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   《第5回 もふ🐾 萌え図鑑》 堀越啓仁 衆議院議員

� スピンオフ  風と緑とけいにんと  �   

まだ猛暑が続く八月のとある日、ある者は新幹線を乗り継ぎ、ある者は寝ている子供をそのままに、ある者は泊りの支度を整え、ある者はカメラ機材一式をリュックに詰め、そしてある者は愛しいターゲットに早く飛び掛かるべくはやる心を胸にしまいながら、我々立憲もふもふ党5名は高崎駅にどーんと降り立ったのであった。

駅で現地もふと初めてのご対面。恒例の名刺交換で「あー、あのアイコンの!」などと言うやり取りをしつつ、これから行われるインタビューへ期待と妄想を膨らませる。

これで全員集合、総勢6名となった我々は、申し訳ないことに駅まで迎えに来て下さった秘書の唐澤さんの車と、現地もふの車に分乗。

唐澤さんの車の方に乗ったもふ達は、気も早く秘書さんインタビュー開始。秘書さんとしてのけいにんさんへの思いを聞いたりした。

けいにんさんとは労働組合関係での交わりがあり、当選してから秘書になったそう。秘書の仕事は初めて。小選挙区に立つことが決まっているけいにんさんをまず皆さんに知ってもらい、選挙を乗り越える力をつけたいそうだ。

けいにんさん、当選以来5日しか休んでないとのこと。日々あちこちを一生懸命回っているのだなあ。            小一時間お話を聞きながらインタビュー場所である赤城山の中腹にある「アトリエDEF 循環の家 前橋」に向かう。

群馬の山は稜線が荒々しい。少しずつ高度が上がり耳が詰まり始めるもふ達。のどかな畑や緑濃い木々の間を抜け、車は駐車場へと滑り込んだ。車を降り、さあ取材!と気を引き締めるもふもふ達。 するとまあ、なんていうことでしょう。 周りを見回し武者震いをしているもふもふ達を尻目に、瞳を にしながらさっさとひとり小走りで会場に向けて走り出すもふが… OH… 

さっきまで上野東京ラインのBOXシートで日本の未来を熱く語り合っていたはずなのに… 何度も酒を酌み交わし時には胸ぐらをつかんで殴り合ったこともある友なのに(え?)

もうわしらのことなど眼中にないのである。彼女は上空に『けいにんLOVE』という吹き出しを浮かばせながら素早く会場に入って行った。やはりハーネスが必要だった…

2018年8月26日 @アトリエDEF 循環の家 前橋『おやまの縁日』(群馬県前橋市)            1

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住宅展示場、と聞いていたその場所は、でっかいゾウさんのバルーンがあるわけでもなく、アンケートを取るお姉さんがスタンバっているわけでもなく、まるで避暑地のマルシェのようにお洒落で可愛らしくレイアウトされていた。

入り口で「おやまの縁日」という今回のこの催し物の案内をもらい、中へ。

涼しげな緑の木立に降り注ぐ日差し。風が吹き抜けると木に結ばれたカラフルなフラッグガーランドと木漏れ日が揺れる。主催者の工務店であるアトリエDEFのモデルハウスへとつながる小道に、キッチンカーが並んでいる。その先に今回のターゲットである彼が爽やかに立っていた。

堀越けいにん 衆議院議員である 。  

黒のTシャツに青いハーフパンツ。首には手作りのバードコール(鳴らすと鳥が応えてくれる)。ラフなサンダル。すらっとしていて若い。なんていうかもう、この風景にマッチしている。

もふもふ達は相変わらず全国各地に出没しており、既にけいにんさんと面識のあるもふも。 ここでも恒例の名刺交換。どもども、もふもふ…

そして先ほどひとりわしらを置き去りにしたトンデモもふは当然ながら頭上に『けいにんLOVE』の文字が浮かばせながら熱くけいにさんを見つめていた。(早く逃げた方がいいですよ…)

今日はけいにんさんのバンドのライブがある。 Local Packing Camp がバンド名。けいにんさんはボーカル&ギターなのだ。ライブの後にインタビューの時間を頂いている。 

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道中喋り倒してハラペコのもふもふ達は、オーガニックがコンセプトの会場で玄米おにぎりや無農薬栽培のトウモロコシ、卵乳製品不使用のパニーニなどをもぐもぐと食べ、お洒落なかき氷をザクザクと食べ、豆のスープをずずずっと頂き、水出しコーヒーなどを優雅に飲みながらライブまでの時間を過ごした。  

そして。ライブの始まり始まり♬ 木と草と風と音楽の融合。 それにしても歌うまいなあー。

途中でこの様子をひとりのもふが動画ツイートしたところ、えだのん(いわずと知れた枝野幸男衆議院議員。立憲民主党代表。キャー♡)単一激推しぞっこんLOVEのレジェンドもふが「CD出てないの?欲しい!イケメンしゅごい…」とあっさりけいにん沼に落ちたくらいなのだ。

「いや、あくまでも歌い手としてのけいにんさんに」とのコメントを残して…(基本はえだのんですよね。わかってますとも、ええ。)

そしてどこでも最前列キープのもふ達が(とは言ってもいつも配慮してますよーホントです)熱く見つめる中、オリジナルの5曲を軽やかに爽やかに歌い上げ、最後の一音を大ジャンプで締めくくる。イケてますなあ~…

そしていよいよインタビュー。

小雨も降り主催者の方がモデルハウスの一室を貸してくれたのだが、このおうちは素敵で人気の為、人入りも多く申し訳ない。

雨も上がったところで外に移動。チェーンソーデモンストレーションのウィーンウィーンという音を聞きながらの野外インタビュー。

天台宗僧侶、作業療法士、ミュージシャン、政治家。 様々な顔を持つけいにんさんに質問をしていった。 真面目に、ひとつづつ丁寧に答えるけいにんさん。 彼はきちんとテーマを持ちそれに向かって真摯に取り組んでいる。 動物福祉、原発、終末医療、環境問題…。解決の道のりが長く重たいテーマは彼が選び取り、そしてライフワークとして取り組んでいくのだろう。

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でも。

キャンピングカーを自分で改装したと話す時、バードコールを鳴らして鳥の返事に耳を澄ます時、選挙の時ははっぴを着たいと笑う時、彼はとてもいい顔をするのだ。

「シェアスペースを壁を塗るところから作っていて、そこで坊主バーをやりたい」 いい顔をする。

人と違うこと、何が出来るだろう?と常に考えていると言う。 当選してから5日しか休んでいないというけいにんさん。

群馬県内を流れる利根川では鮭の稚魚の放流が行われるという。そんなイベントに出たとしたら、きっと最高の笑顔を見せるのだろう。

ぎりぎりの時間までお話をしてくれたけいにんさんに心満たされたもふもふ達は、最後まで目がハートだったもふを車に押し込み、別れ際ちぎれんばかりに車の窓から手を振り、涙を流し、カレーのイベントは絶対行きますうううう~とこだまを残して、夕日の中を高崎駅に向けて走り去っていったのであった。

そして今回のインタビューで皆が思ったこと。 「やっぱりこの人にはハーネスが必要だった…」 ね、りかこさん?

♡♡堀越けいにん衆議院議員 もふ萌え図鑑メンバー♡♡ 企画・打ち合わせ りかこ インタビュアー    あんこ@立憲もふもふ党    みみやん@えだみみ 撮影・ビデオ編集     かぴ 現地コーディネーター    kaorin スピンオフ、インタビュー執筆  find《miya》corn@立憲もふもふ党

♡Special thanks♡    アトリエDEF様             堀越けいにんイケメン秘書様                  

2018年8月26日 @アトリエDEF 循環の家 前橋『おやまの縁日』(群馬県前橋市)            4

消しゴムはんこ作家:鹿の子


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