『講義:レファ協のデータ登録とは ・グループ討...

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令和元年618日(火)・関西会場/79日(火)東京会場 谷本達哉(たにもとたつや) (国立国会図書館レファレンス協同データベース 事業企画協力員・羽衣国際大学) 国立国会図書館 「第15回レファレンス協同データベース事業 担当者研修会」 『講義:レファ協のデータ登録とは ・グループ討議:レファ協へデータ登録 を進めるためには』

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令和元年6月18日(火)・関西会場/7月9日(火)東京会場

谷本達哉(たにもとたつや)(国立国会図書館レファレンス協同データベース事業企画協力員・羽衣国際大学)

国立国会図書館「第15回レファレンス協同データベース事業

担当者研修会」

『講義:レファ協のデータ登録とは

・グループ討議:レファ協へデータ登録を進めるためには』

―プログラム―これからの予定

『講義:レファ協のデータ登録とは』• 「事前課題1」を中心に

– どのような事例をレファ協のデータへ・・・?

『グループ討議:レファ協へデータ登録を進めるためには』

• 各グループでのディスカッション&作業、全体でのプレゼンテーション(数ラウンド)– 全員でお互いのグループ討議の内容を共有

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-講義:レファ協のデータ登録とは―「事前課題1」に基づいて

どのような事例を、どういったかたちで、レファ協のデータへ・・・入力しましたか?

• 「レファレンス事例」「調べ方マニュアル」「特別コレクション 」– 全員の「事前課題1」から、無作為に数件のデータを抽出!

(全員のデータにはコメンテーターからの「コメント」付与が!)

(「事前課題2」として他の参加者のデータについてもご覧になっていますでしょ!)

そこで敢えてすべてのデータに触れることはしません!◦ どのような事例を、どういったスタイルでデータ登録をなさった

のか、そこからレファ協という仕組みについて考えることを目的とした研修会です!

(検索方法等の“技法の説明会”という趣旨ではございません!)3

-レファ協のデータ登録とは-

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「事前課題1(2)」に基づいて

• <メモ>

「レファ協へデータ登録を進めるためには」

ディスカッション&作業、

全体でのプレゼンテーション

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-グループ討議-

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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役割の分担

• 討議の前に、自己紹介(各人30秒)&役割分担

○ 役割分担をお決めください:進行役・プレゼンテーション資料入力者・発表者・タイムキーパー

– ディスカッション&作業(15分)→全体プレゼンテーション(10分):これを数回繰り返します!

– このセッションは内容が沢山:時間配分には十分注意して、進行してください!

ディスカッションしながら、プレゼン資料の入力者が同時に入力を進めてください(時間がないよ!)

(この配布資料の<メモ>頁も、ご活用ください。)

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション&作業にあたって

「各テーマの討議の内容のまとめ方」– テーマは4つ、順次告知。それぞれを順番に討議しながら、同時にプレゼンテーション用原稿に簡潔に整理!

– 箇条書き(あくまでプレゼン時の投影用)

– 要領:次頁で補足

– 記入欄のスペースには制約があります。

※ 目的は多様な意見をみんなで共有すること!

○ 異なる意見を無理にまとめない!グループでの統一見解を出す必要はありません!

「調べ方マニュアルデータ」登録画面にある専用フォーム

●「管理番号」欄のグループ名:関西△班(確認)●「調べ方」欄に、グループ討議の内容を入力(下記参照)

「テーマ1:●●●●●●●」 [○○○○○○、○○○○○ (意見の内容)] [○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○、○○○] [○○○○○○○○、○○○○○○、○○○○○、○○○ ]

「テーマ2:●●●●●」 [○○○○○○○○○○○(意見の内容)] [○○○○○○、○○○○○○○○○、○○○○○○○○ ] [○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○、○○○ ]

「テーマ3:●●●●●●●」・・・

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意見はキーワードで

意見と意見は「、」で区切る

類似の意見から、異なる意見へと列挙(類似の意見を同じ行に)

入力内容は簡潔に!:PPTファイルを作成するイメージ(テーマごとに意見は3つに、それぞれを一行で入力)

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

9

ディスカッション

• <メモ>

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション

• <メモ>(続き)

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション:テーマ1• 「現在、レファ協に登録しているデータとは?」

○ 例えば

– 日頃、どのような事例を登録していますか?◦ 参考:事前課題1では、どのようなデータを入れましたか?

◦ 参考:ご自分の図書館では、実際にはどのような事例を登録していますか?

※ディスカッションと同時にプレゼン資料の入力を!

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション:テーマ2• 「レファ協へ登録する際の手順は?」

○ 例えば

– 受け付けた事例をレファ協へデータ登録するまでの流れは?

◦ 参考:館内で決められた手順やルールは?(今回の研修で入力した「事前課題1」の場合は?)

◦ 参考:レファレンス記録の作成などは?

※ディスカッションと同時にプレゼン資料の入力を!

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション:テーマ3• 「レファ協に登録すべきデータとは?」

○ 例えば

– どのような事例を「レファ協」に登録したいですか?

– 登録したくない事例があるのでしょうか?

◦ 参考:登録したい・したくない事例って・・・理由・事情・考え方・意識・・・?

※ディスカッションと同時にプレゼン資料の入力を!

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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ディスカッション:テーマ4• 「レファ協へのデータ登録を進めるためには?」

○ 例えば

– 1件でも多くの事例をデータ登録するために必要なこととは・・・?

– 業務のなかで工夫すること・・・、ご自身の意識や考え方について・・・?◦ 参考:いま、レファ協に登録されているものだけでいいのか・・・?

※ディスカッションと同時にプレゼン資料の入力を!

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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作業

• <メモ>

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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プレゼンテーション

• <メモ>各グループの発表内容:テーマごと

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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プレゼンテーション

• <メモ>各グループの発表内容:テーマごと(続き)

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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まとめ『問題提起』

レファ協のデータは誰のためのものなのか?

• 協同の対象は・・・○ 一義的にはサービスを提供する側:図書館

– 自館

– 参加館

– すべての図書館:非参加館を含む

※図書館がレファ協を利活用することは重要・・・しかし、そのサービスを利用するのは図書館(員)だけですか?

-グループ討議-「レファ協へデータ登録を進めるためには」

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まとめ『問題提起』

レファ協のデータは誰のためのものなのか?• ほんとうの協同の対象範囲は・・・○ サービスを受ける側:利用者~さまざま人びとも

– 質問者– 来館者– レファ協の一般利用者– ネットユーザ

※ひとつひとつのサービス事例をレファ協へデータ登録:すべての事例が有用(あらゆる利用者からのニーズをデータ化してみては!)

そのためにはどうすればいいいでしょう?・・・『問題提起』!

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国立国会図書館「第15回レファレンス協同データベース事業担当者研修会」

レファ協を「使って・作って」「作って・使って」

どちらからでもはじめてみませんか・・・!

たにもとたつや