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FIREWINDやOzzy Osbourneバンドで世界に名を轟かせた新世代ギター・ヒーロー筆頭GUS G.が

入魂のソロ・アルバム『I Am The Fire』をリリース!!

FIREWINDやOzzy Osbourneバンドで世界に名を轟かせた新世代ギター・ヒーロー筆頭GUS G.が

入魂のソロ・アルバム『I Am The Fire』をリリース!!このアルバムにはとにかくギターがいっぱい詰まっている。演奏の種類は異なっている。アコースティック、ブルース・ロックもあれば、シュレッドも山ほどだ。これまでで最もソウルフルな演奏もいくつかあるが、最もエクストリームなものも含まれている。

-ギター・ソロには2種類あって、1つは論理的に組み立てられたもの、もう1つはインスピレーションに従って偶発的なものだと思います。自分はどちらだと思いますか?

俺は偶発的な方のカテゴリーに入るだろうね。僕のソロの90%は考えたものだが、これはジャムや即興から生まれている。それがベストのアイデアやメロディはそういう形で浮かぶんだ。でも最終的には、自分のソロを組み立てるのが好きなんだけれども。

-特に多くのギタリストが「Vengeance」や「Terrified」を気に入っています。「I Am The Fire」はバンドで制作されていますが、ギタリストとして純粋なインスト・アルバムには興味がありますか?

あまりないな。もうインストのギター・アルバムは聴かないんだ。お気に入りのものはあるけれども、自分で完全なインスト・アルバムを作ったら退屈だろうと思う。ヴォーカル入りの素晴らしい曲というアイデアの方が俺にはアピールするんだ。でも素晴らしい曲には素晴らしいギター・ソロが必要だけれどね!

-あなたは最も忙しいHR/HMギタリストだと言っても言いすぎではないと思います。FIREWINDとOzzy Osbourneの両方で演奏を続けるのですか?

もちろんだ!

-日本オンリーのボーナス・トラックについて教えてください。

これは俺の書いたインスト・トラックで「Without You」というタイトルだ。Joe Satriani風のヴァイブがあるんだ。とてもメロディアスだが、長いアウトロのソロがあり、これは完全な即興だ。日本のファンが気に入ってくれるといいな。

-昨年のBlackstar Ampクリニックは大成功だったそうですが、そのことについて教えてください。

Blackstar Ampのために日本で何度かクリニックをしたんだ。日本でまた演奏して、自分のファンと会えたのは楽しかった。バッキング・トラック付きで数曲演奏したが、どのように自分のサウンドを確立したのか、どういうギアを使っているのかについても話したよ。

-リリースやツアーなど、今後の予定を教えてください。

3月にUli Jon Rothとギリシャをツアーし、5月にはMarty Friedmanと共同ヘッドライナーで欧州を回る。そのあとは決まっていないが、夏と秋のツアーについて話し合っているところだ。

-日本のファンにメッセージをお願いします。

どうもありがとう、日本のみんな!変わりないサポートに感謝している!早く日本に戻って、みんなのために演奏したいよ!

インタビュアー:藤崎 実

-初のソロ・アルバム『I Am The Fire』リリースおめでとうございます。今の気持ちをお聞かせ下さい。

ありがとう。アルバムについては満足しているし、誇りにも思っているよ。ファンも気に入ってくれるといいな。

『I Am The Fire』のコンセプト、それに歌詞について教えてください。

全体としてのアイデアは、特定のバンドなしでアルバムを作ろうというもので、自分が尊敬していて一緒にやりたいゲストや友人たちをいろいろ迎えようと思った。音楽的には、このアルバムでは、よりハード・ロックっぽいものやモダンなロックなど、いろいろな方向性を追求したんだ。

-ファンはMats Levenがヴォーカリストとして音楽シーンに復帰したことを喜んでいると思いますし、彼のクリアな声はこのアルバムであなたの音楽に良く合っていると考えます。Mats Levenとのレコーディングはいかがでしたか?スムーズに進みましたか?録音中のエピソードがあれば教えてください。

ありがとう、俺もMatsがぴったりと合ったと思う。俺たちは10年以上の付き合いで、いつも何か一緒にやろうと話してきたんだ。2012年の終わりに、リフをいくつか送って、Matsが俺のアイデアを自分のアイデアで完成させたんだ。一緒にやった曲は、とても楽に短時間でまとまった。だからMatsとはとてもスムーズに協力することができたんだ。

-MEGADETHのDavid Ellefsonや、MR.BIGのBilly Sheehanなどの多くの有名なミュージシャンが参加していますが、これはどのようにしてそうなったんですか?

DaveやBillyを含む多くのミュージシャンがJay Ruston経由で加わった。Jayは俺のアルバムをミックスしただけではなく、プロジェクトのためのミュージシャンを見つける手伝いをしてくれたんだ。THE WINERY DOGSのミキシングをやった関係でBilly Sheehanのことを知っていたので、Billyはどうかと言ってきた。もちろん、大ファンだったから、すぐにイエスと言ったよ!Billyが俺と一緒にやろうという気になってくれてうれしかった。Dave(Ellefson)については、JayがもともとDaveとFrank Belloのプロジェクト“ALTITUDES & ATTITUDE”でソロを弾かないかという話を持ち込んだんだ。俺は喜んで同意して、Daveがお返しに僕の曲で演奏してくれないかと尋ねたんだよ。単純な話なんだ。

-何曲か、コメントしてください。ファンに特に聴いてほしい曲はどれですか?

-1曲だけ選ぶのは難しいね!このアルバムには色々なムード、スタイル、それにカラーがあるんだ。アルバムを代表する曲は1曲だけじゃないんだよ。もしクラシック・ロック的なサウンドを聴きたければ「Eyes Wide Open」を試してくれ。でももっとモダンな何かを望むなら「I Am The Fire」や「Long Way Down」が1番だろう。シュレッドのインストが聴きたければ「Terrified」と「Vengeance」だね!

-「I Am The Fire」アルバムには、FIREWINDらしいメロディック・メタルよりも、もっと典型的なヘヴィ・メタルの要素があると思いますが、これはどのようなスタイルの音楽だと感じていますか?

このアルバムがFIREWINDにそれほど似ているかどうかは分からない。もちろん、俺の演奏はあらゆるところにあるけれども、音楽のスタイルは少し違うんだ。「I Am The Fire」は、クラシック・ロックやアメリカン・モダン・ロックからの影響がより強いけれども、FIREWINDはもっと“欧州風”のサウンドで、キーボードも多用している。このアルバムはほとんどキーボードを使っていない。

-FIREWINDの曲作りとソロ・アルバムのための曲作りの違いは何ですか?録音に際して難しかった点は?

プロセスはある程度一緒だった。スタジオですべて作ったからね。それからシンガーに送って、メロディと歌詞を仕上げてもらった。違いは、このアルバムではいろいろなアーティストと協力した点だ。レコーディングはとてもスムーズに進んだ。1人でスタジオにいると自由だったし、自分のパートを録音したあとで、他のメンバーがどう思うかを気にする必要もなかった。妥協は一切ない。いつもと違っていたし、ある意味よりリラックスできたね。

-ギタリストとして、このアルバムで特に気にした点は?

Ozzy Osbourneバンドでの活動により世界的な知名度を得ることになったGUS G.の初ソロ・アルバム。FIREWINDの音楽性とは異なり、本作は基本的には正統派ヘヴィ・メタルが核。疾走曲もあるが、どちらかというとミドル・テンポよりな聴かせる楽曲が多い。超絶技巧のギター・ソロは勿論、彼ならではの変幻自在なギター・プレイが余すことなく収録されている。ハード・プログレの香りも漂わせつつ、スピード感のあるスリリングな展開をみせるインスト楽曲では、Billy Sheehan(MR.BIG)のゲスト参加がうまく作用している。元インギー・バンドでも活躍していたMats LevenやJeff Scott Sotoの参加は様式美リスナーには嬉しいポイントだろう。 藤崎 実

GUS G.I Am The Fire2014.3.26 ON SALE!!

LABEL : KING RECORDSGENRE : HEAVY METALFOR FANS OF : ALL PURE METAL FANS

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