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2011年 12月号
◆ トピックス
鉄筋腐食抑制性能に関する実験
◆ 活動報告
福山市 コンクリート補修講習会
秋田県 新技術・新工法説明会
石川県 現場見学会 開催
福山大学 土木学会 論文発表
建設フェア 出展
◆ 施工報告
第一建設工業
東日本大震災 災害応急復旧工事
栄宝生建設
トンネル 補修工事
日本土建
国道1号 猿渡橋 耐震補強工事
置賜建設
沓座 補修工事
エルグ
擁壁 補修工事
白木産業
犠牲陽極材による橋梁補修工事
窪田建設
浜松国道 維持修繕工事
進展期 ( 鉄筋腐食開始からひび割れ発生までの期間 ) 以前の塩害劣化状態にあるコンクリート構造物を対象に、含浸材による鉄筋腐食抑制の可否を実験的に検討しました。 *実験では、HG200 と 無塗布 と 他含浸材 を比較しています。 本実験の結果、進展期以前の塩害劣化状態にあるコンクリート構造物に対し、HG200塗布による鉄筋腐食抑制効果を供試体レベルで示すことができました。
トピックス
活動報告1
8月、三島産業㈱岸田常務が福山市役所にて、 コンクリート補修講習会を開催しました。 市役所関係者20名の出席がありました。
活動報告2
10月、秋田県主催の 「新技術・新工法説明会」 において、㈱和賀組 和賀社長が 「乾式吹付工法」を 発表しました。
HG200 鉄筋腐食抑制性能に関する実験
NETIS登録 の内容も「鉄筋腐食抑制効果あり」に変更済みです。
シラン系含浸材 StoCryl HG200 について、日本国土開発㈱技術センターにて、「鉄筋腐食抑制効果」の実証実験を行いました。
9月に開催された土木学会全国大会で実験結果を発表しました。
活動報告3 石川県 乾式吹付工 現場見学会開催
活動報告4 福山大学共同研究 -土木学会にて 論文発表-
活動報告5 建設フェア出展
9月29日、石川県小松市にて、㈱江口組さんが乾式吹付工の現場見学会を開催しました。 石川県や小松市や加賀市や建設コンサルタント等の関係者約50名の参加者がありました。
◆ びわ湖環境メッセ2011 10月19日~21日 ◆ 建設技術フェア2011in 中部 10月26日・27日 ◆ 建設技術展2011 近畿 11月1日・2日 ◆ けんせつフェアin北陸2011 11月4日・5日 ◆ 建設技術フォーラム関東 11月10日・11日 展示については、165技術の応募より、選定されました。
CFGとアンカー筋を併用した補強におけるCFGの定着長の影響について、宮内教授が論文を発表されました。
見学会の様子は、建設工業新聞と北国新聞でも報道されました。
施工報告 1 《 東日本大震災 災害応急復旧工事 》
施工報告 2 《 トンネル 補修工事 》
発注者 : 高知県 いの町 施工場所 : 高知県 いの町 瓶ケ森 施工数量 : 乾式吹付工 2.8m3 ( t = 50mm ~ 80mm ) 溶接金網 施工時期 : 平成23年7月4日~7月11日
発注者 : 宮城県 東部土木事務所 施工場所 : 石巻市桃生町寺崎地内 施工数量 : 乾式吹付工 20.5㎡ ( t = 175mm ) 施工時期 : 平成23年5月2日 ~ 5月9日
栄宝生建設株式会社 小松 眞治
1時間全面通行止めと10分間の開放を繰り返す現場でした。
左官にて設計されていたトンネルの補修工事でしたが、早期強度発現と 工期短縮 をポイントとして、乾式吹付工法 に 変更 を行いました。
同じく東日本大震災で被災した北上橋梁(9月号で報告)で、橋脚補強工事を施工していたところ、本工事の代理人が同様の施工を依頼してきたものです。 現場は8t車以上通行止めで、迂回距離が35kmもあったため、
早期の開放 が 要求事項 でした。 ゴールデンウィークで施工を完了させました。
第一建設工業株式会社 松田 安司
施工報告 3 《 国道1号知立安城地区 耐震補強工事 》
発注者 : 国土交通省 名古屋国道事務所 施工場所 : 愛知県安城市東栄町~知立市逢妻町 施工数量 : 乾式吹付耐震補強工 239m2 ( t = 57mm ) 施工時期 : 平成23年2月24日 ~ 3月22日
日本土建株式会社 奥岡 剛
国道1号の猿渡橋の耐震補強工事で、河積阻害の問題があり、
乾式吹付耐震補強工法 (NETIS KT-090036) が
発注者指定型 として、工法指定 されていたものです。 補強は、主筋D22と配力筋D16でした。
河川断面が小さく、鋼矢板を越流する出水が3回もあったり、 技術提案の履行に大変苦労しましたが、 完成検査時には、検査官に高い評価を頂きました。
施工報告 4 《 沓座 補修工事 》
発注者 : 山形県 置賜総合支庁 西庁舎 施工場所 : 山形県飯豊町 施工数量 : 乾式吹付工 57m2 ( t = 50mm 100mm ) 施工時期 : 平成23年9月4日 ~ 9月14日
当初は、PCM左官 による断面修復が設計されていましたが、
工期内完成が危惧 される状況において、施工スピード を念頭に、発注者から元請会社に乾式吹付工法の勧奨が行われました。
置賜建設株式会社 大河原 芳博
施工報告 5 《 擁壁 補修工事 》
発注者 : 北海道 空知総合振興局 札幌建設管理部 施工場所 ; 北海道 恵庭市 施工数量 : 乾式吹付工 49m2 ( t = 100mm)
左官工 54m2 ( t = 50mm ) ひび割れ充填 74m 表面保護コーティング 885m2
施工時期 : 平成23年5月9日 ~ 7月30日
施工報告 6 《 犠牲陽極材による 橋梁補修工事 》
発注者 : 山口県 柳井土木建築事務所 施工場所 : 山口県大島郡周防大島町
施工数量 : 乾式吹付工 62m2 ( t = 100mm ) 施工時期 : 平成23年2月1日 ~ 3月10日
本構造物は、旧国道の市街地にある擁壁で、昭和53年の竣工後、凍害による劣化が進行していました。
役所からの相談を受けて、調査・診断・補修提案を行い、発注時に 乾式吹付工 と 表面保護工 が スペックイン されていました。
市街地で 美観 も 重視するということで、StoCryl RBで 表面保護コーティング を施工しました。
海岸部ボックスカルバートで、塩害による劣化が酷く、全面断面修復工事でした。
犠牲陽極材139個 と 乾式吹付工法 が設計に取組まれていました。 工事は潮待作業であり、乾式吹付けの前には犠牲陽極材のセット、電流の確認、洗浄と忙しい作業工程でした。 鉄筋,犠牲陽極材とPCMとの密実な断面修復施工をするには、乾式吹付工法が良く、左官工法では難しいと実感しました。 白木産業株式会社 川口 幸治
株式会社エルグ 山田 洋治
施工報告 7 《 浜松国道 浜松湖西 維持修繕工事 》
発注者 : 国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所 施工場所 : 浜松市新居町新居地内 施工数量 : 乾式吹付工 0.3m3 施工時期 : 平成23年6月13日 ~ 6月18日
アーチ下側エッジ部の浮きの撤去・復旧です。 470mの橋梁に船舶運航路があり、今回の施工はその内の1か所。
0.3m3でしたが、30cmをはつった後、 数日での復旧が必要 となり、
乾式吹付工法が、工法指定 されました。 サンドブラスト処理水や吹付後リバウンド等を絶対に下に落とせない状況で、高所作業車の作業台と橋梁をシートで連結し作業しました。
窪田建設株式会社 大宮 雅登
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株式会社クリテック・ジャパン
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