抵抗板付鋼製杭基礎 ポールアンカー100型‐v概要...

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道路付属物の基礎工事において、軟弱地盤、狭あいな場所 でも対応でき、あるいは埋設物を避けて構築する鋼製杭基礎。 従来のコンクリート製直接基礎、ブロック基礎、2本杭基礎 に比べ、工期短縮・コスト縮減が可能で、発生残土も少なく、 道路標識柱、道路照明柱、多目的柱など道路付属物の基礎全 般に適用できる(平成22年度NETIS準推奨技術)。 1.専用杭打機(油圧バイブロを搭載したホイール型バック ホウ)により、短時間で施工が可能。 2.埋設物がある現場では、杭部とフランジ部の位置をずら した偏心タイプ(500 !まで)を採用することにより埋設 物を避け、予定位置に建柱できる。 3.施工スペースはコンクリート基礎の約4.2 "に対し、約 0.6 "と1/7で済む。掘削深さも0.6m 程度のため掘削容 量が小さく、発生残土も少量である。工期もコンクリート 基礎の約10日に対して、約5時間で施工を完了できる。 4.基礎と治具(アタッチメント)は専用のボルトによって 締結しており、アンカーボルトに負荷をかけない構造。 標準タイプ(左)と偏心タイプ(右) 鋼製杭基礎の構造 1.抵抗板を付けて回転モーメントに対応 F 型・逆 L 型標識柱や多目的柱等において発生する風荷 重による回転モーメントに対応するため、回転防止機能を 果たす抵抗板を付加している(抵抗板付鋼製杭基礎)。 2.杭本体に H 形鋼を使用 通常バイブロを用いた打ち込み杭のため、閉断面である鋼 管とは違い、開断面である H 形鋼を用いれば打ち込みや すい利点がある。また、鋼管では偏心時や特殊ベースプレー ト時において、構造上、配置が困難となるが、H 形鋼であ ればリブプレート等を無理なく配置できる。 断面図(左:F 型案内標識柱 右:道路情報提供装置) さまざまな道路付属物に対応できる F 型案内標識柱 門型標識柱 道路情報提供装置 照明柱 信号+照明柱 ソフト地中化対応照明柱 道路付属物工 抵抗板付鋼製杭基礎 ポールアンカー100型‐V NETIS登録番号:KK‐070008‐V 日本地工株式会社 〒334‐0075 埼玉県川口市江戸袋2‐1‐2 TEL(048)283‐1111 FAX(048)285‐5577 電子メール ホームページ http://www.chiko.co.jp/ 資料請求先 都市環境事業部 TEL(048)283‐1116 北海道(支) TEL(011)780‐4111 北(支) TEL(022)236‐3111 西(支) TEL(06)4700‐4111 州(支) TEL(092)629‐6111 潟(営) TEL(0258)94‐5701 名古屋(営) TEL(052)899‐4111 島(営) TEL(082)234‐3440 施工状況(約5時間で施工完了) 埋設物を避ける偏心基礎(左:歩道側、右:車道側)

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Page 1: 抵抗板付鋼製杭基礎 ポールアンカー100型‐V概要 道路付属物の基礎工事において、軟弱地盤、狭あいな場所 でも対応でき、あるいは埋設物を避けて構築する鋼製杭基礎。従来のコンクリート製直接基礎、ブロック基礎、2本杭基礎

概 要

道路付属物の基礎工事において、軟弱地盤、狭あいな場所でも対応でき、あるいは埋設物を避けて構築する鋼製杭基礎。従来のコンクリート製直接基礎、ブロック基礎、2本杭基礎に比べ、工期短縮・コスト縮減が可能で、発生残土も少なく、道路標識柱、道路照明柱、多目的柱など道路付属物の基礎全般に適用できる(平成22年度 NETIS 準推奨技術)。

特 長

1.専用杭打機(油圧バイブロを搭載したホイール型バックホウ)により、短時間で施工が可能。

2.埋設物がある現場では、杭部とフランジ部の位置をずらした偏心タイプ(500�まで)を採用することにより埋設物を避け、予定位置に建柱できる。

3.施工スペースはコンクリート基礎の約4.2�に対し、約0.6�と1/7で済む。掘削深さも0.6m程度のため掘削容量が小さく、発生残土も少量である。工期もコンクリート基礎の約10日に対して、約5時間で施工を完了できる。

4.基礎と治具(アタッチメント)は専用のボルトによって締結しており、アンカーボルトに負荷をかけない構造。

標準タイプ(左)と偏心タイプ(右)

鋼製杭基礎の構造

1.抵抗板を付けて回転モーメントに対応F型・逆 L型標識柱や多目的柱等において発生する風荷重による回転モーメントに対応するため、回転防止機能を果たす抵抗板を付加している(抵抗板付鋼製杭基礎)。

2.杭本体にH形鋼を使用通常バイブロを用いた打ち込み杭のため、閉断面である鋼管とは違い、開断面であるH形鋼を用いれば打ち込みやすい利点がある。また、鋼管では偏心時や特殊ベースプレート時において、構造上、配置が困難となるが、H形鋼であればリブプレート等を無理なく配置できる。

断面図(左:F型案内標識柱 右:道路情報提供装置)

さまざまな道路付属物に対応できる

F 型案内標識柱 門型標識柱 道路情報提供装置

照明柱 信号+照明柱 ソフト地中化対応照明柱

道路付属物工

抵抗板付鋼製杭基礎

ポールアンカー100型‐VNETIS 登録番号:KK‐070008‐V

日本地工株式会社 〒334‐0075 埼玉県川口市江戸袋2‐1‐2TEL(048)283‐1111 FAX(048)285‐5577

電子メール ホームページ http://www.chiko.co.jp/

資料請求先 都市環境事業部 TEL(048)283‐1116

北海道(支) TEL(011)780‐4111

東 北(支) TEL(022)236‐3111

関 西(支) TEL(06)4700‐4111

九 州(支) TEL(092)629‐6111

新 潟(営) TEL(0258)94‐5701

名古屋(営) TEL(052)899‐4111

広 島(営) TEL(082)234‐3440

施工状況(約5時間で施工完了) 埋設物を避ける偏心基礎(左:歩道側、右:車道側)