高齢者福祉にかかわる立川市の現状第2章...

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- 1 - 高齢者福祉にかかわる立川市の現状 ※資料中の人口の推移については、平成25年度までのデータとなっています。 人口以外の状況については、平成26年4月1日以降のデータ(注記あり)を使 用しています。 平成26年10月6日(月) 第3回介護保険運営協議会 資料2

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- 1 -

高齢者福祉にかかわる立川市の現状

※資料中の人口の推移については、平成25年度までのデータとなっています。

人口以外の状況については、平成26年4月1日以降のデータ(注記あり)を使

用しています。

平成26年10月6日(月)

第3回介護保険運営協議会 資料2

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 3 -

1.人口、世帯などの推移

(1)人口(各年度10月1日現在の住民基本台帳人口)

立川市の総人口は増加基調を続けており、平成25年10月1日現在、178,442人

となっています。

年齢区分ごとにみると、40歳未満の人口が8万人台を下回るなど減少傾向にあるのに対

し、65歳以上の高齢者人口は増加傾向にあり、65歳~74歳、及び75歳以上のいずれの

年齢層も増加の方向で推移しています。

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

160,000

180,000

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

82,713 81,356 79,897 80,075 78,336

57,195 58,131 59,256 60,555 60,691

34,559 35,441 36,157 37,889 39,415

(

人)

40歳未満人口 40歳から64歳人口 65歳以上人口

人口の推移

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- 4 -

(2)高齢者人口の推移

高齢者人口が増加傾向にあるとともに、高齢化率についても平成22年度に20%を超え、

平成25年度には22.09%となるなど、高齢化が進む状況にあります。また、65歳~74

歳の割合が横ばいに推移しているのに対し、75歳以上の割合は増加するなどの特徴もみら

れます。

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

19,944 20,015 19,852 20,763 21,667

14,615 15,426 16,30517,126

17,748

(

人)

65歳~74歳人口 75歳以上人口

高齢者人口の推移

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

総人口 174,467 174,928 175,310 178,520 178,442

40歳未満人口 82,713 81,356 79,897 80,075 78,336

40歳から 64歳人口 57,195 58,131 59,256 60,555 60,691

65歳以上人口 34,559 35,441 36,157 37,889 39,415

(うち 65歳~74歳) 19,944 20,015 19,852 20,763 21,667

(うち 75歳以上) 14,615 15,426 16,305 17,126 17,748

高齢化率(65歳以上) 19.8% 20.3% 20.6% 21.22% 22.09%

高齢化率(65 歳~74歳) 11.4% 11.4% 11.3% 11.63% 12.14%

高齢化率(75歳以上) 8.4% 8.8% 9.3% 9.59% 9.95%

資料:住民基本台帳(各年度10月1日現在)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 5 -

(3)世帯数等の推移

人口の増加とともに、世帯数も増加傾向にあり平成25年10月1日現在、85,307

世帯となっています。また、1世帯あたりの人数(平均世帯員数)は2.09人で、緩やかな

減少傾向となっています。

81,815 82,506 83,114 84,815 85,307

2.13 2.12 2.11 2.1 2.09

1.60

1.70

1.80

1.90

2.00

2.10

2.20

2.30

2.40

2.50

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

80,000

90,000

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

(平均世帯員数・人)

(

人/世帯)

世帯数(世帯) 平均世帯員数(人)

世帯数等

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

総人口(人) 174,467 174,928 175,310 178,520 178,442

世帯数(世帯) 81,815 82,506 83,114 84,815 85,307

平均世帯員数(人) 2.13 2.12 2.11 2.10 2.09

資料:住民基本台帳(各年度10月1日現在)

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2.要介護(要支援)認定者の現状

(1)要介護(要支援)認定者数の推移

要介護(要支援)認定者数は、一貫して増加基調での推移となっており、平成25年度に

は6,873人と、約7千人にまで増えています。

要介護度別では、要介護1の認定者数が最も多くなっています。

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

767 826 967 1,153 1,327473 586

664688

7461,1551,240

1,3331,448

1,557789834

905932

969

773827

760786

807

716725

750804

822

567602

651

627

645

要介護・要支援認定者数の推移

(

人)

要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

要支援 1 767 826 967 1,153 1,327

要支援 2 473 586 664 688 746

要介護 1 1,155 1,240 1,333 1,448 1,557

要介護 2 789 834 905 932 969

要介護 3 773 827 760 786 807

要介護 4 716 725 750 804 822

要介護 5 567 602 651 627 645

計 5,240 5,640 6,030 6,438 6,873

資料:介護保険事業状況報告書(各年度9月末現在)

※ 2号被保険者を含む

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

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(2)要介護(要支援)認定者出現率の推移

高齢者全体の中に占める要介護(要支援)認定者の出現率は、平成25年度現在、17.

44%となっており、増加傾向での推移となっています。また、その内訳として、65歳か

ら74歳までの認定者の出現率は5.36%にとどまるのに対し、75歳以上の認定者の出

現率は、31.06%と3割を超え、より高齢になるに従って、介護等の必要性が急速に高

まっている様子をあらわしています。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度

65歳以上人口 34,559 35,441 36,157 37,889 39,415

 (うち65歳~74歳) 19,944 20,015 19,852 20,763 21,667 (うち75歳以上) 14,615 15,426 16,305 17,126 17,748

要介護等認定者数 5,024 5,426 5,820 6438 6873

 (うち65歳~74歳) 894 971 1,004 1061 1162 (うち75歳以上) 4,130 4,455 4,816 5176 5513

要介護等認定者出現率 14.54% 15.31% 16.10% 16.99% 17.44%

 (うち65歳~74歳) 4.48% 4.85% 5.06% 5.11% 5.36% (うち75歳以上) 28.26% 28.88% 29.54% 30.22% 31.06%資料:介護保険事業状況報告書(各年度9月末現在)

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3.日常生活圏域別の現状

(1)日常生活圏域の区分

第3期介護保険事業計画から、地域の実情を踏まえたきめ細かい高齢者福祉・介護の環境

づくりをめざすものとして、日常生活圏域の考え方が取り入れられました。

立川市では、地域の成り立ちや人口の分布状況などから、市内を6圏域に区分しています。

【日常生活圏域区分図】

【日常生活圏域区分】

圏域 ①南部西

地区

②南部東

地区

③中部

地区

④北部東

地区

⑤北部中

地区

⑥北部西

地区

町名

・富士見町

・柴崎町

・錦町

・羽衣町

・曙町

・高松町

・緑町

・栄町

・若葉町

・幸町 ・柏町 ・泉町 ・砂川町

・上砂町

・一番町

・西砂町

①南部西地区

②南部東地区

③中部地区

④北部東地区

⑥北部西地区

⑤北部中地区

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

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(2)町別・圏域別の概要

【町別高齢化率(平成 26年4月1日現在)】

資料:住民基本台帳

【町別要介護等認定者出現率(平成 26年4月1日現在)】

資料:住民基本台帳、介護保険資料

10%以下

10%超 20%以下

20%超

高松

富士見

羽衣

西砂

一番 上砂 砂川

柏 幸

若葉

柴崎

10%以下

10%超 15%以下

15%超

高松

富士見

羽衣

西砂

一番 上砂 砂川

柏 幸

若葉

柴崎

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【町別指標(平成26年度)】

65歳~74歳

75歳以上

65歳~74歳

75歳以上

①南部西 富士見町 19,732 4,863 2,557 2,306 24.65% 12.96% 11.69% 923 18.98% 489

 地区 柴崎町 9,954 2,365 1,185 1,180 23.76% 11.90% 11.85% 452 19.11% 215

②南部東 錦町 16,538 3,125 1,593 1,532 18.90% 9.63% 9.26% 611 19.55% 338

 地区 羽衣町 9,624 2,511 1,384 1,127 26.09% 14.38% 11.71% 489 19.47% 233

③中部 曙町 11,172 2,190 1,143 1,047 19.60% 10.23% 9.37% 407 18.58% 206

 地区 高松町 9,867 2,166 1,121 1,045 21.95% 11.36% 10.59% 451 20.82% 198

緑町 16,376 63 44 19 0.38% 0.27% 0.12% 6 9.52% 3

④北部東 栄町 12,942 2,999 1,606 1,393 23.17% 12.41% 10.76% 472 15.74% 230

 地区 若葉町 12,473 3,587 1,991 1,596 28.76% 15.96% 12.80% 484 13.49% 223

⑤北部中 幸町 13,341 3,268 1,795 1,473 24.50% 13.45% 11.04% 467 14.29% 241

 地区 柏町 9,213 2,073 1,099 974 22.50% 11.93% 10.57% 341 16.45% 171

泉町 1,421 156 101 55 10.98% 7.11% 3.87% 16 10.26% 8

砂川町 16,376 3,330 2,026 1,304 20.33% 12.37% 7.96% 418 12.55% 215

⑥北部西 上砂町 11,100 2,692 1,417 1,275 24.25% 12.77% 11.49% 574 21.32% 334

 地区 一番町 13,090 3,254 1,996 1,258 24.86% 15.25% 9.61% 423 13.00% 199

西砂町 9,313 1,451 907 544 15.58% 9.74% 5.84% 213 14.68% 133

178,209 40,091 21,963 18,128 22.50% 12.32% 10.17% 6,747 16.83% 3436

29,686 7,228 3,742 3,486 24.35% 12.61% 11.74% 1,375 19.02% 704

26,162 5,636 2,977 2,659 21.54% 11.38% 10.16% 1,100 19.52% 571

37,415 4,419 2,308 2,111 11.81% 6.17% 5.64% 864 19.55% 407

25,415 6,586 3,597 2,989 25.91% 14.15% 11.76% 956 14.52% 453

40,351 8,827 5,021 3,806 21.88% 12.44% 9.43% 1,242 14.07% 635

33,503 7,397 4,320 3,077 22.08% 12.89% 9.18% 1,210 16.36% 666

④北部東

⑤北部中

⑥北部西

認定者出現率

認知症高齢者

①南部西

②南部東

③中部

高齢者人口

圏域名 町名 総人口高齢化

要介護等認定者数

※ 人口は住民基本台帳および外国人登録されている方の集計で他市への住所地特例の方を除く(平成24

年4月1日現在)

※ 要介護認定者数は介護保険施設入所者を除く(平成26年4月1日現在)

※ 認知症高齢者数は認知症自立度Ⅱ以上で介護保険施設入所者を除く(平成26年4月1日現在)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 11 -

(3)各圏域の概要

日常生活圏域として区分される6圏域それぞれについての概要については、次ページ以降

のとおりです。

各圏域ごとに示す内容は以下のとおりです。

項 目 概 要

圏域の位置

市内における位置を示します。

圏域の概要

都市や自然等の条件、地域環境等について整理します。

主な指標

高齢者数や高齢化率、及び65歳以上の要介護等認定者出現率を示す

とともに、市全体の平均値も参考値として掲載します。

人口等 : 住民基本台帳(平成26年4月1日現在)

認定者数等 : 介護保険事業状況報告書

(平成26年4月1日現在)

指標等の特徴 指標等から把握できる情報をもとに、圏域としての特徴を整理しま

す。

地域包括

支援センター

圏域の高齢者支援拠点となる、地域包括支援センターの名称、所在地

を記します。

福祉相談

センター

地域包括支援センターの補完的な機能を持つ、福祉相談センターの名

称、所在地を記します。

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

高齢者福祉・保健等に関わる地域資源を示した圏域図です。

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- 12 -

① 南部西地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の南西部に位置して

います。

○ 富士見町、柴崎町から

なります。

圏域の概要

○ 立川駅南の都市的機能や、住宅や公共施設などの市街地が広がって

います。

○ JR中央本線など、市の玄関口となる立川駅をはじめ、多摩モノレ

ールが圏域の東部を南北に貫通しているほか、くるりんバス・南ルー

トが公共交通ネットワークを形成しています。

○ 圏域南部は多摩川と接しており、うるおいあるオープンスペースが

広がっています。

○ 立川駅南口地区、及び富士見地区に商店街が立地し、商業環境を形

成しています。

主な指標

○高齢者数 : 7,229人

( 〃 市全体に占める割合) : (18.0%)

○高齢化率 : 24.3%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 19.02%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均を上回る値となっています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均を上回る値となっています。

○ 古くからの市街地等の街並みを有し、高齢化率や要介護等認定者出

現率は、市平均に比べやや高い値となっており、介護等の支援ニーズ

は高い圏域であると考えられます。

地域包括

支援センター

南部西ふじみ 地域包括支援センター

(富士見町2丁目36−47)

①南部西地区

赤字は町別指標

の数値の修正を

反映させる

(以降同様)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 13 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、南部西ふじみ地域包括支援センターが、

圏域北部に位置しています。

○ 民間の福祉活動を担う市社会福祉協議会が、圏域北部に位置してい

ます。

○ 高齢者等の憩い、交流、コミュニティ活動拠点として、柴崎福祉会

館が、圏域南部に位置しています。

【南部西地区図】

富士見町

柴崎町

南部西ふじみ 地域包括支援センター

立川市社会福祉協議会

柴崎福祉会館

JR青梅線

柴崎体育館駅

立川南駅

立川駅

多摩モノレール

西立川駅

,◎●●

● JR中央本線

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

◇ ☆

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- 14 -

② 南部東地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の南東部に位置して

います。

○ 錦町、羽衣町からなり

ます。

圏域の概要

○ 立川駅に近接し、宅地等の市街地が広がっています。

○ JR南武線の西国立駅が圏域の中央に位置し、公共交通拠点となっ

ています。また、くるりんバス・南ルートが圏域内を運行していま

す。

○ 圏域南部は多摩川と接しており、うるおいあるオープンスペースが

広がっています。

○ 立川駅南口地区、及び羽衣地区に商店街が立地し、商業環境を形成

しています。

主な指標

○高齢者数 : 5,635人

( 〃 市全体に占める割合) : (14.1%)

○高齢化率 : 21.5%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 19.52%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均をやや下回っています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均を上回る値となっています。

○ 高齢化率が市平均よりやや低い値であるのに対し、要介護等認定者

出現率は高い値となっており、介護等の支援ニーズは高い圏域である

と考えられます。

地域包括

支援センター

南部東はごろも 地域包括支援センター

(羽衣町1丁目12-18)

福祉相談

センター

にしき福祉相談センター

(錦町6丁目28-15)

②南部東地区

Page 15: 高齢者福祉にかかわる立川市の現状第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状 - 3 - 1.人口、世帯などの推移 (1)人口(各年度10月1日現在の住民基本台帳人口)

第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 15 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、南部東はごろも地域包括支援センター

が、圏域北東部に位置しています。

○ 高齢者の相談支援窓口として、にしき福祉相談センターが、圏域南

部に位置しています。

【南部東地区図】

羽衣町

錦町

南部東はごろも 地域包括支援センター

にしき福祉相談センター

西国立駅

立川駅

●◎

JR中央本線

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

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- 16 -

③ 中部地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の中央部に位置して

います。

○ 曙町、高松町、緑町か

らなります。

圏域の概要

○ 立川駅北側に位置し、中心的な市街地や、宅地等の都市的環境が広

がっています。

○ JR中央本線などの鉄道路線が集積する立川駅をはじめ、多摩モノ

レールが圏域中央を南北に貫通しているほか、くるりんバス・北及び

南ルートが圏域内を運行し、公共交通ネットワークを形成していま

す。

○ 圏域西部には昭和記念公園が位置し、市民の憩いの場として豊かな

環境が広がっています。

○ 立川駅北口地区、及び高松地区に商店街が立地し、商業環境を形成

しています。

主な指標

○高齢者数 : 4,417人

( 〃 市全体に占める割合) : (11.0%)

○高齢化率 : 11.8%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 19.55%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均を下回る値となっています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均を上回る値となっています。

○ 高齢化率が他圏域に比べ低い値にとどまる一方、要介護等認定者出

現率は高い値となっており、介護等の支援ニーズは高い圏域であると

考えられます。

地域包括

支援センター

中部たかまつ 地域包括支援センター

(高松町2丁目27−27)

③中部地区

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 17 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、中部たかまつ地域包括支援センターが、

圏域中央部に位置しています。

○ 健康づくり・保健活動の拠点である健康会館が、圏域中央部に位置

しています。

○ 高齢者等の憩い、交流、コミュニティ活動拠点として、曙福祉会館

が、圏域東部に位置しています。

【中部地区図】

緑町

高松町

中部たかまつ 地域包括支援センター

健康会館

JR中央本線

立川北駅

立川駅

多摩モノレール

高松駅

● ●

曙町

曙福祉会館

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

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- 18 -

④ 北部東地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の北東部に位置して

います。

○ 栄町、若葉町からなり

ます。

圏域の概要

○ 戸建てや住宅団地等、宅地を主とした市街地が広がっています。

○ 圏域内には鉄道路線はありませんが、圏域の西側に近接する形で、

多摩都市モノレールが南北に貫通しています。また、くるりんバス・

北ルートが圏域内を運行しています。

主な指標

○高齢者数 : 6,585人

( 〃 市全体に占める割合) : (16.4%)

○高齢化率 : 25.9%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 14.52%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均を上回る値となっています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均を下回る値となっています。

○ 高齢化率は他圏域に比べ高い値である一方、要介護等認定者出現率

はやや低い値にとどまっており、高齢化動向に比べ、支援ニーズは顕

在化していない圏域であると考えられます。

地域包括

支援センター

北部東わかば 地域包括支援センター

(若葉町3丁目45−2)

④北部東地区

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 19 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、北部東わかば地域包括支援センターが、

圏域北部に位置しています。

【北部東地区図】

栄町

若葉町

北部東わかば 地域包括支援センター

立川駅

多摩モノレール

● 泉体育館駅

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

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- 20 -

⑤ 北部中地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の北部中央に位置し

ています。

○ 幸町、柏町、泉町、砂

川町からなります。

圏域の概要

○ 宅地等の市街地のほか、緑や農地等も広がっています。

○ 西武拝島線が圏域北部を東西に通っており、多摩モノレールが圏域

中央を南北に貫通しているほか、くるりんバス・北ルートが圏域内を

運行し、公共交通ネットワークを形成しています。

○ 玉川上水など、うるおいある水辺環境も広がっています。

○ 旧砂川地区に商店街が立地し、商業環境を形成しています。

主な指標

○高齢者数 : 8,828人

( 〃 市全体に占める割合) : (22.0%)

○高齢化率 : 21.9%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 14.07%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均とほぼ同水準となっています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均をやや下回る値となっています。

○ 高齢化率は市平均並みの一方、要介護等認定者出現率は市平均をや

や下回る値となっており、介護等の支援ニーズは今後増加していくこ

とも考えられます。

地域包括

支援センター

北部中さいわい 地域包括支援センター

(幸町4丁目14-1)

⑤北部中地区

Page 21: 高齢者福祉にかかわる立川市の現状第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状 - 3 - 1.人口、世帯などの推移 (1)人口(各年度10月1日現在の住民基本台帳人口)

第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 21 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、北部中さいわい地域包括支援センター

が、圏域北東部に位置しています。

○ 行政拠点である立川市役所が、圏域南部に位置しています。

○ 高齢者等の憩い、交流、コミュニティ活動拠点として、幸福祉会館

が、圏域東部に位置しています。

【北部中地区図】

泉町

砂川町

北部中さいわい 地域包括支援センター

幸福祉会館

立飛駅

立川駅

多摩モノレール

立川市役所

西武拝島線 玉川上水駅

柏町

幸町

砂川七番駅

泉体育館駅

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

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- 22 -

⑥ 北部西地区

項 目 概 要

圏域の位置

○ 市の北部中央に位置し

ています。

○ 上砂町、一番町、西砂

町からなります。

圏域の概要

○ 宅地等の市街地のほか、緑や農地等も広がっています。

○ 圏域の中央部を西武拝島線が東西に横断しているほか、くるりんバ

ス・北及び西ルートが圏域内を運行しています。

○ 玉川上水など、うるおいある水辺環境も広がっています。

主な指標

○高齢者数 : 7,397人

( 〃 市全体に占める割合) : (18.5%)

○高齢化率 : 22.1%

( 〃 市平均) : (22.5%)

○要介護等認定者出現率 : 16.36%

( 〃 市平均) : (16.83%)

指標等の特徴

○ 高齢化率は、市平均とほぼ同水準となっています。

○ 要介護等認定者出現率は、市平均をやや下回る値となっています。

○ 高齢化率は市平均並みの一方、要介護等認定者出現率は市平均をや

や下回る値となっており、介護等の支援ニーズは今後増加していくこ

とも考えられます。

地域包括

支援センター

北部西かみすな 地域包括支援センター

(上砂町5丁目76-4)

福祉相談

センター

かみすな福祉相談センター (上砂町1丁目13-1)

にしすな福祉相談センター (西砂町5丁目5-5)

⑥北部西地区

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 23 -

主な高齢者

福祉・保健等

地域資源

位置図

○ 高齢者の支援拠点である、北部西かみすな地域包括支援センター

が、圏域東部に位置しています。

○ 高齢者等の憩い、交流、コミュニティ活動拠点として、一番福祉会

館が、圏域中部に位置しています。

○ 高齢者の相談支援窓口として、かみすな福祉相談センターが、圏域

南東部に、にしすな福祉相談センターが、圏域西部に位置していま

す。

【北部西地区図】

西砂町

北部西かみすな 地域包括支援センター

かみすな福祉相談センター

●◎

●◎

一番福祉会館

西武拝島線

一番町

上砂町

武蔵砂川駅

にしすな福祉相談センター

西武立川駅

マーク 内 容

● 福祉拠点施設等

◎ 特別養護老人ホーム

◇ グループホーム

☆ 老人保健施設

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- 24 -

(4)圏域別資源等一覧

① サービス別事業者数

介護サービス別の事業者立地状況について圏域別にみると、次のようになっています。

なお、あくまで事業所事務所の立地状況を示したもので、サービス提供が当該圏域に限定

されるものではありません。

(平成26年4月1日現在)

圏域別

サービス種別 ①

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西 計

(1)居宅介護支援

(ケアマネ事業所) 7 12 4 3 8 6 40

(2)訪問介護 10 11 4 3 6 4 38

(3)訪問入浴介護 2 1 0 0 0 0 3

(4)訪問看護 1 4 1 2 2 1 11

(5)通所介護 6 7 1 9 6 9 38

(6)認知症対応型通所介護 2 3 1 2 2 1 11

(7)通所リハビリテーション 2 0 0 1 0 0 3

(8)短期入所生活介護 3 1 0 0 1 4 9

(9)短期入所療養介護 2 0 0 1 0 0 3

(10)認知症対応型共同生活介護

(グループホーム) 2 2 1 0 0 3 8

(11)小規模多機能型居宅介護 0 0 1 0 0 1 2

(12)特定施設入居者生活介護

(介護付き有料老人ホーム) 2 1 1 0 1 1 6

(13)介護老人福祉施設

(特別養護老人ホーム) 1 1 0 0 1 3 6

(14)介護老人保健施設 2 0 0 1 0 0 3

(15)福祉用具貸与 0 5 2 2 0 0 9

(16)特定福祉用具販売 0 5 3 2 1 0 11

(17)夜間対応型訪問介護 0 1 0 0 0 0 1

※ 圏域ごとの事業者拠点分布状況(サービス別の延べ数)を示す資料であり、利用者が当

該圏域の方に限定されるものではありません。

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 25 -

② 施設サービスの立地状況等

施設サービスの市内立地状況、及び空き人数、待機者数等の状況は次のようになっていま

す。

【施設サービスの状況】 (更新日:平成26年9月1日) 種別 コード

サービス種別 施設名 所在地 定員 空き 人数

待機 者数

圏域

1 特別養護老人ホーム 至誠キートスホーム 幸町 4-14-1 70 0 355 ⑤北部中

1 特別養護老人ホーム フェローホームズ 富士見町 2-36-43

152 0 536 ①南部西

1 特別養護老人ホーム 砂川園 上砂町 5-76-4 160 0 498 ⑥北部西

1 特別養護老人ホーム 至誠特別養護老人ホーム 錦町 6-28-15

150 0 310 ②南部東

1 特別養護老人ホーム 西砂ホーム 西砂町 5-5-5

102 0 139 ⑥北部西

1 特別養護老人ホーム 敬愛ホーム 上砂町 2-14-1 30 0 580 ⑥北部西

4 ※小規模特別養護老人ホーム

ほゝえみ 上砂町 2-3-10

29 0 79 ⑥北部西

2 老人保健施設 国立あおやぎ苑立川 富士見町 7-33-1 151 0 20 ①南部西

2 老人保健施設 スターホーム 富士見町 1-36-6

130 6 0 ①南部西

2 老人保健施設 わかば 若葉町 3-45-2

100 6 0 ④北部東

3 ※グループホーム 花梨 西砂町 5-22-18

18 0 2 ⑥北部西

3 ※グループホーム 立川富士見町の家 富士見町 7-30-15

9 0 5 ①南部西

3 ※グループホーム 至誠ホームスオミ 錦町 6-28-15 9 0 18 ②南部東

3 ※グループホーム やわらぎ・西立川 富士見町 2-31-23

18 0 17 ①南部西

3 ※グループホーム えがおの家 羽衣町 1-7-10 9 0 9 ②南部東

3 ※グループホーム ウェルケア立川 上砂町 3-4-26

18 0 1 ⑥北部西

3 ※グループホーム ウェルケアひだまり 上砂町 3-36-14

18 0 7 ⑥北部西

3 ※グループホーム ヴィラ・フェローホームズ 緑町 3372-10 9 0 24 ③中部

5 ※小規模多機能型居宅介護

ウェルケアひだまり 上砂町 3-36-14

25 2 0 ⑥北部西

5 ※小規模多機能型居宅介護

あけぼのさん家 (3/1開設予定)

曙町 3-5-18 24 10 0 ③中部

(種別状況)

種別

コード サービス種別 箇所数 定員 空人数 待機者数

1 特別養護老人ホーム 6 664 0 2,418

2 老人保健施設 3 381 12 20

3 ※グループホーム 8 108 0 83

4 ※小規模特別養護老人ホーム 1 29 0 79

5 ※小規模多機能型居宅介護 2 49 12 0

※印のついた施設は地域密着型サービスとなりますので、立川市民でない方は、入所・入居できません。また、

特別養護老人ホームや老人保健施設については、広域的な観点での確保が想定されていることから、必ずしも各

圏域ごとに整備を目指すものではありません。

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- 26 -

③ くるりんバス

くるりんバスとは、市内を巡回する市民バスで、「きたくるりん」「みなみくるりん」「に

しくるりん」の3ルートで運行しています。運賃は1乗車100円となっています。(大人・

子どもとも同額。未就学児以下は無料。)

【「くるりんバス」運行状況】

圏域別

路線等(主な停留所) ①

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

くるりんバス・北ルート

(女性総合センター-立川

市役所-武蔵砂川駅-幸福

祉会館)

◎ ◎ ◎ ○

くるりんバス・南ルート

(立川駅南口-柴崎体育館

-国営昭和記念公園-総合

福祉センター)

◎ ◎ ◎

くるりんバス・西ルート

(武蔵砂川駅-一番福祉会館

-西砂スポーツ広場北-西武

立川駅西-昭島駅北口)

◎:圏域内の主要路線 ○:圏域内の一部を通行する路線

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 27 -

4.事前調査結果からみた高齢者の現状と意向

(1)調査概要

本計画の策定にあたり、平成25年10月~11月にかけて、「①介護保険を利用してい

ない高齢者」、「②介護保険サービス利用者及びその家族」、「③介護サービス提供事業者」等

の実態や利用意向等を把握し、また、「④日常生活圏域ごとの高齢者の介護に関するニー

ズ」を把握することで、取り巻く環境の変化や問題点等を探り、計画に反映していくことを

目的とした事前調査を実施しています。

立川市介護保険運営協議会では、これらの調査結果を踏まえ、審議してきました。

○調査方法 : 郵送による調査票の配布・回収

○調査期間 : 平成25年10月28日(月)~平成25年11月15日(金)

○対象者 : それぞれ、無作為抽出による

【調査対象者】

番号 対象者 対象者抽出方法 人数(箇所)

1 65 歳以上の市民① 本市の 65 歳以上の市民から無作為抽出 1,000 人

2 要支援・要介護の認

定を受けた市民

本市で要支援・要介護の認定を受けてい

る市民(施設入所者も含む)から無作為抽

1,000 人

3 介護保険サービス事

業者

本市で介護保険サービスを提供する事業

者から無作為抽出 100 箇所

4 65 歳以上の市民②

(日常生活圏域)※

上記1以外の本市の 65 歳以上の市民か

ら無作為抽出 600 人

合 計 2,700 人・箇所

※ 厚生労働省老健局が実施した「日常生活圏域ニーズ調査」に対応。

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【主な調査内容と回答率】

号 対象者 調査項目 配布数

有効

回答数 回答率

1 65 歳以上の

市民①

■基本属性:性別・年齢、居住地

区、世帯構成、職業等

■健康状態と医療受診状況

■住まい

■食生活

■近所付き合いの状況

■生きがいづくり・外出の状況

■生活の心配や相談機関の認知

■今後の暮らしについて

■介護保険制度について

1,000 件 638 件 63.8%

要支援・要介

護の認定を受

けた市民

■基本属性:性別・年齢、居住地

区、世帯構成、支援依頼可能者

の居住地等

■医療の受診状況

■要介護認定と介護保険利用状況

■介護保険サービスの利用状況と

利用意向

■サービス満足度とサービス利用

■介護サービス事業者について

■現在の生活状況と今後の意向

■地域や立川市に期待すること

■介護家族の状況

■介護保険制度・高齢者福祉施策

についての意見

1,000 件 572 件 57.2%

3 介護保険サー

ビス事業者

■事業所概要:開設年、組織形

態、事業内容等

■サービスの提供体制・提供状況

■苦情受付・質の向上への取り組

■制度改正による影響や変化

■利用者増減への対応や空き情報

提供について

■介護保険サービスの経営状況

■居宅介護支援について

■介護保険サービス実施の課題と

行政への要望

100 件 60 件 60.0%

65 歳以上の

市民②

(全国調査対

応)

■基本属性:家族構成、性別・年

齢、生年月日、居住地区

■家族や生活状況

■運動・閉じこもりについて

■転倒予防について

■口腔・栄養について

■物忘れについて

■日常生活について

■社会参加について

■健康について

600 件 413 件 68.8%

合 計 2,700 件 1,683 件 62.3%

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

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(2)調査結果の概要

① 65 歳以上の市民の現状

<年齢と性別>

回答者の年齢は「65~69歳」が30.4%、「70~74歳」が28.7%、「75歳以上」が

40.0%となっています。

性別は「男性」が44.7%、「女性」が54.9%となっており、やや女性の方が多くなって

います。

図表 年齢(左)と性別(右)

<世帯構成>

世帯構成は「夫婦2人」世帯が最も多く40.9%、次いで「親と子」の2世代世帯が

33.1%、「ひとり暮らし」が18.5%となっています。

図表 世帯構成

男性44.7%女性

54.9%

無回答0.5%

性別 (n= 638)

65~69歳30.4%

70~74歳28.7%

75歳以上40.0%

無回答0.9%

年齢 (n= 638)

世帯構成

ひとり

暮らし

18.5%

夫婦2人

40.9%

親と子

33.1%

三世代

5.5%

兄弟・

姉妹のみ

0.5%

施設や病

0.0%その他

0.9% 無回答

0.6%

(n= 638)

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<健康状態・医療>

治療中の病気がある人は71.9%となっています。

かかりつけ医の有無については、78.1%の人が「いる」と回答しています。

図表 治療中の病気の有無(左)とかかりつけ医の有無(右)

<住居形態>

住居形態は、「持ち家(戸建)」が最も多く53.0%と半数以上、「公団・都営・市営賃貸住

宅」が18.5%、「持ち家(集合住宅)」が15.8%となっています。

図表 住居形態

持ち家(戸建)53.0%

持ち家(集合住宅)

15.8%

民間の賃貸住宅(戸建)

1.3%

民間の賃貸住宅(集合住宅)

6.7%

公団・都営・市営賃貸住宅

18.5%

社宅・公務員住宅

0.2%

老人ホームなどの施設や病

院0.2%

その他0.2%

無回答4.2%

住居形態 (n= 638)

いない16.3%

いる78.1%

無回答5.6%

かかりつけ医の有無 (n= 638)

ない21.5%

ある71.9%

無回答6.6%

治療中の病気の有無 (n= 638)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

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<近所づきあいの頻度>

近所づきあいの頻度は、「困ったときには助け合える」が28.4%、「立ち話をする程度」

が34.0%、「あいさつだけはする程度」が28.4%となっています。

図表 近所づきあいの程度

<助けあいの活動を広げるために必要なこと>

助けあいの活動を広げるために必要なことでは、「心身の健康」が46.9%で最も高く、次

いで、「自分からご近所の方への声かけ」が26.0%、「時間的な余裕」(25.5%)、「市が地

域の情報を収集・提供すること」(22.7%)の順となっています。

図表 助けあいの活動を広げるために必要なこと(複数回答)

(n=638) (%)

その他

わからない

無回答

心身の健康

自分からご近所の方への声かけ

時間的な余裕

市が地域の情報を収集・提供すること

つどいの場・サロンなど皆が集まる行事

手助けが必要な人からの情報発信

ボランティアや支援組織を育てること

世話人・指導者・コーディネータ

地域活動の場の確保

知人から声をかけてもらうこと

認知症サポーター養成講座の推進

46.9

26.0

25.5

22.7

20.1

18.3

17.6

15.4

12.5

10.0

5.0

1.4

7.8

10.5

0 10 20 30 40 50

n=

(638) 28.4 34.0 28.4 5.0 4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

困ったときには助け合える 立ち話をする程度 あいさつだけはする程度

ほとんど付き合いはない 無回答

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<生きがいや楽しみ>

現在の生きがい・楽しみは「旅行」が最も多く43.4%、次いで「趣味・習い事」39.3%、

「友人・仲間と過ごすこと」38.7%、「テレビ・ビデオ」34.6%の順となっています。

今後の生きがい楽しみにしていきたいことも、概ね現在の生きがい・楽しみと同様の傾向

で「旅行」が最も多く47.3%、次いで「趣味・習い事」35.3%、「友人・仲間と過ごすこ

と」34.0%となっています。

現在の生きがい・楽しみと今後で異なっている項目は、「テレビ・ビデオ」で「現在」

34.6%に対し「今後」21.5%、「学習・文化活動」は「現在」8.5%に対し「今後」

12.2%で、今後新たに始める意向があると思われます。

図表 現在の生きがいや楽しみと、今後生きがい・楽しみにしていきたいこと(複数回答)

(%) (%)

現在の生きがい・楽しみ 今後の生きがい・楽しみにしていきたいこと

無回答

家事・介護

収入のある仕事

ボランティア活動・奉仕

学習・文化活動

信仰・おまいり・お祈り

(n=638)

旅行

趣味・習い事

友人・仲間と過ごすこと

テレビ・ビデオ

家族、親族づきあい

スポーツ・レクリエーション

孫の世話

パソコン・インターネット

町内会・自治会・子供会・老人クラブなど地域活動

その他

特にない

43.4

39.3

38.7

34.6

26.8

22.7

14.3

12.9

11.9

10.5

9.4

8.5

6.7

3.9

4.7

6.3

2.7

0 10 20 30 40 50

47.3

35.3

34.0

21.5

23.7

23.0

10.2

12.7

11.8

12.4

8.5

12.2

6.0

4.5

2.0

10.7

4.1

0 10 20 30 40 50

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 33 -

<今後の生活の不安点>

今後の生活について不安に感じている点は、「自分又は配偶者の健康」(48.7%)、「寝た

きり、又は健康状態が悪化した時の介護のこと」(45.3%)、「認知症になった時の介護のこ

と」(39.8%)が多くあげられ、健康、介護について不安を感じている人が多いことがわか

ります。

図表 今後の生活の不安点 (複数回答)

<健康・福祉に関する相談相手>

健康・福祉に関する相談相手は、「家族・親族」(70.8%)が最も多く、次いで「かかりつ

け医」(42.8%)、「友人・知人」(24.5%)となっています。

図表 健康・福祉に関する相談相手 (複数回答)

(%)

(n=638)

家族・親族

かかりつけ医

無回答

友人・知人

市役所や市連絡所などの相談窓口

地域包括支援センター・福祉相談センター

民生委員

その他

相談する人は特にいない

70.8

42.8

24.5

9.9

4.5

3.3

0.5

5.2

6.7

0 20 40 60 80

(%)

(n=638)

自分又は配偶者の健康

寝たきり等健康状態が

悪化した時の介護のこと

認知症にな

った時の

介護のこと

地震や火災などの災害

急病などの緊急時の

対応

今後の生活費など

経済的なこと

経済的な生活のこと

犯罪や交通事故

買い物やゴミ出しなど

日常生活に関すること

家族との人間関係

財産管理のこと

身近な相談相手が

いないこと

失業など雇用に関するこ

と その他

特にない

無回答

48.745.3

39.836.5

29.6

15.7 15.213.2

8.06.0

3.0 3.01.3 0.8

12.5

3.4

0

20

40

60

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- 34 -

<介護が必要になった時の生活について希望に近いもの>

介護が必要になった時の生活について希望に近いものは、「自宅の生活を続けたい」が

51.6%でほぼ半数、「老人ホームへ入所したい」が 24.7%、「家族の意向に任せている」

が 16.0%となっています。

図表 介護が必要になった時の生活について希望に最も近いもの

<介護保険に関する情報源>

介護保険に関する情報源は、「市の広報・ちらしなどの資料」が52.0%、「新聞・テレ

ビ・ラジオ」が43.9%と公的な情報、マスメディアが多くなっています。次いで「友人・

知人」(16.1%)、「家族・親族」(14.6%)となっています。

図表 介護保険に関する情報源(複数回答)

(%)

(n=638)

市の広報・ちらしなど

の資料

新聞・テレビ・ラジオ

友人・知人

家族・親族

施設・事業所・関係団

体が発行する印刷物

市役所の窓口

インター

ット

施設・事業所・関係団

体に相談

福祉サー

ビス第三者評

(福ナビ

その他

特にない

無回答

52.0

43.9

16.1 14.6

8.85.6

2.8 2.0 0.6 0.5

15.0

8.9

0

20

40

60

自宅の生活を続けたい

51.6%

費用がかかっても老人ホームなどへ入所したい

4.2%

費用がかあまりからない老人ホーム

へ入所したい20.5%

家族の意向に任せている

16.6%

その他0.9%

無回答6.1%

介護が必要になった時の生活について

希望に近いもの (n= 638)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 35 -

<介護保険のサービスと保険料についての考え>

介護保険のサービスと保険料についての考えでは、最も多いのは「サービス量を変えずに

保険料の負担を増やさないようにすべき」で 39.0%、次が「利用時の自己負担額を増やし

て、必要サービス量を維持すべき」が 10.2%で、保険料を上げないことを重視する回答が

多い。サービス量重視は 9.6%、サービス量よりも保険料負担を下げること重視の回答は

8.6%でした。

図表 介護保険のサービスと保険料についての考え

保険料が増えてもサービス量を

維持すべき9.6%

利用時負担額を増やして、サービス量を維持すべ

き10.2%

サービス量は増やさず保険料の負担を増やさな

いべき39.0%

サービス量を抑制して、保険料の負担を下げる

べき8.6%

わからない19.6%

無回答13.0%

介護保険サービスと利用料について (n= 638)

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- 36 -

② 要支援・要介護の認定を受けた市民の現状

<要介護度>

要介護度は、要支援者が41.9%、要介護1,2,3が39.9%、要介護4,5が13.2%と

なっています。

図表 要介護度

<支援する親族等の居住地>

支援する親族等の居住地は「同居している」、「立川市内」がそれぞれ32.2%、35.3%と

多くなっていますが、一方で「隣接県」、「他の県、国外」がそれぞれ10.7%、2.8%あり、

1割程度は、支援者が遠方にいます。

図表 支援する親族との居住地(複数回答)

(%)

無回答

立川市内

隣接市

東京都内の他市区町村

隣接県

他の県、国外

とくにいない

(n=572)

同居している 32.2

35.3

13.8

15.0

10.7

2.8

5.2

7.7

0 10 20 30 40 50

要支援128.1%

要支援213.8%

要介護117.5%

要介護212.6%

要介護39.8%

要介護47.2%

要介護56.1%

無回答4.9%

要介護度 (n= 572)

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 37 -

<介護保険の利用開始時の相談先>

介護保険の利用開始時の相談先は、「地域包括支援センター・福祉相談センター」が最も

多く、50.0%、次いで「居宅介護支援事業者」が33.4%、「市役所・連絡所窓口」が

21.7%となっています。

図表 介護保険の利用開始時の相談先(複数回答)、最もよく相談した所(1つ)

<介護保険サービス利用状況>

介護保険サービスの利用状況は、79.0%が「利用している」、「利用していない」は

14.3%となっています。

図表 介護保険サービス利用状況

(%)

薬局・薬店

その他

特に相談しなかった

無回答

(n=572)

地域包括支援センター・福祉相談センター

居宅介護支援事業者

市役所・連絡所窓口

診療所や病院の医師など

親族・知人

介護サービス事業者

民生委員

介護保険施設

工務店や福祉機器の事業者

24.7

2.6

0.5

0.0

0.2

0.7

1.0

3.0

4.2

6.3

6.5

20.8

29.5

5.2

2.4

1.0

0.2

1.4

2.1

2.8

9.8

10.0

17.5

21.7

33.4

50.0

0 10 20 30 40 50

相談先(複数)

最もよく相談

(%)

(n=572) 79.0 4.7 14.3 1.9

利用している 現在は利用していないが、利用する予定がある 利用していない 無回答

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- 38 -

<利用サービスと今後の利用意向>

利用しているサービスは、「福祉用具の貸与・購入費の支給」(39.2%)、「通所介護」

(33.2%)が多く、利用者の30%以上が利用しています。次いで「訪問介護」(25.9%)、

「住宅改修」(25.4%)となっています。

利用しているサービスのうち増やしたいサービスは、全体として回答数が少なかったが、

「通所介護」(1.5%)、「訪問介護」(1.1%)等が挙げられています。

図表 利用サービスと今後の意向(サービス利用者)(複数回答)

(%)

増やしたい

やめたい

1.1% -

0.0% -

0.7% -

0.0% -

0.0% -

1.5% -

0.4% -

0.7% -

0.0% -

0.0% -

0.0% -

0.0% -

0.2% -

0.2% -

0.0% -

0.0% -

95.8% 100.0%

⑯介護老人保健施設

無回答/なし

⑨定期巡回・随時訪問型介護看護

⑬福祉用具の貸与・購入費の支給

⑪高齢者グループホーム

⑫有料老人ホーム

⑭住宅改修費の支給

⑮介護老人福祉施設

⑥通所介護

⑦通所リハビリテーション

⑧短期入所生活介護・療養介護

⑩小規模多機能型居宅介護

①訪問介護

②訪問看護

③訪問リハビリテーション

④訪問入浴介護

⑤居宅療養管理指導

(n=452) 利用サービス

25.9

12.6

12.8

8.0

9.7

33.2

18.4

9.7

3.3

1.1

0.9

3.3

39.2

25.4

5.1

6.0

13.5

0 10 20 30 40 50

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 39 -

③ 介護保険サービス事業者の現状

<スタッフ数>

スタッフ数は、常勤、非常勤合わせて「5 人未満」が 11.7%、5~15 人未満は 36.7%、

15~30 人未満 28.3%、30~60 人未満 13.3%、60 人以上 5.0%となっています。

図表 スタッフ数

図表 職種別スタッフ数

(%)

n= (60)

常勤

非常勤

常勤 + 非常勤 11.7

41.7

13.3

36.7

43.3

36.7

28.3

1.7

21.7

13.3

3.3

6.7

5.0

5.0

5.0

21.7

5.0

5人未満 5~15人未満 15~30人未満 30~60人未満 60人以上 無回答

(人)

最大 平均 最大 平均

5 1.0 9 0.4

6 0.2 2 0.1

47 4.2 18 2.4

1 0.0 3 0.2

0 0.0 4 0.1

17 1.2 7 1.3

11 0.8 12 0.4

2 0.1 1 0.0

1 0.0 26 0.5

22 1.7 35 3.8

6 0.2 0 0.0

10 1.0 23 0.8

7.5 0.5 11.2 1.1

111 10.8 57 10.9

福祉用具専門相談員

管理職・事務職

その他スタッフ

合計

保健師

看護師

作業療法士・理学療法士

管理栄養士

ヘルパー1級

ヘルパー2級

医師・歯科医師

常勤 非常勤

介護支援専門員

社会福祉士

介護福祉士

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- 40 -

<質の向上のための取り組み>

質の向上のための取り組みでは、「個々の利用者の状況に配慮したケアの実施」、「職員・

スタッフの研修、育成」、「利用者とご家族の意見の尊重」、「利用者の人権やプライバシーへ

の配慮」の順となっており、個々の利用者への配慮、人材育成が重視されていることがわか

ります。

図表 質の向上のための取り組み(複数回答)

(%)

個々の利用者の状況に配慮したケアの実施

(n=60)

職員・スタッフの研修、育成

利用者とご家族の意見の尊重

利用者の人権やプライバシーへの配慮

利用者個別のケアプランの充実と見直し

利用者の生活に楽しみが得られるような食事メニューや行事の実施

地域社会との連携(地元小学校、町内会などとの交流)

事業所間・施設間や行政との情報の交流

ご家族とのコミュニケーションを図る機会づくり

サービスの質の向上のためのサービス評価の実施

福祉サービス第三者評価の結果をうけての改善

特にない

無回答

透明性の高い経営(経営・収支状況の公開など)

衛生管理の徹底化

理解を広げるための幅広い広報、相談の実施

利用者からの苦情に対応する体制づくり

その他

36.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

3.3

5.0

6.7

13.3

13.3

21.7

6.7

0.0

1.7

0.0

0.0

0.0

1.7

3.3

3.3

3.3

6.7

8.3

13.3

18.3

43.3

50.0

56.7

60.0

0 20 40 60 80

3つまで

最も

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 41 -

5.日常生活圏域ニーズ調査

(1)調査概要

前項「4.事前調査結果からみた高齢者の現状」に示すとおり、本計画策定にあたっての

事前調査の一項目として実施しており、圏域ごとの高齢者の介護に関するニーズを把握し、

計画に反映していくことを目的として実施しています。

65歳以上の市民を対象として、国(厚生労働省)が示した全国的な調査様式を踏まえた、

「日常生活圏域ニーズ調査」(本市事前調査としての種別番号4)として実施したものです。

なお、調査内容や回収状況については、前項「4.事前調査結果からみた高齢者の現状」

にもあるとおり、以下のようになっています。

立川市介護保険運営協議会では、これらの調査結果を踏まえ、審議してきました。

○調査方法 : 郵送による調査票の配布・回収

○調査期間 : 平成25年10月28日(月)~平成25年11月15日(金)

○対象者 : 無作為抽出による

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- 42 -

(2)調査結果の概要

① 家族や生活状況について

<家族構成>

家族構成は、「一人暮らし」が全体では 15.7%、「夫婦2人」が 31.7%、「家族などと同

居」は 42.4%となっています。

地区別では、「一人暮らし」の比率に大きな違いがみられます。全体では 15.7%に対し、

北部東地区では 27.3%と非常に高く、「夫婦2人」世帯が少なくなっています。南部東地

区では 9.1%と低くなっています。「家族などと同居」の比率は、全体 42.4%に対し、北

部西が 38.2%、中部が 45.8%と若干の違いはあるが、大きな差は見られません。

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

15.7

13.6

9.1

18.1

27.3

12.1

14.7

31.7

34.8

36.4

26.4

24.2

33.3

33.8

42.4

40.9

45.5

45.8

40.9

45.5

38.2

0.5

1.5

9.7

10.6

7.6

9.7

7.6

9.1

13.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

一人暮らし 夫婦2人 家族などと同居 その他 無回答

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 43 -

<介護の必要性>

介護を必要としているかについては、全体では「介護・介助は必要ない」が 77.2%、

「現在、何らかの介護を受けている」が 2.4%となっています。

地区別では、北部西地区が「現在、何らかの介護を受けている」が 8.8%と他地区に比べ

て高くなっています。

② 運動・閉じこもりについて

<運動・閉じこもりについて>

運動・閉じこもりに関する Q1 から Q7 の項目を地区別にみると、北部中地区では、ポ

ジティブ回答が多く、Q2「椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっている」で

「はい」の比率が 89.4%と高く、Q6「外出回数の減少」、Q7「外出を控えているか」に

ついては、それぞれ 6.1%、1.5%と低くなっています。

一方で、北部西地区では、Q3「15 分位続けて歩いている」が全体に比べて低く、外出

に関する Q6,Q7 では外出を控えているという回答が多くなっています。

「はい」と回答した比率(%) 全体よりも5ポイント以上高い

Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 全体よりも5ポイント以上低い

n=

階段を手すりや壁をつた

わらずに昇

っている

椅子に座

った状態から何

もつかまらずに立ち上

っている

15分位続けて歩いてい

る 5m以上歩ける

週に1回以上は外出して

いる

昨年と比べて外出の回数

が減

っている

外出を控えている

(413) 66.8 84.0 88.4 97.6 94.2 21.5 11.9

(66) 71.2 84.8 97.0 98.5 95.5 19.7 9.1

(66) 69.7 83.3 90.9 97.0 90.9 27.3 15.2

(72) 58.3 80.6 86.1 97.2 93.1 22.2 13.9

(66) 63.6 87.9 92.4 97.0 97.0 27.3 12.1

(66) 71.2 89.4 84.8 97.0 95.5 6.1 1.5

(68) 64.7 79.4 79.4 98.5 92.6 29.4 19.1

北部中

北部西

南部東

立川市全体

南部西

中部

北部東

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

77.2

75.8

80.3

76.4

86.4

81.8

61.8

2.2

1.5

4.5

4.2

2.9

2.4

1.5

1.5

1.4

1.5

8.8

18.2

21.2

13.6

18.1

12.1

18.2

26.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

介護・介助は必要ない 必要だが、現在は受けていない 現在、何らかの介護を受けている 無回答

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- 44 -

③ 転倒予防について

<転倒予防について>

転倒予防に関する Q1 から Q5 の項目について地区別にみると、北部中地区では、ポジ

ティブな回答が多く、Q2「転倒に対する不安は大きい」は全体では 35.1%に対し、

28.8%、Q3「背中が丸くなってきた」は全体が 27.4%に対し 18.2%などとなっており、

転倒に関して不安な点が少なくなっています。

中部地区と北部西地区では逆にネガティブな回答が多く、Q2「転倒に対する不安は大き

い」は全体 35.1%に対し中部地区 41.7%、Q4「歩く速度が遅くなってきた」は全体が

49.2%に対し、中部地区 62.5%、北部西地区 60.3%、Q5「杖を使っている」は全体

8.5%に対し北部西地区 14.7%となっています。

全体よりも5ポイント以上高い

全体よりも5ポイント以上低い

「はい」と回答した比率(%)

Q1 Q2 Q3 Q4 Q5

n=

この1年間に転んだ

転倒に対する不安は大きい

背中が丸くな

ってきた

歩く速度が遅くな

ってきた

杖を使

っている

(413) 15.5 35.1 27.4 49.2 8.5

(66) 10.6 36.4 31.8 47.0 7.6

(66) 16.7 28.8 24.2 48.5 16.7

(72) 13.9 41.7 33.3 62.5 4.2

(66) 22.7 34.8 24.2 43.9 7.6

(66) 10.6 28.8 18.2 33.3 1.5

(68) 14.7 39.7 32.4 60.3 14.7

北部中

北部西

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 45 -

④ 口腔・栄養について

<口腔・栄養について>

口腔・栄養に関しては、地区別では、北部中地区ではポジティブな回答が多く、Q3「半年

前に比べて固いものが食べにくくなった」では全体が 28.6%に対し北部中地区 21.2%、

Q4「お茶や汁物等でむせることがある」は全体 17.2%に対し、北部中地区 10.6%となっ

ています。

北部西地区では逆にネガティブな回答が多く、Q3「半年前に比べて固いものが食べにく

くなった」は全体 28.6%に対し北部西地区 33.8%、Q5「口の渇きが気になる」は全体

22.0%に対し北部西地区 27.9%とやや多くなっています。

定期的な歯科受診は、南部西、南部東地区ではやや高いが、北部東、北部中、北部西地区

では低くなっています。

(%)

「はい」と回答した比率(%) 入れ歯使用者

Q1 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q8-1 Q8-2

n=

6カ月間で2~

3kg以

上の体重減少があ

った

半年前に比べて固いもの

が食べにくくな

った

お茶や汁物等でむせるこ

とがある

口の渇きが気になる

歯磨きを毎日している

定期的な歯科受診をして

いる

入れ歯を使用している

n=

噛み合わせは良い

毎日入れ歯の手入れをし

ている

(413) 12.8 28.6 17.2 22.0 91.3 47.0 59.1 (244) 84.4 93.4

(66) 12.1 24.2 16.7 18.2 93.9 56.1 54.5 (36) 80.6 97.2

(66) 13.6 31.8 13.6 25.8 87.9 53.0 62.1 (41) 92.7 92.7

(72) 16.7 26.4 25.0 20.8 91.7 51.4 50.0 (36) 83.3 88.9

(66) 15.2 31.8 13.6 19.7 90.9 40.9 60.6 (40) 77.5 95.0

(66) 10.6 21.2 10.6 16.7 95.5 40.9 63.6 (42) 90.5 92.9

(68) 8.8 33.8 22.1 27.9 89.7 36.8 60.3 (41) 78.0 92.7

全体よりも5ポイント以上高い 全体よりも5ポイント以上低い

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

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- 46 -

<肥満度(BMI)>

肥満度は、全体で「普通」が最も多く 44.6%、「やせ気味」21.5%、「太り気味」

19.9%、「太りすぎ」9.9%となっている。地区別では、南部東地区は「普通」が多く、

50.0%、また北部西地区では「太りすぎ」が 16.2%とやや多くなっています。

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

中部

北部東

北部中

北部西

立川市全体

南部西

南部東

21.5

21.2

13.6

25.0

25.8

24.2

17.6

44.6

39.4

50.0

44.4

45.5

45.5

41.2

19.9

28.8

21.2

12.5

15.2

22.7

20.6

9.9

6.1

9.1

12.5

9.1

7.6

16.2

4.1

4.5

6.1

5.6

4.5

4.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

やせ気味 普通 太り気味 太りすぎ 無回答

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 47 -

⑤ 物忘れについて

<物忘れについて>

物忘れについての Q1 から Q4 の項目について地区別にみると、Q1「周りの人から『い

つも同じ事を聞く』などの物忘れがあると言われる」では、全体 11.4%に対し南部西地区

16.7%、北部西地区 20.6%とやや高く、逆に中部地区では低く 5.6%となっている。

Q4「5分前のことが思い出せる」では、全体 91.0%に対し、北部中地区は 97.0%と高

く、北部西地区は 83.8%と低くなっている。

「はい」と回答した比率(%) 全体よりも5ポイント以上高い

Q1 Q2 Q3 Q4 全体よりも5ポイント以上低い

n=

周りの人から

「いつも同

じ事を聞く

」などの物忘

れがあると言われる

自分で電話番号を調べ

、電話をかけている

今日が何月何日かわから

ない時がある

5分前のことが思い出せ

(413) 11.4 92.0 19.9 91.0

(66) 16.7 90.9 16.7 90.9

(66) 9.1 95.5 19.7 93.9

(72) 5.6 90.3 22.2 90.3

(66) 9.1 93.9 18.2 89.4

(66) 9.1 93.9 21.2 97.0

(68) 20.6 88.2 23.5 83.8

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

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- 48 -

⑥ 日常生活について

<バスや電車を利用して1人で外出しているか>

バス、電車、自家用車で一人で外出しているかは、全体で「できるし、している」

86.2%、「できるけどしていない」6.5%、「できない」2.4%となっています。

地区別では、南部東地区で「できるけどしていない」が 10.6%とやや多くなっています。

<預貯金の出し入れをしているか>

預貯金の出し入れをしているかは、全体で「できるし、している」81.1%、「できるけど

していない」11.4%、「できない」1.9%となっています。

地区別では、北部中地区で「できるけどしていない」がやや多くなっています。

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

81.1

80.3

86.4

86.1

86.4

71.2

76.5

11.4

9.1

6.1

9.7

6.1

24.2

14.7

1.9

1.5

3.0

1.5

5.9

5.6

9.1

4.5

4.2

6.1

4.5

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

できるし、している できるけどしていない できない 無回答

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

北部中

北部西

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

86.2

84.8

80.3

84.7

89.4

90.9

86.8

6.5

6.1

10.6

8.3

3.0

6.1

5.9

2.4

3.0

3.0

2.8

1.5

4.4

4.8

6.1

6.1

4.2

6.1

3.0

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

できるし、している できるけどしていない できない 無回答

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 49 -

⑦ 社会参加について

<社会参加について>

社会参加に関する Q1 から Q11 の項目では、地区別にみると、中部地区と北部中地区で

はポジティブ回答が多く、例えば、Q1「年金などの書類が書ける」は全体で 87.9%に対

して中部地区 94.4%、Q5「友人の家を訪ねている」は全体 59.6%に対し中部地区

68.1%、北部中地区 65.2%、Q10「趣味はある」は全体 78.2%に対し北部中地区

92.4%等と、この 2 地区では全体に対してポジティブ回答が多くなっています。

逆に南部西地区、北部西地区では、Q1「年金などの書類が書ける」は全体で 87.9%に

対し、南部西地区 81.8%、北部西地区 80.9%、Q5「友人の家を訪ねている」では全体

59.6%に対して、南部西地区 54.5%、北部西地区 50.0%等とポジティブな回答が全体に

比較して少なくなっています。

「はい」と回答した比率(%) 全体よりも5ポイント以上高い

Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 Q6 Q7 Q8 Q9 Q10 Q11 全体よりも5ポイント以上低い

n=

年金などの書類が書け

る 新聞を読んでいる

本や雑誌を読んでいる

健康についての記事や

番組に関心がある

友人の家を訪ねている

家族や友人の相談に

っている

何かあ

ったときに

、誰

かに相談をしている

病人を見舞うことがで

きる

若い人に自分から話し

かけることがある

趣味はある

生きがいがある

(413) 87.9 81.6 78.2 85.2 59.6 75.1 78.5 87.9 79.4 78.2 82.8

(66) 81.8 74.2 69.7 80.3 54.5 63.6 75.8 84.8 68.2 75.8 80.3

(66) 87.9 86.4 84.8 84.8 62.1 75.8 80.3 84.8 72.7 77.3 81.8

(72) 94.4 81.9 83.3 88.9 68.1 77.8 79.2 88.9 88.9 76.4 80.6

(66) 89.4 78.8 80.3 80.3 59.1 72.7 71.2 87.9 81.8 78.8 80.3

(66) 92.4 86.4 81.8 89.4 65.2 83.3 81.8 93.9 89.4 92.4 92.4

(68) 80.9 85.3 72.1 86.8 50.0 75.0 82.4 88.2 75.0 69.1 82.4

北部中

北部西

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

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- 50 -

⑧ 健康について

<自分で健康だと思うか>

自分で健康だと思うかでは、全体で「とても健康」が 11.6%「まあまあ健康」が

69.7%と、8 割以上の方が健康だと認識しています。

地区別では、「とても健康」は北部中地区が 18.2%と非常に高いが、「とても」と「まあ

まあ」を合わせた「健康」計の割合は、北部東地区が 89.3%と非常に多く、次いで北部中

地区、最も少ないのは北部西地区で 79.4%となっています。

n=

(413)

(66)

(66)

(72)

(66)

(66)

(68)

立川市全体

南部西

南部東

中部

北部東

北部中

北部西

11.6

9.1

13.6

13.9

9.1

18.2

5.9

69.7

71.2

66.7

62.5

80.3

65.2

73.5

10.7

15.2

6.1

12.5

9.1

13.6

7.4

3.1

1.5

6.1

8.3

2.9

4.8

3.0

7.6

2.8

1.5

3.0

10.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

とても健康 まあまあ健康 あまり健康でない 健康でない 無回答

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第2章 高齢者福祉にかかわる立川市の現状

- 51 -

<(ここ2週間)毎日の生活に充実感がない>

ここ 2 週間の精神的な面での状況については、北部東地区、北部中地区ではポジティブ

回答が多く、Q9「これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった」が全体 8.5%に

対し北部東、北部中地区いずれも 3.0%、Q10「以前は楽にできていたことがおっくうに

感じられる」は、全体 26.4%に対し北部東地区18.2%、北部中地区 19.7%と低く、その

ように感じている人の比率が低くなっています。

一方で、南部西地区、中部地区、北部西地区では、ネガティブ回答が多く、Q10「以前

は楽にできていたことがおっくうに感じられる」は全体で 26.4%に対して中部地区

38.9%、北部西地区 35.3%、Q12「わけもなく疲れたような感じがする」は全体が

22.5%に対し、南部西地区 28.8%、中部地区 27.8%、北部西地区 29.4%と、ややネガ

ティブな回答の比率が高くなっています。

「はい」と回答した比率(%) 全体よりも5ポイント以上高い

Q8 Q9 Q10 Q11 Q12 全体よりも5ポイント以上低い

n=

毎日の生活に充実感がない

これまで楽しんでやれてい

たことが楽しめなくな

った

以前は楽にできていたこと

がお

っくうに感じられる

自分が役に立つ人間だと思

えない

わけもなく疲れたような感

じがする

(413) 14.8 8.5 26.4 15.0 22.5

(66) 21.2 7.6 22.7 22.7 28.8

(66) 13.6 12.1 24.2 10.6 16.7

(72) 18.1 12.5 38.9 12.5 27.8

(66) 12.1 3.0 18.2 12.1 21.2

(66) 7.6 3.0 19.7 12.1 12.1

(68) 16.2 13.2 35.3 20.6 29.4

北部東

北部中

北部西

立川市全体

南部西

南部東

中部

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