ＤｒｏｎｅＤｅｐｌｏｙの使い方簡易ガイド②A

２０１９年４月２２日

名古屋守山ドローンスクール

DroneDeployについて

• DroneDeploy社のビジネスモデルは写真データ処理を行うクラウドサービスの提供ですが、DJIドローンの自動飛行

アプリをフリーで提供し、データ処理のトライアルユースの提供を経てクラウドサービスのユーザー獲得するマーケティング手法です。（２週間、１０回迄）

• データ処理の対象も、建設、農業、鉱業、各種調査等のマップや構造物データと広い範囲に亘ります。

• 本資料は名古屋守山ドローンスクールで行う操縦技能の受講者に対する受講前の予備知識と受講後のレビューの為に作成した資料です。

• 画面の日本語化や表示の変更、３Ｄ化モードの事前選択およびLive Map機能に対応致しました。

PCでDroneDeployのTRIAL開始

飛行計画やデータ管理は主にＰＣで行う。

iPadにアプリをインストール

iPad等タブレットでも会員登録は出来る。フライト時はタブレットをプロポに接続して使う。

PCで飛行計画を作成１

PCのログイン画面。（通常は米国サンプルが２つ）「新しいプロジェクト」をクリックする。

Google検索的に住所の一部を入力し、一番近い住所を選ぶ。

PCで飛行計画を作成２

ターゲットのエリアの近くが表示されるので、地図をずらして、＋－で大きさを調節する。

PCで飛行計画を作成３

「ここにプロジェクトを作成する」をクリックする。

PCで飛行計画を作成４

プロジェクト名を記載する。

PCで飛行計画を作成５

４隅をドラッグ、各辺の真ん中を引張り、エリアを成形、プロジェクトの副題インプットも可、構造モードをオンにする。

PCで飛行計画を作成６

詳細設定で各写真の重なり等を調整（進行方向及び隣のレーン）、また、DJIGoアプリとのカメラ設定連携等その他設定を行う。

PCで飛行計画を作成７

風向き等考慮して飛行方向の調整を行った後に、フロッピーマークをクリックして飛行計画を保存する。

PCで飛行計画を作成８

飛行計画の保存が確認出来たら、iPadで自動飛行を実施。

PCで飛行計画を作成９

iPad上にも作成済の飛行計画が表示される。作成した「ドローン飛行場周辺」をタップする。

iPadで自動飛行を実施１

ドローンを起動させて、iPadと接続する。

iPadで自動飛行を実施２

チックリストマークをクリックすると飛行可能可否を自動判定。

iPadで自動飛行を実施３

iPadで自動飛行を実施４

チェックリストがすべて緑になったら、飛行可能。矢印マークをクリックする。

ドローンが離陸を開始し、Start地点に移動。

iPadで自動飛行を実施５

画像取得を開始。

iPadで自動飛行を実施６

画像の縮小表示では既存の画像上に飛行計画が表示される。

iPadで自動飛行を実施７

構造モードを指定した場合には天底写真を平行したウェイポイントに従い撮影後、外形に沿って５ｍ毎に５０度～６０度の間で斜めに撮影する。

iPadで自動飛行を実施８

指定エリアの周りから斜めの画像を取得中。

iPadで自動飛行を実施９

iPadで自動飛行を実施１０

画像の取得を終了後、離陸地点に移動。

iPadで画像をアップロード１

ドローンが着陸すると、この画面に変わり「今すぐアップロード」を選択するとSDの取得画像がiPad経由でサーバーにアップロード。

iPadで画像をアップロード２

ドローンからiPadに取得画像が転送されている時の表示。同時にiPadからサーバーに転送が開始される。

iPadで画像をアップロード３

iPadへの取得画像の転送が終わり、iPadからサーバーに転送が継続されている。ドローンの電源はOFF出来る。

自動飛行の中断１

右下のマークをクリックすると、自動飛行を中断して離陸地点に帰還。

「飛行を続行」をクリックすると、中断地点から再開する。

自動飛行の中断２

作成マップの表示（３Ｄ）①

ドローン飛行場の３Ｄの表示の例。

作成マップの表示（３Ｄ）②

北側を拡大表示したもの。

作成マップの表示（植生データ）

VARIは可視光でNDVIを模擬するデータだが、目的により植物の健康状態や密度および種類等を判別する為に利用。

植生マップの拡大

マップを拡大することで、個々のプラント単位での状況把握も可能。

作成データの表示（高さ）

河川敷で高低差が少ないが、撮影データから作成出来る。

ＬｉｖｅＭａｐ

iPad上で２Ｄマップを即時作製。赤外線カメラ搭載のドローン

では太陽光パネル等の情報をリアルタイムに把握可。データアップロードで３Ｄ化される。

ＬｉｖｅＭａｐの例①

リアルタイムでの２Ｄマップ画像。

ＬｉｖｅＭａｐの例②

フライト直後の植生データ画像。

ＬｉｖｅＭａｐの例①＋

補正後の２Ｄマップ画像（画像データのアップロード前）

ＬｉｖｅＭａｐの例②＋

補正後のＶＡＲＩ画像（画像データのアップロード前）