花王株式会社(2014年)花王グループ中期3ヵ年計画(k15)...

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○花王グループ中期3ヵ年計画(K15) “利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、 グローバルで存在感のある会社を目指す 1.コンシューマープロダクツ事業のグローバル拡大 -アジア・新興国の中間所得層向けに「清潔分野」を 柱に事業拡大。欧米へは高付加価値提案 2.ファブリック&ホームケア事業の磐石化とビューティーケア事業、 ヒューマンヘルスケア事業の利益ある成長の加速 -マス向け商品にも技術を活かせる商品を投入、 新市場創造型の特徴ある商品・サービスの提供な 3.ケミカル事業の強化 -環境基盤技術の開発によりエコケミカル事業体へ の飛躍をめざすとともに、他事業とのシナジー強化 花王株式会社 (2014年) 花王株式会社 (2014年) ■ 競争優位と競争戦略 ・ 「事業と機能のマトリックス運営」-タテ串の事業部門と、ヨコ串の研究・生産・販売(機能 部門)が有機的に連携し総合力を発揮2007年に現在の4事業部に改編 http://www.kao.co.jp/ ①消費者密着型の製品開発力 ②化粧品からトイレタリーまでの幅広い事業領域 ③高い販売力・店頭提案力 ④カスタマーマーケティングの経験と実績 1.商品の高付加価値化 -「環境意識」「高齢化」に対応し、商品価値を創造 -「現場主義」に則った海外市場の開拓 2.コンシューマープロダクツ事業の利益ある成長 -アジア市場におけるプレミアムマス商品の浸透 -生活習慣改善提案などコミュニケーションの強化 3.プレステージ化粧品分野の再構築 -ブランド強化と、流通チャネルごとの販売力強化 4.ケミカル事業の強化 -エコ研究からエコケミカル事業体への飛躍 -アジア地域の需要増に合わせ機動的な設備投資 5.「グローバル一体型運営」体制の構築 -欧州におけるビューティー事業基盤の拡大 ○2015年度経営数値目標 ■ 2013年12月期決算の総括 (2) 現在の強みと弱み (3) 今後の課題と新しい競争優位の方向 (1) 現在の戦略 資料1 価値活動分析表 コスト・リーダーシップ戦略 差別化戦略 集中化戦略 ① 花王・カネボウが得意としてきた、国内中価格帯 化粧品市場の縮小 ② デフレによるトイレタリー商品への価格低下圧力 ③ アジア市場における営業利益率の低さ (2013年度 アジア6.3%、欧州5.4%) ④ プレステージ領域での位置づけの曖昧さ (カネボウ化粧品と花王ソフィーナのポジショニング) 3つの 基本戦略 花王の2013年12月期の売上高は1兆3,152億円、営業利益は1,246億円であった。対前年では売上高は7.8%増、営業利益は11.5%増の増収増益となった。ビューティケア 事業では、2013年にカネボウ化粧品ロドデノール配合美白製品による被害への対応に追われた。海外では、アジア地域の中間所得層拡大を見込んだ投資を積極化。中 国のコンシューマープロダクツ事業の2015年度売上高500億円を目標に、中国安徽省にベビー用紙おむつ「メリーズ」工場が竣工し13年1月より供給を開始したほか、イン ドネシアでもカラワン工業団地で新工場が竣工し、紙おむつ市場への参入を開始した。アジア地域のコンシューマープロダクツ市場におけるさらなる存在感の向上が注目 される。2014年にはグループの執行体制を刷新し、取締役会における社内取締役と社外取締役を同数とし、取締役会の議長を独立社外取締役が担当することになる。こ れにより、コーポレートガバナンスの向上とグローバルレベルでのさらなる成長が期待される。2014年度は、5期連続の増収・増益、および過去最高売上高・当期純利益の 突破を目指す。 事業区分 主要製品 ・ 設備投資額:417億円 ・ 衣料用濃縮液体洗剤「アタックNeo」から消臭 抗菌効果を高めた“抗菌EXパワー”(2012年) ・ 柔軟仕上げ剤「フレアフレグランス」やクイックルワイパー などで”香りシリーズを展開 ・ 「グローバル教育センター」(組織名)を立ち上げ、日本と海外の幹部候補 に対する教育をー本化 ・ 和歌山工場に「花王グローバルテクノスクール」を設置し、国内外の中堅技 術者を対象に8ヶ月間の全寮制研修を実施している ・ 人事制度としては、管理職以下は仕事のフィールドによって評価・報酬体 系が異なる「職郡制度」を採用 ・ 企業内託児所「メリーズガーデン」が開所 ・ 新社長に澤田道隆氏、前社長の尾崎元規氏は会長に就任(2012年) ・ コーポレートガバナンスの改革-社外取締役を増員、執行役員体制を強化(2012年) ・ 決算期を3月から12月に変更。2012年度は2012年4月~12月(9か月)の変則決算 調達活動 製造 サービス 出荷物流 販売マーケティング 連結売上高 1兆4,000億円 ・ 連結営業利益 1,500億円 ・ 海外売上比率 30%以上 ◎ 従業員数(連結):33,054人 (前年度 33,350人) ◎ 事業区分(*右表参照) ◎ 研究開発費:497億円 (売上高比3.8%) ◎ 研究開発人員:約2,800人 ・グローバルな研究開発拠点を整備 <国内>和歌山研究所・東京(墨田)研究所・栃木研究所・鹿島工場内 <海外>新竹(台湾)研究所・タイ工場内・オハイオ・ノースカロライナほか ・和歌山事業工場内に「エコテクノロジーリサーチセンター」を新設し、環境対応型商品の研 究・開発に注力(2011年) ・「商品開発研究」と「基盤技術研究」の融合 【コンシューマプロダクツ事業】 ・ 中国の安徽省合肥市に新工場が竣工(2012年) 2013年より中間所得層へ紙おむつ「メリーズ」を生 産・供給を開始 ・ インドネシア、カラワン工業団地で新工場が竣工 (2014) 既存のコンシューマープロダクツ事業に加え、ベ ビー用紙おむつ市場への参入を計画 ・ 味の素と健康ソリューションビジネスで提携 独自の物流 システム ・ 徹底した効率化・ 合理化 →低い誤配率 ・ 物流の水平展開 →業界VAN 「プラネット」加入 共同配送 ・ 花王・カネボウ共 通物流システム →2010年度まで に合計50億円の コスト削減効果を 見込む ・ カネボウ化粧品が中国生産の新ブランド 「AQUA LUNASH」を発売(2011年) ・ 「ビオレ スキンケア洗顔料」を世界展開(2012年) ・ 花王とカネボウ化粧品、新・店頭顧客システ ムを開発 ・保険代理店 ・ファイナンス業 ・不動産管理など 「商品開発の5原則」 1.創造性の原則 2.社会的有用性の原則 3.調査徹底の原則 4.流通適合性の原則 5.パフォーマンス・バイ・コストの原則 *EUC(End User Computing)・・・企業内で、コンピュータシステムを利用して現場で実際に業務を行なう者(エンドユーザ)が、自らシステムの構築や運用・管理に積極的に携わること。 ・ 健康機能飲料「ヘルシア」の新商品を投入 「ヘルシアコーヒー」(2013年) ・ 蒸気の温熱シート「めぐりズム」シリーズ拡充 ビューティーケア 事業 ケミカル事業 ヒューマン ヘルスケア 事業 ファブリック& ホームケア事業 プレステージ化粧品、 プレミアムスキンケア製品、 プレミアムヘルスケア製品 フード&ビバレッジ製品、 サニタリー製品、 パーソナルヘルス製品 ファブリックケア製品、 ホームケア製品 油脂製品、機能材料製品、 スペシャルティケミカルズ製品 アジア一体運営の成果で中国での現地生 産メリーズやアタック、ロリエが売上に貢 献。インドネシアも好調で、成長市場の中間所 得者層向け製品の販売を拡張している。 提案型販売活動・店頭展 開活動の強化 ・ アジアを中心に油脂アルコール・誘導体の需要増加 に対応し、設備増強をタイムリーに進める -インドネシア、中国で新工場建設に着手(2012年) -フィリピン生産能力増強(2013年稼働予定) ・ 和歌山工場内に開所した 「エコテクノロジーリサーチ センター」に「花王エコラボ ミュージアム」を一般公開 ・広告宣伝費:864億円(参考:12年度 670億円) ・販売促進費:696億円(同 521億円) 事業本部のマーケティング企画・商品開発と、消費者リサーチ部門、研究開発部門、生産技術部門、 マーケティング開発部門、ロジスティクス部門、販売部門が連携したマーケティングへの取り組み

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Page 1: 花王株式会社(2014年)花王グループ中期3ヵ年計画(K15) “利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、 グローバルで存在感のある会社を目指す

○花王グループ中期3ヵ年計画(K15)“利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、グローバルで存在感のある会社を目指す1.コンシューマープロダクツ事業のグローバル拡大-アジア・新興国の中間所得層向けに「清潔分野」を柱に事業拡大。欧米へは高付加価値提案2.ファブリック&ホームケア事業の磐石化とビューティーケア事業、ヒューマンヘルスケア事業の利益ある成長の加速-マス向け商品にも技術を活かせる商品を投入、新市場創造型の特徴ある商品・サービスの提供な3.ケミカル事業の強化-環境基盤技術の開発によりエコケミカル事業体への飛躍をめざすとともに、他事業とのシナジー強化

花王株式会社 (2014年)花王株式会社 (2014年)

■競争優位と競争戦略

・ 「事業と機能のマトリックス運営」-タテ串の事業部門と、ヨコ串の研究・生産・販売(機能

部門)が有機的に連携し総合力を発揮→2007年に現在の4事業部に改編

http://www.kao.co.jp/

①消費者密着型の製品開発力

②化粧品からトイレタリーまでの幅広い事業領域

③高い販売力・店頭提案力

④カスタマーマーケティングの経験と実績

1.商品の高付加価値化-「環境意識」「高齢化」に対応し、商品価値を創造-「現場主義」に則った海外市場の開拓

2.コンシューマープロダクツ事業の利益ある成長-アジア市場におけるプレミアムマス商品の浸透-生活習慣改善提案などコミュニケーションの強化

3.プレステージ化粧品分野の再構築-ブランド強化と、流通チャネルごとの販売力強化

4.ケミカル事業の強化-エコ研究からエコケミカル事業体への飛躍-アジア地域の需要増に合わせ機動的な設備投資

5.「グローバル一体型運営」体制の構築-欧州におけるビューティー事業基盤の拡大

○2015年度経営数値目標連結売上高 1兆4,000億円

全般

■ 2013年12月期決算の総括

(2) 現在の強みと弱み (3) 今後の課題と新しい競争優位の方向(1) 現在の戦略

資料1 価値活動分析表

コスト・リーダーシップ戦略

差別化戦略

集中化戦略

① 花王・カネボウが得意としてきた、国内中価格帯化粧品市場の縮小

② デフレによるトイレタリー商品への価格低下圧力

③ アジア市場における営業利益率の低さ(2013年度 アジア6.3%、欧州5.4%)

④ プレステージ領域での位置づけの曖昧さ

(カネボウ化粧品と花王ソフィーナのポジショニング)

強み

弱み

3つの基本戦略

花王の2013年12月期の売上高は1兆3,152億円、営業利益は1,246億円であった。対前年では売上高は7.8%増、営業利益は11.5%増の増収増益となった。ビューティケア事業では、2013年にカネボウ化粧品ロドデノール配合美白製品による被害への対応に追われた。海外では、アジア地域の中間所得層拡大を見込んだ投資を積極化。中国のコンシューマープロダクツ事業の2015年度売上高500億円を目標に、中国安徽省にベビー用紙おむつ「メリーズ」工場が竣工し13年1月より供給を開始したほか、インドネシアでもカラワン工業団地で新工場が竣工し、紙おむつ市場への参入を開始した。アジア地域のコンシューマープロダクツ市場におけるさらなる存在感の向上が注目される。2014年にはグループの執行体制を刷新し、取締役会における社内取締役と社外取締役を同数とし、取締役会の議長を独立社外取締役が担当することになる。これにより、コーポレートガバナンスの向上とグローバルレベルでのさらなる成長が期待される。2014年度は、5期連続の増収・増益、および過去最高売上高・当期純利益の突破を目指す。

事業区分 主要製品

プレステージ化粧品、

・ 設備投資額:417億円

・衣料用濃縮液体洗剤「アタックNeo」から消臭抗菌効果を高めた“抗菌EXパワー”(2012年)・柔軟仕上げ剤「フレアフレグランス」やクイックルワイパーなどで”香りシリーズを展開

・ 「グローバル教育センター」(組織名)を立ち上げ、日本と海外の幹部候補に対する教育をー本化・和歌山工場に「花王グローバルテクノスクール」を設置し、国内外の中堅技術者を対象に8ヶ月間の全寮制研修を実施している・人事制度としては、管理職以下は仕事のフィールドによって評価・報酬体系が異なる「職郡制度」を採用・企業内託児所「メリーズガーデン」が開所

部門)が有機的に連携し総合力を発揮 2007年に現在の4事業部に改編

・新社長に澤田道隆氏、前社長の尾崎元規氏は会長に就任(2012年)

・ コーポレートガバナンスの改革-社外取締役を増員、執行役員体制を強化(2012年)

・ 決算期を3月から12月に変更。2012年度は2012年4月~12月(9か月)の変則決算

調達活動 製造 サービス

ビューティー

ケア

出荷物流 販売マーケティング

・ 連結売上高 1兆4,000億円・ 連結営業利益 1,500億円・ 海外売上比率 30%以上

◎ 従業員数(連結):33,054人(前年度 33,350人)

◎ 事業区分(*右表参照)

◎ 研究開発費:497億円(売上高比3.8%)

◎ 研究開発人員:約2,800人

人事労務

技術開発

般管理

・グローバルな研究開発拠点を整備<国内>和歌山研究所・東京(墨田)研究所・栃木研究所・鹿島工場内<海外>新竹(台湾)研究所・タイ工場内・オハイオ・ノースカロライナほか・和歌山事業工場内に「エコテクノロジーリサーチセンター」を新設し、環境対応型商品の研究・開発に注力(2011年)

・「商品開発研究」と「基盤技術研究」の融合

ヒューマン

ヘルスケア

ケミカル

【コンシューマプロダクツ事業】・ 中国の安徽省合肥市に新工場が竣工(2012年)2013年より中間所得層へ紙おむつ「メリーズ」を生産・供給を開始

・ インドネシア、カラワン工業団地で新工場が竣工(2014)既存のコンシューマープロダクツ事業に加え、ベビー用紙おむつ市場への参入を計画

・ 味の素と健康ソリューションビジネスで提携

アジアを中心とした

原料からの一貫生産

独自の物流システム

・ 徹底した効率化・合理化

→低い誤配率・ 物流の水平展開→業界VAN「プラネット」加入共同配送

・ 花王・カネボウ共通物流システム→2010年度までに合計50億円のコスト削減効果を見込む

・カネボウ化粧品が中国生産の新ブランド「AQUA LUNASH」を発売(2011年)・ 「ビオレ スキンケア洗顔料」を世界展開(2012年)・ 花王とカネボウ化粧品、新・店頭顧客システムを開発

・保険代理店・ファイナンス業・不動産管理など

「商品開発の5原則」1.創造性の原則2.社会的有用性の原則3.調査徹底の原則4.流通適合性の原則5.パフォーマンス・バイ・コストの原則

*EUC(End User Computing)・・・企業内で、コンピュータシステムを利用して現場で実際に業務を行なう者(エンドユーザ)が、自らシステムの構築や運用・管理に積極的に携わること。

ファブリック&

ホームケア

・健康機能飲料「ヘルシア」の新商品を投入「ヘルシアコーヒー」(2013年)・蒸気の温熱シート「めぐりズム」シリーズ拡充

ビューティーケア事業

ケミカル事業

ヒューマンヘルスケア事業

ファブリック&ホームケア事業

コンシューマー

プロダクツ事業

プレステージ化粧品、プレミアムスキンケア製品、プレミアムヘルスケア製品

フード&ビバレッジ製品、サニタリー製品、

パーソナルヘルス製品

ファブリックケア製品、ホームケア製品

油脂製品、機能材料製品、スペシャルティケミカルズ製品

アジア一体運営の成果で中国での現地生産メリーズやアタック、ロリエが売上に貢献。インドネシアも好調で、成長市場の中間所得者層向け製品の販売を拡張している。

提案型販売活動・店頭展開活動の強化

・ アジアを中心に油脂アルコール・誘導体の需要増加に対応し、設備増強をタイムリーに進める

-インドネシア、中国で新工場建設に着手(2012年)-フィリピン生産能力増強(2013年稼働予定)

・和歌山工場内に開所した「エコテクノロジーリサーチセンター」に「花王エコラボミュージアム」を一般公開

全般

・広告宣伝費:864億円(参考:12年度 670億円)・販売促進費:696億円(同 521億円)

事業本部のマーケティング企画・商品開発と、消費者リサーチ部門、研究開発部門、生産技術部門、マーケティング開発部門、ロジスティクス部門、販売部門が連携したマーケティングへの取り組み

Page 2: 花王株式会社(2014年)花王グループ中期3ヵ年計画(K15) “利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、 グローバルで存在感のある会社を目指す

資料2. 業績の推移

資料3. 戦略経路分析(Historical Path Analysis)

◆ 連結決算 (億円)

◆ セグメント別売上高および営業収入 ◆セグメント別営業損益

◆過去10年間の業績推移

◆地域セグメント別売上高 ◆地域セグメント別営業利益

2010年2009年2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2011年 2012年

(年度)

**2014年度は予想

*2014年度は予想

*2012年度は決算期変更のため、2012年4月~12月(9か月)の変則決算。「調整後2012」は2012年1月~12月(12か月)

2013年 2014年

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

05 06 07 08 09 10 11 12 調整

後12

13 14*

営業利益

(億円)

売上高

(億円)

売上高

営業利益

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002売上高 6,620 7,299 7,713 7,739 7,967 8,356 9,014 9,072 9,246 8,469 8,216 8,390 8,652営業利益 - - - - - - - 728 916 991 1,070 1,117 1,149経常利益 380 386 453 471 486 535 572 623 899 980 1,119 1,136 1,174

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012*調整後2012

2013 2014**

売上高 9,026 9,368 9,712 12,318 13,185 12,763 11,844 11,868 12,161 10,126 12,204 13,152 13,700営業利益 1,197 1,213 1,201 1,208 1,162 968 940 1,045 1,086 1,016 1,118 1,246 1,300経常利益 1,226 1,253 1,220 1,201 1,142 946 936 1,033 1,100 1,042 1,141 1,280 1,330

*2012年度は調整後

2012(億円)

2013(億円)

構成比(%)

前年比(%)

全 体 12,204 13,152 100.0 107.8

コンシューマープロダクツ事業計

10,194 10,919 83.0 107.1

ビューティーケア事業 5,378 5,703 43.4 106.0

ヒューマンヘルスケア事業 1,896 2,106 16.0 111.1

ファブリック&ホームケア事業

2,920 3,110 23.6 106.5

ケミカル事業 2,365 2,612 19.9 110.4

セグメント間取引消去

-355 -379 - -

2012(億円)

2013(億円)

構成比(%)

前年比(%)

全 体 1,118 1,247 100.0 111.5

コンシューマープロダクツ事業計

934 1,030 82.6 110.3

ビューティーケア事業 201 239 19.2 118.9

ヒューマンヘルスケア事業 136 169 13.6 124.3

ファブリック&ホームケア事業

596 622 49.9 104.4

ケミカル事業 181 215 17.2 118.8

セグメント間取引消去

3 2 - -

2012(億円)

2013(億円)

構成比(%)

前年比(%)

全 体 12,204 13,152 100.0% 107.8%

日本 9,648 9,920 75.4% 102.8%

海外 3,639 4,464 33.9% 122.7%

 アジア 1,629 2,032 15.5% 124.7%

 米国 902 1,088 8.3% 120.6% 欧州 1,108 1,344 10.2% 121.3%セグメント間取引消去 -727 -853 - -

2012

(億円)

2013

(億円)

構成比

(%)

前年比

(%)

全 体 1,118 1,247 100.0% 111.5%

日本 965 1,013 81.3% 105.0%

海外 153 253 20.3% 165.5%

 アジア 64 128 10.3% 200.4%

 米国 28 52 4.2% 185.5% 欧州 61 73 5.9% 119.6%セグメント間取引消去 -92 -20 - -

トップ人事

商品政策

営業流通政策

組織変更

基本戦略

局面

解釈

健康価値へフォーカスしたヘルスケア事業で「ヘルシア緑茶」が大ヒット、さらに事業拡大へ。コア事業の商品開発においては従来の「機能性」だけではなく、 +「情緒性」の両輪体制へと転換を図り、ヘアケアブランド「アジエンス」の発売、英高級化粧品「モルトンブラウン」「カネボウ」の買収を実施。

製販一体運営の強化・04年7月に「花王販売会社」を株式交換して完 全子会社化

ヘルスケア食品研究を行う「ヘルスケアリサーチセンター」完成

ヘルスケア分野の強化「機能性+情緒性」の商品開発

ヘルシア緑茶ヘルシア烏龍茶

モルトンブラウン買収

ヘルスケア事業への参入・強化

モノづくりの原点である商品開発を強化、

基幹ブランドに経営資源を集中し、商品の

高付加価値化による「利益ある成長」を目指

す。ビューティーケア事業の拡大を図り、06

年2月にカネボウを子会社化し、同社の販売

ネットワークとブランド力を手中に収めた。

また「利益ある成長」をグローバルで達成す

ることを目指し、グローバル戦略を推進。日

本を含めた「アジア一体運営」の強化を図り、「ビオレ」「ロリエ」「アタック」「アジエンス」などを「汎アジアブランド」として強力に育成。

2010年

「機能性+情緒性」商品開発

2009年2004年 2005年 2006年 2007年 2008年

攻勢的布石期攻勢的布石期反転布石期反転布石期

2011年 2012年

守勢的漸進期守勢的漸進期

中価格帯化粧品の不調、景

気後退とデフレ、円高、「エコナ関連商品」一時販売中止などを受け、売上・利益ともに低下傾向に転ずる中、化粧品事業の再構築・健康機能性食品事業の再生・環境対応などによる商品の高付加価値化に取り組む。また、新興市場・欧州市場におけるプレゼンス強化を図る。

カネボウ子会社化

カネボウ化粧品専門店網ネットワークを手中にいれる

セグレタコフレドール(カネボウ)

商品の高付加価値化

ビューティーケア・ヘルスケア強化

日本を含めた「アジア一体運営」強化

ソフィーナ・ボーテ

花王販売と花王化粧品販売が合併し、「花王カスタマーマーケティング」に

事業推進体制改編

カネボウ化粧品と物流統合

「アジア一体運営」強化「グローバル体運営」展開

日本市場での利益ある成長

環境対応型商品の開発

トイレタリー商品の高付加価値化

健康機能性食品事業の再生

化粧品の販売チャネルごとの販売力強化策実施

環境対応型商品の開発を進める「エコテクノロジーリサー

チセンター」完成

後藤卓也会長-尾崎元規社長

反転防衛期反転防衛期

引き続き消費者購入価格が低下する中、消費者ニーズに対応した高付加価値商品の開発とコストダウンを推進。澤田新社長のもと、中期計画K15に基づき、アジア中間所得層の増大を見込み中国・インドネシアに積極投資。またアセアン地域では個店主むけ新商品説明会を実施するなど、都市部だけでなく地方にも営業拡大。

花王グループ中期3ヵ年計画(K15)

・積極投資・イノベーション・構造改革(成長しながらさらに利益を生み出せる構造)

メガブランドの育成・強化(ソフィーナ、ビオレなど)ビオレ

スキンケア洗顔料アタックNeo抗菌EXフレアフレグランス

アセアン地域の深耕地方の個店オーナー説明会など

グローバル経営(欧州事業)・1国1マネジメント体制に統合・独ダルムシュタット拠点を拡張

企業内託児所「メリーズガーデン」

中国安徽省の工場が竣工紙おむつ生産

尾崎元規会長澤田道隆社長

ソフィーナプリマヴィスタライン拡充クイックルワイパー初のリニューアル

上海家化と戦略的提携

エコロジー経営へのシフト

中国、タイ、インドネシア、香港など、好調なアジア成長市場の中間所得層をターゲットに、コンシューマープロダクツ事業のグローバル拡大を図る。中国ではコンシューマープロダクツ事業の売上を2015年に500億円にする目標のほか、ベトナムなどメコン地域を含むアセアン地域の強化・拡大に取組む。

中国でベビー用紙の販売を開始

花王とカネボウ化粧品、新・店頭顧客システムを

開発

花王インドネシア化学、カラワン工業団地の新工場が竣工

取締役会における社内取締役と社外取締役を同数とし、取締役会の議長を独立社外取締役の担当とする。

2013年 2014年

攻勢的布石期攻勢的布石期

Page 3: 花王株式会社(2014年)花王グループ中期3ヵ年計画(K15) “利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、 グローバルで存在感のある会社を目指す

70~79年

市場環境

主活動

販売マーケティング

・ 高度経済成長

・ 制度品躍進

・ 訪問販売の急成長

78年 オイルショック

70年 「メリットシャンプー」発売・ 「花王石鹸ホワイト」発売・ 「ガラスマイペット」発売、以後住居用洗剤の品揃えが進む

79年 生理用ナプキン「ロリエ」発売

製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

72年 九州工場操業開始(省力化、効率化のモデルとなる)

・ 物流システム「一貫パレチゼーション」実施

75年 ロジスティックシステム開発三ヵ年計画→ジャストインタイム物流

・ 栃木工場操業開始(新規分野製品生産)

79年 高吸水性ポリマー

71年 丸田社長就任 71年 西ドイツのバイヤスドルフ社との合弁会社「ニベア花王株式会社」設立

77年 「ピリピナス花王」設立、油脂アルコールなどを生産

78年 栃木研究所設立、事業の多角化を目指す

78年 消費者相談システム「花王エコーシステム」を開発し、製品の開発や改良に役立てる

80~89年

・ 多品種少量生産へ

・ 高級ブランド品ヒット

・ 外資メーカー成長

89年 低金利政策、消費税導入

80年 洗顔フォーム「ビオレ」発売

82年 「花王ソフィーナ」発売。化粧品市場に本格参入。

83年 新タイプ紙おむつ「メリーズ」発売84年 「ソフィーナ」にファンデーション、

チークカラーを追加し、メークアップ領域拡大

85年 花王友の会制度発足・ フロッピーディスク製品化・ 「花王ヘアカラー」発売87年 コンパクト洗剤「アタック」発売89年 ソフィーナ高級化路線・ ソフィーナ在庫悪化3.1ヶ月→月仕入れ10万円未満の店を解約

80年 鹿島工場操業開始(第2の化学品工場、家庭品原料の安定供給)

・ 花王LIS(ロジスティックス・インフォメーション・システム)→調達から支払いまで統合

81年 花王MIS(マーケティング・インテリジェンス・システム)→市場動向をデータベース化

・ 豊橋工場操業開始(家庭品の少量多品種生産)

86年 川崎ロジスティクスセンター完成→コンピュータ制御による広域物流システム、受注後24時間以内の配送を徹底

82年 皮膚生理に根ざした基礎化粧品

83年 不織布、透湿シートなどの機能性新規素材

84年 錠剤タイプの発泡入浴剤

85年 髪の痛みを防ぎながら白髪を染める染毛技術

86年 界面技術と粉体技術でFD生産

87年 「アタック」のバイオ技術

85年 化粧品事業部新設86年 化粧品全国9販社設

立88年 米日用品企業「アンド

リュー・ジャーケンズ」買収

89年 化粧品9販社を統合、花王化粧品販売設立

・ 独ヘアサロン用品メーカー「ゴードウエル」買収

84年 鹿島研究所新設→バイオ技術の研究

85年 「花王株式会社」に社名変更

・ 情報関連事業に参入86年 第一次TCR(トータ

ル・コスト・リダクション)活動開始

87年 「花王スペイン」設立88年 米国「アンドリュー・

ジャーゲンズ」買収

90~95年

・ チャネル多様化

94年 バブル崩壊・ 家庭用品価格

下落

90年 「花王エコナクッキングオイル」発売

92年 ソフィーナ,年代別商品体系へ→フェイスバランス、エモリエル、バイタルリッチ

94年 メーキャップブランド「AUBE」発売・ 「薬用ホワイトニング」発売・ 「クイックルワイパー」発売・ ソフィーナ売り場にカウンセリングコーナーを設置し、カウンセリング

90年 ロジスティクス総合センターを組織

91年 店頭在庫管理システム→携帯端末を使った営業担当者による在庫数管理システム

90年 油脂科学技術をもとに新機能食用油開発

91年 フロン代替洗浄剤「クリーンスルー」

94年 色落ち・色移りしにくい技術

90年 「公害対策本部」を「環境・安全推進本部」に改称

・ 丸田社長退任、常盤氏昇格

92年 トイレタリー分野で、12の横断組織を設置

93年 化粧品事業本部組織改編、販売部門独立

90年 「花王芸術文化財団」設立(97年に「花王芸術・科学財団」へ改称)

・ 第二次TCR活動開始・ 「花王フランス」設立93年 「上海花王」設立94年 新TCR活動開始・ 花王販社、江川企画に敗訴

95年 「花王の基本理念」策

資料4 時系列活動分析表

95年 サンギ美白歯磨発売

コーナーを設置し、カウンセリング販売の強化

95年 「カリテ」発売・ 化粧品の重点エリア集中営業導入

改編、販売部門独立

95年 インターネットでの採用活動開始

95年 「花王の基本理念」策定

・ ホームページ開設・ 「花王ベトナム」設立

96年

・ 個人消費低迷 ・ 「ビオレ毛穴すっきりパック」発売、・ 「日経優秀製品・サービス賞最優秀賞」受賞

1月 新人事制度導入→実力主義(定員制)、上級職に年棒制

6月 「花王システム物流株式会社」設立

7月 「花王インフォネットワーク株式会社」設立、流通向けEDI関連商品

97年

・ 所得税減税・ 再販売価格維持制度 (商品の供給元が販売店に対して販売価格を指定してそれを守らせる制度)廃止

2月 化粧品業界のVAN「プラネット」に加入

6月 イトーヨーカ堂と共同配送事業

3月 後藤社長就任

98年

・ 美白ブーム

・ ドラッグストア成長

・ 米国にて「ビオレ毛穴パック」を発売し、大ヒット

・ 技術開発費329億円4月 丸田相談役退任5月 米ボシュロムからス

キンケアブランド「キュレル」を買収

3月 17年ぶりの減収4月 フロッピーディスク事

業から撤退、「花王のコアビジネスに集中していく」(渡辺副社長

99年

・ 一般大衆薬流通の規制緩和

・ トイレタリー市場縮小(97年比-4%)

・ S.C.ジョンソン社と連携し、「クイックル・ワイパー」を世界展開。

2月 特定保健用食品である食用油「エコナクッキングオイル」を発売

3月 ソフィーナ「ベリーベリー」発売9月 歯茎を温める歯磨「チェック歯周ケ

ア」発売・ 敏感肌用スキンケア「キュレル」発売

10月 ペットケア製品発売チャネル別対応強化→ドラッグを最重視

・ ソフィーナ新肌診断システム導入

・ 九州工場を物流拠点に変更

10月 酒田工場でのセメント減水剤生産を停止、鹿島と和歌山工場に集約

・ 小売支援情報システム「花王エリア情報」を開発→商圏ごとの市場動向を分析

・ 栃木工場でISO14001取得・ 全国9工場をカバーする災害対策システム構築

・ 全社的にキャップや容器の部材を共通化し、コストダウンを図る

11月 化粧品事業の情報システムを99年中にイントラネットに全面移行→営業担当者支援システムを週単位に細分化・店頭情報端末の刷新

3月 洗浄基材MAP開発9月 口の中で発熱する温

熱成分4月 家庭用製品販社10社

のうち、子会社1社・関連会社7社が合併

10月 年金制度の改革案検討→退職金を確定拠出型に

4月 EVA(経済的付加価値)導入

8月 若者向けのマーケティング手法を開発する共同プロジェクト「WiLL」に参加(トヨタ自動車、松下電器、アサヒビール、近畿日本ツーリスト)

・ シワ対策スペシャルライン「リンクルセラティ」シリーズ発売

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4月 厚生労働省、薬事法改正。内容は、「全成分表示の義務づけ」と「事前許可制度の廃止」。

・ シャンプー「メリット」をリニューアル。弱酸性を訴求。

・ 血中コレステロールを下げる「コレステロール健康エコナクッキングオイル」、「健康エコナドレッシングソース」を発売

1月 豊橋工場でISO14001取得

3月 川崎工場の家庭品第二工場稼動開始

4月 商品ごとの収益性を比較し、品

・米トイレタリー企業「クレイロール」買収をP&Gと競り合い、P&Gに敗れる

・米国ADM社との合弁会社「ADM花王社」を設立

6月 クレイロール買収に

00年

・ エコナを使った商品が花王や花王以外のメーカーから発売され、品揃えが拡充される

・ 洗顔料ブランド「ビオレ」リニューアル。弱酸性を訴求。

・ ベースメーキャップブランド「レイシャス」発売

・ デパートチャンネル専用の新化粧品ブランド「est」からスキンケア化粧品を発売

2月 「カリテ」の販促活動教化→全国200ヶ所で肌診断イベント、サンプル30万個、インターネットでのモニター

5月 「ソフィーナ」販売店で敏感肌チェックサービス開始

6月 ホームページを刷新。総合カタログ化し、ネットモニターを活用

8月 新製法石鹸「ピュアホイップソープ」発売

10月 百貨店専用ブランド「エスト」発売世界初のシート型洗剤発売

4月 日雑取引で新制度導入→指定日納品割引・希望卸売価格廃止、ケース単位発注、EDI取引などへの割引親切など、合理的な取引形態をめざす

8月 化学品事業に80億円の設備投資(マレーシアの工場など)環境会計を発表。投資14億円に対し、経済効果16億円

12月 和歌山工場への投資を行い、科学物質の大気への排出量を2001年春にほぼゼロにする方針

3月 ある種の脂肪酸に皮脂抑制効果があることを発見、化粧品へ応用

4月 ワレモコウにしわ抑制効果があること発見

8月 石鹸をあわ立てたまま固める新製法開発

12月 「健康エコナ」の主成分の安全性を米FDAが認可

4月 中堅以下の社員を職種別賃金体系に変更

・ 常盤会長ら8人の取締役退任、後藤社長に権限を集中

6月 常盤会長、IBM会長など社内外の6人で経営諮問委員会設立EVA連動ボーナス支給

7月 アジア現地法人で成果主義人事制度展開

9月 チャッテムから制汗ブランド「BAN」を日本を除く17カ国での権利を買収

10月 社員の起業支援「花王チャレンジプログラム」導入

・ アセアン統括会社「花王コンシューマー・プロダクツ(東南アジア)社」を設立

・ (財)都市緑化基金が実施している「みんなの森づくり」活動助成事情を支援

4月 中間決算訂正→花王化粧品販売の押し込み販売が判明したため

7月 中国の石鹸市場参入・ ノバルティスコンシューマーヘルスと合弁会社設立、大衆薬事業進出。しかし02年3月には合弁解消・撤退

8月 2005年までに連結海外売上比率を30%に高める中期経営構想

・ 米アンドリュージャーゲンズがチャッテムから「バン」ブランド買収

9月 東南アジア全域の家庭用品製造・販売事業を統括する新会社をタイに設立

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

01年

度の廃止」。

・ 抗酸化物質「コエンザイムQ10」が食品素材として認可される

ソース」を発売

1月 ブランド数は維持しながら、品目数を1000から大幅に減らす方針

2月 花王販売が小売店からの受注を効率化するシステム開発。コールセンタ-に集約し人員削減。

4月 「アタック」を14年ぶりに全面改良

12月 メーキャップブランドのオーブをリニューアル

4月 商品ごとの収益性を比較し、品揃えや棚割・在庫量を管理するシステム「カテゴリープロフィットマネジメント」をプライスウォーターハウスと共同開発

6月 フィリピンにオレオケミカル事業のコア事業である高級アルコールの生産拠点を設立

6月 クレイロール買収に名乗りをあげるが、P&Gに敗れる

10月 『環境・安全報告書2001年版』を発行―工場別環境データを開示 ・エネルギー使用量、二酸化炭素排出量、廃棄物最終処分量について新目標を設定―

02年

・ 2002年1~12月の化粧品出荷金額14,346億円(経済産業省統計)

・ オープン価格制度による価格競争鎮火

3月 中国の化粧品および化粧品材料輸入停止

・ 20代後半~30代をターゲットとしたスキンケアのエモリエルシリーズの代替として「ライズ」を発売

・ エコナから「エコナ マヨネーズタイプ」が発売

・ 2つのフッ素配合により、初期虫歯のうちに予防する「クリアクリーンプラス」を発売

・ 日本初の透明柔軟仕上げ剤「ハミングフレア」を発売

3月 『ビオレ うるおい弱酸水』新発売。「弱酸性」をキーワードに化粧水を発売。

8月 『 エッセンシャル ダメージケアシリーズ』改良発売男性用スキンケアの新ブランド『ニベアフォーメン』シリーズを発売

9月 20代後半以降をターゲットとしたベースメーキャプブランド『花王ソフィーナ ファインフィット』 発売

10月 『クイックルワイパー カーペット用』新発売

・ フィリピンに続き、マレーシアでも高級アルコール生産拠点を設立

4月 欧州化学品関連会社がトナーバインダー及び香料の新設備竣工

3月 紫外線での新たなシミ原因因子(SCF)を発見・研究し、エンドセリン情報伝達の全貌を解明

・ 84年に設立された「基礎科学研究所」が解散

5月 2種のフッ素とカルシウム配合の2剤型歯磨剤が口腔内実使用試験で初期むし歯の再石灰化促進に高い効果があることを確認

・ 樹木成分「セドロール」の香気に睡眠改善効果があることを実証

9月 「2種のフッ素を配合した2剤型歯磨剤」と「キシリトール配合チューインガム」の組み合わせ使用で、初期むし歯の再石灰化促進に高い効果のあることを確認

11月 「t-フラバノン」の育毛メカニズム研究による新知見

・ 社外取締役・執行役員制度を導入

1月 ドイツ子会社・ゴールドウェル社がゴールドウェルジャパン設立

2月 子会社のゴールドウェル社を通じて米国のKMSリサーチ社の買収に合意

6月 家庭品、化学品などのコア事業を統括する持株会社として、花王(中国)投資有限公司を設立

8月 ドイツ子会社・ゴールドウェル社がゴールドウェルジャパンによる美容室向けヘアケア事業を開始

9月 米国子会社のジャーゲンズ社を通じ、プレミアムヘアケアメーカーのジョン・フリーダ社を買収

11月 中国に家庭用品の合弁会社「杭州伝化花王有限公司」を設立

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04年

・ ドラッグストアを中心とする組織流通チャネルの拡大

・ 新規参入企業の増大による競争の激化

・ 健康補助食品市場の成長(市場規模は全体で約1兆円、金額構成比は特定保険食品とそれ以外で半々ずつとみられる (週間粧業推定))

・ 「エコナクッキングオイル」を、米国名「エノバオイル」として全米発売

・ プレミアムナプキン「ロリエ エフ」医薬部外品を発売

9月 美白スキンケアブランド「アルブラン」を発売。

・ 和漢植物に着目したブランド「オリエナ(ORIENA)」を通信販売チャ

・ 2004年末~2006年にかけて、化学品事業のグローバル展開を強化する目的で、海外の生産拠点を設立予定

2月 ヘルスケア食品研究を行う「ヘルスケアリサーチセンター」完成。

6月 尾崎元規氏が社長、後藤卓也氏が会長に就任

・ CSR推進体制強化。1998年から発行してきた「環境・安全報告書」を「環境安全・社会報告書」として発行。

・ 中国で化粧品(ソフィーナ)事業を開始

・ すみだ事業場内に、ヘルスケア製品の研究機能を集約した「ヘルスケアリサーチセンター」完成。

7月 株式交換により「花王販売株式会社」を完全子会社化

03年

・ 2003年1~12月の化粧品出荷金額14,459億円(経済産業省統計)

・ SARS流行

・ カネボウと花王の化粧品事業統合案が出される。カネボウ、産業再生機構による債権の買い取りが決定。

5月 「ヘルシア緑茶」発売。関東甲信越のコンビニエンスストア限定

10月 シャンプー新ブランド「アジエンス」発売。大規模プロモーション実施

・ 「キュレル」で新しい売り場提案。敏感肌化粧品の需要拡大のため、店頭什器を製作

12月 「ヘルシア緑茶」東海北陸近畿地方で発売開始

8月 100億円を投じてタイに新工場。2005年に稼動予定。

9月 「ヘルシア緑茶」増産に向け、自社精製のためのライン増設のため30億円を鹿島工場に投資。2004年秋稼動を目指す。

12月 物流センターの繁閑予測システムの運用を開始

・ 欧米での化学品生産体制強化。ドイツ、アメリカで工場新設

6月 半導体や液晶基盤の洗浄剤「クリンスルー」開発、電機メーカーへの販売を目指す

10月 「健康エコナマヨネーズタイプ」が特定保健用食品の表示許可を取得

・ 「花王ビジネスコンダクトガイドライン(花王企業行動指針)」策定

1月 花王の子会社ゴールドウェル社がKPSS社」(KPSS-花王プロフェッショナルサロンサービス社) に社名変更

・ 大阪阪証券取引所に対する上場廃止申請

5月 ドイツ・コグニス社の香料事業買収

10月 カネボウと化粧品事業の統合で合意。花王は製造部門を連結子会社にする方針。07年の統合を見込む

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

間粧業推定)) エナ(ORIENA)」を通信販売チャネルで全国発売

10月 メーキャップブランド「オーブ」をリニューアル発売。 11月 上海市に研究セン

ター「花王(中国)研究開発中心有限公司」を設立。中国の消費者ニーズに適合した中国仕様の製品開発を強化

10月 理容向けなど業務品事業を統合、花王プロフェッショナル・サービス(株)を発足

05年

4月 カネボウ粉飾決算発覚

6月 カネボウ上場廃止

8月 カネボウ売却一次入札を実施。花王、ロレアルなどが参加。

2月 洗顔フォーム「ビオレ」をリニューアル発売。

3月 「ヘルシア烏龍茶」を発売。ヘルシアシリーズのラインエクステンションを実施。

・ 50代以上向け化粧品ブランド「グレースソフィーナ」をリニューアル発売

6月 衣料用消臭スプレー 「リセッシュ」発売。P&Gが独占していた衣料用消臭スプレー市場へ参入。初年度で3割のシェアを獲得することを目標とする。

8月 20代後半~30代前半向けスキンケアブランド「ライズ」、30代後半~40代向けスキンケアブランド「バイタイルリッチ」をリニューアル発売

9月 ヘアスタイリング剤「リーゼ」を「リーゼ サプライ」としてリニューアル発売

10月 シャンプーブランド「アジエンス」をリニューアル発売

・ ヘルスケアの研究成果から、患部の血のめぐりを良くし、痛みや疲れをやわらげる蒸気温熱シート「めぐりズム蒸気温熱パワー」発売

11月 「アジエンスシャンプー・コンディショナー」を台湾・香港にて発売

5月 タイに新工場設立

8月 セラミド関連物質「スフィゴシン」の働きを解明。スフィゴシン機能物質を含む「セラミフォ複合体」を開発し、高い肌改善効果。

10月 糖尿病患者の栄養指導において、高濃度茶カテキン飲料の有効性を発見。長期摂取で血糖値を下げることを確認。

12月 最先端分析技術で、繊維表面に吸着した衣料用仕上剤の層構造を解析

9月 内部統制委員会を設置。ディスクロージャー、コンプライアンス、リスクマネジメントおよび内部監査などの内部統制に関する機能を横断的に統合

5月 アジアの生産拠点としての機能強化をめざし、タイに新工場竣工

7月 英高級化粧品ブランド「モルトンブラウン」を買収

10月 知的障害者の雇用を目的とした子会社「花王ピオニー株式会社」を設立

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・ サブプライム問題顕在化

・ 百貨店主導による化粧品売場の

1月 デパート専用ブランド「est (エスト)」のスキンケアを刷新

・ 『エッセンシャルダメージケア毛先集中ドライケアエッセンス』新発売

1月 事業推進体制改編、それに伴い販社合併

06年

1月 「アジエンス 濃密ヘアマスク」新発売

・ 髪と地肌と同じ弱酸性「メリット」改良新発売

・ 「ニベアフォーメン リバイタライジングローションQ10」新発売 メンズカテゴリー強化

3月 花王ソフィーナから20代をターゲットとした新スキンケアブランド誕生「HA・DA・KA」新発売

5月 洗浄・漂白・除菌・防臭・柔軟が1つになった洗剤が新登場 5つのチカラが一度に働く「アタックALL in」新発売

・ 体脂肪訴求の特保で、はじめてのスポーツドリンク「ヘルシアウォータ」新発売

7月 ヘアケア「アジエンス」をシンガポールで発売。香港・台湾に次いで3エリア目。

8月 ニベアリップケアから男性向けの『メンズ リップ』が新登場

・ 『エッセンシャル ダメージケア』改良新発売

9月 新ブランド 『薬用ピュオーラ』(ハミガキ・洗口液) 新発売

10月 『アタック』 改良新発売

・ 『めぐりズム蒸気温熱パワー肌に貼るシート ストレッチサポーター付きセット』新発売

3月 花王中国研究開発センターが完成 中国の消費者ニーズに適応したビューティーケア事業の研究開発強化

7月 肌の見え方を光学的に解析し、美肌を再現する化粧品用粉体を開発

8月 日やけ止め化粧品の意識調査と、紫外線防御粉体の新しい分散技術を開発

9月 唾液の浄化作用に着目した新しいオーラルケア素材を発見

・ 温熱パックによるひざ痛の緩和効果を確認

1月 カネボウの株式取得、カネボウ化粧品が花王グループへ

5月 大人用紙おむつの事業拡大を目指して花王とリブドゥコーポレーションが業務・資本提携で合意 花王がリブドゥ社の株式17,000株(約9%)を取得

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

07年

る化粧品売場の統一環境の導入

6月 コーセーが中国市場で百貨店専用ブランド「グランディーヌ」「ルティーナ」を契約専門店に導入

8月 レブロンが中国市場で化粧品専門店チャネルに初参入(シャンプー、ヘアリ ンス、染毛料)

9月 富士フィルムが「アスタリフト」化粧品発売

2月 『レイシャスグラマラススキンパウダー』 新発売

3月 『キュレルシャンプー&コンディショナー』 新発

4月 大人の女性のためのヘアケアブランド「セグレタ」新発売

・ 英「モルトン・ブラウン」の日本初の直営店を東京・新丸ビルにオープン

7月 「プリティアふんわり泡カラー」新発売

8月 「スタイルフィット」新発売・ 『エッセンシャル ダメージケアヘアパック』 新発売

9月 花王ブランズ社が、欧州市場におけるヘアケア事業の拡大をめざし、プレミアムヘアケアブランド「グール」を大幅改良し、パッケージから広告宣伝まで一新

10月 『アジエンス シャンプー・コンディショナー・トリートメント』リニューアル

・ 『めぐりズム蒸気でホットアイマスク』 新発売

11月 デパート専用化粧品ブランド「エスト」からメイクアップラインを発売

12月 「カネボウ化粧品」から新トータルメイクアップブランド「コフレドール」を新発売

11月 花王とカネボウ化粧品が関西エリアで物流統合をスタート

12月 油脂アルコールの需要拡大に対応し、フィリピンでの生産設備増強

3月 ワキガ臭の発生メカニズムを解明

・ 加齢と共に増える、髪の悩み「ツヤがない」を細胞レベルのアプローチで解決

8月 蒸しタオルを使用して心地よい温度とされる約40℃で目を暖めると、パソコンを長時間使用するVDT(Visual Display Terminal)作業で低下したピント調節力やドライアイが改善することを科学的に実証

10月 独自の色持続ポリマーと超微粒子シリカの複合化により新素材『カラーフィットヴェール』を開発

・ 「快適感」という情緒的な感情の定量化に成功

11月 口内環境から全身の健康を考えたオーラルケア素材を発見

・ 独自に作製したキメラ皮膚(再構成皮膚)を活用し、メラニンを直接作らない角化細胞にも肌色への寄与があることを発見

12月 微粒子トナー(MCトナー)の開発に成功、レーザープリンターの高速印刷・高画質化・色再現安定性アップ

4月 花王販売㈱と花王化粧品販売㈱が合併し、「花王カスタマーマーケティング株式会社」に商号変更

・ 公募型助成プログラム「花王・コミュニティミュージアムプログラム」を開始

5月 欧州における香料事業再編に伴い花王(フランス)社を解散、花王(スペイン)社の支店に

7月 連結子会社上海嘉娜宝化粧品貿易有限公司を解散

8月 連結子会社花王ファイナンス・ネザーランズ社を解散

10月 乳がん早期発見啓活動「花王グループ ピンクリボン100万人キャンペーン」実施

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・ 原油・原材料価格の高騰

・ 円高が進む

2月 ポーラが新会社「SCRO」設立。新会社で30-40代女性をターゲットにした百貨店専用ブランドを来春をめどに立ち上げ予定

4月 特定健診、特定保健指導制度導入

・ まつげエクステンションの認知拡大

・ 石油価格高騰

1月 『エスト ホワイトニングクロスシナジー』シリーズ 新発売

・ 『ソフィーナ ボーテ』新発売・ 『ビオレ うるおい浸透コットン化粧水』新発売

・ 『エッセンシャルダメージケア トリートメントウォーター』 新発売

・ 液体洗剤「アタック バイオジェル」を発売

2月 『ファインフィット ベースファンデーションUV ロングキープリキッド』

・ 『ファインフィット パウダーファンデーションUV ロングキープ』 新発売

・ 『ソフィーナ メモリーホワイト』新発売・ 『ニベアサン プロテクトフェイスバランスミルク』 新発売

・ 『ビオレさらさらUV モイストフェイスミルク』 新発売

3月 「メンズビオレ」シリーズ 刷新・ 『グレイスソフィーナ メディケイテッド』新発売

・ 「アジエンス」上海とバンコクで新発売

4月 『アジエンス ビューティコレクション』改良新発売

・ 『エスト スキンアライブマッサージ』改良新発売

・ 『ソフィーナ ボーテ UV乳液 SPF50+ PA+++』 新発売

5月 『ヘルシアウォーター アセロラ味』新発売

・ 『メリット』 改良新発売

6月 『2008年夏 オーブ』 新発売・ 『セグレタ シャンプー・コンディショナー・トリートメント』 改良新発売

7月 百貨店ブランド「エスト」より新口紅『エスト アドバンスド リップス』他、 2008

1月 毛髪の老化現象を遺伝子レベルで解析

3月 従来の約半分の時間で洗浄できる“飲料充填ライン用洗浄剤”を開発

4月 メラノサイトのライフサイクルは、情報伝達物質がコントロールしていることを明らかにする

6月 顔の見た目年齢の要因を解析し、新しいファンデーション用粉体を開発

7月 つめかえやすいユニ

1月 花王インフォネットワーク株式会社の株式を日本情報通信株式会社に譲渡

・ 連結子会社花王科学有限公司(香港)を解散

6月 「花王グループ エコファミリー活動」(環境家計簿活動) を実施

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

08年

9月 リーマン・ブラザース破綻

・ 大塚製薬が男性用化粧品「UL・OS(ウルオス)」発売

・ P&Gが新ヘアケアブランド「h&s(エイチアンドエス)」発売

年秋の新製品・新色発売

8月 『エスト パウダーメイクアップ ビジュアリーモイスト』(ファンデーション)『エスト パーフェクトベース』(化粧下地)新発売

・ 『エッセンシャル ダメージケア シャンプー・コンディショナー・トリートメント』改良新発売

9月 『SOFINA Primavista(ソフィーナプリマヴィスタ)』 新発売

・ 『ソフィーナボーテ リンクル美容液』・ 『ソフィーナボーテ リンクル美容シート』 新発売

・ 『ビオレ こくリッチメイクオフクリーム』新発売

・ 『ニベアボディ クリーミィミルク』新発売

・ 『エスト エターナルフロー』 新発売・ 髪と地肌の美容液ミスト『セグレタ グロッシー・ヘア・ウォーター』

・ 髪の美容オイル『セグレタグロッシー・ヘア・オイル』 新発売

・ 「ロリエエフ」シリーズ 刷新

10月 『ブローネ 泡カラー』 新発売・ 『キュレル フェイスケアシリーズ』(医薬部外品) リニューアル

・ 『ビオレu 泡で出てくるハンドソープフルーツの香り』 新発売

・ 『ソフィーナ プリマヴィスタ クリーミィコンパクトファンデーション』 新発売

・ 『グレイスソフィーナ メディケイテッド薬用リンクル美容液』 新発売

12月 『オーブ クチュール(AUBE couture)』 新発売

バーサルデザインの新つめかえ用容器を開発

9月 室内干しで発生しやすい洗濯物の“生乾きのニオイ”発生に皮膚常在菌が関与していることを解明

12月 非アルコール性脂肪性肝疾患への、高濃度茶カテキン飲料の効果を検証

・ 改質ポリ乳酸樹脂『ECOLA』(エコラ)開発

9月 ヘルスケア・コミッティー株式会社の株式取得(子会社化)

10月 乳がん早期発見啓発活動“ピンクリボン100万人キャンペーン”を実施(~11月)

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市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

09年6月 「改正薬事法」

施行。①大衆薬の9割程度が登録販売者を設置したSM、CVS等において24時間販売可

②一部大衆薬のインターネット通信販売が原則禁止

③旧・薬種商資格の廃止に伴い、登録販売者の資格施行

1月 「エスト」から『エスト エモーショナルマルティプル アイズ』他、2009年春の新製品・新色発売

・ 花王の「エコーシステム」をカネボウ化粧品に導入

・ 『薬用ピュオーラ ナノブライト ハミガキ』新発売

・ 『ヘルシア スパークリング』新発売

2月 『ニベア マイシルエット ボディジェル』日本でついに新発売

・ 「おそうじBOOK版」CDを発行〔無料提供〕

3月 『アジエンス ネイチャー・スムース』 新発売

・ 『アジエンス インナー・リッチ』改良新発売

・ 「エッセンシャル ダメージケア」を香港で新発売

・ 「アジエンス」をマレーシアで新発売

5月 『洗たく槽ハイター』 新発売

7月 「クリアクリーン Change(チェンジ)」(医薬部外品) 新発売

・ 液体洗剤『アタックNeo(ネオ)』新発売・ 「キュレル 潤浸保湿ベースメイク」シリーズ 改良新発売

9月 『ニベアフォーメン うるおいボディミルク』『ニベアフォーメン すっきりボディローション』 新発売

8月 『ニベア ハッピータイム ボディミルク』新発売

・ 「花王暮らしのボイスガイド2009年版」を発行

・ 「エッセンシャル ダメージケア」をタイとシンガポールで新発売

12月 『キュキュット ハンドビューティ』

6月 欧州子会社である花王ドイツ(Kao Corp. GmbH)を通じて、ドイツのプレミアムヘアケア製品の工場(生産設備)取得の契約に調印

1月 歯のくすみに関する研究成果を発表

3月 犬の肥満と疾病に関する研究成果を発表

6月 花王 「エコテクノロジーリサーチセンター」を新設

8月 髪の柔軟化技術を開発を発表

9月 花王と月桂冠が新規染毛技術を共同開発成果を発表

11月 深層部ダメージUVバリア技術“ADVAN”(anti-damaging uv-A network)開発

・ 東京電力株式会社パナソニック株式会社 と、『「幸せ家族」の鍵を握る高感度男性』調査報告書

2月 『消費者をとりまく環境と消費者の意識研究』 レポートを発行

6月 花王 エコロジーを経営の根幹に据え、新CI(コーポレート・アイデンティティ)と環境宣言を発表

9月 『エコナ クッキングオイル』グリシドール脂肪酸エステルが含まれていることを確認し一時販売自粛・出荷停止

10月 『エコナ』の特定保健用食品の許可の失効届

12月 グループ本社機能を新発売 を発表

・ 女性の毛髪を年代別に定量調査

集約化

10年

1月 「ビオレさらさらUV アクアリッチ」 新発売

・ 花王アジエンス アジアの7カ国・地域にて“アジアンビューティ2010プロジェクト”をスタート

2月 『オーブ クチュール デザイニングマスカラ』 新発売

3月 『アジエンス カスタマイズトリートメント熱浸透リッチミルク、熱浸透シェイクミスト、高潤保湿オイル、高潤保湿ミスト』 新発売

4月 「入浴基礎講座版」CDを発行〔無料提供〕

・ 花王『ヘルシアウォーター』“歩くを応援”プロジェクトを日本全国でスタート

5月 「ソフィーナ ボーテ」美白エイジングケア*1 シリーズ 新登場

6月 「ソフィーナ ジェンヌ」 新発売

7月 「エッセンシャル ダメージケア」 改良新発売

9月 『クイックルワイパー ふわふわキャッチャーシート』 新発売

・ 『アタック瞬清』 中国で新発売

10月 「薬用ピュオーラ」 改良新発売

11月 『キュレル 泡ハンドウォッシュ』新発売

12月 『エッセンシャル ダメージケア 毛先集中キューティクル美容液』 新発売

・ 「歯の健康の基礎知識版」CDを発行〔無料提供〕

12月 中国・安徽省合肥市に第2工場建設用地を取得

1月 歯磨き行動の脳への作用の研究成果を発表

・ 花王独自の香り解析技術で、梅の花の香りを分析

2月 歯周炎の発症と免疫反応の関係に関する研究成果を発表

4月 メタボと予備軍の人を対象に、歩行運動への高濃度茶カテキンの効果を検証

7月 日本製紙、凸版印刷とTEMPO酸化セルロースナノファイバーを用いた包装材料の共同開発に合意

・ 中国洗濯実態調査結果を発表

10月 口腔の不調(ネバつき・口臭・乾き)と身体の不調(冷え・むくみ)に関連性を確認

11月 β-グリチルレチン酸に、腋臭や汗臭の原因菌に対する殺菌効果を確認

・ 居住空間のカビに関する実態調査

・ 梅の完熟果実について、香りと、遺伝系統との関係を確認

2月 国内花王グループ各社経理業務のオフショア化 を開始

・ 「第9回グリーン・サステイナブルケミストリー賞(GSC賞)」の経済産業大臣賞を受賞

3月 花王が「World’s Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)」に4年連続選定

4月 子会社の株式会社カネボウ化粧品 取締役会議長新設

6月 『花王社会起業塾』プログラムを開始

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2月 2010年のGDPで中国が世界第二位に

3月 東日本大震災

7月 東北電力・東京電力管内で、大口需要者に対して法的拘束力のある「電力使用制限」発動(~9月)

・ 節電義務を課されたメーカーなどでサマータイムや平日ホリデーなど実施

8月 為替介入実施後も米国債格下げを受け円高傾向

・ 福島第一原発の事

1月 「ASIENCE(アジエンス)」改良新発売・ 「メンズビオレ」シリーズ 刷新

2月 「シャワータイム バブ」 新発売・ 『エスト パウダーメイクアップ アクティブオーラ』

・ 『リーゼ クイックブローミスト』など2品・ 『ソフィーナ ボーテ 美白デイプロテクター』

・ 「ニベアフォーメン フェイスウォッシュ」

3月 『ソフィーナ ジェンヌ Tゾーンさらさらムース』 新発売

・ 『ビオレ ボディデリ ミルキィ洗浄料』

4月 『オーブ クチュール デザイニングインプレッションアイズ』新発売

6月 『アタックNeo抗菌EXパワー』新発売・ 『ビオレ スキンケア洗顔料』3品発売、アセアン各国から世界展開を予定

・ 『サクセス 薬用育毛トニック』改良

7月 衣料用柔軟剤「フレア フレグランス」・ 薬用ハンドクリーム『アトリックス エクストラ プロテクション』

8月 年齢による髪と地肌に着目したヘアケアブランド「セグレタ」洗い流さないト

1月 泡状ヘアカラーの泡制御技術を深化

5月 洗濯後に発生する衣類の悪臭の原因菌解明

6月 和歌山工場内(和歌山市)に素材開発を中心としたエコイノベーション研究を行う「エコテクノロジーリサーチセンター」開所

7月 ユニバーサルデザインに配慮した新しい化粧水つめかえ容器を開発

1月 最大150億円の自社株式取得を発表

3月 「World‘s Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)2011」に5年連続となる選定を受ける

5月 「日中グリーンエキスポ2011」に出展

6月 仮設住宅の入居者へ「生活用品セット」お届け活動スタート

7月 2011年3月期の連結業績予想を上方修正

・ 「花王サステナビリティレポート 2011」を発行

2月 『アタックNeo(ネオ)』の技術を応用したコンパクト液体洗剤を2月にオーストラリアで新発売

3月 栃木工場、鹿島工場が操業停止(4月中に再開)。仙台ロジスティクスセンター、仙台南ロジスティクスセンターが被災により稼働停止(周辺拠点を活用し代替出荷、5月復旧)

6月 独自に開発した、肌清浄化技術を採用た『ビオレスキンケア洗顔料』を世界各国で新発売

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

11年

故を受けて流通各社で国産牛肉や野菜などに独自で放射線検査を実施

9月 野田内閣が誕生・ 台風12号による記録的な大雨

10月 円が戦後最高値更新を続ける。対ユーロでも01年以来の円高水準

リートメント3品を新発売・ 『ニベア プレミアム ボディミルク』・ 『ブローネ エッセンスプラスカラー』・ 『ビオレボディデリ 濃厚ハンドバター』

・ 『ビオレ マイルドクレンジングリキッド』

・ エイジングケアブランド「ソフィーナボーテ」高保湿シリーズ新発売

9月 『エスト ディープアクティベートアイマスク』・ 『ソフィーナ プリマヴィスタ ディア』・ 『リーゼ ベースメイクシャワー』新発売

・ 『ディープクリーン センシティブA 薬用ハミガキ』など2品新発売

・ 『ヘルシア緑茶 すっきり』新発売

10月 『ヘルシアウォーター ゆず&ジンジャー』新発売

・ 『クイックルワイパー』初リニューアル・『オーブ クチュール エクセレントステイルージュ』 新発売

9月 「肌へのやさしさ」と「洗浄力」を高レベルで両立した新しい皮膚洗浄技術を開発

10月ツヤのないに存在する、落ちにくい「沈着汚れ」を解明

11月 衣料用柔軟剤の効果発現メカニズムを解明

12月 頭皮マッサージによる毛髪密度と毛髪弾性の増加を確認

・ 女性の化粧肌を解析する光学測定装置を新たに開発

9月 花王グループの企業内託児所「メリーズ ガーデン」運営開始

9月 『花王“いっしょにeco”フォーラム』開催

11月 上海家化(シャンハイジャーファ)と戦略的業務提携に合意。衣料用洗剤「アタック」、ベビー用紙おむつ「メリーズ」、生理用品「ロリエ」の3ブランド中心に2013年から本格活動を目指す

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市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

1月 ユーロ圏の国債格下げをきっかけにユーロ急落

2月 パナソニックの過去最大の赤字額など、電機大手企業等で厳しい決算相次ぐ

3月 2011年度貿易統計で3年ぶり、過去最大となる貿易赤字に

5月 42年ぶり国内の稼働原子力発電所がゼロに

・ 仏・オランド氏当選により欧州の信用不安が再燃

6月 消費税増税を柱とする関連法案が衆院で可決

7月 ロンドンオリンピックが開幕

1月 『ソフィーナ プリマヴィスタ 化粧のり実感リキッドファンデーションUV』

・ 『ハミングNeo シルキーソープの香り』

・ 『ビオレ スキンケア 薬用アクネケア』・ 『キュレル 皮脂トラブルケア』シリーズ・ 『ソフィーナ クッション泡洗顔料』・ 『フレアフレグランス パッション&ベリー』

2月 「ニベアサン フェイスモイスト」新発売

・ 『ビオレさらさらUV アクアリッチ美白クリーム』(医薬部外品)新発売

・ 『ヘルシア五穀めぐみ茶』新発売・ 『メンズビオレ 浸透化粧水』 新発売

3月 『リリーフ はつらつパンツ』シリーズ・ 渋谷ヒカリエの商業施設「ShinQs」(シンクス)に新しい化粧品売り場『トライコスメティクス エストカフェ』オープン

4月 『ヘルシアスパークリング ブラッドオレンジフレーバー』新発売

6月 『ソフィーナ プリマヴィスタ カサつき・粉ふき防止化粧下地』新発売

・ 『エッセンシャル ダメージケア 集中補修ヘアパック』新発売

・ 『めぐりズム 蒸気でGood-Night』・ スタイリング「リーゼ」新シリーズ発売

7月 『エスト アクティブオーラ クリームファンデーション リフティングカバー』

・ 『エッセンシャル ダメージケアシャンプー前の高浸透ジェル』新発売

6月 環境に配慮した包装容器が世界包装機構のワールドスター賞受賞

1月 欧米ビューティケア事業のマネジメントを、原則として一国一マネジメントに統合し一体的な運営を開始(*これまではプレミアムマス製品、美容サロン向けなど各事業会社に分かれていた)

4月 花王ドイツがダルムシュタットの事業場を拡張、欧州における最大の拠点へ

・ 新会長に尾崎元規氏(現社長)、新社長に澤田道隆氏を内定。また、コーポレートガバナンスの改革として社外取締役を増員(2名→3名)、取締役人員を減少(15名→10名)、執行役員体制を強化

1月 「字幕付きのテレビコマーシャル」を試験的に放映。高齢化で潜在的な難聴者の増加や、消音でのテレビ視聴などスタイル多様化に対応

3月 日本政策投資銀行の「DBJ健康経営格付」で最高ランクを取得

・ 花王が「World's Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)」に6年連続選定

・ 花王、中国環境保護部と「中国清潔・節水全国運動」を共同で開催

5月 味の素株式会社と健康ソリューションビジネスで事業提携

7月 「花王サステナビリティレポート2012」を発行

1月 プラスチック量を削減し、植物由来ポリエチレンを使用したつめかえ用パックを導入

2月 花王インドネシア化学、ジャカルタ郊外のカラワン工業団地に新工場を建設。2013年1月から順次稼働予定

5月 花王鹿島工場が、持続可能なパーム油の調達に関するRSPO SCCS 認証を取得

6月 中国における産業用化学製品の生産会社を設立。2014年の稼働開始を予定

7月 ピリピナス花王(フィリピン)が高級アルコールの生産能力を1.4倍に増強。増強工事は2013年8月に完了予定

12年

8月 韓国の李明博大統領の竹島上陸等で緊張状態

9月 尖閣諸島の国有化をきっかけに中国国内での反日デモ激化

11月 アメリカ大統領選でオバマ氏が再選

12月 衆議院選挙で自民党が圧勝、第二次安倍内閣

・ 金融政策への期待感から円安へ、株価も続伸

・ 『ビオレ うるおい密封ジェル化粧水』

8月 『リセッシュアロマチャージ CUBE(キューブ)』新発売

・ 『ニベア プレミアムボディミルクアドバンス』

・ 『クイックルワイパー』香りタイプ新登場

9月 50代向けベースメイク「ソフィーナ プリマヴィスタ ディア」新発売

・ 『メンズビオレ 洗顔パワーシート化粧水in』

・ 『ニベアフォーメン リバイタライジングバームQ10』 新発売

・ 『ヘルシアウォーター ジンジャー&レモン』

・ 薬用入浴剤『バブ メディケイティッド』10月 『オーブ クチュール エッセンスプレミ

アムルージュ』新発売・ 『リリーフ 紙パンツ専用 安心フィット』尿とりパッド新発売

11月 『アタック高活性バイオEX つめかえパック』新発売

・ 就活学生向けの無料メイク講座、実施エリアを拡大し活動を強化

8月 夏の暑さ対策に茶カテキンを含有するハイポトニック飲料の効果を検証

11月 炭酸入浴が筋肉をやわらかくする効果を検証

12月 コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸類)に、血管内皮機能改善作用と体脂肪低減作用があることを、ヒトで初めて検証

9月 「日中グリーンエキスポ2012」に出展

10月 ヘンケルグループと、泡状ヘアカラー(染毛剤)の日独での知的財産権侵害訴訟で和解

・ 「IAUDアウォード2012」で「事業戦略部門 金賞」を受賞

・ インドネシアの急速な経済発展にともなう家庭用製品の需要拡大を見込み、花王インドネシアが第2工場を新設。2013年末に稼動開始予定

8月 中国・安徽省合肥市の新工場が竣工。ベビー用紙おむつを生産、2012年末から市場へ供給

10月 神奈川県愛川町に新ロジスティクスセンター建設。化粧品を中心とした全国の地区ロジスティクスセンターへの商品供給機能と、神奈川エリアへの荷揃え・配送。2013年10月に稼働予定

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市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

1月 復興特別所得税導入(~2037年)

・ 一時1ドル90円と約2年半ぶりの円安水準に

・ アルジェリア人質拘束事件

2月 日経平均株価が1万2000円超え。リーマンショック前(2008年9月)水準にまで回復

3月 新日銀総裁に黒田氏が就任

・ キプロス危機、ユーロ圏5か国目となる救済策

4月 日銀が長期国債の保有拡大など「量的・質的金融緩和」を導入、一層の円安・株高

・ ボストンマラソンでテロ事件

・ 中国四川省で震災発生

1月 『ソフィーナ プリマヴィスタ くずれにくい 化粧のり実感パウダーファンデUV』

・ 『ソフィーナ アルブラン薬用美白エッセンス』・ 「キュレル UVシリーズ」 新発売・ 『ビオレさらさらUV アクアリッチ ウォータリーBB』 新発売

・ 『ニベア サンプロテクト ウォータージェルSPF50』・ 泡タイプ洗顔料『ビオレマシュマロホイップ 薬用アクネケア』 新発売

・ 「ビオレu アロマタイム」シリーズ・ ヘアケア「ASIENCE(アジエンス)」改良・ 歯ぐきケア「ディープクリーン」改良・ 『バスマジックリン アロマ消臭プラス』・ 『ニャンとも清潔トイレ 子ねこ用』

2月 『オーブ クチュール デザイニングパフチーク』・ 『ケープ 3Dエクストラキープ』新発売・ 『メリット リンスのいらないシャンプークールタイプ』新発売

・ 『8×4MEN リフレッシュウォーター』・ 『メンズビオレ 泡タイプ薬用アクネケア』・ 『クイックルワイパー ハンディ取り替え用 エッセンシャルローズの香り』

・ 『クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート クラシックジャスミンの香り』

3月 「フレア フレグランス」リニューアル・ 脂肪を消費しやすくする 『ヘルシアコーヒー』新発売

4月 『ソフィーナ オイルメイク落とし』・ 『バブ 夏肌さらり湯』新発売・ 『食卓クイックル(ウエットクロス/スプレー)』新発売

・ 「エッセンシャル ダメージケア」から洗い流さないトリートメント3品新発売

5月 『リセッシュ除菌EX』改良新発売・ 『ウルトラアタックNeo(ネオ)』 新発売・ 花王とカネボウ化粧品、新・店頭顧客シ

3月 『アタックNeo』『ビオレu』において、エコレールマーク商品の認定取得

2月 生活力育成プログラム「お家のおしごと」が経済産業省「第3回キャリア教育アワード」普及型キャリア教育部門で優秀賞を受賞

3月 7年連続で「World's Most Ethical Companies(世界で最も倫理的な企業)」に選定

5月 「第12回グリーン・サステイナブルケミストリー賞」の経済産業大臣賞を受賞

1月 中国でベビー用紙おむつ『メリーズ 瞬爽透気』の販売を開始(201年8月竣工した安徽省の工場より供給。これまでは日本より輸出)

13年

7月 株式会社カネボウの販売したロドデノール配合美白製品使用者が白斑症状を起こし、自主回収を行う。

ステムを開発

6月 『ビオレ ふくだけコットンうるおいリッチ』新発売

・ 『セグレタ シャンプー ふっくら仕上げ』新発売

・ クリームタイプの白髪染め 『ブローネ香りと艶カラー』 新発売

・ 『フレア フレグランス スウィート&スパイス』 新発売

7月 『ニベア フレーバーリップ デリシャスドロップ』 新発売

・ 『キュレル 潤浸保湿 美容液』 新発売・ 『ピュオーラ 歯みがきシート』 新発売

「ピュオーラ」 改良新発売 (ハミガキ/ハブラシ/洗口液)

・ 『トイレマジックリン 消臭・洗浄スプレーアロマ(エッセンシャルローズの香り)』新発売

8月 「リセッシュアロマチャージ」 改良新発売・ 製品関連『ロリエ エフ しあわせ素肌

超スリム』 新発売・ 「ロリエ エフ しあわせ素肌」 改良新

発売・ 『めぐりズム 蒸気でホットアイマスク

気分ほぐしてシャキ』 新発売・ 『ディープクリーン 指で使うハブラシ

セット』 新発売・ 『アトリックス ビューティーチャージ ナ

イトスペリア』 新発売・ 『バスマジックリン 泡立ちスプレー 除

菌消臭プラス』 新発売・ 『リセッシュ Healing Aroma(ヒーリング

アロマ)』 新発売・ 『バブチーノ』 新発売・ 『ニベアボディウォッシュ エクストラタッ

チ』 新発売

9月 『クイックルワイパー 立体吸着ドライシート』 改良新発売

・ 『プリマヴィスタ ディア 明るさアップ化粧下地<カバーアップ>』 新発

・ 『オーブ クチュール デザイニングインプレッションアイズⅡ』 新発売

・ 『サクセス 薬用シャンプー』 改良新発売

6月 花王和歌山工場が、持続可能なパーム油およびパーム核油の調達に関するRSPO SCCS 認証を取得

7月 花王インドネシア化学、カラワン工業団地の新工場が竣工

9月 フィリピンの高級アルコール生産設備の増強工事が完了

Page 12: 花王株式会社(2014年)花王グループ中期3ヵ年計画(K15) “利益ある成長”と“社会への貢献”の両立を図り、 グローバルで存在感のある会社を目指す

市場環境

主活動

販売マーケティング 製造・物流 技術開発 人事労務 全般管理

支援活動

13年

・ 『めぐりズム 蒸気でGood-Night(グッドナイト) 夢みるラベンダーの香り』 新発売

・ 『アジエンス 濃密ヘアマスク』 改良新発売

・ 「グレイスソフィーナ」から、「薬用 美白化粧水 濃厚とろみ」「薬用 夜の美白クリーム 濃厚こく」 発売

10月 「今さら聞けない」化粧の悩みにお応えするウェブサイトを新開設

11月 花王ウェブサイト「ホメ髪.com」をリニューアル

12月 「ビオレさらさらUV」からSPF50+・PA++++タイプを新発売

10月 嗅覚受容体の活性化を抑制する物質を用いた選択的消臭技術の開発

11月 毎日の炭酸入浴と30秒ストレッチング(前屈運動)の併用により歩行機能が向上

10月 研究部門、生産部門の一体化による花王グループ化粧品事業の強化

・ 花王、厚生労働省「イクメン企業アワード」の初代グランプリを受賞

1月 新・浮かせる泡の「メリット」 改良新発売・ 「ビオレ スキンケア洗顔料」シリーズ改良

・ 『ビオレ スキンケア洗顔料 ディープクリア』 新発売

・ 風味をさらに高めた『ヘルシアコーヒー』改良新発売

・ 『8×4 ロールオン スムースセンセーション』 新発売

・ 『8×4 パウダースプレー』 改良新発売

・ 『ビオレ うるさらボディケアシート』 新発売

・ 「ニベアサン プロテクトプラス」シリーズ(SPF50+/PA++++) 新発売

・ 「リーゼ」メイクアップライン 新発売・ 「セグレタ ハリ・つやシリーズ」 新発売・ 「メンズビオレ」シリーズ 刷新・ 『リセッシュ除菌EX デオドラントパワー』新発売

・ 乾燥性敏感肌を考えた「キュレル」ベースメイクシリーズ 刷新

・ セラミドケア しながらメイクが仕上がる 2月 執行体制を刷新。及

14年

4月 消費税が5%から8%に増税される

セラミドケア しながらメイクが仕上がるBB 新発売

2月 『キュキュット ホワイトピーチの香り』 新発売

・ 『アタック高浸透リセットパワー つめかえパック』 新発売

・ 『セグレタ 髪の美容液 ふっくら仕上げ』 新発売

3月 『ヘルシアスパークリング 白ぶどう』 新発売

・ 『ニベアフォーメン スキンコンディショナーバームUV』 新発売

・ 『クリアクリーンEX』 改良新発売・ 『サクセス ウェット剃りシェーバー専用

ジェル』 新発売・ 『トイレクイックルアロマ エッセンシャル

ローズの香り』 新発売・ 『食器洗い乾燥機専用 キュキュットプレ

ミアムクリア』 新発売・ 『ビオレu 泡で出てくる!ボディウォッ

シュ』 新発売

4月 花王、「内臓脂肪に着目した健康支援サービス」事業を開始

・ 『ハミングファイン』 新発売・ 「フレグランスニュービーズ」シリーズ

改良新発売・ 『ワイドハイターEXパワー』 改良新発売・ 『ビオレu 泡ハンドソープ』 改良新発売・ 『ソフィーナ プリマヴィスタ 化粧もち実

感 おしろい』 新発売・ 「ソフィーナ ボーテ 高保湿エイジング

ケア 美白シリーズ」誕生

5月 『バブ爽快シャワー ミントオレンジの香り』 新発売

・ 「ロリエ スリムガード」 改良新発売・ 「リーゼ」メイクアップラインから「まとめ

髪アレンジ」「アイロンスタイル」 新発売

6月 「ビオレ プライムボディ」 誕生・ 『キュレル 泡ボディウォッシュ』 新発売・ 「セグレタ 地肌からの美髪ケア」 新発

売・ 「アタック」「リセッシュ除菌EX」から、衣

料にしみついた尿臭・体臭に効く、「消臭ストロング」シリーズ 新発売

2月 執行体制を刷新。及び取締役会における社内取締役と社外取締役を同数とし、取締役会の議長を独立社外取締役の担当とする。

4月 花王の和歌山工場が第2回「みどりの社会貢献賞」を受賞

6月 花王、インドネシアで日用品の第2工場が竣工

当社マーケティング戦略ケースも併せてご参照ください

● 変容するトクホ市場 ~第二の成長ステージへ (2008年)

● 花王CMK 郊外型ドラッグの発注見直し (2008年)

● 「花王」×「P&G」取引条件透明化で値下げ圧力克服 (2007年)

● カネボウ買収の可能性と落とし穴 (2005年)

● 花王、国内では無名のブランドに340億の真意 (2005年)

● 健康エコナ参入!マヨネーズ戦争のゆくえ (2002年)

● 情報による売場活性化戦略 (1987年)

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