若者たちよ いざ、青春を駆け抜けろ ·...

1 平成30年(2018年)12月25日 第122号 首里高 PTA 新聞 <首里高校ホームページ> www.shuri-h.open.ed.jp 発行日/ 発 行/ 発行責任者題 字/ タイトル地紋平成30年(2018年)12 月25日 沖縄県立首里高等学校PTA 那覇市首里真和志町 2 - 43 電話(098)886-9071 伊禮 靖(PTA会長) 我喜屋秋正 染織デザイン科 首里高校PTA新聞 122 Shin-ryo Shin-ryo メーリングサービスへの 登録はお済みですか? 《学校行事予定》 1月 7日 3学期始業式 19日 大学入試センター試験 (~20日) 25日 百人一首本大会 2月 3日 そめおり展 3月 1日 卒業式 《PTA活動予定》 1月 8日 PTA三役会 24日 PTA運営委員会 閉会後:役員選考委員会 発足 2月 3日 そめおり展 4日 PTA三役会 19日 PTA評議委員会 閉会後:役員選考委員会 (運営委員) 3月 5日 PTA三役会 入学式 19日 PTA運営委員会 都合により日程が変更になる場合もあります。 目 次 体育祭、 RYUBO DESIGN STADIUMグランプリ 1P 全国PTA連合会大会、 沖縄県PTA研究大会 副会長 2P 沖縄県PTA研究大会 進路学習部、 PTA大交流会 3P 体育祭フォトれぽ! 4P うらそえYA賞 煌賞受賞、 平和・リサイクル学習ツアー 5P 全国なぎなた選手権大会 、 沖縄県新人体育大会成績、 大人にススメたいこの一冊 6P 沖縄県高等学校英語ディベート大会 露満の杜今昔、首里の怪談紙芝居 7P VISIT CAMPUS、 進路にかかるお金の話、 校舎改築工事、編集後記 8P 「RYUBO DESIGN STADIUM」で デザイン商品 23 万円売り切り見事グランプリ !! 若者たちよ いざ、 青春を駆け抜けろ ♯首里高愛してまーす 1200 の魂が集う場所 9 15 12 6 RYUBODESIGNSTADIUM70 4 5 5 10 10 26 31 T23 首里高は39名参加しました 完売御礼です 企画した商品のプレゼン 1

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●1

平成30年(2018年)12月25日 第122号首里高PTA新聞

<首里高校ホームページ> www.shuri-h.open.ed.jp

発行日/発 行/

発行責任者/題 字/タイトル地紋/

平成30年(2018年)12月25日沖縄県立首里高等学校PTA那覇市首里真和志町 2 - 43電話(098)886-9071伊禮 靖(PTA会長)我喜屋秋正染織デザイン科

首里高校PTA新聞

第 号122

Shin-ryoShin-ryo

メーリングサービスへの登録はお済みですか?

《学校行事予定》 1月 7日 3学期始業式

19日 大学入試センター試験(~20日)

25日 百人一首本大会 2月 3日 そめおり展 3月 1日 卒業式

《PTA活動予定》

1月 8日 PTA三役会24日 PTA運営委員会

閉会後:役員選考委員会発足

2月 3日 そめおり展 4日 PTA三役会

19日 PTA評議委員会閉会後:役員選考委員会(運営委員)

3月 5日 PTA三役会入学式

19日 PTA運営委員会 ※都合により日程が変更になる場合もあります。

目 次体育祭、 RYUBO DESIGN STADIUMグランプリ 1P全国PTA連合会大会、 沖縄県PTA研究大会 副会長 2P沖縄県PTA研究大会 進路学習部、 PTA大交流会 3P体育祭フォトれぽ! 4PうらそえYA賞 煌賞受賞、 平和・リサイクル学習ツアー 5P全国なぎなた選手権大会 、 沖縄県新人体育大会成績、 大人にススメたいこの一冊 6P沖縄県高等学校英語ディベート大会 露満の杜今昔、首里の怪談紙芝居 7PVISIT CAMPUS、 進路にかかるお金の話、 校舎改築工事、編集後記 8P

「RYUBO DESIGN STADIUM」でデザイン商品 23 万円売り切り見事グランプリ!!

若者たちよ いざ、青春を駆け抜けろ♯首里高愛してまーす

1200の魂が集う場所

 

9月15日(土)に行われ

た「体育祭」はスローガン

で掲げた「百花繚乱」のと

おりすべての競技・演目が

個性あふれ、感動の連続

で、涙ぐむ保護者もみられ

ました。

 

何日も前から団で練習し

たり、衣装をそろえたり、

大変だったと思います。

 

大会を成功裏に終えるこ

とができたのは、主役の生

徒の他、体育祭実行委員会

役員、担当教諭の皆さんの

がんばりや、苦労があって

のことだと思います。すば

らしい体育祭でした。

 

12月6日の新聞記事に

「RYUBO

DESIGN

STADIUM(リウボウ

デザイン

スタジアム)」首

里高グランプリという記

事を発見しました。

 

見慣れない賞なので詳

細を染織デザイン科(染

デ科)當眞可南子先生に

尋ねました。

 

この企画はリウボウイ

ンダストリーが創業70周

年を記念して企画されま

した。沖縄県内の次世代

ファッションデザイナー

育成の支援を目的として

おり、商品の企画から販売

までを4校(他に未来工

科・浦添工業・エスティー

ヌ)で競い合うインターン

シップ型プログラムです。

首里高からは染デ科クラ

フト部を中心に5チーム

が参加しました。

 

5月に開講し、10月ま

での約半年間、リウボウ社

内でマーケティング、商

品コンセプト、セールス

プロモーション等を学び、

実際にリウボウの売り場

に立ち、接客や笑顔の作

り方を学びました。10月

26日~31日は、参加チー

ムが企画立案したデザイ

ナーズブランドの販売や、

商品をプレゼンし、人気

投票が行われました。期

間中Tシャツやトート

バッグ、小物が売り切れ、

追加制作する商品もあっ

たとのこと。その結果染

デ科クラフト部は、売上

23万円を計上し、見事グ

ランプリ。他にも「アイ

デア賞」・「売り切ったで

賞」「大変だったで賞」等

首里高は39名参加しました

完売御礼です

企画した商品のプレゼン

ユニークな賞を受賞。参

加した生徒からは、授業

の技術が活かせた、先輩

と縦のつながりができた、

次回はデザインを改良し

よう等の感想があったそ

うです。當眞先生による

と特に1年生のプレゼン

力には感心し、こんなに

成長するのかと、驚いた

とのことでした。

●2<ご意見・ご感想は広報部メールへ> [email protected]

平成30年(2018年)12月25日第122号 首里高PTA新聞

という強い気持ちが今の自身

の人生を開いてくれた―とい

うことで、ご自身が今まで経

験された出会いや感動体験を、

突然の豪雨が体育館の屋根を

たたく音にも負けない熱量で

話してくださいました。生き

ていくということは、大人も

子どもも同じこと。自分の気

持ちに素直になり自分を信じ

て意志を貫くことが自分を強

くしてくれる。必要なこと大

切なことはその場で本気で伝

えることが大切。子どもの中

にはきちんと伝わり、後から

でも気づくことができる。等々

ダイナミック琉球他3曲の歌

も交えつつ、エネルギーあふ

れる講演でした。

 

式典では、PTA活動に貢献

した個人として前会長の藤森敬

さんが表彰されました。続く議

事では、インターネットやスマ

ホの普及、大学入試制度の改革

や就職環境の変化、成人年齢引

き下げなど急激に変化する環境

の中にある子ども達に対し、「進

路実現」「命を大切にする心の

育成」「SNSトラブル防止」等

に取り組むとする大会宣言文が

採択されました。

 

大会は来年那覇地区での開

催と再会を確認して閉幕しま

した。

 「68回全国高等学校PTA連

合会大会

佐賀大会(8月20・

21日開催)」に参加しました。

 

20日・大会初日、第1分科会

会場の佐賀市文化会館にて開会

式へ出席、「優良PTA文部科

学大臣表彰」を受賞しました。

広報紙の2年連続最優秀賞受賞

などが評価されての受賞、先輩

方のこれまでの取り組みに深く

感謝申し上げます。

 

私と小成校長先生は、第3

分科会に参加し、「生徒指導と

PTA~主体的に考え行動する

生徒の育成~」をテーマに、4

校の実践発表を拝聴しました。

 

発表を行った4校は、それ

ぞれに小規模校やサポート校

の側面を持つ学校、将来中等

学校へ移行が決定している学

校など、首里高校とは違った

タイプの学校であるため、単

68回全国高等学校PTA連合会大会

佐賀大会

「広めよう

高めよう

慈しむ心」

〜君たちがつくる希望の明日を〜

純な比較は難しいですが、生

徒と保護者、保護者と学校の

連携に重点を置き、地域の特

色を生かした人材育成などは

大変参考になる話を聞くこと

ができました。

 

21日・大会二日目は、各分科

会会場にて記念講演が行われ、

第3分会では柔道家・古賀

彦氏による「夢の実現~挑戦す

ることの大切さ~」をテーマに、

優勝候補と期待をされたソウル

オリンピックでの敗戦を経て、

バルセロナでの金メダル、アト

ランタでの銀メダルなど、ご自

身の挫折から周りの支えの気づ

き、金メダルに向けた再スター

トにいたる心情の変化から、挑

戦することの大切さを述べられ

ていました。

 

自分の欠点を素直に認め、

一つ一つ長所に変えていくこ

とが成長につながる、ありが

とうという感謝の心、お陰様

という謙虚な心、などの大切さ

が伝わる気持ちのこもった講演

を聴き、最近挑戦することへの

意識が薄れている自分自身を反

省するきっかけとなりました。

 

この大会を通じ、私の中で、

やんちゃな子ども達が悪さをし

たときに指導する、罰を与える、

など「生徒指導」に対するネガ

ティブなイメージが、生徒指導

=人材育成、寄り添い、支え、

支援するというポジティブなイ

メージへと変化しました。

 

今後、子ども達より長く生き

 「実現させよう、子どもの

夢を!学び、実践しよう、勇

気と誇りをもって!」を大会

スローガンに、第44回県高等

学校PTA研究大会八重山大

会が11月17日、八重山高等学

校を主会場に開催されました。

全体で約600名(主催者発

表)、首里高校からは9名が参

加しました。 副

会長 小嶺美比呂

PTA会長 伊禮 靖

何ごとも

一人から始まる

その一人目になる

第44回沖縄県高等学校PTA研究大会

八重山大会

 

午前中は「健全育成」「家庭

と地域」「進路指導」などをテー

マとする4つの分科会が3つ

の高校で行われました。各分

科会とも2時間の予定時間

いっぱい代表校の取り組み報

告と活発な質疑応答がなされ

ました。3校が徒歩圏内にあ

るということで、雨を心配し

ながらでしたが、午後の全大

会会場である八重山高校まで、

折角なので島の空気を吸いな

がら徒歩で移動しました。

 

全大会に先立つ記念講演は、

『ぴとぅるぴき 

むーるぴき!

~夢を叶える魔法の〝しまく

とぅば〟』と題し、小浜島出身

の「南島詩人」平田太一氏が登

壇。次世代への文化普及継承

活動のキーマンとして幅広い

活躍をされ、沖縄から世界を

志向する行動する「詩人」であ

る平田氏。「何ごとも1人から

始まる。その一人目になる」

今回参加したメンバーです

藤森前会長おめでとうございます

ているだけ持っている経験や、

少ないながら持っている知恵を

見せ伝えることで、子ども達の

成長を見守り支え、また私自身

も成長しなければならないと決

意を新たにしました。

 

お陰様で、大変有意義な時

間をすごさせて頂きました。

会員の皆様ありがとうござい

ました。

佐賀大会会場

優良PTAとして文部科学 大臣より表彰されました

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平成30年(2018年)12月25日 第122号首里高PTA新聞

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去った11月17日に開催された県

PTA大会で、第3分科会『進路

指導とPTA活動』に、Pから小

嶺副会長、Tから大城えりか先

生の三人で参加しました。

 

南風原高校・昭和薬科大学附属

高校・中学校・名護高校の取り組

みが発表されました。

 

南風原高校では、三年前から

進学した卒業生保護者による『進

路ゆんたく会』を開催。進路決定

までの至る経緯や、入学金や授業

料等への対応や進路に対して子ど

もにどう関わっていくか等質問形

式で行い、好評を得ているとの事

でした。また、就職した卒業生に

よる『卒業生講話』を開催し講話

後にはその内容について、各クラ

スにてグループシェアリングを

行ったとの事でした。

進路学習部 山城 智子 

昭和薬科大附属高校では、県

内随一の進学校でPTA予算も

活動費の2倍の予算をPTA進

路事業費として計上されている

との事です。また、進路に関す

る発行物として前年度卒業生の

成績を基にした大学別・内申別

の合否状況などの統計や進学の

為の資料をまとめたものや、講

演会の内容や合格体験記。更

に進路情報・講座情報等を発行

されているとの事でした。夏休

みの後半には、東京・関西・九

州の難関大学ツアーを希望する

3年生を優先に開催しているそ

うです。引率の先生方の費用は

PTAより支出し、生徒は全額

自費で参加。

 

南風原高校と同様に進学卒業

生保護者を招いての懇談会も実

施しているとの事でした。

 

名護高校では、平成28年・29

年に沖縄県教育委員会の研究指

定校として「国際理解教育」に取

り組み、世界で活躍している各

界の方を講師に招き、世界や地

球規模で物事を考える事のきっ

かけを掴んでもらえたとの事で

した。2年生対象に行われる「仕

事の話」では、保護者が主体と

なって講師を探し、様々な業種

の方に「しごと」の話をしても

らうとの事でした昨年度は、医

師・看護師・教師・グラフィッ

クデザイナー・劇団員・福祉関

係等15名の講話をされ、生徒は

興味のある講話を二つ選んで聞

き、自らの将来の仕事や働くこ

とについて考えてもらったとの

事です。28年度からは、視聴覚

教室を開放し夜間学習を放課後

の午後4時から午後8時50分ま

で保護者見守りの元行い、登録

は50名で実数は15名から50名が

自習しているとの事です。課題

として見守りの保護者の調整が

難しく今年度はテスト期間中の

み行っているとの事でした。

 

最後に助言者の向陽高校・儀

間校長先生から琉球大学のオー

プンキャンパスでのアンケート

によると、進路の相談の約7割

は保護者。入学のアンケートで

は進路先の相談は学校の先生に

変化しているとの事でした。私

たち保護者も進路先の事を勉強

し、決して放任しないで、進路

相談は家庭で行うのが望ましい

との事でした。

 

質疑応答の中で、講演会を企

画しても中々参加者がいないの

で、何かいい企画がないかとい

う質問に、薬科大附属高校では

予備校や大学講師による講演や

入学式等に進路に関する講演会

には足を運ぶよう促していると

の事でした。

 

終わりに、先輩保護者との

懇親会や卒業生の体験等が保

護者の勉強になる事や1番知

りたい情報を子どもたちと共

有できるのではないかと思い

ました。これらを参考に残り

少ない今年度の活動を企画し

たいと思います。

第44回沖縄県高等学校PTA研究大会

八重山大会 第3分科会に参加して

第44回沖縄県高等学校PTA研究大会

八重山大会

文部科学大臣賞受賞報告会と

PTA大交流会

 

11月30日(金)ダブルツリー

byヒルトン那覇首里城にて

文部科学大臣賞受賞報告会と

PTA大交流会が開催され

ました。受賞報告では首里高

PTAの広報活動や保護者学

習会、生徒への部活や受験勉

強の支援活動等が評価されま

した。

 

後半の大交流会では各部の

余興が会場をもりあげプログ

ラムにないフラメンコやOB

による元祖比嘉栄昇が登場す

ると会場は爆笑の渦。

 

先生方や田場養秀同窓会長

もご出席いただき親睦を深め

ました。

八重山大会場

伊禮靖会長挨拶田場稔同窓会長挨拶

集合写真

分かるよね

シュークリーム

さどやんさん フラメンコスターズ

●4<ご意見・ご感想は広報部メールへ> [email protected]

平成30年(2018年)12月25日第122号 首里高PTA新聞

体育祭では各団による応援合戦が繰り広げられました 各団演技タイトルを紹介します

首里高

フォトれぽ!フォトれぽ!フォトれぽ!フォトれぽ!フォトれぽ!

1団 「日米友好」(3-6,2-2,1-9) 2団 「LET'Sレインボー WORLD!!」(1-5,2-7,3-4) 3団 「見ためより大切なこと。」(3-2,2-4,1-8) 4団 「サークル・オブ・ライフ」(3-7,2-1,1-6) 5団 「結果より気持ちだろう~質より量~」(3-5,2-3,1-7) 6団 「旋風を巻きおこせ」(3-8,2-5,1-10) 7団 「戦-そこには確かに愛があった-」(3-10,2-6,1-2) 8団 「栄冠は君に輝く~第101回 甲子園~」(3-3,2-8,1-3) 9団 「HIGH SCHOOL MUSICAL!」(3-1,2-10,1-4) 10団 「野生本能で踊れ!!!」(3-9,2-9,1-1)

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平成30年(2018年)12月25日 第122号首里高PTA新聞

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平和・リサイクル学習ツアー

(PIG&PEACE)

「うらそえYA賞」に真栄城天目(3年)さん

煌賞、中野蘭(1年)さん輝賞!

 

9月24日(月振替休日)に南

風原町立南風原文化センターを

皮切りに平和・リサイクル学習

ツアーを開催しました。今年は

初の試みで平和学習では「南風

原文化センター」と「沖縄陸軍

南風原壕群20号」を訪問し、リ

サイクルでは「NPO法人のぞ

みの里」を見学しました。

 

最初に文化センター学芸員

より、沖縄戦当時、南風原町

の当時の状況と陸軍病院が移

転した経緯などの解説があり

ました。文化センター付近か

ら20号壕までの「飯あげの道」

を実際に歩き追体験しました。

 

20号壕では、平和ガイドさん

とともにヘルメットを着用し

実際に壕の中に入りました。室

内灯もない壕は、ひんやりと

して肌寒く、ペンライトを頼

りに高さ1.8メートル、幅1.8メー

トル、長さ約70メートルの壕を

歩き、当時の医薬品や、火炎放

射器で焼け残った杭木が現存

しており当時の悲惨さを追体

験しました。

 

その後、文化センターに戻り、

午後に見学する「はえばる豚」

のハンバーガーを試食し、豚肉

100%のパティを高校生はお

かわりし、間食

しました。

 

場所を移動し

南風原町宮城に

ある「NPO法

 

YA(ヤングアダルト)世代の文

学活動を盛り上げようと浦添市立図

書館が主催。

 

煌賞に真栄城天目(3年)さん、輝

賞に中野蘭(1年)さんが受賞。審査

員には芥川賞作家の又吉栄喜さん他

県内在住の作家がつとめており

里高校から2名受賞は素晴らしい快

挙です。ここでは真栄城さんの作品

を紹介します。

人のぞみの里」の豚舎で、はえ

ばるリサイクルループ事業につ

いて、上原武三理事長より説明

をうけました。豚舎の臭いはほ

とんどなく、豚舎の床には木く

ずを敷いており、はえばる豚は

そこに糞をします。はえばる豚

の飼料は、町内から発生する学

校給食や病院食の残渣をEM

菌を配合し発酵させているた

め、生臭い独特な匂いはなく、

糞にもEM菌が含まれており

木くずと混ざることで発酵さ

せ、肥料としてリサイクルされ

ているとのこと。町内ではえば

る豚を中心に食品リサイクルが

循環されていることを学習しま

した。

 

親子で参加した母親から「ス

マホばかりながめている子を強

引に連れてきたのですが、大人

たちの熱い仕事と情熱に触れる

ことができて本当によかった、

楽しかった!」とのことです。

 

今回初めての試みで参加者

は6名と小規模でしたが、一

度に色々体験できる学習会を

これからも企画していきたい

と思います。

平和ガイドによる解説

佐渡山副会長

20号壕飯あげの道食品残渣ではえばる豚は育ちます

今日も昨日と同じような日がやってきた

居心地のいいベッドから起き上がる

冷たいシャワーを

浴びて

目を覚ましたら

用意された

朝食を

無心で口に運ぶ

当たり前のように

学校に通う

友人達とする

楽しいおしゃべり

勉強で好きなことを学び

おいしい弁当を食べ

放課後の部活に

勤しんでいる

そして何より

無事に明日を迎えることができる

「これが平和だ。」

なんて言えるような歳月を

私たちは意識していない

むしろ

当たり前の日常

そう捉えている

あの時代を生きた先人たちが

理想のように描いた現実を

私たちは生きている

手を繋ぐ恋人たち

突然引き離されてしまう恐怖を

彼らは知らない

笑顔で訪ね歩く外国人観光客

この島にもたらされた悲劇を

尋ねる者はいない

スマホを片手に騒ぐ学生たち

通学路の慰霊碑に

足を止める者はいない

これが今の沖縄

73年前の沖縄

照りつける太陽の下を

杖をついて散歩するおばあ

その眼には 

かつて

何色の海が映っていたのだろう

何色の空が映っていたのだろう

木陰のベンチに腰を下ろし

ゆんたくするおじい

聞こえてくる方言が

風に乗って 

耳元を通り過ぎていく

そっと訴えているのに

今失われつつあるものを

知らせようとしているのに

歴史を知っただけで

私たちは分かった気になってはいまいか

文字は感情を持っていないのに

耳を傾けるべきは

生き抜いた人々のリアルな言葉

その言葉のひとつひとつが

現在を生き未来を築く私たちの

唯一無二のものさしとなるはずだから

あの日 

おばあが言った

「私の故郷は 

銀色のフェンスで囲まれている

小さな島の中に 

大きな国がある」

大気を震わせながら

飛び回るオスプレイの

見下ろす先に

耳を塞いで登校する子供たち

沖縄に残る傷跡

目に見える傷と 

心に刻まれた傷

どちらも 

消えることはないのか

いつの日か 

視界に広がる傷跡が

跡形もなく消えたとしても

心に負った傷の深さを

私たちは忘れてはならない

私たちは

今という平和を知っている

生きるという幸せを知っている

その小さくて力強い灯を

消してしまわぬように

そっと守りたい

そして 

しっかりと

受け継いでいかなければならない

なぜなら

その輝きを知っているのは

この島に生まれた 

私たちだから

昨日と明日を繋ぐ 

今日という日を

生きていくのは 

私たちなのだから

「昨日と明日を繋ぐ今日」

真栄城天目

沈黙と平和の鐘

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平成30年(2018年)12月25日第122号 首里高PTA新聞

第57回全国高等学校なぎなた選手権大会

本当に苦しい試合だった!!

 

平成30年9月21日(金)にダ

ブルツリーbyヒルトン那覇首

里城20階スカイビュープラザに

おいて、「平成30年度全国高等

学校総合体育大会 

なぎなた競

技団体優勝祝賀会」が開催され

ました。これは、8月7日に

三重県津市の久居体育館で行

われた全国高校総合体育大会

「2018彩る感動 

東海総体」

において、個人戦で準優勝、団

体戦で見事2年ぶり2度目の全

国優勝に輝いた事を祝し開催さ

れたものです。

部活名 個人・団体 成績

水泳部女子個人 200M個人メドレー 1位女子個人 400M個人メドレー 1位男子個人 200M個人メドレー 2位

弓道部 男子団体 準優勝(九州大会出場)テニス部 男子団体 3位(九州大会出場)

新体操部女子個人 1位女子個人 2位

柔道部 男子個人 2位

なぎなた部

団体 優勝演技競技 優勝個人試合 優勝個人試合 準優勝

ヨット部 個人 2位

女子ホッケー部 団体 優勝

 

私が社会人になりパソコン

と悪戦苦闘している時この本

に出会いました。パソコンの

専門的な内容は一切なくコン

ピュータの原理を素人でも解

かりやすく解説しています。

 

中でもコンピュータの基

礎原理となっているアラン

チューリングの「チューリン

グマシン」の解説を読んだと

きはコンピュータの原理は昔

も今も何も変わらないことに

感動を覚えました。

 

皆様の職場にパソコンが導

入されエクセルやワードの操

作に苦労した経験がある方は

「あんやたん」と頷く箇所が

必ずありますので、ぜひご一

読ください。

「新教養としての パソコン入門 コンピュータの きもち」

山形浩生 著

おすすめの本

大人に ススメたい この一冊

 

当日は、保護者をはじめ多く

の関係者が参加し、県高等学校

体育連盟会長、県なぎなた連盟

会長、県教育庁保健体育課課

長様からの祝辞、養秀同窓会会

長の乾杯の音頭、大会報告、演

武や決勝戦のビデオ上映等盛り

だくさんの内容で、感動を新た

に共有し、生徒らの今後の活躍

を期待し激励する会となりまし

た。「本当に苦しい試合だった‼」

大会を制し、メダルを胸に堂々

とした選手達と指導者の、晴れ

やかな笑顔が印象的でした。

平成30年度 沖縄県高等学校新人体育大会 成績

●7

平成30年(2018年)12月25日 第122号首里高PTA新聞

<首里高校ホームページ> www.shuri-h.open.ed.jp

首里高校3位入賞!

 

10月12日、沖縄市の沖縄県立

総合教育センターにおいて、第

19回全沖縄高等学校英語ディ

ベート大会が開催され、首里高

校は英会話部のメンバーを中心

に、2チームを編成し大会に挑

みました。

 

首里高校、小禄高校、那覇国

際高校、向陽高校、球陽高校の

5校が2チーム参加、那覇高

校、開邦高校、沖縄尚学高校、

昭和薬科大学附属高校、宜野湾

高校、読谷高校、具志川高校の

7校が1チーム参加して、計12

校・17チームによるトーナメン

ト戦を行いました。

 

初戦、本校Aチームは開邦高

校、本校Bチームは球陽高校A

チームと対戦、見事両チームと

も初戦を突破。続く2回戦で本

校Bチームは沖縄尚学高校と対

戦、惜しくも敗退しましたが、

本校Aチームは球陽高校Bチー

ムに勝利してベスト4へ進出。

 

準決勝戦で、本校Aチームは

那覇国際高校に敗れてしまいま

したが、首里高校チームとして

2年連続の3位入賞という成績

を収めました。

 

学科として国際コースや英語

コースがあるわけでもなく、英

会話部のメンバーを中心とした

チーム編成で、他の進学校と渡

り合えたことは、参加した生徒

たちには大きな自信につながっ

たことと思います。これから

も、グローバル時代を担う人材

を目指して頑張れ!

第19回全沖縄高等学校英語ディベート大会

次回は優勝狙える実力です

露満の杜今昔

 

津梁121号をご覧に

なった首里高PTA

OB、

O嶺さまから貴重な写真

の提供をいただきました。

 

昭和54年の第34期生の卒

業アルバムです。空撮写真

からは今の職員駐車場の場

所にロの字型の校舎があっ

たことがわかります。校舎

昭和54年(第34期生)卒業アルバム

空撮写真の中庭が露満の杜です。木々

が生い茂って涼しく憩いの場

であったとのことです。昼食

を露満の杜で食べたり、時に

は龍潭池でお昼を楽しんだと

のことです。

 

当時も首里高生は男女仲が

良くカップルのデートスポッ

トでもあったそうです。

 

首里高校舎の増改築で露

満の杜は場所を変えていま

すが憩いの場、首里高校の

シンボルとしての存在意義は

今も昔もかわらないなと実感

しました。

 

写真をご提供いただきまし

たO嶺さまご協力ありがと

うございました。

 

文化教養部では11月11日(日)

夜7時に首里公民館にて、「首里

の怪談紙芝居ナイト」が講演(口

演)された。

 

怖い物見たさに27名の保護

者・歴史ファンが訪れた。

 

紙芝居はさどやん(佐渡山安

博さん)解説に小原猛さんをお

招きした。「真嘉比道の逆立ち幽

霊」「妻のマブイ」「耳切坊主」を

中心に展開された。

 

小原さんは怪談から当時の風

習やしきたりを解説し、当時の

戒めが怪談という形で語り継が

れたのでは、と考察。益々首里

の歴史に興味関心を持つきっか

けとなった。

 

次回は、外に出てフィールド

ワークをしながら、紙芝居を口

演したいと思

います。

耳切坊主絵:つかやまつよし

首里の怪談紙芝居

●8<ご意見・ご感想は広報部メールへ> [email protected]

平成30年(2018年)12月25日第122号 首里高PTA新聞

 保健室入り口の壁に「リフ

レーミング」の紹介ポスターが

ありました。その人独自の視点

を「フレーム」といい、同じ事

象でも視点を変える事を「リフ

レーミング」というそうです。

「うるさい」をリフレーミングす

ると「明るい・活発・元気がいい」

「空気が読めない」は「動じない・

マイペース・自分らしさを持っ

ている」「優柔不断」は「視野が広

い・他の人の意見を尊重する・

最良の事を常に考える」と説明

がありました。1200名の生

徒の中には思春期特有の人間関

係に悩む生徒が少なからずいる

んだなあと感じ、相手を思いや

る(違いを理解し共生する)こと

が大事だなと反省しました。

 では皆様に質問です。「怒りっ

ぽい」をリフレーミングすると

「??」。ヒントは保健室入り口に

掲示されています。

◆◆編集後記◆◆

 

10月30日に進路学習部の主

催でオフィスアルファ代表青

山喜佐子さんをお招きして「進

学にかかるお金について学ぶ」

勉強会を開催しました。

 

奨学金は返済不要の給付型

や返済が必要な貸与型の説明、

3学年の5月頃から募集があ

るので早めの情報収集が必要

と、早めの準備の必要性を話

されていました。

 

進路指導の先生からは3学年

の各教室に奨学金の情報が貼り

出されて保護者も情報収集して

ほしいとのことでした。

 

初の全学年対象とした勉強会

でしたが短期間の告知の中68名

のご参加をいただきました。講

師の青山さんの実体験話や元銀

行員の人材育成担当の経験談の

中からバラエティーに富んだ内

進路にかかるお金の話

「教育は誰にも盗まれない宝物」

保護者・高等学校教職員向け 

VISIT CAMPUS

青山 喜佐子氏(特定社会保険労務士)

68名の保護者が参加しました

容となりました。

 

レジュメや参考資料のお話

や、ご自身の体験談など、1時

間という制限時間の中に青山さ

んの熱意を感じることができま

した。

 

コミュニケーション能力が低

いと社会に出たとき(就職時)に

通用しないということ、「教育は

誰にも盗まれない宝物」という

言葉が強く印象に残りました。

 

琉球大学の「実際のところを

知ってもらう」をキーワードに、

学部や学生生活、入試について

の情報提供、キャンパス見学が、

平成30年11月23日琉球大学大学

会館3Fにて開催されました。

 

琉球大学教授が実施したアン

ケートで、オープンキャンパス

に来た学生の8割以上が進路相

談の相手は保護者と答えていた

が、入学してきた学生が具体的

な進路決定を相談したのは、ほ

ぼ全員教師と答えていたそうで

す。この結果から、保護者にも

もっと具体的な情報を知っても

らおうと開催されたものです。

 

大学・入試についての全体

説明や学部ごとに分かれての

説明、学部教員との個別相談、

キャンパスツアー等が企画され

ていました。当日お子さんと参

加した保護者の方からは、「会場

がいっぱいになる程参加者が多

かった。子どもと参加したので、

参加後どう感じたかを親子で話

し合える良い機会になった。琉

大に行った事が無かったので実

際に見て感じることができ、と

てもいい機会になりました」と

の感想が聞かれました。

記者)現在工事はストップして

いるように見えるのですが…?

大城先生)いえいえ、工事は計

画どおりにすすんでいます。

記者)そうですか…。今年は暖

冬で、建築機器が故障したのか

なと思いました。

大城先生)現在は、遺構発掘調査

を行っています。期間は8月1

日~4月30日までです。発掘調

査を終えると、「東西側普通教室

棟建設工事」がH31年4月1日~

1月31日の工期で着工されます。

解体後

解体前

普通教室棟図面

 

写真では青く塗られた部分が

新たに建設する場所です。東西

側普通教室棟が完成し引っ越し

た後、現在の生徒が学んでいる

普通棟を解体します。解体後は

そこも遺構発掘調査を行います。

 

発掘調査を終えたらグラウン

ド整備工事に着手します。

記者)プロジェクトXに出てく

る難工事みたいですね。

 

すべての工事が完成するまで

にはまだ時間がかかりそうです

が、安全第一を願うことと、保

護者へ引き続き送迎の交通整理

にご理解頂くことが大事ですね。

 

大城教頭先生ご説明ありがと

うございました。

 本校敷地の中心地が今年度初頃に普通棟の一部が解体され、更地のままですが建物が建てられている様子がなく、一体どうなっているのか、大城正教頭先生に進捗状況を確認しました。

普通棟校舎改築工事どーなってるの?

※図面で緑に塗られてる場所が管理棟です。 赤く囲われている場所が、現在の普通棟です。