表計算ソフトの練習マニュアル (...

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表計算ソフトの練習マニュアル ( Excel ) 作成 2014.04.30 修正 2015.02.07 当該マニュアルでは、Excel について、以下の項目の 練習を行なう。 ・表計算機能の練習 ・グラフ作成機能の練習 ・図(システム図)作成の練習

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表計算ソフトの練習マニュアル

( Excel )

作成 2014.04.30

修正 2015.02.07

当該マニュアルでは、Excel について、以下の項目の

練習を行なう。

・表計算機能の練習

・グラフ作成機能の練習

・図(システム図)作成の練習

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表計算ソフトの練習マニュアル(1)

( 表計算機能の練習 )

1.表計算作成用ソフト(Excel)を起動する。

2.添付のPDFファイルを参考に減価償却表を作成する。

(本作成例では、減価償却の例1と例2)

①.作成時のポイント

a.キーボードは片手打ちでは無くて両手打ちが出来る様に練習する。

b.PCで作成した文書は、一瞬の間違い操作であっと言う間に失われて

しまう。

今迄作成した文書が失われない様に、15分位毎に文書の「Save」を

行なう事が望ましい。

c.Excel に関する一般的な使い方は、Excel 添付の操作マニュアルか市販

の操作説明書を読んで練習して下さい。

d.主として使う機能は、以下の通りです。

・書式メニューのフォントの種類、スタイル、サイズ

・表示メニューのヘッダーとフッターと全画面表示とズーム

・編集メニューのコピー(Ctrl+C)とカット(Ctrl+X)と貼り付け(Ctrl+V)

と形式を選択して貼り付け

( 上記の編集は多用するので、ショートカットキーが出来る様になっ

ておく事が望ましい。 )

・ウィンドウメニューでは、作成中の複数の Excel 書類の切り替え

以上は、Word との共通項目です。Excel 特有の機能で、良く使う機能は

以下の通り。

・複数の Excel のシートをタブで切り替えて使用

・合計(sum)、平均値(ave)、if、today、now、等の Excel 関数

・セルの各種書式設定

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②.減価償却の例1と例2

a.合計値の計算

表中の「取得価額」、「償却基礎金額」、「普通償却費」、「償却費計」、「必

要経費算入額」、「未償却残高」は、下段に合計値を記入する。

これは、下段のカラムに sum 関数を各々定義する事により、自動計算

させる。

b.値のコピー&ペースト

「減価償却の例1」の「未償却残高」の各々の値は、「減価償却の例2」

の「償却基礎金額」になる。

従って、「減価償却の例1」の「未償却残高」の各々の値をコピーし、

「減価償却の例2」の「償却基礎金額」の列にペースト(形式を指定し

て貼り付け:値)をする。

(注):減価償却表の項目の意味や設備毎の償却期間や償却率の値につ

いては、経理に関する参考書等でお調べ下さい。

③.Excel のより高度な機能

a.ツールメニューのマクロ

VB の知識が要求されるが、これを使いこなせれば、大量のデータ処理

に対しても非常に効率的な仕事が出来る。

b.Access との連携

Excel で定義した大量の Table 定義書の内容を Access に読み込み、

Access 内で、Data 項目名の種類、Data 項目名のスペルミスのチェック

(例:si と shi など)、同音異義語、異音同義語、など、非常に沢山の

項目を自動(プログラム)でチェックし、結果をまとめて罫線付きのExcelの表に出力する事も出来て、非常に便利である。

(Data Base の設計時には欠かせない、データディクショナリー の作成)

ちなみに、上記の例では、約200表、約3,000項目の Table 定義

書を、人手でチェックしてデータディクショナリーの作成をしたら、約

1週間を要しましたが、Access のプログラムでチェックしてデータディ

クショナリーの作成を行なったら約5分(Windows 2000 時点)でした。

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表計算ソフトの練習マニュアル(2)

( グラフ表示機能の練習 )

Ⅰ.人口統計グラフの作成

・グラフ作成で、良く目にするのは人口ピラミッドの例です。

Excel で「人口ピラミッド」を作成する方法については、(株)社会情報

サービス のホームページを見て下さい。

http://software.ssri.co.jp/statweb2/tips/tips_5.html/

Ⅱ.関東のガソリン価格推移グラフ

1.表計算作成用ソフト(Excel)を起動する。

2.添付のPDFファイルの「全国レギュラー価格」のデータを参考に「関

東局のガソリン価格の推移グラフ(ガソリン価格推移)」を作成する。

①.作成時のポイント(練習マニュアル(1)と共通)

a.キーボードは片手打ちでは無くて両手打ちが出来る様に練習する。

b.PCで作成した文書は、一瞬の間違い操作であっと言う間に失われ

てしまう。

今迄作成した文書が失われない様に、15分位毎に文書の「Save」を

行なう事が望ましい。

c.Excel に関する一般的な使い方は、Excel 添付の操作マニュアルか市

販の操作説明書を読んで練習して下さい。

d.主として使う機能は、以下の通りです。

・書式メニューのフォントの種類、スタイル、サイズ。

・表示メニューのヘッダーとフッターと全画面表示とズーム。

・編集メニューのコピー(Ctrl+C)とカット(Ctrl+X)と貼り付け

(Ctrl+V)と形式を選択して貼り付け。

( 上記の編集は多用するので、ショートカットキーが出来る様に

なっておく事が望ましい。 )

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・ウィンドウメニューでは、作成中の複数の Excel 書類の切り替え。

②.ガソリン価格推移グラフ作成の具体的方法

a.Excel の「挿入」メニューの「グラフ」を選択する。

b.「グラフウィザード」メニューで、「折れ線グラフ」を選択し、2行

目の左の折れ線グラフを選択し、「次へ」のボタンを押す。

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c.グラフ化するデータの範囲を選択すると、ミニサイズのグラフが表

示されるので、「次へ」のボタンを押す。

d.「グラフオプション」ウィザードが表示されるので、「グラフタイト

ル」と「X/項目軸」と「Y/項目軸」の名前を入力し、「次へ」のボタ

ンを押す。

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e.「グラフの作成場所」のウィザードが表示されるので、予め作成した

ワークシート名(ガソリン価格推移グラフ)をオブジェクトの項目に入

力し、「完了」のボタンを押す。

f.目的の折れ線グラフが表示されるので、大きさを調整する。

グラフを大きくするには、表示されたオブジェクトをピックして選

択し、ドラッグして大きくする。

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g.折れ線グラフが想定の大きさになったら完成。

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表計算ソフトの練習マニュアル(3)

( システム図作成機能の練習 )

1.表計算作成用ソフト(Excel)を起動する。

2.添付のPDFファイルを参考にシステム図を作成する。

(本作成例では、ソフトウェア構成図とハードウェア構成図)

①.作成時のポイント(練習マニュアル(1)、(2)と共通)

a.キーボードは片手打ちでは無くて両手打ちが出来る様に練習する。

b.PCで作成した文書は、一瞬の間違い操作であっと言う間に失われて

しまう。

今迄作成した文書が失われない様に、15分位毎に文書の「Save」を

行なう事が望ましい。

c.Excel に関する一般的な使い方は、Excel 添付の操作マニュアルか市販

の操作説明書を読んで練習して下さい。

d.主として使う機能は、以下の通り。

・書式メニューのフォントの種類、スタイル、サイズ

・表示メニューのヘッダーとフッターと全画面表示とズーム

・編集メニューのコピー(Ctrl+C)とカット(Ctrl+X)と貼り付け(Ctrl+V)

と形式を選択して貼り付け

( 上記の編集は多用するので、ショートカットキーが出来る様になっ

ておく事が望ましい。 )

・ウィンドウメニューでは、作成中の複数の Excel 書類の切り替え

以上は、Word の練習との共通項目。Excel 特有の機能で、良く使う

機能は以下の通り。

・複数の Excel のシートをタブで切り替えて使用

・セルの各種書式設定

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②.ソフトウェア構成図とハードウェア構成図

a.上記2つの構成図で多用する機能は以下の通り。

・イラストや写真の挿入

・四角形(四角の枠)等の図形の挿入

b.上記の多用する機能の操作説明

・イラストや写真の挿入

「挿入」メニューの「図」を選択し、挿入する図やイラストが在る

る場所を指定して Excel の表に挿入する。

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・四角形(四角の枠)の挿入

まず、「表示」メニューの「ツールバー」を選択し、「図形描画」に

チェックを入れておく。

下部の四角形(□)をピックする。

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表中に作りたい大きさの四角形をドラックして作成する。

作成した四角形をダブルピックして、「オートシェイプの書式設定」

ウィンドウが表示されたら、「色と線」のタブを選んで、「塗りつぶ

しの色」を「自動」に設定し、「半透明にする」にチェックを入れる。

これで、半透明の四角形が出来たので、この四角形の中に図やイラ

ストを重ねる。

「部品の設計開発システム」等の文字は、Excel のセルに記述すれ

ば、「四角形が半透明」なので、透けて見える。

下部の「オートシェイプ」部分をピックすると、種々の図形が定義

されているのが分かる。

これらの中から、描画したい図形を選んで表に挿入する。