大野城市の活性化を目指した

コミュニティサイトの開発

2014年12月2日（火）

FITSB with Onojo

福岡工業大学：槇 俊孝，本田泰規，大塚 信吾，野口恵吾，若原俊彦

大野城市役所：石松 洋基，岩下剛司，井上知子，菱刈優子，白水拓也

ふくおか IT Workouts 2014

成果発表会 Presentation Workout

目次

1. はじめに

1.1. FITSB with Onojo の概要

1.2. 関連サービス

1.3. オープンデータ

1.4. インターネット公開の意義

2. 提案システム

2.1. 提案システムの特徴

2.2. マイページ

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3. 進捗状況

4. 今後の予定

5. まとめ

1. はじめに1.1. FITSB with Onojo の概要1.2. 関連サービス1.3. オープンデータ1.4. 情報公開の意義

1.1. FITSB with Onojo の概要

グループ名の由来FIT ＝ Fukuoka Institute of Technology（＝福岡工業大学）

FITSB ＝ FIT Student Branch（＝電子情報通信学会の学生ブランチ）

Onojo ＝大野城市

大野城市の要望市民に大野城市の魅力を深く知ってもらい，愛着を持ってほしい．

市外の人に大野城市の魅力をPRし，多くの人に訪れてほしい．

FITSB with Onojo の方針

市内事業者や観光地，イベントなどの情報を伝えられるコミュニティサイトを構

築し，また，オープンデータとして公開できる機能を実装する．

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1.1. FITSB with Onojo の概要

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目的 内容

情報発信 イベントの登録・検索機能

観光地の登録・検索機能

トイレの位置情報登録・検索機能

避難施設やAED設置場所，危険個所などの登録・検索機能

市内事業者の情報登録・検索機能

Open Street Map（OSM）による位置情報登録・提供

遊び心 OSMと写真アルバム・レビューの連携機能

検定の作成・受験機能

利用促進 Twitterによる情報拡散と話題分析

各種登録情報（個人情報を除く）のオープンデータ化

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1.1. FITSB with Onojo の概要

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目的 内容

情報発信 イベントの登録・検索機能

観光地の登録・検索機能

トイレの位置情報登録・検索機能

避難施設やAED設置場所，危険個所などの登録・検索機能

市内事業者の情報登録・検索機能

Open Street Map（OSM）による位置情報登録・提供

遊び心 OSMと写真アルバム・レビューの連携機能

検定の作成・受験機能

利用促進 Twitterによる情報拡散と話題分析

各種登録情報（個人情報を除く）のオープンデータ化

プロトタイプを作成

1.1. FITSB with Onojo の概要

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1.2. 関連サービス

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cookpad特売情報

1.2. 関連サービス

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大野城市錦町の検索結果

量販店の情報しか検索できなかった．

1.2. 関連サービス

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いつもNAVI

店舗の場所が分かる．

しかし，取扱い品の情報はない．

1.3. オープンデータ

オープンデータとは一切の著作権，特許などの制約なしで公開したデータのこと．

誰でもオープンデータを自由に利用，改変，転載することができる．

（Webの創始者 ティム・バーナーズ＝リーが推進）

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http://citydata.jp/

CityDataでは，地域資源の情報をオープンデータを共有している．

福井県鯖江市は，

積極的にオープンデータを公開しており，

データシティ鯖江

と称している．

1.3. オープンデータ

大野城市もオープンデータ化を目指そう！大野城コミュニティサイトに登録された情報は，全てオープンデータ化

して公開する（個人情報を除く）．

→ クラウドソーシング型でオープンデータを生成！

オープンデータの内容イベント情報，観光情報，トイレの位置情報，

避難施設やAEDの位置情報，（市内）事業者の情報など．

オープンデータの形式CSV？ PDF？ XML？

Linked Open Data（LOD）として公開 → XML/RDF

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関連項目Code for Japan

http://code4japan.org/

1.3. オープンデータ

自治体におけるオープンデータの効果（総務省）▪ 雇用の活性化都道府県別，職種別の雇用関連データによる雇用流動化．

▪ 調達市場の活性化地方公共団体の調達広告を一元的に公開して調達市場の活性化．

▪ 高齢化社会への布石高齢者関連データの充実によるビジネス創出．

▪ 復興予算の適切な執行復興予算データの徹底公開と執行状況のモニター．

▪ 新たなサービスの創出内部データの公開により，高度なマーケティングが可能になる．

参考：総務省「自治体におけるオープンデータ」

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経済効果は5,139億円（試算）

1.4. インターネット公開の意義

昔ながらのお店だからやらない？

手間が掛かるからやらない？

大きなお店がやること？

平成25年度時点における日本のインターネット利用者数は，

10,044万人（人口普及率82.8%） 総務省調査

∴インターネット公開によって10,044万人に検索機会を与える．

→ 10,044万人が通る道にお店を出すのと同じ．

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2. 提案システム1.1. 提案システムの特徴1.2. マイページ

1.1. 提案システムの特徴

提案システム ComCity Japanの5つの特徴

(1) 登録された情報は，リアルタイムにLODとして公開

CityDataでは，ダンプファイルをアップロードする．

(2) 時間属性を付加したLODによる時系列分析の可能性従来の形態では，ダンプファイルを上書きすることが一般的．

(3) 市民参加型のオープンデータ構築有識者が集まってシステム開発（ハッカソン）や，アイディア創出（アイディアソン）を行い，オープンデータ化を図る活動が全国各地で行われている．

これに対して，提案システムを利用することで個人レベルで簡単にオープンデータを構築でき，集合知となって有用性を見いだせると考える．

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1.1. 提案システムの特徴

1.1. 提案システムの特徴

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2.1. 提案システムの特徴

提案システム ComCity Japanの5つの特徴

(4) 地域資源の発掘マイナーな地域資源も含めて統合的に管理することで新しい地域資源を発見できる可能性がある．

(5) ロングテール効果の発動大型量販店やコンビニの登場・浸透化により，商店街で買い物をする人口が減少し，シャッター店舗が5割を超える商店街が増加している．これを改善するため，商店街情報を効果的に統合・公開してロングテール効果の発動を図る．

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商品

売上高

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店主の後藤さん「価格は少し高めだが，これを求めて買いに来るお客さんがいる」

「イオンの商法は凄いがみかんの品質は絶対に負けない」

私たち「知らなかった」購入機会を損失

2.2. マイページ

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3. 進捗状況

3. 進捗状況

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目的 内容

情報発信 イベントの登録・検索機能

観光地の登録・検索機能

トイレの位置情報登録・検索機能

避難施設やAED設置場所，危険個所などの登録・検索機能

市内事業者の情報登録・検索機能

Open Street Map（OSM）による位置情報登録・提供

遊び心 OSMと写真アルバム・レビューの連携機能

検定の作成・受験機能

利用促進 Twitterによる情報拡散と話題分析

各種登録情報（個人情報を除く）のオープンデータ化

プロトタイプを作成

4. 今後の予定

4. 今後の予定

▪ MVCモデルによるコーディング

▪ デバッグ

▪ イベントの登録・検索機能の開発

▪観光地の登録・検索機能

▪ Twitterとの連携

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5. まとめ

5. まとめ

▪ FITSB with Onojoは，市内外の人に大野城市の魅力を伝えるためにコミュニティサイト「ComCity Japan」（１）を開発している．

▪ （１）により収集されたデータは，Linked Open Dataに自動変換され，再利用が可能な形式で公開される．

▪ （１）を用いることで，有識者でなくても簡単にオープンデータを構築できる．

▪ 市民参加型のオープンデータは，多種多様なデータを大量に収集・統合・公開できるため，有益なビッグデータを構築できる可能性がある．

▪ 今後の予定は，はじめに再コーディングを行い，次に残りの機能を開発していく予定である．また，システムの有効性の検証実験を行う．

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ご清聴ありがとうございました．

2014年12月2日（火）

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福岡工業大学：槇 俊孝，本田泰規，大塚 信吾，野口恵吾，若原俊彦

大野城市役所：岩松 洋基，岩下剛司，井上知子，菱刈優子，白水拓也

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