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Page 1: ロボットブレインコンピューティング実習 - Kansai U263 関西大学総合情報学部 授業計画 2015 ロボットブレインコンピューティング実習(秋学期

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関西大学総合情報学部 授業計画 2015

ロボットブレインコンピューティング実習(秋学期 1単位) 荻野 正樹

■授業概要 ロボットはますます我々の生活に近づきつつあり、それとともに脳とロボットの情報処理の両方の特徴について理解することが重要になってきている。本講義ではプログラムを通して両者の情報処理の基本的な特徴を体験することを目的とする。ロボットはセンサー情報と動作が協調して動くことが求められるので、演習ではカメラからの視覚情報とモータの動作を協調させる方法について学習する。講義の後半では、これまで学んだアルゴリズムを使って、グループごとに自律型ロボットのプログラミングを設計する。 受講条件:タッチタイピングができること。何らかのプログラム言語の実習をとっていること。

■到達目標 Python によるプログラミング。 シリアル通信によるロボットとの通信。 状態遷移によるロボットの動作実現。 画像処理を使った動作プログラミング。 ニューラルネットを使った簡単な情報処理。

■授業計画1.イントロダクション2.センサ信号3.運動指令4.センサを利用した衝突回避5.Sense-Think-Act6.画像処理を利用したプログラム7.プロジェクト演習(プラン作成)8.プロジェクト演習(実装)9.プロジェクト演習(実装)10.プロジェクト演習(中間発表)11.プロジェクト演習(実装)12.プロジェクト演習(実装)13.プロジェクト演習(発表会)14.脳波を使ったロボット操作15.まとめ

■授業時間外学習 Python について慣れていない場合には、実習内で紹介した教材を利用して各自調べる。

■成績評価の方法 定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。プロジェクト演習での成果を成績に反映させる。

■成績評価の基準 原則として欠席は2回までとする。

■教科書 必要な資料は授業中に配布する。

■参考書

■備考

Computing of Robot and Brain (Lab.)

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