調査研究報告書付属用語集 · web view後者について、本規格に関しては、jis...

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Page 1: 調査研究報告書付属用語集 · Web view後者について、本規格に関しては、JIS Q 17000(ISO/IEC 17000) 「検査を実施する各種機関の運営に関する一般要求事項」の検査機関認定制度に基づき、認定機関である公益財団法人日本適合性認定協会により認定された認証機関が実施

付属用語集目次

用語 1. JIS適合性評価...........................................................................................2

用語 2. miChecker(エムアイチェッカー)............................................................2

用語 3. ウェブアクセシビリティ基本 4原則.....................................................3

原則 1.:知覚可能...........................................................................................................................................3

原則 2.操作可能...............................................................................................................................................3

原則 3:理解可能...............................................................................................................................................3

原則 4: 堅牢(ロバスト)性.........................................................................................................................3

用語 4. 実装方法......................................................................................................3

用語 5. テンプレート領域・本文領域.................................................................4

用語 6. 達成等級......................................................................................................4

用語 7. 達成基準......................................................................................................4

用語 8. 実装チェックリスト.................................................................................4

用語 9. html / CSS.............................................................................................4

html (hyperText Markup Language ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)............................4

CSS(Cascading Style Sheets カスケーディング・スタイル・シート)................................................5

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用語 1. JIS適合性評価

「適合性評価」とは、一般的に、標準・規格・規定といったものが必要とされる場合、さらに、その標準・規格・規定を、製品・サービス・プロセスといったものが満たしているかどうかを確認する行為であり、本規格に関しては、ウェブコンテンツが JIS X 8341-3:2010 の箇条 6 の規定を満たし、目標としたアクセシビリティ達成等級に該当する箇条 7 の達成基準を満たしていることを箇条 8「試験方法」により検証する行為である。

適合性評価には、主に第一者による「自己適合宣言」と第三者による「認証」がある。

後者について、本規格に関しては、JIS Q 17000(ISO/IEC 17000) 「検査を実施する各種機関の運営に関する一般要求事項」の検査機関認定制度に基づき、認定機関である公益財団法人日本適合性認定協会により認定された認証機関が実施することが可能となっている。

適合性評価の概念図

用語 2. miChecker(エムアイチェッカー)

miChecker は、ウェブアクセシビリティ対応の取組みを支援するために、総務省が開発し、無償公開しているアクセシビリティのチェックツールである。

本規格に基づくアクセシビリティの検証と試験は、機械的に点検できることと、人が判断しなければいけないことがある。miChecker は、機械的に可能な点検を実施するとともに、人による判断の支援を行う。具体的には、明かな問題がある箇所や、問題がある可能性が高い箇所、問題かどうかを人が判断すべき箇所を特定するとともに、問題箇所の HTML ソースやその問題点に関連する達成基準、実装方法等の解説を提供し、また、音声読み上げソフトによる読み上げ順などを視覚的にシミュレーションする機能を有する。また、本規格の基本 4 原則毎に「問題あり」と「問題の可能性大」の検出数で算出した評価点(100 点満点)を出力する評価機能を有する。

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miChecker問題出力レポート画面

miChecker評価機能の表示画面

用語 3. ウェブアクセシビリティ基本 4原則

ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成基準は、以下の 4 原則に分類されている。この 4 分類がウェブアクセシビリティ基本 4 原則である。

原則 1.:知覚可能

問題箇所 および 検査の必要な詳細情報

問題箇所数 および検査の必要な箇所数

miCheckerによる評価結果総合評価点:390点miCheckerによる評価結果総合評価点:390点miCheckerによる評価結果総合評価点:390点miCheckerによる評価結果総合評価点:390点

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提供する情報及び利用者に求める入力、実行、情報選択等(ユーザインタフェースのコンポーネント)は、利用者が知覚できる方法で提供しなければならない。例えば、利用者の視覚に依存せず音声(聴覚)等でも知覚できる方法で提供しなければならない。

原則 2.操作可能

利用者に提供する情報ナビゲーション及び利用者に求める入力、実行、情報選択等(ユーザインタフェースのコンポーネント)は操作可能でなければならない。例えば、マウスを使用しないでキーボードで全ての操作ができる方法、またはタッチパネルは利用者の視覚に依存せずに音声(聴覚)等で操作ができる方法を提供しなければならない。

原則 3:理解可能

提供する情報及びユーザーインタフェースの操作は、利用者が理解可能でなければならない。例えば、提供言語の種類、一般的ではない用語や略語の説明、リンク等の操作でウィンドウが変わる等の変化や挙動、フォームなどの入力間違いや修正を求める情報等を提供しなければならない。

原則 4: 堅牢(ロバスト)性

利用者が使用する支援技術を含む様々なユーザーエージェントが、提供ウェブコンテンツを確実に解釈できなければならない。例えば、html、CSS、JavaScript は正しい仕様で制作して提供しなければならない。

用語 4. 実装方法

実装方法とは、ウェブアクセシビリティ規格の達成基準を満たすために用いることができる具体的なコンテンツ制作方法である。

W3C は新たに開発される実装方法についても達成基準を満たすかを検証して、規格に適合するために用いることができる実装方法及び規格に不適合となる不適合事例などを実装方法集で公開している。

用語 5. テンプレート領域・本文領域

テンプレートとは、ウェブページを構成する定型的なデータやファイルのことである(ウェブサイトに関する場合。)。デザインテンプレート、CMS テンプレートなどに分類して使用される。

ウェブページをテンプレート領域と本文領域と分けた場合の例として、下図を示す。

ここでは、緑色の領域が CMS で管理しているテンプレート領域であり、黄色の領域が本文領域である。

テンプレート領域(緑色)は、CMS の特別な操作権限を持つ者(通常はホームページ運用管理者)のみ制作・更新が可能であるが、一般的に見出しのテキストサイズやロゴなどの制作・更新はできないように設計されている。

本文領域(黄色)は、CMSにおいて、テキストや画像などを制作・更新することが可能である。

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用語 6. 達成等級

達成等級とは、規格に定められている要件(達成基準)への適合の程度をいう。ウェブコンテンツのアクセシビリティ達成等級には等級 A(最低レベル)、等級 AA、等級 AAA(最高レベル)があり、それぞれの等級で規格に適合させる場合に満たすべき達成基準が定められている。

用語 7. 達成基準

達成基準とは、規格に適合させる場合に、満たすべき要件である。

本規格では、達成基準と実装方法が明確に区別されており、達成基準において、特定のウェブコンテンツ技術に関する実装方法に言及したものはないことから、新しい実装方法の開発などの技術革新の足かせとならない配慮した要件となっている。

用語 8. 実装チェックリスト

実装チェックリストとは、ウェブコンテンツのアクセシビリティ試験を実施する際に、試験実施者が作成し、使用するチェックリストで、達成基準とその実装方法や試験方法、試験結果等を記載するものである。規格では、試験の手順として、1.試験環境の確認、2.実装チェックリストの作成、3.試験対象の特定、4.試験の実施、5.達成基準チェックリストの作成、が定められている。

このうち、2について、達成基準を満たすために用いることができるコンテンツ制作方法は複数あるため、実装チェックリストを作成し、試験するウェブサイトで用いている実装方法を明確にした上で試験を実施するよう定められている。

また、4及び5について、試験の結果を実装チェックリストに記入した後、集計し、達成基準チェックリストとして公表するよう定められている。

用語 9. html / CSS

html (hyperText Markup Language ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)

html とは Webページを記述するためのウェブコンテンツのマークアップ言語である。

文書の論理構造や表示の仕方などを記述することができる言語で、W3C によって標準化が定められており、正しい html 標準仕様で制作されたウェブコンテンツは、W3C が定める正しい標準仕様で開発された Web ブラウザや利用機器であれば文書の解釈・表示が正しく行える。

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CSS(Cascading Style Sheets カスケーディング・スタイル・シート)

CSS ファイルとはウェブページの表示スタイルや書式を指定するための言語で記述したファイルである。

CSS は、HTML と組み合わせて使用する言語で、CSS は視覚的なレイアウト等を調整する機能を持っている。ブラウザによっては CSS を Off にして閲覧も可能。

下図は、総務省ホームページのトップページを CSS を On の状態で表示した場合(左図)と、CSS を Off にして表示した場合(右図)

(左図)ブラウザで CSSをOnの状態で表示 ⇒ (右図)CSSをOffにした状態で表示