ラダー研修ニュース 1r ½®´ × ¯]c (レベルⅡ~Ⅲ)ラダー研修ニュース...

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No2H28新人ホ ームページ ニュースN 毎日暑い日が続いています。 長野では、小中学生はすでに、夏休みが終わり、元気に学校に通う姿が見 られるようになりました。暑い日々の中でも、どことなく秋を感じるよう になってきましたね。 ここまで終了しているレベルⅡの研修の次の2つの研修の様子を紹介しま す。 1) 看護と倫理 2) メンバーシップ・リーダーシップ研修 それぞれの自己の事例を各グループの中で、紹介し、グループの 1.レベル研修 「倫理的問題を客観的に分析し、解決する能力を学ぶ」という 目的で、新潟県立看護大学の岩永喜久子教授に研修を行って 頂きました。 倫理の概念や考え方が理解でき、倫理的な疑問や問題に気付 くこと、そして分析モデルを用いて倫理問題を明確にしていく という内容で、自分たちの持ち寄った倫理的問題と感じた場面 をグループの中で話し合いました。 院内28名、公開講座で5名の皆様に参加いただきました。 この号の内容 以下の研修報告です 看護と倫理 メンバーシップ・ リーダーシップ研修 看護研究 "看護実践の場面で は、本当にこれでい いのかな、と悩むこ ともあります。 特にこれって倫理 的に問題ないのか な?と悩むこともあ りますね。" H28 8 29 1)看護と倫理研修 7月9日 長野赤十字病院 看護部 教育担当 文責 ミルズ ラダー研修ニュース (レベルⅡ~Ⅲ)

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Page 1: ラダー研修ニュース 1R ½®´ × ¯]C (レベルⅡ~Ⅲ)ラダー研修ニュース 3ページ その後に "グループの中で自分たち が悩んでいることなど、聞

No2H28新人ホームページ ニュースNo2.docx

毎日暑い日が続いています。

長野では、小中学生はすでに、夏休みが終わり、元気に学校に通う姿が見

られるようになりました。暑い日々の中でも、どことなく秋を感じるよう

になってきましたね。

ここまで終了しているレベルⅡの研修の次の2つの研修の様子を紹介しま

す。

1) 看護と倫理

2) メンバーシップ・リーダーシップ研修

それぞれの自己の事例を各グループの中で、紹介し、グループの

中で分析する課題を決めました。

分析方法は、Jonsen の4分割法、サラ・フライの意思決定モデ

ルのどちらかを用いて分析し、それらを発表しました。

グループの中で話し合い、みんなの意見を聞く中で、看護師の仲

間であるからこそ、多くの場面や思いを共有できたとのことでし

た。

研修生にとっても、満足のいく研修でした。

現場において、活用することで自分の倫理観も育つと思います。

ぜひ、活用してください。

1.レベルⅡ 研修

「倫理的問題を客観的に分析し、解決する能力を学ぶ」という

目的で、新潟県立看護大学の岩永喜久子教授に研修を行って

頂きました。

倫理の概念や考え方が理解でき、倫理的な疑問や問題に気付

くこと、そして分析モデルを用いて倫理問題を明確にしていく

という内容で、自分たちの持ち寄った倫理的問題と感じた場面

をグループの中で話し合いました。

院内28名、公開講座で5名の皆様に参加いただきました。

この号の内容

以下の研修報告です

看護と倫理

メンバーシップ・

リーダーシップ研修

看護研究

"看護実践の場面で

は、本当にこれでい

いのかな、と悩むこ

ともあります。

特にこれって倫理

的に問題ないのか

な?と悩むこともあ

りますね。"

H28 8 月 29 日

1)看護と倫理研修 7月9日

長野赤十字病院 看護部 教育担当 文責 ミルズ

ラダー研修ニュース

(レベルⅡ~Ⅲ)

Page 2: ラダー研修ニュース 1R ½®´ × ¯]C (レベルⅡ~Ⅲ)ラダー研修ニュース 3ページ その後に "グループの中で自分たち が悩んでいることなど、聞

2 ページ らラダー研修ニュース

2)メンバーシップ・リーダーシップ研修 8月6日

この研修の目的は、「メンバー及びリーダーの役割行動が理

解でき、役割を実践することが出来る」とし、メンバーシッ

プ・リーダーシップについての理解と自己の傾向を知り、メン

バーシップ・リーダーシップの役割行動がとれる、です。

この研修後、チームのリーダー業務を開始するところもあ

り、自己の研修の動機を持ってのさんかでした。

院内38名と公開講座では9名の参加がありました。

グループって何?チームって何?一人一人の力があれば最高

の力が出せるのか?今回の、リオオリンピックの日本の陸上男

子のリレーを見ると、そうではないことが分かりますね。

チームの達成する目的が明確にし、みんなの総力以上の力を

出せるための、メンバーシップ・リーダーシップです。

"この研修の中で

は、多くのゲームを

グループワークで行

いました。

それぞれのゲームを

通して感じ・考える

ことがあったようで

す"

グループで

結果です

まず、チーム名を決めました。

Page 3: ラダー研修ニュース 1R ½®´ × ¯]C (レベルⅡ~Ⅲ)ラダー研修ニュース 3ページ その後に "グループの中で自分たち が悩んでいることなど、聞

ラダー研修ニュース 3ページ

"グループの中で自分たち

が悩んでいることなど、聞

いてもらいながら進めまし

た。"

2.レベルⅡ~Ⅲ 研修 :看護研究 6月4日

研修の中では、自己の傾向を知ってもらい、

その後に様々な役割演じながらのグループ

ワークをしてもらいました。

普段の自分ではない性格を演じることによ

り、相手を知り、そして自分を知ることに

なったようです。

コンセンサスゲームでは、なかなか正解は

導き出せませんでした。

でも、今回の研修のみのチームでしたが、

より良いチーム作りができたようです。

「看護の質を改善するために必要な研究的視点

を養い、看護研究に必要な倫理的視点につてい

て学ぶ」という目的で研修を実施しました。

佐久医療センターの臨床研究・治験センター

事務局長/看護部リサーチナース

新美三由紀先生にご講義をお願いしました。

クリティカルクエッションをリサーチクエッ

ションにもっていくこと、研究の手法にのせる

こと、まだまだ難しいですね。

研修に参加してい

ただいた皆さま、

ありがとうござい

ました。

今後ともよろしく

お願いします。