鳥獣撃退器『up169』の説明書 - afn ポータルサイト · 2017. 7. 4. ·...
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鳥獣撃退器『UP169』の説明書
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型 番:UP169 製造場所:台湾 品質保証:3ヶ月 超音波周波数:1‐32kHz ソーラーパネル:最大出力0.54W×2枚
電源:単3型ニッケル水素蓄電池×6本 材質:ポリカーボネート樹脂(強化樹脂) 寸法:幅220×奥行195×高さ175(mm) 重量:約892g(本体+支柱)
電池残量 チェックボタン
周波数 切替ボタン
作動時間 切替ボタン デジタル表示
作動時間 電池残量 周波数表示
ACアダプター 差込口
電池ボックス つまみ
電源スイッチ
ソーラーパネル
LEDストロボ
赤外線センサー
スピーカー
支柱
フック
底蓋
【規格】
【各部の名称】
1.本器は両側の赤外線センサーで鳥獣を感知した場合、高周波音と光(LED)を同時に10秒間発射して撃退する装置です。
2.ソーラーパネルで蓄電池に充電して作動します。
※日光が当たる場所では、長期間、電池 交換の必要がありませんが、日陰では 充電できないことがあります。
製品説明
※両側で鳥獣を感知し、音と光を発射します。
15m
感知面積約35m2
【センサー感知範囲】
水平約90°
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1.蓄電池の挿入 付属の単3蓄電池を市販のニッケル水素電池用充電器で充電してください。 底蓋を右に回して(三角印を2から1の位置にして)取り外してください。 左右のつまみを挟みながら電池ボックスを引き出し、単3蓄電池 6本を入れてください。 ※電池残量が10%以下になった場合、同様の方法で充電した蓄電池に交換してください。 ※蓄電池の表面に露や泥が付着していると故障の原因になります。蓄電池の交換は、蓄電 池表面が結露しない暖かい室内で、清潔な手で実施してください。 ※別売りの専用ACアダプター(DC9V,1.0A)をつなぐことでも充電できますが、専用アダプ ター以外は使用しないでください。
2.ソーラーパネルの保護シールは剥がしてご使用ください。
【使用前の準備】
番号
周波数 対象 体型
番号
周波数 対象 体型
1~2kHz 昆虫 - 10~14kHz 哺乳類 (サル,シカ, イノシシ,クマ)
中
2~4kHz 鳥(カラス) 大 14~20kHz 大
4~6kHz 鳥(スズメ) 小 20~24kHz コウモリ -
6~10kHz 哺乳類 (ネズミ)
小 1~32KHZ 全周波数 -
3.「周波数切替ボタン」によって周波数(1~8番)を選択してください。
※初期設定では周波数が5番に設定されています。対象動物にあわせて周波数を変更してください。
変更した周波数は、電源オフ後も引き継がれます。
※ボタンを連続して押すと周波数が正常に切り替わらない場合があります。5秒ほど間隔をあけて押してください。
※5分間以上、音と光を発射しても赤外線センサーの反応が継続する場合、動物以外に反応してい
るとみなし、自動的に節電モードに移行します(10秒間の発射時間を5秒間に短縮)。
【周波数表示】
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※対象動物は参考例です
表示
作動時間
一日中
夜のみ
昼のみ
表示
電池残量
90%以上
10~90%
10%以下
4.「電池残量チェックボタン」によって電池残量が確認できます。 ※ 電池残量が10%以下になった場合、アラームが 3分間鳴ります。
5.「作動時間切替ボタン」によって作動時間が変更できます。 ※ ソーラーパネルで充電している時間帯は「日中」、充電していない時間帯は「夜間」と 判断しています。 ※ 節電のため、夜に活動する動物を対象とする場合は「夜間のみ作動(Y)」、 日中に活動する動物を対象とする場合は「昼間のみ作動(H)」にしてください。 ※ 作動しない時間帯では音は鳴りませんが、LEDストロボは点灯します。 ※ ボタンを押す際は、表示が変わるのを待ってから押して下さい。
【電池残量表示】 【作動時間表示】
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※「昼のみ(H)」を選択した状態で、本器を裏返し周波数切替ボタンを操作すると、一時的にソーラーパネルでの充電ができないため、高周波音を発しないことがありますが故障ではありません。
※
①イボ竹にクランプで固定して設置
②支柱が入っているネジ穴を利用してモップ棒で設置
③鉄パイプやビニルパイプに支柱を差し込んで設置
④支柱底面のネジ穴を利用して三脚で設置
⑤フックを利用して4本の棒で設置
6.運搬、設置と撤去が容易で、さまざまな設置方法が可能です。
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①
①
② ②
②
③ ④
④
⑤
⑤
【使用上の注意点】
1.保証期間は3ヶ月ですが、衝撃を与えたり、浸水しなければ、長期の使用が可能です。
2.蓄電池以外の乾電池は使用しないでください(乾電池は発熱のおそれがあります)。
3.ペットや人体への影響は小さいですが、音や光に長時間曝されないようにしてください。ペットの散歩道では、作動時間を「夜のみ作動」を選択するなどして地域住民の方と トラブルにならないようにしてください。 民家近くに設置する場合、関係者の許可を得てください。
4.電源オフ状態でもソーラーパネルに日光が当たると小さな音が出ることがありますが、故障ではありません。
5.「故障かな」と思った場合、本器を叩いたり、分解・修理せずに、電源を切り5秒から10秒待って再度電源を入れ直してください。電池残量が十分な蓄電池を使っても動作しない場合、新品の蓄電池に交換して動作をご確認ください。
6.蓄電池の交換回数をできるだけ抑えるため、電池残量が10%以下(P4参照)になってから充電を行ってください。
7.本器は、さまざまな設置方法が可能なことが特徴です。対象動物の目の高さに赤外線センサーの位置がくるように設置してください。
8.周波数切替ボタンと作動時間切替ボタンは、ボタンを押して表示が変わるのを待ってから押して下さい(ボタンは連続して押すのではなく、間隔を5秒以上あけてください)。
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1.本器は、設置と撤去が容易なことが特徴です。例えば、水田に苗を植えてから短期間だけシカが苗を食い荒らしたり、収穫前の短期間だけイノシシが穂を食い荒らす場合、それら以外の期間は撤去して、鳥獣の慣れを防いでください。
2.本器は、周波数を変更することで多種類の鳥獣に効果がありますが、長期間使用すると鳥獣が慣れる可能性があります。効果が低下した場合、周波数を変更してください。
3.電気柵や頑丈な柵を設置しても、柵を破って鳥獣が侵入することがあります。そうした進入路に本器を設置するなど、柵との併用も有効な使用方法になります。
4.怪我をしたり、年老いた鳥獣は、本器による威嚇を無視することがあります。 そうした様子を見た鳥獣が「本器には危険がない」と判断し、効果が低下します。 本器の近くに餌を撒くような行為はしないでください。
購入に関する問い合わせ先 :株式会社ワイズトレーディング(販売元) 〒604-8277 京都市中京区三坊西洞院町572 御池マスギアネックスビル 6F TEL:075-254-3833 FAX:075-254-3839 e-mail:[email protected]
使用方法に関する問い合わせ先:京都府森林技術センター 〒629-1121 京都府船井郡京丹波町本庄土屋1 TEL:0771-84-0365
【効果的に使っていただくために】
改良を重ねてまいりますので、本器に対するご意見・ご要望を販売元にお知らせください。