関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等...
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関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等実施契約締結について
2015年12月15日
目次
運営権者
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ビジョン カンパニー ポテンシャル アプローチ オペレーション 活性化施策 アクション
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1.運営権者-関西エアポート株式会社-
山谷 佳之
代表取締役社長
1980年 オリエント・リース(現オリックス)入社
2006年 執行役2009年 常務執行役
オリックス不動産代表取締役社長
2009年 取締役兼専務執行役2015年 取締役兼
代表執行役副社長コンセッション事業推進部管掌
エマヌエル・ムノント
代表取締役副社長
2004年仏Thales社(軍事・交通・航空)
セールス・マーケティング副社長としてシンガポール・中国に赴任2011年ヴァンシ・エアポート子会社カンボジアエアポートCEO就任
ヴァンシ・エアポートの経営委員会メンバーACI(世界空港評議会)メンバーACIアジアパシフィック財務理事
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所 在 地 大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号 決 算 期 9月末日
事 業 内 容関西国際空港および大阪国際空港の運営業務、管理受託業務等
会 社 形 態 監査委員会設置会社
設 立 年 月 日 2015年12月1日 出 資 比 率オリックス40%、ヴァンシ・エアポート40%、その他20% (運営開始時点)
アジア太平洋地域における航空業界の先駆者として認知される
ワールドクラスの空港運営会社
となる
新たな空港運営のスタンダードを創造し続ける
2.ビジョン-関西国際空港及び大阪国際空港の未来にむけて-
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• 金融・不動産に関する知識、事業経験
• 発祥の地関西での、確固たる営業基盤
• 関西地域への強いコミットメント
• 起業家・チャレンジ精神
• 機敏で柔軟なビジネススタイル
• ヴァンシ・エアポートと共通するマインドセット
• 空港運営に関する確かな専門知識
• 国際的な空港ネットワーク
• 日本に対する新たなコミットメント
• 起業家・チャレンジ精神
• 機敏で柔軟なビジネススタイル
• オリックスと共通するマインドセット
3.ベストチーム-関西国際空港及び大阪国際空港のさらなる成長にむけて-
強固なパートナーシップ
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国内第2位の空港プラットフォーム
約3,500万人の利用客数
日本有数の経済・文化・観光地域
2016年4月から44年間の長期空港運営
LCC等サービス拡大の可能性
約2,000万の人口規模
4.ポテンシャル-日本を代表する市場・歴史・文化・資産を活かす-
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• 現在の顧客・社会ニーズと課題の理解・分析
• 利用客、従業員、地域コミュニティへの最適なソリューションの提供
• 地域コミュニティとの良好な関係の維持・構築
• 国内外の利用客に、より友好的で、利用しやすい空港へ
5.アプローチ-積極対話によるニーズの把握と、ノウハウの導入-
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関空(KIX):インバウンド需要の積極的な取り込み
伊丹(ITM):ビジネス需要に応える利便性の更なる向上
6.オペレーション
• 両空港の能力を維持・拡張
• 両空港の長所を積極活用(成功事例を導入)
• セキュリティと安全性(自然災害への対応力強化)
• 空港での全ての時間をより快適に(航空系事業&非航空系事業)
• アクティビティの創出
• 教育、文化、交流事業8
ヴァンシ・エアポートの優れた空港運営実績の活用
• 25空港の運営(フランス x11、ポルトガル x10、カンボジア x3、チリ x1)
• 年間利用客数: 4,700万人、世界450か所以上の就航地
• 2014年のトラフィック増加率: 9.1%、100路線を超える新規就航ルート
• 2014年のコマーシャルフライト数: 450,000回
• 商業店舗数: 200件、レストラン: 120件
7.活性化施策(航空系事業)-総合的なマーケティング戦略による国際競争力の強化-
空港マーケティング
エアラインマーケティング ビジネスマーケティング旅客マーケティング
便数増加旅客増加
事業提携先の増加
地元企業と連携したビジネス機会の追求
自治体・官庁と連携した観光業のプロモーション
地域社会と連携による空港のプロモーション
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観光客 ビジネス客
マーケティングチームの強化 観光コンテンツの発信・開発
顧客関係管理(CRM)
旅客利便性の向上
料金戦略の見直し
営業機会の拡大
ミッション
取り組み
現状の課題
● 搭乗手続きに要する時間の最小化
● 混雑時の待ち時間の短縮
● 空港で自由に過ごせる時間の最大化効果
搭乗手続き
● 搭乗の一連の手続きに係る長い時間
● 混雑時の待ち時間
● 空港利用者の待ち時間等、利便性・快
適性の調査
● 搭乗の一連の手続きの最適化
● 移動に要する時間の最小化
● 店舗集中による買い物の効率化
レイアウト
● 旅客動線の分散(二分化)
● 店舗の重複
● 全ての旅客が共通に利用できるエリア
の不在
● レイアウトの見直しによる旅客動線の
最適化
● 全旅客が待ち時間を楽しめる共通エリア
● 商業店舗の中央集中化
● 全旅客にとっての商業エリアの
魅力増加
● 買い物の効率の向上
店舗構成
● 直営店舗とテナントの混在による店舗構
成の非効率性
● グローバル展開する小売業者の未誘致
● 日本・関西の特色の欠如
● 旅客の様々な属性やニーズに即応した
店舗展開
● グローバルに人気のあるブランドの誘致
7.活性化施策(非航空系事業)-利便性及び快適性の向上を通じた、空港価値の最大化-
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対応方針施 策
設備投資計画
更新投資 (補修・維持)
7.活性化施策(設備投資)-安全性、利便性及び快適性の向上を通じた、空港価値の最大化-
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戦略投資 (拡張・新規)
沈下対策(関西国際空港)
ターミナルビル整備
エアサイドメンテナンス
ITシステムの更新 ユニバーサルデザイン
他交通機関との連携強化
商業施設の建設
ターミナルの拡張
空港機能の良好な維持 インフラの長寿命化 空港の競争力の強化 空港の利便性の向上
効率的な投資
ミッション
取り組み
8.アクション-アジアのリーディング空港へ、航空需要と収益目標-
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2014年実績 2059年度目標
発着回数 (万回) 27.7 39.0内、KIX 14.2 25.5内、ITM 13.5 13.5
旅客数 (万人) 3,466 5,751内、KIX 2,004 4,153内、ITM 1,462 1,598
貨物量 (万トン) 87.4 194.1営業収益 (億円) 1,497 2,509EBITDA 662 1,209
*営業収益及びEBITDAは新関西空国際空港株式会社の実績からコンセッション後も新関西空港株式会社に存続する鉄道事業分を除いたもの*EBITDAは、営業利益に償却費相当を加えたもの
2016年4月1日の運営開始に向けてオリックスとヴァンシ・エアポート
両社の強みを合わせて、全力で取り組んでまいります。
8.アクション- 運営開始に向けて-
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