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両面ガラスパネル設置マニュアル 取り付け説明書

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  • 両面ガラスパネル設置マニュアル

    取り付け説明書

  • 目次

    1 基本情報

    2 取付

    11

    1

    45

    5

    55

    76

    14

    13

    16

    16

    1.1 概説

    1.2 警告

    2.1 取付の安全

    2.2 取付条件の選定

    2.3 取付方法に関する紹介

    72.3.1 両面ガラス(フレームレス)取り付け102.3.2 両面ガラス(フレーム付き)取り付け102.3.2.1 ボルト固定方法112.3.2.2 クランプ固定方式(長辺)

    2.2.1 気候条件

    2.2.2 取付場の選定

    2.2.3 傾斜角の選定

    3 配線と接続

    4 メンテナンスと手入れ

    5 電気的特性

    6 免責声明

    7 お問い合わせ

    8 Note

    エディション 077/2019

    20

    21

    144.1 外観検査

    154.2 清掃

    154.3 コネクターとケーブルの検査

    7

  • 1. 基本情報

    1.1 概要

    このたびは JinkoSolar社の太陽電池モジュールをお選びいただき誠にあり

    がとうございます。ご使用前に以下の操作手順をお読みいただき、モジュール

    の正確な設置を確保し、安定した出力を確保していただくようお願いいたしま

    す。

    本製品は発電製品であり感電する恐れがありますので、危険を避けるための

    安全措置を講じていただくようお願いいたします。

    太陽電池モジュールを設置する際は、別途接続する各ユニット(接続箱、パ

    ワコン、延長ケーブル等の周辺機器)の最大電流・電圧の範囲内にあることを

    確認してください。太陽電池モジュールの最大システム電圧は 1500V DCです。

    屋根上に設置する際には、必ず一定の耐火性能を備える屋根に取り付けなけ

    ればなりません。建築業者と相談のうえ、屋根材料を選定してください。

    太陽電池モジュールは IEC/EN61730-1 のクラス Aに準拠しています。(危険

    電圧 (IEC 61730:DC50V以上; EN 61730:120V以上)、危険電力 (240W以上))

    また安全性については EN IEC61730-1及び EN IEC61730-2の安全性クラスⅡを

    満たしています。

    1.2 警告

    a)モジュールが太陽光又はその他の光源に当たると発電します。モジュールの

    電気活電部に触れると火災、スパーク、感電などの恐れがありますので、以下

    の点に注意してください。

    b)鏡またはレンズ等で太陽光を集光して直接太陽電池モジュールに照射しな

    いでください。

  • c)太陽電池モジュール両面のガラスはモジュールを保護する効果があり、 破

    損した場合は電気安全上の問題(感電や火災など)があるため、直ちに交換し

    てください。

    d)室外条件では、 モジュールの最大出力、最大出力動作電圧、最大出力動作

    電流、開放電圧、短絡電流の値は標準状態に基づくカタログ値と異なります。

    太陽電池モジュールに接続するケーブルや接続箱、インバータ、ヒューズ等の

    低格電圧、ケーブルの許容電流、電圧などの仕様値を決定する際には、カタロ

    グ値に記載した公称値を参照した上で開放電圧、短絡電流の 1.25倍にしてく

    ださい。

    e)感電や火災のリスクを回避するため、太陽電池モジュールを設置する際には

    不透明な材料でモジュール表面を覆うことを推奨します。

    f)モジュールの設置作業は、太陽光を隔離するカバーや日よけでの保護の下、

    モジュールのメンテナンス作業を行うことができる有資格者あるいは専任者

    が行ってください。

    g)太陽光発電システムに蓄電池を使う際には、蓄電池メーカーの推奨手順、条

    件を遵守してください。

    h)モジュールを屋根材や屋根材の一部、及び壁材や壁材の一部として使用しな

    いでください。

    i) モジュールを可燃性ガスの存在する地域に設置しないでください。

    j) モジュールの電気活電部を素手で触らないでください。電気接続する際に

    は適切な安全用具(絶縁具、絶縁手袋など)を使用してください。

    k)弊社が提供するモジュールのいかなる部品も無断で取り外してはいけませ

    ん。

    l)モジュールを設置、配線及び保守の前には、周辺機器を含むすべての設置マ

    ニュアルを必ずお読みいただき、よく理解してください。

    m)ケーブルあるいは端子ボックスを引っ張ってモジュールを持ち上げないで

    ください。

    n)太陽光発電システムは電気設備技術基準に従って接地してください(フレー

    ムレス仕様の両面ガラス製品除く)。特に規定がない場合は、国際基準に従っ

    てください。

    電気工事の絶縁要求を満たす工

    具を使用する

  • o)モジュールが設置場所に納品された後、慎重に開梱してください。

    p)下図に示すように、モジュールの上に乗ったりすることを禁止します。モジ

    ュールの出力性能低下の原因となるマイクロクラックの発生や、作業者の身を

    傷つける恐れがあります。

    q)直列接続する際には、同一のサイズ、同一の規格型番のモジュールを直

    列接続してください。

    r)輸送過程において、モジュールへの損傷あるいはセルへのクラックを与

    えないように、衝撃を受けない状態を確保してください。

    s)モジュールを持ち運ぶ過程において、輸送車、屋根或いは手から地面に

    落とさないでください。モジュールを構成するセルを破壊する恐れがあり

    ます。

    t)モジュールを化学薬品で拭かないでください。

    u)発電中はモジュール同士を接続しているコネクタを挿したり外したり

    しないでください。

    v)フレーム保護コーナーは運送中製品を保護するものです、設置作業すると

    き、保留するか取り外すか、お客さん自身判断してください。

    w) ジャンクションボックスとオイル系の物と直接接触することを避けてくだ

    さい;例えば潤滑剤、防錆剤など。

    2. 取付

    2.1 取付の安全

    設置の際には、安全ヘルメット、安全靴(ゴム底)、絶縁手袋を着用してください。

    設置する直前までモジュールは梱包された状態で保管してください。 設置後はモジュールを触らないでください。モジュール前面のカバーガラ

    ス表面やフレームが熱く、火傷や感電の恐れがあります。

    雨や雪、あるいは風の強い日には設置しないでください。

  • 感電の危険があるので、モジュールのコネクタが濡れている場合、取付作業を行わないでください。

    絶縁用具を使用する際には、濡らさないでください。 設置する際には、モジュール上にいかなる物も落とさないでください。

    (例、モジュールあるいはツール)

    設置場所付近には可燃性ガスが発生しない、あるいは存在しないことを確認してください。

    完全かつ正確にプラス側コネクタとマイナス側コネクタを挿入してください。すべての接続を確認してください。

    モジュールが太陽光発電システムと接続されているか否かに関わらず、設置中あるいはモジュールが太陽光に曝されている間は、端子ボックスや相

    互接続されたケーブル(コネクタ)の終端を触らないでください。

    モジュールのフレームの捻じ曲がりを避けるため、モジュールの表面に過度の負荷を加えないでください。

    モジュール内のセル割れや亀裂を避けるため、モジュールの表面や裏面に過度の負荷を当てたり加えたりしないでください。

    設置中に、モジュールの表面や裏面を拭くために鋭利な物を使用しないでください。モジュールに傷を残す可能性があります。

    屋根の上へ設置する際は、モジュールへの損傷及び作業者の転落を避けるため、設置原則を遵守し、モジュール上に足をのせないでください。

    2.2 取付条件の選定

    2.2.1 気候条件

    1)jinkosolarのモジュールは周囲温度-40℃~+85℃(-4℉ to 185℉)の条件で取り付けできる。

    2)jinkosolarのモジュールを冠水しやすい場所に設置しないでください。

    ﹡注意:モジュールの機械的負荷(風や雪による負荷を含む)の耐性は取付方

    式、取付場所により異なり、機械的負荷の計算は、専門的な設置業者がシステ

    ム設計に従い行う必要があります。

    2.2.2 取付場所の選定

    一般的に、太陽電池モジュールは年間を通して最大の日射量を受ける方位に

    向け配置してください。北半球ではモジュールを真南へ、南半球ではモジュー

    ルを真北へ向け配置してください。方位角が真南方向(あるいは 真北)から30

    度離れる場合、出力に約10%~15%の損失が生じます。方位角が真南方向(ある

    いは真北)から 60度離れる場合、出力に約20%~30%の損失が生じます。

    設置場所を選定する際には、当該場所の周辺に存在する木や建物またはその

  • 他の障害物がモジュールに対して影を落とす場所を避けてください。太陽電池

    モジュールにバイパスダイオードを組み込むことで出力損失を最小化してお

    りますが、モジュールへの影は出力低下の原因になります。

    蓄電池システムに太陽電池を利用する際には、システム動作及びお客様の安

    全性を確保するよう、蓄電池を正しく設置してください。蓄電池メーカーが推

    奨する設置マニュアル、操作マニュアル及び保守マニュアルに従ってください。

    一般的に、蓄電池(あるいは蓄電池群)は人間や動物の通り道から離れて設置

    されます。蓄電池の正常動作を確保するため、直射日光、雨、雪、塵埃から保

    護され、風通しの良い場所を選定してください。蓄電池の周辺で火をつけたり

    火花を発生させたりしないでください。屋外設置の場合には、特別に設計され

    た良好な絶縁と風通しの良い保管庫に設置する必要はありません。

    モジュールを水に浸漬したり継続的にスプリンクラーや噴水から水にさら

    される場所に設置しないでください。

    2.2.3 傾斜角の選定

    太陽電池モジュールの勾配とは、モジュール表面と地面の間の角度(図1)

    のことを指します。モジュールが太陽光に対して直面する場合、最大の出力性

    能を発揮します。

    図1:モジュールの設置角度

    太陽電池モジュールが恒久的な構造物に設置されている独立型のシステム

    では、モジュールの傾斜角は季節と日射量に基づき最適化するよう選定してく

    ださい。一般的に、放射照度の低い季節(例えば、冬)のモジュール出力が適

    切となる傾斜角を選定すれば、それ以外の季節でも 1年を通してモジュール出

    力は適切となります。太陽電池モジュールが恒久的な構造物に設置された系統

    連携システムも同様に、発電電力量が最大となるようにモジュールを傾斜させ

    る必要があります。

    2.3 取付方法に関する紹介

    太陽光

    傾斜度

    モジュール

    水平線

  • ジンコソーラーの両面ガラスモジュール(フレームレスの仕様)の設置方

    式はクランプによる取付です。

    ジンコソーラーの両面ガラスモジュール(フレーム付きの仕様)の設置方

    式はクランプ及びボルトによる取付です。

    2.3.1両面ガラス(フレームレス)取り付け

    下記のクランプはJinko社の両面ガラスシステムのみに適用

    クランプ

    名称 図示 説明

    エッジブ

    ロック

    個別のモジュールの端辺に設置

    ミドルブ

    ロック

    隣接するモジュール間に設置

    表1:両面ガラス(フレームレス仕様)の取り付けクランプ

    使用されるクランプがモジュールのガラスに影を形成しないようにし、設置

    位置を選定した際に、クランプが各モジュールにつき6点、2つの長辺にそれ

    ぞれ3点ずつあるように確保します。クランプの点数は現地の風圧と積雪の圧

    力強度によります。圧力強度が予測を超える場合には、クランプの点数を増や

    すか、または補助スタンドを使用する必要があります。

    設置時に十分なトルクを確保する必要があります(トルクは 16-20N▪mにし

    てください)。下図を参照し、JとKの間にクリップを設置してください。

    M8 ネジ

    エッジブロックトップ

    エッジブロックボトム

    EPDM

    M8 ネジ

    ミドルブロックトップ

    ミドルブロックボトム

    EPDM

  • 型番1 Group1~5, Group7, Group9~12

    機械的負荷圧力 クランプの

    長さ 取付位置

    正面:≤2400 Pa

    背面:≤2400 Pa 120mm

    正面:≤5400 Pa

    背面:≤2400 Pa 150mm

    型番2 Group10, Group12

    機械的負荷圧力 クランプの

    長さ 取付位置

    正面:≤2400 Pa

    背面:≤2400 Pa 200mm

    正面:≤5400 Pa

    背面:≤2400 Pa

    250mm

    備考:クランプの取付中心位置は Jと K間が推奨

    J=300mm,K=400mm L=1/2モジュール長さ

    表2:両面ガラス(フレームレス仕様)の取り付け方法

  • 寸法(mm)

    5400Pa モジュール型番

    A*B J K

    Group 1 & Group 5 1968*992 & 2002*1002 300 400

    Group 2 & Group 6 1658*992 & 1680*1002 300 400

    Group 3 & Group 4 1658*992 300 400

    Group 7 & Group 8 1658*992 300 400

    Group 9 1978*992 & 1978*986 300 400

    Group 10 2000*992 & 1994*986 & 2024*1002 300 400

    Group 11 1668*992 & 1650*986 300 400

    Group 12 1692*992 & 1674*986 & 1698*1002 300 400

    表3:クランプ取り付け時の各型番の取り付け寸法

    以下のプロセスを全て読み、理解してから取付を開始してください。また、

    取付開始前に、現場の準備をすべて行っておいてください。

    第1のステップ:ホ

    ルダの設置

    レールホルダの設

    第2のステップ:ク

    ランプの設置

    クランプをレール

    ホルダに入れ込む

    第3のステップ:モ

    ジュールの設置

  • モジュールを要求

    どおりクランプ内

    に入れ、締め付ける

    (約16N~20N▪m)

    表4:クランプ取り付けプロセス

    2.3.2 両面ガラス(フレーム付き)取り付け

    2.3.2.1 ボルト固定方法

    ボルトで固定する場合の詳細は図 2を参照してください。

    モジュール毎にフレームには 8つの 9mm*14mm(長*幅)の設置穴があり、

    モジュール設置後の耐積雪荷重を考慮し、必ず 8つの穴を全て利用して固定し

    てください。架台に取り付ける際には、耐腐食性の M8ネジ及びスプリングワ

    ッシャとワッシャを使用し、締め付けトルクについては構造計算上における設

    計値を使用してください。締め付けトルク推奨値は 16~20N*Mです。詳しくは

    架台メーカーと相談した上で、お決めてください。

  • 図2:ボルト固定方法

    表5:ボルト取り付け時の各型番の取り付け寸法

    2.3.2.2 ク ラ ン プ 固 定 方 式 ( 長 辺 )

    使用するクランプは、モジュール前面のカバーガラスとの接触やカバーガラス表面へ

    の投影を避け、フレームが変形しないようにしてください。どんな状況でもフレームの変更・

    改善がないことを確保してください。クランプ固定方法を選定する場合、モジュール毎に 4つ(長辺それぞれ 2 つ)のクランプを使用してください。また、クランプの個数は設置場所の

    風速と積雪量によって変わります。5400Pa を超える圧力が加わる場合、モジュールが当該圧力に耐えるよう、別のクランプと架台が必要となります。締め付けトルクについては構

    造計算上における設計値または架台サプライヤーと確認の上、使用してください。

    寸法(mm) モジュール型番

    A*B

    Group 13 1984*998 & 1984*992

    Group 14 2006*998 & 2000*992 & 2031*1008

    Group 15 1674*998 & 1656*992

    Group 16 1698*998 & 1680*992 & 1704*1008

    Group 17 2009*1008

    Group 18 1686*1008

  • 図3:クランプ取り付け方法

    尺寸(mm) モジュール型番

    A*B J K

    Group 13 1984*998 &1984*992 280 480

    2006*998 & 2000*992 280 480 Group 14

    2031*1008 350 480

    Group 15 1674*998 & 1656*992 280 420

    Group 16 1698*998 & 1680*992 & 1704*1008 280 420

  • Group 17 2009*1008 350 480

    Group 18 1686*1008 280 420

    表6:クランプ取り付け時の各型番の取り付け寸法

    注意:

    1) ここで紹介したすべての取付方式は参考であり。ジンコソーラ

    ーは関連の取付部品、モジュールシステムの設計・取付を提供する責任

    を負いません。機械の負荷と安全性は必ず専門的なシステム設置業者と

    技術者により行うものとします。

    2)取付前に、以下の重要な事項を確認しておく必要があります。

    a)取付前に虫又はその他の雑物の有無及び端子ボックスの安全機能をチ

    ェックします。ある場合、拭き除いてください。

    b) モジュールのシリアル番号がただしいかをチェックします。

    3)ジンコソーラーのモジュールの正面は最大压力5400Pa(本説明書に言及

    したモジュールの型番に限り)を、背面は2400Paを耐圧を有します。モジュー

    ル取付地の環境が多雪と強風である場合、モジュールの取付時に、特殊な保護

    を採用して実際の要求を満たすようにしてください。

    4)傾斜角度ありで設置する場合、両面ガラスは必ず表面が日射向き、裏面(ジ

    ャンクションボックスの面)が日射向き禁止です。

    3. 配線と接続

    a) 配線と接続の前に、太陽光発電システムの設置マニュアルを詳しくお読み

    ください。システム電力、電流及び電圧などお客様の要求に応じて、太陽電池

    モジュール同士の直並列接続を行ってください。

    b) 太陽電池モジュールを直列接続する際には、同等の公称最大出力動作電流

    値を持つモジュール同士で接続してください。最大システム電圧をモジュール

    の公称開放電圧値で除して得られる最大直列数を基準にし、最大システム電圧

    を超えない直列数でモジュールを接続してください。システムの設計、インバ

    ータや設置環境による、ストリングにあるモジュール数が違います。

    c) 各ストリングの最大ヒューズ定格は製品のラベルやパラメータを参照し

    てください。最大ヒューズ定格とはモジュールが耐えられる最大(逆)電流です。

    ゆえにこの定格値と現地電気特性パラメータの要求を考慮して最適なヒュー

    ズを使用してください。

  • d) 太陽光発電システムの設置マニュアルに従い、太陽電池アレイと接続箱を

    延長ケーブルを使用し接続してください。延長ケーブルに使用するケーブルの

    銅線の断面積及びコネクタの電流容量は、大電流が発生時の発熱に耐えるよう

    に太陽光発電システムの最大短絡電流を十分に許容するものを使用してくだ

    さい。(延長ケーブル1本に対し、ケーブルの銅線の断面積は4mm2、コネクタ

    の電流容量は10A以上のものを推奨します。)ケーブルの使用温度上限値は85℃

    です。

    e) 設置する地域及び国の関連法規に従ってください。

    f) 太陽電池モジュールにはバイパスダイオードが組み込まれています。接続

    に間違いがある場合、バイパスダイオード、ケーブル及び端子ボックスを破壊

    する恐れがあります。

    g) 下図に示すように、端子ボックスから出るケーブル長は+極 250mm、-極

    150mmが標準です。カスタマイズ長さも対応できます。下記イメージ図のよう

    に、配線のレイアウトを設計する際には、この長さを考慮してください。

    コネクタ                          コネクタ 

    h) PID現象を防ぐため、マイナス接地機能付いてるインバータを推奨します。        

    4. メンテナンスと手入れ

    モジュールは定期的に検査とメンテナンスを行うものとし、特に保証期限内

    に行う必要があります。モジュールが最適な機能を果たすために、弊社は以下

    のようなメンテナンス措置を講じるように推奨します。

    4.1 外観検査

    モジュールに外観欠陥があるかどうかを検査します。重点として以下の項

    目を検査します。 

    a) フレーム保護コーナーは運送中製品を保護するものです、外観上で品質

    管理項目に入れなかったです;保留するか取り外すか、お客さん自身判断して

    ください。

    b) モジュールガラスの破損の有無

  • c) 鋭いものがモジュールの表面に接触していないか

    d) モジュールが障害物、異物に遮られていないか

    e) セル部分のゲートラインの近くの腐食状況。このような腐食状況はモジ

    ュール表面のパッケージ材料が取付又は運輸過程において破損することで、水

    分がモジュールの内部に浸透して発生します。

    g)クランプ固定ネジに緩み、あるいは破損がないかを確認し、あれば調整

    又は復元を行います。

    4.2 清掃

    a) モジュールの表面に埃又は汚れがたまると、発電出力の減少を引き起こ

    します。年に1回定期的に清掃作業(具体的な時期は取付現場の条件による)

    を行います。清掃時は、やわらかい布を使い、乾拭きもしくは水拭きしてくだ

    さい。鉱物質を含有する水で洗浄しないでください。

    b) いかなる状況においても、表面が粗いものでモジュールを清掃しないで

    ください。

    c) 感電又は火傷を防止するために、特に気温が高い区域では、日射が弱く、

    モジュールの温度が低い朝または夕方に清掃作業を行うように推奨します。

    d) ガラスの割れ又は電気配線が露出しているモジュールを清掃しようとし

    ないでください。感電の恐れがあります。

    4.3 コネクターとケーブルの検査

    6ヶ月に1回以下のような予防的なメンテナンスを行うものとします。

    a)端子ボックスの防水箇所を検査し、クラック又は隙間がないことを確認し

    ます。

    b) モジュールの状態を検査します。動物の破壊、気候による劣化及びすべ

    てのコネクターが緊密に接続するか、腐食現象がないかを含みます。

    モジュールの接地は問題ない(フレームレス仕様の両面ガラス製品を除く)か

    検査します。

    c)モジュールの清掃をする際は、モジュール上にのらないで下さい。

    下図の行為は禁止です。

  • 5.電気的特性

    モジュールの電気特性はSTC【日射強度1000W/m2、AM1.5、環境温度25℃(77℉)】

    で測定されたものです。これ以外では、定格値より高い又は低い電圧或いは電

    流値を生じる可能性があります。ソーラーシステムのその他の部品の定格電圧、

    導体の定格電流、ヒューズの規格、ソーラーモジュールに接続する制御ユニッ

    トの規格が確定された際に、モジュールに表示される短絡電流と開放電圧值に

    1.25の係数をかける必要があります。

    電気的特性は www.jinkosolar.comからダウンロードすることができます。

    6.免責声明

    本マニュアルの使用及び結晶系モジュールの設置、操作、使用とメンテナ

    ンスはすべて当社の制御範囲外とする。ジンコソーラーは不適切な設置、操作、

    使用やメンテナンスにより生じた損失、損害、障害やそれらによる費用に対し

    て一切の責任を負わないものとする。

    ジンコソーラーは、モジュールの使用による第三者のいかなる特許権やその他

    の権利に対する侵害について一切の責任を負わないものとする。ジンコソーラ

    ーは、いかなる特許や特許権条件下、または、黙示的にいかなる許可を授与し

    ないものとする。

    本マニュアルの情報はジンコソーラーの信頼できる知識と経験に基づいてい

    るが、上記のような製品規格などの情報と関連の推奨などは明示的かつ暗示的

    にもいかなる保証条項を構成しません。ジンコソーラーはマニュアル、PVモ

    ジュール規格及び製品情報を予告なく変更する場合がありますので、ご了承願

    います。

    http://www.jinkosolar.com/

  • 付録-適用製品

    本マニュアルはジンコソーラー製以下の製品に適用されます。

    (1) 両面ガラス(フレームレス)製品: Group 1

    JKMxxxPP①-72-DV② JKMS③xxxPP-72-DV JKMxxxPP-72-DV-J④ JKMSxxxPP-72-DV-J

    (xxx=285-350, in steps of 5) Group 2

    JKMxxxPP-60-DV JKMSxxxPP-60-DV JKMxxxPP-60-DV-J JKMSxxxPP-60-DV-J

    (xxx=240-290, in steps of 5) Group 3

    JKMxxxPP-48-DV JKMSxxxPP-48-DV JKMxxxPP-48-DV-J JKMSxxxPP-48-DV-J

    (xxx=190-230, in steps of 5) Group 4

    JKMxxxPP-36-DV JKMSxxxPP-36-DV JKMxxxPP-36-DV-J JKMSxxxPP-36-DV-J

    (xxx=145-170, in steps of 5) Group 5

    JKMxxxM-72-DV JKMSxxxM-72-DV JKMxxxM-72-DV-J JKMSxxxM-72-DV-J

    (xxx=250-420, in steps of 5) Group 6

    JKMxxxM-60-DV JKMSxxxM-60-DV JKMxxxM-60-DV-J JKMSxxxM-60-DV-J

    (xxx=210-350, in steps of 5) Group 7

    JKMxxxM-48-DV JKMSxxxM-48-DV JKMxxxM-48-DV-J JKMSxxxM-48-DV-J

    (xxx=170-250, in steps of 5) Group 8

    JKMxxxM-36-DV JKMSxxxM-36-DV JKMxxxM-36-DV-J JKMSxxxM-36-DV-J

    (xxx=150-180, in steps of 5) Group 9

    JKMxxxM-72-BDV⑤

    (xxx=300-420, in steps of 5) JKMxxxM-72-BDVP

    (xxx=315-420, in steps of 5) Group 10

    JKMxxxM-72H⑦-BDV

    (xxx=300-420, in steps of 5) JKMxxxM-72H-BDVP

  • (xxx=315-420, in steps of 5, 72 cells) Group 11

    JKMxxxM-60-BDV

    (xxx=250-350, in steps of 5) JKMxxxM-60-BDVP

    (xxx=260-350, in steps of 5) Group 12

    JKMxxxM-60H-BDV (xxx=250-350, in steps of 5)

    JKMxxxM-60H-BDVP (xxx=260-350, in steps of 5) (2) 両面ガラス(フレーム付き)製品:

    Group 13 JKMxxxM-72-BDV⑤

    (xxx=300-420, in steps of 5) JKMxxxM-72-BDVP

    (xxx=315-420, in steps of 5) Group 14

    JKMxxxM-72H⑦-BDV

    (xxx=300-420, in steps of 5) JKMxxxM-72H-BDVP

    (xxx=315-420, in steps of 5) Group 15

    JKMxxxM-60-BDV

    (xxx=250-350, in steps of 5) JKMxxxM-60-BDVP

    (xxx=260-350, in steps of 5) Group 16

    JKMxxxM-60H-BDV (xxx=250-350, in steps of 5)

    JKMxxxM-60H-BDVP (xxx=260-350, in steps of 5)

    Group 17 JKMxxxM-72-DV

    (xxx=250-420, in steps of 5) Group 18

    JKMxxxM-60-DV

    (xxx=210-350, in steps of 5)

  • 備考:

    ① PP: イーグルシリーズモジュール

    ② DV: 両面ガラス 1500V モジュール

    ③ JKMS: スマートモジュール

    ④  J:日本市場向けモジュール

    ⑤  BDP:両面ガラス N 型モジュール

    ⑥ BDVP:両面ガラス P 型モジュール

    ⑦ H:ハーフセルモジュール

  • 7. お問い合わせ

    JinkoSolar Japan KK

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  • Note