情報通信工学科 - kagawa-nct.ac.jp · ディジタル回路Ⅱ 2 2 科音響工学Ⅰ 1 1 ......

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情報通信工学科 1.概要 情報通信工学科は,長い歴史と伝統をもった電波通信学科を平成元年に名称の変更をすることになり,これを 機に従来のカリキュラムを一新し,社会情勢の変化を先取りした情報通信工学科に生まれ変わったものである。 社会ではいま,21世紀を迎え高度情報化社会に対応する次世代通信網として,全国の各家庭にまで光ファイ バー通信網の整備を進めている。これにインターネット技術が融合して映像・データ・音声などの情報や,それ らを組み合わせた情報など,さまざまなマルチ情報がオフィスや家庭から相互にしかも簡単に取り出せるような 社会になってきた。情報通信基盤や情報ネットワークの整備は,いわゆる社会資本整備として重要な役割を占め ている。今後のインターネット技術の展開や光ファイバー通信網の全国的な整備は,内需拡大,産業振興などに とって欠くことの出来ないものである。 情報通信工学科では,通信関連企業をはじめ広範囲の魅力ある産業分野から嘱望されている技術者を育成する ため,『通信工学 コンピュータ技術』の両分野を修得した有能な実践的技術者の育成を目的としている。 2.授業内容 低学年ではエレクトロニクスの基礎理論を多くの演習を通じて学び,実際にコンピュータの操作もしながら情 報処理を中心に情報工学の基礎を学ぶことになる。高学年では,これらをベースに情報理論,通信工学,電波伝 送,通信方式,データ通信,コンピュータのソフトウェア・ハードウェアなどの高度な専門科目を学べるように 編成している。 専門科目の履修に併せて実験実習を組み込み,電気・電子現象の計測や情報・通信端末機器の操作を通じて, 講義で学んだ原理や理論の理解を深めている。更に学年進行とともに,理論と実験結果との対比検討やソフトウ ェアの開発を通じて洞察力と応用力の育成を行っている。また,実験実習をすることによって作業手順を体で覚 え,問題点の解決および処理能力などを育成している。 卒業研究においては,自主的に選んだテーマについて情報通信工学科の教員の指導のもとに,一年間にわたっ て研究調査・製作・実験を行い,その成果を論文にまとめて提出する。この卒業研究を通して論理的な思考能力, 問題解決能力,情報活用能力など研究開発のための基本的な能力を育成する。 授業科目の構成 ◎基礎科目・・・・・・・・基礎電気工学,基礎工学演習,電気回路Ⅰ・Ⅱ 電気磁気学Ⅰ・Ⅱ,基礎工学実験,電子工学Ⅰ・Ⅱ 電子回路Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,電気電子計測Ⅰ・Ⅱ 応用数学,応用物理Ⅰ・Ⅱ ◎通信工学系科目・・・・・通信工学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,電波伝送学Ⅰ・Ⅱ,電波応用工学 回路網理論,情報ネットワーク,データ通信 電気通信システム AB,情報理論,通信工学実験Ⅰ・Ⅱ ◎コンピュータ関連科目・・情報処理Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ,ディジタル回路Ⅰ・Ⅱ データ通信,計算機ネットワークⅠ・Ⅱ ◎その他の科目・・・・・・通信法Ⅰ・Ⅱ,制御工学,電力工学概論,無線工学演習 基礎工学演習,工学演習,工学セミナーⅠ・Ⅱ 技術英語 AB,音響工学Ⅰ・Ⅱ,オペレーションズリサーチ 信号処理概論,半導体工学,画像工学Ⅰ・Ⅱ 情報通信特論 AB,電子工学特論,情報処理特論 卒業研究,環境と人間,校外実習,特別講義

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情報通信工学科

1.概要

情報通信工学科は,長い歴史と伝統をもった電波通信学科を平成元年に名称の変更をすることになり,これを

機に従来のカリキュラムを一新し,社会情勢の変化を先取りした情報通信工学科に生まれ変わったものである。

社会ではいま,21世紀を迎え高度情報化社会に対応する次世代通信網として,全国の各家庭にまで光ファイ

バー通信網の整備を進めている。これにインターネット技術が融合して映像・データ・音声などの情報や,それ

らを組み合わせた情報など,さまざまなマルチ情報がオフィスや家庭から相互にしかも簡単に取り出せるような

社会になってきた。情報通信基盤や情報ネットワークの整備は,いわゆる社会資本整備として重要な役割を占め

ている。今後のインターネット技術の展開や光ファイバー通信網の全国的な整備は,内需拡大,産業振興などに

とって欠くことの出来ないものである。

情報通信工学科では,通信関連企業をはじめ広範囲の魅力ある産業分野から嘱望されている技術者を育成する

ため,『通信工学』と『コンピュータ技術』の両分野を修得した有能な実践的技術者の育成を目的としている。

2.授業内容

低学年ではエレクトロニクスの基礎理論を多くの演習を通じて学び,実際にコンピュータの操作もしながら情

報処理を中心に情報工学の基礎を学ぶことになる。高学年では,これらをベースに情報理論,通信工学,電波伝

送,通信方式,データ通信,コンピュータのソフトウェア・ハードウェアなどの高度な専門科目を学べるように

編成している。

専門科目の履修に併せて実験実習を組み込み,電気・電子現象の計測や情報・通信端末機器の操作を通じて,

講義で学んだ原理や理論の理解を深めている。更に学年進行とともに,理論と実験結果との対比検討やソフトウ

ェアの開発を通じて洞察力と応用力の育成を行っている。また,実験実習をすることによって作業手順を体で覚

え,問題点の解決および処理能力などを育成している。

卒業研究においては,自主的に選んだテーマについて情報通信工学科の教員の指導のもとに,一年間にわたっ

て研究調査・製作・実験を行い,その成果を論文にまとめて提出する。この卒業研究を通して論理的な思考能力,

問題解決能力,情報活用能力など研究開発のための基本的な能力を育成する。

授業科目の構成

◎基礎科目・・・・・・・・基礎電気工学,基礎工学演習,電気回路Ⅰ・Ⅱ

電気磁気学Ⅰ・Ⅱ,基礎工学実験,電子工学Ⅰ・Ⅱ

電子回路Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,電気電子計測Ⅰ・Ⅱ

応用数学,応用物理Ⅰ・Ⅱ

◎通信工学系科目・・・・・通信工学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ,電波伝送学Ⅰ・Ⅱ,電波応用工学

回路網理論,情報ネットワーク,データ通信

電気通信システム A・B,情報理論,通信工学実験Ⅰ・Ⅱ

◎コンピュータ関連科目・・情報処理Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ,ディジタル回路Ⅰ・Ⅱ

データ通信,計算機ネットワークⅠ・Ⅱ

◎その他の科目・・・・・・通信法Ⅰ・Ⅱ,制御工学,電力工学概論,無線工学演習

基礎工学演習,工学演習,工学セミナーⅠ・Ⅱ

技術英語 A・B,音響工学Ⅰ・Ⅱ,オペレーションズリサーチ

信号処理概論,半導体工学,画像工学Ⅰ・Ⅱ

情報通信特論 A・B,電子工学特論,情報処理特論

卒業研究,環境と人間,校外実習,特別講義

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情報通信工学科 (平成17年度以降入学者)

学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

応 用 数 学 4 4

応 用 物 理 Ⅰ 2 2

応 用 物 理 Ⅱ 2 2

基 礎 電 気 工 学 2 2

必 情 報 処 理 Ⅰ 2 2

情 報 処 理 Ⅱ 4 4

情 報 処 理 Ⅲ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅰ 2 2

修 電 気 回 路 Ⅰ 2 2

電 気 回 路 Ⅱ 2 2

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2

電 子 回 路 Ⅰ 2 2

科 電 気 電 子 計 測 Ⅰ 2 2

基 礎 工 学 演 習 2 2

工 学 演 習 2 2

工 学 セ ミ ナ ー Ⅰ 2 2

目 工 学 セ ミ ナ ー Ⅱ 2 2

基 礎 工 学 実 験 2 2

通 信 工 学 実 験 Ⅰ 3 3

通 信 工 学 実 験 Ⅱ 4 4

卒 業 研 究 12 12

計 59 6 8 16 11 18

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅲ 2 2

電 子 工 学 Ⅰ 2 2

電 子 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅰ 2 2

選 通 信 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅲ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅰ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅱ 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム A 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム B 2 2

通 信 法 Ⅰ 1 1択

通 信 法 Ⅱ 1 1

技 術 英 語 A 1 1

技 術 英 語 B 1 1

回 路 網 理 論 2 2

情 報 処 理 Ⅳ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅱ 2 2

科 音 響 工 学 Ⅰ 1 1

音 響 工 学 Ⅱ 1 1

オ ヘ ゚ レ ー シ ョ ン ス ゙ リ サ ー チ 2 2

信 号 処 理 概 論 2 2

電 気 電 子 計 測 Ⅱ 2 2

計算機ネットワークⅠ 2 2

計算機ネットワークⅡ 2 2目

情 報 理 論 2 2

電 波 応 用 工 学 1 1

デ ー タ 通 信 2 2

制 御 工 学 2 2

電 力 工 学 概 論 2 2

半 導 体 工 学 2 2

画 像 工 学 Ⅰ 1 1

画 像 工 学 Ⅱ 1 1

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

情 報 通 信 特 論 A 2 2

選 情 報 通 信 特 論 B 2 2

電 子 工 学 特 論 2 2択

情 報 処 理 特 論 2 2

科 無 線 工 学 演 習 2 1

人 間 と 環 境 1 1目

校 外 実 習 1 1

特 別 講 義 1 1

選 択 履 修 単 位 計 8以上 *23以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 8 2 以 6 8 16 52以上上

一 般 科 目 と の 合 計 1 6 7 以 34 34 34 65以上上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

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情報通信工学科 (平成16年度以降入学者)

学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

応 用 数 学 4 4

応 用 物 理 Ⅰ 2 2

応 用 物 理 Ⅱ 2 2

基 礎 電 気 工 学 2 2

必 情 報 処 理 Ⅰ 2 2

情 報 処 理 Ⅱ 4 4

情 報 処 理 Ⅲ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅰ 2 2

修 電 気 回 路 Ⅰ 2 2

電 気 回 路 Ⅱ 2 2

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2

電 子 回 路 Ⅰ 2 2

科 電 気 電 子 計 測 Ⅰ 2 2

基 礎 工 学 演 習 2 2

工 学 演 習 2 2

工 学 セ ミ ナ ー Ⅰ 2 2

目 工 学 セ ミ ナ ー Ⅱ 2 2

基 礎 工 学 実 験 2 2

通 信 工 学 実 験 Ⅰ 3 3

通 信 工 学 実 験 Ⅱ 4 4

卒 業 研 究 12 12

計 59 6 8 16 11 18

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅲ 2 2

電 子 工 学 Ⅰ 2 2

電 子 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅰ 2 2

選 通 信 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅲ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅰ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅱ 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム A 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム B 2 2

通 信 法 Ⅰ 1 1択

通 信 法 Ⅱ 1 1

技 術 英 語 A 1 1

技 術 英 語 B 1 1

回 路 網 理 論 2 2

情 報 処 理 Ⅳ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅱ 2 2

科 音 響 工 学 Ⅰ 1 1

音 響 工 学 Ⅱ 1 1

オ ヘ ゚ レ ー シ ョ ン ス ゙ リ サ ー チ 2 2

信 号 処 理 概 論 2 2

電 気 電 子 計 測 Ⅱ 2 2

計算機ネットワークⅠ 2 2

計算機ネットワークⅡ 2 2目

情 報 理 論 2 2

電 波 応 用 工 学 1 1

デ ー タ 通 信 2 2

制 御 工 学 2 2

電 力 工 学 概 論 2 2

半 導 体 工 学 2 2

画 像 工 学 Ⅰ 1 1

画 像 工 学 Ⅱ 1 1

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

情 報 通 信 特 論 A 2 2

選 情 報 通 信 特 論 B 2 2

電 子 工 学 特 論 2 2択

情 報 処 理 特 論 2 2

科 無 線 工 学 演 習 2 1

人 間 と 環 境 1 1目

校 外 実 習 1 1

特 別 講 義 1 1

選 択 履 修 単 位 計 8以上 *23以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 8 2 以 6 8 16 52以上上

一 般 科 目 と の 合 計 1 6 7 以 34 34 34 65以上上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

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情報通信工学科 (平成14~15年度入学者)

学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

応 用 数 学 4 4

応 用 物 理 Ⅰ 2 2

応 用 物 理 Ⅱ 2 2

基 礎 電 気 工 学 2 2

必 情 報 処 理 Ⅰ 2 2

情 報 処 理 Ⅱ 4 4

情 報 処 理 Ⅲ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅰ 2 2

修 電 気 回 路 Ⅰ 2 2

電 気 回 路 Ⅱ 2 2

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2

電 子 回 路 Ⅰ 2 2

科 電 気 電 子 計 測 Ⅰ 2 2

基 礎 工 学 演 習 2 2

工 学 演 習 2 2

工 学 セ ミ ナ ー Ⅰ 2 2

目 工 学 セ ミ ナ ー Ⅱ 2 2

基 礎 工 学 実 験 2 2

通 信 工 学 実 験 Ⅰ 3 3

通 信 工 学 実 験 Ⅱ 4 4

卒 業 研 究 12 12

計 59 6 8 16 11 18

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅲ 2 2

電 子 工 学 Ⅰ 2 2

電 子 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅰ 2 2

選 通 信 工 学 Ⅱ 2 2

通 信 工 学 Ⅲ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅰ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅱ 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム A 2 2

電 気 通 信 シ ス テ ム B 2 2

通 信 法 Ⅰ 1 1択

通 信 法 Ⅱ 1 1

技 術 英 語 A 1 1

技 術 英 語 B 1 1

回 路 網 理 論 2 2

情 報 処 理 Ⅳ 2 2

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅱ 2 2

科 音 響 工 学 Ⅰ 1 1

音 響 工 学 Ⅱ 1 1

オ ヘ ゚ レ ー シ ョ ン ス ゙ リ サ ー チ 2 2

信 号 処 理 概 論 2 2

電 気 電 子 計 測 Ⅱ 2 2

計算機ネットワークⅠ 2 2

計算機ネットワークⅡ 2 2目

情 報 理 論 2 2

電 波 応 用 工 学 1 1

デ ー タ 通 信 2 2

制 御 工 学 2 2

電 力 工 学 概 論 2 2

半 導 体 工 学 2 2

画 像 工 学 Ⅰ 1 1

画 像 工 学 Ⅱ 1 1

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

情 報 通 信 特 論 A 2 2

選 情 報 通 信 特 論 B 2 2

電 子 工 学 特 論 2 2択

情 報 処 理 特 論 2 2

科 無 線 工 学 演 習 2 1

人 間 と 環 境 1 1目

校 外 実 習 1 1

特 別 講 義 1 1

選 択 履 修 単 位 計 8以上 *23以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 8 2 以 6 8 16 52以上上

一 般 科 目 と の 合 計 1 6 7 以 34 34 34 65以上上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

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情報通信工学科 (平成13年度入学者)

学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

応 用 数 学 Ⅰ 2 2

応 用 数 学 Ⅱ 2 2

応 用 物 理 Ⅰ 2 2

応 用 物 理 Ⅱ 2 2

基 礎 電 気 工 学 2 2

電 気 磁 気 学 Ⅰ 2 2必

電 気 磁 気 学 Ⅱ 2 2

電 気 回 路 Ⅰ 2 2

電 気 回 路 Ⅱ 2 2

電 気 計 測 2 2

電 子 計 測 2 2

電 子 工 学 Ⅰ 2 2修

電 子 工 学 Ⅱ 2 2

電 子 回 路 Ⅰ 2 2

電 子 回 路 Ⅱ 2 2

情 報 処 理 Ⅰ 2 2

情 報 処 理 Ⅱ 4 4

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅰ 2 2科

デ ィ ジ タ ル 回 路 Ⅱ 2 2

電 子 計 算 機 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅰ 2 2

電 波 伝 送 学 Ⅱ 2 2

ア ナ ロ グ 通 信 工 学 Ⅰ 2 2

ア ナ ロ グ 通 信 工 学 Ⅱ 2 2目

ディジタル通信工学Ⅰ 1 1

基 礎 工 学 演 習 2 2

基 礎 工 学 実 験 2 2

通 信 工 学 実 験 Ⅰ 3 3

通 信 工 学 実 験 Ⅱ 4 4

卒 業 研 究 12 12

計 74 6 8 16 20 24

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学 年 別 単 位 数授 業 科 目 単 位 数 備 考

1 年 2 年 3 年 4 年 5 年

通 信 方 式 2 2

交 換 工 学 2 2

デ - タ 通 信 2 2

情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 2 2

選 情 報 理 論 2 2

応 用 情 報 工 学 2 2

ソ フ ト ウ ェ ア 工 学 2 2

ディジタル通信工学Ⅱ 2 2

回 路 網 理 論 2 2択

情 報 通 信 数 学 2 2

制 御 工 学 2 2

応 用 通 信 工 学 1 1

パ ル ス 工 学 2 2

科 技 術 英 語 2 2

電 子 材 料 2 2

電 力 工 学 概 論 2 2

通 信 法 Ⅰ 2 2

通 信 法 Ⅱ 2 2目

オ ヘ ゚ レ ー シ ョ ン ス ゙ リ サ ー チ 2 2

シ ス テ ム 工 学 2 2

音 響 工 学 2 2

画 像 工 学 2 2

人 間 と 環 境 2 1

校 外 実 習 2 2

特 別 講 義 1 1

選 択 履 修 単 位 計 8以上 * 8以上

専 門 科 目 履 修 単 位 計 8 2 以 6 8 16 52以上上

一 般 科 目 と の 合 計 1 6 7 以 34 34 34 65以上上

*:選択科目の履修については,修得総単位数(5年次)が167以上になるように注意すること。

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第 1 学 年

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科目名

学年 1年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T01_30050 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)

2 (1)

3 (2)

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2) D2:4

8 (2)

9 (1)

10 (2)

11 (2)

12 (2) D2:4

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (2)

17 (2) D2:2

18 (1)

19 (2)

20 (2) D2:2

21 (2)

22 (2) D2:2

23 (2)

24 (1) D2:4

25 (3)

26 (1)

27 (3)

28 (3)

29 (3)

30 (3)

31 (2) D2:2

32 (2)

33 (1)

34 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

定期試験(70%),小テスト(10%),レポート・ノート(20%)より総合評価する。講義を妨害する行為に対しては,通知の上,成績を減じる。

電気磁気学Ⅰ,電気磁気学Ⅱ,電気回路Ⅰ,電気回路Ⅱ

基本的な問題が解けること。

教科書:片岡昭雄他 監修 「電気基礎Ⅰ」 文部科学省検定教科書 実教出版, 関連プリント

学年末試験

学年末試験返却

交流回路を理解し,

電界,コンデンサを理解し,

問題が解けること。

抵抗と温度の関係を理解し,

基本的な問題が解けること。

電池他を理解し,

基本的な問題が解けること。

電力他の基本的な問題が解けること。

キルヒホッフの法則を理解し,

応用できること。

計算ができること。

オームの法則および抵抗の直列並列接続の

交流

後期中間試験

抵抗回路,容量回路

インダクタンス回路,RC回路

RL回路,RLC回路

インピーダンス

交流電力

交流回路の例題

電荷と電界,コンデンサ

コンデンサの直列接続,並列接続,直並列接続

コンデンサ回路の例題

発熱と電力の例題

前期期末試験

抵抗率と導電率

抵抗温度係数,いろいろな抵抗

電池

電流の発熱作用,電力,電力量

物体の温度上昇と温度上昇限度

許容電流,許容電力

ゼーベック効果,ペルチェ効果

前期中間試験

電池の直列接続,並列接続

キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則の例題

抵抗の直並列接続の例題

直流電流計と分流器

直流電圧計と分圧器

ブリッジ回路

電気回路,オームの法則

抵抗の直列接続,並列接続,直並列接続

塩沢隆広

 各学科の専門教科への導入部としての役割を果たす。2学年以降の専門教科学習における理解を容易にすることを目標とする。中学校で習得した知識の復習もしながら,学習内容を確実なものにする。講義を通して、今後の電気・電子技術の学習への興味と展望を持つ。

 重要事項と基礎事項については,徹底的に講義を行う。講義の時間内に必ず理解するようにし,明日に決して伸ばさないこと。演習と小テストを適時行う。

基礎電気工学 担当教員

履修条件

(時間数)

学習内容

科目番号

情報通信

専門

電気技術の学び方

学習項目 学習到達目標

講義の進め方,評価方法

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科目名

学年 1年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T01_30160 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2)

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2)

8 (2)

9 (2)

10 (2)

11 (2) C3:1-412 (2)

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (2)

17 (2)

18 (2)

19 (2)

20 (2)

21 (2)

22 (2) C2:1,223 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (2)

27 (2)

28 (2)C1:1

29 (2) C3:2,330 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

各検定試験70%,レポート点および平常点(出席状況,授業態度など)30%で総合評価する。

情報処理Ⅱ

教科書:高橋敏夫監修「Windowsによる情報処理入門」実教出版および自作プリント

プレゼンテーションソフトを用いて資料を作成できる。

プレゼン資料の作成

プレゼンの全体構成

表計算ソフトを用いて表の計算およびデータのグラフ化を行える。

1分間に100字程度のタイピングができる。

ワープロソフトを用いて簡単な文章・数式・図を作成できる.

図の作成

検定試験

図表の利用

表計算の基本操作(2)

表計算と計算機能(1)

表計算と計算機能(2)

グラフの作成(1)

グラフの作成(2)

検定試験

文章入力(1)

表計算の基本操作(1)

文章入力(2)

応用文章の作成(1)

応用文章の作成(2)

数式の作成

表の計算・編集

グラフの作成

タイピング練習(7)

タイピング練習(8)

キーの役割と文字の入力

ワープロの基本操作

三河通男

情報処理センターの機器を利用して,コンピュータ教育の導入授業として位置づける。OS(Windows)の操作やWord,Excel,PowerPointの基本的操作方法を習得し,コンピュータを利用できるようにする。また基本的操作知識だけでなく,文章やデータの編集・構成・デザイン能力を習得できるようにする。

まずはタイプ練習を通してコンピュータの入力操作に慣れてもらう。その後ワードプロセッサーや表計算ソフトを用いて文書作成やデータ処理・グラフ化を行えるようにする。グラフや図形を使用したプレゼンテーション用資料の作成を行う。授業中に行った練習問題をレポートとして提出し,それぞれの課題に対して検定試験を行う。

情報処理Ⅰ 担当教員

履修条件情報通信

専門

学習内容

科目番号

学習到達目標Windowsの基本操作を行える。

タイピング練習(2)

タイピング練習(3)

Windowsの基本操作,セキュリティー教育

タイピング練習(4)

タイピング練習(5)

タイピング練習(6)

タイピング練習(1)

学習項目 (時間数)

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科目名

学年 1年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 演習 09T01_30270 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2) D1:2,43 (2)

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2) D1:2,48 (2)

9 (2)

10 (2)

11 (2)

12 (2) D1:2,413 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (2)

17 (2) D1:2,418 (2)

19 (2)

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (2)

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

定期試験60%,レポートおよび平常点(出席状況,授業態度など)40%で総合評価する。

数学Ⅰ,数学Ⅱ,物理,基礎電気工学

数学Ⅰ,数学Ⅱ,物理,基礎電気工学の各教科書および教員作成プリント

2次曲線

学年末試験

物理の基本的問題を公式を用いて計算できる。

直流回路の計算ができる。

公式を利用して三角関数の基本的問題を解けるようにする。

2次関数(2)

分数関数・無理関数

円運動

力学的エネルギー

後期中間試験

回路実習(7)

回路実習(8)

指数関数

対数関数

三角関数(2)

三角関数の応用

方程式

重力による運動

前期期末試験

回路実習(5)

回路実習(6)

2次関数(1)

前期中間試験

回路実習(3)

回路実習(4)

三角関数(1)

青海恵之,塩沢隆広,三河通男

数学、物理、基礎電気等の科目は,専門教科を学んでいく上で基礎となる科目である。これらに関して,演習を通して学生の理解を深めるとともに学生の考える力を養うことを目的とする。学習した内容に関する演習問題を繰り返し解くことにより,その内容および解法を習得する事に重点をおく。

数学I,数学Ⅱ,物理,基礎電気工学の講義が終わった項目について問題を作成し,演習を行う。多数の教員を割り当てることで学生個人個人の質問に対して対処を行う。また全体的に理解されていない項目については講義を行う。

基礎工学演習 担当教員

履修条件情報通信

専門

学習内容

科目番号

学習到達目標数学の式展開ができ、関数をグラフに表すことができる。

回路実習(1)

回路実習(2)

一般的な数学演習

数と式

三角比

直線運動

中学校の数学復習

学習項目 (時間数)

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第 2 学 年

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科目名

学年 2年 学期 通年 必修 単位数 4

分野 授業形式 講義・演習 09T02_30170 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:12 (4)

E2:1,23 (4)

4 (6)

D2:25 (8)

D2:26 (6)

D2:27 (1)

8 (2)

9 (6)D2:2

10 (8)

11 (8)D2:2

12 (6)

13 (1)

14 (2)

15 (2) D2:216 (6) D2:217 (8) D2:218 (8)

D2:219 (4) D2:420 (1)

21 (2)

22 (4) C2:323 (6) D2:224 (8)

C2:125 (6)

D2:226 (4)

C2:2, D2:527 (2)28 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

情報処理Ⅲに継続します。

定期試験を70%,演習課題評価と学習評価(出席率,授業態度等)を30%の比率で総合評価する。定期試験は標準100点(50分)の試験とし,後期期末試験は200点(100分)の試験とする。ただし,定期試験総得点が200点以上で,課題プログラムの完成率が80%以上であることを科目単位修得の必要条件とする。

情報処理Ⅰ,情報処理Ⅲ

教科書: 高橋麻奈 著「やさしいC」 ソフトバンククリエイティブ演習書:情報処理教育研究会編「初心者のためのプログラミング課題集」 森北出版

配列を用いて文字列操作ができる

二次元配列を用いた表の計算操作ができる

関数の作成と利用ができる

リダイレクションを使った一括処理とファイルへの結果出力ができる

最大値・最小値を求められる

配列データの平均値を求められる

多重ネストした繰り返し処理ができる

正しく多分岐処理ができる

ユークリッドの互助法を利用できる

素数判定アルゴリズム,無限繰り返し処理をプログラムできる

数列の作成と,その和と積を求められる

論理演算により正しく分岐処理ができる

四則演算の実行結果を画面に出力できる

キーボードからの数値入力と初等数学関数を使って計算した結果を画面に出力できる

関係演算により正しく分岐処理ができる

関数の利用

プログラムの応用

学年末試験答案返却・解答

後期中間試験問題解答例の解説

配列を利用した処理

文字・文字列の扱いと配列

二次元配列と配列処理

繰り返し処理とアルゴリズム1

繰り返し処理とアルゴリズム2

配列を利用した処理

後期中間試験

前期期末試験

前期期末試験問題解答例の解説

多重ネストしたfor型繰り返し

switch文による場合分け

論理演算による場合分け

for文による繰り返し処理

数列の和と積を求めるアルゴリズム

ネストしたfor型繰り返し

標準入出力関数と初等数学関数

if文,if-else文による場合分け処理

前期中間試験

前期中間試験問題解答例の解説

C言語文法概説

整数・実数の四則演算

井上忠照,川久保貴史

C言語によって,キーボード入力と画面出力を用いたプログラミングの基礎能力を養成する。数値と文字の入出力,条件判断,繰り返し処理,関数の利用,そして簡単なアルゴリズムの学習を行う。電卓でも計算できる実験データ処理を,プログラミングにより一括処理できる程度のプログラミング能力を養成する。

学習項目内容の解説講義を受けた後,各自で課題プログラムの作成を行う。そして,適時にプリント配布される課題プログラム例によりプログラム方法の確認作業を各自が行う。こうしてプログラミング能力を次第に養成してゆく。定期試験前には学習内容の確認のために練習問題を配付するので,これにより学習の自己点検を行って確実な能力の定着をはかる。

情報処理Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

プログラミング入門

学習項目 学習到達目標Linux計算機環境の操作を知るプログラミング環境概観

与えられたソースプログラムをコンパイルして実行できる

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科目名

学年 2年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T02_30180 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2)

4 (2) D2:2

5 (2) D2:2

6 (2)

7 (2) D2:2

8 (1)

9 (2)

10 (2)

11 (2) D2:2

12 (2)

13 (2)

14 (3)

15 (3) D2:4

16 (1)

17 (2)

18 (1)

19 (1)

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2)

24 (2) D2:2

25 (1)

26 (2)

27 (2)

28 (2) D2:2

29 (2)

30 (2)

31 (2)

32 (2)

33 (2) D2:4

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

定期試験(70%),小テスト(10%),レポート・ノート(20%)より総合評価する。講義を妨害する行為に対しては,通知の上,成績を減じる。

電気通信システムA,電気通信システムB,データ通信

各種順序回路を理解し,

基本的な順序回路の設計ができること。

教科書:伊原充博,若海弘夫,吉沢昌純 著 「ディジタル回路」コロナ社, 関連プリント

論理回路の実際

学年末試験

学年末試験返却

状態遷移図,タイミングチャート

を理解し,基本的な問題が解けること。

D-FF,T-FF

応用方程式を用いた設計

レジスタ,カウンタ

各種組合せ回路を理解し,

基本的な問題が解けること。

各種FF,状態遷移表,特性方程式,

論理関数の簡単化ができること。

また,基本的な問題が解けること。

基本的な問題が解けること。

ブール代数の法則を理解し,

真理値表から標準形を導けること。

2進数,16進数,基数変換,加減算を

理解し,基本的な問題が解けること。

符号の基本的な問題が解けること。

ブール代数を理解し,

カウンタの設計

後期中間試験

RS-FFと状態遷移表,特性方程式

状態遷移図,タイミングチャート

JK-FF

減算器,その他の組合せ回路

エンコーダ

デコーダ,符号変換器

マルチプレクサとデマルチプレクサ

簡単化の応用

組合せ回路

回路構成の変換

加算器

カルノー図による乗法形の簡単化

クワイン・マクラスキー法による簡単化

冗長項を用いた簡単化

前期期末試験

加法形と乗法形

真理値表と標準形

展開定理(Shannon展開)

カルノー図による簡単化

符号と符号の誤り検出

集合論と命題論理

ブール代数の基本演算と論理ゲート

前期中間試験

2進数と16進数の加減算

補数加算

塩沢隆広

 ディジタル回路を取り扱う上で必要となる論理関数の基礎と論理回路の基本的な構成方法を習得することを目的とする。論理回路はLSIの設計やコンピュータのインターフェースの設計だけでなく電気・電子工学,機械工学,制御工学などの基礎科目である。この基礎科目を確実に理解すること。

 ディジタル回路の基礎となる2進数と符号の表現法、またANDやORなどの論理演算について講義する。さらに組合せ回路の設計法と順序回路の代表例としてフリップフロップなどについて学ぶ。これにより論理回路の基礎理論を習得する。また、論理回路の基礎的な設計法を学ぶ。小テストを適時行う。

ディジタル回路Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

基数変換

学習項目 学習到達目標

10進数と2進数,16進数

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13 (1) (2)

科目名 電気回路Ⅰ 担当教員 青海恵之

学年 情報通信 2年 学期 通年 履修条件 必修 単位数 2

分野 専門 授業形式 講義 科目番号 09T02_30080 単位区別 履修単位

学習目標

 基本的な電気回路の解析を通じて,電気現象が関わるシステムを数理的に理解するための基礎を学ぶ。前半では,直流回路におけるキルヒホッフの法則を理解すると共に,回路解析の一般的な解法を理解する。後半では,交流回路の基礎的な概念,正弦波交流回路における電流,電圧,インピーダンスの関係を理解する。具体的な回路解析を行って,問題解法能力の向上を目指す。

進め方

 授業は教科書に沿って進め,内容を丁寧に説明する。前の授業の内容を理解していないと次の内容を理解できないから,授業の中で適宜復習も行うが,基本的には各自が自宅で復習すること。電気回路では演習問題を解くことが重要であるが,授業時間だけでは十分な時間を確保できないから,大半を宿題として提出してもらう。これは復習そのものであるので,必ず次の授業時に提出すること。必要に応じて補習授業を行う。

履修要件学習項目 (時間数) 学習到達目標

学習内容

1 電圧,電流,抵抗(2)

2 オームの法則,理想電源(2) 電力の意味を理解し,抵抗で消費される電力を計算できる。 D2:23 回路方程式,電力(2)

4 キルヒホッフの法則,電圧分配則(2) キルヒホッフの法則の意味を理解し,電気回路に適用できる。 D2:2,35 電流の分配則,電源の内部抵抗(2)

6 復習と演習(2)

7 復習と演習(2)

8 前期中間試験(1)

9 試験問題の解答,有能電力,重ね合わせの原理(2)

10 重ね合わせの原理(2) 電圧源と電流源の相互変換ができる。 D2:2

11 閉路解析法(2) 電気回路の基本的な解析法を理解し,基本的な問題をとくことが出来る。 D2:212 閉路解析法,クラーメルの解法(2)

13 クラーメルの解法(1) 節点解析法(2)クラーメルの解法 ,節点解析法

14 節点解析法(2)

15 復習と演習(2)

16 復習と演習(2)

17 前期期末試験(1)

18 試験問題の解答,授業評価アンケート(2)

19 テブナンの定理(2) テブナンの定理を用いて基本的な問題を解くことが出来る。 D2:220 テブナンの定理,ブリッジ回路解析(2)

21 ブリッジ回路解析,正弦波(2)

22 位相差,インダクタの応答(2) 交流回路の表示法を理解する。 D2:223 インダクタの応答,キャパシタの応答(2) 交流に対する受動素子の応答を理解する。 D2:224 キャパシタの応答,演習(2)

25 復習と演習(2)

26 後期中間試験(1)

27 試験問題の解答,交流電力と実効値(2) 実効値の意味を理解する。 D2:128 L, Cのエネルギー,RL回路の応答(2)

29 RL回路の応答,RC回路の応答(2) 抵抗とリアクティブ素子からなる回路の電流や電力の計算が出来る。 D2:230 複素数の扱い,RC回路の応答(2)

31 複素数の扱い,RL回路の応答復習(2) 複素数の四則演算ができる。 D1:232 複素数の扱い,RC回路の応答復習(2)

33 復習と演習(2)

34 学年末試験(1)

35 試験問題の解答(2)

評価方法 定期試験90%,提出物(宿題、ノート等)10%で総合評価する。

関連科目 数学Ⅰ,微分積分学,電気回路Ⅱなど

教材 教科書:鎌倉友男他共著「電子工学初歩シリーズ3.4 電気回路」培風館

備考備考 特になし特になし

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第 3 学 年

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T03_30030 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2) D1:1,23 (2)

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2) D1:1,28 (1)

9 (2)

10 (2) D1:1,211 (2)

12 (2)

13 (2) D1:1,214 (2)

15 (2) D1:1,216 (1)

17 (2)

18 (2) D1:119 (2) D1:1-320 (2)

21 (2)

22 (2) D1:1,223 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (1)

27 (2) D1:1,228 (2)

29 (2)

30 (2)

31 (2) D1:1,232 (2)

33 (2) D1:134 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考 第二級陸上無線技術士国家試験「無線工学の基礎」の科目免除には,本科目の単位取得が必要。

定期試験と追試験の総合評価。(授業中の態度を評価に含めるときは周知する。)主に50点未満の学生を対象に追試験を実施する。追試験で50点以上を取得したならば,定期試験の点数を50点に書き換える。点数が50点以上でも定期試験で実力を発揮できなかった場合には,本人の申し出により追試験の受験を認めることがある。そのときの成績は点数の80%を上限とする。

1,2年で履修した物理

教科書:小暮 陽三 編集「高専の応用物理」 森北出版 必要に応じて自作のプリント

惑星の運動,まとめ

学年末試験

テスト返却

波が表示できる

惑星の運動が理解できる

単振動の運動方程式が表示できる

剛体の運動が理解できる

剛体の扱い方の習得

慣性モーメントの計算ができる

系の物理量が求められる

仕事が計算できる

質量中心が求められる

まとめと演習問題

後期中間試験

試験問題の解答,単振動

適切な系を選択し,運動方程式が

表示できる

共通テスト

減衰振動

波の反射と定在波

前期末試験

剛体の運動,固定軸のある場合

剛体の運動,固定軸の無い場合

剛体振り子

試験問題の解答,剛体と質点

剛体

慣性モーメント

慣性モーメントの定理

慣性モーメントの定理計算

保存力

質量中心

質点系の運動,運動方程式,運動量

質点系の運動,角運動量,エネルギー

前期中間試験

前期中間試験の解答,仕事その1

仕事その2

エネルギー保存則

(時間数)

運動の法則

運動方程式

まとめと演習問題

時間での微分を理解する

速度,加速度

一定な加速度運動

辻 憲秀

質点や剛体の力学を微分積分を用いて体系的に理解し,力学の現象をどのように扱えばよいか判断でき,方程式に表すことが出来る学力を養成する。そして,類似の運動をする別の力学系にはどのようなのがあるか,また逆に運動方程式の解から現象の振る舞いが思考できるセンスを育てる。専門科目を履修するのに必要な基礎学力を養う。

各学習内容毎に講義した後,例題を示し,演習問題を出す。問題を解く時間を十分に与えるので有効に使い,自分の力で解く努力をすること。学生の理解の程度を教師が知ることができるので分からない箇所はその場で質問をし,授業時間内に出来るだけ内容を理解すること。もし時間内に質問できなければ,放課後もしくは土・日曜日でもかまわない。

特になし

応用物理Ⅰ 担当教員

履修条件

単振動の例

学習内容

科目番号

情報通信

専門

速度,加速度

学習項目 学習到達目標概論,微分積分の導入

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T03_30171 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:1

2 (2)

3 (4)D2:1,2,E3:3

4 (2)

5 (4) D2:1,2,E3:3

6 (2)

7 (2)

8 (2) D2:1,2,E3:3

9 (4)

10 (2)

11 (4) D2:1,2,E3:3

12 (2)

13 (2)

14 (2)

15 (4) D2:1,2

16 (4)

17 (4)D2:1,2,E3:3

18 (2)

19 (2)

20 (2)

21 (4) D2:1,2,E3:3

22 (2)

23 (6) D2:1,2,E3:3

25 (2)

26 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

課題は,自分で納得のいくまで取組む。レポートの提出は,単位取得のためには必須である。

定期試験を70%,レポートを20%,平常点(出席状況,授業への取組)を10%の比率で総合評価する。

情報処理Ⅱ,情報処理Ⅳ

教科書:高橋 麻奈 著 「やさしいC 第3版」 ソフトバンククリエイティブ ISBN4-7973-2477-5演習書:情報処理研究会 編 「初心者のためのプログラミング課題集」 森北出版 ISBN4-627-84111-6    プリント配布

構造体を理解し,提示された課題に活用できる。

ファイルの入出力を理解し,ファイル操作を行うプログラムの作成ができる。

宣言によって変数がどのような性質をもつのかを理解する。

ポインタの動作を理解し,ポインタを利用して提示された課題をプログラミングできる。

C言語により簡単な数値計算を自作関数を用いてプログラミングできる。

仕様に従って新たな関数を自作できる。

情報処理Ⅱの復習としてC言語の基本的な構文を再確認し,条件判断や繰り返し処理及び関数の作成と利用に関するプログラムが資料なしで作成できる。

ライブラリ関数を理解し,それを利用した各種プログラムの作成ができる。

後期期末試験の返却と解答

演習問題

構造体

演習問題

後期期末試験

演習問題

後期中間試験

後期中間試験の返却と解答

ファイル処理

前期期末試験の返却と解答

変数の記憶クラスとスコープ

演習問題

ポインタ変数

演習問題

数値計算法

演習問題

前期末試験

演習問題

前期中間試験

前期中間試験の返却と解答

ユーザ関数

演習問題

ライブラリ関数

金澤啓三,井上忠照

情報処理Ⅱで学んだC言語文法を復習することにより理解を深めるとともに,未学習のポインタ,関数,構造体,ファイル処理などの文法を豊富なサンプルプログラムと演習問題を通して習得する。また,C言語の数値計算への応用などについても学習し,将来の利用に備える。

C言語の演習はLinuxを使用するので、最初にLinuxの利用法を習得する。各学習項目ごとに,学習内容についての講義と関連するプログラムの例題を解説をする。各単元ごとに,演習課題に取組み,レポートとして提出する。課題は,自己チェックと教員チェックにより,納得のいくまで取組む。

特になし

情報処理Ⅲ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

制御構造の復習

学習項目 学習到達目標

プログラムの作成手順を習得する。ガイダンス,プログラム開発環境

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T03_30090 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1

2

3

4

5

6 D2:27

8

9 D2:210

11 D2:212

13

14

15

16

17

18

19 D2:220

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

評価方法

関連科目

教材

備考

D2:2, 3

D2:2, 3

D1:2

D2:2

特になし

定期試験90%,提出物(宿題,ノート等)10%で総合評価する。

基礎電気工学,電気回路Ⅰ,電気磁気学Ⅰ,回路網理論

教科書:鎌倉友男他著 「電子工学初歩シリーズ3・4電気回路」培風館

復習と演習(2)

学年末試験(1)

試験問題の解答(1)

直流回路の過度現象の性質,表示法を理解し,基本的な回路の過渡現象を求めることができる。

微分方程式の解法を理解し,2階の線形微分方程式の解を求めることができる。

磁気結合回路の等価回路を書くことができ,これを用いて基本的な回路を解くことができる。

磁気結合回路の性質,表示法を理解する

基本的な共振回路の性質,表示法を理解し,Q値,帯域幅等を求めることができる。

複素表示とベクトル表示の関係を理解する。

復習と演習(2)

後期中間試験(1)

微分方程式(2)

定常と過渡現象, 単一素子の過渡現象(2)

単一素子の過渡現象, RC回路の過渡現象(2)

RC回路の過渡現象, RL回路の過渡現象(2)

時定数(2)

RLC回路の過渡現象(2)

復習と演習(2)

等価回路, 理想変成器(2)

微分方程式(2)

微分方程式(2)

前期期末試験(1)

試験問題の解答と授業評価アンケート(2)

相互誘導作用(2)

結合係数(2)

磁気結合回路, 等価回路(2)

直列共振回路, 回路の良さ(2)

回路の良さ, 並列共振回路(2)

並列共振回路, その他の共振回路(2)

復習と演習(2)

前期中間試験(1)

試験問題の解答, 単一素子の周波数応答, デシベル(2)

デシベル(1), ベクトル軌跡(2)

ベクトル軌跡(2)

青海恵之

2学年で修得した正弦波交流における電圧・電流の関係を基礎にして,複素記号法を用いた回路解析の解法について理解を深め,正弦波交流回路の取り扱いに関わる知識を習得する。また,後期では,直流回路の過渡現象の基本を理解する。

授業は教科書に沿って進める。交流回路では,演習問題を解くことが重要であるので,この授業とは別に工学演習の授業で演習を行うこととしている。この授業ではさらに,応用問題を含めて,宿題を課して理解を深める。後期の中間までは,複素記号法を用いた回路の取り扱いとなるので,複素数には習熟しておく必要がある。必要に応じて補習講義を行う。

電気回路Ⅱ 担当教員

履修条件情報通信

専門 科目番号

学習内容

デシベルの計算ができる。

インピーダンス整合を理解する。

複素インピーダンス, アドミッタンス(2)

複素インピーダンス, アドミッタンス(2)

フェーザ表示, 複素インピーダンス(2)

学習項目

代数方程式への変換, フェーザ表示(2)

電力の複素表示(2)

インピーダンス整合(2)

復習と演習(2)

学習到達目標

複素記号法による交流回路の表記を理解し,基本的な回路について,インピーダンス,アドミッタンス,電力の複素表示を求めることができる。 D2:2

(時間数)

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T03_30060 単位区別 学修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D1:12 (2) D1:1, D2:23 (2) D1:14 (2)

D1:1, D2:25 (2)

6 (2)

7 (1)

8 (2)

9 (2) D1:110 (2)

11 (2) D2:2-412 (2)

13 (2)

14 (2)

15 (2) D2:416 (1)

17 (2) D2:1, D2:318 (2) D2:1,219 (2)

20 (2)

21 (2) D1:122 (2)

23 (1)

24 (2) D1:125 (2) D1:126 (2) D1:127 (2) D1:128 (2) D1:1, D2:229 (2)

30 (2) D2:431 (1)

32 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

学修単位であるので自宅学習は必ずしなければならない。このため授業用ノートと自宅学習用ノートを別々に用意すること。

定期試験80%,レポート・ノート20%で総合評価する。

電気磁気学Ⅱ・電波伝送学Ⅰ・電波伝送学Ⅱ

教科書:安達三郎・大貫繁雄 著 「電気磁気学」 森北出版演習書:大貫繁雄・安達三郎 著 「演習電気磁気学」 森北出版

誘電体中のエネルギーを理解する。

電気回路の基礎を電気磁気的に理解する。

応用問題を解くことができる。

オームの法則と抵抗,ジュールの法則

問題演習

学年末試験

誘電体と誘電率を理解する。

誘電体中のガウスの法則を理解する。

境界条件を理解する。

静電エネルギーおよび静電力を理解する。

応用問題を解くことができる。

導体と電界の関係を理解する。

静電容量の定義を知り,計算ができる。

電界の計算ができる。

ガウスの法則を理解する。

ガウスの法則を用いて,電気現象の説明や

電界の定義を理解する。

電位差・電位を理解し,その適用ができる。

試験返却

誘電体中のガウスの法則

誘電体境界面での境界条件

誘電体中に蓄えられるエネルギーと力

電流

静電界におけるエネルギーと力

エネルギーと帯電体に働く力

後期中間試験

誘電体と比誘電率

導体系

静電しゃへい

静電容量

コンデンサの接続

電気双極子と電気二重層

電気影像法

問題演習

前期末試験

ガウスの法則1

ガウスの法則2

帯電導体の電荷分布と電界

静電界の計算

電位

問題演習

前期中間試験

等電位面と電位の傾き

電界と電気力線

電位差

澤田士朗

電気磁気学は情報通信工学の基礎となるものである。その理論や考え方の知識なくしては現在の電子・通信機器を理解することはできない。そこで本科目では,静電気と抵抗についての電気磁気現象の基礎を理解できるようにする。また,それに関する数学的な取り扱い方を習得する。

教科書に沿った講義を行う。基本理論および基本的な例題は講義で行い,練習問題として各章末の演習問題をいくつか選びレポートとして課す。

電気磁気学Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

クーロンの法則

学習項目 学習到達目標電気とは何かについて知る。物質と電荷

クーロンの法則を理解し,適用できる。

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T03_30140 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2)

4 (2)

5 (2) D2:1-3

6 (2)

7 (2)

8 (1)

9 (2)

10 (2) D2:1,2

11 (2)

12 (2)

13 (2) D2:1,2

14 (2)

15 (2)

16 (1)

17 (2) D2:1

18 (2)

19 (2) D2:1-3

20 (2)

21 (2) D2:1-3

22 (2)

23 (2)

24 (2)

25 (1)

26 (2)

27 (2) D2:1,2

28 (2)

29 (2)

30 (2)

31 (2)

32 (2)

33 (2)

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

半導体材料

学習項目 学習到達目標

1,2年生の復習

(時間数)

三河通男

エレクトロニクスの基礎となるダイオードやトランジスタといった電子回路素子の構造・動作特性を理解させる。また,これらを使用した簡単な整流回路や増幅回路の動作・特性およびトランジスタの等価回路について理解を深め電子回路の計算を行える基礎能力を育成する。

各学習項目ごとに,それぞれの学習内容について講義し、各講義の後半では教科書の問および章末問題を解き電子回路の計算になれてもらう。また学習項目に応じて課題を与え,レポートを提出させる。

電子回路Ⅰ 担当教員

履修条件

科目番号

情報通信

専門

いろいろな半導体

ダイオードの構造と働き

MOS形FET

簡単なFET回路

簡単なダイオード回路

整流回路

復習

前期中間試験

復習

前期期末試験

トランジスタの構造と働き

hパラメータ

簡単なトランジスタ回路

電界効果トランジスタ

増幅のしくみ

バイアス回路と入出力回路

バイアスの求め方

増幅度の求め方(1)

トランジスタの等価回路

増幅度の求め方(2)

増幅回路の入出力インピーダンス

復習

後期中間試験

バイアス回路(1)

バイアス回路(2)

増幅度のdB表示

周波数による増幅度の変化(1)

周波数による増幅度の変化(2)

出力波形のひずみ

エミッタホロワ増幅回路

トランジスタの構造・性質・特性を理解し,

特性図を利用した計算が行える。

ダイオードの構造・性質・特性を理解し,特

性図を利用した計算が行える。

増幅回路の特性変化の原因および変化を防ぐ

FETの内部構造・動作原理を理解し、基本

的な計算ができる。

増幅回路の基本的な仕組みを理解する。

復習

増幅回路のバイアスを求める。

増幅回路の増幅度をトランジスタの特性図お

よび等価回路を利用して求める。

学習内容

第2級陸上無線技術士および工事担任者の科目免除に本科目の単位取得が必要。

定期試験を80%,レポートおよびノートを20%の比率で総合評価する。

電気回路Ⅰ,電子回路Ⅱ

教科書:篠田庄司著「電子回路」コロナ社

学年末試験

答案返却・解答

ための方法について理解する。

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T03_30101 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (3)

2 (2) D1:13 (2)

4 (2) D1:1,25 (2)

6 (2) D1:1,27 (2)

8 (1)

9 (3)

10 (2) D4:1,211 (2)

12 (2) D2:313 (2)

14 (2) D2:215 (2)

16 (1) D2:217 (3)

18 (2)

19 (2) D2:4,520 (2)

21 (2)

22 (2) D2:523 (2)

24 (1) D2:525 (3)

26 (2)

27 (2) D2:628 (2) D2:1,229 (2)

30 (2) D2:531 (2) D2:632 (1)

33 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

第2級陸上無線技術士の学校認定による「無線工学の基礎」の免除科目

定期試験80 %,レポート14 %,ノートと授業態度を6 %の比率で評価する。

基礎工学実験

ディジタル計測の基本原理を理解する。

教科書:菅野 充 「改訂 電磁気計測」 コロナ社演習書:プリント配布

試験問題の解答

波形,位相などの測定方法を習得する。

ホール素子について理解する。

基本的な演算増幅回路の素子値を決定

する方法を習得する。

計測用増幅器

電子電圧,電流計

ディジタル電圧計

有効電力,無効電力,皮相電力の定義を

学び電力量計の動作原理を理解する。

オシロスコープの動作原理を理解し,

実際とその算出方法を理解する。

交流ブリッジの平衡条件やRLC共振現象を

利用してリアクタンス素子値を測定する

方法を学ぶ。

直流ブリッジの平衡条件を学び,抵抗測定

に適用する。

交流回路のインピーダンス周波数特性の

電流,電圧測定器の動作原理を理解し,

正しい使用方法を学ぶ。

具体的事例で各種電気回路に対する電圧,

電流計の使用方法を習得する。

国際単位系(SI)を習得し,単位標準の

歴史と決定法を理解する。

誤差を含んだ測定データの記述方法と処理

方法を習得する。

誤差と有効数字の関係を理解する。

学年末試験

試験問題の解答, 電力量計

周波数の測定

オシロスコープ

磁気測定

Qメータ

直流電力の測定

交流電力の測定

後期中間試験

試験問題の解答, 低抵抗,高抵抗の測定

インピーダンス(インダクタ)

インピーダンス(キャパシタ)

交流ブリッジ回路

特殊な電圧,電流の測定

抵抗器の種類

ホイートストンブリッジ

前期期末試験

試験問題の解答, 基本単位と標準

指示電気計器一般

可動コイル計器

電圧,電流の測定

近似計算

誤差伝搬

有効数字

前期中間試験

統計処理

測定器の感度と分解能

川久保 貴史

設計や開発の場で日常的に使用される測定機器に対応できる基礎知識を習得する。このために,電磁気測定に関する単位系や記述ルール,測定数値の正しい処理方法,電圧・電流・抵抗・電力・周波数スペクトルなど各測定機器の動作原理と測定方法を習得する。基礎工学実験で直面した疑問を自ら解決していけるように実験との対比を意識しながら理解してゆくことが望ましい。

測定原理を深く理解できるように測定器の背後にある物理法則を意識した講義を行う。実際の測定や解析に対処できるように演習問題を多く取り入れる。演習問題はレポートとして提出し,成績評価に取り入れる。アナログ測定だけでなくディジタル測定の基礎についても習得する。

特になし

電気電子計測I 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

誤差の種類と原因

学習項目 学習到達目標測定用語を正しく理解し,測定の成り立ち測定法の種類

と実際の関係を知る。

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T03_30840 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:32 (2)

3 (2)D2:3

4 (2)

5 (2)

6 (2)D2:3

7 (2)

8 (2)

9 (2)

10 (2)

11 (2)

12 (2)D2:3

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (2)

D2:317 (2)

18 (2)

19 (2)

20 (2)

D2:321 (2)

22 (2)

23 (2)

24 (2)D2:3

25 (2)

26 (2)

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考国家試験の基礎科目や就職試験に合格できるように頑張りましょう。演習問題の提出物の評価が悪い場合は,宿題として再提出させる。

演習問題の提出20%,まとめで行う小テスト60%,平常点(出席率,授業態度など)を20%の比率で総合評価する。

数学,電気回路Ⅰ

配布プリント 電気回路Ⅱで使用する教科書

簡単な微分方程式を解くことができ,回路における過渡現象の応答が把握できる。

磁気結合回路について理解でき,相互インダクタンスや1次側,2次側に現れる影響について説明できる。

共振回路の性質,共振する条件について理解でき,解説なしで基本的な問題が解けるようになる。

対数計算が出来,複素表示とベクトル表示の関係が理解できる。

時間領域と複素領域で信号を扱うことができる。

RLC回路において,電圧・電流・インピーダンスの関係が理解できる。

過渡現象

微分方程式の解法

微分方程式の解法

回路における微分方程式の適用

過渡現象

まとめ

直列共振回路

微分方程式の解法

直列共振回路

並列共振回路

並列共振回路

磁気結合回路

磁気結合回路

磁気結合回路

まとめ

対数計算

ベクトル軌跡

ベクトル軌跡

まとめ

まとめ

RLC基本回路のV・I・Zの関係

交流電力

インピーダンス整合

(時間数)

信号の時間微分と積分

RLC基本回路のV・I・Zの関係

RLC基本回路のV・I・Zの関係

信号の時間領域表現と周波数領域表現

様々な複素数表現

小野安季良,青海恵之

専門科目のうち,電気回路を中心とする知識を講義と演習問題により深める。特に,無線従事者国家試験のうち第1級陸上無線技術士の「無線工学の基礎」科目に関連した知識を向上することを目的とし,資格取得や就職試験に合格できる力を養う。

電気回路Ⅱの授業進路に合わせて,演習問題を解く。簡単な例題などを反復して解き,時には力だめしとして,国家試験の既出問題や進学・就職試験で出題された問題を演習問題とする。複数の教員が,学生の分からない箇所を適切に指導しながら学習を進める。

工学演習 担当教員

履修条件

学習内容

科目番号

情報通信

専門

複素数の基本的性質

学習項目 学習到達目標電気回路Iの内容を復習する。キルヒホッフの法則

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科目名

学年 3年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 実験 09T03_30280 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)B3:1

2 (5)E3:1

3 (5)D2:2

4 (5) D1:3

5 (4) E3:2

6 (2) D2:1

7 (2) D2:3

8 (4) D4:1

9 (6)E3:3

10 (4) E3:4

11 (4) D4:2

12 (4)D2:4

13 (4) D2:6

14 (4) E4:2

15 (4)E2:1

16 (2) B3:3

E6:3

E5:3

E5:1

D5:2

D3:2

D3:1

B3:4

評価方法

関連科目

教材

備考

基礎工学実験 担当教員真鍋克也,青海恵之,塩沢隆広,

三河通男,川久保貴史

情報通信 履修条件

専門 科目番号

電気磁気学や電気回路などの講義で学んだ基礎的な理論や知識を確認することで,情報通信工学の基礎科目に対する理解をより深める。また,実際に製作をして,工学における応用の感動を体験する。電気磁気学,電気回路,電子回路,電気計測などで学ぶ電流,電圧,インピーダンス,電力,ダイオード,計測法についての理解を深め,それらを実際に取り扱える能力を身につけることを目標とする。

8人程度の班単位で行う。無断欠席をしないこと。実験を円滑安全に行うため,実験テキストをあらかじめ読んで実験内容を理解し,実験結果についての評価が的確にできるようにしておく。なお,この科目を習得しないと原級になる。

特になし

学習内容

学習項目 (時間数) 学習到達目標

実験に関する心得 実験の予習の重要性と実験報告書の書き方を理解する。

電子工作実習(部品,器具の取り扱い,他) 抵抗,コンデンサなどの電子部品およびよく使う実験器具の取り扱い方法を習得する。

抵抗の直列・並列・直並列 複数接続された抵抗の合成抵抗値の求め方を習得する。

オームの法則 オームの法則を理解する。

電子工作実習(ハンダ付け技術) ハンダ付け技術を習得する。

ホイートストンブリッジ ホイートストンブリッジを理解する。

置換法による抵抗の測定 置換法による抵抗の測定を理解する。

UNIX入門 UNIXの初歩を理解する。

キットテスタの組み立てと試験 キットテスタの原理を理解する。また,ハンダ付け技術に磨きをかける。

キルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則を理解する。

UNIX初級 UNIXのコマンドの使い方を習得する。

交流基本回路の電圧・電流の測定 交流回路において電圧,電流,インピーダンスの関係を理解する。

ダイオードの静特性の測定 ダイオードの静特性を理解する。

ケルビン・ダブルブリッジによる低抵抗の測定 抵抗率と抵抗の関係を理解する。

オシロスコープⅠ オシロスコープの原理と使用方法を理解する。

総括・総評 班員との分担の作業を遂行できる。

完成するまで粘り強く取り組める。

学生間で問題を解決できる。

問題点を見つけられる。

教師の助言を受けて,問題を解決できる。

ネットワークの概要を理解する。

種類別ダイオードの特徴を理解する。

助け合いながら作業を遂行できる。

成績評価の必要条件は,すべての実験に出席し,すべてのテーマの報告書を各自が提出し,それらがすべて受理されることである。出席状況,実験態度,製作物,実験報告書を総合して評価する。

基礎電気工学,電気回路,電気磁気学,電子回路,電気電子計測

教科書:教官作成プリント,参考書: IDEA・C 著「改訂第3版 UNIXコマンド ポケットリファレンス ビギナー編」,キットテスタは各自購入

特になし

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第 4 学 年

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科目名

学年 4年 学期 通年 必修 単位数 4

分野 授業形式 講義 09T04_30011 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (4)D1:1

2 (4)

3 (4)

4 (4)D1:3

5 (4)

6 (4)

7 (4)D1:3

8 (2)

9 (2)

10 (4)

D1:311 (4)

12 (4)

D1:313 (4)

14 (4) D1:215 (4)

16 (4) D1:217 (2)

18 (2)

19 (4)

20 (4) D1:221 (4)

22 (4) D1:223 (4)

24 (4)D1:2

25 (4)

26 (2)

27 (4)

28 (4)

D1:229 (4)

30 (4) D1:231 (4)

32 (4)

33 (4) D1:234 (2)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信

専門

ベクトル関数,曲線

学習項目 学習到達目標ベクトルの定義,内積,外積の性質を理解する

空間のベクトルと外積

曲面,勾配

発散,回転

澤田士朗

3年までに履修した数学の内容を基礎とし,工学の基礎的な問題を解決するために必要な数学の知識,計算技術および応用能力を修めることを目標とする。また,数学における証明の仕方,数式の導出などを通して,工学の問題解決にあたり,論理的な考え方が出来るようにする。

各時間ごとに,学習内容の解説と関連する例題を講義する。その後,教科書の問,練習問題を全員が各自で解く。学生に黒板で解答をしてもらい,その解説を行う。内容により,作成したプリント問題を解いたり,レポート提出問題を課したりする。

特になし

応用数学 担当教員

履修条件

(時間数)

線積分,グリーンの定理

面積分,体積分

ガウスの発散定理,ストークスの定理

ベクトル解析のまとめ

前期中間試験

ラプラス変換

ラプラス変換の性質

逆ラプラス変換

微分方程式への応用,フーリエ級数計算

フーリエ級数の収束

複素形フーリエ級数,フーリエ変換

フーリエ変換の性質

ラプラス変換とフーリエ解析のまとめ

前期期末試験

確率の定義と性質

条件付確率と事象の独立

ベイズの定理

度数分布

代表値と散布度

相関グラフと相関係数

標本の抽出,標本分布

確率分布

後期中間試験

二項分布,ポアソン分布

平均,分散,標準偏差

勾配,発散,回転を理解し,求めることができる

ガウスの定理,ストークスの定理を理解し,使うことができる

ラプラス変換を計算でき,その性質を導くことができる

微分方程式をラプラス変換を用いて解くことができる

フーリエ級数の意味を理解し,

求めることができる

フーリエ変換の意味を理解し,

求めることができる

さまざまな確率を求めることができる

データの整理と統計計算ができる

回帰直線,相関係数を求めることができる

母平均の区間推定

学年末試験

答案返却・解答

平均,分散,標準偏差の意味を理解し,計算ができる

正規分布に関する確率計算ができる

連続分布

正規分布

多次元確率変数

学習内容

第二級陸上無線技術士国家試験「無線工学の基礎」の科目免除には、本科目の単位取得が必要。

定期試験90%,レポートなど10%の比率で総合評価する。

電気磁気学Ⅰ,電気磁気学Ⅱ,回路網理論,通信工学Ⅰ,通信工学Ⅱ

母平均の区間推定を行うことができる

教科書:高遠 節夫 他 著 新訂「応用数学」大日本図書,高遠 節夫 他 著 新訂「確率統計」大日本図書

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科目名

学年 4年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30040 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2) D1:1,2

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2)

8 (1)

9 (2) D1:1,2

10 (2)

11 (2)

12 (2) D1:1-3

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (1)

17 (2) D1:1,2

18 (2)

19 (2)

20 (2) D1:1-3

21 (2)

22 (2)

23 (2) D1:1

24 (2)

25 (2)

26 (1)

27 (2) D1:1,2

28 (2)

29 (2)

30 (2) D1:1

31 (2)

32 (2)

33 (2)

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

第二級陸上無線技術士国家試験「無線工学の基礎」の科目免除には、本科目の単位取得が必要。

定期試験80%、授業中の演習問題を20%の比率で総合評価する.50点未満の学生を対象に補講と追試験を実施する。追試験で50点以上を取得したならば、定期試験の点数を50点に書き換える。定期試験で実力を発揮できなかった場合には、本人の申し出により追試験の受験を認めることがあるが、そのときの成績は点数の80%を上限とする。

応用物理Ⅰ、電子工学

教科書:小暮 陽三編集「高専の応用物理」 森北出版必要に応じて自作のプリント

演習

学年末試験

テスト返却

粒子と波動の2面性の理解

量子力学の初歩を学ぶ

物質の波動性

不確定性原理

波動方程式

特殊相対性理論を学ぶ

偏光を理解し、さまざまな位相差の

偏光をつくる

統計力学の考え方を学ぶ

熱力学の概要の理解

流体の扱い方を学ぶ

解析力学の初歩を理解する

エネルギー固有値、固有関数

演習

後期中間試験

試験問題の解答,光の波動性、粒子性

X線の波動性、粒子性

位相、振幅変化の測定原理

光学素子の原理

ローレンツ変換

運動する物体の質量・エネルギー

試験問題の解答,気体の分子運動

マックスウエルの速度分布関数

直線偏光、楕円偏光

任意の位相差の偏光

カルノー・サイクル

エントロピー・熱力学第2法則

演習

前期期末試験

試験問題の解答,静止流体

完全流体、ベルヌーイの定理

熱伝導

熱力学第1法則

ラグランジュ関数

ハミルトン関数

演習

前期中間試験

ラグランジュの方程式

演習

辻 憲秀

他の専門科目を学習する際に、必要な物理学の各分野を紹介する.各分野の対象、捉え方、考え方、適応範囲などを理解し、専門科目を学ぶ場合に必要に応じて何を勉強すればよいかが判断できる学力を養成し、応用する能力を培う.高度で数学的な厳密さは避け、結果だけを重視するのではなく途中の過程も理解し知識が専門科目で活用できるようにする.

各学習毎に講義した後、重要なあるいは間違え易い内容に関して演習問題を出す。すぐに解ける学生には余分な課題を、答の得られない学生にはより詳しい説明とヒントを与え、全学生が問題を解くように配慮する。問題が解けたならば、記録しておき出席点として定期試験の点数に上乗せする。

特になし

応用物理Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

仮想仕事の原理

学習項目 学習到達目標

自由度、ダランベールの原理

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科目名

学年 4年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T04_30661 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (4)

2 (18) B1:1-4,B2:1-3,B3:1-5

3 (4)

C4:1-64 (4)

5 (8)

C2:1,2,C3:1-4

6 (8)

B1:1-4,B2:1-3,B3:1-5,C1:1,3,4,C2:1,2,C3:1-4

7 (6)

8 (8)

D5:39 (4)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

グループプロジェクト~11コースから選択~

学習項目 学習到達目標プロジェクト管理入門

e-Learning により自学自習しながらプロジェクトを進めることができる.

プレゼンテーション入門

プレゼンテーション

全教員

コミュニケーション能力,技術文書作成に必要な基本知識と技術を習得する。プレゼンテーションの基本技術,情報収集と分析についての基本知識と技術を習得し,プロジェクトを進める能力を養う。

e-Learning,講義と演習,研究の形式による。共同作業を含む。前期は e-Learning によりプロジェクト管理を行いながら指導教員の下で自学自習を進める。後期は 講義と演習,配属された研究室での研究により学習を進める。後期は,行事日程に合わせた授業の変更があり得るので変更連絡に注意願いたい。

工学セミナーⅠ 担当教員

履修条件

(時間数)

理科系文書の作法 技術文書作成の基本知識 ・文章作成の基本ルール ・科学・技術文書の書き方とルール ・図表の作成ルール

グループ活動 電波祭のクラス出展の制作活動

キャリア教育(進路指導,講演会)

卒業研究の概要紹介と準卒業研究

卒業研究発表会に出席

プレゼンテーション資料を作成できるようになる.

(相互評価を実施する)

文書構成,執筆方法など技術文書の常識を知る.技術文書作法に従った実験報告書の再作成を行う.学会論文誌掲載の学術論文を読むことで,論文の内容と構成について学ぶ.

電波祭への貢献(電波祭日程で授業進行に変更あり)共同作業における注意点を学ぶ.学生間の相互評価により共同作業の注意点を発見する.

興味を持って取り組める研究を見つけ,卒業研究の配属先を決める.卒業研究を効率よく進めるための予備知識を得る.

教科書:中島利勝,塚本真也共著「知的な科学・技術文章の書き方」コロナ社配布プリント

特になし

報告書と学習成果物(60%),取組態度(40%)より総合評価する。

特になし

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科目名

学年 4年 学期 通年 必修 単位数 3

分野 授業形式 実験 09T04_30290 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (6) E1:12 (6)

3 (6)

4 (6)

5 (6) E3:1-36 (6)

7 (6)

8 (6) E4:1,29 (6)

10 (6)

E5:1,211 (6)

12 (6) E5:1-313 (6)

14 (6)

15 (6) B3:1-4

評価方法

関連科目

教材

備考この科目が未修得の場合、原級となる。特別な理由なく実験報告書が未提出であれば、単位修得ができなこともありえる。

各指導教員が,総合的に評価する。

情報通信工学の専門科目全般

テキスト:教員作成資料

実験報告書をわかりやすくまとめる。

グループで互いに協力して実験を遂行し,問題を解決する。

使用器具・装置の操作方法を習得する。

配線,回路製作の技術を向上させる。

実験データの意味を考えながら実験を遂行する。

実験結果のデータ処理,考察などができる。

正弦波発振回路

マルチバイブレータの諸特性

演算増幅器の基本回路

光通信実験

中間周波増幅回路の作製

中間周波増幅回路の特性測定

整流回路の特性測定

直流低電圧電源回路の組み立てと特性測定

川久保貴史,梶久夫,草間裕介,塩沢隆広,青海恵之,真鍋克也,三河通男

情報通信工学に関する基礎技術を通信工学実験を通して,講義で学んでいる理論と実践の両面から専門知識・技術を習得することを目的とする。学生自身の主体性および協調性を養い,実験遂行能力,問題発見能力,問題解決能力の向上を図る。そして得られた結果に対して理論的な説明および考察を施すことができ,実験報告書をまとめる能力を身につけられるようにする。

班を編成し,以下に示す各実験テーマをローテーションし用意したテキストに従って実験を行う。各実験を行うにあたって目的,原理および使用装置の操作方法を学ぶ。実験テーマ終了後原則として一週間以内に,得られた実験結果をまとめそれに対する考察・検討を行い,実験報告書を提出する。

通信工学実験Ⅰ 担当教員

履修条件情報通信

専門

学習内容

科目番号

学習到達目標実験の目的・原理を理解する。

共振回路

電力計による電力の測定

低周波増幅回路の作製・特性評価

トランジスタの特性測定

トランジスタのh定数の測定

負帰還増幅回路の作製と特性測定

シンクロスコープ

学習項目 (時間数)

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科目名

学年 4年 学期 前期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30070 単位区別 学修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D1:12 (2)

3 (2)

4 (2)D1:1,2

5 (2)

6 (2) D1:37 (2) D1:48 (1)

9 (2)D2:1

10 (2)

11 (2)D2:2

12 (2)

13 (2) D2:314 (2) D2:215 (2) D2:416 (1)

17 (2) D1:118 (2)

19 (2)

20 (2)D2:3

21 (2)

22 (2)D2:2,D3:2

23 (2)

24 (1)

25 (2)

26 (2)D1:1

27 (2)

28 (2)D1:1

29 (2) D1:330 (2) D3:131 (1)

32 (1)

33 (2)

34 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

電波伝送学Ⅰ,Ⅱの履修には電気磁気学Ⅱの履修が必要

試験を80%,レポートおよびノートを20%の比率で総合評価する。

電気磁気学I,電波伝送学I,電波伝送学II

教科書:安達三郎,大貫繁雄「電気磁気学」森北出版演習書:大貫繁雄,安達三郎「演習電気磁気学」森北出版

変位電流を学び,マクスウェルの方程式の意味を理解する.

演習問題

古典電磁気学概論

マクスウェルの方程式と波動方程式の関係を理解する.平面波と伝送電力の関係を知る.

学んだ知識が整理されている.

平面電磁波

ポインチングベクトル

自己・相互インダクタンスの導出法を習得する.

ファラデーの電磁誘導の法則を理解する.

自己・相互インダクタンスの定義を説明できる.

磁力線,磁束の屈折が説明できる.

磁気回路を学び,計算問題が解ける.

応用問題を解くことができる.

磁気誘導現象を学び,物質の磁化を理解する.

磁性体の磁化率および透磁率の問題が解ける.

フレミングの左手の法則を説明できる.

アンペアの周回積分を理解して適用ができる.

応用問題を解くことができる.

試験問題の解答と授業評価アンケート

演習問題

変位電流

マクスウェルの方程式

電磁波

前期期末試験

インダクタンスの接続

磁界のエネルギー

インダクタンスの計算

小試験

ファラデーの法則

渦電流,表皮効果

演習問題

自己および相互インダクタンス

強磁性体の磁化

磁石と磁極

演習問題

前期中間試験

物質の磁気的性質

磁界の強さと透磁率

磁性体の境界条件

磁気回路

小試験

電磁力

磁束,ビオ・サバールの法則

円形ループ電流による磁界

アンペアの周回積分の法則

ソレノイド内の磁界

3学年の電気磁気学I(静電気)に続くもので,その後半部である静磁界について学習する.静電界との比較を意識しながら静磁気や電磁誘導を学び,電磁現象が最終的にマクスウェルの方程式にまとめられることを学ぶ.本授業では,電気電子,通信工学の基礎となる電磁現象について根本理論を習得する.また,電磁界の基礎計算ができるようになることを目標とする.

教科書に沿った講義を行う.基本理論,例題などは講義を行うが,教科書の演習問題の一部と演習書の問題は自宅学習用ノートとして提出し,成績評価に取り入れる.

 特になし

電気磁気学Ⅱ 担当教員

履修条件

科目番号

情報通信

専門

草間裕介

磁界,電流による磁界と磁束

学習項目 学習到達目標3年生の復習 電磁気現象を学び,電流によって生ずる磁

界および磁束を理解する.

(時間数)

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科目名

学年 4年 学期 前期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30150 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2)

D2:44 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2) D2:38 (2)

9 (2)

10 (2)

11 (2)

12 (2) D2:313 (2)

14 (2)

D2:315 (2)

16 (2)

17 (2)

18 (2) D2:419 (2)

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (2)

27 (2)

28 (2) D2:329 (2)

30 (2)

31 (2)

32 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

変成器結合増幅回路の概要

学習項目 学習到達目標3年生の復習

A級電力増幅回路の動作

A級電力増幅回路の動特性

草間裕介

3年生で理解した基礎知識をもとに増幅,発振,について理解する。また,第2級陸上無線技術士の資格試験の受験にも対応できるようにする。本授業では,電子デバイスの特性を理解した上で,通信工学において重要となる増幅,発振,の基本的原理および設計法を習得し,簡単な回路設計とそれを発展させる能力を養うことを目標とする。

教科書に沿った講義を行う。基本理論,例題などの解説を行い,授業の後半の時間を利用して教科書の問および章末問題を各自が解くようにする。

電子回路Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

B級PP電力増幅回路

練習問題

負帰還増幅回路

前期中間臨時試験

電流直列帰還増幅回路

電圧帰還増幅回路

高周波増幅回路の基礎

中間周波増幅回路(1)

中間周波増幅回路(2)

差動増幅回路

演算増幅回路

前期中間試験

ウィーンブリッジ形発振回路

練習問題

前期期末臨時試験

発振回路の基礎

LC発振回路

コルピッツ・ハートレー発振回路

同調形発振回路

移相形発振回路

平滑回路・安定回路

前期期末試験

直列形低電圧回路

まとめ

水晶発振回路

クリッパ・リミッタ回路

電源回路の構成

整流回路

電力増幅回路の考え方や特性を理解する。

負帰還の動作および特性を理解する。

高周波増幅回路の基本動作・特性を理解する。

差動増幅回路の基本動作・特性を理解する。

発振回路の動作,発振の原理および回路の構成方法を理解する。

整流方式の電源や基本特性を理解する。

教科書:須田健二 「電子回路」コロナ社

第2級陸上無線技術士および工事担任者の科目免除に本科目の単位取得が必要。

試験を80%,レポートおよびノートを20%の比率で総合評価する。

電子回路Ⅰ,通信工学Ⅰ

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科目名

学年 4年 学期 前期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30120 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:12 (2)

3 (2) D2:1-34 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2)

8 (2) D2:1-39 (2) D2:1

10 (2) D2:1-311 (2) D2:112 (2) D2:113 (2) D2:1-314 (2)

15 (1)

16 (2)

17 (2) D2:118 (2) D2:119 (2) D2:120 (2) D2:121 (2) D2:122 (2) D2:1-223 (2)

24 (2)

25 (2) D2:1,226 (2) D2:1-327 (2)

28 (2) D2:1,229 (2)

30 (2) D2:1-331 (2)

32 (1)

(1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

原子の構造

学習項目 学習到達目標原子内での電子の配列について理解する電子の性質と物理現象

固体のエネルギー帯構造

結晶構造とエネルギー帯

森本敏文

電子工学Iでは,半導体内における電子の振る舞いやダイオード・バイポーラトランジスタなどの各種半導体素子の動作原理・諸特性、及び真空中における電子の振る舞いや二極管・三極管の動作原理・諸特性について理解を深めることを目的としている。本講義を受講することにより受講した学生が,無線従事者の国家試験で必要となる,各種半導体素子及び真空管の動作原理・諸特性を理解し,説明できるよう目指す。

はじめに基本となる電子の持つ特性を説明し,それを基にして原子内の電子について述べる。ついで,半導体内の電子の振る舞いについて説明した後,半導体電子素子の動作原理,諸特性について説明し,その応用についても述べる。金属からの電子放出について説明した後,電界の電子の運動について解説する。ここで学習する電子の運動を基にして,二極管などの電子管の動作原理と諸特性を説明する。

電子工学Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

フェルミ準位

真性半導体・不純物半導体

演習・試験

電界による電気伝導と拡散電流

ホール効果

pn接合

トンネルダイオード

サイリスタ

バイポーラトランジスタの動作原理

トランジスタの特性

前期中間試験

トランジスタの等価回路

ガンダイオード・pinダイオード

演習・試験

金属柱の電子と仕事関数

MOS型電界効果トランジスタ

集積回路概説

光導電・光起電効果

太陽電池

ホトダイオード・ホトトランジスタ

空間電荷効果

二極管

三極管

前期期末試験

熱電子放出

電界中の電子の運動Ⅰ

電界中の電子の運動Ⅱ

静電偏向

導体・半導体・絶縁体のエネルギーバンド図が説明できる

半導体内のキャリアの振る舞いを説明できる

ホール素子の説明ができる

ダイオードの動作原理を説明できる

トンネルダイオードの原理を理解する

サイリスタの動作原理を理解する

バイポーラトランジスタの動作原理を説明できる

電界効果トランジスタの特性を理解する

集積回路の構造を理解する

光導電効果,光導電効果を理解する

太陽電池を理解する

ホトダイオード・ホトトランジスタを理解する

マイクロ波用半導体素子の原理や特性を理解する

電子放出について理解する

電界中の電子の運動を解析できる

電子の偏向を説明できる

真空管の構造,原理,特性が説明できる

教科書:西村信雄,落山謙三 著「改訂電子工学」 コロナ社 参考書:吉田重知 著 「電子工学」 朝倉書店

試験返却

第二級陸上無線技術士国家試験の「無線工学の基礎」の科目免除には,本科目の単位取得が必要である。

定期試験75%,ノート・レポート25%で評価する。

電子回路I

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科目名

学年 4年 学期 後期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30631 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D1:1

2 (2)

3 (2)

4 (2)

5 (2)

6 (2) D2:3

7 (2)

8 (2)

9 (2) D2:3

10 (2)

11 (2) D2:3

12 (2)

13 (2)

14 (2) D2:3

15 (2) D2:3

16 (1)

17 (1) D2:1

18 (3) D2:3

19 (2) D2:3

20 (2)

21 (2) D2:3

22 (2)

23 (2) D2:1

24 (2) D2:1

25 (2)

26 (2) D2:3

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

31 (2) D2:1

32 (1)

33 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

フーリエ変換の性質

学習項目 学習到達目標

信号解析の数学的基礎

信号のスペクトル図

エネルギー密度・平均電力

小野安季良

通信方式について,その理論および送受信機の回路構成を学ぶ。通信工学Ⅰでは,線形変調方式の無線通信機に用いられる各種の回路について学ぶ。回路の詳細な動作解析よりも,動作原理や回路の特徴,長所短所といった事項に関して留意して学び,簡単な解説ができる程度になることを目標とする。

各学習項目ごとに,必要なプリントを配布しながら講義する。また,各学習単元ごとに国家試験既出問題を解きながら講義を進める。

通信工学Ⅱの履修には通信工学Ⅰの履修が必要。

通信工学Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

まとめと小テスト

振幅変調

AM波の電力,変調度

SSBとDSB波の比較

発振器1(水晶発振器など)

発振器2(PLL周波数シンセサイザ)

緩衝増幅器とC級増幅器

逓倍器,電力増幅器,結合回路

DSB送信機の構成

DSB変調器

SSB波の発生

後期中間試験

感度・選択度・安定度・忠実度

送信機の電気的性能スーパーへテロダイン受信機の構成・特徴

入力回路・高周波増幅器

周波数変換器

IF Amp(イメージ周波数選択度)

IF Ampの利得と周波数特性

BPF(セラミック・SAWフィルタ)

検波ひずみ

演習問題(予備日)

まとめと小テスト

ダイオード検波器

検波回路

検波効率

各種振幅変調方式を説明できる。

時間領域と周波数領域での信号表現ができる。時間領域での信号から,周波数成分を見つけることができ,スペクトル図が描ける。

各種発振器について説明できる。

動作原理を説明できる。

コレクタ変調,ベース変調の回路と動作原理を説明できる。平衡変調,二重平衡変調器,フィルタ法,位相法について説明できる。

送信機の電気的性能について説明できる。

構成を把握でき,その特徴が説明出来る。

動作原理を説明できる。

イメージ周波数選択度や利得,帯域幅,周波数特性について説明できる。

平均値検波回路・包絡線検波回路の回路構成を理解し,検波効率・検波ひずみについて説明できる。

通信用フィルタについて理解できる。

受信機の電気的性能について説明できる。

付属回路の現象・仕組みを知っている。

教 科 書:堤坂秀樹,大庭英雄著 「テキストブック無線通信機器」 日本理工出版会参考資料:電波受験界(電気通信振興会)

付属回路(AGC回路など)

学年末試験

答案返却・解答

第1級陸上特殊無線技士の長期養成課程の修了には本科目の単位取得が必要です。

試験を80%,授業態度など(出席・遅刻・ノート提出・授業中に行う問題の提出)を20%の比率で総合評価する。

電子回路Ⅰ,電子回路Ⅱ

Page 39: 情報通信工学科 - kagawa-nct.ac.jp · ディジタル回路Ⅱ 2 2 科音響工学Ⅰ 1 1 ... オペレーションズリサーチ 2 2 信号処理概論 2 2 電気電子計測Ⅱ

科目名

学年 4年 学期 後期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30210 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:32 (2) D4:13 (2) D2:14 (2) D1:25 (2) D2:16 (2) D2:17 (3)

8 (1)

9 (3) D2:410 (2)

11 (2) D2:112 (2)

13 (2) D2:314 (2)

15 (2)

16 (1)

17 (2) D2:318 (2) D2:119 (2)

20 (2)

21 (2) D2:122 (2)

23 (3) D3:224 (1)

25 (2)

26 (2)

27 (2) D2:328 (2)

29 (2)

30 (3) D2:331 (2) D4:232 (1) D3:133 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

正弦波動の表現,マクスウェルの方程式,媒質定数

学習項目 学習到達目標電磁波,電波とは何かが説明できる。電波とは,波長,周波数による呼称,1次元の波動

電波利用の歴史を知っている。

電力密度とポインチングベクトル

デシベル表示,演習問題

真鍋克也

給電線を伝搬する電気信号の振る舞いを分布定数回路理論を用いて理解し,その応用についての知識を得る。次に,電磁波の基礎原理を学び,アンテナからどのように電磁放射がなされるかを理解する。このときに必要となる給電線およびアンテナに関する重要な工学用語および基本定数について学ぶ。

教科書に沿った講義を行う。基本理論,例題などは講義を行うが、各章末の演習問題をレポートとして課す。各自が行った解答を指名された者が黒板に示し,添削を行った後、提出する。

電波伝送学Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

給電線,損失のある給電線

無損失給電線,λ/2給電線,λ/4給電線

反射係数と定在波比,平行2線と同軸ケーブル

クオーター試験

試験問題の解答,スミスチャート

演習問題

線状アンテナ,微小電気ダイポール

微小電気ダイポールの指向性,放射電力

半波長アンテナの放射電界,指向性

受信開放電圧,受信有能電力,実効面積

演習問題

後期中間試験

接地アンテナの効率,接地方式

ループアンテナ,無線方位測定

スリークオーター試験

試験問題の解答,等方性アンテナ,アンテナの利得

線状アンテナの電流分布,起電力法

線状アンテナの入力インピーダンス,短縮率

演習問題

接地アンテナの実効高,放射電界

進行波アンテナ

八木アンテナの構造,原理,設計

演習問題

学年末試験

試験問題の解答,アドコックアンテナ

演習問題

相互放射インピーダンス

定在波ビームアンテナ

平面電磁波の特性を理解する。

電波の基本的な問題が解ける。

伝送線路の理論を理解する。

伝送線路上の信号とその特性を理解する。

スミスチャートを用いて解答できる。

微小電気ダイポールの特性を理解する。

半波長アンテナの諸定数が言える。

アンテナの利得の定義が説明できる。

起電力法について理解する。

接地アンテナの解析法について理解する。

ループアンテナの指向性理解する。

相互放射インピーダンスが説明できる。

八木アンテナの原理が説明できる。

アンテナ技術の現状を知っている。

学んだ知識が整理できている。

教科書:教員作成プリント

試験問題の解答

無線工学演習,5学年の電波伝送学Ⅱを履修予定の者,第1級陸上特殊無線技士の学校認定希望者は必ず履修のこと。

Q 試験・中間試験・期末試験を約80 %,レポートを約20 %の比率で総合評価する。

電気磁気学Ⅰ,電気磁気学Ⅱ,電波伝送学Ⅱ

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科目名

学年 4年 学期 通年 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30091 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2) D2:14 (2)

5 (2)

6 (2) D2:17 (2)

8 (2)

9 (1)

10 (2)

11 (2)

12 (2)

13 (2)

14 (2) D2:115 (1)

16 (2)

17 (2) D2:118 (2)

19 (2) D2:120 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2) D2:124 (2)

25 (1)

26 (2) D2:127 (2)

28 (2) D2:129 (2)

30 (2)

31 (2) D2:132 (2)

33 (2) D3:134 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信

専門

電気通信設備と構成(2)

学習項目 学習到達目標電気通信設備と構成(1)

標本化・量子化・符号化・復号化(1)

標本化・量子化・符号化・復号化(2)

梶 久夫

電話,データ通信およびインターネットなどの通信サービスを提供する上で,通信インフラとなる電気通信システムの仕組みおよび適用されている技術の基礎的な理論について学習する。

学習項目ごとに教科書の解説及び関連する技術情報をパワーポイント・スライドにより提供し,教科書の内容が理解しやすいようにして進める。

電気通信システムA 担当教員

履修条件

(時間数)

標本化・量子化・符号化・復号化(3)

伝送速度と平均ビット誤り率(1)

伝送速度と平均ビット誤り率(2)

変調速度とデータ伝送速度(1)

前期中間試験

変調速度とデータ伝送速度(2)

信号電力

アナログ変調方式・周波数分割多重化(1)

アナログ変調方式・周波数分割多重化(2)

デジタル変調方式

前期期末試験

時分割多重化(1)

時分割多重化(2)

同期方式(1)

同期方式(2)

再生中継

アナログ信号符号化の基本原理が理解できる。

デジタル伝送の基本概念が理解できる。

OSI参照モデル(2)

後期中間試験

デジタル交換機、パケット交換機(2)

デジタル交換機、パケット交換機(3)

OSI参照モデル(1)

メタリックケーブル

光ファイバケーブル(1)

デジタル信号の変調技術が理解できる。

デジタルネットワークにおける同期技術が理解できる。

デジタル信号の多重化技術が理解できる。

主要伝送路設備の概要が理解できる。

移動体通信(2)

光ファイバケーブル(2)

デジタル交換機、パケット交換機(1)

交換機の基本原理が理解できる。

学年末試験

答案返却・解答

通信機能のモデル化が理解できる

インターネット(1)

インターネット(2)

移動体通信(1)

学習内容

電気通信工事担任者の国家試験受験者は本科目または電気通信システムBの単位を取得しておくことが望ましい。電気通信主任技術者の国家試験受験者は本科目を履修しておくことが望ましい。

定期試験80%,ノート20%の比率で総合評価する。

電気通信システムB,データ通信、計算機ネットワークⅠ

インターネットの仕組みが理解できる。

移動体通信の仕組みが理解できる。

通信システムの全体イメージが描ける。

教科書:電気通信主任技術者試験研究会編「電気通信システム」日本理工出版会

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科目名

学年 4年 学期 通年 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T04_30480 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)

2 (1) D4:1,A1:1,3 (1) A2:1,D2:14 (1)

5 (1)

6 (1)

7 (1)

8 (1)

9 (1)

10 (1)

D2:111 (1)

12 (1)

13 (1)

14 (1)

15 (1)

16 (1)

17 (1)

18 (1)

19 (1) D2:320 (1)

21 (1)

22 (1)

23 (1)

24 (1)

25 (1) A2:1,A3:1,26 (1) D3:427 (1)

28 (1)

29 (1)

30 (1)

31 (1)

32 (1)

33 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信

専門

無線従事者の資格,無線設備の操作

学習項目 学習到達目標電波に関する歴史を振り返り,電波法制定の経緯や法令用語の定義等を理解する。

電波法の意義,電波法の制定

刑罰の種類,無線従事者免許の取得

無線従事者免許の欠格事由,免許の取消

曽根康仁

電波法の中でも重要とされている部分を中心に,設問に対する論理的な判断や解答ができるような能力を養うことを目的とする。併せて無線従事者国家試験(1陸・2陸・1陸特殊)に出題される範囲の電波法令について理解を深め合格できる学力を身につける。

各テーマごとに板書しながら解説をするので,各自が法令集をめくり関連条文の所在を確認すると共に体系的にノートを整理していく。本科目は,第1級陸上特殊無線技士の学校認定に必要な科目でもあることも配慮する。

通信法Ⅰ 担当教員

履修条件

(時間数)

電波法の目的,法規の分類

電波型式の表示,電波法と条約との関係

無線局の開設と免許制度,欠格事由

前期中間試験

無線局免許の申請,申請の審査

予備免許の指定事項,工事設計の変更

落成後の検査,運用開始・休止届

免許の有効期間,再免許の申請期間

免許状の記載事項・掲示・再交付・返納

無線設備の変更の工事,免許の承継

無線局免許の取消,運用の停止・制限

まとめ

前期末試験

電波の質,放送局の各許容値

電波の発射停止,人工衛星局の条件

高圧電気に対する安全施設,無線設備の保護装置

周波数安定のための条件,周波数の測定・措置・校正,送信空中線の型式・構成

中波放送局・超短波放送局の無線設備

標準テレビジョン放送局の無線設備,船舶局無線従事者証明

免許証の訂正・再交付・返納,選解任届,主任無線従事者の職務

学年末試験

後期中間試験

目的外使用の禁止,無線通信の秘密保護

時計,業務書類,日誌抄録の提出

試験電波の発射,通信の優先順位

無線局の開設に関し免許制度をとり入れた

背景を知り,免許手続きの流れを理解する。

無線設備の保守点検に関する関連条文を拾い出せるようになり,技術的な意味を理解する。

無線局の運用に関する規定と,これに違反した場合の刑罰の重さを理解し,遵法精神を身につける。

試験返却

非常通信,定期検査,臨時検査

総務大臣への報告義務,罰則関係

まとめ

学習内容

第1級陸上特殊無線技士の長期養成課程の修了には本科目の単位取得が必要です。

定期試験を80%,レポート提出を20%の比率で総合評価する。

通信法Ⅱ

教員作成プリント

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科目名

学年 4年 学期 通年 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T04_30400 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2) D2:1-24 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2) D2:1-38 (1)

9 (2)

10 (2)

11 (2) D3:1-212 (2)

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (1)

17 (2)

18 (2) D2:119 (2)

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2) D2:1-224 (2)

25 (2)

26 (1)

27 (2)

28 (2)

29 (2) D2:1-230 (2)

31 (2) D3:232 (2)

33 (2)

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信

専門

微分方程式とラプラス変換

学習項目 学習到達目標回路網理論入門,電気回路と回路理論

ラプラス変換を用いて,単位インパルス

ラプラス変換

インパルス応答とステップ応答

福永哲也

波形伝送における周波数解析,回路網関数,回路網の合成を学習し,交流回路や過渡現象との関係を認識し,回路網理論の考え方を習得する。

教科書を基に,例題を取り上げながら講義する。

特になし

回路網理論 担当教員

履修条件

(時間数)

周波数特性と伝達関数

リアクタンス二端子回路網

リアクタンス関数,リアクタンス特性

前期中間試験

テスト返却,リアクタンス関数

フォスターの方法による回路合成

フォスターの方法による回路合成

フォスターの方法による回路合成

カウアーの方法による回路合成

カウアーの方法による回路合成

逆回路網と定抵抗回路網

前期末試験

テスト返却,四端子網のZ行列,Y行列

四端子網のZ行列,Y行列

四端子行列,G行列,H行列

影像パラメータと反復パラメータ

影像パラメータと反復パラメータ

四端子網の接続,各行列の相互関係

基本回路の各種行列の導出

基本回路の各種行列の導出

フィルタの基礎

各種四端子網の相互変換

後期中間試験

テスト返却,裏返し変換,双対変換,反転変換

対称四端子回路と格子形四端子回路

応答および単位ステップ応答を導出できる

簡単な二端子網のリアクタンス関数を

導出でき,リアクタンス特性が描ける

リアクタンス関数から二端子網を合成

できる

四端子網における各種行列の意味を

理解する

簡単な四端子網の各種行列を導出できる

定K形フィルタ

学年末試験

テスト返却

二等分定理を理解し,それを利用できる二等分定理

二等分定理

フィルタの基礎

学習内容

特になし

定期試験100%で評価するが,追試験を加味することがある。

電気回路,通信工学,電子回路,電波伝送学,応用数学

簡単なフィルタ回路の特性を導出できる

教科書:小郷,倉田著「回路網理論」電気学会

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科目名

学年 4年 学期 後期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T04_30271 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:3

2 (2)

3 (2)

4 (2) D2:3

5 (2)

6 (2) D2:3

7 (2) D2:3

8 (2)

9 (2)

10 (2)

11 (2)

12 (2) D2:3

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (2) D2:1

17 (2)

18 (2)

19 (2) D2:2

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2) D2:3

24 (2)

25 (2)

26 (2) D2:4

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

整流回路・定電圧回路・リプル率

振幅変調(変調度・利得)・2乗検波

雑音・変調指数・S/N

小野安季良,真鍋克也

 第2級陸上無線技術士の資格取得のため,国家試験科目のうち無線工学Aと無線工学Bが合格できる力をつけることを目標とする。

 無線工学Aと無線工学Bを週2時間ずつワンポイント講義の後,小テスト形式の演習問題に取り組む。

無線工学演習

科目番号

送信機について基本的な構成・仕組みを知っており,国家試験既出問題が解ける。

パルスレーダー・周波数カウンタ

学習項目

無線工学A

オシロスコープ

(時間数)

オシロスコープなど計測機器の基本的な原理・測定方法を知っており,国家試験既出問題が解ける。

学習到達目標

パルス符号変調(PCM)方式

多重通信方式(TDMA,FDMA,CDMA)

担当教員

履修条件情報通信工学科

専門

送信電力など

SSB復調・平衡変復調器・リング変調器

アナログ変調・復調について基本的な原理・仕組みを知っており,国家試験既出問題が解ける。

標準信号発生器・PLL・整合

まとめ

電波航法(ASR,SSR,ILS,DMEなど)

スーパーへテロダイン受信機

FM通信(帯域幅)

まとめ

アンテナの基礎1

給電線2

アンテナの基礎2

アンテナの基礎3

アンテナの実際1

アンテナの実際2

無線工学B

学習内容

電波伝搬1

電波伝搬2

給電線3

給電線・アンテナの測定1

給電線・アンテナの測定2

給電線・アンテナの測定3

アンテナの実際3

アンテナの実際4

給電線1

受信機について基本的な構成・仕組みを知っており,国家試験既出問題が解ける。

ディジタル変調・復調について基本的な原理・仕組みを知っており,国家試験既出問題が解ける。

アンテナおよび電波伝搬の専門用語や現象・仕組みを知っている。

アンテナおよび電波伝搬の基本的な問題が解ける。

アンテナおよび電波伝搬の専門用語や現象・仕組みを説明できる。

アンテナおよび電波伝搬の応用問題を解くことができる。

1月の国家試験の受験を義務づける。

 小試験80%,授業態度などを20%の比率で総合評価する。無線従事者国家資格「第2級陸上無線技術士」の科目合格した学生は,それぞれ50点満点として評価する。

 通信工学Ⅰ,通信工学Ⅱ,電波伝送学Ⅰ,電波伝送学Ⅱ

教科書:無線従事者国家試験問題解答集 二陸技 電気通信振興会

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科目名

学年 学期 前期集中 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T45_31220 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1) A3:1,A3:3,2 (1) A3:4,D3:13 (1)

4 (1)

5 (1)

6 (1) A3:1,A3:3,7 (1) A3:4,D3:18 (1)

9 (1)

10 (1)

11 (1) A3:1,A3:3,12 (1) A3:4,D3:113 (1)

14 (2)

15 (1) A3:1,A3:3,16 (1) A3:4,D3:117 (1)

18 (1)

19 (1)

20 (1)

21 (1)

22 (1)

23 (1) A1:2,D3:124 (1)

25 (1)

26 (2)

27 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

全学科4,5年

専門

人間活動と環境

学習項目 学習到達目標地球環境での物質循環に基づいて,人間ガイダンス

活動の環境への影響について知る。

環境悪化をもたらす要因

公害から環境問題へ

田嶋眞一

環境科学は広い分野にまたがる総合的な学問で,調和の取れたよい環境とは何かを追及する学問である。気圏,水圏,地圏,生物圏の4つの圏からなる地球システムでの物質循環に基づいて,人間活動に起因するさまざまな環境問題を理解する。具体的には地球環境問題の現状,原因,影響,対策,とくに地球温暖化,オゾン層破壊,酸性雨のメカニズムについて理解を深める。また,国内における大気汚染,水質汚染,土壌汚染の現状,発生メカニズム,影響,対応策について学び,さまざまな化学物質による環境汚染問題を理解する。成長の持続と環境の保全との綱引きのなかで,科学技術がもつ可能性と限界を理解し,人間と環境との相互作用についてよく考え,良識ある環境評価ができるようにする。

教科書に沿った講義を行う。期間中6回程度の小テストと,3,4回程度のレポート提出を課す。

環境と人間 担当教員

履修条件

(時間数)

エネルギー問題

大気環境

オゾン層破壊

地球温暖化・酸性雨

森林の減少・砂漠化・野生動物の減少

海洋汚染・有害廃棄物の越境移動

大気汚染

水質汚染

廃棄物問題とリサイクル

まとめ

自浄作用・残留性有機汚染物質

ダイオキシン類

有機リン化合物

重金属・微量元素

薬物代謝酵素

生物機能による環境浄化

化学物質の作用点・毒性評価

内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)

環境保全

地球の限界性

環境教育・環境学習

まとめ

授業評価アンケート

地球温暖化,オゾン層破壊,酸性雨

について,その原因物質とメカニズム

について知る。

国内における化学物質による環境汚染を

食物連鎖を含む化学物質の循環を通して

考えることができる。

多種多様な汚染物質の環境中への負荷や

生体への影響について知る。

自然との共生の視点から,成長の持続と

環境の保全とのトレードオフのなかで豊か

さを追求する姿勢を身につける。

学習内容

授業中はA4レポート用紙を持参すること。わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は,E-mail[[email protected]]で予約することが望ましい。

小テストを40%,レポートを40%,平常点(授業態度など)を20%の比率で総合評価する。

教科書:川合 真一郎,山本 義和著 「第3版明日の環境と人間 地球を守る科学の知恵」 化学同人

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科目名

学年 4年 学期 集中 選択 単位数 1

分野 授業形式 実験・実習 09T04_30540 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1

2

3

4

5

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

遅刻・欠席等で実習先に迷惑をかけない。挨拶等の社会ルールを守る。実習先の担当者の指示に従い,事故に注意し,本校学生として常識のある行動をする。

各学科において,校外実習参加者の評価を,校外実習先の担当者による評価,校外実習報告書の評価,校外実習報告会の評価より総合的に行い,教務委員会において審議により合否を決定する。

授業の内容が実社会で活かされていることを認識する。将来必要となる知識や技術の方向性を把握する。職業観・技術者倫理等を養う。

情報機器を活用して報告書や資料を作成できる。

情報機器を活用して口頭発表ができる。校外実習報告会で実習内容を発表する。

夏季休業中の時期において,各学生が校外で30時間以上の校外実習を行う。実習内容は,生産現場および事務所での業務,研究室での業務などであり,それを体験する。(30以上)

校外実習終了後,報告書を提出する。

4年学級担任

校外での就業体験を通して,授業で修得した知識および技術を認識すると共に,視野を広げ,今後必要な知識や技術を把握することを目標とする。また,社会の一員としてのマナーや責任感,技術者としての倫理観,就労における厳しさを体験することにより,社会人としての自覚や職業観を養うことを目標とする。

実習を希望する会社に関して事前にその情報収集を行い,志望する理由を明らかにする。ガイダンスを通して,実習に向けての心構えや礼儀等を理解し,必要書類を作成する。実際に,校外の工場,事務所,研究所,大学の研究室等で実習を行い,実習終了後に報告書の提出および実習報告会で実習内容の発表を行う。

特になし

校外実習 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号専門

実習に向けての心構え,報告書の書き方などの事前のガイダンスを受ける。必要書類を作成する。

学習項目 学習到達目標情報機器を用いて情報収集ができ,知識を整理し,目的を文章にできる。

実習前に希望する会社に関する情報を収集し,志望理由書を提出する。

校外実習の目的を理解する。

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科目名 夏季特別講義 担当教員 深川 裕正

学年 4,5年 学期 夏季・集中 履修条件 選 択 単位数 1

分野 専門科目 授業形式 講 義 科目番号 09A45_30550 単位区別 履修単位

学習目標 現代生活に不可欠な電気エネルギー。実社会に巣立って行くに当り、電気エネルギーの現状を学び、

規制緩和の流れの中で、わが国の特異な実態(エネルギー自給率の低さ、停電時間が最低など)を知るとと

もにビジネスの現場で求められる省エネ、環境対策とはどんなことかを習得し、社会人としての心構え

を身に付ける。

進め方 電気の特性から始め、電力系統の運用制御のあり方を、大停電事故を例に学ぶ。次に各種発電方式の

特徴と技術の現状を環境面も含めて考察し、自然エネルギー利用発電技術の問題点を探る。更に送電、

配電技術の現状や電気利用としてのヒートポンプの重要性を学ぶ。全体として新聞記事を題材に、直面

する問題点を分析し、「歴史に学ぶ」という姿勢を中心に据え、社会人としての心構えを養う。

履修要件 学習項目(時間数) 学習到達目標

学習内容

1.電気の基本的な特性 (2)

1)電気のない生活など考えられない現代社会

2)単一の商品でこれほど売れる商売はない

3)売り切れましたといえない商品 2.日本と世界の電力事情 (2)

戦略物質としての石油、石炭、LNG 3.電気事業の歴史と特徴 (2)

4.電力系統の主な構成と系統運用制御 (2)

5.水力発電方式とその技術の特徴 (2)

6.火力発電方式とその技術の特徴 (2)

7.原子力発電方式とその技術の特徴 (2)

8.自然エネルギー利用発電方式とその特徴 (2)

9.変電所・周波数変換所の構成とその技術の現状

(2) 10.架空送電方式とその技術の特徴 (2)

11.地中送電方式とその技術の特徴 (2)

12.配電設備の構成とその技術の現状 (2)

13.分散電源技術の現状と課題 (2)

14.電気利用技術としてのヒートポンプ (2)

・停電してもパニックに陥らないように ・交流と直流の相違の理解 ・電気が蓄えられることが出来た暁にはどんな社会

になるかを考察できるようにする ・開発途上国の旺盛なエネルギー事情を踏まえて エネルギー自給率が低いわが国の今後を考える

・明治時代における人々の進取の精神の凄さ 戦争中の技術の進展とは?-世界と日本-

・電力自由化と電力系統崩壊事故 ・水力発電の環境問題と技術の現状

注目される小水力、ミニ水力 ・火力発電の環境問題とは? ・原子力発電と環境問題とは? ・自然エネルギー利用発電の問題点とは? ・変電所の役割の理解、何故周波数変換所が必要か?

・架空送電での事故原因とは何か? ・地中送電での事故原因とは何か? ・今後は配電技術が面白い ・スマートグリッドとは? 今後は交流方式か直流方式か? ・省エネ優等生としてのヒートポンプ

評価方法 提出された多数の設問をレポート形式で回答した結果を中心に平常点を加味して総合的に評価する

関連科目 電気工学 教材 プリント資料を必要に応じて適宜配布する

備考 特になし

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科目名

学年 4,5年 学期 前期 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T45_30550 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)

2 (1) A2:1-33 (1)

4 (1)

5 (1) D2:1-36 (1) D3:17 (1) D5:1,38 (1)

9 (1) D2:1-310 (1) D3:111 (1) D5:1,312 (1)

13 (1)

14 (1) D2:1-315 (1) D3:116 (1) D5:1,317 (1)

18 (1)

19 (1) D2:1-320 (1) D3:121 (1) D5:1,322 (1)

23 (1)

24 (1)

25 (1)

26 (1) D2:1-327 (1) D3:128 (1) D5:1,329 (1)

30 (1)

31 D5:332

33

34

35

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信工学科

専門

無線従事者の資格と操作の相互関係

学習項目 学習到達目標無線従事者の資格の意味・有用性を認識無線従事者の資格の意味・有用性

させる。

電気通信関係の国家試験及び進路先

デジタル放送について

曽根康仁

放送のデジタル化の時代において,テレビ放送局等の就職に有利な第1級陸上無線技術士免許取得のために,その国家試験科目の中の「無線工学の基礎」を合格させる。さらに無線従事者の資格の意味・有用性について認識を深めさせる。

第1級陸上無線技術士国家試験における「無線工学の基礎」を教科書及びプリントを中心として詳細に講義していく。さらに無線従事者国家試験制度及びその免許取得者の就職等を関連させて,無線従事者の資格の意味・有用性について説明していく。

特になし

特別講義 担当教員

履修条件

(時間数)

直流回路の基礎 合成抵抗,キルヒホッフの法則等

記号法を基にした交流回路の計算等

電気磁気測定(ブリッジ関係)

基本練習問題

静電気(電界・電位等)

静電容量と誘電体 コンデンサの接続とエネルギー

電流とその作用(磁界等)

ファラデーの法則等

基本練習問題

半導体

ダイオード

トランジスタ

電子管(クライストロン,進行波管,マグネトロン,ブラウン管)

基本練習問題

等価回路とバイアス回路

増幅回路

電力増幅回路

発振回路・パルス回路

デジタル回路

変調回路と復調回路,電源回路,雑音

基本練習問題

デシベルと誤差,指示計器

電圧と電流の測定等

回路素子の測定,リサージュ図形等

電気回路及び電気磁気測定(ブリッジ関

係)の基本的内容を習得させ,国家試験

の受験に備えて知識の充実を図る。

電気物理の基本的内容を習得させ,国家

試験の受験に備えて知識の充実を図る。

半導体・電子管の基本的内容を習得させ,

国家試験の受験に備えて知識の充実

を図る。

電子回路の基本的内容を習得させ,国家

試験の受験に備えて知識の充実を図る。

電気磁気測定(ブリッジ関係以外)の

基本的内容を習得させ,国家試験の受験

に備えて知識の充実を図る。

国家試験の出題傾向分析等を通して,

基本練習問題

無線従事者国家試験等について

学習内容

特になし

講義内容におけるレポートを提出させ,このレポート内容について評価する。

電気磁気学,電気回路,電子工学,電子回路,ディジタル回路,電気計測,及び数学

受験に対する備えの徹底を図る。

教科書:安達宏司 著 「1・2陸技受験教室①無線工学の基礎第2版」東京電機大学出版局プリント資料:配布する。

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第 5 学 年

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科目名

学年 5年 学期 通年 必修 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T05_30662 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (14)

D2:1-3,D5:1,2

2 (46) D3:1-3,D4:1,2,D5:1,2

評価方法

関連科目

教材

備考 特になし

各担当教員の評価点を授業時間重みを付けて平均し総合評価する。

特になし

配布プリント

・「問題解決技法」について・電気回路問題の作成課題とその審査課題・光ファイバの特性と標準化・標準化の重要性について・知的財産権,特許広報の検索・インターネットとホームページの作成・経済性分析について・Excelを用いた確率統計について・新材料の体験・Excel VBAによるマクロの作成について・テレビネットワークとNGN・ISO9000品質システムについて・伊方原子力発電所見学・授業評価・ディスカッション以上は昨年度実績で本年度の予定.昨年度授業評価をうけて以下を追加予定・プレゼンテーション資料の作成

情報通信工学科全教員

卒業研究に取り組む際の導入教育として,研究分野の専門知識を得る。また,各教員の専門領域に関する講義を受け高度な関連技術に関する知識を得て,広い視野を持って技術の発展に対応する素養を身につける。また,身近な技術に関係した知識やスキルを幅広く得ることを目標とする。

ゼミナール,講義,実習・演習による。担当者別講義はオムニバス形式で進められる。

工学セミナーⅡ 担当教員

履修条件

(時間数)

学習内容

科目番号

情報通信

専門

担当者別講義

学習項目 学習到達目標卒業研究で必要な専門知識とスキルを得る.

卒業研究ゼミナール文献講読会(輪講),実験装置・測定装置操作講習等,卒業研究を推進するための基礎知識を習得する.

幅広い知識を得る.技術の変遷について知る.

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科目名

学年 5年 学期 通年 必修 単位数 4

分野 授業形式 実験 09T05_30300 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (8)

2 (16)

3 (16)

4 (16)

5 (8)

6 (8)

7 (16)

8 (8)

9 (8)

10 (8)

11 (8)

B3:1-5

D5:3

E1:1,2,E2:1,E3:1-4,E4:1,2,E5:1-3,E6:1

評価方法

関連科目

教材

備考第1級陸上特殊無線技士の長期養成課程の修了には本科目の単位取得が必要である。この科目が未修得の時は原級になる。

レポート,製作した回路および実験態度について各担当教員の評価点を時間の重み付けをして総合評価する。

情報通信工学の専門科目全般

プリントによる実験指導書を配布する。

意識的目標

実験班での役割を分担し,相互に協力して作業すること。

実験項目についての目標を立てて実験を行うこと。

課題達成のための手段について報告すること。

実験結果のデータ処理,考察などができる。

実験結果をレポートに分かり易くまとめる。

グループで互いに協力して実験をする大切さを学ぶ。

使用器具・装置の性能を理解する。

各種測定装置の操作法を学ぶ。

配線,回路製作の技術を向上させる。

実験データの意味を考えながら実験を遂行する。

高周波とレーダーに関する実験

アンテナに関する実験

SPICE 回路シミュレータに関する実験

ディジタル回路に関する実験

ディジタルタイマーに関する実験

IP通信とネットワークに関する実験

光通信に関する実験

電子フィルタに関する実験

PICマイコンに関する実験

情報通信工学科教員9名,井上,小野,梶,草間,塩沢,青海,真鍋,三河,森本

実験を通じて,コンピュータに関連するディジタル回路,増幅・変調・フィルタなどアナログ回路,光・電磁波を用いた通信・航法無線の原理および関連する測定原理,等を理解すると共に報告書が書けるようにする。また,電子回路製作の基本を学ぶ。

班を編成し,各実験テーマをローテーションして実験を行う。各実験を行うにあたって,目的・原理および使用器具・装置の性能を理解し,各種測定装置の操作法を学ぶ。実験結果のデータ処理,理論との比較,考察を行い,レポートに分かり易くまとめて,期日内に必ず提出する。

通信工学実験Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

学習内容

科目番号

情報通信

専門

FMワイヤレスマイク製作

学習項目 学習到達目標一般的目標工学実験に関するガイダンス等

実験の目的・原理を理解する。

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科目名

学年 5年 学期 通年 必修 単位数 12

分野 授業形式 研究 09T05_30310 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13B1:1-4

14 B2:1-315 B3:1-516

C1:1-417

C2:1-318 C3:1-419 C4:1-820

D2:1-321 D3:1-322 D4:1-223 D5:1-324

E1:1-325

E2:1-226 E3:1-327 E4:1-228 E5:1-229 E6:1-330

31

評価方法

関連科目

教材

備考

Multisimシミュレーションによるリード浮き検出

学習内容

科目番号

学習到達目標1.これまでに学んだ一般教科および専門教科の知識をいかして,各テーマの目的をいかに達成するか,工夫は出来ないかといった経験をする。

レンティキュラー板方式による三次元画像の作成

回路基板のマイクロストリップ線路近傍の磁界測定

ガンマ線バースト残光観測と限界等級測定

Linuxにおける赤外線カメラシステムの構築

学習項目近傍電波吸収体の特性評価方法に関する一検討

(時間数)

情報通信工学科教員

卒業研究を通して研究の進め方や方法を経験すると共に,論理的な思考能力,問題解決能力など研究・技術開発のための基本的な能力を育成する。

卒業研究はこれまでに修得した知識や技術を基に,指導教員が提示するテーマ(指導教員が認めれば学生提案も可能)で研究調査・製作・実験を行い,その成果を論文にまとめ,発表会で発表する。なお,次の学習項目に平成20年度の教員提示研究テーマを示す。

卒業研究 担当教員

履修条件情報通信

専門

スイッチングハブのトラフィック制御機能についての研究

電波式変位計における気温による影響に関する研究

LiNbO3光導波路の1.5μm帯光損傷に関する研究

プールの残留塩素濃度のウェブ表示と遠隔制御に関する研究

SGとSAによる高周波信号伝送特性測定の自動化

通信ネットワークプログラムのカスタマイズの研究

SSIの複数リード浮き検査を可能にする電流テスト検査回路の抵抗値

LEDによる光通信の伝送特性の研究

電界カメラの応用に関する研究

PIC-BASICを使用したGPSの機能拡張

光ファイバ増幅器の利得安定化に関する研究

マイクロ波を利用した振動変位計の研究

赤外線通信を用いた障害物検出システム

電動アクチュエータによる導波管定在波パターン測定の自動化

電磁界シミュレータを用いた高周波回路の設計

PLL回路の製作とその応用に関する研究

マイクロ波変位計測装置の制御回路の研究

PLD法によるZnO-In2O3系透明導電膜の不純物添加による効果

フェージングを軽減するアンテナの研究(1)-(4)

校内LANの環境構築に関する研究

電波式変位計における気温による降雨および湿度による影響に関する研究

GPIBを用いる偏光状態測定プログラムの開発

雨滴センサシステムの改善

専門教育における導入プログラムの試行

中波ラジオ用ループアンテナの無指向性化

2.情報機器を用いて情報収集,研究記録,成果のまとめ,発表ができる。

3.コンピュータ,ものを製作する技術,装置などのノウハウを学ぶ。

4.自主的に研究活動や共同作業ができる。

各指導教員が指定する。

この科目が不合格になると卒業できない。

研究成果をまとめた卒業研究論文,卒業研究発表,研究の取り組み状況および出席状況等を総合評価する。合格・不合格の判定は学科の審査会で行う。

全科目

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科目名

学年 5年 学期 前期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30632 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2)

3 (2) D2:34 (2)

D2:35 (2)

6 (2) D2:27 (2)

8 (2)

9 (2) D2:310 (2)

11 (2) D2:312 (2)

13 (2)

14 (2)

15 (2)

16 (1)

17 (2)

18 (2)D2:2

19 (2)

20 (2) D2:321 (2)

D2:322 (2)

23 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (2) D2:327 (2)

28 (2) D2:229 (2) D2:330 (2)

31 (2)D2:1

32 (1)

33 (2)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

D2:2

ディジタル通信方式の代表的な方式であるPSK,QAMについて説明でき,変復調回路の回路構成について知っている。

各種中継方式について説明できる。

スペクトラム拡散通信方式について知っている。

スペクトラム拡散通信方式

学年末試験

答案返却・解答

第1級陸上特殊無線技士の長期養成課程の修了には本科目の単位取得が必要です。

試験を80%,授業態度など(出席・遅刻・ノート提出・授業中に行う問題の提出)を20%の比率で総合評価する。

電子回路Ⅰ,電子回路Ⅱ,通信工学Ⅰ

教 科 書:堤坂秀樹,大庭英雄著 「テキストブック無線通信機器」 日本理工出版会参考資料:電波受験界(電気通信振興会)

衛星放送の仕組みを知っている。

回路構成を説明できる。

信号の多重化方法について説明できる。

原理を説明でき,モノラル放送との違いを知っている。

基本的な回路構成を説明できる。

FM検波回路について,動作原理や回路の特徴,長所短所を理解できる。

直接・間接周波数変調方式の回路構成が理解できる。

角度変調方式特有のIDC回路,P回路,D回路について説明できる。

角度変調方式による側波帯の広がりと帯域幅について知っている。

角度変調方式について説明できる。

SSB受信機の回路構成,リング復調回路について説明できる。

レーダー

無線航法装置

まとめと小テスト

中継方式

衛星通信方式

衛星放送

PCM-PSK方式の原理

PSK変調方式(BPSK,QPSK)

PSK変調回路・復調

直交振幅変調

FM高感度受信方式

FMステレオ受信機

受信機の電気的性能

FDM,TDM

FM検波器(周波数弁別回路2)

クォドラチュア検波,PLL検波

演習問題

後期中間試験

IDC回路

P回路とD回路

FM受信機の構成

FM検波器(周波数弁別回路1)

雑音特性(FMの三角雑音)

直接周波数変調回路

間接周波数変調回路

まとめと小テスト

角度変調(FM,PMの原理)

PMとFMの側波帯と占有周波数帯域幅

小野安季良

通信方式について,理論および送受信機の回路構成を学ぶ。通信工学Ⅱでは,検波回路,非線形変調方式およびディジタル通信方式の無線通信機器に用いられる各種の回路について学ぶ。回路の詳細な動作解析よりも,動作原理や回路の特徴,長所短所といった事項に関して留意して学び,簡単な解説ができる程度になることを目標とする。

各学習項目ごとに,必要なプリントを配布しながら講義する。また,各学習単元ごとに国家試験既出問題を解きながら講義を進める。

通信工学Ⅰを履修していること。

通信工学Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

SSB受信機2

学習項目 学習到達目標SSB受信機1

D2:3

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科目名

学年 5年 学期 前期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30220 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2) D2:1, D2:33 (2)

4 (2)

5 (2) D2:16 (2)

7 (2) D2:1, D2:38 (2)

9 (1)

10 (2)

11 (2) D2:1, D2:312 (2)

13 (2)

14 (2) D2:1-2, D3:215 (2)

16 (2)

17 (1)

18 (2)

19 (2) D2:1-2, D3:220 (2)

21 (2) D2:1, D2:322 (2)

23 (2)

24 (1)

25 (2) D2:1 D2:326 (2)

27 (2)

28 (2) D2:1, D2:329 (2) D2:130 (2) D2:131 (1)

32 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信

専門

アンテナの基本特性Ⅱ

学習項目 学習到達目標入力インピーダンス,指向性,アンテナの基本特性Ⅰ

利得などの定義を理解し,その計算法を学ぶアンテナの基本特性Ⅲ

アンテナの基本特性Ⅳ

森本 敏文

電磁波はアンテナからどのように送受信されるか理解し,それに関連する電磁界計算法を学び,簡単なアンテナ特性が計算できるようにする。また,電磁波の大気,電離層,宇宙空間伝搬特性を理解すると共にその利用法を学ぶ。

本科目は4年の電波伝送学Ⅰに続くもので,各種アンテナの原理と電波の伝わり方をテキストの内容にほぼ沿って講義する。各章末の演習問題をいくつか選びレポートとする。また,定期試験のときには授業ノートの提出を求める。

 電気磁気学Ⅱ,電波伝送学Ⅰを履修していること

電波伝送学Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

周波数,指向性によるアンテナの分類

配列アンテナⅠ

配列アンテナⅡ

配列アンテナⅢ

試験

試験問題の回答 ループアンテナ・接地アンテナⅠ

ループアンテナ・接地アンテナⅡ

短波・超短波・アンテナⅠ

短波・超短波・アンテナⅡ

短波・超短波・アンテナⅢ

短波・超短波アンテナⅣ

マイクロ波・ミリ波アンテナⅠ

前期中間試験

試験問題の回答 マイクロ波・ミリ波アンテナⅡ

マイクロ波・ミリ波アンテナⅢ

マイクロ波・ミリ波アンテナⅣ

電波伝搬の概要

大気中の電波伝搬Ⅰ

大気中の電波伝搬Ⅱ

試験

試験返却

試験問題の回答 大気中の電波伝搬Ⅲ

大気中の電波伝搬Ⅳ

電離圏の電波伝搬Ⅰ

電離圏の電波伝搬Ⅱ

実用されているアンテナを知る

複数個のアンテナ素子を配列するアレイ

アンテナ特性を理解する

ループアンテナおよび接地アンテナの

特性を理解する

折り返しアンテナ,八木・宇田アンテナ,

ヘリカルアンテナ,進行波アンテナ,

その他VHFやUHFアンテナの知識を得る

ホーン,パラボラ,カセグレン,

スロットアレイ,レンズアンテナ,

誘電体アンテナなどのアンテナの知識を得る

電波伝搬の基礎知識を得る

大気中における電波伝搬の概要,

地上波伝搬,山岳回折,フレネルゾーン,

大気による屈折などについて理解する

電離層とは何かについて知り,

電離層中の電波伝搬特性を理解する

衛星通信の基礎知識を得る

フェージングとその対策を知る

衛星通信

フェージング,ダイバーシチ受信

前期期末試験

学習内容

本科目は,第1級陸上特殊無線技士の学校認定に必要な科目である。

試験75%,レポート・ノート25%

電気磁気学Ⅰ,電気磁気学Ⅱ,電波伝送学Ⅰ

教科書:安達三郎,佐藤太一 共著 「電波工学」 森北出版株式会社

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科目名

学年 5年 学期 後期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30092 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (4)

3 (4)

4 (4)

5 (2)

6 (1)

7 (2)

8 (4)

9 (4)

10 (3)

11 (1)

12 (4)

13 (3)

14 (4)

15 (4)

16 (1)

17 (3)

18 (4)

19 (3)

20 (2)

21 (2)

22

23 (1) D2:1-3,D3:1,2,D4:1,D5:1

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

工事担任者の国家試験受験者は本科目または電気通信システムAの単位を取得しておくことが望ましい。電気通信主任技術者の国家試験受験者は本科目を履修しておくことが望ましい。

定期試験の他に試験を実施し,定期試験と併せて4回の試験を実施する。試験による評価80%,自主的学習評価20%の比率で総合評価する。

電気通信システムA

教科書: 田中公男著「ディジタル通信技術」東海大学出版会

各項目とも右に記すレベルを目標とする。

ASK, PSK, FSK, CPSK, MSK GMSK, QAM

アナログ光伝送,ディジタル光伝送

静止衛星,非静止衛星,衛星の有効利用技術

等化フィルタ,トランスバーサルフィルタ

ランダムジッタ,組織ジッタ,タイミング回路

雑音の統計的性質,誤差関数,アイパターン

3R機能

伝送系モデル

伝送路符号

標本化回路,保持回路

各種の符号化回路

各種の復号化回路

デルタ変調,PCM, DPCM, ADPCM

線形量子化,非線型量子化,量子化雑音

圧伸特性

折り返し雑音,アパーチャ効果,補間雑音,過負荷雑音,位相変調雑音

衛星通信方式

学年末試験

答案返却・解答

リタイミングとジッタ

誤り率推定

ディジタル変復調方式

光通信方式

ベースバンドパルス伝送

伝送路符号化

波形等化

試験

復号化回路

高能率符号化方式

後期中間試験

中継伝送

雑音要因

試験

標本化保持回路

符号化回路

量子化

符号化と復号化

井上忠照

ディジタル通信を実現する方法に関する具体的知識を習得する。また,電気通信主任技術者試験科目「伝送」に関係した基礎知識を獲得する。 (1) アナログ信号をディジタル信号として伝送し復元する回路について理解説明できる。 (2) 信号の伝送理論と実際を理解する。 (3) フィルタの理論と実際を理解する。 (4) 信号同期技術を理解する。

講義による。授業時間に試験を実施しながら授業を進める。

電気通信システムB 担当教員

履修条件

(時間数)

科目番号

情報通信

専門

標本化と標本化定理

学習項目 学習到達目標下記項目について説明できることディジタル通信システムの概要

標本化定理

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科目名

学年 5年 学期 通年 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T05_30490 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)

D2:12 (1)

3 (1)

4 (1)

5 (1)

6 (1) D2:17 (1)

8 (1)

9 (1)

10 (1)

11 (1)

12 (1)

13 (1)

14 (1)

15 (1)

16 (1)

17 (1) D2:118 (1)

19 (1)

20 (1)D2:1

21 (1)

22 (1) D2:123 (1)

24 (1)

25 (1) D2:126 (1)

27 (1)

28 (1)

D2:129 (1)

30 (1)

31 (1) D3:132 (1)

33 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

関連法規の規制の基本的な事項が理解できる。

電気通信事業における法規制の全体イメージが描ける。

  第2節 土地の使用

[関連法規] 有線電気通信法(1)

学年末試験

端末設備に対する規制内容が理解できる。

電気通信工事担任者および電気通信主任技術者の国家試験受験者は受講することが望ましい。第2級海上特殊無線技士の国家試験受験者は本科目の単位取得が必要です。

定期試験80%,ノート20%の比率で総合評価する。

通信法Ⅰ

参考書:電気通信主任技術者試験研究会編「電気通信主任技術者 法規テキスト」日本理工出版会

電気通信主任技術者,工事担任者の役割を理解できる。

事業用設備に対する規制内容が理解できる。

電気通信設備の相互接続について理解できる。

有線電気通信法(2)

有線電気通信設備令

国際電気通信連合憲章

答案返却・解答

 第2款 端末設備の接続等(3)

 第3章 土地の使用等  第1節 事業の認定

前期期末試験

   指定電気通信役務(1)

 第2款 端末設備の接続等(1)

   指定電気通信役務(2)

事業開始や運営にかかわる諸手続きの項目を理解できる。

 第2款 端末設備の接続等(2)

   電気通信回線設備との接続等(1)

   電気通信回線設備との接続等(2)

   電気通信回線設備との接続等(3)

   第4節 電気通信設備 第1款 電気通信事業の用に供する電気通信設備(1)

 第1款 電気通信事業の用に供する電気通信設備(2)

 第1款 電気通信事業の用に供する電気通信設備(3)

   特定電気通信役務(1)

   特定電気通信役務(2)

  第2節 事業の登録(3)

  第3節 業務   基礎的電気通信役務(1)

   基礎的電気通信役務(2)

   基礎的電気通信役務(3)

  第1節 総則(2)

  第2節 事業の登録(1)

  第2節 事業の登録(2)

学習項目

 第1章総則(3)

 第2章 電気通信事業  第1節 総則(1)

梶 久夫

電気通信事業法および関連法規における電気通信事業規制の基本的な考え方および重要な条文についての内容を理解できるようにする。

学習項目ごとに電気通信事業法および関連法規の主要な条文を説明する。また,関連する電気通信事業の動向についても説明する。

通信法Ⅱ 担当教員

履修条件

科目番号

情報通信

専門

学習到達目標[電気通信事業法] 第1章総則(1)

 第1章総則(2)

(時間数)電気通信事業法制定の基本的な考え方を理解できる。

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科目名

学年 5年 学期 後期 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30102 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:32 (2)

3 (2) D2:34 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2)

8 (1)

9 (2) D2:410 (2)

11 (2)

12 (2)

13 (2) D2:114 (2)

15 (2)

16 (2)

17

18 (2)

19 (2) D3:1, E2:120 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2)

24 (2)

25 (2)

26 (1)

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

31 (2) D2:332 (2)

33 (2)

34

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

科目番号

情報通信

専門

インピーダンス整合

学習項目 学習到達目標高周波測定の問題点を理解する。残留インピーダンス

デシベルの考え方

絶対レベル

新庄 猛

高周波計測を中心として計測法の原理や計測器の機能について理解を深めて,計測システム構成が出来る能力を育成する。計測システム構成では,基本的な量の計測や計測器の動作原理,特徴を理解している必要がある。そのために,基本的な計測法や計測器についても指導する。

各学習項目毎に,学習内容の解説と関連する演習課題を講義する。実験実習とも関連をもたせて指導する。

電気電子計測Ⅱ 担当教員

履修条件

(時間数)

電圧レベル

相互の変換例

問題演習

前期中間試験

分布定数線路の基本式

反射係数と定在波比

線路上のインピーダンス

スミスチャートの原理

VSWRとインピーダンス

線路上のインピーダンスの変化

インピーダンスとアドミッタンスの変換

問題演習

リアクタンス変化法

給電線の特性

給電線の特性インピーダンス

前期末試験

P形電子電圧計

ディジタル電圧計

マイクロ波の電力測定

Qメータ

空胴周波数計

Fパラメータと影像パラメータ

抵抗減衰器

定K形フィルター

演習問題

後期中間試験

周波数カウンタ

ヘテロダイン周波数計

デシベルの考え方と利用法を理解する。

高周波伝送の基礎理論を理解する。

スミスチャートの原理と利用法を理解

する。

高周波用測定器について,動作原理や構成

を理解する。

回路網の取り扱いと回路設計の基礎を理解

する。

自作のプリントを使用する。

問題演習

学年末試験

試験返却

第1級陸上特殊無線技師の学校認定希望者は履修のこと。第二級陸上無線技術士国家試験「無線工学の基礎」の科目免除には、本科目の単位取得が必要。

定期試験80%,レポート,平常点(出席率,授業態度)を20%の比率で総合評価する。

電気磁気学,電気回路,電子計測,通信工学

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科目名

学年 5年 学期 通年 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義・演習 09T05_30981 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)

2 (2) D3:1,2,3 (2) D4:1,24 (2)

5 (2) D2:16 (2)

7 (2) D3:1,28 (2)

9 (1)

10 (2) D2:1-311 (2)

12 (2)

13 (2)E2:1-3

14 (2)

15 (2)

16 (2) D2:1,317 (1)

18 (2)

19 (2) D2:1-320 (2)

21 (2)

22 (2) D2:1-323 (2)

24 (2)

25 (1)

26 (2) E3:1-3,27 (2) E4:1,2,28 (2) E5-1,229 (2)

30 (2)

31 (2)

32 (2)

33 (2)

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考本授業の内容は,ネットワーク分野における認定試験として評価の高いCCNA(Cisco Certified Network Associate)試験への対応を考慮した構成となっている。授業終了後は,是非,本認定試験にもチャレンジしてもらいたい。

定期試験85%,レポートおよび演習課題を15%の比率で総合評価する。学習到達目標のDについては主に定期試験で評価する。Eについては主に演習課題で評価する。

特になし

教科書:CCNA ICND1 テキスト 松田千賀著 日経BP社

Cisco IOSの設定方法解説と演習8

学年末試験

試験問題の解答

またRIP等のルーティングプロトコルを

ルータ上で稼動させることができる。

プロトコルの動作原理を理解する

Cisco IOSの基本的な設定ができる。

各種ネットワーク機器の役割と動作原理

を理解する

ルータの役割およびRIP等のルーティング

各種ネットワークの動作原理を理解する

や構造を理解する

簡単なLANレベルのIPアドレス設計ができる

TCP/IPの概要について理解する

インターネットにおけるIPアドレスの役割

OSI参照モデルの各層の働きを理解する

後期中間試験

試験問題の解答,Cisco IOSの設定方法解説と演習1

Cisco IOSの設定方法解説と演習2

Cisco IOSの設定方法解説と演習3

Cisco IOSの設定方法解説と演習4

Cisco IOSの設定方法解説と演習5

Cisco IOSの設定方法解説と演習6

Cisco IOSの設定方法解説と演習7

ルーティングプロトコル その2

RIPの動作原理

RIPの問題点

前期期末試験

試験問題の解答,ドメイン分割

各種ネットワーク機器の役割

ルーティングとは

ルーティングプロトコル その1

サブネット分割の方法 その2

ネットワークの設計演習

ネットワークトポロジー

イーサネットの動作原理

前期中間試験

試験問題の解答,IPアドレスの体系

プライベートアドレスとNATの仕組み

サブネット分割の方法 その1

OSI参照モデルの詳細

コネクション型とコネクションレス型

TCP/IPの概要

インターネット上の各種サービス

ネットワークの接続形態

OSI参照モデルの概要

高城秀之

本授業は,ネットワークに関する実践的技術の習得を目標とする。ネットワーク技術に関する理論を基に,LANレベルのネットワークの設計ができ,かつ,スイッチやルータ等各種ネットワーク機器の設定や,トラブルシューティングが行えるレベルに達することを目標としている。

本授業では,理論面よりもむしろ,社会に出てからの現場の仕事で役立つような実践的技術の習得に重点を置いている。そのため,ネットワークの設計やネットワーク機器の設定の演習を多く盛り込んである。具体的には教科書等で理論面について学習した後,後期には,スイッチおよびルータのシミュレータを使用して設定演習を行う。

特になし

計算機ネットワークⅠ 担当教員

履修条件

(時間数)

学習内容

科目番号

情報通信

専門

ネットワーク技術の歴史

学習項目 学習到達目標授業ガイダンス

ネットワーク技術の歴史と現状を理解する

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科目名

学年 5年 学期 通年 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30340 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2) D2:1,2

2 (2)

3 (2) D2:1,2

4 (2)

5 (2)

6 (2)

7 (2)

8 (1)

9 (2)

10 (2)

11 (2) D2:1,2

12 (2) D2:1,2

13 (2)

14 (2)

15 (1)

16 (2)

17 (2) D2:1,2

18 (2)

19 (2)

20 (2)

21 (2)

22 (2)

23 (2) D2:1,2

24 (2)

25 (1)

26 (2)

27 (2)

28 (2)

29 (2)

30 (2)

31 (2)

32 (2)

33 (2)

34 (1)

35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

データ通信の基本構成,データの表現

学習項目 学習到達目標

データ通信の基礎について理解する。データ通信とは

(時間数)

三河通男

コンピュータと端末を結ぶ基本形態からスタートしたデータ通信は,近年インターネット技術を取り入れながら,多数のコンピュータを含むコンピュータネットワークへと大きく変化している。このようなデータ通信システムの構成および基本技術を理解し,資格取得に向けて学習意欲を向上させる。

各学習項目ごとにテキストの内容解説および関連する技術を説明し,演習課題も取り入れ理解しやすいように進める。

データ通信 担当教員

履修条件

科目番号

情報通信

専門

アナログ伝送方式

ディジタル伝送方式

HDLC手順(1)

HDLC手順(2)

周波数分割多重方式

PCM方式

時分割多重方式

前期中間試験

前期期末試験

ネットワークアーキテクチャとは

同期伝送制御方式

誤り制御(1)

誤り制御(2)

ベーシック手順

オペレーションリサーチとは

線形計画法(1)

線形計画法(2)

OSI参照モデル

OSIの概念と用語

TCP/IPプロトコル

MACアドレス,IPアドレス

学習内容

待ち行列理論(2)

トラヒック理論

システムの信頼性(1)

システムの信頼性(1)

後期中間試験

PERT法(1)

PERT法(2)

待ち行列理論(1)

サブネットマスク

同期伝送制御,誤り伝送制御について理解する。

データの伝送方式について理解する。

ネットワークアーキテクチャについて理解する。

データ伝送手順について理解する。

オペレーションリサーチについて理解し,基本的な問題が解ける。

まとめ

学年末試験

答案返却・解答

工事担任者の科目免除に本科目の単位取得が必要。

試験を80%,レポートおよびノートを20%の比率で総合評価する。

電気通信システムA,計算機ネットワークⅠ

教科書:田村武志  図解 情報通信ネットワークの基礎 共立出版株式会社 

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科目名

学年 5年 学期 通年 選択 単位数 2

分野 授業形式 講義 09T05_30470 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (2)2 (2)3 (2)4 (2)5 (2)6 (2)7 (2)

8 (1)9 (2)

10 (2)11 (2)12 (2)13 (2)14 (2)15 (2)16 (2)17 (1)18 (2)

19 (2)20 (2)21 (2)22 (2)23 (2)24 (2)25 (2)26 (1)27 (2)28 (2)29 (2)30 (2)31 (2)32 (2)

33 (2)34 (1)35 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

学習内容

配電システムを理解する。D2:1-3

実際の設備見学により規模・役割や電力系統の運用・運転方法などを学習し,理解を深める。D2:1-3

学年末試験解答・解説

水力発電所・発電用ダムの分類,水車の種類・特性、設備構成など水力発電のしくみを理解する。D2:1-3

直流変換の動作原理,直流送電の特徴,設備構成,交直変換設備を理解する。D2:1-3

特になし

定期試験70%,レポートを30%の比率で総合評価する。

特になし

教科書:福田・相原・大島 共著 「絵ときでわかる電気エネルギー」オーム社    パワーポイントおよびプリント配布

後期中間試験

保護リレーの役割・動作原理,故障計算方法,系統安定度の概念,電力系統の運用・制御方法ならびに電力の自由化制度の概要を理解する。D2:1-3

本川発電所,坂出発電所見学会

架空送電線路の諸特性

実際の原子力・水力・火力・風力発電所見学により,設備の規模・役割・運用面などを学習し,理解を深める。D2:1-3

伊方発電所,風力発電所見学会

変電所の機能と構成,変圧器のしくみ・構造,主要設備の種類,役割を理解する。D2:1-3

変電所の機能と構成,変圧器のしくみ

阿南変換所,橘湾石炭火力発電所見学会

原子力発電の種類,設備の構成,原子燃料サイクルを理解する。D2:1-3

後期中間試験解答・解説,電力系統の保護リレーシステム

前期期末試験解答・解説,架空送電線路・地中送電線路の構成

過電圧と絶縁

電力系統の基本構成,送電方式,送電線路(架空・地中)の設備構成・諸特性を理解する。D2:1-3

変電所主要設備の概要

変電所主要設備の概要

配電線路のしくみと構成

電力系統と送電方式

学年末試験

電力系統の需給運用と制御,広域運用

直流送電のしくみ

電力系統の安定性と故障計算

電力系統の保護リレーシステム

讃岐変電所,香川系統制御所見学会

直流送電のしくみ

電力系統の運用と電圧無効電力制御

火力発電のしくみ

電力の供給システム

前期期末試験

水力発電のしくみ

前期中間試験

前期中間試験解答・解説,水力発電のしくみ

新エネルギー発電(太陽光・風力発電・地熱発電)のしくみ

原子力発電のしくみ

原子力発電のしくみ

菊地敏治

この講義では変圧器,発電機,電動機,電力系統,電熱など高電圧,大電流を扱う機器についての基礎的事項を,また電気技術者として必要な幅広い知識を習得させることを目標とする。なお講義内容は,電気主任技術者になるために役立つよう配慮している。

発電設備,送変電設備,配電設備ならびにこれらの全体としての電力系統に関する基礎的な事項について学ぶ。電力工学の要素としての水力,火力,原子力発電および変圧器の原理と構造,特性など,さらに風力・太陽光などの新エネルギーの動向や環境問題などについて最近のトピックスをまじえて講義する。

特になし

電力工学概論 担当教員

履修条件情報通信

専門 科目番号

新エネルギー発電のしくみを理解する。D2:1-3

学習到達目標エネルギー資源と電力

電力技術と環境問題

火力発電の分類,設備の構成,燃料の種類を理解する。D2:1-3

世界と日本のエネルギー事情、日本の電気事業の概要、電気事業における環境問題を理解する。D2:1-3

学習項目 (時間数)

火力発電のしくみ

火力発電のしくみ

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科目名

学年 学期 前期集中 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T45_31220 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1) A3:1,A3:3,2 (1) A3:4,D3:13 (1)

4 (1)

5 (1)

6 (1) A3:1,A3:3,7 (1) A3:4,D3:18 (1)

9 (1)

10 (1)

11 (1) A3:1,A3:3,12 (1) A3:4,D3:113 (1)

14 (2)

15 (1) A3:1,A3:3,16 (1) A3:4,D3:117 (1)

18 (1)

19 (1)

20 (1)

21 (1)

22 (1)

23 (1) A1:2,D3:124 (1)

25 (1)

26 (2)

27 (1)

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

全学科4,5年

専門

人間活動と環境

学習項目 学習到達目標地球環境での物質循環に基づいて,人間ガイダンス

活動の環境への影響について知る。

環境悪化をもたらす要因

公害から環境問題へ

田嶋眞一

環境科学は広い分野にまたがる総合的な学問で,調和の取れたよい環境とは何かを追及する学問である。気圏,水圏,地圏,生物圏の4つの圏からなる地球システムでの物質循環に基づいて,人間活動に起因するさまざまな環境問題を理解する。具体的には地球環境問題の現状,原因,影響,対策,とくに地球温暖化,オゾン層破壊,酸性雨のメカニズムについて理解を深める。また,国内における大気汚染,水質汚染,土壌汚染の現状,発生メカニズム,影響,対応策について学び,さまざまな化学物質による環境汚染問題を理解する。成長の持続と環境の保全との綱引きのなかで,科学技術がもつ可能性と限界を理解し,人間と環境との相互作用についてよく考え,良識ある環境評価ができるようにする。

教科書に沿った講義を行う。期間中6回程度の小テストと,3,4回程度のレポート提出を課す。

環境と人間 担当教員

履修条件

(時間数)

エネルギー問題

大気環境

オゾン層破壊

地球温暖化・酸性雨

森林の減少・砂漠化・野生動物の減少

海洋汚染・有害廃棄物の越境移動

大気汚染

水質汚染

廃棄物問題とリサイクル

まとめ

自浄作用・残留性有機汚染物質

ダイオキシン類

有機リン化合物

重金属・微量元素

薬物代謝酵素

生物機能による環境浄化

化学物質の作用点・毒性評価

内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)

環境保全

地球の限界性

環境教育・環境学習

まとめ

授業評価アンケート

地球温暖化,オゾン層破壊,酸性雨

について,その原因物質とメカニズム

について知る。

国内における化学物質による環境汚染を

食物連鎖を含む化学物質の循環を通して

考えることができる。

多種多様な汚染物質の環境中への負荷や

生体への影響について知る。

自然との共生の視点から,成長の持続と

環境の保全とのトレードオフのなかで豊か

さを追求する姿勢を身につける。

学習内容

授業中はA4レポート用紙を持参すること。わからないことは,授業中適宜質問すること。放課後は,E-mail[[email protected]]で予約することが望ましい。

小テストを40%,レポートを40%,平常点(授業態度など)を20%の比率で総合評価する。

教科書:川合 真一郎,山本 義和著 「第3版明日の環境と人間 地球を守る科学の知恵」 化学同人

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科目名 夏季特別講義 担当教員 深川 裕正

学年 4,5年 学期 夏季・集中 履修条件 選 択 単位数 1

分野 専門科目 授業形式 講 義 科目番号 09A45_30550 単位区別 履修単位

学習目標 現代生活に不可欠な電気エネルギー。実社会に巣立って行くに当り、電気エネルギーの現状を学び、

規制緩和の流れの中で、わが国の特異な実態(エネルギー自給率の低さ、停電時間が最低など)を知るとと

もにビジネスの現場で求められる省エネ、環境対策とはどんなことかを習得し、社会人としての心構え

を身に付ける。

進め方 電気の特性から始め、電力系統の運用制御のあり方を、大停電事故を例に学ぶ。次に各種発電方式の

特徴と技術の現状を環境面も含めて考察し、自然エネルギー利用発電技術の問題点を探る。更に送電、

配電技術の現状や電気利用としてのヒートポンプの重要性を学ぶ。全体として新聞記事を題材に、直面

する問題点を分析し、「歴史に学ぶ」という姿勢を中心に据え、社会人としての心構えを養う。

履修要件 学習項目(時間数) 学習到達目標

学習内容

1.電気の基本的な特性 (2)

1)電気のない生活など考えられない現代社会

2)単一の商品でこれほど売れる商売はない

3)売り切れましたといえない商品 2.日本と世界の電力事情 (2)

戦略物質としての石油、石炭、LNG 3.電気事業の歴史と特徴 (2)

4.電力系統の主な構成と系統運用制御 (2)

5.水力発電方式とその技術の特徴 (2)

6.火力発電方式とその技術の特徴 (2)

7.原子力発電方式とその技術の特徴 (2)

8.自然エネルギー利用発電方式とその特徴 (2)

9.変電所・周波数変換所の構成とその技術の現状

(2) 10.架空送電方式とその技術の特徴 (2)

11.地中送電方式とその技術の特徴 (2)

12.配電設備の構成とその技術の現状 (2)

13.分散電源技術の現状と課題 (2)

14.電気利用技術としてのヒートポンプ (2)

・停電してもパニックに陥らないように ・交流と直流の相違の理解 ・電気が蓄えられることが出来た暁にはどんな社会

になるかを考察できるようにする ・開発途上国の旺盛なエネルギー事情を踏まえて エネルギー自給率が低いわが国の今後を考える

・明治時代における人々の進取の精神の凄さ 戦争中の技術の進展とは?-世界と日本-

・電力自由化と電力系統崩壊事故 ・水力発電の環境問題と技術の現状

注目される小水力、ミニ水力 ・火力発電の環境問題とは? ・原子力発電と環境問題とは? ・自然エネルギー利用発電の問題点とは? ・変電所の役割の理解、何故周波数変換所が必要か?

・架空送電での事故原因とは何か? ・地中送電での事故原因とは何か? ・今後は配電技術が面白い ・スマートグリッドとは? 今後は交流方式か直流方式か? ・省エネ優等生としてのヒートポンプ

評価方法 提出された多数の設問をレポート形式で回答した結果を中心に平常点を加味して総合的に評価する

関連科目 電気工学 教材 プリント資料を必要に応じて適宜配布する

備考 特になし

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科目名

学年 4,5年 学期 前期 選択 単位数 1

分野 授業形式 講義 09T45_30550 単位区別 履修単位

学習目標

進め方

履修要件

1 (1)

2 (1) A2:1-33 (1)

4 (1)

5 (1) D2:1-36 (1) D3:17 (1) D5:1,38 (1)

9 (1) D2:1-310 (1) D3:111 (1) D5:1,312 (1)

13 (1)

14 (1) D2:1-315 (1) D3:116 (1) D5:1,317 (1)

18 (1)

19 (1) D2:1-320 (1) D3:121 (1) D5:1,322 (1)

23 (1)

24 (1)

25 (1)

26 (1) D2:1-327 (1) D3:128 (1) D5:1,329 (1)

30 (1)

31 D5:332

33

34

35

評価方法

関連科目

教材

備考

科目番号

情報通信工学科

専門

無線従事者の資格と操作の相互関係

学習項目 学習到達目標無線従事者の資格の意味・有用性を認識無線従事者の資格の意味・有用性

させる。

電気通信関係の国家試験及び進路先

デジタル放送について

曽根康仁

放送のデジタル化の時代において,テレビ放送局等の就職に有利な第1級陸上無線技術士免許取得のために,その国家試験科目の中の「無線工学の基礎」を合格させる。さらに無線従事者の資格の意味・有用性について認識を深めさせる。

第1級陸上無線技術士国家試験における「無線工学の基礎」を教科書及びプリントを中心として詳細に講義していく。さらに無線従事者国家試験制度及びその免許取得者の就職等を関連させて,無線従事者の資格の意味・有用性について説明していく。

特になし

特別講義 担当教員

履修条件

(時間数)

直流回路の基礎 合成抵抗,キルヒホッフの法則等

記号法を基にした交流回路の計算等

電気磁気測定(ブリッジ関係)

基本練習問題

静電気(電界・電位等)

静電容量と誘電体 コンデンサの接続とエネルギー

電流とその作用(磁界等)

ファラデーの法則等

基本練習問題

半導体

ダイオード

トランジスタ

電子管(クライストロン,進行波管,マグネトロン,ブラウン管)

基本練習問題

等価回路とバイアス回路

増幅回路

電力増幅回路

発振回路・パルス回路

デジタル回路

変調回路と復調回路,電源回路,雑音

基本練習問題

デシベルと誤差,指示計器

電圧と電流の測定等

回路素子の測定,リサージュ図形等

電気回路及び電気磁気測定(ブリッジ関

係)の基本的内容を習得させ,国家試験

の受験に備えて知識の充実を図る。

電気物理の基本的内容を習得させ,国家

試験の受験に備えて知識の充実を図る。

半導体・電子管の基本的内容を習得させ,

国家試験の受験に備えて知識の充実

を図る。

電子回路の基本的内容を習得させ,国家

試験の受験に備えて知識の充実を図る。

電気磁気測定(ブリッジ関係以外)の

基本的内容を習得させ,国家試験の受験

に備えて知識の充実を図る。

国家試験の出題傾向分析等を通して,

基本練習問題

無線従事者国家試験等について

学習内容

特になし

講義内容におけるレポートを提出させ,このレポート内容について評価する。

電気磁気学,電気回路,電子工学,電子回路,ディジタル回路,電気計測,及び数学

受験に対する備えの徹底を図る。

教科書:安達宏司 著 「1・2陸技受験教室①無線工学の基礎第2版」東京電機大学出版局プリント資料:配布する。