エコマスター【香川県三豊市】 事業をうまく回すための...

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ごみを燃やさず資源化できる トンネルコンポスト方式」 Point 燃やさない・排水が出ない・臭気がでない 新しいごみ処理方法「トンネルコンポスト方式」を確立。 香川県三豊市で 2017 4 月より導入し、年間 1 万tの一般廃棄物から固形燃料を 4,500t生産。 市や地域住民との協定締結、固形燃料の〝出口〟確保など、入念に地域での調整を実施。 事業効果や特徴、実績がテレビ紹介されて一躍有名となり、他都市での展開も検討が進む。 事業をうまく回すためのパートナーシップ、ネットワーク 日本初の取組として技術の確立に苦労したのに加えて、稼働に向けて、地域における各種調整においても労 力を費やした。 まず、プロポーザルでの採択後、2012 5 月に三豊市と同社で、民設民営方式で施設を建設し、同施設で 市内の一般廃棄物を処理することを定めた協定を締結。その後、ごみ処理費用について議会も含めて議論を重ね、 1t当たりの処理費用 24,800 円(年間約 2 5,000 万円)で 20 年間の委託契約を締結している。 また、周辺の環境保全と公衆衛生の向上を図るため、地元自治会・三豊市・同社の三者で慎重に協議を重ね、 2015 8 月に環境保全協定を締結。騒音・振動・悪臭・水質について、事業者が地元自治会、市の立会いの もと継続的に測定を行い、情報公開することなどを定め、特に、悪臭については市が定める基準値よりさらに 厳しい基準値以下に抑制することを明記し、周辺環境へ十分配慮しながら運営を行っている。 行政が固形燃料の〝出口〟確保に貢献。 三豊市では、近隣の大手製紙会社から、「この事業で生産された一定 の品質を保持した固形燃料を全量引き受ける」という趣旨の確約を取 り付けており、これが事業において非常に重要な意味を持つものとな っている。 私たちの事業を実現させるための最大の課題は、生産した固形燃料の 利用先の確保であり、安定した利用先があるのはとても有難いことです。 ごみを排出・収集する行政、廃棄物処理業者、エネルギー需要家が、一 体となった取組にすることが必要だと実感しています」 (バイオマス資源 化センターみとよ センター長 鎌倉秀行さん) 事業推進に向けた課題、今後の展開 2017 4 月よりトンネルコンポスト方式を導入している三豊市では、焼却炉の建設費 50 億円が削減さ れ、焼却せず、ごみから石炭代替の固形燃料の生産をすることにより、CO 2 排出の削減につながっている。また、混 合ごみを処理できるため、ごみの分別方法は導入前後で変わらず、市民のごみ分別の負担を増やさない効果もあ ()エコマスターによる建設費も総額 16 億円と焼却炉よりも安価である。 あらゆる面で手間のかからない設備として、全国ネットのビジネス情報番組に放映されてからは問合せが大 幅に増加し、年間約 3,000 人の施設見学を受け入れている。特に自治体からの注目度が高く、すでに導入に 向けて検討を進めている地域もある。 「多くの自治体では焼却炉が老朽化し た状態でも、新たに建設することが難 しい状況にある印象です。トンネルコ ンポスト方式は、ある程度広い敷地面 積が必要ですが、安価なごみ処理方法 だと思います。 また、エネルギー利用は地域特性があ るので、関心のある自治体の方は、ぜひ、 地域のエネルギー需要家とご相談を。 将来的には、固形燃料の地域内温熱 利用や、10 万人規模の都市ごとに固形 燃料を生産し、1カ所に持寄って発電 利用するなど、エネルギーの地産地消 ができると理想的だと思います。」 (鎌倉秀行さん) 「バイオマス資源化センターみとよ」で ごみから生産された固形燃料 地域循環共生圏としてのトンネルコンポストの運用イメージ 施設内の排水・脱 臭のイメージ図 市や地域住民との協定締結等により、稼働に向けて入念な地元調整を実施。 取組の概要間短縮、システムの簡便性など ()エコマスターは、廃棄物の生物分解処理や堆肥化のノウハウを有する()パブリックと、固形燃料製造の西日本 最大手の 1 つであるエビス紙料()(本社は共に香川県観音寺市)の共同出資により 2010 年に設立された廃棄物処理 業者で、香川県三豊市から委託を受けて日本初の「トンネルコンポスト方式」でごみを燃やさない処理を行っている。 トンネルコンポスト方式とは、生ごみや紙・プラスチックなどが混在したごみを密閉発酵槽「バイオトンネル」で微生物の 発酵作用が最も活発になる好気的な環境を制御し、発酵する際の熱と通気を利用し乾燥処理を行う方式である。三豊 市では、年間 1 万tの一般廃棄物(家庭系・事業系の可燃ごみ)を収集し、バイオトンネルで発酵・乾燥させた後、異物 を除き、紙・プラスチックなどを固形燃料工場へ搬送し、石炭代替品の固形燃料 4,500tを生産している。 三豊市は2006 年に市町村合併で新設された香川県西部の都市で、当時、市域のごみ焼却炉の更新時期に差し掛かっ ていたが、初代市長が就任時に「新し いごみ焼却炉は作らない」と宣言。 「燃やさない」ことを条件とした新たなご み処理方式を三豊市がプロポーザル方式 で公募した。市域には下水処理場がない こともあり、審査の結果、「燃やさない」「排 水がでない」「臭気がでない」同方式が採 用されることになった。 事業がうまく回る秘訣 2005 年頃、同社の代表取締役の海田周治さん(エビス紙料() 代表取締役を兼務)がイタリアでトンネルコ ンポスト技術に出会ったのが導入のきっかけ。帰国後、小型テストプラントをイタリアから輸入し、社内で 3 年半 もの間、実際の家庭ごみを用いるなどして実証実験を重ねてきた。また山梨大学との共同研究も行い、その結果、 適した発酵期間や、期間中のコントロール手法等のノウハウを蓄積することができたという。 現在、「バイオマス資源化センターみとよ」では、微生物の発酵作用が最も活発になる環境となるようにバイオトンネル 内の温度・圧力・空気量等を自動制御し、17 日間という期間で、ごみを乾燥させることができる。 施設自体もシンプルな作りでトラブルも少なく、少人数で施設の運営・管理を行っている。 バイオトンネルで発酵・乾燥処理を 行った際に発生する排水はバイオト ンネル内で発酵槽に散布されるとと もに、バイオフィルター内の水分はフ ィルター内で循環しているため、排水 処理は必要ない。また、施設内の排気 はバイオフィルター内の木質チップ 層を通じて吸着・微生物分解されるこ とで脱臭され、施設外に臭気が出るの を防いでいる。 ()エコマスター【香川県三豊市】 トンネルコンポスト方式で、燃やさず、排水、臭気のでないごみ処理を実践。 事業効果や特徴、実績がテレビで紹介されて一躍有名に。他都市での展開も検討が進んでいる。 実証実験を重ねることで、バイオトンネル内の環境制御のノウハウを蓄積。 香川県三豊市におけるトンネルコンポスト方式のごみ処理フロー ()エコマスターは「バイオマス資源化センターみとよ」で可燃ごみの処理を実施。

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  • 「ごみを燃やさず資源化できる

    トンネルコンポスト方式」

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    Point ● 燃やさない・排水が出ない・臭気がでない 新しいごみ処理方法「トンネルコンポスト方式」を確立。 ● 香川県三豊市で 2017年 4月より導入し、年間1万tの一般廃棄物から固形燃料を4,500t生産。 ● 市や地域住民との協定締結、固形燃料の〝出口〟確保など、入念に地域での調整を実施。 ● 事業効果や特徴、実績がテレビ紹介されて一躍有名となり、他都市での展開も検討が進む。

    事業をうまく回すためのパートナーシップ、ネットワーク

    日本初の取組として技術の確立に苦労したのに加えて、稼働に向けて、地域における各種調整においても労力を費やした。 まず、プロポーザルでの採択後、2012 年 5 月に三豊市と同社で、民設民営方式で施設を建設し、同施設で市内の一般廃棄物を処理することを定めた協定を締結。その後、ごみ処理費用について議会も含めて議論を重ね、1t当たりの処理費用 24,800円(年間約2億5,000万円)で 20年間の委託契約を締結している。 また、周辺の環境保全と公衆衛生の向上を図るため、地元自治会・三豊市・同社の三者で慎重に協議を重ね、2015年 8月に環境保全協定を締結。騒音・振動・悪臭・水質について、事業者が地元自治会、市の立会いのもと継続的に測定を行い、情報公開することなどを定め、特に、悪臭については市が定める基準値よりさらに厳しい基準値以下に抑制することを明記し、周辺環境へ十分配慮しながら運営を行っている。

    行政が固形燃料の〝出口〟確保に貢献。 三豊市では、近隣の大手製紙会社から、「この事業で生産された一定の品質を保持した固形燃料を全量引き受ける」という趣旨の確約を取り付けており、これが事業において非常に重要な意味を持つものとなっている。 「私たちの事業を実現させるための最大の課題は、生産した固形燃料の利用先の確保であり、安定した利用先があるのはとても有難いことです。ごみを排出・収集する行政、廃棄物処理業者、エネルギー需要家が、一体となった取組にすることが必要だと実感しています」(バイオマス資源化センターみとよ センター長 鎌倉秀行さん)

    事業推進に向けた課題、今後の展開

    2017 年 4 月よりトンネルコンポスト方式を導入している三豊市では、焼却炉の建設費 50 億円が削減され、焼却せず、ごみから石炭代替の固形燃料の生産をすることにより、CO2 排出の削減につながっている。また、混合ごみを処理できるため、ごみの分別方法は導入前後で変わらず、市民のごみ分別の負担を増やさない効果もある。(株)エコマスターによる建設費も総額 16億円と焼却炉よりも安価である。 あらゆる面で手間のかからない設備として、全国ネットのビジネス情報番組に放映されてからは問合せが大幅に増加し、年間約 3,000 人の施設見学を受け入れている。特に自治体からの注目度が高く、すでに導入に向けて検討を進めている地域もある。 「多くの自治体では焼却炉が老朽化し た状態でも、新たに建設することが難 しい状況にある印象です。トンネルコ ンポスト方式は、ある程度広い敷地面 積が必要ですが、安価なごみ処理方法 だと思います。 また、エネルギー利用は地域特性があ

    るので、関心のある自治体の方は、ぜひ、 地域のエネルギー需要家とご相談を。 将来的には、固形燃料の地域内温熱

    利用や、10万人規模の都市ごとに固形 燃料を生産し、1カ所に持寄って発電 利用するなど、エネルギーの地産地消 ができると理想的だと思います。」 (鎌倉秀行さん)

    「バイオマス資源化センターみとよ」でごみから生産された固形燃料

    地域循環共生圏としてのトンネルコンポストの運用イメージ

    施設内の排水・脱臭のイメージ図

    市や地域住民との協定締結等により、稼働に向けて入念な地元調整を実施。

    取組の概要間短縮、システムの簡便性など

    (株)エコマスターは、廃棄物の生物分解処理や堆肥化のノウハウを有する(株)パブリックと、固形燃料製造の西日本最大手の1つであるエビス紙料(株)(本社は共に香川県観音寺市)の共同出資により2010年に設立された廃棄物処理業者で、香川県三豊市から委託を受けて日本初の「トンネルコンポスト方式」でごみを燃やさない処理を行っている。 トンネルコンポスト方式とは、生ごみや紙・プラスチックなどが混在したごみを密閉発酵槽「バイオトンネル」で微生物の発酵作用が最も活発になる好気的な環境を制御し、発酵する際の熱と通気を利用し乾燥処理を行う方式である。三豊市では、年間1万tの一般廃棄物(家庭系・事業系の可燃ごみ)を収集し、バイオトンネルで発酵・乾燥させた後、異物を除き、紙・プラスチックなどを固形燃料工場へ搬送し、石炭代替品の固形燃料4,500tを生産している。 三豊市は2006年に市町村合併で新設された香川県西部の都市で、当時、市域のごみ焼却炉の更新時期に差し掛かっ ていたが、初代市長が就任時に「新し いごみ焼却炉は作らない」と宣言。 「燃やさない」ことを条件とした新たなご

    み処理方式を三豊市がプロポーザル方式 で公募した。市域には下水処理場がない こともあり、審査の結果、「燃やさない」「排 水がでない」「臭気がでない」同方式が採 用されることになった。 事業がうまく回る秘訣

    2005 年頃、同社の代表取締役の海田周治さん(エビス紙料(株) 代表取締役を兼務)がイタリアでトンネルコンポスト技術に出会ったのが導入のきっかけ。帰国後、小型テストプラントをイタリアから輸入し、社内で 3年半もの間、実際の家庭ごみを用いるなどして実証実験を重ねてきた。また山梨大学との共同研究も行い、その結果、適した発酵期間や、期間中のコントロール手法等のノウハウを蓄積することができたという。 現在、「バイオマス資源化センターみとよ」では、微生物の発酵作用が最も活発になる環境となるようにバイオトンネル内の温度・圧力・空気量等を自動制御し、17日間という期間で、ごみを乾燥させることができる。 施設自体もシンプルな作りでトラブルも少なく、少人数で施設の運営・管理を行っている。

    バイオトンネルで発酵・乾燥処理を行った際に発生する排水はバイオトンネル内で発酵槽に散布されるとともに、バイオフィルター内の水分はフィルター内で循環しているため、排水処理は必要ない。また、施設内の排気はバイオフィルター内の木質チップ層を通じて吸着・微生物分解されることで脱臭され、施設外に臭気が出るのを防いでいる。

    (株)エコマスター【香川県三豊市】

    トンネルコンポスト方式で、燃やさず、排水、臭気のでないごみ処理を実践。

    事業効果や特徴、実績がテレビで紹介されて一躍有名に。他都市での展開も検討が進んでいる。

    実証実験を重ねることで、バイオトンネル内の環境制御のノウハウを蓄積。

    香川県三豊市におけるトンネルコンポスト方式のごみ処理フロー (株)エコマスターは「バイオマス資源化センターみとよ」で可燃ごみの処理を実施。

  • つゆ目

    ● 三豊市内の可燃ごみを処理する「バイオマス資源化センターみとよ」はエコマスターにより民設民営で運営することで、行政のコスト削減につながっているが、三豊市と同社が入口から処理・生成、出口までのすべての工程において、調整を行うことで、双方に加えて、地域住民や出口の利用者の要望に沿った施設運営が実現している。

    ● 出口の原料となる固形燃料の製造や販売については、共同出資元であるパブリックやエビス紙料が独自の技術・ノウハウを活かして取り組むことで、エコマスターの事業は「バイオマス資源化センターみとよ」の運営に特化できている。

    ※※施設建設時に、下記の環境省補助金を活用。 ・平成 27年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物エネルギー導入・低炭素化促進事業) ・平成 28年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素型廃棄物処理支援事業)

    【創意工夫】

    「焼却炉を新規建設しない」「下水処理場を持たない」自治体という特殊な立地条件を踏まえて、自治体による協定等締結の先導や、企業による技術・ノウハウの開発など、官民連携で事業構築を進めている。 これらの功績が全国ネットの番組で紹介されることで認知度を得て、注目を浴びることになり、他地域での展開へと進むことが期待される。

    取組内容

    ビジネスモデル

    土地利用、立地条件を考える ・郊外部 ・「焼却炉を新規建設しない」「下水処理場を持たない」自治体

    バイオマスの定量・通年確保 ・三豊市全域の一般廃棄物の受入 ・残さ付廃プラスチック類などの産業廃棄物の受入 有効な技術(専門家)を探す ・イタリアより「トンネルコンポスト技術」や設備を導入 事業パートナーを発掘する ・通年で〝出口〟を受け入れる大手製紙会社

    事業の構築

    公的補助の活用・施策の展開 ・環境省事業の活用 入口・出口との活発なコミュニケーション ・〝出口〟供給先を事業開始前に確保

    研究開発機能を持ち、自ら日々研究する ・バイオトンネルによる発酵乾燥のノウハウ確立 ・山梨大学との共同研究などで処理技術を立証

    事業継続に向けた協定等 ・三豊市内の一般廃棄物処理に関する契約を締結 ・地元自治会、三豊市と環境保全協定を締結 ・三豊市を介して〝出口〟供給先との確約書を締結

    継続

    広報活動、楽しく取り組む場 ・全国ネットの番組での紹介により、認知度を得る 外部評価、お墨付きを得る ・トンネルコンポスト方式が新たに環境省の交付金対象となる 他のモデルへの応用 ・他地域でも導入を検討

    【付加価値】

    「トンネルコンポスト方式」という新たな技術の創出や、処理コストの削減といった経済的価値の創出に加えて、行政と廃棄物処理業者による連携体制の構築による社会環境整備の実現が見られる。

    「トンネルコンポスト方式」の確立 燃やさない・排水が出ない・臭気が出ないという、新しいごみ処理方法を確立し、サービスを展開

    三豊市による処理コストの削減 エコマスターによる施設建設、一般廃棄物処理の委託契約により、三豊市は大幅なコスト削減を実現

    三豊市との調整、協定締結など 〝入口〟から〝出口〟までの工程において、市とエコマスターで調整し、協定等を締結することで、スムーズな事業展開が実現

    環境省事業の活用 建設時に補助金を活用し、負担額を軽減

    特殊な条件下での可燃ごみの処理 「焼却炉を新規建設しない」「下水処理場を持たない」条件下で、燃やさずに可燃ごみを処理

    (株)エコマスター【香川県三豊市】 「ごみを燃やさず資源化できるトンネルコンポスト方式」

    取組の「創意工夫」と新たな「付加価値」

    事業者プロフィール 企 業 名:株式会社エコマスター 設 立:2017年 所 在 地:香川県三豊市山本町神田 30番地 1 T E L:0875-23-6230 代 表 者:代表取締役 海田周治/代表取締役 三野輝男 従業員数:7名 事業内容:バイオマス資源化センターみとよの運営 H P:https://biotunnel.net/

    バイオマスの〝入口〟から〝出口〟までを回していく仕組み