電子ピアノ& リズムマシン...

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E El le ec ct tr ro on ni ic c P Pi ia an no o P Pa ar r t ts s S Se et t

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Page 1: 電子ピアノ& リズムマシン 部品セットblog.digit-parts.com/pdf/pianoset.pdf2015年3月 -2- ピアノ&リズム部品セット_150303 予備はんだ した部分 部品の足

2015年 3月 - 1 - ピアノ&リズム部品セット_150303

電電子子ピピアアノノ &&リリズズムムママシシンン

実験用部品セットEElleeccttrroonniicc PPiiaannoo PPaarrttss SSeett

部部品品セセッットト

概要

M626-EMUS-14SP

本キットはユニバーサル基板上に組み立てる部品セットです。ユニバーサル基板には

パターンはありません。実体配線図を参考に組み立ててください。

電子ピアノ & リズムマシン部品セット 主な特徴と仕様

◎ 約2オクターブの範囲の音階が出せます。2和音に対応しています。(リズムマシン機能を使用するときは和音は鳴らせません)

◎ リズムマシン機能のリズムは次の8種類から選択できます :Slow Rock/Rock/NewNew/Disco/March/Tango/Samba/Bluesリズムマシンのテンポ(スピード)は13段階に変えられます。

◎ 電子ピアノの音色は次の8種類から選択できます :ピアノ/オルガン/バイオリン/トランペット/マンドリン/ベル/オルゴール(ミュージックボックス)/ギター

◎ 4種類の打楽器の音と4種類の動物の声を鳴らせます。(打楽器の音と動物の声は切り替え式です)

◎ デモ演奏機能(全8曲)通常のデモ演奏機能以外に、キーボードのスイッチを押すごとにデモ曲を1音ずつ演奏する「1Key(Step)」機能があり、ピアノが弾けなくても演奏を楽しめます。

◎ ライン出力(モノラル)搭載外部にパワーアンプなどの機器を接続できるRCAピンジャックがついています。外部にパワーアンプとスピーカを接続することでよりクリアーで迫力あるサウンドを楽しめるほか、録音などに利用することもできます。(出力レベルは約2Vp-pあり、一般的なパワーアンプに接続できます)

◎ 電源 :3V DC(単3電池2本)

組み立てに必要な工具、部材

◎ すずメッキ線(太さ0.32mm~0.4mmくらい) ◎ 細い耐熱電線(より線)◎ はんだごて、ニッパーなど(通常の電子工作で使用するもの)◎ 2.5mm(または2.6mm)のドリルとピンバイス◎ 先の細いプラスドライバー(調整に使用します)◎ (ライン出力を使用する場合) パワーアンプなどと接続用ケーブル類

8種類のリズムに合わせて楽しく演奏できる、電子ピアノ&リズムマシンの実験用部品セットです。セット付属のスピーカを鳴らして演奏できるほか、外部機器(パワーアンプなど)

に接続して演奏できるライン出力がついています。電子ピアノの音色は8種類から自由に選択でき、約2オクターブの音階が出せ

ます。キーボードのスイッチを押すごとに内部のデモ曲を1音ずつ演奏する「1Key

(Step)」モードがありますので、ピアノが弾けなくても演奏を楽しめます。専用ICを使用しており、スイッチと少ない外付け部品を接続するだけで製作

できます。

※別途用意してください

組み立て例

※ねじやスペーサ、アクリル板、ラベルのシールなどは付属していません。

電池(単3x2本)は付属しません。別途用意してください。

◎ スピーカ付属クリアーで迫力あるサウンドを楽しめる50mmスピーカが付属しています。

目次キット概要と主な仕様部品表組み立てかた◎ はんだ付けのコツ◎ 基板へのスイッチのはんだ付け◎ ヘッダピンとヘッダソケットのはんだ付け◎ スイッチまわりの配線◎ ピアノIC周辺の配線

調整のしかた演奏のしかた回路図

12

2345

10111113

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2015年 3月 - 2 - ピアノ&リズム部品セット_150303

予備はんだした部分

部品の足

組み立て説明書の見かた

部品を取り付ける前に切り取るなどの加工が必要なことを表します。

注意する必要がある作業や項目を表します。

はんだ

☆はんだ付けのコツ (すずメッキ線と耐熱電線の使い方)

はんだ

すずメッキ線

被覆をむいたあと芯線を軽くよじってまとめます

本キットの組み立てでは、スイッチをマトリクス状に配線するため、すずメッキ線や耐熱電線を使用したスイッチの配線がポイントとなります。すずメッキ線や耐熱電線を使用して配線するときのコツについて説明

します。

(1) 予備はんだのしかた

すずメッキ線の場合 耐熱電線の場合

耐熱電線

すずメッキ線や耐熱電線を使用するときは、先端を予備はんだしてから使用します。予備はんだとは、線の先端であらかじめ少量のはんだを溶かし、はんだ

でメッキして、はんだ付けしやすくすることをいいます。予備はんだのしかたは上の図を参照してください。耐熱電線を使用するときは、ワイヤストリッパで被覆をむき、中の芯線

を軽くよじってまとめてから予備はんだします。(被覆をむくとき、ワイヤストリッパの刃で芯線を傷つけないよう注意してください。後で断線の原因になります)

(2) 配線のしかた

電子ピアノ & リズムマシン部品セット 部品表※予告なく変更することがあります

部品番号 品名/型番/値 数量 備考

1 IC1 ピアノ&リズムIC M626-EMUS-14SP 1 変換基板取り付け済み

2 Q1, Q2 トランジスタ 2SC1740 2

3 Q3 トランジスタ 2SB930 1

4 R8 1/4W抵抗 4.7Ω 1 黄紫金金の色帯

5 R1, R5 1/4W抵抗 330Ω 2 橙橙茶金の色帯

6 R4 1/4W抵抗 1.6kΩ 1 茶青赤金の色帯

7 R6 1/4W抵抗 2.2kΩ 1 赤赤赤金の色帯

8 R2, R7 1/4W抵抗 5.6kΩ 2 緑青赤金の色帯

9 R3 1/4W抵抗 220kΩ 1 赤赤黄金の色帯

10 VR1, VR2 半固定抵抗 3kΩ 2 302の表記

11 C1, C2 積層セラミックコンデンサ 50V 0.1μF 2 104の表記

12 C3, C4 電解コンデンサ 16V 33μF 2

13 C5 電解コンデンサ 16V 220μF 1

14 タクトスイッチ(角型) 26 演奏用キーボードに使用

15 タクトスイッチ(丸、小型) 29 機能選択ボタンに使用

16 LineOut RCAピンジャック (1P) 1

17 SP スピーカ 16Ω 1

18 ヘッダピン 1列 12ピン 2

19 ヘッダソケット 1列12ピン 2

20 電池ボックス 単3×2用 1 スイッチつき

21 ユニバーサル基板 18x30cm 片面ベーク 1

組み立てかた

下記のマークは組み立て上注意する必要がある項目を表しています。参考の上組み立ててください。

◎ あらかじめ基板にはんだ付けしておいた部品の足に、予備はんだしておいた電線の先端を当て、はんだごてで加熱してはんだを溶かします。※部品の足の部分のはんだと電線の予備はんだ部分のはんだが溶けてなじむまで待ってください。

◎ はんだが溶けてなじんだら、はんだごてを離してはんだが固まるまで動かさないで待ちます。※はんだが固まりかけているときに線を動かすと、はんだ付け不良の原因になります。注意してください。

はんだが固まるまで動かさない

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2015年 3月 - 3 - ピアノ&リズム部品セット_150303

全体の流れ

(1) キーボード部スイッチの取り付け(3ページ)

(3) ピアノIC基板へのヘッダピンの取り付け

(4) ユニバーサル基板へのヘッダソケットの取り付け(4、5ページ)

(7) IC周辺回路の配線(10ページ)

(2) 機能選択用スイッチの取り付け(4ページ)

(5) キーボード部スイッチの配線(6、7ページ)

(6) 機能選択用スイッチの配線(8、9ページ)

(1) ユニバーサル基板に、キーボード(鍵盤)部分のタクトスイッチ(26個)を下図のように取り付けてはんだ付けします。

--シ -ド -レ -ミ -ファ -ソ -ラ -シ

-ド# -レ# -ファ# -ソ# -ラ#

ド レ ミ ファ ソ ラ シ +ド

ド# レ# ファ# ソ# ラ#

タクトスイッチを基板に取り付けるとき、足を折り曲げないよう基板の穴の位置と足の位置を合わせてはめ込んでください。

側面図

足を基板の穴に合わせる

軽く押すようにしてはめ込む

※取り付け位置を間違えた場合は、先の細いマイナスドライバをスイッチと基板の間に差し込み、軽く持ち上げるようにすると外せます。

(2) 下の段の残りのスイッチ(16個)を左側から順に取り付けます

(1) 最初にこのスイッチを取り付けます左下の足が基板

シルク印刷の「02」「K」のところに来るようにします

(3) 上段は最初にこのスイッチを取り付けます左下の足が基板シルク印刷の

「12」「D」のところに来るようにします

(4) 残りのスイッチ(9個)を図のように取り付けます

1. 基板へのスイッチのはんだ付け

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2015年 3月 - 4 - ピアノ&リズム部品セット_150303

(2) ユニバーサル基板の空きスペースに、機能選択用の小型タクトスイッチ(29個)を取り付けてはんだ付けします。

5本足のタクトスイッチの中央部の足は、基板に取り付けるとき邪魔になります。あらかじめニッパで切り取ってから基板に取り付けてください。

この足を切り取る 加工後

※ 機能選択用スイッチの配置は一例です。使いやすいお好みの配置にしてもかまいません。

図の向きに取り付けます

機能選択(5個)

楽器選択(8個)

リズム選択(8個)

リズム楽器/動物の声(4個)

Kの列

Sの列

Aの列

Iの列

02の列

08の列

14の列

20の列

26の列

32の列

38の列

44の列

17の列 23の列

50の列

音量/テンポ(4個)

基板左上部拡大

(3) ピアノIC基板に下図のようにヘッダピン(1列 12ピン)をはんだ付けします。

ヘッダピンの端が1番ピンに来るように取り付けます

ヘッダピンの端が28番ピンに来るように取り付けます

取り付けたようす

ヘッダピン(1列 12ピン)

ヘッダピン(1列 12ピン)

ピアノIC基板

組み立てのポイント

◎ 取り付けたヘッダピンが傾いていると、あとでヘッダソケットに挿すときにうまくいきません。ヘッダピンを基板にまっすぐ挿した状態で一番端のピンをはんだ

付け(仮止め)し、まっすぐに取り付けられているか確認してから残りのピンをはんだ付けするときれいに取り付けられます。

◎ ピアノIC基板にはICがすでにはんだ付けされています。溶けたはんだを落としたりしないよう、注意して作業してください。

※ ピアノIC基板にはピンの番号がシルク印刷で表示されています。シルク印刷の番号を目印に取り付けます。

※ヘッダピンは足の短い側をピアノIC基板に挿してください。

2. ヘッダピンとヘッダソケットのはんだ付け

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2015年 3月 - 5 - ピアノ&リズム部品セット_150303

(4) ヘッダピンをはんだ付けしたピアノICを挿すためのヘッダソケットを基板にはんだ付けします。

ヘッダソケット(1列 12ピン)

ヘッダソケットの取り付け位置は、あとで取り付けるIC周辺の各種部品の配置をあらかじめ予定に入れて、お好みで決めてください。(取り付け位置は大体でかまいませんが、3ページの図を参考にしてください)

ヘッダピンをはんだ付けしたピアノIC基板にヘッダソケット(1列12ピン)を挿し、その状態で基板に挿して位置決めすると取り付けやすいです。

ヘッダピンをはんだ付けしたピアノIC基板

ヘッダソケットの足をはんだ付けしたあと、ピアノIC基板をはずしてください。(ピアノIC基板は組み立ての最後でヘッダソケットに挿します)

ヘッダピンにあらかじめヘッダソケットを差し込んでおきます

基板上側

3. スイッチまわりの配線

基板にタクトスイッチとピアノIC基板のヘッダソケットをはんだ付けしたあと、すずメッキ線と耐熱電線でスイッチまわりの配線を行います。すずメッキ線と耐熱電線の使い方については、説明書2ページで説明して

いますので参考にしてください。

配線量が少し多いので、実体配線図を参照しながら1箇所ずつ丁寧に配線を進めてください。1工程の配線作業が終わったら、「配線チェックリスト」で配線に間違いが

ないか確認してください。

実体配線図は次ページ以降にあります。

参考 (実体配線図の見かた)

(1) つながっている線と交差している線について

つながっている線

接続点

交差している線

つながっていません

(2) 配線のラベルについて

PC0 のように、ラベル中に書いてある信号名は、ピアノICの信号名に対応しています。スイッチまわりの配線の後でピアノICの対応する信号名のピンに接続します。

(3) 使用する線の種別について

(黒線) :すずメッキ線

(赤い太線) :耐熱電線

次ページ以降の実体配線図の見かたについて簡単に説明します。※実体配線図は、基板表面から見た状態で描いてあります。

接続点に小さい黒丸がある線は相互につながっています。(左の図を参照してください)

実線で表記してある線は、そのページで配線する箇所を表しています。点線で表記してある線は、すでに配線

済みの箇所を表しています。

配線同士が交差する箇所は、ショートしないように耐熱電線を使用して配線します。実体配線図ではすずメッキ線で配線する箇所を黒線で、耐熱電線で配線する箇所を赤線で表記しています。

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2015年 3月 - 6 - ピアノ&リズム部品セット_150303

実体配線図

(1) キーボード部分の配線 (1/2)

キーボードに使用している角型のタクトスイッチは足が底面に出ていますが、実体配線図では接続関係を見せるため、足が側面に出ているように描いてあります。

透視図

配線図の見かた (5ページ参照)

◎ つながっている線と交差している線

つながっている線

接続点

交差している線

つながっていません

◎ 配線のラベルについて

PC0 のように、中に信号名が書いてあるラベルは、あとでピアノICの対応する信号名のところに接続します。

配線チェックリスト

信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック

1PC0

--シ 14

PC2

2 -ド 15 ド#

3

PC1

-ド# 16 レ

4 -レ 17 レ#

5 -レ# 18 ミ

6 -ミ 19

PC3

ファ

7 -ファ 20 ファ#

8 -ファ# 21 ソ

9 -ソ 22 ソ#

10 -ソ# 23 ラ

11

PC2

-ラ 24 ラ#

12 -ラ# 25 シ

13 -シ 26 +ド

◎ 使用する線の種別(黒線) :すずメッキ線(赤い太線) :耐熱電線

1

分岐するところで基板にはんだ付け

します

2

もう1本の線の先端をはんだ付け部分に当てはんだを溶かします

配線のコツ(すずメッキ線の分岐のしかた)

キーボードのスイッチ部分を、適当な太さのすずめっき線(大体0.32mm~0.4mmくらいが使いやすいです)を使用して配線していきます。線が交差する部分はショートしないように細い耐熱電線を使用します。

PC0

--シ -ド -レ -ミ -ファ -ソ -ラ -シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ +ド

-ド# -レ# -ファ# -ソ# -ラ# ド# レ# ファ# ソ# ラ#

PC2

PC3

PC1

基板表面から見た図です。

すずメッキ線を分岐させます(「配線のコツ」

参照)

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2015年 3月 - 7 - ピアノ&リズム部品セット_150303

(2) キーボード部分の配線 (2/2)

下図赤線部分を耐熱電線で配線します。 ※すでに配線済みの箇所は点線で表示しています。

配線チェックリスト

信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック

1

PA0

-ド# 10

PA3

-ミ 19

PB2

--シ

2 -ラ 11 ド 20 -ソ

3 ファ 12 ソ# 21 レ#

4

PA1

-レ 13

PB0

-ファ 22 シ

5 -ラ# 14 ド# 23

PB3

-ド

6 ファ# 15 ラ 24 -ソ#

7

PA2

-レ# 16

PB1

-ファ# 25 ミ

8 -シ 17 レ 26 +ド

9 ソ 18 ラ#

配線のコツ(耐熱電線の分岐)

部品の足

1

1本目の線を部品の足に接続します

2

2本目の線をはんだ付け部分に当ててはんだを

溶かします

1本目の線を外さないよう注意

PB3

PB2

PB1

PB0

PA

3

PA

2

PA

1

--シ -ド -レ -ミ -ファ -ソ -ラ -シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ +ド

-ド# -レ# -ファ# -ソ# -ラ# ド# レ# ファ# ソ# ラ#

PC0

PC2

PC3

PC1

基板表面から見た図です。

PA

0

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2015年 3月 - 8 - ピアノ&リズム部品セット_150303

(3) 機能スイッチ関係の配線 (1/2)

Piano Organ Violin Trumpet Man-dorin

Bell MusicBox

Guitar

PD1

PD0

GND

SlowRock

DiscoRockNewNew

March Tango Samba Blues

Vol+ Vol- BD/Bird

SD/Dog

HD/Duck

CYM/Frog

Stop Demo DemoAll

Drum/Animal

1key(Step)

Tempo+ Tempo-

基板表面から見た図です。

PD2

配線チェックリスト

タクトスイッチ内部の接続状態

透視図

信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック

1

PD0

Slow Rock 9

PD1

Piano 17

PD2

VOL+ 25

GND

Stop

2 Rock 10 Organ 18 VOL- 26 Demo

3 NewNew 11 Violin 19 TEMPO+ 27 Demo All

4 Disco 12 Trumpet 20 TEMPO- 28 Drum/Animal

5 March 13 Mandolin 21 BD/Bird 29 1Key(Step)

6 Tango 14 Bell 22 SD/Dog

7 Samba 15 Music Box 23 HD/Duck

8 Blues 16 Guitar 24 CYM/Frog

機能スイッチ部分を下図のようにすずメッキ線で配線します。

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2015年 3月 - 9 - ピアノ&リズム部品セット_150303

Piano Organ Violin TrumpetMan-dorin Bell

MusicBox Guitar

PD1

SlowRock DiscoRock NewNew March Tango Samba Blues

PD0

Vol+ Vol-BD/Bird

SD/Dog

HD/Duck

CYM/Frog

Stop DemoDemoAll

Drum/Animal

1key(Step)

PD2

GND

Tempo+ Tempo-

PB3

PB2

PB1

PB0

PA3

PA2

PA1

PA0

基板表面から見た図です。

配線チェックリスト

信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック 信号名 スイッチ チェック

1

PA0

Slow Rock 8

PA2

NewNew 15

PB0

March 23

PB2

Samba

2 Piano 9 Violin 16 Mandolin 24 Music Box

3 Vol+ 10 Tempo+ 17 BD/Bird 25 HD/Duck

4

PA1

Rock 11

PA3

Disco 18 Demo All 26

PB3

Blues

5 Organ 12 Trumpet 19

PB1

Tango 27 Guitar

6 Vol- 13 Tempo- 20 Bell 28 CYM/Frog

7 Stop 14 Demo 21 SD/Dog 29 1Key(Step)

22 Drum/Animal

下図赤線部分を耐熱電線で配線します。※すでに配線済みの箇所は点線で表示しています。

(4) 機能スイッチ関係の配線 (2/2)

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2015年 3月 - 10 - ピアノ&リズム部品セット_150303

Q22SC1740

Q32SB930

C1 0.1μF(104)

C2 0.1μF(104)

R1 330Ω(橙橙茶金)

VR1(半固定)3kΩ(302)

VR2(半固定)3kΩ(302)

C333μF 16V

Q12SC1740

R2 5.6kΩ (緑青赤金)

R3 220kΩ(赤赤黄金)

R4 1.6kΩ(茶青赤金)

C433μF 16V

LineOut

SP16Ω

R5 330Ω(橙橙茶金)

R6 2.2kΩ(赤赤赤金)

R7 5.6kΩ(緑青赤金)

R8 4.7Ω(黄紫金金)

C5220μF 16V

単3電池x23V DC

IC1 M626-EMUS-14SP

スイッチマトリクス部に接続します

PB3

1. GND2

2. PD0

3. PB3

4. PB1

5. PB0

6. PC3

7. VPP

8. GND3

9. PC0

10. PC1

11. PC2

12. PB2

PB2

PB1

PB0

PC3

PC2

PC1

PC0

PD2 .28

PA0 .27

PA2 .26

VDD1 .25

PWM2 .24

PWM1 .23

GND1 .22

VREG .21

VDD2 .20

PA3 .19

PA1 .18

PD1 .17

PD2

PD1

PD0

GND

PA3

PA2

PA1

PA0

ライン出力レベル調整

ライン出力

電池ボックスのスイッチ

RCAピンジャック

E C B B C E

CE B

スピーカ出力バイアス調整

(5) IC周辺の配線

PD0

配線図の見かた:信号名のラベルです。先に配線したスイッチマトリクス側の同じ信号名のラベルのところに接続してください。

:グラウンドの記号です。電池のマイナス極に接続してください。

電解コンデンサは足の長い側がプラス側です。

電解コンデンサには極性があります

プラス側

E(エミッタ)

2SC1740 ピン配置

C(コレクタ)

B(ベース)

2SB930 ピン配置

E(エミッタ)

B(ベース)

C(コレクタ)

※本キットに使用しているIC(M626-EMUS-14SP)はカスタムICです。実際のICパッケージに表示されている型番は関係ありません。

RCAピンジャックは足のところにあたる基板の穴をドリル(2.5または2.6mm)で広げてから取り付けます。

ドリル(2.5または2.6mm)

軽く回して貫通させる

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2015年 3月 - 11 - ピアノ&リズム部品セット_150303

調整のしかた

重要

◎ 電源を入れる前に、配線や部品の取り付けに間違いがないか、はんだ付けの不良箇所はないか、目視でもう一度確認してください。作業台の上にリード線の切れ端が落ちていると、ショートしてICを破壊

することがありますので、リード線の切れ端をきれいに片付けてください。

調整をはじめる前に、基板上の半固定抵抗(VR1とVR2)を両方とも大体真ん中あたりにしておきます。電池をセットして電源をONにすると、キットのスピーカからメロディーが流れて

待機状態に入ります。(キットのスピーカ出力の調整がまだなので音がひずみますが、この段階では気にしなくてもかまいません)※電源をONにしても音が出ない場合は、すぐに電源をOFFにして配線を確認

してください。

[Demo]または[Demo All]のスイッチを押すとデモ演奏がはじまります。音が最もきれいに聞こえる位置に「スピーカ出力バイアス調整」の半固定抵抗(VR1)を調整します。※半固定抵抗は静かに回してください。乱暴に回すと壊れる原因になります。

LineOut端子と外部機器(パワーアンプなど)をケーブルで接続します。出力電圧レベルが接続する機器にとって最適なレベルになるように、「ライン出力レベル調整」の半固定抵抗(VR2)を調整します。

(1) 調整の準備

(2) VR1の調整(音が最もきれいに聞こえるようキットのスピーカ出力の調整をします)

(3) VR2の調整(ライン出力を適正なレベルに調整します)

◎ 新しい単3アルカリ乾電池2本、半固定抵抗の調整用に先の細いプラスドライバーを用意してください。ライン出力を使用する場合は、接続する予定の機器と接続用ケーブル

類も用意してください。

演奏のしかた

※うまく動作しない場合は、組み立て配線をもう一度見直してください。

基板左上部拡大

各スイッチの機能

楽器選択

リズム選択

音量・テンポ調整

リズム楽器選択

通常演奏 (※電源ON時の初期状態)

キーボード部のスイッチを押すと音が鳴ります。音色は[楽器選択]のスイッチで次の8種類から選択できます。

機能選択Stop Demo Demo

AllDrum/Anumal

1Key(Step)

Vol+ Vol- Tempo+ Tempo- BD/Bird

SD/Dog

HD/Duck

CYM/Frog

Piano Organ Violin Trum-pet

Man-dolin

Bell MusicBox

Guitar

SlowRock

Rock NewNew

Disco March Tango Samba Blues

楽器 楽器

1 ピアノ (Piano) ※初期値 5 マンドリン (Mandolin)

2 オルガン (Organ) 6 ベル (Bell)

3 バイオリン (Violin) 7 オルゴール (Music Box)

4 トランペット (Trumpet) 8 ギター (Guitar)

※ライン出力を使用しない場合は、VR2の半固定抵抗を大体真ん中あたりにしておけばOKです。

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2015年 3月 - 12 - ピアノ&リズム部品セット_150303

通常演奏モードでは、リズム楽器を含めて、2つの音を同時に鳴らせます。リズム楽器は、ドラムやシンバルなどの通常のリズム楽器(4種類)と、動物の鳴き声(4種類)の2グループがあり、[機能選択]の[Drum/Animal]スイッチで切り替え選択します。鳴らせるリズム楽器(動物の声)については、下の表を参照してください。

BD/Bird SD/Dog HD/Duck CYM/Frog

リズム楽器モード

バスドラム(BD)

スネアドラム(SD)

ハイハット(HD)

シンバル(CYM)

動物の声モード

鳥の鳴き声(Bird)

犬の鳴き声(Dog)

あひるの鳴き声(Duck)

かえるの鳴き声(Frog)

※電源をONにした直後はリズム楽器モードになっています。

リズムマシン機能リズムマシン機能は、通常演奏モード時に自動的にリズム伴奏を行う機能

です。リズムマシン機能のリズムは、[リズム選択]のスイッチで次の8種類から選択できます。

リズム リズム

1 Slow Rock 5 March

2 Rock 6 Tango

3 NewNew 7 Samba

4 Disco 8 Blues

リズムマシン機能を止めるときは、[リズム楽器]のスイッチを何か押すか、[Stop]スイッチを押します。

リズムマシンのスピード(テンポ)は、[音量・テンポ選択]の[Tempo+][Tempo-]スイッチで13段階に変えることができます。

※リズムマシン機能を使用しているときは、和音は出せません。

デモ演奏モード[機能選択]の[Demo]または[Demo All]スイッチを押すとデモ演奏モードに

なります。[Demo][Demo All]スイッチを押すたびに曲が切り替わります。(全部で8曲入っています)。デモ演奏のスピード(テンポ)は[音量・テンポ選択]の[Tempo+][Tempo-]

スイッチで13段階に変えることができます。通常演奏モードに戻すときは、[Stop]スイッチを押します。

1Key(Step)モード

1Key(Step)モードは、キーボード部のスイッチを適当に押すことでデモ曲を演奏できる機能です。1Key(Step)モードでは、キーボード部のスイッチ(どのスイッチでもかまいません)を押すたびに、デモ曲の音が1個鳴ります。

通常演奏モードまたはデモ演奏モードのときに[機能選択]の[1Key(Step)]スイッチを押すと、1Key(Step)モードになります。

鳴らすデモ曲は、[1Key(Step)]スイッチを押すと切り替わります。1Key(Step)モードから通常演奏モードに戻すときは、[Stop]スイッチを

押します。

自動パワーOFF機能本キットを操作しない状態でしばらく(5分くらい)放置すると、自動パワーOFF

機能が働いて演奏を自動停止します。異常動作ではありません。

音量調節機能

[音量・テンポ選択]の[Vol+][Vol-]スイッチで音量が8段階に変えられます。

Page 13: 電子ピアノ& リズムマシン 部品セットblog.digit-parts.com/pdf/pianoset.pdf2015年3月 -2- ピアノ&リズム部品セット_150303 予備はんだ した部分 部品の足

2015年 3月 - 13 - ピアノ&リズム部品セット_150303

ピアノ&リズムマシン 全回路図

1. GND2

2. PD0

3. PB3

4. PB1

5. PB0

6. PC3

7. VPP

8. GND3

9. PC0

10. PC1

11. PC2

12. PB2

13. NC

14. NC

PD2 .28

PA0 .27

PA2 .26

VDD1 .25

PWM2 .24

PWM1 .23

GND1 .22

VREG .21

VDD2 .20

PA3 .19

PA1 .18

PD1 .17

NC .16

NC .15

--シ -ド -レ -ミ -ファ -ソ -ラ -シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ +ド

-ド# -レ# -ファ# -ソ# -ラ# ド# レ# ファ# ソ# ラ#

SlowRock Rock

NewNew Disco March Tango Samba Blues

Piano Organ ViolinTrum-pet

Man-dolin Bell

MusicBox Guitar

VOL+ VOL- Tempo+ Tempo-BD/Bird

SD/Dog

HD/Duck

CYM/Frog

Stop DemoDemoAll

Drum/Animal

1Key(Step)

+

+

+

IC1 M626-EMUS-14SP(※ピン番号は変換基板の

ピン番号です)

C10.1μF

C20.1μF

C333μF16V

C433μF16V

LineOut

C5220μF 16V

R1330Ω

R25.6kΩ

R3 220kΩ

R4 1.6kΩ

Q12SC1740

Q22SC1740

Q32SB930

SP16Ω

R5330Ω

R62.2kΩ

R75.6kΩ

R84.7Ω

単3電池x2(DC 3V)

VR13kΩ

半固定

VR23kΩ

半固定

ライン出力

VR1 :一番きれいな音になるよう調整

VR2 :ライン出力レベル調整

(回路は予告なく変更することがあります)