2ヶ所にひずみゲージ および ひずみゲージ+熱電対温度計測可能
● デジタル変調方式で耐ノイズ性能が向上● 1kHz の周波数帯域で動トルク計測可● -40 ~ 105℃の動作温度範囲(オプション: -40~ 125℃)● 誘導型駆動方式により回転体に電池不要● 優れた防水性と耐久性:IP67(ロータ部)
基本セット: J2D-TE13 (2ch ひずみゲージ) J2DT-TE13 (ひずみゲージ+熱電対)
構成品・ロータ J2D(T)-RD13・ステータ JXD-SR70・コントローラ J2D(T)-CE13・5mケーブル ステータ - コントローラ間・電源アダプタ JXD-EP60・取付部材セット JX-EK01 (銅テープ 1m, メタルテープ 2m,
絶縁テープ 1m)
オプション・-40~ 125℃温度拡張オプション :J2D(T)-TxT・搬送周波数変更オプション :J2D-Tx・ケーブル10mに変更オプション :J2D(T)-Tx-10 ・角型ステータ :JXD-SR70
※ x は搬送周波数(12または14または15)
ステータ
30mmまで可
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(1)ロータユニット回転体に取り付けて使用するシグナルコンディショナ兼デジタル変調器です。型番:J2D-RD13(T) ※ J2D-RD13 (セット標準) ※Tは温度拡張オプション
入力信号チャンネル1:ひずみゲージチャンネル2:ひずみゲージ
電源供給 誘導式 またはバッテリ
分解能 12bit
変調方式 FSK
サンプリング 5.2k sample/sec チャンネル毎
ハウジング アルミニウム
外形(半田パッド含) 65 x19 x 7 mm
重さ 14g
感度 0.1mV/V ‒ 500mV/V (外付抵抗で調節)
接続 半田パッド
キャリア周波数13.6MHzオプション :12.6 , 14.6 , 15.6MHz
動作温度(J2D-RD13) -40℃ - 105℃
動作温度(J2D-RD13T オプション) -40℃ - 125℃
保護等級 IP67 (半田接続部をカバーした場合)
(2)ステータユニットコイルアンテナから送信されたデジタル信号を受信すると同時に電源をコイルアンテナに供給します。
●アンテナリングステータ JXD-SR70(T) ※ JXD-SR70 (セット標準) ※Tは温度拡張オプション
電送可能な距離 0-70mm (アプリケーションによる)
外形 63x50x34.5mm
キャリア周波数(受信周波数) ワイドバンド(10MHz ‒ 30MHz)
コントロールユニット間のケーブルの長さ 5m
オプション 8, 10, 15, 30, 50m
保護等級 IP68
トランスミッションコイル 銅、径 300mmまで
動作温度(JXD-SR70) -40℃ - 105℃
動作温度(JXD-SR70T オプション) -40℃ - 125℃
●角型アンテナステータ JXD-SE60(T) オプション
電送可能な距離 0-60mm (アプリケーションによる)
外形 70x50x35mm
キャリア周波数(受信周波数) ワイドバンド(10MHz ‒ 30MHz)
コントロールユニット間のケーブルの長さ 5m
オプション 8, 10, 15, 30, 50m
保護等級 IP68
動作温度(JXD-SR60) -40℃ - 105℃
動作温度(JXD-SR60T) -40℃ - 125℃
J2D (2ch ひずみゲージ) 構成品仕様
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(3)コントローラJ2D-CE13
供給電圧 9V -36VDC
周波数帯域 1kHz / ch
信号出力±10V アナログ x2 オプションで±0 -5V アナログ x2
キャリア周波数13.6MHzオプション :12.6 , 14.6 , 15.6MHz
信号遅延 480μsec
オフセット調整 ±1V
無線シャント cal コントロールユニットのボタン動作
保護等級 IP40
外形 210 x105 x34 mm
最大消費電力 20VA
重さ 550g
過電圧保護 装備
電圧反転保護 装備
アクセサリJXD-EP60 AC 電源60W (セットに含まれてます)
(1)ロータユニット回転体に取り付けて使用するシグナルコンディショナ兼デジタル変調器です。型番:J2DT-RD13(T) ※ J2D-RD13 (セット標準) ※Tは温度拡張オプション
入力信号チャンネル1:ひずみゲージチャンネル2:熱電対 K タイプ
電源供給 誘導式 またはバッテリ
分解能 12bit
変調方式 FSK
サンプリング(ひずみゲージ) 5.2k sample/sec チャンネル毎
サンプリング(温度)5.2k sample/sec チャンネル毎64サンプルで平均化
感度 0.1mV/V ‒ 500mV/V (外付抵抗で調節)
温度測定範囲 -80℃ - 715℃
ひずみゲージ確度 0.2% / 測定レンジ
熱電対確度 ±1℃
零接点補償 装備
ハウジング アルミニウム
外形(半田パッド含) 65 x19 x 7 mm
重さ 14g
接続 半田パッド
キャリア周波数13.6MHzオプション :12.6 , 14.6 , 15.6MHz
動作温度(J2DT-RD13) -40℃ - 105℃
動作温度(J2DT-RD13T オプション) -40℃ - 125℃
保護等級 IP67(半田接続部をカバーした場合)
J2DT (1ch ひすみゲージ, 1ch温度) 構成品仕様
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※曲げの角度は 30°まで。
(2)ステータユニットコイルアンテナから送信されたデジタル信号を受信すると同時に電源をコイルアンテナに供給します。
●リングステータ JXD-SR70(T) ※ JXD-SR70 (セット標準) ※Tは温度拡張オプション
電送可能な距離 0-70mm (アプリケーションによる)
外形 63x50x34.5mm
キャリア周波数(受信周波数) ワイドバンド(10MHz ‒ 30MHz)
コントロールユニット間のケーブルの長さ 5m
オプション 8, 10, 15, 30, 50m
保護等級 IP68
トランスミッションコイル 銅、径 300mmまで
動作温度(JXD-SR70) -40℃ - 105℃
動作温度(JXD-SR70T オプション) -40℃ - 125℃
●角型ステータ JXD-SE60(T) オプション ※Tは温度拡張オプション電送可能な距離 0-60mm (アプリケーションによる)
外形 70x50x35mm
キャリア周波数(受信周波数) ワイドバンド(10MHz ‒ 30MHz)
コントロールユニット間のケーブルの長さ 5m
オプション 8, 10, 15, 30, 50m
保護等級 IP68
動作温度(JXD-SR60) -40℃ - 105℃
動作温度(JXD-SR60T) -40℃ - 125℃
(3)コントローラJ2D-CE13
供給電圧 9V -36VDC
周波数帯域 1kHz / ch
信号出力±10V アナログ x2オプションで±0 -5V アナログ x2
キャリア周波数13.6MHzオプション :12.6 , 14.6 , 15.6MHz
信号遅延 480μsec
オフセット調整 ±1V
無線シャント cal コントロールユニットのボタン動作
保護等級 IP40
外形 210 x105 x34 mm
最大消費電力 20VA
重さ 550g
過電圧保護 装備
電圧反転保護 装備
アクセサリJXD-EP60 AC 電源60W (セットに含まれてます)
ロータ用端子台オプションJ2D-RX-ADAJ2DT-RX-ADA
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ステータ
30mmまで可
● デジタル変調方式で耐ノイズ性能が向上● 2.5kHz の高周波帯域で動トルク計測可(J1D型)● 4ch 熱電対(Kタイプ)(J4T型)● コイルアンテナとアンテナループの距離が30mm以内で設置できます。
● 小型・軽量コントロールユニット● 低消費電力● 取付・校正サービス
デジタル変調方式 トルク計測テレメータ J1D デジタル変調方式 4ch熱電対温度計測テレメータ J4T
■ 基本仕様
デジタル式トルク計測テレメータ J1D デジタル式 4ch 熱電対温度計測 テレメータ J4T
入力タイプ ひずみゲージ(≧350Ω、フルブリッジ) 熱電対(Kタイプ)
CH 数 1 4
入力レンジ ~ ± 20mV/V(±10,000μstrain.@ ゲージ率:2) -80℃~715℃
入力周波数帯域 2.5kHz 約 10 Hz
出力方式電圧(±10V)
電圧(-0.8V~7.15V):10mV/℃オプション:CAN バス出力
出力ディレイ 500 μ sec 450μsec
伝送距離 Max 70mm
動作温度(ロータ/ステータ)-40℃~105℃
-40℃~125℃オプション:-40℃~125℃
搬送周波数13.6 MHz 13.6 MHz
オプション:14.56MHz, 15.56 MHz, 16.56 MHz オプション:12.6MHz, 14.6 MHz, 15.6 MHz
動作電源 9 ~36VDC
消費電力 20VA max
■ 基本構成
コントローラ
受信アンテナ
ロータひずみゲージまたは、熱電対(Kタイプ)
ステータ
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デジタル変調方式 トルク計測テレメータ J1D 構成品仕様
(1) ロータ回転体に取り付けて使用するシグナルコンディショナー兼デジタル変調器です。
● スタンダードロータ型番:J1D-RD13 , J1D-RD13T 動作温度拡張追加オプション
チャンネル数 1
サイズ(mm) 54×21×7
重量(g) 13
動作温度-40℃~105℃
オプション:-40℃~125℃
分解能 12ビット
(2) ステータコイルアンテナから送信されたデジタル信号を受信すると同時に電源をコイルアンテナに供給します。
● リング型アンテナステータ型番:JXD-SR70 , JXD-SR70T 動作温度拡張追加オプション
サイズ(mm) 61×50.5×33
動作温度-40℃~105℃
オプション:-40℃~125℃
保護等級 IP68
● 角型アンテナステータ型番:JXD-SR60 , JXD-SR60T 温度拡張追加オプションもご用意しております。
(3) コントローラステータが受信した信号を復調して出力します。出力は標準で電圧出力(±10V)となっておりますがオプションでCAN出力を追加することもできます。
型番:J1D-CE13 , J1D-CE13 C CAN出力追加オプション
サイズ(mm) 205×105×34
重量(g) 550
動作温度 +10℃~75℃
保護等級 IP40
機能
ブリッジバランス
シャントキャリブレーション
ローパスフィルタ:100Hz(-3dB)
105
34
165
205
10
105
34
165
200
デジタル変調方式 熱電対温度計測 J4T 構成品仕様
(1) ロータ回転体に取り付けて使用するシグナルコンディショナ兼デジタル変調器です。
型番:J4T-RT13
チャンネル数 4
サイズ(mm) 60.1×23.2×7.3
重量(g) 16.1
動作温度 -40℃~125℃
分解能 12ビット
精度 ±1℃
熱電対 K タイプ
(2) ステータコイルアンテナから送信されたデジタル信号を受信すると同時に電源をコイルアンテナに供給します。
● リング型アンテナステータ型番:JXD-SR70 + JXD-SR70T(温度拡張オプション)
サイズ(mm) 61×50.5×33
動作温度 -40℃~125℃
保護等級 IP68
(3) コントローラステータが受信した信号を復調して出力します。出力は標準で電圧出力(±10V)となっておりますがオプションでCAN出力を追加することもできます。
型番:J4T-CE13
サイズ(mm) 200 x 105 x 34
重量 約 450g
動作温度 -10℃~75℃
アナログ出力電圧 -0.8 ~ +7.15V(温度:-80℃ ~ +715℃)
信号遅延 450μs
保護等級 IP40
電源 9 ~36V
● ロータ用端子台オプション(JXD-RX-ADA)ロータへのひずみゲージ、コイルアンテナ等を簡単により接続できるようにするため、フェニックスコネクタによるネジ式の端子台を用意しました。
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デジタル変調方式 トルク計測 J1D 標準セット J1D-TE13
デジタル変調方式トルク計測テレメータ(リング型アンテナステータ使用)で最も汎用的なパッケージモデルです。その他の構成はご相談ください。
■ セット内容:
J1D-RD13 :13.56MHz 対応ロータJXD-SR70 :リング型ステータ(JDX-EA05 5mケーブル付属 , 7, 10, 30 mオプション) J1D-CE13 :13.56MHz 対応コントローラJX-EK01 :取付部材一式(メタルテープ JX-EM07x2, 銅テープ JX-EC01x1)JX-EP60 :コントローラ用ACアダプタ(100~ 240V)
デジタル変調方式 4ch熱電対温度計測 J4T 標準セット J4T-TE13
デジタル変調方式4ch熱電対温度計測テレメータ(リング型アンテナステータ使用)で最も汎用的なパッケージモデルです。その他の構成はご相談ください。
■ セット内容:
J4T-RT13 :13.56MHz 対応 4ch 熱電対温度測定ロータ
JXD-SR70 + JXD-SR70T : リング型ステータ (JDX-EA05 5mケーブル付属 , 7,10,30m
オプション) J4T-CE13 :13.56MHz 対応コントローラJX-EK01 :取付部材一式(メタルテープ JX-EM07x2, 銅テープ JX-EC01x1)JX-EP60 :コントローラ用ACアダプタ(100~ 240V)
J4T-TE13型番の指定方法型番の指定方法
搬送周波数 は 12.6MHZ, 14.6MHZ, 15.6MHz に変更可能。
型番はそれぞれ J4T-TE12, J4T-TE14, J4T-TE15 が追加となります。
J1D-TE13型番の指定方法型番の指定方法
搬送周波数 は 12.6MHZ, 14.6MHZ, 15.6MHz に変更可能。
型番はそれぞれ J1D-TE12, J1D-TE14, J1D-TE15 が追加となります。
■ CAN-Bus インターフェース追加オプション :J1D-TExC■ 動作温度範囲拡張オプション(-40~ 125℃) :J1D-TExT
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デジタル変調方式 トルク計測テレメータ J1D セレクションガイド
■ ロータ
J1D-RD13 スタンダードロータ
J1D-RD13T を追加スタンダードロータ-40℃~125℃オプション
J1D-RF13 フレクシブルロータ
J1D-RF13T を追加フレクシブルロータ-40℃~125℃オプション
JXD-RX-ADA ロータ用端子台オプション
※ロータへの歪ゲージやコイルアンテナを簡単に取付
■ 取付部材
JX-EK01
取付部材セット メタルテープ x 2(77mm幅、1m長)銅テープ x 1(1m長)絶縁テープ x 2(1m長)
JX-EM07 メタルテープ(77mm幅、1m長)
JX-EM15 メタルテープ(155mm幅、1m長)
JX-EC01 銅テープ (1m長)
■ コントローラ
J1D-CE13 コントローラ
J1D-CE13C を追加コントローラCAN 出力オプション
■ ステータ
JXD-SR70 リング型ステータ
JXD-SR70T を追加 リング型ステータ -40℃~125℃オプション
JXD-SE60 角型ステータ
JXD-SE60T を追加 角型ステータ -40℃~125℃オプション
JXD-RX-ADA ロータ用端子台オプション
※ロータへの歪ゲージやコイルアンテナを簡単に取付
JX-EP60電源ユニット(110/230VAC 60Hz コントローラ標準添付)
モデル名はすべて搬送周波数13.56MHz です。
■ ケーブル
JXD-EA03 ステータ用接続ケーブル 3m
JXD-EA05 ステータ用接続ケーブル 5m(標準)
JXD-EA10 ステータ用接続ケーブル 10m
JXD-EA30 ステータ用接続ケーブル 30m
JXD-EX03 ステータ用延長ケーブル 3m
JXD-EX05 ステータ用延長ケーブル 5m
JXD-EX07 ステータ用延長ケーブル 7m
JXD-EX10 ステータ用延長ケーブル 10m
JXD-EX15 ステータ用延長ケーブル 15m
JXD-EX30 ステータ用延長ケーブル 30m
角型ステータ
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パッケージ種類トルク計測システム型番:J-CPD-XX
トルク・温度(選択式)計測システム型番:J-CPE-XX
温度計測システム型番:J-CPT-XX
ロータ
個別型式 J1-RDXX J1-REXX J1-RTXX
内 容
ひずみゲージ入力タイプXX MHz 対応ロータ(XX は搬送周波数)入力周波数帯域:1kHz
動作温度範囲:-15℃~ 85℃
ひずみゲージ・熱電対入力タイプXX MHz 対応ロータ(XX は搬送周波数)入力周波数帯域:1kHz
動作温度範囲:-15℃~ 85℃
熱電対入力タイプXX MHz 対応ロータ(XX は搬送周波数)入力周波数帯域:1kHz
動作温度範囲:-40℃~125℃
ステータ(リングアンテナ
タイプ)
個別型式 JX-SR70 JX-SR70 JX-SR70T
内 容全周波数対応ステータ
動作温度範囲:-15℃~ 85℃5mのケーブル (JX-EA05) 付属
全周波数対応ステータ動作温度範囲:-40℃~125℃5mのケーブル (JX-EA05) 付属
コントローラ個別型式 JX-CSXX JX-CSXX JX-CSXX
内 容 XX MHz 対応コントローラ(XX は搬送周波数)、電圧(±10V)出力、駆動電源 9 ~36V(最大 25VA)
アクセサリ
個別型式 JX-P60 JX-P60 JX-P60
内 容 コントローラ用 ACアダプタ (100 ~240V)
個別型式 JX-EK01 JX-EK01 JX-EK01
内 容 取り付け部材一式(メタルテープ:JX-EM07 ×2、銅テープ:JX-EC01 ×1)
*パッケージには、ひずみゲージ、熱電対といったセンサ類は含まれておりませんのでご注意ください*搬送周波数は10.7MHz:10, 13.56MHz:13を指定(オプションで搬送周波数を19.66MHz, 24.00MHz, 30.00MHzへ変更可能)
アナログ変調方式 トルク計測 J1 標準セット
■ オプションによる、温度拡張、周波数拡張、CAN出力コンプリートパッケージの型番に、下記のように記号をつけたすことで、各種オプションの追加をご指定ください。また、数値により搬送周波数を設定します。オプション、搬送周波数によって必要となる製品の構成が決まります。
型番の指定方法型番の指定方法型番の指定方法
搬送周波数の指定(必須項目)
記載する値 搬送周波数
10 10.7 MHz
13 13.56 MHz
温度拡張オプション(記号T)
記号 動作温度 ( ロータ、ステータ )
記載なし -15 ~ 85℃
T -40 ~ 125℃
周波数拡張オプション(記号 F)
記号 入力周波数帯
記載なし 1 kHz
F 2.5 kHz
CAN出力オプション(記号C)
記号 出力方式
記載なし 電圧(±10V)
C 電圧+ CAN 出力
例:J-CPD-13FC、J-Cx-C10MOP・トルク計測用システム周波数拡張オプション、CAN出力オプション付き(13.56MHz 搬送周波数)
・ステータケーブル長さ変更5m⇒10m
その他追加オプション:
型番 内容 対象システム
J-CPD-XXOP 搬送周波数を 19.66MHz、24.00MHz、
30.00MHz に変更:型番XXに
19,24,30 を記入
トルク計測システム
J-CPE-XXOPトルク、温度計測(選択式)システム
J-CPT-XXOP 温度計測システム
J-Cx-C10MOPステータ付属ケーブル長さ変更:5m⇒10m
全システム
J1-Rx-ADAロータ用端子台追加オプション
トルク計測システム
トルク 計測システム
J-CPD-xxJ-CPE-xxJ-CPT-xx
J1のテレメトリシステムの計測で必要となる構成品を、コンプリートパッケージとして販売しております。J1コンプリートパッケージでは、計測内容に応じて、以下に示す3種類のパッケージを用意しています。
J - CPD - □ □ □10or13
注意:トルク・温度 計測(選択式)システムは、温度拡張オプションを選択できません。 温度計測システムは、周波数拡張オプションを選択できません。尚、温度拡張オプションは標準対応となっています。
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アナログ変調方式 トルク/温度計測 J1 製品仕様
■ ロータ回転体へ取り付けるロータは、取り付けスペース確保を考慮して、必要最小限の構成による小型化・軽量化と、半田付によるセンサの取り付けが可能になっています。以下に、ロータの仕様を示します。
型 番 入力タイプセンサ印加電圧
入力周波数帯域 重 量 サイズ [mm] 動作温度範囲対応するコンプリート
パッケージ
J1-RD xx
ひずみゲージ 5V
1kHz10g 46 × 19 × 7 -15 ~ 85℃
J - CPD - xx
J1-RD xxF 2.5kHz J - CPD - xx F
J1-RD xxT 1kHz15g 46 × 21 ×9.5 -40 ~125℃
J - CPD - xx T
J1-RD xxTF 2.5kHz J - CPD - xx TF
J1-RE xx ひずみゲージ or 熱電対(Kタイプ)
5V1kHz
11g 46 × 21 × 7 -15 ~ 85℃J - CPE - xx
J1-RE xxF 2.5kHz J - CPE - xx F
J1-RT xxT 熱電対(Kタイプ) - 1kHz 19g 61× 21 ×9.5 -40 ~125℃ J - CPT - xx T
*型番の xx には、搬送周波数によって定まる数値が入ります。10.7MHz :10, 13.56MHz :13*熱電対入力専用のロータJ1-RT10Tと J1-RT-13Tのみ、ロータにミニチュアコネクタKタイプ(メス)がついていますので、ミニチュアコネクタKタイプオスをそのまま挿して使用することができます。
● J1-RD xx
46,0
37,0
19,0
7,0
● J1-RE xx
46,0
37,0
21,0
7,0
● J1-RT xxT
61,0
20,0
21,0
12,0
37,0
9,5
● ロータ用端子台オプション(J1-Rx-ADA)ロータへのひずみゲージ、コイルアンテナ等を簡単により接続できるようにするため、フェニックスコネクタによるネジ式の端子台を用意しました。
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絶縁層
メタル層
絶縁層
メタル層
絶縁層
シャフトコイルアンテナ
■ 取り付け部材一式(型式:JX-EK01)テレメトリを実現するコイルアンテナや、誘導供給を実現すメタルテープといった取り付け部材一式を以下のようなセット(型式:JX-EK01)として販売しております。
部 材 説 明 個別販売 個別型式 数 量
メタルテープ メタル層の作成に使用 ○ JX-EM07 2
銅テープ コイルアンテナとして使用 ○ JX-EC01 1
絶縁テープ 絶縁層の作成に使用 × - 1
* 上記取り付け部材一式は J1コンプリートパッケージに含まれます。* 銅テープはステータのリングアンテナ部としても使用可能です。* 絶縁テープは個別販売しておりません。絶縁がとれるものであれば結構なものですので 汎用品のためお客様で準備頂くことが可能です。
銅テープ、幅10mm(型式:JX-EC01)
メタルテープ、幅77mm(型式:JX-EM07)
メタルテープ(JX-EM07)と銅テープ(JX-EC01)の長さは1mです。個別にご購入頂く際、1m 以上のテープが必要な場合は長さをご指定下さい。JX-EM07-YY :YY はメートルで指定JX-EC01-YY :YY はメートルで指定
● JX-EA
コントローラ側専用コネクタ (male)
ステータ側LEMOコネクタ (male)
■コントローラ‐ステータ間接続ケーブル
型 式 ケーブル長
JX-EA5 5m
JX-EA10 10m
JX-EA15 15m
JX-EA30 30m
■コントローラ (型式:JX-CSxx * xx は搬送周波数です。 10.7MHz:10, 13.56MHz:13)
出 力 調整項目 その他
出力方式 周波数帯域 出力調整 スイッチ SN比 動作電源 重量
電圧(±10V)、周波数 (10± 5kHz)オプション:CAN バス出力追加
1kHzオプション:2.5kHz
ゲイン(0.2 ~ 2)オフセット(±1V)
フィルタ(100Hz)、シャントキャリブレーション
65dB(フィルタ使用時 83dB)
DC9V~36V(MAX25VA)
920 g
M53,5 4
710
50
76
31
50
図:JX-SR70 寸法 図:JX-SE60 寸法
■ステータ
型 番 JX-SR70 JX-SE60
受信距離 70mm最大 60mm
(環境によります)
サイズ 61×50.5×33mm 70×50×35mm
重 量 約 200g -
動作温度-15 ~75℃オプション:-40 ~125℃
-10 ~ 85℃オプション:-40 ~125℃
保護クラス通常は IP67 相当オプション:IP68 規格対応
通常は IP67 相当オプション:IP68 規格対応
JQA-EM4908 JQA-QM8795電子技術センター
株式会社 東陽テクニカ 機械制御計測部〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645 http://www.toyo.co.jp/mecha/ E-mail:[email protected]
本カタログに記載された商品の機能・性能は断りなく変更されることがあります。AXO-4098-05-1404000-238-1.0-S63-CA
大阪府大阪市淀川区宮原 1-6-1(新大阪ブリックビル) TEL. 06-6399-9771 FAX. 06-6399-9781愛知県名古屋市中区栄 2-3-1(名古屋広小路ビルヂング) 栃木県宇都宮市東宿郷 2-4-3(宇都宮大塚ビル) 東京都中央区八重洲 1-1-6
TEL. 052-253-6271 FAX. 052-253-6448 TEL. 028-678-9117 FAX. 028-638-5380 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1-1-2 TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645
大 阪 支 店名 古 屋 営 業 所宇 都 宮 営 業 所電子技術センターテクノロジーインターフェースセンター
〒532-0003〒460-0008〒321-0953〒103-8284
電波法への対応
J1 は日本の電波法に則った製品としてご利用頂けます。(右の試験成績書参照)
ロータの取り付け例:右はエポキシ、グラスファイバーで固定したもの
*回転体へのロータの固定
取り付けたロータが回転による遠心力により、外れ飛ばないように、十分に固定して下さい。回転数や取り付け位置にもよりますが固定方法として、下記取り付け固定例に示すように、強力なテープで巻きエポキシ等で固めることを推奨しています。
取付&トルク校正サービス
■ 取り付け&トルク校正サービス(有償)ドライブシャフト、プロペラシャフト等の回転体への指定位置へのひずみゲージ貼付け、ロータ、アンテナのインストール、ラスファイバーによる固定、トルク校正を有償にて承ります。
■ J1Dの取り付けについてのご注意J1D シリーズを回転体に取り付ける際は回転体をシステムから取り外して取り付けて下さい。例えば、自動車のドライブシャフトに J1D シリーズを取り付ける場合車両からドライブシャフトを取り外して、ロータやコイルアンテナを取り付けて下さい。また、取り付け完了後は、出力値 1Vあたりのトルク値を求めるための校正作業が必要となります。既知のトルクを回転体に与え、そのときの出力値を測定することで、校正値を求めます。