オリジン東秀㈱...惣菜ホットニュース 2 温かい豚汁もセルフで...

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惣菜ホットニュース 1 No.0216 2017年 5月1日 発行 http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp Origin さいたま七里店 外観 オリジン事業、外食事業、 デリカ融合事業の3部門を運営 オリジン東秀は1966年(昭和41年)に中華料理 店を出店、1982年に持ち帰り弁当事業部を発足、 1994年にニューフォーマットとして惣菜の単価を揃 えての量り売り(バイキング方式)と弁当の併売店 オリジン東秀は「中華東秀」で外食を、 「オリジン弁当」で中食を牽引してきたが、昨年9月に新規 出店した外食と中食を融合した専門店“Origin”の出店を今後は増やしていく。ライフスタイルの 変化に、今後どのような食事提案をしていこうとしているのか、 “Origin”の展開について聞いた。 中食と外食を融合した フリースタイルレストラン“Origin” オリジン東秀㈱ (東京都) 「オリジン弁当」を出店し、路面店の惣菜バイキング 専門店として中食産業の一翼を担ってきた。同社が この中食と外食のノウハウを持ってこれからの世代 に問うのが中食と外食が融合した専門店舗“Origin” である。 現在(3月末)のオリジン東秀が運営しているのは 弁当・惣菜販売を主体事業とするオリジン事業(オリ ジン弁当=236店、キッチンオリジン=240店、オリ ジンデリカ22店、Origin=11店)、飲食業を主体事 業とする外食事業(中華東秀、CASUAL CHINESE TOSHU、オリジンダイニング)で46店、そしてイオン グループデリカ部門にオリジン商品を融合させるデ リカ融合事業である。 オリジン事業の再構築 オリジン 弁 当 は 1 号 店を 出 店 後 、関 東・関 西を

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Page 1: オリジン東秀㈱...惣菜ホットニュース 2 温かい豚汁もセルフで 量り売りコーナー、パック惣菜・弁当・おにぎりコーナー これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

惣菜ホットニュース 1

No.02162017年5月1日 発行

http://www.nsouzai-kyoukai.or.jp

Origin さいたま七里店 外観

オリジン東秀株式会社

藤島

啓一

経営戦略部長

これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

べられる設定である。洋食は厚切りトースト180円、

スクランブルエッグプレート290円。そして、コーヒー

80円はCVSを意識した価格設定である。餃子定食

400円、レバニラ定食650円、広東麺650円、野菜タ

ンメン550円、赤魚天麩羅幕の内570円、からす鰈

照り焼き幕の内880円など定食や麺類で30種類以

上の弁当を用意。ほとんどのメニューが陳列からの

購入もオーダー後調理の作りたて購入も可能。量り

売りコーナーは一律100g183円。

 レジはカウンターと券売機を備えてセミセルフレ

ジを導入している。そして、わずかなスペースではあ

るがキッズコーナーを併設して、幼児と一緒のママ

会にも利用しやすい心遣いをしている。

 「Origin」は一言でいうと、フリースタイル店舗であ

る。利用対象者は老若男女と全方位である。弁当・お

オリジン事業、外食事業、デリカ融合事業の3部門を運営

 オリジン東秀は1966年(昭和41年)に中華料理

店を出店、1982年に持ち帰り弁当事業部を発足、

1994年にニューフォーマットとして惣菜の単価を揃

えての量り売り(バイキング方式)と弁当の併売店

中心に多店舗展開を急ピッチで始め、11年後の

04年には500号店を出店。その後、時代の変化に

対応してスクラップ&ビルドや業態開発を重ね、現

在は小型店をキッチンオリジンに、大型店は

Originに移行中である。いずれも、これまで同様

に一貫して作りたての「お母さんが家族のことを

思って作る料理」を具現化する店内調理と直前調

理にこだわり、新たなコンセプト「気軽に食事がで

きる空間」を備えた展開である。

 

「Origin」、早朝から賑わう店舗を目指して

 「Origin」は、ライフスタイルの変化に合わせた外

食と中食を融合させ、昨年9月に1号店を出店したば

かりで、オリジン事業の最新モデルである。3月10日

に埼玉県さいたま市にオープンした「Origin」10号

店のさいたま七里店は郊外の路面店でオリジン史

上最大席数80席を有する。堅苦しくなく、フードコー

トのように自由にさまざまな食シーンに誰もが利用

できる専門店をイメージしている。

 定食や、持ち帰りも可能な麺類など30種類以上の

メニューに加え、惣菜・サラダや弁当を用意。注力し

ているのは開店6時から10時までの朝食セットであ

る。税込み価格で、ご飯としじみ汁と生卵で150円。

にぎりを買って、量り売りからのチョイスもできる。作

りたてをテイクアウトだけでなくイートインもできる。

堅苦しくなく、和・洋・中にこだわらずに食材の旬に

こだわっている。

 藤島啓一経営戦略部部長は「OriginはCVSができ

ないことをしている。家庭の台所に近い調理を店内

でおこない、オーダー後の調理もする。モーニングは

150円セットから揃え、朝から好きなおかずをチョイ

スできる。早朝はくつろぐシニア層の利用が多く、狙

うところの早朝からにぎわう店作りに手応えを感じて

いる」と、多様化するあらゆるライフスタイルに適応

する機能を持たせた新店舗も軸は“家庭の台所代行

業”とぶれず、プラス部分は“気軽に食事できる空間”

である。オープンから約1カ月のところは売上ベース

で目標の2~3割増で推移している。

今後の課題

 「オリジン弁当」は20~30代男性の利用率が

高く(高いことが課題であったため)、女性が気軽

に利用できるコンセプトで明るく清潔

な店舗イメージを持ったモデル「キッ

チンオリジン」や、あらゆるシーンで、あ

らゆる方に利用してもらう店舗をコン

セプトとしたモデル「Origin」へ全店を

今後転換していく。

 「オリジン弁当」「キッチンオリジン」は弁当

メニュー数が51アイテム、全メニューの平均単価

は535円。「Origin」は弁当・定食メニュー数が83

アイテム、全メニューの平均単価は560円である。

 「Origin」モデルの今後の注力課題は、食事時

間帯以外のアイドルタイムのメニュー開発であり、

ソフトクリームやフライドポテトは好評であるが、

これに続く商品開発が挙げられる。そして、店内調

理する人の教育である。店舗内OJTが中心になる

が、これまで以上にブラッシュアップしていく。

 オリジン東秀は「中華東秀」で外食を、「オリジン弁当」で中食を牽引してきたが、昨年9月に新規

出店した外食と中食を融合した専門店“Origin”の出店を今後は増やしていく。ライフスタイルの

変化に、今後どのような食事提案をしていこうとしているのか、“Origin”の展開について聞いた。

中食と外食を融合したフリースタイルレストラン“Origin”

オリジン東秀㈱ (東京都)

「オリジン弁当」を出店し、路面店の惣菜バイキング

専門店として中食産業の一翼を担ってきた。同社が

この中食と外食のノウハウを持ってこれからの世代

に問うのが中食と外食が融合した専門店舗“Origin”

である。

 現在(3月末)のオリジン東秀が運営しているのは

弁当・惣菜販売を主体事業とするオリジン事業(オリ

ジン弁当=236店、キッチンオリジン=240店、オリ

ジンデリカ22店、Origin=11店)、飲食業を主体事

業とする外食事業(中華東秀、CASUAL CHINESE

TOSHU、オリジンダイニング)で46店、そしてイオン

グループデリカ部門にオリジン商品を融合させるデ

リカ融合事業である。

オリジン事業の再構築

 オリジン弁当は1号店を出店後、関東・関西を

Page 2: オリジン東秀㈱...惣菜ホットニュース 2 温かい豚汁もセルフで 量り売りコーナー、パック惣菜・弁当・おにぎりコーナー これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

惣菜ホットニュース 2

温かい豚汁もセルフで

量り売りコーナー、パック惣菜・弁当・おにぎりコーナー

これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

べられる設定である。洋食は厚切りトースト180円、

スクランブルエッグプレート290円。そして、コーヒー

80円はCVSを意識した価格設定である。餃子定食

400円、レバニラ定食650円、広東麺650円、野菜タ

ンメン550円、赤魚天麩羅幕の内570円、からす鰈

照り焼き幕の内880円など定食や麺類で30種類以

上の弁当を用意。ほとんどのメニューが陳列からの

購入もオーダー後調理の作りたて購入も可能。量り

売りコーナーは一律100g183円。

 レジはカウンターと券売機を備えてセミセルフレ

ジを導入している。そして、わずかなスペースではあ

るがキッズコーナーを併設して、幼児と一緒のママ

会にも利用しやすい心遣いをしている。

 「Origin」は一言でいうと、フリースタイル店舗であ

る。利用対象者は老若男女と全方位である。弁当・お

オリジン事業、外食事業、デリカ融合事業の3部門を運営

 オリジン東秀は1966年(昭和41年)に中華料理

店を出店、1982年に持ち帰り弁当事業部を発足、

1994年にニューフォーマットとして惣菜の単価を揃

えての量り売り(バイキング方式)と弁当の併売店

中心に多店舗展開を急ピッチで始め、11年後の

04年には500号店を出店。その後、時代の変化に

対応してスクラップ&ビルドや業態開発を重ね、現

在は小型店をキッチンオリジンに、大型店は

Originに移行中である。いずれも、これまで同様

に一貫して作りたての「お母さんが家族のことを

思って作る料理」を具現化する店内調理と直前調

理にこだわり、新たなコンセプト「気軽に食事がで

きる空間」を備えた展開である。

 

「Origin」、早朝から賑わう店舗を目指して

 「Origin」は、ライフスタイルの変化に合わせた外

食と中食を融合させ、昨年9月に1号店を出店したば

かりで、オリジン事業の最新モデルである。3月10日

に埼玉県さいたま市にオープンした「Origin」10号

店のさいたま七里店は郊外の路面店でオリジン史

上最大席数80席を有する。堅苦しくなく、フードコー

トのように自由にさまざまな食シーンに誰もが利用

できる専門店をイメージしている。

 定食や、持ち帰りも可能な麺類など30種類以上の

メニューに加え、惣菜・サラダや弁当を用意。注力し

ているのは開店6時から10時までの朝食セットであ

る。税込み価格で、ご飯としじみ汁と生卵で150円。

にぎりを買って、量り売りからのチョイスもできる。作

りたてをテイクアウトだけでなくイートインもできる。

堅苦しくなく、和・洋・中にこだわらずに食材の旬に

こだわっている。

 藤島啓一経営戦略部部長は「OriginはCVSができ

ないことをしている。家庭の台所に近い調理を店内

でおこない、オーダー後の調理もする。モーニングは

150円セットから揃え、朝から好きなおかずをチョイ

スできる。早朝はくつろぐシニア層の利用が多く、狙

うところの早朝からにぎわう店作りに手応えを感じて

いる」と、多様化するあらゆるライフスタイルに適応

する機能を持たせた新店舗も軸は“家庭の台所代行

業”とぶれず、プラス部分は“気軽に食事できる空間”

である。オープンから約1カ月のところは売上ベース

で目標の2~3割増で推移している。

今後の課題

 「オリジン弁当」は20~30代男性の利用率が

高く(高いことが課題であったため)、女性が気軽

に利用できるコンセプトで明るく清潔

な店舗イメージを持ったモデル「キッ

チンオリジン」や、あらゆるシーンで、あ

らゆる方に利用してもらう店舗をコン

セプトとしたモデル「Origin」へ全店を

今後転換していく。

 「オリジン弁当」「キッチンオリジン」は弁当

メニュー数が51アイテム、全メニューの平均単価

は535円。「Origin」は弁当・定食メニュー数が83

アイテム、全メニューの平均単価は560円である。

 「Origin」モデルの今後の注力課題は、食事時

間帯以外のアイドルタイムのメニュー開発であり、

ソフトクリームやフライドポテトは好評であるが、

これに続く商品開発が挙げられる。そして、店内調

理する人の教育である。店舗内OJTが中心になる

が、これまで以上にブラッシュアップしていく。

「オリジン弁当」を出店し、路面店の惣菜バイキング

専門店として中食産業の一翼を担ってきた。同社が

この中食と外食のノウハウを持ってこれからの世代

に問うのが中食と外食が融合した専門店舗“Origin”

である。

 現在(3月末)のオリジン東秀が運営しているのは

弁当・惣菜販売を主体事業とするオリジン事業(オリ

ジン弁当=236店、キッチンオリジン=240店、オリ

ジンデリカ22店、Origin=11店)、飲食業を主体事

業とする外食事業(中華東秀、CASUAL CHINESE

TOSHU、オリジンダイニング)で46店、そしてイオン

グループデリカ部門にオリジン商品を融合させるデ

リカ融合事業である。

オリジン事業の再構築

 オリジン弁当は1号店を出店後、関東・関西を

Page 3: オリジン東秀㈱...惣菜ホットニュース 2 温かい豚汁もセルフで 量り売りコーナー、パック惣菜・弁当・おにぎりコーナー これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

惣菜ホットニュース 3

モダンな壁面

おちついてくつろげる客席

券売機

これにバイキングのおかずを足しても1コインで食

べられる設定である。洋食は厚切りトースト180円、

スクランブルエッグプレート290円。そして、コーヒー

80円はCVSを意識した価格設定である。餃子定食

400円、レバニラ定食650円、広東麺650円、野菜タ

ンメン550円、赤魚天麩羅幕の内570円、からす鰈

照り焼き幕の内880円など定食や麺類で30種類以

上の弁当を用意。ほとんどのメニューが陳列からの

購入もオーダー後調理の作りたて購入も可能。量り

売りコーナーは一律100g183円。

 レジはカウンターと券売機を備えてセミセルフレ

ジを導入している。そして、わずかなスペースではあ

るがキッズコーナーを併設して、幼児と一緒のママ

会にも利用しやすい心遣いをしている。

 「Origin」は一言でいうと、フリースタイル店舗であ

る。利用対象者は老若男女と全方位である。弁当・お

オリジン事業、外食事業、デリカ融合事業の3部門を運営

 オリジン東秀は1966年(昭和41年)に中華料理

店を出店、1982年に持ち帰り弁当事業部を発足、

1994年にニューフォーマットとして惣菜の単価を揃

えての量り売り(バイキング方式)と弁当の併売店

中心に多店舗展開を急ピッチで始め、11年後の

04年には500号店を出店。その後、時代の変化に

対応してスクラップ&ビルドや業態開発を重ね、現

在は小型店をキッチンオリジンに、大型店は

Originに移行中である。いずれも、これまで同様

に一貫して作りたての「お母さんが家族のことを

思って作る料理」を具現化する店内調理と直前調

理にこだわり、新たなコンセプト「気軽に食事がで

きる空間」を備えた展開である。

 

「Origin」、早朝から賑わう店舗を目指して

 「Origin」は、ライフスタイルの変化に合わせた外

食と中食を融合させ、昨年9月に1号店を出店したば

かりで、オリジン事業の最新モデルである。3月10日

に埼玉県さいたま市にオープンした「Origin」10号

店のさいたま七里店は郊外の路面店でオリジン史

上最大席数80席を有する。堅苦しくなく、フードコー

トのように自由にさまざまな食シーンに誰もが利用

できる専門店をイメージしている。

 定食や、持ち帰りも可能な麺類など30種類以上の

メニューに加え、惣菜・サラダや弁当を用意。注力し

ているのは開店6時から10時までの朝食セットであ

る。税込み価格で、ご飯としじみ汁と生卵で150円。

にぎりを買って、量り売りからのチョイスもできる。作

りたてをテイクアウトだけでなくイートインもできる。

堅苦しくなく、和・洋・中にこだわらずに食材の旬に

こだわっている。

 藤島啓一経営戦略部部長は「OriginはCVSができ

ないことをしている。家庭の台所に近い調理を店内

でおこない、オーダー後の調理もする。モーニングは

150円セットから揃え、朝から好きなおかずをチョイ

スできる。早朝はくつろぐシニア層の利用が多く、狙

うところの早朝からにぎわう店作りに手応えを感じて

いる」と、多様化するあらゆるライフスタイルに適応

する機能を持たせた新店舗も軸は“家庭の台所代行

業”とぶれず、プラス部分は“気軽に食事できる空間”

である。オープンから約1カ月のところは売上ベース

で目標の2~3割増で推移している。

今後の課題

 「オリジン弁当」は20~30代男性の利用率が

高く(高いことが課題であったため)、女性が気軽

に利用できるコンセプトで明るく清潔

な店舗イメージを持ったモデル「キッ

チンオリジン」や、あらゆるシーンで、あ

らゆる方に利用してもらう店舗をコン

セプトとしたモデル「Origin」へ全店を

今後転換していく。

 「オリジン弁当」「キッチンオリジン」は弁当

メニュー数が51アイテム、全メニューの平均単価

は535円。「Origin」は弁当・定食メニュー数が83

アイテム、全メニューの平均単価は560円である。

 「Origin」モデルの今後の注力課題は、食事時

間帯以外のアイドルタイムのメニュー開発であり、

ソフトクリームやフライドポテトは好評であるが、

これに続く商品開発が挙げられる。そして、店内調

理する人の教育である。店舗内OJTが中心になる

が、これまで以上にブラッシュアップしていく。

「オリジン弁当」を出店し、路面店の惣菜バイキング

専門店として中食産業の一翼を担ってきた。同社が

この中食と外食のノウハウを持ってこれからの世代

に問うのが中食と外食が融合した専門店舗“Origin”

である。

 現在(3月末)のオリジン東秀が運営しているのは

弁当・惣菜販売を主体事業とするオリジン事業(オリ

ジン弁当=236店、キッチンオリジン=240店、オリ

ジンデリカ22店、Origin=11店)、飲食業を主体事

業とする外食事業(中華東秀、CASUAL CHINESE

TOSHU、オリジンダイニング)で46店、そしてイオン

グループデリカ部門にオリジン商品を融合させるデ

リカ融合事業である。

オリジン事業の再構築

 オリジン弁当は1号店を出店後、関東・関西を

オリジン東秀㈱本  社:東京都調布市仙川町3-2-4代 表 者:代表取締役社長 前原 正憲創  業:1966年(昭和41)年営業内容:オリジン事業(オリジン弁当、キッチンオリジン、オリジンデリカ、Origin/外食事業(中華東秀、CASUAL CHINESE TOSHU、オリジンダイニング)/イオングループデリカ部門とのデリカ融合事業