他の携帯電話とデータをやりとりする -...

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305 他の携帯電話とデータをやりとりする Bluetooth ® 機能を利用する ........................................................... 306 Bluetooth ® 機能でできること ............................................................. 306 Bluetooth ® 機器を登録する................................................................. 308 オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する ................................ 310 接続待ちをON/OFFにする ................................................................ 310 オーディオ機器でオーディオ出力対応アプリの音を聴く................. 311 Bluetooth ® でデータを送受信する ..................................................... 312 Bluetooth ® 機能の設定をする ............................................................. 313 赤外線通信でデータを送受信する.................................................. 314 赤外線の利用について........................................................................... 314 赤外線でデータを受信する ................................................................... 315 赤外線でデータを送信する ................................................................... 315 各機能のサブメニューから赤外線で送信する .................................... 316

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305

他の携帯電話とデータをやりとりする

Bluetooth®機能を利用する ...........................................................306Bluetooth®機能でできること .............................................................306Bluetooth®機器を登録する .................................................................308オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する ................................310接続待ちをON/OFFにする ................................................................310オーディオ機器でオーディオ出力対応アプリの音を聴く .................311Bluetooth®でデータを送受信する .....................................................312Bluetooth®機能の設定をする .............................................................313

赤外線通信でデータを送受信する ..................................................314赤外線の利用について ...........................................................................314赤外線でデータを受信する ...................................................................315赤外線でデータを送信する ...................................................................315各機能のサブメニューから赤外線で送信する ....................................316

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データのやりとり

Bluetooth®機能を利用する

Bluetooth®機能は、パソコンやプリンター、ハンズフリー機器などとの間を無線でつなぎ、ケーブルを使用することなく通信できる技術です。

※ Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、東芝は、これら商標を使用する許可を受けています。

Bluetooth®機能でできること■ オーディオ出力ワイヤレスで音楽やテレビ放送を聴くことができます。

■ ハンズフリー通話Bluetooth®対応のハンズフリー機器とBluetooth®接続を行い、ハンズフリー通話をすることができます。

■ データ送受信アドレス帳、プロフィール、スケジュール、タスクリスト、データフォルダのデータをBluetooth®対応機器と送受信できます。

■ ダイヤルアップ接続パソコンなどとBluetooth®接続を行い、インターネットなどにアクセスできます。

◎ T005はすべてのBluetooth®機器との接続動作を確認したものではありません。したがって、すべてのBluetooth®機器との動作を保証するものではありません。

◎ 無線通信時のセキュリティとして、Bluetooth®標準仕様に準拠したセキュリティ機能に対応しておりますが、使用環境および設定内容によってはセキュリティが十分でない場合が考えられます。Bluetooth®によるデータ通信を行う際はご注意ください。

◎ Bluetooth®通信時に発生したデータおよび情報の漏洩につきましては、KDDI(株)・沖縄セルラー電話(株)では一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

◎ USBケーブル(別売)などが接続されている場合は、Bluetooth®機能を使用できないことがあります。

Bluetooth®通信中の動作についてBluetooth®通信中とは、「オーディオ機器/ハンズフリー機器の新規登録中」、「データ送受信中」、「登録機器一覧からの探索や接続相手との接続中」のいずれかの状態です。オーディオ機器とT005の間に障害物(身体、金属、壁など)があると電波が届きにくくなり、音楽などを再生時に音の途切れや雑音の原因となることがあります。その際には、オーディオ機器とT005の間になるべく障害物がない状態でご利用ください。• 着信があった場合は、Bluetooth®通信が中断され、Nを押すと通話することができます。

• アラーム、スケジュールアラーム、タスクアラームなど設定した時刻と重なった場合は、Bluetooth®通信終了後にアラームが起動します。

Bluetooth®機能の取り扱いについて• Bluetooth®機能は日本国内でご使用ください。T005のBluetooth®

機能は日本国内での無線規格に準拠し、認定を取得しています。海外でご利用になると罰せられることがあります。

• Bluetooth®機器が使用する2.4GHz帯は、さまざまな機器が共有して使用する電波帯です。そのため、Bluetooth®機器は、同じ電波帯を使用する機器からの影響を最小限に抑えるための技術を使用していますが、場合によっては他の機器の影響によって通信速度や通信距離が低下することや、通信が切断することがあります。

307

データのやりとり

1. T005を使用する前に、近くで「ほかの無線局」が運用されていないことを確認してください。

2. 万一、T005と「ほかの無線局」との間に電波干渉の事例が発生した場合には、すみやかにT005の使用場所を変えるか、または機器の運用を停止(電波の発射を停止)してください。

3. ご不明な点やその他お困りのことが起きた場合は、auショップもしくはauお客様センターまでお問い合わせください。

Bluetooth®機能:2.4FH1• この無線機器は2.4GHz帯を使用します。変調方式としてFH‒SS変調方式を採用し、与干渉距離は10m以下です。

• 2.402GHz~2.480GHzの全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能であることを意味します。

Bluetooth®機能の関連用語について用語 説明

機器アドレス 機器が最初から持つそれぞれ固有のアドレス(12桁の英数字)です。登録機器一覧に登録した通信相手に機器情報として送信されます。機器アドレスは、変更することができません。

SPP (Serial Port Profile)

仮想的なシリアルケーブル接続を設定し機器間を相互接続するためのプロファイルです。

HFP (Hands-Free Profile)

カーナビ、ハンズフリー機器などを使用したハンズフリー通話のためのプロファイルです。

DUN (Dial-Up Networking Profile)

カーナビ、パソコンなどを使用したデータ通信のためのプロファイルです。

BIP (Basic Imaging Profile)

データフォルダやmicroSDメモリカード内のJPEG形式の画像(著作権保護なし)を送受信するためのプロファイルです。

• 通信機器間の距離や障害物、Bluetooth®機器により、通信速度や通信距離は異なります。

主な仕様通信方式 Bluetooth®標準規格Ver.2.1+EDR準拠出力 Bluetooth®標準規格Power Class2通信距離※1 見通しの良い状態で10m以内 対応Bluetooth®

プロファイル※2SPP(Serial Port Profile)HFP(Hands-Free Profile)DUN(Dial-Up Networking Profile)BIP(Basic Imaging Profile)OPP(Object Push Profile)AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile) Ver.1.4※3

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)使用周波数帯 2.4GHz帯(2.402GHz~2.480GHz)※1 通信機器間の障害物や電波状態により変化します。※2 Bluetooth®機器同士の使用目的に応じた仕様のことで、Bluetooth®標準規格で定められてい

ます。※3 AVRCP Ver.1.4対応の機器から、LISMOのミュージックライブラリの楽曲リストやプレイ

リストを操作することができます。

周波数帯についてT005のBluetooth®機能は、2.4GHz帯の2.402GHz~2.480GHzまでの周波数を使用します。ほかの無線機器も同じ周波数を使っていることがあるので、ほかの無線機器との電波干渉を防止するため、下記事項に注意してご使用ください。

■ Bluetooth®ご使用上の注意T005のBluetooth®機能の使用周波数は2.4GHz帯です。この周波数帯では、電子レンジなどの家電製品や産業・科学・医療用機器のほか、ほかの同種無線局、工場の製造ラインなどで使用される免許を要する移動体識別用構内無線局、免許を要しない特定の小電力無線局、アマチュア無線局など(以下「ほかの無線局」と略す)が運用されています。

308

データのやりとり

用語 説明OPP (Object Push Profile)

カーナビ、パソコンなどとアドレス帳データ、スケジュールデータなどを送受信するためのプロファイルです。

AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)

T005などのオーディオ機器をリモート制御するためのプロファイルです。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)

オーディオ出力対応アプリの音を転送するためのプロファイルです。

OBEX(Object Exchange)

画像データやアドレス帳データのファイル交換を行うための規格です。

認証パスワード 接続する機器からOBEX認証の要求があった場合に入力するパスワードです。T005では、1~8桁の数字を入力できます。

パスキー ▶P.309「パスキーについて」オーディオ出力対応アプリ

オーディオ機器に音を出力できるアプリです。T005では、Run&Walk、LISMO(音楽&ビデオ)、テレビ(ワンセグ)のことを指します。

オーディオ機器 A2DPに対応したBluetooth®機器です。T005では、SCMS-T方式で著作権保護されている機器のみ利用できます。

Bluetooth®機器を登録するT005からBluetooth®機器に接続する場合は、あらかじめ次の操作でBluetooth®機器を登録機器一覧に登録します。なお、オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する操作については、「オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する」(▶P.310)をご参照ください。

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[登録機器一覧]登録機器一覧画面(▶P.309)が表示されます。

2 &(探索)機器探索を行うための確認画面が表示されます。#を押して「今後表示しない」のチェックを入れると、次回から確認画面が表示されなくなります。

3 c探索に応答した機器が最大20件まで機器選択画面に表示されます。新しく見つかった機器には が表示されます。

4 登録するBluetooth®機器を選択→c(登録)

5 画面の指示に従って操作し、Bluetooth®機器を認証パスキーの入力画面が表示されたときは、T005とBluetooth®機器で同じパスキー(1~8桁の数字)を入力します。認証に成功すると、Bluetooth®機器が登録機器一覧に登録されます。Bluetooth®機器がオーディオ機器/ハンズフリー機器の場合は、登録完了後、Bluetooth®機器と接続されます。それ以外の機器の場合は、オーディオ機器/ハンズフリー機器の対応機器ではない旨のメッセージが表示されますが、登録は完了しています。

309

データのやりとり

◎ 接続中の機器およびプロファイルについては、アイコンが青色で表示されます。

◎ Bluetooth®機器が探索拒否する設定になっている場合は、機器選択画面に表示されません。設定の変更などについてはBluetooth®機器の取扱説明書などをご参照ください。

◎ 登録機器一覧に登録されるのは、最新の20件です。それを超えると古い順に削除されます。

◎ オーディオ出力対応アプリから登録機器一覧、または探索を呼び出した場合は、オーディオ機器のみ表示されます。

◎ 登録機器一覧画面で%(サブメニュー)を押すと、サブメニューが表示されます。

切断 接続中の機器との接続を切断します。保護/保護解除 登録機器情報を10件まで保護できます。

• 保護した機器には、 が表示されます。全件保護解除 登録機器情報の保護を全件解除します。削除 ▶P.85「データを削除する」詳細情報 登録機器の詳細情報(機器アドレスなど)を表示しま

す。

■ パスキーについてパスキーは、Bluetooth®機器同士が初めて通信するときに、お互いに認証(接続を許可)するために、T005およびBluetooth®機器で入力する暗証番号です。T005では、1~8桁の数字を入力できます。

◎ パスキー入力は、セキュリティ確保のために30秒の制限時間が設けられています。

◎ 登録機器一覧から接続相手を削除すると、次に同じ機器と接続するときに、再度Bluetooth®機器を登録する必要があります。

◎ Bluetooth®標準規格Ver.2.1対応の機器と接続する場合は、T005のBluetooth接続画面にパスキーと「認証する機器と同じ数字の場合は[はい]を選択してください」というメッセージが表示されることがあります。

その場合は、接続するBluetooth®機器にも同じパスキーが表示されていることを確認してから、T005で「はい」を選択し、接続するBluetooth®機器でも接続の操作を行ってください。

◎ Bluetooth®標準規格Ver.2.1対応の機器と接続する場合は、T005のBluetooth接続画面にパスキーと「認証する機器でパスキーを入力してください」というメッセージが表示されることがあります。その場合は、パスキーを接続するBluetooth®機器に入力してください。

◎ Bluetooth®標準規格Ver.2.1対応の機器と接続する場合は、パスキーを入力せずに接続できる場合があります。

■ 登録機器一覧画面について

②①③④

《登録機器一覧画面》

① 機器種別 :ハンズフリー機器 :携帯電話 :コンピュータ :プリンター :ヘッドホン :オーディオ機器 :健康機器 :カーナビ :その他

② 機器名称または機器アドレス③ 対応プロファイル

:オーディオ出力を利用できる機器 :ハンズフリー通話を利用できる機器 :ダイヤルアップ接続を利用できる機器 :JPEG形式の画像送受信で「BIP」を利用できる機器 :データ送受信を利用できる機器

④ 保護状態削除されないよう保護されている機器に表示されます。

310

データのやりとり

オーディオ機器やハンズフリー機器を登録するオーディオ機器やハンズフリー機器を登録します。この操作は対応機器の近く(10m以内)で行ってください。

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[新規登録]機器探索を行うための確認画面が表示されます。#を押して「今後表示しない」のチェックを入れると、次回から確認画面が表示されなくなります。

2 c3 対応機器を選択→c(登録)

4 画面の指示に従って操作し、対応機器を認証パスキーの入力画面が表示されたときは、T005と対応機器で同じパスキー(1~8桁の数字)を入力します。認証に成功すると、対応機器が登録されます。登録完了後、対応機器と接続されます。

◎ SCMS-T方式で著作権保護されているオーディオ機器でのみ、オーディオ出力対応アプリの音を聴くことができます。

◎ 音楽を聴いているときなどに電話をかけたり、かかってきた電話に出たりする場合は、オーディオ機器とハンズフリー機器の両方のプロファイルに対応している必要があります。

接続待ちをON/OFFにするBluetooth®機器からの接続要求、機器探索に応答する場合や、オーディオ出力、ハンズフリー通話、ダイヤルアップ接続、データ受信を利用するときは、T005で接続待ちをONにしてからBluetooth®機器を操作します。

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[接続待ちON/OFF]

2 [接続待ちON]/[接続待ちOFF]接続待ちをONにすると、待受画面に接続待機中のアイコンが表示されます。待受画面で#を1秒以上長押しし、「接続待ちON/OFF」を選択した場合も、接続待ちをON/OFFにできます。

◎ 接続待ちをONにすると、電池の消耗が早くなります。◎ 同一機器に限り、オーディオ出力とハンズフリー通話、ダイヤルアップ接続を同時に行うことができます。ただし、ハンズフリー通話中にダイヤルアップ接続をしてデータ通信を行うことができません。

◎ 接続待機中にデータの送受信などのBluetooth®通信を行った場合、接続待ちを一時中断し、Bluetooth®通信終了後に接続待ちを再開します。一時中断中は、オーディオ出力、ハンズフリー接続、ダイヤルアップ接続を行うことができません。

■ Bluetooth®の起動状態を示すアイコンについてアイコン 概要

Bluetooth®接続待機中Bluetooth®接続中(点滅は接続を復旧している状態)SCMS-T方式に非対応のオーディオ機器と接続中(音を聴くことはできません)

■ Bluetooth®機器からの接続要求に応答するには接続待ちをONにしているときに、Bluetooth®機器からの接続要求があると、Bluetooth®機器の認証に関する画面が表示されます。画面の指示に従って操作してください。パスキーの入力画面が表示されたときは、T005とBluetooth®機器で同じパスキーを入力して認証に成功すると、Bluetooth®機器が登録機器一覧に登録されます。

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データのやりとり

■ ハンズフリー通話について接続待ちをONにした状態で、登録済みのハンズフリー機器から接続要求があると自動的に接続します。また、登録機器一覧からハンズフリー機器を選択して接続したり、待受画面で#を1秒以上長押しし、「前回機器と接続」を選択して前回接続したオーディオ機器/ハンズフリー機器と接続することもできます。

◎ ハンズフリー通話で利用するプロファイルは「HFP」です。◎ ハンズフリーをご利用になる場合は、あらかじめ対応機器を登録してください。(▶P.310「オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する」)

◎ ハンズフリー機器によっては、ハンズフリー着信中や通話中にjを押すと、ハンズフリー機器の着信音量や受話音量(相手の方の声の大きさ)を調節することができます。

◎ ハンズフリー通話中にRを押すと、T005とハンズフリー機器の音声を切り替えることができます。

◎ ハンズフリー通話中に、切断されたBluetooth®接続を復旧している状態になると、通話が終了してしまうことがあります。

■ ダイヤルアップ接続についてパソコンなどをBluetooth®接続し、インターネットなどにアクセスできます。

◎ ダイヤルアップ接続で利用するプロファイルは、「DUN」です。◎ 発信した相手から応答がない場合、3分以内に3回までしか発信できません。

オーディオ機器でオーディオ出力対応アプリの音を聴く

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[登録機器一覧]

2 登録済みのオーディオ機器の中から、音を出力する機器を選択→c(接続)待受画面で#を1秒以上長押しし、「前回機器と接続」を選択した場合、前回接続したオーディオ機器/ハンズフリー機器と接続します。

◎ オーディオ出力で利用するプロファイルは「A2DP」です。◎ オーディオ機器をご利用になる場合は、あらかじめ対応機器を登録してください。また、オーディオ機器との接続が失敗する場合は、もう一度登録するなど、登録状況をご確認ください。(▶P.310「オーディオ機器やハンズフリー機器を登録する」)

◎ この機能は、オーディオ出力対応アプリを使用するときに有効な設定です。アラーム音や機能登録時の確認再生では、音はスピーカー/イヤホンに出力され、オーディオ機器には出力されません。

◎ この機能は、イヤホンの代わりにオーディオ機器を使用する機能です。• オーディオ出力対応アプリの音をスピーカーに出力している場合は、オーディオ機器と接続してもスピーカーに出力されます。

• オーディオ出力対応アプリの音をイヤホンに出力している場合でも、選択した機器を接続できない場合は、オーディオ出力対応アプリの設定に従ってスピーカー/イヤホンに出力されます。

◎ 接続待ちをONにしてから、待受画面表示中にオーディオ機器からの操作で再生を行うと、LISMO(音楽&ビデオ)の再生が始まります。ただし、オーディオ機器によっては対応していない機器もあります。

◎ 500曲以上登録したプレイリストは、カーナビでは再生できない場合があります。

312

データのやりとり

■ オーディオ機器接続中の動作についてオーディオ機器接続中は、以下の点にご注意ください。• BGM再生中/BGM視聴中にオートロックが設定されても、オーディオ機器からの操作を継続して行うことができます。

• オーディオ出力対応アプリや利用する機器によっては、本体の操作で音量を調節できない場合や本体の操作で音量を調節しても、オーディオ機器には反映されない場合があります。その場合は、音量をオーディオ機器の操作で調節してください。また、利用する機器によっては、音量調節以外も利用できない場合があります。

• 着信があった場合や、アラーム、スケジュールアラーム、タスクアラームなどで設定している時刻になった場合は、「Bluetooth設定」の「着信音設定」に従ってお知らせします。ただし、オーディオ機器で電話を受けたり通話することはできません。Nを押して、スピーカーとマイクで通話してください。

• オーディオ出力対応アプリ起動中にオーディオ機器の接続が切断されても、アプリの動作は継続します。接続切断後、オーディオ機器を操作すると接続を再開します。

• オーディオ機器と、他のBluetooth®機能を同時に利用すると、一方の接続が切断される場合があります。

• テレビ(ワンセグ)の番組によっては、オーディオ機器で音を聴くことができない場合があります。

Bluetooth®でデータを送受信する Bluetooth®でデータを送信する

アドレス帳、プロフィール、スケジュール、タスクリスト、データフォルダ/microSDメモリカードの各機能でサブメニューから「Bluetooth送信」を選択するとデータを送信できます。

1 各機能のサブメニュー→[Bluetooth送信]2 1件送信 一覧画面で選択中のデータを送信します。

選択送信 各機能のデータを選択して送信します。全件送信 各機能の全データを送信します。

3 [はい]4 送信先の機器を選択→c(接続)

◎ データフォルダ内のJPEG形式の画像送信で利用するプロファイルは「BIP」、それ以外のデータ送信で利用するプロファイルは「OPP」です。なお、JPEG形式の画像でも、相手が「BIP」に対応していない場合は「OPP」を利用して送信されます。

◎ 接続する機器によっては、認証パスワードが必要になる場合があります。◎ アドレス帳を全件送信する場合は、プロフィールも送信されます。◎ アドレス帳、プロフィール、スケジュールに画像が含まれている場合は、画像を送信するか確認する画面が表示されます。画面の指示に従って操作してください。

◎ 著作権保護が設定されているデータは送信できません。◎ データ送信時は、アドレス帳とプロフィールはvCard形式、スケジュールとタスクリストはvCalendar形式に変換されて送信されます。

◎ au Media Tuner起動スケジュールを送信する場合は、通常のスケジュールとして送信されます。

313

データのやりとり

Bluetooth®でデータを受信する

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[接続待ちON/OFF]→[接続待ちON]

2 F待受画面に戻ります。相手側(送信側)からデータを送信してください。

3 受信完了4 1件受信/複数件

受信の場合受信したデータを追加登録/保存します。

全件受信の場合 受信データを登録する際に、T005内のデータを残すか削除するかを選択します。追加:データを残して登録上書き:データをすべて削除して登録

◎ JPEG形式の画像受信で利用するプロファイルは「BIP」、それ以外のデータ受信で利用するプロファイルは「OPP」です。その他のプロファイルでBluetooth®接続を行っている場合は、接続中のプロファイルを切断しないとデータの受信はできません。

◎ 接続する機器によっては、認証パスワードが必要になる場合があります。◎ アドレス帳、スケジュール、タスクリスト以外のデータは、1件受信のみ可能です。

◎ アドレス帳の全件受信で「上書き」を選択した場合、受信データの1件目をプロフィールに上書き登録するか確認する画面が表示されます。「はい」を選択すると、プロフィールが上書きされます(T005の自局電話番号・マイアドレスは除く)。

◎ 受信したデータの登録先/保存先は以下の通りです。

受信データ 登録先/保存先vCard アドレス帳(プロフィール)vCalendar(スケジュール) スケジュールvCalendar(タスクリスト) タスクリストその他のデータ データフォルダ※ T005が対応していないデータを受信した場合は、データフォルダの「不明フォルダ」に保存されます。

Bluetooth®機能の設定をする

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[Bluetooth]→[Bluetooth設定]

2 着信音設定 Bluetooth®機器と接続中に着信した場合の鳴動方法を設定します。携帯のみ鳴動:T005のみを鳴動させるように設定接続相手のみ鳴動:Bluetooth®機器のみを鳴動させるように設定両方鳴動:Bluetooth®機器とT005で、専用着信音を鳴動させるように設定• 「接続相手のみ鳴動」に設定しても、Bluetooth®機器が接続されていないときは、T005で着信音が鳴動します。また、着信中にBluetooth®接続が切断された場合は着信音が鳴動しなくなります。

• 「音声着信(M211)」で設定した音によっては、専用着信音が鳴動する場合があります。

• 「両方鳴動」に設定した場合は、「音声着信(M211)」の画像の設定にかかわらず、お買い上げ時のデータが表示されます。

探索受付 Bluetooth®機器からの探索を受け付けるかどうかを設定します。「受付」「拒否」

314

データのやりとり

自機情報 自機情報を表示します。• %(編集)を押すと、自機名称を編集できます。

確認画面表示 機器探索を行うための確認画面を表示するかどうかを設定します。「表示する」「表示しない」

赤外線通信でデータを送受信する

T005と赤外線通信機能を持つau電話との間で、アドレス帳、スケジュール、お気に入り、データフォルダ/microSDメモリカード内のデータなどを送受信できます。

赤外線の利用について赤外線の通信距離は20cm以内でご利用ください。また、データの送受信が終わるまで相手側の赤外線ポート部分に向けたままにして動かさないでください。赤外線通信を行うには、送る側と受ける側がそれぞれ準備する必要があります。受ける側が受信状態になっていることを確認してから送信してください。

赤外線ポート20cm以内

◎ 赤外線通信中に指などで赤外線ポートをおおわないようにしてください。◎ T005の赤外線通信は、IrMCバージョン1.1に準拠しています。ただし、相手の機器がIrMCバージョン1.1に準拠していても、機能によって正しく送受信できないデータがあります。

◎ 直射日光があたる場所や蛍光灯の真下、赤外線装置の近くでは、正常に通信できない場合があります。

◎ 赤外線ポートが汚れていると、正常に通信できない場合があります。柔らかな布で赤外線ポートを拭いてください。

◎ 送受信時に認証パスワードの入力が必要になる場合があります。認証パスワードは、送受信を行う前にあらかじめ通信相手と取り決めた4桁の数字です。送る側と受ける側で同じ番号を入力します。受信時の認証パスワード入力画面で、約30秒間何も操作しないと赤外線通信は受信失敗となります。

◎ 赤外線通信中に電話がかかってきた場合は、赤外線通信が切断されます。◎ 赤外線通信中にアラームを設定した時刻になった場合は、赤外線通信終了後にアラームが鳴ります。

■ 送受信できるデータについて• プロフィール • アドレス帳• スケジュール • タスクリスト• メモ帳 • お気に入りリスト• データフォルダ内のデータ/microSDメモリカード内のデータ• 履歴・学習情報 • 設定情報

◎ 履歴・学習情報には、発信履歴、着信履歴、送信メール履歴、受信メール履歴、文字入力の学習情報、「単語登録(M511)」の登録内容、「定型文編集(M512)」の「自由定型文」の登録内容が含まれます。

◎ 設定情報には、Cメールの設定情報、「着信拒否(M43)」の指定番号リストと設定情報が含まれます。

◎ 送受信できるデータ容量は4MBまでです。データ容量や相手の機器によって通信に時間がかかる場合があります。

◎ 著作権保護が設定されているデータなど、データによっては送信できません。

◎ 相手の機器やデータの種類、容量によっては再生できない場合があります。

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データのやりとり

赤外線でデータを受信する

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[赤外線]→[赤外線受信]

2 受信完了

3 1件受信した場合 受信したデータを追加登録します。複数件受信した場合

受信データを登録する際に、T005内のデータを残すか削除するかを選択します。追加登録:データを残して登録書換え登録:データをすべて削除して登録登録中止:受信したデータを登録せずに破棄

◎ データフォルダ内のデータは1件受信のみ可能です。◎ 画像を含むアドレス帳データを受信した場合は、着信時やメール受信時に画像を表示するか設定します。

◎ データフォルダの容量がいっぱいの場合は、アドレス帳の件数に空きがあっても、アドレス帳を保存できないことがあります。

◎ データが保存されるときにファイル名が変更される場合があります。また、ファイル名が128文字以上のデータは正しく保存できない場合があります。

◎ 履歴・学習情報/設定情報の登録中は、一時的に電波OFFモードになります。

■ 受信時の登録先について受信データ 登録先/保存先

vCard アドレス帳またはプロフィールvCalendar(スケジュール) スケジュールvCalendar(タスクリスト) タスクリストvBookmark お気に入りリストvMessage データフォルダの「Eメールフォルダ」

受信データ 登録先/保存先その他のデータ データフォルダ履歴・学習情報 発信履歴、着信履歴、送信メール履歴、

受信メール履歴、文字入力の学習情報、「単語登録(M511)」、「定型文編集(M512)」の「自由定型文」

設定情報 Cメール設定、「着信拒否(M43)」

◎ データの種類、容量によっては保存できない場合があります。◎ アドレス帳を複数件受信して「書換え登録」を選択した場合、受信データの1件目がプロフィールに上書き登録されます(T005の自局電話番号・マイアドレスは除く)。

赤外線でデータを送信する

1 待受画面でc→[赤外線/Bluetooth]→[赤外線]→[赤外線送信]

2 送信するデータを選択→c「プロフィール」「メモ帳」「データフォルダ」「履歴・学習情報」「設定情報」以外の項目を選択した場合は、[1件送信]/[選択送信]/[全件送信]を選択します。

316

データのやりとり

◎ au Media Tuner起動スケジュールを送信する場合は、通常のスケジュールとして送信されます。

◎ 送信するデータに画像が含まれている場合は、画像を送信するか確認する画面が表示されます。画面の指示に従って操作してください。

◎ 「選択送信」「全件送信」の場合は、認証パスワードが必要です。◎ データフォルダ/microSDメモリカード、メモ帳、プロフィールからの送信は、「1件送信」のみです。

◎ アドレス帳を全件送信する場合は、プロフィールも送信されます。◎ 履歴・学習情報/設定情報の送信データ作成中は、一時的に電波OFFモードになります。

各機能のサブメニューから赤外線で送信するアドレス帳、プロフィール、スケジュール、タスクリスト、メモ帳、お気に入りリスト、データフォルダ/microSDメモリカードの各機能で、サブメニューから「赤外線送信」を選択してもデータを送信できます。

1 各機能のサブメニュー→[赤外線送信]2 1件送信 一覧画面で選択中のデータを送信します。

選択送信 各機能のデータを選択して送信します。全件送信 各機能の全データを送信します。

◎ 赤外線送信に関する注意事項については、「赤外線でデータを送信する」の「memo」(▶P.316)をご参照ください。