高速!web アクセス分析ツール urchin 5 · - 3 - 高速 web...
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目次
1. インストール ........................................... 4
1-1インストール概要 .......................................................................................................4
1-2 Windowsへのインストール ........................................................................................5
1-3 UNIXタイプの OSへのインストール.........................................................................9
2. ライセンス登録 ........................................ 10
2-1 購入したライセンスの登録 ...................................................................................... 11
2-2 デモライセンスの取得 .............................................................................................16
3. Urchin のセットアップ ................................. 21
4. プロファイルの作成 .................................... 23
5. レポートの表示 ........................................ 30
6. UTM(Urchin Tracking Module)の導入方法 ............... 32
6-1 IIS への UTM の導入方法 ........................................................................................33
6-2 Apache への UTM の導入方法.................................................................................36
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高速 Web アクセス分析ツール「Urchin 5」をお買い上げいただき、ありがとうございます。
本書では Urchin のインストール手順、ライセンスの登録方法、デモライセンスの取得方法、セットアップの手順、プロファイルの作成手順、レポートの表示手順、UTM の導入方法について説明します。 注意:
Urchin をインストールすると、レポート閲覧用のウェブ サーバー(Apache1.3.17)がインストールされます。レポート提供のためのポート番号は、デフォルトで 9999となっていますがインストール時に変更可能です。すでに他のウェブ サーバー プログラムがインストールされていても、問題ありません。 本書のブラウザ画面では Windows 版の Internet Explorer を使用していますが、別のOS、または別のブラウザでも基本的な操作は同じです。
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1. インストール
Urchin のインストール手順について説明します。 1-1インストール概要
Urchin5 のインストールはすべてのプラットフォーム上で非常に単純化されており、インストールも数分で完了します。プラットフォームごとのインストール手順については以下
の説明を参照してください。 このクイックスタートガイドは Urchin を初めてインストールする方を対象に書かれていることにご注意ください。 すべてのインストール作業で、インストールが完了した後に、構成を行うため Urchin 管理者インターフェイスにログインする必要があります。 初期のユーザー名とパスワードは次の通りです: ユーザー名: admin パスワード: urchin
1回目のセットアップ ウィザード実行中にパスワードを変更してください。
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1-2 Windows へのインストール
1. setup.exe をダブルクリックします。 ウィザードが起動します。[次へ]をクリックしてください。
2. [使用許諾契約書]が表示されます。 内容をよくお読みになり、同意される場合は[はい]をクリックしてください。 インストールが続行されます。
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3. [インストール先の選択]が表示されます。 インストール先を変更する場合は、[参照]ボタンをクリックして任意のフォルダを選択してください。 [次へ]をクリックしてください。
4. ウェブ サーバーのポート番号入力の画面が表示されます。デフォルトでは、ポート番号に「9999」が使用されます。 必要な場合にはポート番号を変更し、[次へ]をクリックしてください。
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5. 確認の画面が表示されます。 内容を確認し、問題が無ければ[次へ]をクリックしてください。変更する場合には[戻る]をクリックしてください。
6.Urchin のインストールが開始されます。インストールが終了すると次の画面が表示されます。 [完了]をクリックしてください。
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1-3 UNIXタイプのオペレーティングシステムへのインストール
1. Urchin をインストールしようとしているプラットフォームに最も近いタイプのオペレーティングシステムのインストーラを選択してください。 インストーラの名前は Urchin のバージョン番号とオペレーティングシステムのタイプを含んでいます。(例: urchin5000_freebsd4x.sh, rchin5000_redhat9.tar.gz) 2. 必要な場合には、 Urchin をインストールしようとしているシステム上に、インストールのための一時的なロケーションを作成し、インストーラをアップロードしてください。 3. 直接システムコンソールからインストールを実行していない場合、システムに telnet (使用可能であれば ssh)で接続し、インストーラが置かれているディレクトリに移動します。 4. インストーラは .sh か .tar.gz の拡張子を持っています。インストーラのタイプによって以下のうちの1つを実行してください:
シェルアーカイブ(例: urchin5000_freebsd4x.sh)では、ファイルへのパスをタイプするだけです: ./urchin5000_freebsd4x.sh ”Permission Denied” が表示された場合は次のコマンドを試してください。 sh ./urchin5000_freebsd4x.sh
これによりインストーラキットを構成する多くのファイルが解凍されます。
tar.gz イメージ(例えば urchin5000_redhat9.tar.gz) では、コマンドを使用してインストールに使用するファイルを解凍・復元します: gunzip urchin5000_redhat9.tar.gz tar xf urchin5000_redhat9.tar
5. マンドラインからインストール用のスクリプトを入力し実行します:
./install.sh 6. 画面の指示に従ってください。必要な場合にスクリプトから入力が要求されます。 インストール前に、 Urchin インストール用のディレクトリとウェブサーバ用のポート番号をご用意ください。
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2. ライセンス登録
ライセンス登録はインターネット経由で行います。インターネットに接続できることを確
認してください。 購入済みのライセンスを登録する場合は、「2-1 購入したライセンスの登録」を実行します。 デモライセンスを取得する場合は、「2-2 デモライセンスの取得」を実行します。
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2-1 購入したライセンスの登録
1. ブラウザから http://hostname:port_number を入力してください。(hostname は Urchin を
インストールしたシステム名、port_number はウェブ サーバ用のポート番号です)
2. 次の画面が表示されます。ユーザー名とパスワードを入力してください。デフォルトでは、ユーザー名は “admin”、パスワードは “urchin” となっています。
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6. [カスタマー情報]の画面が表示されます。以下のお客様の情報を入力してください。(画面例とは表示の順序などが異なっています。) 必要な情報を入力したら、画面下部にある[登録]をクリックしてください。
お名前(全角) フリガナ(全角カタカナ) 会社名 住所 都道府県 郵便番号 国 ウェブサイト 電話番号 電子メール
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2-2 デモライセンスの取得
注意:デモライセンスの有効期間は 15日間です。 1. ブラウザから http://hostname:port_number を入力してください。(hostname は Urchin を
インストールしたシステム名、port_number はウェブ サーバ用のポート番号です)
2. 次の画面が表示されます。ユーザー名とパスワードを入力してください。デフォルトでは、ユーザー名は “admin”、パスワードは “urchin” となっています。
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7. 次の画面が表示されます。以下のお客様の情報を入力してください。(画面例とは表示の順序などが異なっています。)
お名前(全角) フリガナ(全角カタカナ) 会社名 住所 都道府県 郵便番号 国 ウェブサイト 電話番号 電子メール
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8. 必要な情報を入力したら、画面下部にある[デモ取得]をクリックしてください。
9. [ライセンスインストールにはこれをクリックしてください]をクリックしてください。デモライセンスがインストールされます。
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3. Urchin のセットアップ
Urchin のセットアップ手順について説明します。 1. [継続]をクリックしてください。
2. 次の画面が表示されます。この画面では管理者設定を行います。 データセンタモードを使用しない場合でも、オンにすることをお勧めします。 設定したら、[次へ]をクリックしてください。
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3. 次の画面が表示されます。この画面では管理ユーザーのパスワード設定を行います。 (デフォルトでは urchinです) 設定したら、[次へ]をクリックしてください。
4. [完了]をクリックしてください。
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4. プロファイルの作成
Urchin のプロファイル作成の手順について説明します。 1. [追加]をクリックしてください。
2. プロファイル情報を入力します。 「プロファイル名」に任意のプロファイル名を入力し、「プロファイルの種類」から Standard Website(通常のウェブ形式の場合)または E-commerce Website(Eコマースのログの処理を行う場合)のどちらかを選択します。 [次へ]をクリックしてください。
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3. 一般設定を行います。 「ウェブサイト URL」と「デフォルトページ」を入力してください。ウェブサイト URL以外の URLがあれば、「サイトドメイン」にも入力してください。また、UTMのインストールを行うかを指定します。 UTM をインストールする場合は、UTM インストールにチェックを入れ、UTM ドメインを入力してください。 [次へ]をクリックしてください。
4. ログソースを指定します。 [追加]をクリックしてください。
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5. ログソース追加オプションを指定します。
「ローカルログソースを追加」:現在使用しているマシンにログファイルがある
場合に使用します。 「リモートログソースを追加」:リモートのマシンにログファイルがある場合に
使用します。 「既存のログソースの選択」: Urchin システムにすでに割り当てられている
ログソースを使用する場合に選択します。
Urchin のインストールされているマシンからログソースを選択するには、「ローカルログソースの追加」を選択し、「次へ」をクリックしてください。
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11. これでログファイルが追加されました。 [完了]をクリックしてください。
12. 以上でプロファイルの構成が完了しました。引き続いてスケジュールは作成しないので、[後でスケジューリング]をクリックしてください。
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6. UTM(Urchin Tracking Module)の導入方法
UTMの導入方法について説明します。 UTM を使用することでより正確な訪問者情報を提供します。Javascript を HTML に組み込むことで、ウェブブラウザのキャッシュからの表示もページビューとしてカウント可
能です。
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6-1 IIS への UTM の導入方法
1. HTTP サーバーのドキュメント ルートに、次の UTM ファイルをコピーします。 __utm.gif __utm.js これらのファイルは、 [urchin 5 のインストール ディレクトリ]/util/utm/ 中に含まれています。
2. IIS サーバーの設定で、Cookie を有効にします。 (1) 次の画面から[規定の Web サイト]を右クリックし、そこからプロパティをクリックします。
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(2)[プロパティ]をクリックします。
(3) Cookie にチェックを入れます。
3. UTM 追跡を行いたい各 HTML ページに、次の行を一行追加します。 <script src=”/__utm.js”></script>
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6-2 Apache への UTM の導入方法
1. HTTP サーバーのドキュメントルートに、次の UTM ファイルをコピーします。 __utm.gif __utm.js これらのファイルは、 [urchin 5 のインストールディレクトリ]/util/utm/ 中に含まれています。
2. HTTP サーバーのWeb サイトの設定で、Cookie を有効にします。
Cookie が有効になっていない場合、httpd.conf の LogFormat の行に次の構文を追加してください。 ¥"%{Cookie}i¥"
3. UTM 追跡を行いたい各 HTML ページに、次の行を一行追加します。
<script src=”/__utm.js”></script>