介護保険制度が変わります...サービスの充実...

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松戸市は、団塊の世代が75歳以上となる2025(平成 37) 年を見据え、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自 分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医 療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域 包括ケアシステムの構築を目指します。  地域包括ケアシステムは、地域の自主性や主体性に基づき、 地域の特性に応じて作り上げていくことが必要な仕組みです。 このシステムをはじめ、介護保険制度改正の主な内容を紹介 します。 地域包括ケアシステムのイメージ サービスの充実 地域支援事業を充実します。 ①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進 ④生活支援サービスの充実・強化 ※通所・訪問・宿泊等のサービスを組み合わせて利用できる小規模多機能 型サービスや24時間対応の定期巡回サービスを含めた介護サービスの 普及を推進します。 重点化・効率化 新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」がはじまります。 ※全国一律の予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が取り組む地域支援事業に移行しま す。 ※今後、既存の介護事業所による既存サービスに加え、NPO、民間企業、住民ボランティア、協 同組合等による多様なサービスの提供ができるようになります。 特別養護老人ホームの新規入所者を、原則、要介護3以上に限 定します(既入所者は除きます)。 ※要介護1・2でも一定の条件を満たす場合には入所可能です。 松戸市が中心となって、地域の支 え合いの体制づくりを推進します。 既存の介護サービス事業者による サービス提供から、元気な高齢者をは じめ住民が担い手として積極的に参加 する支援まで、地域の実情に応じてサ ービスの多様化を図り高齢者の多様な ニーズに応えていきます。 自宅 サービス付き 高齢者向け住宅 等 自宅 自宅 自宅 自宅 自宅 自宅 自宅 サー サー サー サー サー サー サービス ビス ビス ビス ビス ビス付き 付き 付き 付き 付き 付き 向け 向け住宅 住宅 向け 向け 自宅 サービス付き 高齢者向け住宅 等 自治会 ボランティア NPO 等 自治 自治 自治 自治治会 ボラ ボラ ンテ ンテ ンテ ンテ ンテ ンテ ンテ ィア ィア ィア ィア ィア ィア ィア N NP NP NP NP NPO O O O O O O O O O O O O O O O O 自治会 ボランティア NPO 等 生活介護 共同生活介護 等 活介 同生 同生活介 活介 活介 介護老人保健施設 特定施設入居者 生活介護 認知症対応型 共同生活介護 等 病院 かかりつけ医 薬局 等 病院 病院 病院 病院 りつ りつ りつ りつ りつけ医 け医 かか かか かか りつ りつ りつ りつ りつけ医 け医 け医 け医 け医 け医 かか かか かか かか 薬局 病院 かかりつけ医 薬局 等 地域包括支援センター ケアマネジャー 地域 地域 地域 地域 地域 包括支援 セン セン セン センター ター ター ター ター ター ター 包括 包括 包括 包括支援 支援 支援 支援 支援 支援セン セン ケア ケア ケア ケア ケア ケア マネ マネ マネ マネ マネ マネジャ ジャ ジャ ジャ ジャ ジャ 地域包括支援センター ケアマネジャー 医療の提供 医療の提供 通院・入院 通院・入院 相談業務やサービスの コーディネートを 行います 相談業務やサービスの コーディネートを 行います 医療 住まい 生活支援・ 介護予防 介護 在宅系サービス 施設系サービス 訪問介護 通所介護 訪問看護 小規模多機能型 居宅介護 福祉用具 等 訪問 訪問介護 介護 介護 介護 訪問 訪問 訪問 介護 介護 介護 介護 介護 通所 介護 介護 介護 訪問 訪問 訪問看護 看護 看護 看護 小規 小規 小規 小規 模多 模多 模多 模多機能 機能 機能 機能 機能宅介 宅介 宅介 宅介 福祉 福祉 福祉 福祉 用具 用具 用具 訪問介護 通所介護 訪問看護 小規模多機能型 居宅介護 福祉用具 等 介護 サービスの提供 介護 サービスの提供 通所・入所 通所・入所 提供 提供 参加 参加 活動の場 等 活動 活動 活動 活動 活動 活動 の場 の場 の場 の場 の場 の場 活動 活動 活動 活動の場 等 地域包括ケアシステム実施のポイント 地域包括ケアシステムの構築に向けて 介護保険制度が変わります 広報 3/27 介護保険制度改正特集号 2 3 4 地域支援事業を充実します 総合事業がはじまります 第7期松戸市高齢者保健福祉計画・第6期松戸市 介護保険事業計画を策定しました 主な内容 2015 No.1509 発行/松戸市  編集/福祉長寿部 介護保険課・高齢者支援課 〒2718588 松戸市根本3875  0473667370  0473634008 http://www.city.matsudo.chiba.jp/

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Page 1: 介護保険制度が変わります...サービスの充実 地域支援事業を充実します。①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進

松戸市は、団塊の世代が75歳以上となる2025(平成37)年を見据え、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を目指します。 

地域包括ケアシステムは、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要な仕組みです。このシステムをはじめ、介護保険制度改正の主な内容を紹介

します。

地域包括ケアシステムのイメージ

サービスの充実●地域支援事業を充実します。①在宅医療・介護連携の推進②認知症施策の推進③地域ケア会議の推進④生活支援サービスの充実・強化※通所・訪問・宿泊等のサービスを組み合わせて利用できる小規模多機能型サービスや24時間対応の定期巡回サービスを含めた介護サービスの普及を推進します。

重点化・効率化●新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」がはじまります。※全国一律の予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が取り組む地域支援事業に移行します。※今後、既存の介護事業所による既存サービスに加え、NPO、民間企業、住民ボランティア、協同組合等による多様なサービスの提供ができるようになります。

●特別養護老人ホームの新規入所者を、原則、要介護3以上に限定します(既入所者は除きます)。

※要介護1・2でも一定の条件を満たす場合には入所可能です。

松戸市が中心となって、地域の支え合いの体制づくりを推進します。既存の介護サービス事業者による

サービス提供から、元気な高齢者をはじめ住民が担い手として積極的に参加する支援まで、地域の実情に応じてサービスの多様化を図り高齢者の多様なニーズに応えていきます。

● 自宅● サービス付き 高齢者向け住宅 等

●●●● ● ● ● 自宅自宅自宅自宅自宅自宅自宅●●● ●● ● ● サーサーサーサーサーサーサービスビスビスビスビスビス付付き付き付き付き付き付き

者者 けけ向け向け住宅宅住宅住宅 等等等等等 等   齢 向け向けけけ住住住

● 自宅● サービス付き 高齢者向け住宅 等

● 自治会● ボランティア● NPO 等

●●●● ● ●●●●●●● 自自自治自治自治自治会会会会会会治会●●● ● ●●●●●● ボボボボボラボラボラララランンンンテンンンテンテンテンテンテンテティアィアィアィアィアィアィア●● ● ● ●●●●●●●● NNPNPNPNPNPOOOOOOOOOOOOOOO O O O 等等等等等等

●●●●●●●●●

● 自治会● ボランティア● NPO 等

 生活介護●

 共同生活介護 等

●●●●●●●

●●●●●●●

●●●●●●●

生生生生生活介介介介護●●●●●●●

共共共共共共共 生同生生生同生活介活介活介護 等等等等等等等生 介介介介

● 介護老人保健施設● 特定施設入居者 生活介護● 認知症対応型 共同生活介護 等

● 病院● かかりつけ医● 薬局 等

●●●●● ●●●●●● 病病病病病病病病病病病病病病病院病院院院病病病院院病院病院●●●● ● ● かかかかかりつりつりつりつりつけ医け医かかかかかかかかかかかかかりつりつりつりつりつけけ医け医け医け医け医け医かかかかかかかかか●●●●●●● ●●● ● ● 局局局局薬局 等 等等等 等薬薬薬薬薬薬

● 病院● かかりつけ医● 薬局 等

地域包括支援センターケアマネジャー地域地域地域域地域地域包括包括支援 ンセンセンンンセンセンターターターターターターター域域域域域域包括包括括包括包括支援支援支援支援支援支援センセセンセセセセ地地地地地地地ケアケアケアケアケアケアアマネマネマネマネマネママネジャジャジャジャジャジャャーーーケケケケケケケ地域包括支援センターケアマネジャー

医療の提供医療の提供

通院・入院通院・入院

相談業務やサービスのコーディネートを行います

相談業務やサービスのコーディネートを行います

病気になったら

医療住まい

いつまでも元気に暮らすために生活支援・介護予防

介護が必要になったら

介護

在宅系サービス●●

施設系サービス● 訪問介護● 通所介護● 訪問看護● 小規模多機能型 居宅介護● 福祉用具 等

●●●●

●●●

●●●

 ●●●●

 

●●●●●●●●●●●●● 訪問訪問介護介介護介護介護訪訪訪訪訪問訪問訪問問介護介介護介護介護介護訪訪訪訪訪●●●●●● 通所所所介護介護介介護通通通通通●●●●●● 訪訪問訪問訪問看護看護看護看護訪訪●●●●●●●●●● 小小小規小規小規小規小 模多模多模多模多機能機能機能機能能機能型型型型型  宅介宅介宅介宅介介介護護●●●● 福祉福祉福祉福祉福 用具用具用具 等等等等 等 等 等●●●●

● 訪問介護● 通所介護● 訪問看護● 小規模多機能型 居宅介護● 福祉用具 等

介護サービスの提供介護サービスの提供

通所・入所通所・入所

提供提供参加参加● 活動の場 等●●●●●● ●●● 活動活動活動活動活動活動 場の場の場の場の場の場の場 等等等 等 等 等等活動活動活動 場場場場場 等等等等● 活動の場 等

地域包括ケアシステム実施のポイント

地域包括ケアシステムの構築に向けて介護保険制度が変わります

広報

3/27

介護保険制度改正特集号

23

4

●地域支援事業を充実します●総合事業がはじまります●第7期松戸市高齢者保健福祉計画・第6期松戸市 介護保険事業計画を策定しました

主な内容

2015 No.1509発行/松戸市 編集/福祉長寿部 介護保険課・高齢者支援課〒271-8588 松戸市根本387-5  047-366-7370  047-363-4008 http://www.city.matsudo.chiba.jp/☎

Page 2: 介護保険制度が変わります...サービスの充実 地域支援事業を充実します。①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進

●広報まつど 介護保険制度改正特集号 2015年(平成27年)3月27日

 高齢者の安心を支えるためには、医療は欠かすことができません。さらに住み慣れた地域で暮らし続けるために、医療と介護の連携を推進していきます。

 高齢者の生活支援・介護予防サービスの体制整備を推進するため、各地域の課題を把握し、地域資源の開発やネットワーク化について松戸市民や市内で働いている人たちと共に考えるため、協議体を設置します。

◇地域の医療・介護サービス資源の把握 医療・介護情報の統合マップを作成◇在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応の協議 現行の医療機関とあわせ、松戸市医師会、松戸歯科医師会および松戸市薬剤師会と介護事業所などとの協議、連携の場の設置◇在宅医療・介護連携に関する相談の受付など◇在宅医療・介護サービスなどの情報の共有支援◇在宅医療・介護関係者の研修◇24時間365日の在宅医療・介護サービス提供体制の構築 現行の在宅医療担当者の負担軽減を支援するため、情報共有・連携などを関係機関と協議◇地域住民への普及・啓発 等

+

在宅医療と介護の連携在宅医療と介護の連携 高齢化に伴い、認知症の症状がある人は年々増えており、今後もさらに増加することが見込まれます。 関係機関との連携、支援およびネットワークづくりを念頭に置き、認知症対策を推進していきます。

◇認知症予防教室の開催◇認知症サポーター養成講座の開催 認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、偏見を持たずに認知症の人や家族を温かい目で見守る地域の応援者◇認知症高齢者などの見守り活動の支援 ・「オレンジ声かけ隊」による「あんしん一声運動」 ・「オレンジ協力員(専門職と協力し実践活動を行う)」の登録 ・防災行政用無線を活用した徘徊高齢者の探索◇認知症研究会での検討 認知症対策の課題検討、事業効果の検証や評価の実施◇認知症ケアパスの作成 認知症の状況に応じた適切なサービス提供の流れを作成し、普及・啓発◇認知症初期集中支援チームの設置 認知症の人やその家族を早期に支援◇認知症地域支援推進員の養成・配置◇認知症チェッカーの導入 認知症の疑いがあるか、簡単に自己チェックができるシステムを市ホームページに導入◇介護者のつどいの開催 認知症の人を介護する家族の交流と相談の場として開催

「認知症になっても安心して暮らせる街♡まつど」を目指して「認知症になっても安心して暮らせる街♡まつど」を目指して

生活支援サービスの構築生活支援サービスの構築

地域包括ケアシステムの構築に向けて地域支援事業を実施します

協議体

在宅医療と介護連携体制のイメージ

認知症対策(認知症初期集中支援チーム・認知症地域支援推進員の役割)のイメージ

協議体構成イメージ

多様なサービス提供主体間の情報共有および連携・協働による資源開発を推進します。※協議体の設置後、生活支援コーディネーター(地域において、生活支援・介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネーター(主に資源開発やネットワーク構築の機能)を果たす役割を担う人)を配置していきます。

地域ケア会議個別事例の検討を通じて医療関係職種などを含めた多職種協働による地域包括ケアを行います。

多様な主体によるサービス提供

社会福祉協議会

介護サービス事業所

介護サービス訪問診療

訪問看護等訪問診療

一時入院(急変時の一時受け入れ)

市町村在宅医療・介護連携支援センター(仮称)(郡市区医師会等)

地域包括支援センター

在宅療養支援診療所等

在宅療養支援病院・診療所(有床診療所)等

訪問看護事業所、薬局等

患者・利用者

住民主体・町会、自治会・自治会単位のボランティア団体・高齢者支援連絡会 等

市への協力組織・団体・民生委員児童委員・市政協力委員 等

一般高齢者・はつらつクラブ(老人クラブ)・老人福祉センター

高齢者就労支援・シルバー人材センター

認知症対策・オレンジ声かけ隊 等

生きがいや学び・まつど生涯学習大学講座・千葉県生涯大学校 等

これから、多様なサービスの提供主体となりうる団体・NPO、民間企業、ボランティア 団体、社会福祉法人 等

高齢者の社会参加生活支援体制整備を推進するための協議体

提供 生生生生生生生活活活活支支支支支援援援援援体体体体体体制制制制整整整備備備をををを推推推推推推進進進すすすすするるるるるたたたたたたためめめめめめめのののののののすすすすすするるるるるたすすすすすするるるるるた協協協協協協議議議体体体体体体

生活支援体制整備を推進するための協議体

連携

関係機関の連携体制の構築支援

引き継ぎ後

後方支援、広域調整等の支援

●地域の医療・介護関係者による協議の開催●医療・介護関係機関の連携促進●在宅医療に関する人材育成や普及啓発 等

情報収集(本人の生活情報や家族の状況など)

アセスメント(認知機能障害、生活機能障害、行動・心理症状、家族の介護負担度、身体の様子の確認)

初回家庭訪問の実施(認知症への理解、専門的医療機関等の利用の説明、介護保険サービス利用の説明、本人・家族への心理的サポート)

チーム員会議の開催(アセスメント内容の確認、支援の方針・内容・頻度等の検討)

初期集中支援の実施(専門的医療機関等への受診勧奨、本人への助言、身体を整えるケア、生活環境の改善など)

訪問支援の対象者の把握

かかりつけ医 モニタリング

地域包括支援センター

認知症地域支援推進員

認知症初期集中支援チーム

本人 家族

近隣地域

連携保健師・看護師等

地域の実績に応じた認知症施策の構築(認知症施策や事業の企画調整等)

複数の専門職による個別の訪問支援(受診勧奨や本人・家族へのサポート等)

連携(情報提供・助言)

連携

連携(紹介)

連携(紹介)

連携(診断)

医療系職員(保健師等)

介護系職員(介護福祉士等)

専門医(委託可)

認知症疾患医療センター

+

都道府県・保健所

連携(診断)

厚生労働省資料を基に作成厚生労働省資料を基に作成

域ケ 会

Page 3: 介護保険制度が変わります...サービスの充実 地域支援事業を充実します。①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進

●広報まつど 介護保険制度改正特集号 2015年(平成27年)3月27日

 松戸市は4月から、現在の要支援1・要支援2の人が利用する介護予防給付のうち、訪問介護(ホームヘルプ)と通所介護(デイサービス)の2つのサービスを全国一律の基準に基づくサービスから、市が実施する新しい総合事業の訪問型サービスと通所型サービスへ移行します。

 サービスの利用にあたっては、基本チェックリストを実施する等の手続きが必要です。地域包括支援センター(一部居宅介護支援事業所)でケアプランを作成していただき、サービスを利用することになります。

サービスの利用の流れ

サービスを利用するには、     どうすればいいの?確認してみましょう

Q1A1

Q2A2

Q3A3

Q4A4

◇ よくあ る 質 問 ◇

介護予防給付の訪問介護と通所介護サービスのみを利用していた人は、要介護(要支援)認定を省略して、「介護予防・生活支援サービス事業対象者」とし、迅速なサービス利用が可能(基本チェックリストで判断)になります。(4月1日以降の新規申請、6月1日以降の更新申請から変更します)

介護予防給付の訪問介護と通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具貸与・購入、住宅改修、ショートステイ等)を利用していた人は、今まで通り介護保険の要介護(要支援)認定を受けてのサービス利用となります。介護予防ケアマネジメントに基づき、総合事業を組み合わせて利用できます。

介護予防・日常生活支援総合事業を実施すると何が変わるのですか?

要支援1・要支援2の人でホームヘルプ・デイサービスのみを利用している人の認定手続きが変更されます。認定審査を省略して基本チェックリストを実施することで、事業対象者となります。

事業対象者はどのようにサービスを利用するのですか?

地域包括支援センターの担当者やケアマネジャーとの相談を経て、身体状況に合ったケアプランを作成していただき、ケアプランに位置づけてサービスを利用することになります。

要介護1~5の人は何が変わりますか?

要介護認定の手続き等に変更はありません。身体状況に合わせて総合事業のサービス利用も可能です。ケアプランに位置づけて利用しますので、ケアマネジャーに相談してください。

高齢者の介護のこと等で困っています。どうすればよいですか?

まず、松戸市高齢者総合相談窓口、またはお住まいの地域を担当する地域包括支援センターにご連絡ください。状況をお伺いし、今後の手続きを説明します。

現在、介護予防(要支援1・要支援2)サービスを利用していますか。

高 齢 者

市、地域包括支援センターで相談

地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施

訪問看護、福祉用具貸与・購入、住宅改修、ショートステイ 等全国一律の人員基準、運営基準に

基づくサービス

介護予防・生活支援サービス事業①訪問型・通所型サービス②その他生活支援サービス

一般介護予防事業(全ての高齢者を対象とした地域主体の集いの場や体操教室 等)

基本チェックリストなどで判断

介護予防給付

総合事業

要支援者

+

+ +

(元気)高齢者介護予防・生活支援サービス事業対象者

明らかな要支援認定必要者および予防給付受給希望者

非該当

明らかな要支援認定および介護予防・生活支援サービスの対象外

新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」がはじまります

 特別養護老人ホームは、在宅生活が困難な中重度の要介護高齢者を支える施設として見直しとなります。新たに入所できる人は、原則、要介護3以上の人です。なお、要介護1や2の人であっても、在宅での日常生活が困難なことについてやむを得ない事情があると認められる場合には、特例入所が可能となります。

特別養護老人ホームの重点化 ~平成27年4月から~

入所までの流れ

施設への入所申し込み

要介護3~5の人 要介護1・2の特例入所の人

入所判定委員会による合議

入所決定

※「介護の必要の程度」や「家族の状況」等を勘案し、入所者を決定(従前と同様)

従前通りの取り扱い

心身の状況や置かれている環境等の事情に照らして、在宅において日常生活を営むことが困難なことについてやむを得ない事由があると認められることが必要

※1

※1

※2

※2

認定審査

いいえ は い

いいえは い

いいえ は い

お住まいの地域を担当する地域包括支援センター、または高齢者あんしん100番(松戸市高齢者総合相談窓口)へ連絡してください(4面参照)。

要介護・要支援認定の申請をしてください。

訪問看護、福祉用具、通所リハビリテーション(デイケア)、医師等による居宅療養管理指導(往診・訪問診療)などを利用している、または利用したいと思っている。

訪問介護(ホームヘルプ)・通所介護(デイサービス)のみを利用している、または利用したいと思っている。

特例入所要件

①認知症であって、日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られること。②知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られること。

③家族等による深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の確保が困難な状態であること。

④単身世帯である、同居家族が高齢又は病弱である等により、家族等による支援が期待できず、かつ、地域での介護サービスや生活支援の供給が不十分であること。

第1号被保険者(65歳以上)で要介護1~5の人と第2号被保険者(40歳~64歳)で16の特定疾病により介護が必要になった人の要介護(要支援)認定やサービスの利用は従来と同様です。

Page 4: 介護保険制度が変わります...サービスの充実 地域支援事業を充実します。①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進

●広報まつど 介護保険制度改正特集号 2015年(平成27年)3月27日

(第7期松戸市高齢者保健福祉計画・第6期松戸市介護保険事業計画)(第7期松戸市高齢者保健福祉計画 第6期松戸市介護保険事業計画)

◆いきいき安心プランⅤまつどを策定しましたファイブ

地域包括支援センターは、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して暮らし続けることができるように、必要な援助・支援を

行う地域の総合相談窓口です。主任ケアマネジャー・社会福祉士・保健師等が、皆さんの生活を支える役割を担っています。

担当の地域包括支援センターが決まっています

松戸市地域包括支援センター担当地域図松戸市地域包括支援センター担当地域図松戸市地域包括支援センター担当地域図 P※  は駐車場がある施設です。

馬橋

東武野田線

小金城趾

6

6

464464

北松戸

281

281 281

大町

元山

くぬぎ山

松飛台

東松戸

常盤平21世紀の森と広場

新京成線

JR武蔵野線

新八柱

みのり台

馬橋

南流山

松戸新田上本郷

秋山秋山

北総線

矢切北国分

北小金

八柱

五香

松戸

JR常磐線

新松戸

298

六実

流鉄流山線

流鉄流山線

7

4

1

6

五香松飛台

新松戸

小金

小金原

常盤平常盤平

明第2

明第1

東部

本庁・矢切

六実六高台

幸谷 10

2 11

3

9

5

地域の相談窓口「地域包括支援センター」を利用しましょう

■ 松戸市介護保険コールセンター

  :

受付時間:

047-366-6001平日 9時~17時

☎   :

受付時間:

■ 高齢者あんしん100番

047-366-1100平日9時~17時

お問い合わせ

①全国的にも2025(平成37)年には、団塊の世代がすべて75歳(後期高齢者)に到達し、高齢化がピークを迎える②平成27年度から介護保険制度が大幅改正される

5.計画策定の背景5.計画策定の背景

①重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される『地域包括ケアシステム』を構築②自助・互助・共助・公助が役割を担い連携することにより、知識・技術の普及とネットワーク(連携)化を拡充、強化

6.計画が目指す将来像(ビジョン)6.計画が目指す将来像(ビジョン)

概 要概 要

2025(平成37)年を見据えた社会情勢の推計および目標設定のもと、松戸市基本構想の実現を目指す

1.計画策定の趣旨1.計画策定の趣旨

今回の介護保険制度改正、松戸市における高齢化の進展や介護保険の認定状況等を踏まえ策定しました。今回の介護保険制度改正、松戸市における高齢化の進展や介護保険の認定状況等を踏まえ策定しました。

「松戸市総合計画」で位置付けられている保健、医療および福祉部門の計画の一つ

2.計画の位置付け2.計画の位置付け

● 老人福祉法第20条の8 ● 介護保険法第117条

3.計画策定の法的根拠3.計画策定の法的根拠

①平成27年度から平成29年度までの3年間

4.計画期間4.計画期間

②「介護保険事業計画」については、団塊の世代が後期高齢者となる2025(平成37)年度のサービス水準、給付費や保険料水準なども推計

5 常盤平地域包括支援センター常盤平7の5の2

○新京成常盤平駅 南口下車、 徒歩約12分○新京成五香駅 西口下車、 徒歩約12分

交 通

常盤平支所

五香駅

常盤平駅

西口

南口

金ケ作公園

しらかし公園

常盤平支所

常盤平中央病院常盤平中央病院

常盤平二小

けやき通り えんじゅ通り

常盤平さくら通り

☎FAX330 ‒ 6150330 ‒ 6260

P

常盤平地域包括支援センター

8 小金地域包括支援センター大谷口133の1大倉記念病院内

JR北小金駅北口下車、徒歩約10分

小金地域包括

支援センター

交 通

至新松戸駅←

北小金駅

まてばしい通り

+大倉記念病院大倉記念病院

大勝院卍☎

FAX374 ‒ 5221349 ‒ 0560

P

北口

9

笹塚交 通

JR北小金駅南口から新京成バス小金原団地循環「笹塚」下車、徒歩約5分

小金原地域包括支援センター栗ケ沢789の22

栗ケ沢公園

笹塚

57+

旭神経内科リハビリテーション病院

旭神経内科リハビリテーション病院

栗ケ沢中

栗ケ沢小あめりかふう通りやえざくら

通り

☎FAX383 ‒ 3111385 ‒ 3071

P

小金原地域包括支援センター

2

流山街道

流山街道

明第2地域包括支援センター栄町西3の991の15

明第2地域包括支援センター交 通

文 日本大学松戸歯学部日本大学松戸歯学部

グラウンド 日大歯科病院日大歯科病院

至松戸↓

西4丁目西4丁目

栄町西

六間川

☎FAX382 ‒ 5707382 ‒ 5727

P

JR松戸駅西口から京成バス馬橋駅・南流山駅・江戸川台駅行き「西4丁目」バス停下車、徒歩約4分

11馬橋地域包括支援センター中和倉130第1コーポオンダ 103号☎FAX374‒ 5533374‒ 5501

交 通

JR馬橋駅東口下車、徒歩約10分

馬橋地域包括支援センター

JR常磐線

JR常磐線

6

199馬橋駅馬橋駅

中和倉幼稚園中和倉幼稚園

東口東口

八ヶ崎

中根立体入口

中根寺中根寺卍

3 本庁・矢切地域包括支援センター松戸1292の1シティハイツ1階

JR松戸駅東口下車、徒歩約5分

本庁・矢切地域包括支援センター

交 通

新東京クリニック分院新東京クリニック分院

38

ハローワーク文化ホールハローワーク文化ホール

松戸中央公園

東口東口

西口

至北松戸↑

松戸駅

スーパー

コンビニコンビニ

☎FAX363 ‒ 6823710 ‒ 7198

1 明第1地域包括支援センター松戸新田573の2 ニューコーポ稔台1階

新京成みのり台駅下車、徒歩約2分

明第1地域包括

支援センター

交 通

←至松戸

みのり台駅みのり台駅

稔台市民センター図書館稔台市民センター図書館

スーパースーパー

出入口出入口

☎FAX700 ‒ 5881700 ‒ 5567

281

P

7

火の見下

六実六高台地域包括支援センター六高台2の6の5 リバティベル105

交 通

○東武野田線六実駅下車、 徒歩約17分○新京成五香駅東口から ちばレインボーバス クリーンセンター経由・ 六実駅行き「元木戸」 下車、徒歩約6分

東武野田線

281+

レンタルショップレンタルショップ

ファッションセンターファッションセンター

五香病院五香病院

GSGS

GSGS

高木第二小高木第二小

特別養護老人ホーム特別養護老人ホーム

六実支所

六実消防署六実消防署

六実二小

元木戸 六実小

☎FAX383 ‒ 0100383 ‒ 2288

至柏↑

至船橋↓

P

六実六高台地域包括支援センター

六実駅

6

松飛台入口

五香松飛台地域

包括支援センター

交 通

五香松飛台地域包括支援センター五香西2の35の8 斉藤ビル1階

○新京成五香駅西口下車、 徒歩約10分○新京成五香駅西口から 新京成バス紙敷車庫・ 松飛台駅行き「松飛台入口」下車、 徒歩約1分

五香駅

西口西口

松戸四中

五香公園至元山駅→至元山駅→

281

57

松飛台入口

☎FAX385 ‒ 3957385 ‒ 3958

P4 東部地域包括支援センター紙敷1186の8 第二南花園内

JR東松戸駅・北総線東松戸駅下車、徒歩約13分

東部地域包括支援センター交 通

JR武蔵野線

JR武蔵野線

もえぎの風公園

松戸南高松戸南高

松戸五中

廣龍寺廣龍寺卍

☎FAX330 ‒ 8866330 ‒ 8867

北総線

北総線

東松戸駅

P

至秋山駅

10

新松戸一

JR新松戸駅下車、徒歩約5分

新松戸地域包括支援センター

新松戸地域包括

支援センター

新松戸1の414大清堂ビル1階

交 通〒

JR常磐線

流鉄流山線

流鉄流山線

幸谷駅

新松戸駅

JR武蔵野線

JR武蔵野線

新松戸中央総合病院

松戸年金事務所

新松戸第一公園☎

FAX346 ‒ 2500346 ‒ 2514

至北小金↑

P

※お近くの地域包括支援センターに お問い合せください。

(介護保険制度改正について) (松戸市高齢者総合相談窓口)

(平成27年4月15日から開設)