オホーツク管内 斜里町立斜里中学校 · (5)参加者からの声...
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住 所 斜里町文光町
学級数 学級(特支2)
生徒数 名
オホーツク管内 斜里町立斜里中学校
1 研究協力校の概要
斜里町は自然環境に恵まれた地域であり世界自然遺産への登録や知床の自然を守る「知床 平方メートル運動」は有
名である。中心となる主幹産業は農業と漁業である。
当該校は、生徒の生活習慣の向上をはかるために学校独自のチェックシート(充実生活チャレンジシート、定期テスト
勉強計画シート)を活用している。また、「開発的生徒指導」を積極的に推進し、アセスや教育相談の充実、CAP講習
会、ピア・サポートやアサーション講習会、キャリア教育におけるマナー講座等、実際に体験することを通し、「本物と
の出会い」から学ぶ事業を行なっている。非行防止教室・薬物乱用防止教室を実施しており、生徒指導や非行防止に力を
いれている。
2 生徒及び保護者への学習機会の提供
◯保護者
(1)実施期日
平成 年 月8日(日) 時 分~ 時 分
会場:斜里町公民館ゆめホール知床
(2)テーマの設定、ねらい
(3)参加者数
保護者、教員、町民 計 名
(4)講演内容
(5)参加者からの声
◯生徒と保護者
(1)実施期日
平成 年 月8日(火) 時 分~ 時 分
会場:斜里町立斜里中学校体育館
(2)テーマの設定、ねらい
(3)参加者数
第1~3学年生徒、保護者、町民 計 名
(4)講演内容
(5)参加者からの声
事前調査、生活習慣チェックリスト、睡眠チェックシート活用の結果から、寝る時間まで、デジタル機器を
利用する生徒が多いことから、中学生の携帯電話・スマートフォン等の利用の実態や過度の利用が心身に及ぼ
す影響について学び、今後の電子メディアとの付き合い方を考える。
演題:「携帯電話依存症」を考える 講師:岩井 孝浩 氏 (元上湧別中学校PTA会長)
①インターネットのしくみ ②IPアドレスのしくみ ③フィルタリングの重要性
④携帯電話が原因と考えられるいじめ ④携帯電話を与えた親の責任を自覚することの重要性
・子供たちに携帯・スマホの正しい使い方、向き合
い方を伝えていかなければならないと思った。
・子供たち同士の中でネットだけではなく人として
向き合って関わってほしいと思った。
・家でのルールをきちんと作り、時間を大切に使
おうと思った。
・冬休み中だけでなく、これからの生活でもスマ
ホを使い過ぎないようにする。
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3 生徒主体の取組
(1)実施期日
平成 年 月 日(火) 時 分~ 時 分
場所:各教室
(2)テーマの設定、ねらい
「ネットやゲーム利用について気をつけるべきことは何か」
・講演について印象に残った内容について話し合うことを通じ
て、生徒にネットやゲーム利用が生活に及ぼす影響を意識化さ
せ、今後の生活習慣の改善を図るきっかけとする。
(3)参加者数
第1~3学年生徒 名
(4)取組内容
・講師から聴いた話を振り返りシートに記入し、これから気をつけなければならないことを各学級で話し合った。
(5)参加者からの声
・インターネットの世界がこんなに怖いことを初めて知った。自分達で使い方を考えていかなければならない。
・携帯やスマホを持ったら自己責任を意識してよく使おうと思った。
4 参加者の変容等の成果
・自律的な行動を心がける発言が増えた。
・生徒会が中心となり、スローガン等を作成することを検討している。
5 学習資料の提供
セルフチェックシート、ネットトラブル未然防止のための指導・啓発資料を生徒だけでなく、保護者にも配布した。
6 事業を終えて
(1)成果
・「事前調査」「生活習慣チェックリスト」を活用することで、保護者、生徒とも家庭での生活習慣を振り返るきっかけ
となった。
・携帯電話の使用方法についての講演会を、保護者、生徒で同じ内容を聴くことにより、家族間でネットでの危険性に
ついて共有を図ることができた。
・保護者の知識が子供のレベルに達していないが、携帯を持たせた以上は親として責任を持たなくてはいけないことを
理解した。
・学校・保護者・地域が連携し、トラブルが起きたらすぐに対応できる体制をつくることができた。
(2)課題
・携帯、スマホなどの電子機器を与えるだけではなく、家庭でのルールをつくることが必要である。
・使い方だけでなく、フィルタリングの必要性等を認識してもらい、保護者としての危機感をもって向き合ってもらう
ことが必要である。
3 生徒主体の取組
(1)実施期日
平成 年 月 日(火) 時 分~ 時 分
場所:各教室
(2)テーマの設定、ねらい
「ネットやゲーム利用について気をつけるべきことは何か」
・講演について印象に残った内容について話し合うことを通じ
て、生徒にネットやゲーム利用が生活に及ぼす影響を意識化さ
せ、今後の生活習慣の改善を図るきっかけとする。
(3)参加者数
第1~3学年生徒 名
(4)取組内容
・講師から聴いた話を振り返りシートに記入し、これから気をつけなければならないことを各学級で話し合った。
(5)参加者からの声
・インターネットの世界がこんなに怖いことを初めて知った。自分達で使い方を考えていかなければならない。
・携帯やスマホを持ったら自己責任を意識してよく使おうと思った。
4 参加者の変容等の成果
・自律的な行動を心がける発言が増えた。
・生徒会が中心となり、スローガン等を作成することを検討している。
5 学習資料の提供
道教委作成のセルフチェックシート、ネットトラブル未然防止のための指導・啓発資料を生徒だけでなく、保護者にも
配布した。
6 事業を終えて
(1)成果
・「事前調査」「生活習慣チェックリスト」を活用することで、保護者、生徒とも家庭での生活習慣を振り返るきっかけ
となった。
・携帯電話の使用方法についての講演会を、保護者、生徒で同じ内容を聴くことにより、家族間でネットでの危険性に
ついて共有を図ることができた。
・保護者の知識が子供のレベルに達していないが、携帯を持たせた以上は親として責任を持たなくてはいけないことを
理解した。
・学校・保護者・地域が連携し、トラブルが起きたらすぐに対応できる体制をつくることができた。
(2)課題
・携帯、スマホなどの電子機器を与えるだけではなく、家庭でのルールをつくることが必要である。
・使い方だけでなく、フィルタリングの必要性等を認識してもらい、保護者としての危機感をもって向き合ってもらう
ことが必要である。
3 生徒主体の取組
(1)実施期日
平成 年 月 日(火) 時 分~ 時 分
場所:各教室
(2)テーマの設定、ねらい
「ネットやゲーム利用について気をつけるべきことは何か」
・講演について印象に残った内容について話し合うことを通じ
て、生徒にネットやゲーム利用が生活に及ぼす影響を意識化さ
せ、今後の生活習慣の改善を図るきっかけとする。
(3)参加者数
第1~3学年生徒 名
(4)取組内容
・講師から聴いた話を振り返りシートに記入し、これから気をつけなければならないことを各学級で話し合った。
(5)参加者からの声
・インターネットの世界がこんなに怖いことを初めて知った。自分達で使い方を考えていかなければならない。
・携帯やスマホを持ったら自己責任を意識してよく使おうと思った。
4 参加者の変容等の成果
・自律的な行動を心がける発言が増えた。
・生徒会が中心となり、スローガン等を作成することを検討している。
5 学習資料の提供
道教委作成のセルフチェックシート、ネットトラブル未然防止のための指導・啓発資料を生徒だけでなく、保護者にも
配布した。
6 事業を終えて
(1)成果
・「事前調査」「生活習慣チェックリスト」を活用することで、保護者、生徒とも家庭での生活習慣を振り返るきっかけ
となった。
・携帯電話の使用方法についての講演会を、保護者、生徒で同じ内容を聴くことにより、家族間でネットでの危険性に
ついて共有を図ることができた。
・保護者の知識が子供のレベルに達していないが、携帯を持たせた以上は親として責任を持たなくてはいけないことを
理解した。
・学校・保護者・地域が連携し、トラブルが起きたらすぐに対応できる体制をつくることができた。
(2)課題
・携帯、スマホなどの電子機器を与えるだけではなく、家庭でのルールをつくることが必要である。
・使い方だけでなく、フィルタリングの必要性等を認識してもらい、保護者としての危機感をもって向き合ってもらう
ことが必要である。
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十勝管内 北海道音更高等学校
住 所 北海道河東郡音更町駒場西1番地
学級数 学級
生徒数 名
1 研究協力校の概要
当該校は、十勝川が育んだ広大な大地と自然に恵まれた十勝平野の中部に位置する音更町駒場地区にあり、 年を超
える伝統と歴史を有している。「自律力行」の校訓のもと、学校教育目標に「心豊かに生きる基礎を築くために」を掲
げ、これまでの伝統を継承しつつ、新たな伝統を築くため、今年度からは、昼間定時制農業科を募集停止とし、全日制
普通科単位制4学級のみの募集となっている。
学校には、学校林である「音高の森」と専用の野球場・サッカー場・テニスコート・陸上競技場、ハウス・農場を配して
おり、自然豊かな学習環境に包まれたキャンパスとなっている。
平成 年度には、天皇・皇后両陛下お臨席のもと、「全日本学校関係緑化コンクール学校林等活動の部」で、農林水産
大臣から表彰されている。
また、学校行事の他に携帯電話安全教室、生活安全講話など各種講座等の活動を積極的に行っている。
2 生徒及び保護者への学習機会の提供
(1)実施期日
平成 年 月 日(火) 時 分~ 時 分
会場:北海道音更高等学校 体育館
(2)テーマの設定、ねらい
事前調査、生活習慣チェックリスト、睡眠チェックシート等の結果、寝る直前までテレビやビデオ等の視聴、携帯・
スマホの利用をする生徒が多いことが明らかになったことから、自分の生活をコントロールするに当たり、睡眠をど
う考えるか、インターネット利用とどう関わるかなど理解を深め、課題の解決に向けて自分たちが何をすべきか考え
る機会を設け、その意識を高めるための取組とする。
(3)参加者数
第1学年生徒及びその保護者 名
(4)講演内容
講師名 由水 伸 氏(道都大学教授)
講演内容 「インターネット利用と適切な生活リズム」
・パソコンや携帯電話、スマートフォンの歴史、機能などについて
・近年、最も身近になった情報ツールであるスマートフォンの機能や便利さについて
・マナーや情報の扱いなどスマートフォン等によるインターネットの利用についての注意点
・過度なインターネット利用による生活習慣への影響と成長期における身体的な影響などについて
・生活習慣に関する新たな課題への解決に向け、スマートフォンやインターネットを利用する際のルールや
規則をつくることの大切さについて
(5)参加者からの声
・今回の講演を聞いて、改めてネットの便利さと怖さを確認することができた。ネットに依存する前に、しっかり
と自分の生活をコントロールしていきたいと思いました。
・講演を聞いて、自分のインターネットの使い方や生活の仕方などを振り返り、見直すところがたくさんあると気
づいた。また、インターネットだけを信じず、他の手段で物事を調べることも大切だと思いました。
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3 生徒主体の取組
(1)実施期日
平成 年 月 日 火 時 分~
講演会終了後、移動して実施
(2)テーマの設定、ねらい
講演を聞き、これまでの生徒自身のネット利用を含めた生活習慣について振り返り、それぞれの生徒が考える望ま
しい生活習慣の確立を図っていくための取組などについて考え、今後の各自の生活の中で生かす。
(3)参加者数
第1学年生徒 名
(4)取組内容
・講演会後、感想を書きながら講演内容について振り返るとともに、これまでの自身の状況について考える。
・今後の生活の中で、気をつけていかなければならないことについて交流する。
(5)参加者からの声
・インターネットをやり過ぎて勉強や家族との時間を削ってしまわないようにしようと思いました。スマートフォ
ンを余り使いすぎずに、普段の生活を見直して、より充実した生活を送れるようにしていきたいと思いました。
・インターネットに書かれている情報がすべて本当ではないと改めて思った。ネットに情報等をあげると簡単に消
えないし、誰がその情報を見ているのかわからないので気をつけたいと思いました。また、依存してしまうと、
周りの人とのコミュニケーションが減ってしまうので、自分で「1時間だけ」などの決まりをつくり、取り組ん
でいきたい。
4 参加者の変容等の成果
・インターネットの利用時間や使い方、規則正しい生活、保護者とのコミュニケーションなど、生徒自身が見直し、
より充実した生活を送って行きたいという感想が多く出され、ネット利用を含めた望ましい生活習慣に関する意識
を高めることができた。
・今後、生徒会を中心として、生活習慣やインターネット利用に関する取組についての宣言を出そうという動きにつ
なげることができた。
5 学習資料の提供
早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来 ~睡眠リズムを整えよう!~ 文部科学省
6 事業を終えて
(1)成果
・「事前調査」の結果から、学校としては、生活習慣等に関わる生徒の状況や、保護者から見た生徒の状況、生徒と
保護者との意識の違いなどについて把握することができ、今後の生徒指導、生活指導に生かすことのできるデー
タを得ることができた。事後調査後データを基に、教職員間で状況を共有することができた。
・生徒、保護者については、「生活習慣チェックリスト」、「睡眠チェックシート」を使用することにより、これま
での生活習慣について振り返り、改善の方向性を考える機会になった。
(2)課題
・各家庭において、携帯、スマートフォンなどの電子機器、情報ツールを生徒に与える際には、生徒と保護者が
共通した認識をもつことができるよう家庭におけるルールづくりを行うことが必要である。
「事前調査」の結果から、学校としては、生活習慣等に関わる生徒の状況や、保護者から見た生徒の状況、生
徒と保護者との意識の違いなどについて把握することができ、今後の生徒指導、生活指導に生かすことのでき
るデータを得ることができた。事後調査後データを基に、教職員間で状況を共有することができた。
生徒、保護者については、「生活習慣チェックリスト」、「睡眠チェックシート」を使用することにより、これまで
の生活習慣について振り返り、改善の方向性を考える機会になった。
各家庭において、携帯、スマートフォンなどの電子機器、情報ツールを生徒に与える際には、生徒と保護者が
共通した認識をもつことができるよう家庭におけるルールづくりを行うことが必要である。
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