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PLEXUS PDM簡易操作ガイド


目次

●ご使用いただく前に 3・事前設定1 4・事前設定2 5

●PLEXUS PDM概念 6・ワークスペース管理概念 7・マスタ管理概念 8・分類/仕様/発番管理概念 9・製品構成管理概念 10・Standard Editionの運用フローイメージ 11・設計変更/流用設計の概念 12・承認フロー概念 13

●機能＆操作 –基本機能編- 14

・ログイン 15・基本的な画面構成 16・エントランス画面（掲示板） 17・エントランス画面（その他） 18・製品情報登録/検索画面① 19・製品情報登録/検索画面② 20・製品情報登録/検索画面③ 21・新規マスタ登録 22・新規マスタ登録（分類・プロパティ設定） 23・マスタ更新 24・ファイル管理 25・ファイル登録 26・ファイルダウンロード＆削除 27・一括ダウンロード 28・データ検索① 29・データ検索② 30・検索結果画面 31・展開処理 32・展開条件設定 33・展開表示レベルの変更 34・展開画面構成 35・表示結果内検索 36

●機能＆操作 –設計/設計変更機能編- 37

・設計変更開始 38・中間品からの設計変更 39・流用設計開始 40・仮発番→正式発番 41・設計変更/流用設計の取り消し 42・マスタ及び構成の削除 43・構成追加（ドラッグ＆ドロップ） 44・構成追加（行の挿入） 45・構成追加（展開上にあるデータの別箇所挿入） 46・セル値編集 47・派生履歴管理 48・旧版管理 49・マトリクス部品表 50・マトリクス部品表（操作例） 51・BOM間比較 52・構成一括変更 53・BOM比較取込 54

●機能＆操作 –承認フロー機能編- 55

・承認フロー（フローの流れ） 56・承認フロー開始（依頼データの登録①） 57・承認フロー開始（依頼データの登録②） 58・承認フロータスク一覧 59・承認フロー（設計依頼書等ファイルの登録） 60・承認フロー（承認フロー詳細情報表示） 61・承認フロー（否認/タスクの取り下げ） 62・承認フロー（承認担当の変更） 63・承認フロー（チェックイン処理時のチェック） 64・承認フロー（その他機能/フロー定義） 65

●機能＆操作 –その他機能編- 66

・CSVインポート/エクスポート 67・CSVエクスポート 68・表示内容個人設定 69・カラム表示個人設定 70


ご使用いただく前に


事前設定1

PLEXUS PDMは、下記条件のInternet Explorerで動作します。（バージョンは7～10を推奨）・解像度・・・ 1024ｘ768以上

・文字フォントサイズ・・・中（推奨）、小、小

・セキュリティレベル・・・ローカルイントラネット、信頼済みサイトに指定

・メモリ・・・ 512M以上

使用する前に、事前にInternet Explorerの設定画面で下記項目の設定を行う必要があります。

「Webサイトを表示するたびに確認する」を選択し、「OK」を押下します。

ポップアップブロックは解除してください。Google Tool Barなどを利用されている場合、これらにもポップアップブロックの設定が可能なため、ポップアップを許可する設定にしてください。


事前設定2

ダウンロードしたJAVAランタイムのメモリ設定を行います。

メモリ設定を行わない場合、JAVAアプレットに割り当てられるメモリが64MBとなるため、

JAVAアプレットがメモリリークとなり、正常に動作しない場合があります。

-Xmxの後に割り当てる大ヒープサイズの大きさを記述します。PCに搭載されているメモリの70%程度を目安にします。


PLEXUS PDMの概念


ワークスペース管理概念

【公開領域】

【A事業部作業領域】

PLEXUS PDMでは公開領域(ベースライン)と作業領域(ワークスペース)の空間管理がされており、公開領域と作業領域でデータのやりとりを行なうことにより自動で改版管理がされる仕組みとなっています。作業領域はプロジェクト単位や部門単位で作成することが出来、例えば設計変更の際は公開領域から作業領域にデータを持ち出し（チェックアウト）変更を行います。承認されると改版され公開領域にデータが戻り（チェックイン）、改版された新BOMデータが元データとともに管理されます。

【ベースライン】

【ワークスペース】

【B事業部作業領域】【C事業部作業領域】


マスタ管理概念

現行のPLEXUS PDMで定義されているマスタを管理します。（管理者と一般ユーザで表示マスタを変えることができます）

①プロジェクトプロジェクトを管理するマスタ。

②製品製品（機種）を管理するマスタ。

③品目ユニット、アセンブリ、部品情を管理するマスタ。

④図面2D図面などを管理するマスタ。

⑤文書文書データを管理するマスタ。

⑥依頼設計(変更)依頼/承認依頼を管理するマスタ。承認フローマスタでもある。

⑦構成品目-品目等の親子関係を管理するマスタ。数量やロケーション（部番）などを管理し、部品表の基になるデータ。

⑧大/中/小分類品目などのメインとなる各マスタの属性として管理されるマスタ。例）機械部品（大）-留具（中）-ネジ（小）

⑨分類項目仕様（スペック）項目を管理するマスタ。中分類と関連付ける。

⑩メーカー購入品等の品目属性として管理されるメーカーマスタを管理。

⑪材質購入品等の品目属性として管理される材質マスタを管理。

⑨ワークスペース（WS）作業エリアを管理するマスタ。このマスタを新規登録するとWSが作成される。

⑩ストレージWSと連動して、ファイルの格納先フォルダを指定するマスタ。

⑪発番発番を定義するマスタ。中分類と関連付ける。


分類/仕様(スペック)/発番管理概念

シリーズ

機種A

処理速度

重量

外形寸法(W)

外形寸法(D)

外形寸法(H)

測定対象

小検体量

電源容量

ソフト仕様

測定項目

塗装色

オプションA

機種B

オプションC

オプションB

値 A

値 B

値 C

あり

なし

自由入力

・プルダウン選択式・テキスト入力・チェック選択の設定が可能

大分類中分類

分類(仕様)項目仕様値

PLEXUS PDMでは全てのマスタ（品目･図面･文書、等）に対し大分類・中分類・小分類を定義します。中分類毎に発番・分類（仕様）項目を設定可能です。発番は「ユーザ情報」「固定値」「日付情報」「連番」の組合せ設定が可能です。

採番１固定

採番１連番

発番


部品図面

ビュー図面

部品図面

製品構成管理概念

プロジェクトや製品（機種）をトップに、品目や図面、文書データを構成データでツリー管理します。

依頼データ（ワークフロータスク）は承認対象データを仮想リンクで関連付けられます。

プロジェクト

依頼（新規機種出図）

機種（品目） 002

ASSY（品目） 112

組図（図面） 002

組図（図面） 112

部品（購入品） 211

部品（品品） 212

部品（品目） 21３

部品図（図面） 21３

設計連絡書

組立図面

ビュー図面

3D図面

3Dビュー

組立図面

ビュー図面

購入仕様書

ビュー図面

座標（図面） 112-01 座標ファイル

ﾌｧｰﾑｳｪｱ（品目） 003 実行形式ﾌｧｲﾙ

開発計画（文書） A-10 購入仕様書

構成データには；・数量・ロケーション（部番/回路番号）・親子関係・有効期間等の情報が管理されます。

メタデータ

実体ファイル

依頼（新規部品出図）設計連絡書

部品図（図面） 21３

依頼データと品目/図面/文書との関連は仮想のリンク情報で管理します。


運用フローイメージ

製品に関連するあらゆるデータを一元管理することを想定しており、下図のような運用フローイメージを想定した

機能が用意されています。

※ 上記運用フローは標準例です。

時間軸

プロジェクト統括ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

起案登録

営業部門客先図書

の登録

設計部門

設計計画

関連図書

の登録

基本設計

機種

構想図

の登録

詳細設計

部品図等

の登録

部品

設計承認

機種設計

UNIT設計

組立品

設計承認設計変更

製造（生技）部門部品

製造承認

部品図面

出図受領

組立品

製造承認

部品表

組図

出図受領

品証部門部品図面

出図受領

部品表

組図

出図受領

性能評価

試験結果

登録

不具合

設変依頼

の登録

購買部門部品図面

出図受領

部品表

組図

出図受領

新規設計フェーズ設計変更フェーズ

コスト

シミュレー

ション

評価


設計変更/流用設計の概念

チェックアウト/コピーアウト処理により設計変更/流用設計が簡単に行えます。チェックアウトを行うと、ワークスペースに自動で改版アイテムを生成します。コピーアウトを行うと、ワークスペースに仮発番されたアイテムを生成します。チェックアウト/コピーアウトは正展開/逆展開から実行可能です。

品目 010 （01版）

品目 011 （01版）

図面 010 （01版）

図面 011 （01版）

購入品 111 （01版）

購入品 112 （01版）

品目 11３（01版）

図面 11３（01版）

組立図面

ビュー図面

組立図面

ビュー図面

購入仕様書

購入仕様書

品目 012 （01版）

図面 112 （01版）組立図面

ビュー図面

組立図面

ビュー図面

品目 010 （02版）

品目 011 （02版）



品目 #010 （01版）

品目 #011 （01版）

図面 #010 （01版）組立図面

図面 #011 （01版）組立図面

レ

レ

レ

レ

チェックアウト

コピーアウト

ワークスペースベースライン

※チェックアウトされると元データはロックされ、二重設変が出来ないよう制御されます。またベースライン上の元データの属性には、誰がいつどのワークスペースに持ち出したか情報が入ります。


承認フロー概念

承認フロー機能によりアイテム承認・配布・受領が行えます。承認フロー履歴はDB管理されISOにも適用します。

自分宛承認依頼の一覧表示。この画面で複数タスクの承認・否認処理が可能。

依頼マスタの詳細情報を確認。

承認対象となっている品目、図面、文書アイテムの一覧を表示。

対象のPDF等のファイルの表示。

承認フローは依頼マスタを登録し承認対象アイテムを関連付けて承認を開始します。依頼マスタは設計依頼と承認フロー情報を統合管理するデータです。開始されるとワークフロータスクが発行されます。エントランスからWFタスク一覧を押下すると、自分宛処理依頼の一覧を表示できます。タスク一覧画面から承認処理の他、依頼マスタ詳細情報や、承認対象アイテムの一覧及びそのファイルが表示できます。また例えば否認され戻されたワークフロータスクは、依頼マスタの情報変更や、承認対象アイテムの追加削除などの操作が可能になります。

※本ワークフロー機能は分岐フロー処理は定義できません。


PLEXUS PDMの機能＆操作

ー基本機能編ー


アプリケーションの起動とログイン

PLEXUSポータルのサービスメニューページにある「アプリケーションを起動する」をクリックすると、自動的にログイン処理が行われ、アプリケーションのエントランス画面が開きます。

PLEXUS PDMエントランス画面

PLEXUS Portal サービス画面


基本的な画面構成

ログイン後の画面構成は以下の通りです。

エントランス画面は本システムのポータルです。

掲示板機能

エントランス画面

製品情報検索/登録画面

承認フロー（タスク一覧）画面

ログアウトを行います。


エントランス画面（掲示板）

掲示板は本システムの利用者に対する「お知らせ」機能として使用できます。

既に登録されているカテゴリから選択することもできますし、入力して新規カテゴリを作成することもできます。

他アドレスを入力することによりリンクを作成することができます。

クリックすると詳細画面に切り替わります。返信情報を登録することができます。


アクセスログ管理（管理者機能）ユーザ毎の操作履歴が一覧形式で確認できます。

セッション管理（管理者機能）ログイン状態を確認でき、セッションの削除が可能です。

ユーザ操作でパスワード変更が可能です。

エントランス画面（その他）


製品情報登録/検索画面①

各メニューから実行できる機能は下記の通りです。メニューから実行できる機能のうち、よく利用する機能はアイコン配置したり、右クリックメニューに登録することも可能です。

登録/更新・登録：新規でマスタの登録を行う機能。・現在のマスタの登録：アクティブなタブの検索結果・登録結果で表示されているマスタ種別と同様のマスタ種別で新規マスタ登録を行う機能。・詳細更新画面：検索・展開表示されているマスタを１つ選択して詳細更新画面を起動する機能。・マスタの詳細：通常表示する属性カラム設定以外に詳細表示用の属性カラム設定をした場合、その設定で属性表示する機能。・削除：選択したマスタの削除を行う機能・変更の取り消し：編集保存する前の状態で、チェックしたマスタの変更の取り消しを行う機能。・変更の保存：変更した属性や構成情報を保存する機能。・リロード：新の状態で再表示する機能。・インポート： CSVデータをインポートする機能。・エクスポート： CSVデータをエクスポートする機能。・PJ構成テンプレート：ベースラインの指定した親アイテムからALLレベルでコピーアウト＆発番を行いワークスペースに新規マスタ＆構作成さを行う機能。

検索・検索：マスタ種別選択してマスタの検索を行う機能。・現在のマスタ検索：アクティブなタブと同種類のマスタ種類に対しマスタ検索する機能。・表示結果内検索：検索/展開した結果画面内で、特定の文字列にヒットするセルを検索する機能。

セル編集・切り取り：選択したセルの値を削除する機能。・コピー：選択したマスタ（列）あるいはセルをコピーする機能。・貼り付け：コピーしたマスタあるいはセルを別の列やセルに貼り付けする機能。・値のクリア：選択したセルの値をクリアする機能。・挿入して貼り付け：コピーしたマスタ（列）をチェックしたアイテムの下列に挿入貼り付けする機能。・行の追加/5行追加：検索結果や展開結果に対し空白行を追加する機能。

展開操作・正展開/逆展開：選択したマスタから正/逆展開する機能。・L+/L-：展開表示している状態に対し一括で展開レベルを＋ーして表示する機能。・展開条件設定：展開条件設定画面を起動する機能。・マトリクス部品表：複数の親マスタ選択あるいは共通の子マスタ選択から1レベル毎のマトリクス部品表を表示する機能。・BOM比較表： 2種類の親の子構成を1レベル毎に比較表示する機能。・BOM比較取込：選択したマスタに対しCSV取込により構成を作成する機能。ロケーションで比較して旧構成と比較する機能を有する。・構成一括変更：選択した子アイテムを複数の親アイテムに対し置換・削除・個数変更・追加を行う機能。

メニュー

アイコン


製品情報登録/検索画面②

各メニューから実行できる機能は下記の通りです。

実体ファイル・表示：メインファイルを表示する機能。・ダウンロード：メインファイルをダウンロードする機能。・アップロード：メインファイルをアップロード登録する機能。・複数ファイル添付：メインファイル及びマルチファイルを登録・削除・ダウンロードするための画面を起動する機能。・実体ファイル削除：メインファイルを削除する機能。

設変/流用・チェックアウト：選択した製品構成やマスタを設計変更する機能。・コピーアウト：選択した製品構成やマスタを流用コピーする機能。

承認業務・WF開始：承認対象マスタを選択してワークフローを開始する機能。・WF承認：対象のワークフロー（依頼）を選択して承認する（次ステップに進める）機能。・WF否認：対象のワークフロー（依頼）を選択して否認する機能。・WF取下げ：申請前のワークフローを取下げる機能。・WF添付一覧表示：ワークフローにリンクされている承認対象マスタを一覧表示する機能。

OtherCW・PLEXUS PDM Collaboration Suiteの各Collaboration Windowとの連携機能

設定変更・表示切替：ユーザ毎の表示設定を行うための機能。

タブ・ロック解除：画面ロックが発生した場合、ロック状態を解除する機能。・別ウィンドウ：アクティブなタブに表示されている内容を別ウィンドウに表示する機能。・タブを閉じる：アクティブなタブをクローズする機能。

ウィンドウ・ウィンドウを閉じる：製品情報登録/検索画面そのものをクローズする機能。


製品情報登録/検索画面③

登録、検索や構成展開を行うと、都度別タブが開きます。

デフォルトでは5個までタブが開き、それ以上になる場合は、古いタブをクローズする動きになっています。

各タブには、その操作結果を意味するタブ名が表示されています。

ベースラインの品目の検索結果

ベースラインの品目からの正展開（親→子）結果

ワークスペースの品目の検索結果

ワークスペースの品目からの正展開（親→子）結果


新規マスタ登録

各マスタの新規データは必要属性入力や分類指定を行い登録を行います。選択した中分類に対し発番設定されていれば自動発番します。手動でコード入力していた場合は、手動入力を優先します。登録実行すると別タブ上にレコードが1行作成されます。マスタアイコンは中分類毎に定義することが出来ます。

マスタ選択属性入力

登録する作業エリアを指定

マスタアイコン


新規マスタ登録（分類・プロパティ設定）

新規マスタ登録時、分類指定や、分類に応じた仕様項目（個別プロパティ）登録を行う場合は、下図のような操作にて行います。

大

中

小

大・中・小分類の選択は、対象の大分類にチェックを入れると下位の中分類が表示される動きとなっており、後の小分類にチェックを入れると全ての分類名の値が入る。

分類が指定されると、予め設定されている分類仕様項目が個別プロパティタブに動的に表示される。必要な内容を入力設定する。


マスタ更新

マスタの属性更新はExcelライクな画面上で行えますが、対象マスタを選択し詳細更新画面を起動することも可能です。


ファイル管理

品目/図面/文書等の各マスタに対し複数のファイルを管理させることが可能です。メインファイルには出図対象やビューイング対象のファイル（PDFやTIFF）を管理し、マルチファイルには編集用ファイル(原ﾃﾞｰﾀ）を管理します。メインファイルはマスタ選択（アイコンのダブルクリック）から直接ビューイングすることができます。

メインファイル

マルチファイル

ビューアップロードダウンロード

ファイルダウンロード


ファイル登録

ファイル登録はドラッグ＆ドロップでも可能です。メインファイル/マルチファイルの登録は検索結果や展開結果のマスタアイコン上にファイルをドラッグ＆ドロップすることで登録できます。あるいは複数ファイル添付画面の所定の領域に複数ファイルを一度にドラッグ＆ドロップ登録することが可能です。※メインファイルには1ファイルしか登録出来ません。既に登録ファイルがある場合は上書き登録します。

ファイル

ファイル

ファイル

ファイル

ソートキーを変更すると表示順序が変更できます。

マスタアイコン上でドロップすると確認画面が表示されます。


ファイルダウンロード＆削除

メインファイルのダウンロード＆削除は実体ファイルメニューから実行します。複数ファイル添付画面ではチェックを入れたファイルに対し一括ダウンロード＆削除が行えます。

ローカルフォルダ


一括ダウンロード

ファイルを一括してダウンロードできます。実行は検索結果画面、構成展開画面、WFリンクアイテム画面（WF View）から可能です。選択したアイテムの複数選択ダウンロードウィンドウを表示し、そこで選択したファイルを一括でダウンロードします。

検索結果画面構成ツリー画面

WFリンクアイテム画面

28

一括でダウンロードしたいアイテムを複数選択し、ダウンロードを実行します。

ローカルフォルダ

登録されているファイル（メイン及びマルチ）の一覧画面が表示され、チェックしたファイルを一括でダウンロードします。

ファイルのクライアントマシンへのコピー処理が行われ、ドラッグ&ドロップでダウンロードできる画面が表示されます。※ ファイルが多い場合、コピーに時間が掛かります

メインのみ、マルチのみが選択できます。


データ検索①

各マスタはワイルドカードを利用した曖昧検索、新版/旧版検索、1つの属性に複数条件指定（in）検索、各属性をAND/ORで結合しての検索、分類指定検索あるいは中分類に応じた仕様（スペック）検索、大文字小文字（全半角）一括検索が可能です。

デフォルトではチェックありの状態。チェックを外すと旧版も検索。

チェックを入れると大文字小文字を一括検索。

分類タブを選択。

検索結果を別タブに表示

分類指定されると、プロパティ（仕様）タブが自動展開。

検索エリアを指定。


データ検索②

検索条件設定は以下のような操作イメージで行います。

条件設定が完了すれば、検索開始ボタンで検索を実行します。

検索（ウィンドウ化）ボタンを実行した場合は、結果を別ウィンドウに直接表示します。

別ウィンドウ画面では属性編集などは行えません。他のマスタに構成付けなどを行うための画面です。

検索結果表示する際に、コード順を第1優先にする場合は、優先カラムに1を入れます。

In：OR条件指定Bet：Between条件指定

条件にワイルドカードが使用できます。

条件文が設定されます。


検索結果画面

検索結果画面では、ソート（並べ替え）表示やカラムの並べ替えなどが可能です。

また別ウィンドウボタンで別ウィンドウ化もできます。

別ウィンドウ化した場合表示される情報は、左フレームに表示されている属性情報になります。

ソートしたいカラムをクリックすると、昇順で並び替えます。再度クリックすると降順になります。

カラムをドラッグして表示順を移動させることができます。


展開処理

正展開/逆展開により、ツリーの親子を展開表示できますので、関連図面/文書も容易に探せます。展開条件はユーザ単位で設定できますので、品目構成のみを展開するなど、自由な表示設定が出来ます。

展開表示設定画面

以下のような設定が出来ます。・展開レベル指定・ターミネイト指定（図面まで展開されたら、それより下位は表示しない）・マスタ種類毎のON/OFF指定正展開結果画面


展開条件設定

展開条件はユーザ単位で設定可能です。「標準に戻す」に設定すればシステム設定された初期状態を有効にします。「現在のセッションのみ」で設定した場合は、次回ログイン時には有効になりません。次回ログイン以降も有効な設定にする場合は「個別設定にする」で設定してください。

構成展開を実行した際にクライアント側に内部的に読み込む構成レベルを設定します。展開件数、ネットワーク、クライアントPCのスペックを見ながら設定します。レベルを0にすると下位は読み込みません。

表示した際のレベルです。レベルをレベルALLにし、構成編集表示レベルを1にすると、内部的にはALLレベルを読み込みますが、表示されるのは1レベル下位構成までになります。

展開した際に表示するマスタ種別のON/OFF設定です。タイプは通常の構成展開時の設定です。その他BOM比較機能やマトリクス部品表機能などでの表示設定も個別に行えます。

後述の通り中間品目からのチェックアウト/チェックインが可能なため、親アイテムのチェックイン日付より下位アイテムのチェックイン日付が新しい日付になる場合があります。親アイテムのチェックイン日付などの過去時点の構成を展開したい場合、任意指定日に日付設定して展開することも可能です。「すべて」を指定した場合、親アイテムから見て過去/現在全ての構成情報を展開表示することができます。

「標準展開」「コスト展開」「サマリ展開」が指定できます。・標準展開：通常の構成展開・コスト展開：単価の積み上げ結果を表示・サマリ展開：親アイテム下位の構成を1レベルにサマリして展開表示


展開表示レベルの変更

展開結果に対し、表示レベルを一括で変更する場合は「L＋」「L－」を実行します。対象データ以下を個別にレベル変更する場合は構成ツリー上の＋－をクリックします。


展開画面構成

画面は左フレームと右フレームに分かれています。編集更新は右フレームで行って下さい。右フレームは構成タブとマスタタブを切り替えて表示できます。デフォルトはマスタタブが表示されます。各フレーム上でマウスのローラーを上下させることで、左フレーム上では上下、右フレーム上では左右に画面が移動します。


表示結果内検索

検索結果/展開結果の画面内で、文字列検索を行うことが出来ます。検索ヒットしたセルは色が変わります。



ー設計/設計変更機能編ー


設計変更開始

設計変更はベースライン上の構成展開画面で、改訂対象のデータにチェックを入れ、チェックアウトを実行することにより開始します。既にチェックアウトされているデータはステータスが仕掛り中となっており、二重にチェックアウトを実行することは出来ません。チェックアウトボタンを実行するとチェックアウトダイアログ画面が表示されます。チェックアウトダイアログで条件指定のうえ適用を実行すると設計変更が開始されます。設計変更が開始されると元データのステータスは仕掛り中となりロックされます。チェックアウトダイアログで指定されたワークスペースにデータが持ち出されますので、ワークスペースのデータを検索し、このデータに対して編集を行います。

リロードボタンを押しフレッシュ表示するとステータスが仕掛り中となる。

持ち出すワークスペース

リビジョン改訂の可否

逆展開チェックアウトを指定した場合は旧版以外の親を全てチェックアウト対象にします。


中間品からの設計変更

本来、PDMでは履歴管理の観点より、部品変更においてもその上位製品までリビジョン改訂を行う運用が望ましいのですが、上位親に影響のない互換性がある変更において上位親まで全て設計変更を行うことを回避する（図面のリビジョン変更による再出図を減らす）目的のため、中間品からの設計変更も可能です。

中間品からチェックアウトした場合、チェックアウトした中間品の互換性カラムの値を1にセットすると、チェックイン処理にて同一コードの中間品を使用している構成を無条件に新版の中間品に置き換えます。（互換性カラムの値が0のままチェックインした場合は置換えせず、ワークスペース上で構成関係が作られている親アイテムのみに新版の中間品が有効になります。）

A(01版）

B(01版）

C(01版）

E(01版）

D(01版）C(02版）

F(02版）


チェックアウト

Cを承認チェックイン

A(01版）

B(01版）

C(02版）

E(01版）

D(01版）

F(02版）


C(01版）

C(01版)は旧版となり、B、Eとの構成は展開表示されない

G(02版）

G(02版）


流用設計開始

流用設計も操作は設計変更と同様ですが、チェックアウトではなくコピーアウトを実行します。コピーアウトボタンを実行するとコピーアウトダイアログ画面が表示されます。コピーアウトダイアログで条件指定のうえ適用を実行すると、チェックされたデータを基に、ワークスペースに仮のデータ及び構成を作成します。尚、コピーアウトしても元データのステータスは変わりません。ワークスペースに作成された仮データ（構成）を検索する場合、コピーアウト情報カラムに検索条件として「元コード*」を指定して検索してください。

コピーアウト実行コピーアウトされた情報の検索/表示

コピーアウトで作成されたデータは、「＃連番」という仮コードが発番されます。


仮発番→正式発番

コピーアウトされたアイテムは仮発番状態になりますので、分類の見直しを行い、正式化します。

変更の保存により正式発番

仮発番となっているカラムを正式発番にリスト選択で変更します。


設計変更/流用設計の取り消し

チェックアウトあるいはコピーアウトによりワークスペースに作成されたデータは、後述の承認フロー申請されるまでは、チェックアウトキャンセルを実行することにより、取り消し（削除）することが出来ます。チェックを入れたマスタデータ以下に構成として紐付いているワークスペースに存在するマスタデータ及びその下位構成（ベースラインに存在するマスタデータや構成は除く）を全て物理削除します。


マスタ及び構成の削除

マスタデータ（品目、図面、文書、等）の削除は検索結果画面から行います。（構成展開画面でマスタデータの削除は出来ません。）但し、削除対象のマスタデータが、親や子マスタデータに構成付けられていた場合はエラーになります。構成データを削除してからマスタデータを削除してください。構成データの削除は構成展開画面から行います。

【マスタデータの削除】

【構成データの削除】

※注意削除ボタン実行の後、変更の保存を実行してください。

エラーの場合、エラータブにエラー内容が表示されます。リロードすれば元の状態に戻ります。


構成追加（ドラッグ＆ドロップ）

ドラッグ＆ドロップによる構成追加を行う場合、追加対象データを検索し、別ウィンドウ上でデータを選択のうえ、対象の親データにドロップ追加します。親データがワークスペースに存在する場合に可能です、ベースラインの親データには追加できません。

キーボードのCtrlやShiftで複数選択可能です。

ドラッグしたデータを構成付ける対象の親データにドロップします。ドロップはマスタアイコン上かツリー上に行います。

親データの直下に一旦構成付きます。構成タブの構成情報を変更し、変更の保存を実行することにより更新（適用）されます。

構成追加したデータの内、例えば1レコードだけ不要だった場合、保存前であれば、選択して変更の取り消しができます。


構成追加（行の挿入）

①構成展開上で直接マスタデータを登録する場合や、②構成展開上で既存データをコード指定で挿入する場合、行の挿入機能で可能です。

①の場合：下図のように空行を挿入し、必須情報を入力の上変更の保存を実行します。②の場合：下図のように空行を挿入し、既に存在するコードを手動入力して保存します。

（この場合、現在のワークスペースのデータを検索し、無ければベースラインデータを検索して構成付けます。）

親を選択して「行の挿入」を実行します。

選択した親の直下に空行ができます。デフォルトはマスタ種類が品目となっていますので、種類を変える場合は構成タブの子タイプを変更してください。


構成追加（展開上にあるデータの別箇所挿入）

構成展開上に存在するデータを同一構成の別箇所にも挿入する場合は、下図のように挿入貼り付け機能で実行できます。一旦、選択親の直下に挿入貼り付け表示されますので、変更の保存で反映してください。

※注意事項同一親データに同一子データを複数構成付ける場合は、親子間の構成データのロケーション（LOC）を重複しないように変更してください。ロケーションが同じですと、複数登録でエラーになります。ロケーションとは、部番、回路番号等の構成の識別情報として使用される情報です。尚、展開表示時の同一レベルデータの並び順は、ロケーション順を優先として、ロケーション情報がない場合コード順になります。

コピーしたいデータを選択コピー。

対象の親が選択された状態で「挿入して張り付け」を実行。


セル値編集

属性の変更はExcelライクに行えます。手動入力やセル値のコピーや貼り付けなどが可能です。編集されたセルは、保存されるまでは太字表示されます。また編集中のレコード（行）は黄色になります。尚、編集中の構成追加された行は水色、削除された行は紫色になります。また、選択したセルやアイテムをExcelにコピーペーストもできます。

太文字。

Excelにコピー貼り付け


派生履歴管理

流用設計（コピーアウト）を行った際、新品目の属性には流用元品目コードが管理されます。

この情報を基に派生ツリー展開を行うと、流用履歴をツリー展開できます。

ただし、派生ツリーはベースラインのデータのみ実行/展開可能です。

問題発生時に派生ツリー履歴をトレースしたり、流用傾向の分析により、売れ筋傾向の把握が容易になります。

展開条件設定

派生ツリー展開


旧版管理

新版データが承認チェックインされると元データのステータスは旧版になります。

旧版データを使用した場合の動作は以下の仕様になります。

・旧版データ自身はチェックアウトできない。・旧版データを下位構成にもつ親データはチェックアウトできる。

デフォルト設定では；①検索時は新版を対象②正展開は新構成を表示

尚、逆展開は旧版親も表示されます。

品目検索展開条件設定

旧版データに対する設定

チェックを外すと旧版も検索対象に。

展開時の旧版データの扱い設定。


マトリクス部品表

バリエーション設計や流用設計の効率化のため、マトリクス部品表作成機能が用意されています。

複数製品の共通性/類似性評価も容易に行え、品質性能向上やコスト削減戦略にも役立てれます。

マトリクス部品表展開は、

①共通子部品からの逆展開表示（Type-B）

②複数親選択からの正展開表示（Type-P）

が可能。

展開結果に対し、

①親追加②子追加・削除③下位構成再マトリクス展開④個数・ロケーション変更⑤Excel出力

が可能。

親品目

子品目


マトリクス部品表（操作例）

構成作成済みの親データからマトリクス部品表表示

構成のない新規類似親データを検索して追加。

子構成として必要となるものに数量等を記入。

追加すべき子データを検索追加し、巣量指定し更新。


BOM間比較

2種類の親品目を選択しBOM間比較を実行すると、直下の構成を比較表示します。また更に下位構成を再比較することも可能です。比較結果をExcel出力することも出来ます。比較は、新旧品目間、類似品目間など自由に選択比較可能です。

差分のみリビジョン違いのみ等の表示設定が可能

2つのマスタデータを選択して実行します。比較対象は検索して選択することもできます。

差分状態をアイコンで表示します。

検索画面


構成一括変更

変更内容

対象親品目

【個数変更】個数変更対象の子品目を選択し一括変更画面を起動します。変更前欄に選択された子品目が表示されます。個数欄で個数を変更します。下段に選択可能な対象親選択画面が表示されますので、対象親にチェックを入れ変更実行を行います。（置換を選択した時点で、変更対象子品目を下位構成に持つ親品目がリストアップされます。）

【置換】置換対象の子品目を選択し一括変更画面を起動します。変更前欄に選択された子品目が表示されます。変更後の子品目を検索し設定します。下段に選択可能な対象親選択画面が表示されますので、対象親にチェックを入れ変更実行を行います。（置換を選択した時点で、変更対象子品目を下位構成に持つ親品目がリストアップされます。）

【削除】削除対象の子品目を選択し一括変更画面を起動します。変更前欄に選択された子品目が表示されます。下段に選択可能な対象親選択画面が表示されますので、対象親にチェックを入れ変更実行を行います。（削除を選択した時点で、削除対象子品目を下位構成に持つ親品目がリストアップされます。）

【追加】追加したい子品目を選択し一括変更画面を起動します。個数等をセットし、下段の親構成検索から対象親を検索し、親選択を

行い、変更実行を行います。

一括変更画面

検索画面

検索結果画面

複数の親品目に対し、一括で子品目の数量変更、置換、削除、追加が行えます。

一括処理対象の親品目はワークスペースにチェックアウトされている必要があります。

展開操作メニューの構成一括変更を実行すると下図の画面が表示されます。


部品ﾘｽﾄCSV

ロケーション（回路番号）をキーにして比較します。追加、削除、変更がグラフィカルに表示できます。変更前変更後

電気CAD等から出力されるCSVを取り込むことにより、チェックアウト前（設計変更前）の構成と比較表示を行い、

取込実行により構成変更を行うことが出来ます。比較はロケーションで行います。

本機能は構成変更のためのものですので、品目マスタは事前に登録されている必要があります。

BOM比較取込



ー承認フロー機能編ー


承認フロー（フローの流れ）

承認フローは依頼データ（ワークフロータスク）を使用して、下図のような流れで処理が進みます。フローは後述のセキュリティツールで定義可能です。

依頼データ登録依頼申請検討承認チェックイン

申請アイテム登録・リンク及び配布先/配布アイテムの設定。

メール通知

メール通知

承認否認

承認否認

承認

否認

承認承認

ベースライン

承認が実行されると申請されていたアイテムはﾁｪｯｸインされる。

チェックイン


承認フロー開始（依頼データの登録①）

依頼データ（ワークフロータスク）は、検索結果画面や構成展開画面で承認対象の品目や図面等を選択して発行がてきます。依頼データ（ワークフロータスク）の発番は、品目や文書などのマスタと同様に中分類に応じて自動発

番もできますし、コードを手動登録することも可能です。

承認フローの開始画面が開きます。既にフロー登録されており、かつ申請されていないタスクがあれば、タスク一覧に表示されます。リスト内のタスクを選択して追加で承認対象を追加することもできます。

新規でフローを開始する場合は、WF新規登録を実行すると、フロー（依頼）データの入力画面が開きますので、必要事項を入力します。尚、WF定義番号は選択設定必須となっていますので、ダイアログから選択します。

定義されているフローのうち、承認対象データを関連付け可能なフロー定義一覧が表示されますので、選択設定します。どのようなデータが関連付け可能かどはフロー定義で設定します。

登録実行するとタスクのコードが発行され、画面が更新されます。

発行ボタンを実行せず閉じると、フローは「登録」状態となります。発行ボタンを実行すると、「申請」状態となり、次の処理担当者にフローが廻ります。発行時にはコメントダイアログが表示されます。入力は必須ではありません。

コメントダイアログ

タブの切り替えによって、フロールートの表示や、フローに関連づけられたマスタデータ一覧の表示ができます。


承認フロー開始（依頼データの登録②）

依頼データのみを発行し、後から承認対象の品目や図面等を関連付けることも可能です。依頼データのみ発行するのは新規設計依頼など、承認対象の品目や図面などが未作成の場合です。

後から承認対象データを関連付ける場合、WF開始実行し、既に登録されているワークフロータスクを選択します。

登録済みワークフロータスク


1：タスク承認承認コメントダイアログが表示され、チェックしたタスクに対して承認処理を行ない、次のステップに処理を廻します。

2：タスク否認否認コメントダイアログが表示され、チェックしたタスクに対して否認処理が行えます。

3：タスク取り下げチェックしたタスクの承認申請を取り下げます。申請後に承認処理が進むと取り下げできません。

4：タスク検索依頼データ（タスク）の検索条件入力画面を表示し、指定した条件で検索した結果を一覧表示します。承認済みタスクも検索できます。

5：本人業務タスク一覧自身宛てに依頼が来ているタスク一覧を表示します。

6：実行中タスク一覧自身の関与に関係無く、承認が完了していないタスクの一覧を表示します。

7：タスク詳細選択したタスクの詳細更新ウィンドウを表示します。詳細更新ウィンドウでは、承認対象のリンクアイテムの表示・追加も可能です。

8：リンクアイテム一覧表示承認対象データを製品情報登録/検索画面に一覧表示します。

9：ファイル登録/削除選択した依頼データ（タスク）に対するファイルの登録・削除が可能なウィンドウを表示します。

10：ファイル表示選択した依頼データ（タスク）に登録されているメインファイルを表示します。

11：リロード表示現在表示している一覧画面をリフレッシュし新状態で再表示します。

承認フロータスク一覧

依頼データが登録されると、エントランスから表示されるWFタスク一覧画面に検索・表示できる状態になります。WFタスク一覧ボタンを押下した際、ログインユーザ自身が処理すべきものが初期一覧表示されます。


承認フロー（設計依頼書等ファイルの登録）

依頼（ワークフロータスク）データには申請前（登録状態）であればファイルを登録することが出来ます。

設計依頼書、通知書などのExcelファイル（必要に応じてPDFファイル等）は依頼データ登録時、または下図の

ように依頼データ登録後申請前にファイル登録します。

ファイル


承認フロー（承認フロー詳細情報表示）

依頼データ（ワークフロータスク）に関する依頼詳細や承認対象データを下図のように表示できます。

マスタ種別が混在していても表示可能。

複数の依頼を選択し、まとめてリンクアイテムをビュー表示可能。


承認フロー（否認/タスクの取り下げ）

承認申請後、否認されると依頼データ（ワークフロータスク）登録者に戻り、アクティブステップが登録状態に戻ります。否認されると、依頼データ（ワークフロータスク）の版数が自動で改訂され、否認された際の依頼データ（ワークフロータスク）も履歴として残ります。

またタスクの取り下げを行うには、依頼データ（ワークフロータスク）のアクティブステップが申請前（登録の状態）であることが必要です。

アクティブステップが申請状態の場合は、一度否認する必要があります。

否認されると自動で改訂されます。タスク検索にて旧版データを検索することもできます。


承認フロー（承認担当の変更）

フロー定義によりデフォルトの処理担当が決まっていますが、代理処理可能な担当一覧から代理者に変更することができます。変更処理実行可能なのは、依頼データ（ワークフロータスク）登録者もしくは、代理者を指定するステップの当初処理予定者になります。

代理者候補リストから代理者をクリックして指定。

代理者名がはいたっら更新。

特定フローの担当変更の場合

複数フローの担当変更の場合

変更すべき担当者を指定。

指定された担当者名を含む実行中のフロー定義一覧が表示される。

代理者を指定して更新。


承認フロー（チェックイン処理時のチェック）

承認処理において、親アイテムの承認処理時に構成の下位アイテムが承認未完了の場合、親アイテムの終承認（チェックイン）は実行できずエラーとなります。

依頼（新機種）機種 001

ASSY 011

ASSY 021

組図 001

組図 011

部品 111

部品 113

組図 021

部品 211

部品 212

部品図 111

部品表 011依頼（新部品）

部品 112

部品図 112

依頼（新組立品）

部品表 011

依頼（新組立品）

下位の部品承認が完了しないとチェックインできない。

下位のASSY承認が完了しないとチェックインできない。


部品 111

部品図 111

親子アイテムを同時に承認処理することが可能。


承認フロー（その他機能/フロー定義）

【承認フロー機能概要】

①依頼データ（ワークフロータスク）一覧画面

・承認フロータスク（依頼データ）の検索表示

・複数フローをまとめての一括承認処理

・リンクアイテムのRIA画面への表示

②依頼データ詳細画面

・リンクアイテム一覧表示

・リンクアイテムのファイル表示/登録/更新/削除/取出し

・リンクアイテムの追加/削除

・リンクアイテムの表示順変更

③担当者一括変更

・複数フローの処理担当者をまとめて変更

【承認フロー定義】

承認フロー定義はセキュリティツールにて設定します。（右上図イメージ）

承認対象アイテムのマスタ種類及びその分類（小分類）、あるいはマスタ属性をチェックし、対象フロー（依頼データ）に

リンク可能かを制御できます。

※ 詳細は「PLEXUS PDM V3.10 セキュリティ設定ガイド」を参照

ワークフロー定義画面



ーその他機能編ー


CSVインポート/エクスポート

CSVのインポート/エクスポート機能により、各マスタの属性更新、製品構成の変更が可能です。

CSVのインポート/エクスポートは所定のフォーマットで実行できます。インポートは、CSVと実体ファイル（メインファイル）をZIP形式で圧縮して取り込めば、ファイルの登録も可能です。

※ファイルの登録は品目/図面/文書の登録・更新時で実行可能で、CSVデータの属性にファイル名を記述する必要があります。エクスポートは検索結果、展開結果をCSVに出力できます。

PLEXUS PDM DB

CSV

CSV


CSVエクスポート

CSVエクスポートは検索結果からの出力と構成展開からの出力で異なります。検索結果からの出力では、添付ファイルの出力やマスタのプロパティ（分類仕様）の出力も可能です。構成展開での出力の場合は、出力対象のトップのマスタデータを選択して実行してください。

メインファイル

チェック：チェックしたマスタ以下の構成をインポートフォーマットで出力

展開情報：チェックしたマスタ以下の構成を固定フォーマットExcelで出力

RIA表示項目：画面に表示されている内容（マスタ＆構成）を出力

検索結果構成展開結果

チェック：チェックしたマスタをインポートフォーマットで出力

検索条件：検索結果全てをインポートフォーマットで出力

RIA表示項目：画面に表示されている内容を出力


検索結果・展開結果毎に各マスタ種類単位で表示項目を設定可能

よく利用する機能をメニュー直下にアイコン表示設定あるいは右クリックメニューに設定可能

検索結果の1ページあたりの表示上限を設定可能

表示内容個人設定

検索結果、構成展開結果、アイコン、右クリックメニュは個人設定が可能です。設定内容の適用には、設定保存後「製品情報検索/登録画面」をクローズする必要があります。


カラム表示個人設定

カラム表示項目の設定は、対象マスタ単位で行えます。

基本項目：左フレームに表示する項目です。標準項目：検索結果の右フレームに表示する項目です。詳細項目：標準項目での表示設定とは別に、多量の項目を表示したい場合に設定する項目です。展開マスタ：構成展開した際の右フレームに表示する項目です。

※注意事項構成展開の右フレームでは、品目や図面など、異なるマスタデータを表形式で表示します。そのぞれのマスタ種類によって管理属性が異なる場合、同一列に異なる属性が表示されることになります。選択されているマスタ種別に応じた属性名称が動的に表示されます。

図面が選択されていれば図面属性名を表示。


PLEXUS PDM 簡易操作ガイド

発行株式会社電通国際情報サービス〒108-0075 東京都港区港南２－１７－１電話 : 03-6713-7111ホームページ : https://portal.plexusplm.com

作成株式会社コア〒154-8552 東京都世田谷区三軒茶屋1-22-3 コアビル電話 : 03-3795-5118ホームページ : http://www.core.co.jp/openpdm/

発行日初版 2010年8月改訂 2013年1月

無断複製は禁じます。記載の会社名、各製品名は各社の商標または登録商標です。

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