函館観光情報の有効活用のための web api...

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プロジェクト報告書(最終) Project Final Report 提出日(Date) 2013/01/16 函館観光情報の有効活用のための Web API とアプリの開発 Development of Web API and the Application for Effective Utilization of the Hakodate Tourism Information b1010209 山田亜美 Ami Yamada 1. はじめに 函館市には,函館山からの夜景や古くからある伝統的な 建造物など,函館市ならではの観光スポットが多く存在す る.それらの観光スポットに関する情報は Web サイト,ア プリケーション,小冊子など様々な媒体で発信されている. しかし,このように様々な媒体で観光情報を発信している にも関わらず,観光客に伝わらないまま埋もれてしまって いる観光資源が多く存在する. 2. 課題の設定と到達目標 そこで,本プロジェクトでは様々な IT を用いて,埋もれ てしまっている観光資源を観光客に伝えるアプリケーショ ンや,それらの観光情報を簡単に利用できる仕組みを開発 することで,観光客の満足度が高まりリピーターが増え, 函館観光の活性化に繋がると考えた.本プロジェクトでは Web API グループ,アプリグループ,AR グループの 3 つの グループに分かれて活動を進めた.各グループの課題の設 定と到達目標は以下の通りである. 2.1.Web API グループの課題と到達目標 函館市には,市が運営している公式観光情報サイト“は こぶら”[1]がある.“はこぶら”に掲載されている情報は 市民の口コミや取材による裏づけがあり,函館市の貴重な 観光情報源である.しかし,“はこぶら”に蓄積された情 報はWeb上で公開されているのみであり,スマートフォンや Webアプリケーションから活用できるような形では提供さ れていない. そこで,Web APIグループでは“はこぶら”に蓄積された 質の高い観光スポット情報を,スマートフォンやWeb アプ リケーションから活用できるような形で提供するための Web APIの開発を到達目標とした.Web APIとは,Webアプリ ケーションなどの開発を効率的に行うための技術である. Web APIを使うことで,観光サービス提供者は必要な情報や 機能を,より短期間,低コストで利用できるようになる. Web APIグループで開発する“はこぶら”のWeb APIのこと を“はこぶらAPI”と命名し,観光サービス提供者がURLで リクエストを送ると,観光情報を観光サービス提供者が開 発しやすい形式であるXML形式のデータを取得することが できる仕組みを開発する. 2.2.アプリグループの課題と到達目標 観光 Web サイトの課題として観光中に使用しにくいとい う点が挙げられる.Web サイトの多くは PC で閲覧すること を想定しており,スマートフォンやタブレット端末からア クセスすると文字や画像が見にくいなどの問題がある.ま た,近年ではグルメ情報レビューサイト上で,特定の飲食 店から金銭を受け取り,その飲食店に対して好意的な評価 の書き込みを行う口コミ代行業者が存在することがわかり 問題となった.そのため多くの情報の中から信頼される情 報を得ることが重要視されている. そこで観光客の満足度を向上させるために,Web API グ ループが開発する“はこぶら API”を利用し,信頼度の高 い観光情報を取得できる iPhone アプリの開発を到達目標 とした.また,函館の魅力を伝える情報源として“函館ま ちあるきマップ”を利用する.“函館まちあるきマップ”と は紙媒体で配布されている様々なテーマに沿ったルートが 掲載された地図で,このルートを歩くことで函館の魅力を 観光客に伝えるものとなっている.しかしルート上にはな いその他の観光スポットの情報が掲載されていないため, そこに“はこぶら”の情報と組み合わせることで情報量が 少ないという問題を解決する. 2.3.AR グループの課題と到達目標 函館を訪れる観光客が減少している現状から,観光客を 増やすこと,およびリピーターを増やすことが,函館観光 を活性化させることにつながると考えた.その中でも 20 代

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プロジェクト報告書(最終) Project Final Report 提出日(Date) 2013/01/16

函館観光情報の有効活用のための Web APIとアプリの開発 Development of Web API and the Application for Effective Utilization of the

Hakodate Tourism Information b1010209 山田亜美 Ami Yamada

1. はじめに 函館市には,函館山からの夜景や古くからある伝統的な

建造物など,函館市ならではの観光スポットが多く存在す

る.それらの観光スポットに関する情報は Web サイト,ア

プリケーション,小冊子など様々な媒体で発信されている.

しかし,このように様々な媒体で観光情報を発信している

にも関わらず,観光客に伝わらないまま埋もれてしまって

いる観光資源が多く存在する.

2. 課題の設定と到達目標 そこで,本プロジェクトでは様々な IT を用いて,埋もれ

てしまっている観光資源を観光客に伝えるアプリケーショ

ンや,それらの観光情報を簡単に利用できる仕組みを開発

することで,観光客の満足度が高まりリピーターが増え,

函館観光の活性化に繋がると考えた.本プロジェクトでは

Web API グループ,アプリグループ,AR グループの 3 つの

グループに分かれて活動を進めた.各グループの課題の設

定と到達目標は以下の通りである.

2.1.Web API グループの課題と到達目標

函館市には,市が運営している公式観光情報サイト“は

こぶら”[1]がある.“はこぶら”に掲載されている情報は

市民の口コミや取材による裏づけがあり,函館市の貴重な

観光情報源である.しかし,“はこぶら”に蓄積された情

報はWeb上で公開されているのみであり,スマートフォンや

Webアプリケーションから活用できるような形では提供さ

れていない.

そこで,Web APIグループでは“はこぶら”に蓄積された

質の高い観光スポット情報を,スマートフォンやWeb アプ

リケーションから活用できるような形で提供するための

Web APIの開発を到達目標とした.Web APIとは,Webアプリ

ケーションなどの開発を効率的に行うための技術である.

Web APIを使うことで,観光サービス提供者は必要な情報や

機能を,より短期間,低コストで利用できるようになる.

Web APIグループで開発する“はこぶら”のWeb APIのこと

を“はこぶらAPI”と命名し,観光サービス提供者がURLで

リクエストを送ると,観光情報を観光サービス提供者が開

発しやすい形式であるXML形式のデータを取得することが

できる仕組みを開発する.

2.2.アプリグループの課題と到達目標

観光 Web サイトの課題として観光中に使用しにくいとい

う点が挙げられる.Web サイトの多くは PC で閲覧すること

を想定しており,スマートフォンやタブレット端末からア

クセスすると文字や画像が見にくいなどの問題がある.ま

た,近年ではグルメ情報レビューサイト上で,特定の飲食

店から金銭を受け取り,その飲食店に対して好意的な評価

の書き込みを行う口コミ代行業者が存在することがわかり

問題となった.そのため多くの情報の中から信頼される情

報を得ることが重要視されている.

そこで観光客の満足度を向上させるために,Web API グ

ループが開発する“はこぶら API”を利用し,信頼度の高

い観光情報を取得できる iPhone アプリの開発を到達目標

とした.また,函館の魅力を伝える情報源として“函館ま

ちあるきマップ”を利用する.“函館まちあるきマップ”と

は紙媒体で配布されている様々なテーマに沿ったルートが

掲載された地図で,このルートを歩くことで函館の魅力を

観光客に伝えるものとなっている.しかしルート上にはな

いその他の観光スポットの情報が掲載されていないため,

そこに“はこぶら”の情報と組み合わせることで情報量が

少ないという問題を解決する.

2.3.AR グループの課題と到達目標

函館を訪れる観光客が減少している現状から,観光客を

増やすこと,およびリピーターを増やすことが,函館観光

を活性化させることにつながると考えた.その中でも 20 代

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以下の年代の観光客が少ない点に着目した.図 1 より函館

を訪れる観光客は若年層よりも中高年,高齢の観光客が多

いということがわかる.このことに着目し,若い世代が楽

しいと感じる付加価値を加えた観光を提案することで,函

館観光の活性化を促すことができると考えた.

若い人たちが函館を訪れない理由を挙げ,それを解決す

る手段について検討した. グループ内で話し合いを行った

結果,今回は「函館に魅力を感じない」という点に着目し,

AR の技術を用いて 10 代,20 代の年代の人々に向けた観光

ツアーを企画・制作することを到達目標とした.AR とは,

端末を通して目の前の風景に情報を付加する技術で,拡張

現実と訳されるものである.この技術を用いることで,函

館観光の新たな見せ方を提供し,一度訪れただけではわか

らないような函館の魅力を伝えることとした.

3. 課題解決のプロセスとその結果 3.1.Web API グループ

“はこぶら API”の開発では,仕様検討,設計,実装,

テストを行った.Web API の仕様検討では,“はこぶら API”

を利用するユーザとして,本プロジェクトのアプリグルー

プが観光アプリを開発する際に必要とする機能を,優先度

の高い順に開発を進めることに決定した.グループメンバ

全員とアプリグループメンバで議論を行い,そこで決定し

た仕様を満たすようなデータベースの設計と Web API のイ

ンターフェースの設計を行った.

開発を進める際,サーバ班,スクレイピング班,インタ

ーフェース班の 3 つの班に分かれて活動を進めた.図 2 の

ように“はこぶら”から情報を取得し,それを“はこぶら

API ”のサーバに蓄積し,観光サービス提供者からのリク

エストに合わせた情報を XML 形式のデータで提供する.こ

のようなシステムを構築する.

サーバ班では Web API サーバの構築では既存のサーバを

使 用 し て 構築を行

った.そして提供する観光情報を最新に

保つために cron を使って自動的に“はこぶら”から観光情

報を取得する仕組みを作成した.cron とはコマンドの定時

実行のスケジュール管理を行うために用いられる機能のこ

とである.cron の実行されるタイミングは,“はこぶら”

のサーバの負荷や,“はこぶら API”の利用者が少ないと想

定される時間,また,“はこぶら”サイトの情報更新の頻度

から,毎月 1日の午前 3時とした.

スクレイピング班では“はこぶら”に掲載されている観

光スポット情報をスクレイピングしてデータベースに蓄積

した.スクレイピングとは,HTML で記述された Web ページ

を解析して必要な情報だけを取得する技術である.“はこぶ

ら”の Web ページの HTML 構造の規則性を基に,Ruby とい

うプログラミング言語を用いてスクレイピングを行った.

作成したプログラムは全部で 4 つあり,そのプログラムを

順番に動かすことで“はこぶら”の情報をデータベースに

蓄積することが可能となった.

インターフェース班ではアプリケーションからの URL に

よるリクエストに対して XML 形式のデータで結果を返す仕

組みを作成した.この開発には PHP というプログラミング

言語の Web アプリケーションフレームワークである

CakePHP を用いた.これを用いて,以下の検索機能を持っ

た“はこぶら API”を実装した.

1.表示件数制限機能

“はこぶら API”で提供する観光スポット情報の件数を

変更できる機能である.

2.周辺検索機能

自分の現在位置の緯度・経度から半径数百 m 以内にある

観光スポット情報のみ提供する機能である.

3.スポット検索機能

図 2 Web API 化の方法

図 1 函館を訪れる観光客の年齢構成

出典)平成 23 年度 観光アンケート調査の結果 函館市観光コンベンション部観光振興課

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ユーザが指定したスポット ID からその値と一致した観

光スポット情報のみを提供する機能である.

4.カテゴリ検索機能

“はこぶら”内のラーメンや海鮮丼などの特定のカテゴ

リに該当している観光スポット情報のみを提供する機能で

ある.

5.フリーワード検索機能

スポット名,スポットかな,カテゴリ名,住所,エリア

名の中に検索した言葉が含まれている観光スポット情報の

みを提供する機能である.

3.2.アプリグループ

まず,“はこぶら”と“函館まちあるきマップ”の観光情

報を活用した iPhone アプリの機能を検討した.紙媒体の問

題を解決するべく“函館まちあるきマップ”に現在地情報

と“はこぶら”のスポット情報を付加した機能を考えた.

さらにカテゴリ検索機能とキーワード検索機能といった

“はこぶら”の観光スポット情報を検索できる機能や,SNS

と連携し情報を発信,共有できる機能を作成することを考

えた.

次にアプリの画面遷移図を作成し,Xcode を用いて

iPhone アプリの実装を行った.最初のメニュー画面からま

ちあるきマップを選択することでまちあるきマップの機能

を使える流れとした.コース選択画面が表示され,全 22 コ

ースの中から観光したいコースを選択する.コースを選択

すると地図画面が表示され,コースに属する観光スポット

と現在地を示すピンが立つ.観光スポットのピンを選択す

ることで吹き出しが表示され,スポット名と概要を見る事

ができる.吹き出しの中に配置されている矢印のボタンを

押すと,そのスポットの詳細情報画面が表示される(図 3).

スポットの名前や概要,詳細画面に表示する情報は“はこ

ぶら API”から取得した.これにより iPhone の画面から Web

サイトの“はこぶら”を閲覧するよりも文字や画像が見や

すくなるため,観光中の情報取得の手助けをすることがで

きる.

最後に, 周辺検索

機能の実装 を行い,現

在地周辺の観光スポットを表示できるようにした.実装す

る際は Web API グループと“はこぶら API”の仕様につい

て検討し,周辺検索機能を開発してもらい,iPhone の GPS

で取得した位置情報から現在地周辺のスポットを検索でき

るようにした(図 4).これにより“函館まちあるきマップ”

に掲載されている観光スポット以外の観光スポットも,

iPhone から手軽に閲覧することができる.

3.3.AR グループ

AR を用いた函館観光ツアー実施のためのツアーコース

およびストーリーを決定しコンテンツを制作した.コンテ

ンツ制作には PHP を使用し,データベース MySQL を連携さ

せた動的なコンテンツ「AR 函館観光ツアー元町散策編」が

完成した.AR コンテンツを作成し,それを見るための AR

アプリケーションとして“junaio”を使用した.ARアプリ

ーションとはスマートフォンにインストールすることによ

って AR を見ることができるもので,数多くの種類がある.

junaio はその AR アプリケーションのひとつで位置情報と

画像認識を使った AR コンテンツを開発することも可能で

ある.

コンテンツの内容は,グループ内で検討した結果,観光

地の説明などの文字情報を数多く組み込むことや,有名な

観光名所の夜景を組み込んだものとした.函館の古写真や

別の時間の景色などの観光資源を提示し,再度函館に来た

いと思わせるコンテンツを制作した(図 5).

図 4 周辺検索を使った地図画面

図 3 観光スポットの詳細画面

図 5 制作した AR コンテンツ

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そしてその制作したコンテンツを用いて実際に函館観光

ツアーを行い,アンケート調査による効果の検証を行った.

函館観光ツアーは,10 代,20 代の人を対象とし元町周辺

で 10 月と 11 月の 2 日で行った.コンテンツはそれぞれの

観光名所ごとに制作した.10 代,20 代の若い世代,特に

高校生・大学生を対象に行ったアンケート調査によれば,

ARを利用した観光自体に新鮮みがあり,楽しく観光できた

との結果が確認できた.アンケート結果を図 6, 7 に示す.

この結果より,AR を用いた観光は 10 代,20 代の人にとっ

て楽しいものであり,観光地の歴史や知識などの情報を伝

える手段としても有効であることが分かった.

4. 今後の課題 4.1.Web API グループの今後の課題

今後は,より多くの人にアプリ開発を行ってもらうため

に“はこぶら API”を一般公開する必要がある.そのため

に“はこぶら”を提供している函館市に一般公開の提案を

行おうと考えている.一般公開を目指すために,以下の課

題に取り組む必要がある.

まず“はこぶら API”を使用した際にサーバにかかる負

荷の問題である.現在使用しているサーバで“はこぶら API”

を一般公開すると,多くのユーザから大量のリクエストが

“はこぶら API”に送られた場合,サーバに負荷がかかり

通信エラーが起きてしまう可能性がある.そのため,Web

API を使用するユーザがメールアドレスを登録することで,

使用するのに必要なパスワードを得ることができるシステ

ムを構築する必要がある.次にアプリ開発者が必要とする

Web API の検索機能について検討し,実装する必要がある.

今回はアプリグループが必要とする検索機能を優先的に実

装したため,アプリグループにとっては有効であったが,

他のアプリ開発者にとって有効な検索機能であるかどうか

は検討していない.また“はこぶら API”がどのような情

報を提供し,どのような形式で情報が表示されるのかなど

の説明をする Web ページの作成を行う必要がある.

今後はこれらの課題を解決し,函館市に“はこぶら API”

の提案を行い,一般公開を目指していこうと考えている.

4.2.アプリグループの

今後の課題

この活動を通して,まちあるきマップ機能と周辺検索機

能が完成した.しかし,実装を予定していたカテゴリ検索・

キーワード検索が完成できなかった.今後,その 2 つの機

能の実装を進める必要がある.またアプリを利用するユー

ザが必要としている情報を分かりやすく表示するために,

地図に表示する観光スポットをカテゴリで絞り込める機能

の実装をする.そして Twitter や Facebook などの SNS と

の連係をすることで,函館観光の感想や情報を発信できる

ようにする.現段階では Twitter でつぶやくことができる

が,写真を一緒に載せてつぶやけるように改良し,対応 SNS

の種類も増やす予定である.それらの機能の実装を終えた

後,完成したアプリケーションについてのユーザ評価を行

い,アプリケーションの改善や機能の追加を行う.ユーザ

評価を行うことで更に使いやすい UI に改善する.

4.3.AR グループの今後の課題

この活動を通し,AR の技術を用いることによりこれから

の函館観光を活性化させることができるのではないかとの

結論に至った.そこで,今後の展望として函館を「AR の街・

函館」として AR の技術を活用することによって,地域の活

性化を促進していきたいというビジョンが明確になった.

「AR の街・函館」を実現するために,様々な函館観光 AR

コンテンツを制作し,函館観光の新たなツールとして活用

していくためには,コンテンツのバージョンアップ等によ

り最新の観光情報を提供していくことが必要となる.また,

コンテンツの PR にも力を入れるために,今後は行政や観光

団体との連携も必要となってくる.それらの課題を解決す

ることではじめて「AR の街・函館」が認知されていくと考

えている.

参考文献

[1] 函館市観光コンベンション部. 函館市公式観光情報

サイトはこぶら. http://www.hakobura.jp/, 2013/1/7 ア

クセス.

図 6 楽しさはありましたか 図 7 函館について新しく

知ったことはありましたか