dvd活用ハンドブック 第3章 mydvd pdf版 ·...

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PRODUCTLINESHEET forRenewableEnergy/HybridSystem/BackupPowerApplications SIGNATURELINEBATTERIES B A T T E RY : Flooded/wetlead-acidbattery D I M E N S I O N S : inches(mm) C O L O R : Maroon(case/cover) M A T E R I A L : Polypropylene TheSignatureLineofdeep-cycleoodedbatteriesistheagshipofTrojansproductportfolio.Engineeredtoprovide ruggeddurabilityandoutstandingperformance,TrojansSignatureLineisperfectlysuitedforuseinrenewableenergy systemswherelowestlife-cyclecostisthekeyconsideration.Anall-aroundpowerhouse,theSignatureLinefeatures Trojanshistorically-provenengineeringwithT2Technology,anadvancedbatterytechnologyformaximumsustained performance,longerlifeandincreasedtotalenergy.ThecombinationoftheSignatureLinesuniquegriddesignand technology,advancedMaxguardT2separatorandTrojansproprietaryAlphaPlusPasteincreasesboththebatteries sustainedcapacityandtotaloverallampere-hoursresultinginmoreoperatingpower. P R O D U C T S P E C I F I C A T I O N *P oly onC ase A. T heamoun tofamp -hours( AH)aba tt er ycandeliv erwhendischar geda tac onstan tr a t ea t80F(27C )and86F(30C )f orthe5-Hourr a t eandmain tainav oltage abo v e1.75 V/c ell .C apacitiesar ebasedonpeakper f or manc e . B . Dimensionsar ebasedonnominalsiz e .Dimensionsma yv ar ydependingont ypeofhandleort er minal . C. Dimensionstakenfr ombott omoftheba tt er yt othehighestpoin tontheba tt er y .Heigh tsma yv ar ydependingont ypeoft er minal . ** A dditionalt er minalsa v ailable T r ojan sba tt er yt estingpr oc edur esadher et obothBCIandIECt eststandar ds . BCI GROUP SIZE T YPE V OL T A GE C AP A CIT Y A Amp -H ours( AH) ENERGY(kWH) D efault TERMINAL ** DIMENSIONS B D ecimals(mm) WEIGHTlbs . (k g) 5-Hr R a t e 10-Hr R a t e 20-Hr R a t e 100-Hr R a t e 100-Hr R a t e L ength W idth H eigh t C N/A J150 12 V OL T 120 134 150 166 1.99 2 13.70(348) 7.13(181) 11.13(283) 84(38) 921 J185P - A C* 12 V OL T 168 189 205 226 2.71 6 14.97(380) 6.91(176) 14.71(374) 114(52) GC2 T -605 6 V OL T 175 193 210 232 1.39 1 10.30(262) 7.11(181) 11.07(281) 58(26) 921 J185H- A C* 12 V OL T 185 207 225 249 2.99 6 14.97(380) 6.91(176) 14.71(374) 128(58) GC2 T -105 6 V OL T 185 207 225 250 1.50 1 10.30(262) 7.11(181) 11.07(281) 62(28) GC2 T -125 6 V OL T 195 221 240 266 1.60 1 10.30(262) 7.11(181) 11.07(281) 66(30) GC2H T -145 6 V OL T 215 239 260 287 1.72 1 10.30(262) 7.11(181) 11.90(302) 72(33) 902 J305P - A C* 6 V OL T 271 304 330 367 2.20 6 11.66(296) 6.94(176) 14.42(366) 96(44) 902 J305H- A C* 6 V OL T 295 331 360 400 2.40 6 11.66(296) 6.94(176) 14.42(366) 98(45) 903 L16P* 6 V OL T 344 386 420 467 2.80 5 11.66(296) 6.94(176) 16.74(425) 114(52) 903 L16H* 6 V OL T 357 400 435 483 2.89 5 11.66(296) 6.94(176) 16.74(425) 125(57) 24 24T MX 12 V OL T 70 78 85 94 1.13 9 10.92(277) 6.62(168) 9.25(235) 47(21) 27 27T MX 12 V OL T 85 97 105 117 1.40 9 12.72(323) 6.60(168) 9.24(235) 55(25) 27 27T MH 12 V OL T 95 106 115 128 1.54 9 12.72(323) 6.60(168) 9.24(235) 61(28) 30H 30XHS 12 V OL T 105 120 130 144 1.73 9 14.00(355) 6.73(171) 10.07(256) 66(30)

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Page 1: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

Chapter

3MyDVD

Page 2: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

MyDVDとはどんなソフトか

ソニックソルーションズのMyDVDは、様々な映像素材からDVD-Videoや

Video CDを作成できるソフトウェアです。DVカメラからの映像をキャプチャし

て、そのままDVD-Videoが作成する「Direct-to-DVD」機能が特徴となっていま

す。もちろんパソコンで録画したテレビ番組などのMPEG2ファイルからDVD-

Videoを作成することもできます。

MyDVDでは、DVDメニューの作成にはテンプレートを使用します。素材の編

集や、チャプターポイントの作成、サムネイルのポイントもユーザーが指定する

ことができます。

MyDVDの存在を特徴付けるユニークな機能として、「OpenDVD」があります。

OpenDVDは、DVD-RWのようなリライタブルメディアを使用すると、DVD-

Videoの作成を行なったあとでも、素材の追加、トリミング、削除、メニューデザ

インの変更といった修正を行なうことができます。ただしこの機能を使うには、最

2

3-1

注:本書のDVDメニューの背景画像はお客さまのMyDVD画面背景と異なりますが、操作手順は同じです。

MyDVDは操作は簡単だがユニークな機能が多い

Page 3: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー

サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

またMyDVDの新バージョン、MyDVD5の特徴として、DVDレコーダーなど

で採用されているDolby Digital(AC-3)での音声記録が可能になったことがあげ

られます。標準のリニアPCMに比べて、音声の容量が大幅に削減できるため、録

画品質を上げたり、より長時間記録が可能になります。

さらにPioneer DVR-55、77H、99HのようなDVDレコーダーで録画したVR記

録のメディアを読み込んで編集・オーサリングしたのち、DVDビデオフォーマッ

トとして書き直すという機能も搭載されています。録画ライブラリの整理も一段

と楽になることでしょう。

MyDVD5では、映像の編集機能も大幅に改善されました。シーンを分割した

り、映像のつなぎ目にエフェクトをかけたりといったことが可能になっています。

ほとんどの編集は、MyDVD5上で行なうことができるでしょう。

また、チャプタ作成機能も強化されました。シーンを分析して自動的にチャプ

タを付けたり、映像を取り込んだあとで任意の場所にチャプタを設定することが

できるようになっています。

3

MyDVD

Chap te r

3

Page 4: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

DVD-Videoの制作

TVキャプチャカードで収録したテレビ番組のMPEG2ファイルを、MyDVDに

読み込んでDVD-Videoを作成してみましょう。

簡単なビデオ編集

MyDVDを使って、基本的なオーサリングを行なってみます。MyDVDは対応

しているファイルフォーマットが豊富で、事前の変換などを行なわなくてもDVD-

Videoを作成することができます。

1.MyDVDを起動します。「Sonic MyDVDによう

こそ!」ウィンドウの

うち、左側のエリアで

「DVD-Video」が選択

されていることを確

認して、「DVD Video

プロジェクトの作成ま

たは修正」をクリック

します。

2.メインウィンドウが表示されます。メニュー画面のスタイルは、最後に選択されていたものが表示されますので、実際には図のスタイルとは違っているかも

しれません。画面のスタイルは、あとで自由に変更できますので、ここではこ

のまま作業を進めてください。

4

3-2

MyDVDでは作業内容別に機能を選択できる

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MyDVD

Chap te r

3

3.画面左側の「ムービーの取得」ボタンをクリックします。ダイアログか

らDVD-Videoにしたい番組のファ

イルを選択して、「開く」ボタンをク

リックします。番組がインポートさ

れると、自動的にボタンとなって

メニュー内に配置されます。メニ

ュー名は、ファイルの名前になっ

ています。複数の番組を取り込む

場合は、この手順を繰り返します。

4.ムービー内のいらない部分をトリミングします。メニュー上の番組のボタンをクリックして「ビデオを編集」ボタンをクリックします。「シーン」ウィンドウを

開くかどうかを問い合わせるダイアログが出てきますので、「はい」をクリック

します。

MyDVDは最後に使用していたメニュースタイルで起動する

初めて編集を行なうムービーには、シーンウィンドウを開くかのダイアログが出る

Page 6: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

5.「シーン」ウィンドウが開きます。ここでは編集がやりやすいように、読み込んだムービーをいくつかのシーンに分割することができます。フレーム単位の細

かいトリミングは、このあとの「編集」ウィンドウで行ないますから、ここでは

おおざっぱにカットしたいポイント(コマーシャルの部分など)に切れ目を入れ

るつもりで作業を行

ないます。映像の下

にあるスライダの再生

ヘッドを動かして、お

おまかなポイントを探

したら、「シーンをマ

ーク」ボタンをクリッ

クします。

6.同様の手順を繰り返して、ムービーをいくつかのシーンに分割します。分割地点を間違えたところは、シーンのサムネイルを選択して「シーンのマークを解

除」ボタンをクリック

して分割を取り消す

ことができます。分

割が終わったら、「ス

トーリーボードに追

加」ボタンをクリック

します。

7.「編集」ウィンドウが表示されます。画面下には、「シーン」ウィンドウで分割されたシーンが並んでいます。最初のクリップを選択します。番組の開始点を

6

Page 7: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

設定するには、緑色

のスライダを、番組の

終了点を設定するに

は、赤いスライダを

ドラッグします。緑

と赤のスライダで囲

まれた範囲が、DVD-

Videoの内容として

使われます。

8.同様に、すべてのシーンに対して使用範囲を設定していきます。各シーンの間には、ワイプなどのト

ランジションエフェク

トを設定することも

できますが、テレビ番

組に対しての編集で

は特に必要ないでし

ょう。設定できたら、

「OK」ボタンをクリッ

クして画面を閉じま

す。

7

MyDVD

Chap te r

3

スライダーで各シーンの使用範囲を決める

同様の手順ですべてのシーンの使用範囲を設定する

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チャプタの設定

編集した番組に対して、任意のポイントにチャプタを設定していきます。

1.番組のボタンを選択し、「チャプタを編集」ボタン

をクリックします。「チャ

プタポイント」ウィンドウ

が開きます。

2.チャプタを設定したいポイントにスライダの再生ヘッドを移動させ、「チャプタを追加」ボタンをクリック

します。以下同様の手順

でチャプタを追加していき

ます。また「シーンにチャ

プタを追加」を使用すれば、

編集したポイントに自動

的にチャプタを付けること

ができます。

3.すべてのチャプタを設定し終えたら、「OK」ボタンをクリックします。チャプタメニューを表示するかどうかを

問い合わせるダイアログが出

ますので、チャプタメニューを

作成する場合は「はい」をクリ

ックします。

8

チャプタ設定は「チャプタポイント」ウィンドウで行なう

「チャプタを追加」ボタンでチャプタを設定する

設定したチャプタでメニュー画面が更新される

Page 9: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

4.メニュー画面に戻ると、番組のボタン名が「ファイル名」+「チャプ

タ」に変更されています。ここまで

の作業が終わったら、「ファイル」

メニューの「名前を付けて保存」を

選択して、いったんプロジェクトを

保存しておきましょう。

メニュー画面の編集

メニューのデザインは、テンプレートを利用して好みのものに変更することがで

きます。またテンプレートのデザインに満足できない場合は、スタイルに変更を加

えて、オリジナルのデザインに作り替えることもできます。

1.まずトップメニューのメインタイトルを入力します。「ここをクリック

してテキストを変更します。」と書か

れた部分をクリックして、メインタ

イトルを入力します。同様の手法

で、ボタンの名前も変更すること

ができます。ボタン名はそのまま、

チャプタメニューのタイトルになり

ます。

2.番組ボタンをダブルクリックすると、チャプタメニューに移動しますので、チャプタのボタン名も忘れずに変更しておきます。

9

MyDVD

Chap te r

3

メニュー画面では番組のボタン名が変更されている

タイトル名を変更する

Page 10: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

3.続いてメニュースタイルの変更を行ないます。画面上部にある「スタイルの編集」をクリックします。「スタイルの編集」画面では、様々なデザイン要素をユー

ザーが自分で選択することがで

きます。まずは左側にあるスタ

イルのプリセットから、自分の

好みに合うものを選択します。

プリセットのスタイルで満足で

あれば、そのまま「OK」ボタン

でデザインを確定してもかまい

ません。ここではさらにカスタ

マイズしてみることにします。

4.「テキストを変更」エリアでは、文字のフォントやサイズ、色

などを変更することができま

す。一番上のプルダウンメニ

ューから変更したいテキストを

選択し、それぞれのフォント

や色を変更していきます。

5.「メニューオプション」エリアでは、番組ボタン内のサムネ

イル画像を動画に変更するこ

とができます。「アニメートボ

タン」をクリックし、動画のル

ープ再生時間をスライダで決

定します。

10

スタイルを選択すると、メニューデザインを一度に変更できる

ボタンの画像を動画にすることもできる

「テキストを変更」エリアで文字のデザインを変更する

Page 11: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

6.背景画像も別のものに入れ替えることができます。静止画

像として使える画像フォーマ

ットは、BMP、JPEG、PCT、

PNG、TGA、TIFFです。さらに

背景に動画も使用することが

できます。使用できるフォーマ

ットは、AVI、MPEG1、MPEG

2、MOV(Quicktime)です。

7.背景に動画を指定した場合は、背景の再生ループ時間はアニメートボタンと共通になります。最長で60秒の再生ができます。指定した動画に音声も含まれ

ている場合は、DVDメニューを表示中に、その音声も再生されます。動画の

音声を使用したくない(無音にしたい)場合は、「カスタムミュージックトラッ

クを選択...」のプルダウンメニューから、「何も選択しない」を選択します。

8.「カスタムボタンフレームの選択...」の「選択...」ボタンをクリックす

ると、ボタンのフレームデザインを

変更することができます。

9.「カスタムミュージックトラックを選択...」では、メニューの表示中に流れる音声を指定できます。使用できるフォーマットは、MP3、WAV、MPA、WMA、

ABS、AIFFです。

11

MyDVD

Chap te r

3

背景には静止画や動画を入れることができる

ボタンのフレームも自由に選択できる

Page 12: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

10.カスタマイズが完了したら、「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを

閉じます。画面にはカスタマイズ後

のメニューが表示されています。

メニュー画面のプレビュー

では実際にどのようなメニューになったか、動作を確認してみましょう。

1.動画のボタンや動画の背景を使用している場合は、メイン画面下に

ある「動画メニューの作成」ボタン

をクリックし、動画メニューをレン

ダリングします。

2.「プレビュー」ボタンをクリックして、プレビューを開始します。画面の下には、DVDプレーヤーと同じボタンが現われますので、チャプタメニューやムー

ビーの再生などもテストしてみます。チェックが完了したら「停止」ボタンを押

して、メニュー画面の動作を停止します。どこか問題があれば設定を修正し、

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ウィンドウを閉じると、カスタマイズ後のメニューが表示される

動画メニューを確認するためには、レンダリングを行なう

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またプレビューして確認するという

動作を繰り返します。

3.満足いくメニューになったら、この状態を保存します。「ファイル」メニューから「上書き保存」を選択するか、画面上部にあるフロッピーディスクのアイコン

をクリックすると、現在のプロジェクトを保存することができます。

ディスクへの書き込み

メニューの作成が完了したら、次はディスクへ書き込みを行ないます。

1.実際に書き込みを始める前に、オーディオの設定をチェックします。「フ

ァイル」メニューの「プロジェクト設

定」をクリックして設定ダイアログを

開き、「DVD書き込み」タブをクリッ

クします。「オーディオのオプショ

ン」が「DOLBY DIGITAL」になってい

ることを確認したら、「OK」ボタンを

クリックして設定ダイアログを閉じ

ます。

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MyDVD

Chap te r

3

メニューの動作状態をチェックする

書き込み前にオーディオの設定を確認する

Page 14: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

2.ドライブにメディアを入れ、画面下の「書き込み」ボタンをクリックして書き込みを開始します。まだプロジェクトを保存していない場合は、保存を促すダイ

アログが表示されます。「はい」ボタンをクリックしてプロジェクトを保存し、

続いてレコーダーの選択とコピー数、書き込み速度を設定します。

3.「OK」ボタンをクリックすると、メディアを認識して自動的にビルド

と書き込みがスタートします。素材

にMPEG2以外の映像ファイルを

使用していた場合は、MPEG2の

エンコード処理が間に入りますの

で、完了まで時間がかかることが

あります。

4.書き込みまで完了すると、メディアが自動的に排出され、「DVDの作成に成功しました」というダイアログが出ます。

以上で既存のMPEG2ファイルからのDVD作成は完了です。書き込み後のメディ

アは、DVDプレーヤーなどで再生して、問題がないかチェックしてみましょう。

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「OK」ボタンをクリックすると、ビルドと書き込みがスタートする

Page 15: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

DVカメラからダイレクトにDVD-Videoを作る

MyDVDは、DVカメラの映像をダイレクトにDVDに焼く「Direct-to-DVD」と

いう機能を持っています。この機能を使えば、面倒な操作もなくDVD-Videoが作

成できます。パソコンとDVカメラの接続については、パッケージ同梱の「DVD活

用ハンドブック」の20ページに掲載されている「書き込みデータの準備」を参照し

てください。ではドライブにDVDメディアを入れたら、作業を開始しましょう。

DVカメラからのダイレクトレコーディング

1.パソコンにDVカメラを接続し、カメラの電源を入れます。Windows XPの場合は、自動実行画面が表示されます。事前にMyDVDがインストールされてい

れば、選択肢に「Direct-to-DVDレコーディング」という項目が現われますので、

これを選択します。

それ以外の場合は、

MyDVDを起動し、

「Sonic MyDVDによ

うこそ!」ウィンドウ

から「Direct-to-DVD

にビデオを転送」を選

択します。

2.「Direct-to-DVDウィザード」画面が表示されます。この機能では、キャプチャからディスクのライティングまでノンストップで作業が行なわれますから、事

前にメニュースタイルを作っておく必要があります。まず「スタイルの編集」ボ

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3-3

MyDVD

Chap te r

3

Direct-to-DVDウィザードが起動する

Page 16: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

タンをクリックして、メニ

ューのデザインを決めま

す。デザインの変更に関

しては、「DVD-Videoの制

作」の項を参照してくださ

い。

3.プロジェクト名を入力します。この名称が、メニューのタイトルに使用されます。プロジェクト名を入力しないと、ウィザードを先に進めることができませ

んので、必ず何らかの名

前を入力してください。

4.レコーディングする機器を選択します。DVDに直接レコーディングするか、いったんハードディスクにレコーディングするかを選択できます。ここではDVD

に直接レコーディングしてみます。機器名としてドライブを選択し、コピー枚

数と書き込み速度を設定

します。書き込み速度は

メディアによって変わりま

すから、よくわからない場

合は「自動」に設定してお

けばいいでしょう。

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プロジェクト名を入力する

メニューのデザインを変更する

レコーディングするドライブを選択する

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5.「次へ」ボタンをクリックして、ウィザードを先に進めます。ここでドライブのメディアを認識します。リライタブルメディアにすでに何かが書き込まれてい

る場合は、消去してよい

かを問い合わせるダイア

ログが出ます。消去して

かまわないのであれば、

「はい」を選択します。続

いてレコーディングに関す

る画面が表示されます。

6.最初にレコーディングの品質を選択します。「記録の設定」ボタンを

クリックすると、レコーディング

の品質を選択することができま

す。品質には「最高品質」、「より

優れた品質」、「良好な品質」の3

段階があります。上から順に高画

質になります。デフォルトでは

「最高品質」に設定されています。

17

MyDVD

Chap te r

3

レコーディング品質 DVD1枚の記録時間

最高品質 60分

より優れた品質 120分

良好な品質 180分

● レコーディング品質と記録時間

レコーディングに関する画面が表示される

「変更」ボタンでレコーディングの品質を決める

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7.DVテープのタイムコード表示を使って、レコーディングしたい分数を計ります。分数がわかったら、「キャプチャの長さ」の項目にある「レコーディングの

長さを設定」にチェックを付け、分数を入力しておきます。その後、DVテープ

のキャプチャするところを

頭出しします。DVカメラの

コントロールは、画面下の

コントロールボタンを使っ

て行なうことができます。

8.「自動シーン検出を使用」にチェックを付けると、自

動的にシーンを検出してチ

ャプタに分けることができ

ます。もしくはキャプチャ

しながらいいところでスペ

ースバーを押すと、その地

点にチャプタを付けること

もできます。

9.「シーン検出の設定」ボタンをクリックすると、シー

ン検出の方法を選択するこ

とができます。DVカメラで

撮影したテープをそのまま

DVDにする場合は、「タイ

ムコードが変更する場合~」

にチェックを付けておくと、

正確なシーン検出が可能で

す。何か別のソースからダ

ビングしたDVテープの場合

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キャプチャする分数を入力する

「自動シーン検出を使用」にチェックを付ける

シーンの検出方法を設定する

Page 19: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

はタイムコードによる検出ができませんので、「コンテンツが変更する場合~」

にチェックを付けます。設定したら、「OK」ボタンをクリックしてダイアログを

閉じます。

10.テープをいったん再生し、キャプチャするポイントの頭出しができていることを確認します。確認でき

たら、その地点でテープ

をポーズ状態にしておきま

す。「キャプチャの開始」

ボタンをクリックして、キ

ャプチャをスタートしま

す。手動でチャプタを付

ける場合は、キャプチャ

中にスペースバーを押すこ

とを忘れないでください。

11.設定時間まで達するか「キャプチャの停止」ボタンをクリックすると、キャプチャが停止し、自動的にビルド作業に入ります。キャプチャした時間にもよりま

すが、作業が完了するまではある程度時間がかかります。

キャプチャ領域の変更

DVカメラからの映像キャプチャには、大量のハードディスク容量を必要としま

す。MyDVDでは、映像キャプチャファイルを、ソフトウェアがインストールさ

れているディレクトリに保存します。ソフトウェアは、デフォルトでCドライブの

「Program Files」内にインストールされますので、Cドライブの空き容量が十分で

ない場合は、DVDの作成に失敗する場合があります。DVD作成用の空きドライ

ブが別にある場合は、キャプチャファイルの作成場所を変更することができます。

以下にその手順を示します。

19

「キャプチャの開始」ボタンで自動的にキャプチャがスタートする

MyDVD

Chap te r

3

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1.MyDVDを起動し、「Sonic MyDVDにようこそ!」ウィンドウから「DVD Videoプロジェクトの作成または修正」をクリックします。

2.起動したメイン画面内の「ファイル」メニューの「プロジェクトの設定...」を選択します。現われたダイアログのうち、上部のタブを「ファイルの位置」に切り

換えます。

3.DVカメラからキャプチャする映像の格納場所と、My

DVDがDVD作成の過程で

使用するテンポラリファイ

ルの保存場所を指定し

ます。

20

作業領域は、より空きの多いハードディスクに変更しておく

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MyDVD5を使ったビデオ編集

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3-4

MyDVD

Chap te r

3

MyDVD5では、それ以前のMyDVDに比べて編集機能が大幅にアップしてい

ます。シーン前後のトリミングだけでなく、任意の場所でシーンを分割すること

ができるようになりました。また途中でエフェクトなども加えられるようになり、

一般的なビデオ編集ソフトに近い使い方も可能になっています。

一般的にDVDを作成する際に必要な編集といえば、録画したテレビ番組から

不要部分を削除するケースと、DVカメラから取り込んだ映像を編集するケース

でしょう。これらの編集は、基本的なアプローチが違います。前者は1つにまと

まった長いムービーを、編集しやすいように分割して、作業を行ないます。

一方後者の場合は、キャプチャする際にシーン単位の細かいパーツに分割して

おいて、それらを並び替えたりエフェクトをかけたりして作品を構成していき

ます。

録画したテレビ番組から不要部分を削除する方法に関しては、「DVD-Videoの

制作」の項で解説しました。ここでは、DVカメラの映像を編集する方法を学び

ます。

DVカメラからの取り込みと編集

DVカメラで撮影した映像を編集する場合は、MyDVDの自動シーン分割機能

を使って、キャプチャ時に自動的にシーン単位で分割していきます。それを並び

替えて大まかなストーリーを組み立て、1カットずつ使いどころを決めて作品を

作り込んでいきます。

1.パソコンにDVカメラを接続し、カメラの電源を入れます。Windows XPの場合は、自動実行画面が表示されます。MyDVDがインストールされていれば、

選択肢に「DVDの作成 Sonic Solutions使用」という項目が表示されますので、

Page 22: DVD活用ハンドブック 第3章 MyDVD PDF版 · 初にメディアに書き込むときにMyDVDを使わなければなりません。ほかのオー サリングツールで作成したDVD-Videoは変更できませんから、注意してください。

これを選択します。それ以外の

場合は、MyDVDを起動し、

「Sonic MyDVDにようこそ!」

ウィンドウのうち、左側のエリ

アで「DVD-Video」が選択され

ていることを確認して、「DVD

Videoプロジェクトの作成また

は修正」をクリックします。そ

の後、画面左にある「キャプチ

ャ」ボタンをクリックします。

2.キャプチャ用のウィンドウが起動します。「記録の設定」ボタンをクリックして、キャプチャする映像の品質を決めます。デフォルトの「最高品質」では

DVD1枚に1時間の記録が可能ですから、ほとんどのケースではそのまま使

用できるでしょう。

3.プレビューウィンドウ下のボタンをクリックしてテー

プを再生し、映像が表示さ

れるかどうか、またテープ

のコントロールが可能かど

うかを確認します。

4.使いたいポイントの頭出しを行ないます。このとき、ボタン横に表示されるタイムコードの数値をメモしておきます。

5.テープを早送りして、使いたい最後のポイントまで進めます。使いたい範囲を

22

自動実行画面から「DVDの作成 Sonic Solutions使用」を選択する

キャプチャ画面ではテープコントロールが可能かを確認する

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過ぎたところでテープを一時停止にして、その地点のタイムコードの数値をメ

モします。

6.最後の地点のタイムコードから最初の地点のタイムコードの値を引き算して、キャプチャする時間を算出します。概算でかまいせんが、少し多めにしておく

といいでしょう。

7.テープを最初の地点に巻き戻し、そこで停止しておきます。

8.「キャプチャの長さ」のエリアにある「レコーディングの長

さを設定」にチェックを付け

ます。また数字の欄には手順

6で求めた値を入力します。

9.「シーン検出」エリアで「自動シーン検出を使用」にチェッ

クを付け、「シーンからチャ

プタメニューを作成」のチェ

ックを外します。

10.「シーン検出の設定」ボタンをクリックすると、シーン検出の方法を選択することができます。DVカメラで撮影したテープをそのままDVDにする場合は、「タ

イムコードが変更する場合~」にチェックを付けておくと、正確なシーン検出

が可能です。何か別のソースからダビングしたDVテープの場合はタイムコー

ドによる検出ができませんので、「コンテンツが変更する場合~」にチェックを

付けます。設定したら、「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

23

MyDVD

Chap te r

3

「レコーディングの長さを設定」をチェックし、キャプチャ時間を入力する

「シーン検出」の設定を変更する

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11.テープをいったん再生し、キャプチャするポイントの頭出しができていることを確認します。確認できたら、その地点でテープをポーズ状態にしておきます。

赤い丸の「キャプチャを開始」ボタンをクリックすると、その地点からキャプチ

ャが開始されます。設定した時間分キャプチャされると、自動的にキャプチャ

が停止します。

12.その後、ムービーの保存先を問い合わせるダイアログ

が出てきます。保存先とフ

ァイル名を決め、ムービー

を保存します。保存と同時

にムービーのインポートが

行なわれ、キャプチャ終了

のダイアログが表示されま

す。引き続き別のテープか

らキャプチャを行なう場合は、手順4からの操作を繰り返します。

13.テープからのキャプチャが完了したら、「終了」ボタンをクリックして「キャプチャ」ウィンドウを閉じます。MyDVDのメインウィンドウには、さきほどキャプ

24

「シーン検出」の設定を変更する

保存先を指定してムービーを保存する

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チャしたムービーのボタンがで

きています。

14.ムービーのボタンを選択して、「ビデオを編集」をクリックします。「シーン」ウィンドウを開くかどうかを問い合わせるダイアログが出てきますので、「はい」

をクリックします。

15.「シーン」ウィンドウが開き、キャプチャ時に分割されたシ

ーンが右側に表示されます。

「ストーリーボードに追加」を

クリックして、各シーンを

「編集」ウィンドウに転送しま

す。

16.「編集」ウィンドウでは、各シーンがストーリーボード上に並んでいます。まず最初に、全体の映像の流れを考えてシーンを並び替えます。移動したいシーン

のサムネイルをドラッグ&ドロップして、順番を入れ替えていきます。必要な

いシーンは、うしろのほうにまとめておきます。

25

MyDVD

Chap te r

3

「シーン」ウィンドウを経由してストーリーボードにシーンを転送する

キャプチャ後、メインウィンドウにムービーがインポートされる

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17.だいたいの順番が決まったら、次は1つ1つのシーンに対してトリミングを行ないます。最初のシーンを選択

し、緑色のスライダをドラッ

グしてシーンの開始点を設定

します。または映像を再生し、

開始点で停止したのち、再生

ヘッドの上でマウスを右クリ

ックして「開始ポイントを設

定」を選択することで開始点

を設定することもできます。

18.同様に赤いスライダをドラッグし、シーンの終了点を設定します。緑と赤のスライダで囲まれた範囲が、シーンとして使われます。同じ手順で、すべてのシ

ーンに対してトリミングを行ないます。

19.シーンを2つに分けて使いたいケースもあることでしょう。この場合は分割したいポイントで再生ヘッドを止め、「シーンを分割」ボタンをクリックします。

26

全体の映像の流れを考えてシーンを並び替える

再生ヘッドの上で右クリックし、「開始ポイントを設定」を選択する

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20.必要な編集ができたら、ストーリーボードの後ろにまとめ

た不要なシーンを削除しま

す。削除したいシーンを選ん

でマウスを右クリックし、

「削除」を選択します。

21.次に編集結果全体をプレビューしてみます。「シーンを表

示」の部分をクリックして「全

体を表示」に変更し、映像を

最初から再生してみます。シ

ーンの短いところや長いとこ

ろが見つかったら、トリミン

グで修正します。

27

MyDVD

Chap te r

3

分割したいポイントで「シーンを分割」ボタンをクリックする

不要なシーンを削除する

「全体を表示」に変更し、映像を最初から再生する

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22.エフェクトが必要な部分にエフェクトを追加します。右上のプルダウンメニューからエフェクトのタイプを選択し、エフェクトを探します。エフェクトのサ

ムネイルをシーンの間にドラ

ッグ&ドロップすると、エフ

ェクトが設定できます。プル

ダウンメニューには「アイリ

スワイプ」以外のエフェクト

もありますから、映像の雰囲

気に合うものを選択してくだ

さい。

23.エフェクトをかけた部分を再生して、エフェクト部分の流れを確認します。トランジションエフェクトを付加すると、それだけ映像がきちんと見える時間が

短くなります。シーンが短く感じた場合は、シーンの長さをもう一度調整する

などして、時間的なバランスがよくなるようにしてください。

以上で編集作業が完了しました。「OK」ボタンをクリックして、「編集」ウィン

ドウを閉じます。

ここまでの作業結果を、プロジェクトとしてで保存しておくといいでしょう。そ

の後は通常どおりオーサリングを行なったのち、メディアへの書き込みを行なえ

ば、オリジナルDVD-Videoの完成です。

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エフェクトを選択して追加する

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一度制作したDVD-Videoに追記するには

MyDVDを使ってDVDを作成する最大のメリットは、DVD-RWのようなRW

メディアに対してコンテンツの追記が可能なことです。はじめから追記すること

が前提で策定されたDVDビデオレコーディングフォーマットで追記できるのは当

然ですが、市販DVDで採用されているDVDビデオフォーマットで書かれたメデ

ィアに対しては、追記ができないのが普通です。しかしMyDVDでは、メディア

に書き込む際に自分のプロジェクトファイルをメディア内に格納しておき、次に

追記するときには、メディア内のデータを元に以前の編集作業状態を復元するこ

とで、事実上の追記作業を可能にしています。したがって、MyDVD以外のソフ

トウェアで書かれたメディアに対しては追記することはできませんので、ご注意

ください。

1.MyDVDで書き込みを行なったRWメディアを、ドライブに挿入します。自動実行画面が表示されたら、「キャンセル」をクリックしてウィンドウを閉じます。

その後、MyDVDを起動します。

2.「Sonic MyDVDにようこそ!」ウィンドウ

から「既に作成済みの

OpenDVDディスクを

編集」を選択します。

29

3-5

MyDVD

Chap te r

3

「既に作成済みのOpenDVDディスクを編集」を選択する

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3.フォルダ参照ダイアログが表示されますので、追記したい

メディアが挿入されているドラ

イブを指定して「OK」ボタンを

クリックします。MyDVDのメ

インウィンドウには、メディア

に書き込まれたメニューの状

態が再構築されます。

4.このメニューに対して編集を行ないます。ここでは新たなサブメニューを作成し、そこにコンテンツを追加することにします。画面左の「サブメニューの追

加」ボタンをクリックし、サブメニューを追加します。サブメニューのボタン

は、忘れずに名前を変更します。

30

新たにサブメニューを追加する

追記したいメディアを選択する

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5.サブメニューのボタンをダブルクリックすると、サブメニューが表示されます。トップメニューに戻るリンクボタンなどは自動的に作成されています。

6.このサブメニューにコンテンツを追加します。画面左の「ムービーの取得」ボタンをクリックして追加したい映像ファイルを選択し、メニューにムービーを追

加します。

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サブメニューが表示される

サブメニューにムービーを追加する

MyDVD

Chap te r

3

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7.メニューの状況をプレビューで確認し、問題がなければ「書き込み」ボタンをクリックします。レコーダーやコピー枚数の選択画面が出ます。DVD-RWの場合

は、一度メディア内のデータをHDDにバックアップしてメディアを初期化し、

既存コンテンツも含めて最初から書き直しますので、「新しいディスクを作成」

を選択し、該当するドライブや枚数を指定します。また「ハードディスクのバ

ックアップを最初に作成」にもチェックを付けておくと、より安全に作業でき

るでしょう。以上の項目を確認したら、「OK」ボタンをクリックします。

以上で自動的にメディアへの追記処理が行なわれます。追記が完了すると、メ

ディアが自動的に排出されます。

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書き込みボタンをクリックすると、書き込みに関する設定が出る

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DVDレコーダーで録画したメディアの編集

新しいMyDVD5の機能として、Pioneer DVR-77HなどのDVDレコーダーで録

画したDVD-VRフォーマットのメディアから、コンテンツをインポートすること

ができます。この機能を使えば、DVD-VR記録したメディアからDVD-Videoを作

成することができます。

DVD-VRフォーマットのメディアからインポートを行なうには、パソコンに

UDF2.0が読めるドライバなどがインストールされている必要があります。具体的

には、DVR-A06-Jに同梱のWriteDVD!のようなパケットライティングソフトをイ

ンストールしておきます。なお同梱のWriteDVD!は、5.0.3にアップデートしてお

く必要があります。アップデータはパイオニアの以下のWEBサイトからダウンロ

ードできます。

■ http://www.pioneer.co.jp/dvdrrw/dvr-a06-j/popup/info.html

アップデートが終了したら、さっそくDVD-VRのメディアからインポートして

みましょう。

1.MyDVDを起動します。「Sonic MyDVDによ

うこそ!」ウィンドウ

のうち、左側のエリ

アで「DVD-Video」が

選択されていること

を確認して、「DVD

Videoプロジェクトの

作成または修正」をク

リックします。

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3-6

MyDVD

Chap te r

3

「DVD Videoプロジェクトの作成または修正」をクリックする

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2.VR記録したメディアをパソコンのDVDドライブにセットし

ます。メディア内には「DVD_

RTAV」というフォルダがあり

ますので、これを開きます。

その内にある「VR_MANGR.

IFO」ファイルを、MyDVDの

画面にドラッグ&ドロップし

ます。

3.コンテンツのインポートが始まり、進行状況を示すダイアログが表示されます。コンテンツの容量などにより、インポートには時間がかかる場合があります。

4.インポートが完了すると、コンテンツがボタンとなって表示

されます。DVD-VRのメディ

アは、取り出してかまいませ

ん。あとは通常のDVD作成と

同様の手法でオーサリングを

行ない、DVD-Videoを作成し

ます。

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「VR_MANGR.IFO」ファイルをMyDVDにドラッグ&ドロップする

コンテンツのインポートがスタートする

インポートされた番組がボタンとなって現われる

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デジカメの画像でスライドショー作成

MyDVDでは、デジタルカメラなどで撮影した静止画を取りこんで、スライド

ショーを作成することもできます。例えばDVカメラで撮影した動画と、同時に

撮影した静止画を1枚のメディアで管理するといったことが可能になります。CD-

Rに作るスライドショーはパソコンがなければ再生できませんが、DVD-Videoで

作成したスライドショーは、DVDプレーヤーとテレビで再生することができます。

スライドショーの作成

1.事前にデジタルカメラのメモリーカードから、画像をパソコン内に転送しておきます。

2.MyDVDを起動し、「Sonic MyDVDにようこそ!」ウィンドウから「DVD Videoプロジェクトの作成または修正」をクリックします。メインウィンドウが開いた

ら、左側の「スライドショ

ーの追加」をクリックしま

す。ここでは便宜的に新規

プロジェクトで解説します

が、実際には動画を含む既

存プロジェクトにスライド

ショーを追加することにな

るでしょう。その場合もメ

ニュー構成が変わるだけ

で、作業手順は同じです。

35

3-7

メインウィンドウから「スライドショーの追加」をクリックする

MyDVD

Chap te r

3

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3.「スライドショーの作成」画面が開きます。ま

ず「ピクチャーの取得」

をクリックして、パソ

コンに取りこんである

静止画を取りこみます。

4.静止画が読み込まれたら、1枚ずつ画像の内

容をチェックします。

カメラを縦にして撮影

した画像は「回転」で正

しい向きに修正します。

スライドショーに不要

な画像が見つかったら、

その画像を選択してキ

ーボードの「Delete」キーで削除します。

5.画像が表示される順番を変更するときは、画

像を選択し、表示させ

たい場所にドラッグし

ます。

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スライドショー作成のメインとなる「スライドショーの作成」画面

画像を読み込んだら、1枚ずつ確認しながら整理する

順番の入れ替えは画像のドラッグで行なう

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6.メニューに表示されるスライドショーのボタ

ンに使いたい画像を選

択し、「ボタン画像」を

クリックします。指定

された画像には、「ボタ

ン画像」のマークが表示

されます。

7.「設定」ボタンをクリックして、スライドショーの動作を設定していきます。「基本」タブでは、画像1枚の表示時間を調整します。またBGMを再生させたいと

きは、「オーディオトラック」にチェックを付け、「選択...」ボタンをクリックし

て音楽ファイルを選択し

ます。使用できるフォーマ

ットは、mp3、wav、mpa、

wma、abs、aif、aiffです。

「ミュージックにスライド

を合わせる」にチェックを

付けると、曲の長さちょ

うどでスライドショーが終

了するよう、1枚ずつの

表示時間が自動設定され

ます。

8.「詳細」タブへ移動します。ここではスライドが入れ替わるときのエフェクトを選択できるほか、画像の背景となる色を選択します。「ディスクにオリジナ

ルのピクチャファイルをコピー」にチェックを付けておくと、スライドショーの

元になった画像データもディスク内にコピーすることができます。設定が完了

したら、「OK」ボタンをクリックして設定画面を閉じます。

37

MyDVD

Chap te r

3

スライドショーのボタンに入れたい画像を選択する

「基本」タブでスライドショーの基本設定を行なう

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9.ここまで完了したら、「OK」ボタンをクリックして「ス

ライドショーの作成」画面

を閉じます。メインウィン

ドウには、スライドショー

へのリンクボタンができて

います。

10.「プレビュー」ボタンをクリックして、実際にスライドショーを再生し、内容を確認します。画像の順番を変更するなどの修正を行ないたいときは、いった

んプレビューを停止して、「スライドショー」へのリンクボタンをダブルクリッ

クします。「スライドショーの作成」画面が再び表示されるので、そこで必要な

修正を行ないます。

38

「詳細」タブでそのほかの設定を行なう

メインメニューにはスライドショーへのリンクボタンができている

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以上でスライドショーの作成は完了です。あとはメニューのタイトルを入力し、

レイアウトを整えるなど、通常のオーサリング作業を行ないます。

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MyDVD

Chap te r

3

プレビューでスライドショーの内容を確認する

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D V Dディーブイディー

活用ハンドブック2003年10月31日発行

著 者 小寺信良

発行人 土田米一

発 行 株式会社インプレス

〒102-0075 東京都千代田区三番町 20

本書は著作権法上の保護を受けています。本書の一部あるいは全部について、株式会社インプレスから文書による許諾を得ずに、いかなる方法においても無断で複写、複製することは禁じられています。

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■本書の解説は、Windows XPでの操作を前提にしています。■Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

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