情報科学概論第3回:情報の科学(3)
第4回:文書作成(1)
2017年6月14日
金岡 晃
授業計画
1
第1回(6/7) 情報の科学(1)
第2回(6/7) 情報の科学(2)
第3回(6/14) 情報の科学(3)
第4回(6/14) 文書作成(1)
第5回(6/21) 数値処理
第6回(6/21) 文書作成(2)
第7回(7/4) 情報分析・管理の事例学習(1)
第8回(7/6) 情報分析・管理の事例学習(2)
2017/6/14 情報科学概論
復習:情報の科学(1)(2)
2017/6/14 情報科学概論2
情報科学とは
2017/6/14 情報科学概論3
情報を扱う学問。情報学、コンピュータサイエンスとも。
情報の生成・伝達・変換・蓄積・利用などについての一般原理を考究する科学。コンピューターおよび通信ネットワークに代表される情報処理・伝達技術の著しい発達を背景にもつ。
大辞林:http://www.weblio.jp/content/%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%A7%91%E5%AD%A6
情報理論
アルゴリズムとデータ構造
コンピュータアーキテクチャ
形式言語
信号処理
確率論
グラフ理論
代数学
……
情報倫理とは
2017/6/14 情報科学概論4
1. 情報通信社会において必要とされる道徳やモラル。情報モラル。情報マナー2. 情報通信社会において生じている倫理的諸問題に対処するための学問。ネチケット、セ
キュリティー、プライバシー、知的財産権、表現の自由など、対象となる問題は多岐にわたる。
大辞林 第三版:https://kotobank.jp/word/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%80%AB%E7%90%86-294613
情報リテラシとは
2017/6/14 情報科学概論5
Information literacy is a set of abilities requiring individuals to "recognize when information is needed and have the ability to locate, evaluate, and use effectively the needed information."
アメリカ図書館協会、1989
情報リテラシとは、個人に求められる能力の集合・情報がいつ必要かを自覚する・必要な情報を効果的に、探しだし、精査して、使う
• 情報のエコシステム(生態系)の理解• 発生、流通、収集、組織、利用
• 情報を探し出すシステムとサービスの利用法• 多用な情報チャネルと資源の有効性と信頼性の評価• 必要とする情報の収集・加工・保管をするための技能• 成果発表方法• 情報関連の諸問題(著作権、プライバシ、情報公開)を理解できる知識
現代のコンピュータ
2017/6/14 情報科学概論6
オペレーティングシステム(OS)
• コンピュータを動かすにあたって最も基本的なソフトウェア• 代表的なOS
• Windows OS、Mac OS、Linux• iOS、Android
ハードウェア
OS
アプリケーション
ユーザ • コンピュータは導入するアプリケーション(ソフトウェア)で大きく性質を変える• 用途によりコンピュータを自在に変えることが
できる• 例
• 注文端末• 野球場のビジョン• デジタルサイネージ• 券売機
大別されるリテラシ
2017/6/14 情報科学概論7
コンピュータのリテラシ
コンピュータに対するリテラシ(情報を活用する能力)
メディアのリテラシ
メディアに対するリテラシ
• コンピュータの利用
• ツールの利用:情報取得、文書作成、数値処理
• 受信者としてのリテラシ:デマ、一次情報源、信頼の判断
• 発信者としてのリテラシ:著作権(剽窃、引用)、表現の自由
Windowsのファイルシステム
2017/6/14 情報科学概論8
ドライブ(Drive)
コンピューターで、ディスク状記録媒体の駆動装置。デジタル大辞泉:https://kotobank.jp/word/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-6742
HDD(ハードディスクドライブ)
SSD(ソリッドステートドライブ)
SDメモリカード
USBメモリ
Windows上ではいずれもドライブとして認識される
Windowsのファイルシステム
2017/6/14 情報科学概論9
ファイルとフォルダによりツリー構造になっている
フォルダ
ファイル
電子メールのリテラシ
2017/6/14 情報科学概論10
電子メールの構造
送信者(From)
宛先(To)
CC
カーボンコピー(Carbon Copy)。宛先となる相手以外に、参考までに送りたい場合に指定する
BCCブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)。CCと同様の使い方、しかし他の受信者が受け取るメールには表示されない。
件名(Subject)
本文
添付ファイル
端的にメールの要件を伝える例:「6月7日の情報科学概論の課題」「情報科学概論の課題についての質問」
電子メールのリテラシ
2017/6/14 情報科学概論11
件名(Subject)
おすすめの書き方。• 誰宛かを明示• 自分がだれかを述べる• 要件を伝える
本文
返信タイミング CCの意味
メーリングリスト 添付ファイル
• みなさんが持つイメージ?
– 「ネット」
– ケータイによる接続
– PCによる接続
• 悪者はWindows?→「インターネット」
• 正しい知識を
– いわゆる「ネット」「インターネット」はインターネットというネットワークを通じて提供されるサービスの1つ
– みなさんは「ブラウザ」というソフトウェアを通じて、「Web」というサービスを受けています。
インターネットとは?
2017/6/14 情報科学概論12
データの探索:単純探索、二分探索、ハッシュテーブル…
検索
2017/6/14 情報科学概論13
検索
調べて探しだすこと。特に、文献・カード・ファイル・データベース・インターネットなどの中から必要な情報を探すこと。「検索の便を図る」「索引で関係事項を検索する」
デジタル大辞泉:https://kotobank.jp/word/%E6%A4%9C%E7%B4%A2-3203
情報科学における探索(Search)
• 情報検索システムの利用• Web:Yahoo!、Google、Bing、…• コンピュータ:デスクトップ検索
我々の生活における検索
インターネット上の百科事典。誰でも記事を執筆、編集できる。記載された情報の内容は保証していない。
情報を探す
2017/6/14 情報科学概論14
Wikipedia
Google!、Yahoo!検索(Yahoo!Japan)、Bing(Microsoft)
検索サービス
分野ごとにまとめた検索サービスがあるケースも多い。学会など。
各種専門サービス
図書館
その情報は本当だろうか
一次情報:自らが仕入れた・作り上げた情報二次情報:他者を介して得た情報
情報の評価
2017/6/14 情報科学概論15
一次情報と二次情報
誤報・虚偽
情報源の信頼性
ブラウザからファイルをダウンロード
2017/6/14 情報科学概論16
どこかのWebサイトにあった画像を保存
保存したい画像の上にカーソルを持ってきて、右クリックでメニューを開く
ブラウザからファイルをダウンロード
2017/6/14 情報科学概論17
「名前を付けて画像を保存」で保存
どこに保存するか、どういうファイル名で保存するかを指定
DropboxGoogle DriveMicrosoft OneDrive
ファイルの共有
2017/6/14 情報科学概論18
電子メールで添付ファイルとして送信
LINE等のメッセージングツールを使って送信
オンラインストレージを使って共有
情報の科学(3)
2017/6/14 情報科学概論19
今回の到達目標と概要
• 到達目標
– 情報倫理の実際を知る
• 概要
– メディアのリテラシ
– 受信者としてのリテラシ
• デマ、一次情報源、情報の信頼
– 発信者としてのリテラシ
• 剽窃、引用、プライバシ
20 2017/6/14 情報科学概論
情報倫理とは
2017/6/14 情報科学概論21
1. 情報通信社会において必要とされる道徳やモラル。情報モラル。情報マナー2. 情報通信社会において生じている倫理的諸問題に対処するための学問。ネチケット、セ
キュリティー、プライバシー、知的財産権、表現の自由など、対象となる問題は多岐にわたる。
大辞林 第三版:https://kotobank.jp/word/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%80%AB%E7%90%86-294613
情報リテラシとは
2017/6/14 情報科学概論22
Information literacy is a set of abilities requiring individuals to "recognize when information is needed and have the ability to locate, evaluate, and use effectively the needed information."
アメリカ図書館協会、1989
情報リテラシとは、個人に求められる能力の集合・情報がいつ必要かを自覚する・必要な情報を効果的に、探しだし、精査して、使う
• 情報のエコシステム(生態系)の理解• 発生、流通、収集、組織、利用
• 情報を探し出すシステムとサービスの利用法• 多用な情報チャネルと資源の有効性と信頼性の評価• 必要とする情報の収集・加工・保管をするための技能• 成果発表方法• 情報関連の諸問題(著作権、プライバシ、情報公開)を理解できる知識
大別されるリテラシ
2017/6/14 情報科学概論23
コンピュータのリテラシ
コンピュータに対するリテラシ(情報を活用する能力)
メディアのリテラシ
メディアに対するリテラシ
• コンピュータの利用
• ツールの利用:情報取得、文書作成、数値処理
• 受信者としてのリテラシ:デマ、一次情報源、信頼の判断
• 発信者としてのリテラシ:著作権(剽窃、引用)、表現の自由、プライ
バシ
受信者としてのリテラシ:デマ
2017/6/14 情報科学概論24
〔デマゴギーの略〕1. 政治的効果をねらって、意図的に流される虚偽の情報。悪宣伝。2. 根拠・確証のないうわさ話。流言蜚語。
大辞林 第三版:https://kotobank.jp/word/%E3%83%87%E3%83%9E-576792
SNSを通じたデマの拡散
災害時のSNSを通じたデマ拡散
2017/6/14 情報科学概論25
熊本地震(2016年4月)
地震直後のツイート「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが熊本」
多くのリツイート。熊本市動植物園に100件以上の問い合わせ電話。
偽計業務妨害でツイートした男を逮捕。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/20/lion-escape_n_11081056.html
災害時のSNSを通じたデマ拡散
2017/6/14 情報科学概論26
熊本地震(2016年4月)
• 熊本の朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ
• 川内原発(鹿児島県)で火事(写真付き)
• 写真は別画像(ゴジラが写っている)
• イオンモール熊本クレアで火災(写真付き)
• その情報を基にテレビでアナウンサーが情報を誤って伝える
(のちに訂正・謝罪)
偽ニュース
2017/6/14 情報科学概論27
米国大統領選(2016年)
• ローマ法王がトランプを支持
• 10万件のシェア
• WikiLeaksによるとヒラリーはISISに武器を売った
WELQ(医療系キュレーションサイト)
• 「肩こりの原因、幽霊のことも?」
• 「日焼けは濡れタオルで冷やす」
• 記事に見せかけた宣伝であるケースも
情報の信頼確認
2017/6/14 情報科学概論28
一次情報
信頼のできる情報源
複数の情報経路
元の情報発信者であるかの確認
自治体は報道機関など、信頼のおける情報源からの情報であるかの確認
1つの情報チャンネル(Twitterなど)だけでなく、他の情報チャンネル(テレビニュースなど)からも情報を確認
SNS利用者の情報拡散基準
2017/6/14 情報科学概論29
総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242250.html
善意の悪用
2017/6/14 情報科学概論30
「人を探しています」
「**駅で**が落ちてた」
• 善意の人探しとは限らない• 危害を目的にしている可能性
• 原因:怨恨、ストーキング、何らかのトラブル
• 関係のない第3者が受け取りに行く可能性
大別されるリテラシ
2017/6/14 情報科学概論31
コンピュータのリテラシ
コンピュータに対するリテラシ(情報を活用する能力)
メディアのリテラシ
メディアに対するリテラシ
• コンピュータの利用
• ツールの利用:情報取得、文書作成、数値処理
• 受信者としてのリテラシ:デマ、一次情報源、信頼の判断
• 発信者としてのリテラシ:著作権(剽窃、引用)、表現の自由、プライ
バシ
著作権
2017/6/14 情報科学概論32
著作者人格権
著作権(財産権)
公表権 作者が著作物を公表するかどうか、公表する場合どのような方法で公表するかをきめる権利。
氏名表示権 著作者が自分の著作物にその氏名を表示するかどうか、表示する場合本名にするか、ペンネームにするかをきめる権利。
同一性保持権 著作者が自分の著作物のタイトルや内容を、ほかの誰かに勝手に変えられない権利。
複製権 印刷、写真、コピー機による複写、録音、録画などあらゆる方法で「物に複製する」権利で、著作権の中で最も基本的な権利。この言葉から、著作権制度は、もともとコピー(Copy)
に関する権利(Right)から始まったことがわかります。
上演権・演奏権 音楽の演奏会や演劇の上演のように、多くの人に著作物を直接聴かせたり、見せたりする権利。演奏を収録したCDなどを多くの人に聞かせることも含まれます。
著作権(続き)
2017/6/14 情報科学概論33
著作権(財産権)
上映権 フィルムやDVDなどに収録されている映画、写真、絵画などの著作物を、多くの人に見せるためにスクリーンやディスプレイ画面で上映する権利。
公衆送信権 送信可能化権とも呼ばれます。テレビ・ラジオ・有線放送、インターネットによる情報の発信などに関する権利。ホームページに著作物をのせて、だれかからアクセスがあれば、いつでも情報を発信できる状態にすることも「送信可能化権」として、この権利に含まれます。
公の伝達権 テレビ・有線放送された著作物をテレビなどによって、多くの人に見せたり聞かせたりする権利。
口述権 小説や詩などの言語の著作物を朗読などの方法で多くの人に伝える権利。
展示権 美術の著作物および写真の著作物(未発行のもの)を多くの人に見せるために展示する権利。
著作権(続き)
2017/6/14 情報科学概論34
著作権(財産権)
頒布権 劇場用映画のように、上映して多くの人に見せることを目的として作られた映画の著作物を販売したり貸したりする権利。
譲渡権 映画以外の著作物またはその複製物を多くの人に販売などの方法で提供する権利。
貸与権 CD・DVDなど、著作物の複製物を多くの人に貸し出しする権利。
翻訳権・翻案権など
著作物を翻訳、編曲、変形、脚色、映画化などの方法で二次的著作物を作る権利。
二次的著作物の利用権
自分の著作物(原作)から創られた二次的著作物を利用することについて、原作者が持つ権利。
引用
2017/6/14 情報科学概論35
1. 古人の言や他人の文章、また他人の説や事例などを自分の文章の中に引いて説明に用いること。「古典の例を-する」
2. ポスト-モダンの芸術や建築で作品の中に過去の様式や他人の作品を部分的に組み入れる手法。
大辞林 第三版:https://kotobank.jp/word/%E5%BC%95%E7%94%A8-11444
著作権法第32条 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
著作権における引用
引用のために行うこと
2017/6/14 情報科学概論36
引用部分と出典の明記
鍵括弧(「」)を用いた引用
Aによれば「****は****である」とされている(出典:XXXXXX)
文書デザインを用いた引用
Bという物事に対しては、AがYYYY年に以下のような発言を残している。
****は****である(出典:XXXXXX)
本レポートではAによるBの言及について、Cの視点から分析を行う
「インデント」と「イタリック体」を用いて引用部分
を表現
引用のために行うこと
2017/6/14 情報科学概論37
主従関係の明確化
引用部分が大部分であり、自己の文章(表現)が「主」ではなく「従」になるケースは駄目
ZはAによれば********************Bによれば********************同じくCは********************としているさらにCは********************としている。興味深い
本質的な自己の表現はここだけになっている
すべて引用
剽窃はいけません
2017/6/14 情報科学概論38
なぜ?
「正しい答えは1つなんだから、同じになるじゃないか」
否
情報の発信:プライバシの保護
2017/6/14 情報科学概論39
意図しない漏えい発生
• 属性が特定される情報の発信
イベント:地震、祭、事故、新規オープン
2017/6/14 情報科学概論40
https://twitter.com/computerozi/status/749936964531392512
「写真一枚で場所特定できる人いる?」
2017/6/14 情報科学概論41
http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/9315306.html
書き込みは2016/06/04(土)00:56:32
「写真一枚で場所特定できる人いる?」
2017/6/14 情報科学概論42
92: 名無しさん@おーぷん 2016/06/04(土)01:52:44 ID:tO8たぶん35.882983, 139.625998辺りから川沿い北に見た画像線路手前の川右側に写ってるのはさいたま市役所与野体育館
最初の書き込みから56分後
112: 名無しさん@おーぷん 2016/06/04(土)01:57:29 ID:cJN>>92すげえ!厳密には一本南の橋からだったと思うけどもう正解でいいですどうやって見つけたのか知りたい
117: 名無しさん@おーぷん 2016/06/04(土)01:59:28 ID:tO8>>106埼玉と当たりつけて新幹線沿いに川と交差する地点を片っ端から見ただけ今見直したら橋は1本手前の35.881112, 139.626907から線路見たストリートビューの方が>>1の画像に近くなる
• 元のTwitterアカウント以外の複数アカウント(サブアカウント)の発見• 別サービスのアカウントの発見• Tweet内容や画像から自宅推定• 家族構成や年齢、誕生日の特定• 名前の推定• Facebookアカウントから氏名が確定
しまむら店員への土下座強要
2017/6/14 情報科学概論43
事件の概要
http://ja.yourpedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%BE%E3%82%80%E3%82%89%E5%BA%97%E
5%93%A1%E5%9C%9F%E4%B8%8B%E5%BA%A7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ある女性が店舗でのトラブル時に店員に土下座を強要。その写真をTwitter上に掲載し炎上。その後女性の本人特定がされ数々の個人の情報が特定される。
本人特定に至るまで
情報の発信と自己のプライバシ保護
2017/6/14 情報科学概論44
情報は集約可能である
情報リテラシとは、個人に求められる能力の集合・情報がいつ必要かを自覚する・必要な情報を効果的に、探しだし、精査して、使う
他人の情報リテラシ(能力)により自己のプライバシが棄損される可能性
自分の情報発信だけではない
友人関係からの情報類推は容易
自分の情報を守る(セキュリティの観点)
2017/6/14 情報科学概論45
パスワードの管理
• 同じパスワードを複数のサイトで使いまわすことは危険• パスワードは他人に教えない• パスワードマネージャの利用を検討する• 「秘密の質問」は安全ではない
データの持ち出しと管理
• USBメモリに保存したデータの暗号化
PCの管理
• 最新版へのアップデート• ウイルス対策(マルウェア対策)ソフトの適用と最新版へのアップデート
今回の到達目標と概要
• 到達目標
– 情報倫理の実際を知る
• 概要
– メディアのリテラシ
– 受信者としてのリテラシ
• デマ、一次情報源、情報の信頼
– 発信者としてのリテラシ
• 剽窃、引用、プライバシ
46 2017/6/14 情報科学概論
文書作成(1)
2017/6/14 情報科学概論47
今回の到達目標と概要
• 到達目標
– 文書作成の重要性理解と基礎的技術の習得
• 概要
– アウトプットの重要性
– Wordとは
– Wordの機能
– レポートの機能
48 2017/6/14 情報科学概論
アウトプットの重要性
2017/6/14 情報科学概論49
情報リテラシとは、個人に求められる能力の集合・情報がいつ必要かを自覚する
・必要な情報を効果的に、探しだし、精査して、使う
レポートなどのアウトプットは、情報リテラシにおける情報の効果的な利用の代表的な事例の1つ
表現を的確に行ってアウトプット
2017/6/14 情報科学概論50
箇条書き
並列性のある事項を記載するときに有用
関東地方にはいくつかの県がある• 千葉県• 神奈川県• 茨城県• 栃木県• 群馬県
表現を的確に行ってアウトプット
2017/6/14 情報科学概論51
見出し
文章中の項目分けなどに有用
関東地方にある県関東地方にはいくつかの県がある• 千葉県• 神奈川県• 茨城県• …
東北地方にある県東北地方にはいくつかの県がある• 福島県• …
表現を的確に行ってアウトプット
2017/6/14 情報科学概論52
図表
表現の充実化に有用
関東地方にある県関東地方にはいくつかの県がある• 千葉県• 神奈川県• 茨城県• …
東北地方にある県東北地方にはいくつかの県がある• 福島県• … 図1:関東、東北地方
表現を的確に行ってアウトプット
2017/6/14 情報科学概論53
統一性
ですます調、である調
図1:関東、東北地方
用語
Word
2017/6/14 情報科学概論54
Microsoft社が提供するワープロソフト
Officeツール群
Word:ワープロソフト
Excel:表計算ソフト
PowerPoint:プレゼンテーションソフト
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論55
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論56
リボン
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論57
タブ
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論58
表示選択
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論59
ズームバー
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論60
スクロールバー
Wordの画面
2017/6/14 情報科学概論61
ステータス
Wordの利用:見出しを付ける
2017/6/14 情報科学概論62
見出しにしたい行に行き、「スタイル」からスタイル(見出し1など)を選択
Wordの利用:箇条書き
2017/6/14 情報科学概論63
箇条書きにしたい行に行き、「段落」から箇条書きを選択
Wordの利用:図表、グラフ
2017/6/14 情報科学概論64
タブを「挿入」に切り替え、「表」「図形」「グラフ」などを選択
Wordの利用:ページ番号の挿入
2017/6/14 情報科学概論65
タブを「挿入」に切り替え、「ページ番号」を選択→入れたい位置やフォーマットを選択
Wordの利用:フォントの変更
2017/6/14 情報科学概論66
フォントを変更したい箇所に行き、「フォント」から各種情報を選択
• フォントデザイン、太字(ボールド)、イタリック体、下線、取り消し線、色、サイズなどが選べる
Wordの利用:インデント
2017/6/14 情報科学概論67
インデントをしたい行に行き、「段落」からインデントを選択
Wordの利用:PDFで保存
2017/6/14 情報科学概論68
「ファイル」タブを選択
Wordの利用:PDFで保存
2017/6/14 情報科学概論69
「ファイル」タブを選択→「名前を付けて保存」を選択
Wordの利用:PDFで保存
2017/6/14 情報科学概論70
「ファイル」タブを選択→「名前を付けて保存」を選択→保存する場所を選択。
※おそらく「参照」を押してファイルを保存する場所を選ぶのが良いと思います
Wordの機能(ショートカット)
2017/6/14 情報科学概論71
Ctrl+c:コピー
Ctrl+v:ペースト
Ctrl+x:カット
Ctrl+s:上書き保存
レポートの構成
2017/6/14 情報科学概論72
科目名
提出日
所属、氏名
タイトル
本体(コンテンツ)
何かが欠けています。なんでしょう?
例
第4回課題
2017/6/14 情報科学概論73
「金岡 晃」はどういう人なのか、検索サービスを利用してさまざまな角度から調査をし、そのまとめをしてみよう。
所属組織職業 職場住所
職位・職階 趣味
嗜好
経歴
自宅
家族構成
第2回(先週)の課題
調査結果をWordでレポートとして作成し、それをPDF化してみよう。※先週の調査に加えてさらに調査を行うとなお良い
なお、レポート作成にあたり、さまざまなWord機能(見出し、箇条書き、ページ番号、インデント、フォント変更、図表)などを積極的に利用しよう
今回の到達目標と概要
• 到達目標
– 文書作成の重要性理解と基礎的技術の習得
• 概要
– アウトプットの重要性
– Wordとは
– Wordの機能
– レポートの機能
75 2017/6/14 情報科学概論