函館港班 十勝港班 班の状況 討論の状況 · 函館港班 十勝港班...
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
太平洋側港湾における大規模地震・津波を想定した図上訓練を実施しました!
北海道太平洋側の地震・津波により大規模災害が発生した際、港湾管理者や北海道開発局をはじめとする各関係機関が連携し、室蘭港、苫小牧港、函館港、十勝港、釧路港、根室港が総体として緊急支援物資の輸送、及び物流機能の早期回復を図ることを目的に「太平洋側港湾BCP」が策定されています。
令和元年11月12日(火)には、北海道開発局職員研修センターにおいて、太平洋側港湾BCPの関係団体参加による防災訓練を実施いたしました。
訓練は、函館港、十勝港が優先啓開港として選定され、両港に向けて緊急物資輸送船が出港、翌日入港する設定で、緊急物資輸送船を入港させるための対応手順や連携事項について、各班ごとに討論を行いました。
函館港班 十勝港班
限られた時間ではありましたが、参加者の皆様から多数の貴重なご意見をいただくことができました。ありがとうございました。
皆様から頂いたご意見を踏まえ、今後もさらなる災害対応能力の向上に取り組んで参ります。
班の状況
討論の状況
各港湾管理者による討論結果の報告
ご協力いただきました函館市、広尾町の担当者様ありがとうございました
それぞれの班で航路啓開における対応についての
「気づき」「課題」等活発に発言を
いただきました
函館港班・十勝港班に分かれて
用意したテーマについて
討論を進めます
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(港湾空港部 空港・防災課)
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
函館港で初の大規模地震・津波総合防災訓練を開催しました!
令和元年10月27日(日)函館港で初となる大規模地震・津波総合防災訓練を実施しました。
訓練では、20の機関・団体から約120名の参加者と、第一管区海上保安本部函館航空基地のヘリコプター「くまたか」、函館海上保安部の巡視船「すずらん」、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」のほか、陸上自衛隊、警察、消防・救急の各車両等が参加し、臨場感のある訓練が展開されました。
【開会挨拶】函館市長 工藤壽樹
【訓練講評】港湾空港部空港・防災課長 北原政宏
【来賓挨拶】衆議院議員 逢坂誠二
ヘリコプター「くまたか」による巡視 巡視船「すずらん」による油処理剤散布
海中障害物除去
港湾業務艇「みずなぎ」による巡視
台風21号の影響が懸念されましたが、当日は天気に恵まれ、訓練に参加いただいた関係機関・団体の皆様のご協力により、無事に滞りなく訓練を実施できました。大変ありがとうございました。
北海道開発局港湾空港部では今後も災害時の対応力強化のため訓練を実施して参ります。
護衛艦「ありあけ」からの物資輸送
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(港湾空港部 空港・防災課)
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
苫小牧港西港区真古舞地区国際物流ターミナル整備事業着工式典を開催
11月9日(土)11時から苫小牧市内のハーバーFビルにおいて、苫小牧港管理組合と北海道開発局室蘭開発建設部の主催により「苫小牧港西港区真古舞地区国際物流ターミナル整備事業」の着工式典を開催し、国会議員、関係自治体や関係団体など約70人の方が出席しました。
本事業は、苫小牧港西港区真古舞地区中央北ふ頭において、水深12mの岸壁を新たに建設することで、中央ふ頭及び西港区全体の港内混雑・滞船対策とともに、米、とうもろこし、動植物性製造飼肥料等の荷役効率化を図るものです。
式典では、はじめに主催者である岩倉苫小牧市長から「西港区の公共ふ頭では、港内の混雑が恒常化し、年間8000時間を超す滞船が発生しており、特に混雑している中央北ふ頭が利用できない場合は、他の公共ふ頭を利用せざるを得ず、大変非効率な荷役作業が強いられていた。本事業により、西港区内の公共ふ頭利用の再編が可能となり、沖待ちや滞船が改善され、更なる産業競争力の強化を期待している。」との挨拶がありました。
その後、多数の来賓挨拶、祝電披露があり、続いて事業概要報告及びくす玉開披を行うとともに、工事箇所で現地視察会を開催しました。
くす玉開披の状況挨拶する岩倉市長
(室蘭開発建設部 築港課)
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
女性の視点からみなとまちづくりを考える「みなと座談会」が開催
11月6日~7日の2日間に渡り、NPO法人北海道みなとの文化振興機構主催の第16回「みなと座談会」が北海道苫小牧市で開催されました。
この座談会は、みなとを核としたまちづくりを女性の視点から考えて全道各地で活躍されている「北海道みなとまちづくり女性ネットワーク」の方々が参加し、各みなとでのまちおこし活動を報告し合い、今後の活動の参考にしていくことを目的に開催されています。
1日目は、苫小牧港管理組合の道脇施設部長から「北海道の未来を担う苫小牧港について」と題して、道内の港湾取扱貨物量の半分を占める苫小牧港が北日本で最大の国際貿易港となった経緯、担うべき役割について講演されました。
その後、「わくわくするみなとまちづくり」をテーマとした座談会では、参加者の方々からは、まちづくり活動に関する様々な意見や現場での工夫、担い手不足等の課題など、みなとを「現場」に活躍されている方々ならではの大変貴重な意見交換が行われました。
2日目は、港湾業務艇「はやぶさ」で会場から苫小牧港西港港内を見学し、昼食会では苫小牧漁業協同組合女性部から漁獲量日本一を誇るホッキガイを中心とした海の幸が振る舞われました。
(港湾空港部 港湾計画課)
座談会の様子 昼食会の様子
ホッキガイを中心とした昼食メニュー
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
令和元年度の実地監査が終了しました!
令和元年度実地監査は6港(羽幌港、森港、椴法華港、十勝港、枝幸港、室蘭港)について実施し、10月30日(水)室蘭港を最後とし、すべての実地監査を終了しました。
監査対象の港湾管理者におかれましては、事前調書の作成、実地監査中の対応についてご協力いただき、誠にありがとうございました。
物揚場と後背地の荷さばき地の間に段差が生じていた。利用者が転倒して怪我をしてしまうと、港湾管理者にも責任が発生する場合もあります。→安全管理上、利用者に危険箇所を明示する必要がある。
段差については、点検等で経過観察するとし、危険箇所には塗装を行い、利用者に危険箇所がわかるようにした。
港湾道路敷地に、定置網用の漁具などが散乱している。
撤去してきれいに(^^ )港湾道路として適正な管理状態となる。
<<今後の手続きについて>>令和元年12月下旬 実地監査の結果について、当課から今年度対象の港湾管
理者へ公文書で通知します令和2年3月中旬 上記通知において是正が必要である事案については、港
湾管理者が是正したかどうかの報告を求めます(報告期限令和2年4月下旬)
令和2年6月下旬 実地監査の結果(是正が必要な事項について)を当局のホームページにて公表します
実地監査は、港湾施設の管理の適正化を図る目的で実施されていますが、一般利用者の危険となるリスクを未然に防ぐ(発見する)効果もあります。日常点検を含め、より一層の安全対策の向上をお願いいたします。
(港湾空港部 港湾行政課)
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
港湾管理の好事例紹介
今年度も当課において、全道の港湾管理者を訪問させていただきました。その際に、港湾管理において好事例であったケースをご紹介いたします。参考にしてみてはいかがでしょうか。
【施設関係者の相互協同による自律的適正利用の事例】
× 一部の港湾では利用者による不適切な建築物の設置等、排他的専用使用が慣例化し、国有港湾施設の公共利用が阻害される実態が見受けられる。
相互協同の意識が向上し、不適切な建築物が、自律的に排除される仕組みが地域に定着した
利用者は、後に使う人のことを考え、いつのまにか施設をきれいに使うようになった。
きれい
港湾管理者は、港湾法第五十四条第1項に基づきその管理を委託された国有港湾施設について、その用途又は目的に応じて善良な管理者の注意をもって管理しなければならない。
【椴法華港の事例】船舶所有者により組織された「船主組合」が昭和50年代より係留輻輳の解消を目的に諸調整を自律的に実施
・船主組合が物揚場使用箇所のローテーション調整
・盛漁期も考慮した割振り・施設使用後の清掃徹底
船主組合
スケトウダラ刺し網部会
エビ゙籠
部会
ホタテ養殖部会
その他刺し網部会
えさん漁業協同組合
椴法華支所
船主組合が
自主的に調整
盛漁期を考慮した
ローテーション
(港湾空港部 港湾行政課)
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令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
港湾管理の好事例紹介
【利用実態に応じ、長期間の占用許可を発出して手続き軽減】
港湾管理者たる地方公共団体は、港湾施設の管理と適正利用のため、通例は港湾施設管理条例等を定め、港湾法第三十七条各項に基づく占用許可を行う。
漁業協同組合が管理・運営する荷さばき上屋や給電設備等、地域の港湾利用上、必要不可欠な建物や設備で、常態的に荷さばき地等の港湾施設を占用する場合において
【十勝港の事例】・管理条例において長期占用許可が可能・施設によって、最大5年間の占用許可期間・占用料は毎年徴収
「働き方改革」にも直結!
毎年の許可更新に係る事務手続きを軽減できる!!
(港湾空港部 港湾行政課)
港湾施設用地使用許可書〇〇市 指令業 第 号
〇〇市△△町〇〇港湾管理者代表 〇〇
平成 年 月 日申請のありました港湾施設用地の使用については、
〇〇港湾施設管理使用条例第3条の規定により、次の通り許可します。
平成 年 月 日〇〇港湾管理者
1 目 的 〇〇のため2 場 所 △△用地3 期 間 平成24年4月1日から平成29年3月31日4 使用料 〇〇円5 納入方法6 条 件
占用期間最大5年
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国土交通省では、多客繁忙期である年末年始に、公共交通の安全を図る
とともに、輸送機関等の安全に対する意識を高めることを目的とする「年
末年始の輸送等に関する安全総点検」の取組を実施しております。
関係港湾の港湾管理者の皆さまにおかれましては、管理する施設につい
て、安全対策の実施状況等の自主点検の実施をよろしくお願いいたします。
○期間
令和元年12月10日(火)~令和2年1月10日(金)
○港湾に係る点検事項
1 旅客船等ターミナル、港湾施設等の保守
点検の実施状況
2 港湾におけるテロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組、テロ予告情報を入手した場合やテロ発生時の24時間対応可能な通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
3 新型インフルエンザ対策の実施状況4 自然災害、事故等発生時の旅客の安全確
保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
<参考>国土交通省報道発表(令和元年11月22日)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo04_hh_000018.html
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令和元年度年末年始の輸送等に関する安全総点検の実施について
令和元年12月号北海道開発局 港湾空港部 港湾行政課
〒060-8511 札幌市北区北8条西2丁目札幌第一合同庁舎14階
(港湾空港部 空港・防災課)
港湾管理者の皆様からの掲載要望やご提案等・その他業務上の疑問等を引き続きお待ちしています。
港湾管理者専用アドレス